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┗氷上の痴話喧嘩。(18-27/76)
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27 :
ヴィクトル・ニキフォロフ(YonICE)
2016/12/31(土) 10:25
>『R~落札者という名の栄光~』
#サブタイ:――絶対に負けられない戦いがここにある Road to Auction SAMURAI SILVER
#出演者:俺、ユーリ、さすらいのユーリマニア、謎の天使
+++
(※注意※JJではありません)
氷上だけが俺の戦いの舞台だと誰が云った?
俺にはね、もう一つ、戦わなきゃいけない舞台があったんだ。
ああ…震え上がりそうだ、ぞくぞくするね!武者震い?いいや、歓喜の震えだよ!
さあ、その戦いの舞台を此処に発表しようじゃないか!
その名も「ヤ○ーオークション」!!
今日のターゲットは君だ、ユーリ。ユーリ関連の出品物を全て手に入れる、それが今回の俺の使命。
全て手に入れるまで俺はこの舞台を降りられない。
…ユーリ、止めないで。君が俺を心配しているのは判っているよ。
判っているけど、俺のプライドにかけてこの舞台は降りられないんだ。
大丈夫、このヴィクトル・ニキフォロフが、ユーリに沢山のヴィクトリーを贈ってみせるからね☆
ユーリ関連の出品物……、ざっと50くらいか。楽勝だな。
そう思っていた俺に、まさかの敵が現れる。
その名も、「さすらいのユーリマニア」!!
正体は不明だ。だが、悉くユーリ関連の出品物に自動入札の罠を仕掛けている。
制限時間は限られている。俺は段々焦りを覚えてきた。
どうしたらいい?どうしたら俺のユーリを守れるんだ…っ。
途方に暮れる俺の前に、不意に天使が現れ、こう囁いた。
『ヴィクトル、あなたには4回転があるじゃない』
そうだ、それが俺の真骨頂。どうして今まで忘れていたんだろう。
今がそれを見せる時。
…俺は勝てる。
残り時間1分前。
今だ、
「現在価格×4倍価格入札!!」
さすらいのユーリマニアは砕け散った。
勝利の喜びに涙が溢れる…。
ユーリ、俺は勝ったよ。
俺は確かにR(落札者)という称号を手に入れた。
+++
と云う訳でー。
今現在、俺は宅配業者から送られてくる荷物の対応に追われているよー。
玄関にダンボールが山積みになってる。大きなものはユーリが帰ってきたら手伝って貰おう。
たった今、届いたばかり、日本からの封書を手に自室へ戻る。
数々ある出品物の中で、どうしてもこれだけは守りたかったもの。
待ちきれない思いで、封を開け、中身を取り出した。
「…!милый!」
中から出てきたのは一枚の写真。
アルファベットの「Y」が描かれたトレーナーを着て、きっとまだ慣れないスケート靴で、リンクの上をやっと立っている幼い君。
思わず写真にキスをしていた。かわいくて仕方ない!
………。
……こういうのを見るとね、前に君に話した、”ちゃんとしたい”って気持ちが強くなるんだ。
君がその身に受けてきた愛情を思えば、単純に一緒にいたい、って気持ちだけで行動は出来ない。
――次は、俺もはせつに行くよ、ユーリ。
まあ、その前にこんなふざけたことをしていて、何がちゃんとしたいなんですか?って突っ込まれそうだけどね!
『俺の武器→4枚重ねブラックカード』
(※写真の出品者は西郡家三姉妹だと判明。後でお金は返して貰いました。)
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26 :
ヴィクトル・ニキフォロフ(YonICE)
2016/12/31(土) 09:27
>『Метеор』
現役復帰を決めてから、休みなく続けてきた練習も明日ばかりは休日だ。
殆ど年中無休に近いホームリンクも、元日だけは閉鎖されるからね。
ロシアの大晦日は盛大で派手。
浴びるようにシャンパンを飲んで、ホームパーティを開き、花火を上げる。
時刻は夕方に差し掛かった頃。
俺はと云えば、誘われたホームパーティを断って、自宅のバルコニーに出ている。
手にはホットワイン。
明日が休みだと思えば、酔い潰れたっていいのかもしれないけど。
なんとなくそんな気になれなくて、いつもより酒量も少なめ。
ふふ、ユーリが知ったら褒めてくれるかな。
左腕につけた腕時計は日本の時刻に合わせてある。
時差のある遠い島国は、あと数時間で新年を迎えようとしている頃。
ユーリは何をしているんだろう。コーハクでも見ているのかな。
ロシアの冬は寒い。
そう長い時間バルコニーに出てはいられなかったけど。
遠い日本と唯一繋がっている場所に、もう少しだけ居たかった。
頭上にある広大な空は一続き。ずっと、ずっと追っていけば、いずれ君のところに辿り着く。
―――大晦日はちょっとした奇跡が起きる不思議な日。
ロシア人は大抵の人がそんな風に考えているんだ。
今、此処に君が現れないかな?
