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号八拾二年少ゐせか
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1 :
日吉若
2006/06/15 02:39
たぶん
そんなもの
-------------------
かせゐもの
宍戸亮
樺地崇弘
他
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498 :
日吉若
2012/12/16 16:34
今年もあと15日ちょっとだとか。
果たして俺は350日ちょい、ちゃんと下剋上できていたのでしょうか。
あれこれ頭で考えるよりもいったん意識をそらして無意識にゆだねた方が、あとで後悔しない選択ができるらしいのですが、
俺の場合どうも理性やら曲げたくない理屈の方が先立ってしまいなかなかうまいこといきません。
10日ほど前には先輩方の師走のタイトスケジュールの隙間にむりむりと割り込んで下剋上をさせてもらいました。
その節は本当にありがとうございました。
卒業を前に、いろいろすばらしいものを見せていただけて良い記念になりました。
何と言うか、ほんとうにささいなことでも、膨らませさらに脱線しいつしか太いエンタテインメントにしてしまう先輩方の才能には嫉妬を覚えずにはいられませんが、そんなとんでもなくぶっとんだフィールドへ招き入れてもらえた俺は本当に幸せ者なのだと思いました。
跡部部長は俺が追い続けるべき下剋上の相手であることを再認識させられたものですし、
氷の世界というか跡部ゾーンと言うかあの呼吸、タイミング…ほんとうにずるいです。
いつか俺もあなたの見ている高みへ上って、その視界に映っていた世界を見てみたいと強く思いました。
宍戸さんについては常に冷静に全体の状況を把握されていたのが本当にすごいと思いました。
なによりも跡部部長と忍足先輩の天才的に斜め上すぎる形而上的なボケのスマッシュに対し、ライジングでアグレッシブにつっ込めるのは流石です。
俺にはまず無理ですけどね。
そして忍足先輩は……。
一気に書くと(俺の)変なスイッチが入りそうなので半年後くらいで追記しますかね。
たぶん。
日記やお邪魔させて頂いた辺りで不適切な箇所をこっそり修正したり、地味な下剋上的纏り作業をしていました。
そうそうクリスマスまでは1週間です。
過去、クリスマスにはいろいろ怨念があるのでこれを昇華させないと年内に成仏できそうもありません。
雪雲を招く水気を含んだ北風の匂いとか。
ぱちぱち踊る薪の火の子とか。
驚く顔を思い浮かべてはプレゼントを探し歩くときの町のイルミネーションとか。
キャンドルのぼんやりした灯りとか。
いろいろアレなんです。
ま、どうでも良いことですが。
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497 :
日吉若
2012/10/01 01:35
俺は「天然」のなにかに向かい合ったとき、すぅ…と気が遠くなることがあります。
たましいごと持っていかれるような、あるいは堕ちていくよな感覚は慣れると怖いのであんまり頻発して欲しくはないんですけどね。
たとえば
「癒し系」と「本格派」の両立とか
なりたくてもなれないものだったり。
うらやましくなるような個性だったり。
そんなおもしろいひとたちと出会えた俺はたぶんすごく幸運なのでしょうかね。
あるいは己の凡庸さを否が応にも自覚せざるを得ないという時点でとても不運なのかもしれませんけど。
でも、そんな時は越えるべき壁が高ければ高いほど下剋上もしがいがあるというものだと言い聞かせることにしています。
ライフワークとして定点観測中の愛すべき宇宙人その1はダイスの出目をクリティカルへエミュレートできるらしいようで小憎らしいったらありません。
某企画に続いて立て続けでの巻き込まれ系事故物件に遭遇して思わず盛大に舌打ちしたのは秋の夜長。
まぁどうでも良いことですけど流されっぱなしも悔しいのでそのうち倍返しで仕返ししてやろうかと記名入りで心の閻魔帳にしたためました。
