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┗∥Quod Erat Demonstrandum∥(10-14/49)
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14 :
日
01/01-20:38
窓硝子を伝う雫。
吐き出した白い息。
起こした体は寒さに震え、嫌でも一人でいることを実感してしまう。
静寂の中でざわめく風音は耳にいつまでも残り、貴方の声すら届けてくれない。
貴方の知らぬ弱い私を、彼女は受け入れてくれた。いくら面倒見のいい人を振る舞ったところで私も一人で立っているには辛かった。
貴方しかいなかった世界が、拓ける音が聞こえる。
>カチ、
カチ、
> カチ、
受け入れて、いいでしょうか。
貴方だけしかいなかった私も、誰かと微笑み合い、他愛ない時を大切に刻みたい。
増えていく日だまりの中で、また自然と貴方の隣でも笑えるように。
#友人の大切さを知った一年。
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13 :
辺
12/12-20:07
私なら兄さんをお守りすることができるのに。裏切ることなくずっとお側で戦うことができるというのに。
> 兄さん、何故貴方は傷付くと知りながらそいつなんかの手を取るのですか?
> (傲慢だと知りながらこの感情を打ち消すことはできない)
………私が女だから、ですか?(決して口には出してはいけない事実を叩きつけて)
男でなければ力量不足。
男でなければ舞台にすら立てない。
#もし私が男なら。
男であったならば、私は貴方の隣に立つことが許されましたか?
>兄さん、兄さん
私の声なぞもう届かぬ遥か遠く。
手を伸ばすには遅すぎた。
貴方が微笑むのならば、私は私の想いに素知らぬふりを。
>愛しています。
>愛していました。
この言葉は決して貴方にだけは悟られないように。
ただ、許してください。
私は私なりに、貴方を守ります。
自己満足です。
欺瞞をふんだんにちらばせて。
エゴを詰められるだけ詰めて。
私を犠牲にすることはしません。
貴方はどうあれ嫌がるのを知っているから。
私も貴方の為に、なんて大義名分はいらない。
私は私の為に、貴方の笑顔の曇りを取り払ってみせる。
#兄さん、貴方の友として。
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12 :
日
12/04-17:34
#気持ちの整理
鬱々とするのは、本当は性分じゃないんです。
ガタリ
ガタリ
音がして、また引き出しを幾つも作る。
いい加減吹っ切らなければ。
私が縋ればそれだけ迷惑になると、困らせることになると、わかっていながらあの方々からの連絡を待ってしまう。
優しい人達。
あたたかい、ひと。
あの手が私の頭を撫でるより先に、住所を変えなければ。
>(言い訳をして結局)
それが私の唯一出来ること。
>(逃げている、だけ)
後、必要な引き出しはいくつ?
いくつあれば、私は貴方への重いを見ないでいられるのでしょうか。
深い深い、水底で眠らせて…
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11 :
日
12/04-08:07
さよなら、と。あなたが好きです、と。言うまでの覚悟にいくら時間を掛けたところで終わるのは一瞬。私の一言で三つの糸が切れてしまった。
一つは大切な妹。
一つは大切な友。
>一つは大切な……あの方。
私に幻滅したでしょう。綺麗事ばかりを並べて取り繕った、ぬるま湯に浸る事を覚えた私に浴びせられたのは絶対零度の、水。
本当に、お慕いしています。友愛なのか恋慕なのか全くわからず遠回りをしましたが貴方を誰よりお慕いしています。今ならようやく口に出すことができるのに。
総てが後手。取り返しは、できない。
>ならばいっそ、今すぐにその両手で終わらせて…
#同情も哀れみも虚しくなるだけです。
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10 :
日
12/03-13:31
いつからか笑顔を作ることが上手くなりました。
感情の整理をする為に必要な引き出しをたくさん増やしました。
二度と開かない引き出しもたくさんできました。
人から必要とされたいが為に頼れる人を演じました。
> (一人は嫌)
> (一人は怖い)
> (一人は寂しい)
> (一人は苦しい)
――――――独りになるくらいならば、いっそ…
ペルソナが育つ度にセルフは消えて逝く。
悲鳴を上げようとその声は小さく、存在を認識するにはあまりにも矮小で。
>目を背けるにはあまりにも簡単すぎる。
逃げて、逃げて、逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃れた先にあるものなんて、高々知れている。
#それならば凛とし、背筋を伸ばして胸を張り僅かな誇りでも胸中に讃えられるならば。
>もう一度、立ち向かうだけの勇気が欲しい。
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