…っはは、それはもう、ちょっとした奇跡じゃないね。
…あ。
見上げていた空に走った小さな光、それがあっと云う間に斜めに落ちて消えた。
久し振りに見た流れ星。
うん…、これがちょっとした奇跡だったとしたら要らないな。
…でも。
君がもしも、これと同じものを遠く続いた空の下で見ていたとしたら…。
それはちょっとした奇跡で、嬉しいかもしれない。
古い年が過ぎて、今まさに迎えようとしている新しい年。
新しい年が、君にも俺にも幸多き年であることを願って。
『よいお年を』
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25 :
セ/バ/ス/チ/ャ/ン・ミ/カ/エ/リ/ス(黒_執_事)
2016/12/29(木) 06:28
>『Would you like some tea?』
ロイヤルミルクティーをご所望ですか?
畏まりました。
ファントムハイヴの執事たる者。
例えこんな夜更けであろうとも、坊ちゃんのリクエストに応えてみせましょう。
+++
ミルクティーとロイヤルミルクティーの違いをご存知の方は、意外と少ないかもしれません。
ミルクティーとは淹れた熱い紅茶に後でミルクを足したもの。
ロイヤルミルクティーとは茶葉を煮出してから更にミルクを加えて煮出し、淹れた紅茶のことです。
一口飲んでみれば、その味の違いに直ぐ気付くでしょう。
簡潔に云えば、ミルクティーはお子様向け、ロイヤルミルクティーは大人向け。
何より濃厚さと、味わい深さの差に歴然とした違いがあります。
ですが、作り方は意外とシンプルです。
1.
湯を沸かした鍋に、多めの茶葉を入れます。
紅茶の味をしっかりと出す為、茶葉は多めに入れるのがポイントです。
一杯の紅茶につき、ティースプーン山盛り一杯がいいでしょう。
今回はフォートナム・アンド・メイソンを使いますが、ない場合はアッサムがお勧めです。
2.
強火でぐつぐつさせ、紅茶の色が出てきたところでミルクを投入します。
水の量に対して、ミルクの量は3倍くらいが妥当でしょうか。
煮立った泡が鍋の縁まで迫ってきたところで火を消します。
3.
ティーカップに茶こしをかざして、鍋からミルクティーを注ぎ入れます。
坊ちゃんの為に今夜選んだティーカップはウエッジウッド。
紅茶の味を引き立てる上で、ティーカップの選択も重要な要素だと云えますね。
4.
グラニュー糖を一杯につき一匙ほど入れてかき混ぜます。
ここはお好みで、甘い方が好きなら多めに入れて下さい。
5.
猫舌な坊ちゃんのために、仕上げとして、小さな氷一粒を静かに投入します。
これで全ての過程は終了です。
どうです?意外とシンプルでしょう?
但し、淹れ方については人ぞれぞれ拘りがあり、この淹れ方に限ったことではございません。
教授する立場だなんておこがましい。
――私はあくまで執事ですから。
+++
さて、坊ちゃん。
いくら美味しいからと云って、飲み過ぎるのはどうかと思いますよ?
紅茶に含まれるカフェインの量をご存知ですか?