後半は跡部部長とめくるめきながらきゃははうふふでいちゃこら。
オ○ナインの成分の半分は部長の愛で出来ているのかもしれません。
今度は俺がタ○ガーバ○ムをたっぷり塗り込めて差し上げようかと思います。
…ってね。
ほーらほら、どうだ、うらやましかろう。
と、どこかの二人組みに向かって会心の指立てたりしてみたものでした。
こちらもどうでも良いことですけどね。
近頃ではこんな自分が可愛くてしかたありません。
ええ。本当に。
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496 :
日吉若
2012/08/10 01:04
残暑お見舞い申し上げます。
念願叶って先日先輩方にがっつり構って貰えることができたのですが、
なんというか…色々身に余るような過分な提案を頂いてしまって
がらにもなく一時は鼻の奥がツンと痛くなって、声が震えそうになったと言うのは
らしくないので、ここだけの話です。
このごろますます俺は「先輩大好きっこ」になってるみたいです。でも先輩たちが俺を
のぼせあがりそうになるくらい、無条件に甘やかすのがそもそも悪いのだとも思いますが。
日記を書き初めてからもうずいぶんと経ってしまったものですが、何時の辺りからか
記す最後の頁に辿りついた時「ああ。おもしろかったな」と日々まるごと
を例えられるような日記ならいいなぁと、漠然と思うようになっていました。
最高の「ばか話」を日記に綴るには、だから最高の出会いが必然なのでこれはよくよく考えてみると、どうも、それは先輩方と出会えてこその
後付けでの存在理由だったようにも思えます。
まだ俺の世界は本当に小さいので、宍戸さんや忍足さんそして跡部部長から受ける刺激を
できるだけ、少しも残さず吸収したいと願う思いは日ごとに増すばかりです。
よっぽど溺れられたものだと自分でも呆れるくらいです。
んな愁傷なことこいつが言うもんか、と突っ込みを入れる人もいるでしょうけど、ね。
でも事実です。
しかめつらは大好きの裏返しなんですよ。実は。
まちがってもご本人たちの面前で白状する気はさらさらありませんが。
って言うか、素直に白状してしまったら最後
たちまち夢からさめてしまったら困るのでぜったいに教えたくはないんです。
あんがい何度も同じ夢を見ているのでは?と
なんとなくそんな気がすることもありますけどね。
たまにならストレートに甘えてみても良いかな?と思うこともありますが
はずかしいのでやっぱり無理でしょうね。
すきが過ぎるのも、案外辛いものなんです。
できれば俺だって可愛げのある後輩であれたらと常
に思っています。
俺が俺である限り無理な話なんでしょうが。でも
にくまれ口をこんなに叩きまくっている生意気な奴を気分を慨す様子もなくいつも笑顔で接してくれる姿にはいつも頭が
下ります。俺もこの難儀な性格を早く
克服してもっと距離を縮めたいんですけど
上手にはなかなか立ち回れないのがもどかしいです。
さんざん下剋上下剋上と連呼した今となってはそ
れも無駄な努力でしょうかね…っ
て、思ったらちょっと切なくなってしまいました。
いまはもう少しだけ、残り僅かな頁の中であなた方への大好きをそっと呟かさせてください。
ま、どうでも良いことですが。先日はほんとうに
すごく楽しかったです。
よかったらまた遊んでください。と声には出さず、1丁目の端から強く念じています。
お会い出来て嬉しかったです。
ありがとうございました。
いつかまた
にぎやかに俺と
くだらない時間につきあってください。
様子を見てどちらかへお邪魔することがうっかりあるかもしれませんが
できればそう遠くならないうちにでも。
すごくたのしみにしていますから
ね。
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495 :
日吉若
2012/07/23 01:57
人生おあずけだらけで13年。
ひとつくらい、完全なる下克上があっても撥はあたらない。
とは常々思うことだ。
だけどゴールテープの目前、「Shall We Dance」とでも言われたのかと一瞬脈拍があがったのはここだけの話。
ん?
いやいやいやいや
まさか違うよな?
