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┗薔薇を摘んだ野獣の噺(7-11/25)

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11 :
07/16-15:14

昨日、上司の付き合いで会食に行ったのはいいものの……久しぶりの酒に調子づいてグラスを空けていたせいで、朝から二日酔いに頭を痛めることになった。

あー、くそ……

これまでどんなに飲んでも二日酔いになったことなんざなかったのに……

そんな体でいつも通りに59務に行って、今日は午前だけだったからそのまま、あいつとの有意義な時間だけを求めて帰宅………したものの二日酔いには結局勝てず。
とりあえず、今は休んでおくことにする。
>最近こんな姿ばかり見せてるし、もう少し気を付けないとな

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10 :
07/15-01:06

#夜 (not健全)













帰宅して帰る頃、大抵あいつは眠っている。
59務の関係上、朝早くに出て夜遅くに帰ってくるから、なかなか時間が合わない。
それでも、かつての恋人に感じていた疑心暗鬼や不安、そういった所謂負の感情が殆んど無いのは、俺が欲しいものを欲しいだけ、欲しい言葉を欲しいタイミングで返して『疑心暗鬼』や『不安』の穴を出来た端から埋めてくれるからなんだろう。
毎日会えるわけじゃないのに満たされる心地好さ、それが気持ちいい。
とはいえ、身体の欲はとても素直なもので。
帰宅してシャワーを浴びたらまず、ベッドで眠るその寝顔を眺めてキスをする。
キスをしたら、今度はあいつの夢にも届くように愛を囁いて、もう一度。
それからは意識するまでもなく、本能が促すままに手を滑らせてシーツに潜らせ、起こさないようにしながら……手で、指で、唇で、舌で触れて、愛しさのままに飲み干してやっと少し満足。
あとは隣に潜り込んで抱き締めて眠るのが日々の習慣だったりする。

今日も、もちろん。
週末まであと少し……待ち遠しい。

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9 :
07/10-12:47

#デート(not健全/閲覧注意)











ここ暫く風邪を引いていてずっと屋敷から出てなかった。
でも今では風邪もすっかり(多少の咳はあるが)治った、ってことで延期になっていたデートの再開をすることに。デート最中のあいつはいつも通り可愛い。俺が言った言葉にころころと表情を変えるところは相変わらず。
そんなあいつが、外ではあまり際どいことは言わないように(曰く、発情してしまうから)とのことだけど、正直無理な話だ。
発情を煽って、でも人目があるからそれに堪えて、困ったように、もどかしい様子で顔を赤くして俺を見てくる熱を持った瞳が見たいからこそしているわけだから。
今、俺に抱かれて愛されてるところを思い出してるのか
それとも、俺にそうされている自分を想像してるのか
今、どうされたいと感じているのか
熱を帯びた瞳を寄越してくる度、そう考えては俺の熱も上がる一方で、あとはなし崩しの理性と本能に促されるまま……ああ、抱きたくなってきた。

#誘惑
朝、目を覚ますと恋人が上に乗り上げていた。
寝起きから刺激的な光景を見せられてその気にならないような朴念人じゃないし枯れていない俺としては、美味しそうに用意された据え膳は食べるしかない。
最近まで体調を崩していたせいでご無沙汰だったし………今日はとことん味わい尽くそうと思う。

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8 :
07/03-01:29

#風邪
ひいた。
ここ数年風邪なんてものとは無縁で過ごしていたのに、ついに引いてしまった。
先月はかなり忙しかったから、それが通常の業務量に戻ったことで気が抜けたのかもしれない。
慢心は油断の元、っていうことを忘れていた。
ふらつく足取りで帰った場所はあいつの元で、こんな時にも変わらない自分の行動に思わず笑ってしまった(ところで酷い咳に見舞われたのはここだけの話)
そんな体調が絶不調な俺に驚きながら出迎えて、せっせと俺の看病しながら何故か申し訳なさそうな顔で謝ってくるあいつが心底不思議で首を傾げると、どうやらこうして話していることで俺が休めていないと思ったらしい。馬鹿だよな。
俺が会いたいから帰ってきたわけで、会いたくないなら初めから帰ってきていないのに。
これはまごうことなき『俺の為』にしたことだ。(と、ちゃんと本人にも伝えた)
それに、あいつの手は冷たくて気持ちが良い。
今は病人ってのを理由に堂々と甘えられる。
だから、この風邪が治るまでは沢山看病してもらわないとな?
>不純な考えを腹のそこに持ちながら考える。
>その考えがバレたところで、あいつに逃げ場なんてないけど。

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7 :
06/26-10:32


久しぶりの更新になる。
仕事が山をなして並ぶものだから、元々が筆不精ということもあって全く日記が手付かずな現状。もう少し更新頻度を上げていきたいところだ。
留守番をさせてばかりな上、日記の更新頻度も低いことに、あいつは不満の一つも言わずに待っていてくれる。今が幸せ過ぎて仕方ない。

#外面
俺の外面はわりと、というかかなり良い部類に入ると思う。(そのせいで大体の奴にタラシだのなんだのと言われることもしばしば)
とりあえず外面を良くしておけば、強引に踏み込まれたところで、のらくらと撒いて躱すこともできる利点を重宝している。
でも、そんな外行き用の顔をあいつはどう思うだろうか。
たまたま二人で外出した先、そんな顔を覗かせたことがあったから少し不安になった。
あいつのことだ、嫌いになるなんてことはないと分かっていても、気になってしまう。
>それでもそんな俺も含めて全部知って欲しい、なんて。今までない感情に戸惑うことすら幸せだ。

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