コーヒー程ではないにしろ、紅茶にもカフェインは多分に含まれています。
こんな時間に飲んで、眠れなくなっても、――…
イエス、マイロード。
それでは眠れなくなった坊ちゃんの為に、夜の世界へとお連れいたしましょうか。
うっかりしていましたが、今夜は唯一夜更かししても許される日。
今年の終わり、そして新しい年の始まりを告げる鐘の音が聞こえる場所へ参りましょう。
『今年最後のティータイムに、ロイヤルミルクティーはいかがですか?』
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24 :
ヴィクトル・ニキフォロフ(YonICE)
2016/12/26(月) 18:15
>『Птица может свободно летать』
天岩戸神話。
世界には色々な神様が存在するけど、日本にも沢山の神話があるんだね。
少しだけ赤裸々な神話の数々を読んでいると、神様も人間とそう変わりないんじゃないかと思えてくるよ。
「太陽の神、天照大御神は怒って、天岩戸と呼ばれる洞窟に隠れてしまいました。」
「しかし、洞窟の外で踊り、騒ぐ楽しげな声に天照大御神は不審に思って外に出てきます。」
外で騒いだりしなくても、天岩戸にこっそりお酒を差し入れしたら。
頭にネクタイを巻いて出てきそうな気がするんだけどなー、俺は。
――大切な、大切な鳥は、そっと籠の中に仕舞って、鍵をかけて閉じ込めたい。
――俺だけを見て、俺だけのために鳴いて欲しい。
俺だけが許されている鍵で、君がいる籠の中に行き来する。
心の奥底に仄暗く存在する欲求が、実は少し満たされている気分になった。
…でもね、籠の鳥は所詮籠の鳥。
外の世界を知った、自由な鳥より上手には鳴けない。
狭い世界は優しくて、気持ちいいことしか知らない鳥と。
広い世界の苦しさと寒さを知って、その上での喜びを見付けた鳥と。
心に訴えかける鳴き声は果たしてどっちだろう。
ねぇ、ユーリ。
この狭いリンクを抜け出して、広い、物凄く広いリンクで滑ってみたいね。
俺が云う広いってどのくらいだと思う?
そうだなー、……湖だよ!湖!
凍った湖の上で滑ってみたい!
頭上には真っ青な青空と白い雲。
氷上に反射して、まるで空を滑ってるみたいな、そんなロケーション。
輝く君の瞳が想像出来るよ。
ユーリはきっと何かを見つける。
何を見つけるんだろう?
俺にも教えて、ユーリ。
苦しみも、悲しみも、怒りも、孤独も。
全て知っている瞳はいつもきらきら輝いているんだ。
鳥籠も、天岩戸だって、隠すことの出来ない輝きがそこにある。
おかえり、ユーリ!俺はいつだって両腕を広げて待ってるよ!
『今は消えた夢うつつの囁きは、大切に俺の胸にしまっておこう』
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23 :
ヴィクトル・ニキフォロフ(YonICE)
2016/12/25(日) 21:17
>『Фаворит-2-』
ユーリもトレーニング中や試合前によく音楽を聞いているみたいだけど。
俺も結構音楽は聴く方。
余計な雑音を耳に入れたくない時は特に有効だよね。
# Ju_st_in Tim_XXXXXXX「Can_'t S_to_p Th_e Fe_el_in_g」
これはストレッチ中や、ランニング中によく聴く曲。
とにかく気分が上がるんだ、これを聴くと。
スケートとダンスって通じる部分があると思うんだよね。
アイスダンスって競技が出来たくらいだし。
音楽に乗せて、って部分もそう、後は身体を動かす高揚感とか。
そして、自分一人では完成しない、見てくれる人がいて、初めて完成する部分だったり。
偶にね、どんなに滑ることが、…スケートが好きでも、苦しさに挫けそうになったり、嫌いになりかけたりすることがある。
そんな時にさ、「ダンスが好きだー!」って訴えてるようなこの曲を聴くと、スケートの楽しさを思い出すんだよね。
# Mar_XX_n 5 「Su_g_a_r」
これは…、ユーリがいない時によく聴く曲。
いない時こそ、相手のことを考えてしまうもの。
甘い甘いラブソング。歌詞がリンクするんだ。
とにかく「愛を、愛をください」っていうのと「君がいないと死んじゃう~」って感じの曲。
依存も度を過ぎるとみっともない…って思うんだけど。
偶にはこんなダメ男の気分もいいかなーって思うんだ。
「君が何処にいるかは重要じゃなくて、ただ君の居るところに居たいんだ」
…この部分が一番好きな歌詞。
ユーリ、何処にいるのー、俺も其処行きたい、ってなる。
あはは、なんか恥ずかしいなー、俺。
よし、恥ずかしくなったところで、〆めとこう。
『お気に入り-2-』
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22 :
ヴィクトル・ニキフォロフ(YonICE)
2016/12/23(金) 09:14
>『Язык цветов』
シャワーを浴びて、バスローブに腕を通したらベッドに寝転ぶ。
――シーツの真ん中には、君から貰ったフラワーケーキ。
鮮やかな花の色を楽しみながら、とりとめのないことを考える。
#淡いピンク、スプレーバラ
#「包容力」「温かい心」
自分から逢いたいって云った癖に、がちがちに緊張してた君。
でも、これはある意味想像してたから、予想通りかな。
俺も少し緊張してたんだけど、君の緊張度合いを見ていたら、俺のは何処かへ行っちゃった。
実際、逢った君は想像よりも年相応。やっぱりユーリは年下なんだよね。
君が年をとれば、その翌月には俺も年をとる。埋まらない4歳差。
君のSNSを見てると結構鋭いところを突いてくるなーって思ってたから、これは少し意外。
#アクセントの青、ブルースター
#「信じあう心」
ユーリって時々無神経だよね。
「終わりにしよう」って言われて俺が涙零している時に、髪掻き揚げて覗き込んだりする?普通。
あれさ、絶対写真取ろうとしてたよね?!
敢えて指摘しなかったけど、手がうずうずしてたの、知ってるよ、俺。
それに、昨日だって、質問の答え、楽しみに待ってたのに、自分のするべきことは終わったー、みたいな顔して、すっかり忘れてるし。
時々、女王様か、って突っ込みたくなるよ。
はあ。でもさ、そんなユーリにじわじわきている俺が一番厄介。
ユーリは俺に振り回されてるって云うけど、俺は君に振り回されてる気分。
でも、それが不快じゃないから、不思議なんだ。
#黄色花から赤い実へ、ヒペリカム
#「悲しみは続かない」
ユーリ、腕が寂しいよー。ハグが全然足りないー。
折角寒いんだよ?磁石みたいにくっ付いていたい。
ユーリの匂いがもっと嗅ぎたい。俺って匂いフェチだったのかな。
ふふ、「バカじゃないの!?」って声が聞こえてきそう。
そして一番重症なのは口かな。飴なんかで慰めになると思ってる?
貞操を守りたいならマスクを何重にもつけてた方がいいよ?
#存在感の白、カーネーション
#「 」「 」
知らなければ思いもしなかった欲求が次から次へと溢れてくる。
触れなかったら我慢出来ていたことが我慢出来なくなってくる。
ベッドに大の字に寝転んで天井を見上げる。
「ユーリ…」
そっと名前を呼んで手を伸ばす。
勿論返事は返ってこない。
前と同じだけど、…同じじゃない。
シーツに落ちていたカーネーションの花弁を拾って優しく口付けた。
『白いカーネーションの花言葉:純粋な愛、私の愛は生きています』
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21 :
ヴィクトル・ニキフォロフ(YonICE)
2016/12/23(金) 09:11
>『Новое утро』
…………。…いいね!
次っていつ?ワールド?それとも来シーズン?来シーズンはオリンピックもあるよね?みんなそこに向けて調子上げてくるし俺も現役復帰したんだよもちろん手を抜くつもりもないし負けず嫌いの頂点にいるようなユリオが1個金メダル獲得したくらいで満足するはずもないよねああ今回3位になった彼も翼が折れてたらしいけど元々翼があるかも怪しいけど表彰台にしっかり上がってる次は恐らく万全のコンディションで挑んでくるよきっと世界最高得点を超えられたら他の選手のモチベーションも俄然上がってくるよね俺もモチベーション上がってるよそれに新しい世代の参入も有り得る今よりライバルが増えることも考えておかないと自分で自分の次のハードルを上げたんだよ?金メダルはいつかなー俺そんなに長く待てないよーそれまで口が寂しくて仕方ないなーそれまでは僕の唇で我慢してくださいとか云ってくれないと割りにあわないなー第一出世払い的になってるコーチ料はどうなったの次は金メダル一個じゃ足りないよねユーリ払えるの払えないの払えなかったら身体を差し出して貰うしかないよーどうするのどうするのユーリ覚悟決めた?
っはは、あー、スッキリした!
沢山いる『ヴィクトル』の中でこんな俺を選んでくれてありがとう、ユーリ。
何より嬉しいのはこれで思う存分、ユーリって呼べること。
俺が呼ぶユーリはぜんぶ君のことだからね。
ユーリ、ユーリ!
乾いた砂地に綺麗な水が吸い込まれていくように。
君の名を呼ぶ度に、乾いた心に水分が戻ってくるような心地がするんだ。
結婚は金メダルを取ってからじゃなかった?
あ、それまでは事実婚でいようってこと?やらしーなぁ、ユーリ。
ふふ、嘘。かわいいお願いだね。
いいよ、お揃いにしよう。
お願いついでに俺からも一つお願い。
ぎゅーってするのは誰が一番いいか、もう一度教えて。
ごめんね、俺って結構心が狭いんだ。
『誰よりも君の一番でいたい。』
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20 :
ヴィクトル・ニキフォロフ(YonICE)
2016/12/20(火) 21:11
>『....................』
(※非公式の私情有)
…例えるなら、そう、空虚だった。
継続して続けてきたことが、一つ終わって、感情が凍りついたようだった。
終わらせたことに後悔はなかったけど、当たり前にあったものがなくなって、それなりにダメージはあったんだろうね。
これが、ほんの数ヶ月前の俺。
よく晴れた日だったよ。
気晴らしに覗いたリンクで偶然君の姿を見付けた。
俺にはないものを持ってるのが、第一印象って答えたけど、これは君をもう少し知ってから持った印象で。
実は本当の最初は違ったんだ。
愛しいな…、って思った。
ほら、頑張っている人を見てると微笑ましくなったり、頑張れって応援したくなるだろう?
もしくは赤ちゃんを見た時に感じる、無条件で守りたくなるような、そんな感情に似てるかな。
美味しいものを食べたら美味しいし、お風呂入ったら気持ちいいとか。
日々目に映る光景も、時間だったり、季節だったり、そこに居る人や動物で違って見えたり。
生きる上で当たり前のこと、当たり前過ぎて時々忘れること。
技術とかそういったことじゃなくて、…君の演技はそういった当たり前のことを思い出させてくれた。
君の演技に惹き付けられた人は、此処に確かにいるんだよ、ユーリ。
人間って欲張りな生き物だね。
最初は見ているだけで良かったのに、今度は君に俺の存在を知って欲しくなってしまった。
俺ってさ、こういった類は長続きした試しがないんだ。三日坊主はざらにあるし。
続かなければ続かないでいい。そういう気持ちで覗いたリンクに足跡を残してみた。
…ら、君は直ぐに気付いてくれた!
嬉しかった。
でも、君の演技の邪魔はしたくなかったし、必要以上の交流は避けようと思った。
素っ気無い態度に寂しい思いをさせたこともあると思う。…ごめんね。
『ユーリ』は沢山いるし、『ヴィクトル』も沢山いる。
俺が君に気付いて、君も俺に気付いてくれたように。
出逢いは沢山、星の数と同じくらい。
出逢いが君の演技の幅を広げて、太陽みたいな暖かさをくれるんだろうな。
――俺のユーリは、いつも君がイメージだったよ。
とんだ夢想家だって、笑ってくれていい。自分でも笑えるくらいだしね。
…でも、イメージだって暖かかった。
…段々、俺の存在が君の演技を曇らせているんじゃないかと思えてきた。
困らせているのは多分俺の方。
また、笑って欲しかった。
俺も君も、引き際を決めるのは自分自身。
でも、きっと、俺が此処に現れなかったら、「引退」なんて言葉を口にしなかった筈。
現実の結末を前に、考えるのは君のことだけ――。
・
・
・
今、伝えたことが、多分、全部君への「愛」なんだと思う。
「愛」なんて単語にすると簡単なのに、伝えようとすると複雑で大変だね。
競技は続けるよ。
…でも少しだけ、まだ迷いがある。
この迷いを吹き飛ばすような言葉を、
俺をドキドキさせるような言葉を、
もう一声、
くれないかな。
『俺のユーリへ』
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19 :
ヴィクトル・ニキフォロフ(YonICE)
2016/12/19(月) 21:51
>『Что бы вы выбрали?』
いつもふざけているように見えるかもしれないけど、俺も偶にはキリッとします。
と云う訳で、俺の名誉と威信にかけて真面目に検証してみたよ!
俺、ヴィクトル・ニキフォロフ。
・身長差に関してはまさに理想的、屈む必要も背伸びする必要もなし。
・肉付きも程々、筋力も衰えていない自信があるよ。
・身だしなみには気を使っているからね、いい匂いがする筈。
・ああいうのは、自分よりも少し体格が大きくて、少し腕の長さが広い人にするのが一番気持ちいいんだ。
(そう考えると、俺が一番適しているね!)
・頭撫で撫でオプション付。
ユーリ・プリセツキー
・将来は判らないけど、やっぱりまだ細いよね。だから物足りないんじゃないかな。
(あ、でも、女の子だと思えば一番理想なのか…、うーん…。)
・そもそも、早々直ぐはさせてくれない問題。
・したらしたで、蹴られる可能性もある問題。
・腰に負担をかける抱っこを突然仕掛けてくる問題。
・何より若いから、肌の張りと瑞々しさは、この中で一番かもしれないね。
(流石にこれだけは勝てないよー。)
ヤコフ・フェルツマン
・ゴツゴツしてる。うん、ゴツゴツしてる。
・あまり大きな声では云いたくないんだけど、加齢臭が…、加齢臭がー(叫)
・あと、絶対説教つき。タダではさせてくれないよ。
・顔が大きいから、相手は顔の置き場所に困ると思うね。
(…なんであんなに大きいんだろう。時々モアイを思い出す。それか日本のなまはげ。)
(ヤコフにだけ当りがキツイって?そんなことないと思うけどなー。)
マッカチン
・あのふわふわもこもこは魅力的で非常に抗い難い。
(実は一番の強敵だと思ってるんだ。マッカチンずるい。)
・鼻息が荒くて時々ぺろぺろされる。
(マニアにはたまらないかもしれない…。)
・つぶらな瞳でじっと見詰められるとまんじゅうをあげたくなる。
(ちゃんと小さくしてからあげてね。)
…途中から検証じゃなくなったような気がするけど、まあ、いいか。
以上、真面目なコーチ、ヴィクトル・ニキフォロフがお送りしましたー!
『ぎゅーってするのは誰が一番適しているか検証』
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18 :
オタベック・アルティン(YonICE)
2016/12/17(土) 03:55
>『КОШКА』
(犬はいい)
(人に飼われることに慣れ、とても従順だ)
(頭が良く、人間の云うことをよく聞く)
(盲導犬や警察犬なんかがいい例だろう)
(動物に例えるなら、恐らく俺も犬属性だ)
(…だが)
#「………あ?」
……いや。
(しまった、つい見過ぎたようだ)
(気を付けよう)
……。
(…だが)
(俺は、猫が好きだ)
(どこまでも自由で、気儘。飼い主を餌やり係程度にしか思っていない)
(こっちが呼べば無視するし、必要無い時に無駄に近寄ってきたりする)
(それでも)
(俺は猫が好きなんだ)
(街中で見掛けたりするとついつい視線で追ってしまう)
(丸まった背中、長い尻尾)
(可愛い鳴き声)
(愛くるしい耳)
(耳)
(…耳)
ユーリ、…。
#「…ん?」
……。
(その頭についているもの、カチューシャ?というのか?その…耳のついた)
(それ、取らなくていいのか)
(というか、取るの、忘れているだろう)
(さっき、ファンに無理やりつけられて撮影をせがまれていた、白い猫の耳)
(…)
#「…んだよ?」
…いや、何でもない。
#「…??」
…。
(すまない、許してくれ、ユーリ)
(…もう少し)
(見ていたい)
『俺の腹の上にも乗ってくれないだろうか』
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