うん。
そうだ。
そうそう。
ああ。そりゃぁそうだろう。
そんなこたァない、が正解で上手いはなしがそうそうあるわけない。
夢とかインセプションの類を見誤ってはいけないんだ。
高度な婉曲表現に踊らされないようにと何度も言い聞かせてみてちょっとだけ、すん と鼻が鳴る。
ときめきの波形の大きさと比例して鼻の奥が痛くなるのは何故だろう。
ま、どうでも良いことだけど。
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494 :
日吉若
2012/07/02 02:30
小鬼に聞いた黄昏色のレンガ路からだいぶ逸れた辺りで
やたらと小知恵の回るストローヘッドと心無いブリキ男が出遭ったのは随分と遠い日の事。
それからいろいろあって一行は狭心症持ちのライオンの誘いでさらに獣道へと分け入ったものだった。
旅にはトラブルが付き物で、ある日大嵐に見舞われる。
けれど回避不能のトルネードに吹き飛ばされた先は碧い空が広がる魔法の街。
ライオンとブリキ男はそのまま街に住み着いたが性悪案山子はレンガ路を気ままに漫遊。
忘れた頃にひょっこり旧友たちを訪ねては、決まってろくでもない置き土産を残して去ってゆく。
そんな調子で月日は流れた。
いつしかライオンの姿も街で見かけなくなっいて、
ブリキ男といえばあいもかわらず心無いまま、錆付くばかりのゼンマイ仕掛けを持て余しては途方に暮れているらしい。
まぁ、どうでも良いことだけれど。
なし崩し的な7月。
また一枚カレンダーを破って遠い目になる。
こんな筈ではなかったのにと、舌打ちひとつ。
残り1桁が中々埋まらない。
今年の七夕の短冊に書くのはアレだな。
よし。
無論、望みは高く果てしないのが下克上なのです。
マンチキンのナイスミドル(43)が加齢による致命的な疾患や増殖性の非細胞性構造物に侵されているのでないのなら、
綿棒などで埃払いのおまじないをするとうっかり大人しくなってくれることもあるのでは、と。
運がよければの話ですがね。
ごきげんよう。
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493 :
日吉若
2012/06/22 00:28
雨の中、散歩にでかけたジャングルで人食い虎に遭遇した。
虎は俺に言った。
「おまえを食べてやる」
俺は食べられたくなんかなかったからそれは困ると答えたら虎は続けてこう言った。
「なら、何かよこせ。さもなくば一飲みだ」
仕方がないから俺は持っていた傘を渡すから勘弁してくれるように提案してみた。
虎は、ならば着ているシャツかズボンもよこせとちょっとごねた。
突っぱね続けると下着までよこせと言われそうな予感もしたから仕方なく靴下をおまけに付けることで交渉成立。
そして傘をかぶった虎は、脱ぎたて靴下を両耳に被って悠然とした足取りで去っていったものだった。
俺は虎の後ろ姿を見送ってからそのまま散歩は切り上げ家に帰ることにした。
無作為のテロ行為によるエコな変態の追いはぎにあった気分で脱力感が半端ない。
だけど次に虎に遭ったら倍返しでぐるぐるの溶かしバターにしてやろうと思っている。
それでパンケーキを焼いてみたらきっと気分も晴れるのだろう。
まぁ、どうでも良いことだけれど。
向き不向きがあるんだから、と言われると意地でも向きにの方向に向きたくなるのだけれど、
でも決してむきになっている訳ではないんだ。
だからムキーッと叫んでだむだむ地面を踏み鳴らす事なんてするわけがない。
絶対に。
いつだって俺は冷静だ。
とりあえずグルタミン酸ナトリウム辺りをパパパッと振りかけてみたり魔法の黄色い粉末や魅惑の純白の結晶辺りを、蛋白加水分解物や酵母エキス辺りと一緒に加えてぐるぐると掻き回せば酵素パワーで素敵なエマルジョンに化けるのではないかと思います。
あとは上位打線の段階では決して出来心と好奇心は加えない事が鉄則です。
ここだけの話ですが。
あ、でも別に撫でて欲しかったわけじゃないですからね。
あしからず。
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492 :
日吉若
2012/06/03 01:43
本気で拒むつもりなら全力で抵抗してみろと、あざ笑うかのように、そいつはいとも簡単に俺の身体を支配する。
たぶん、ただ目を閉じて素直に身を委ねるだけで良いんだろう。
その行為がもたらす圧倒的な開放感を知っているのは本能の部分。
体の外へ吐き出してしまいたいという欲求は生理的なものだと割り切れば背徳感など感じる暇もなく、時と場所を選ばずあっけなく果てることができるんだ。
ま、どうでも良い事だけど。
くしゃみをする瞬間に何故だか目を閉じてしまうのが気に食わない。
別に目を閉じたい気分ではないのに、本人の意思とは関係なくあの瞬間どうしていつも俺は両目を閉じてしまうんだろう。
くしゃみという抗いがたい衝動に身を委ねるばかりの自分が本当に不甲斐なく思う。
下克上精神とは気合が命だ。
だから今日はその衝動の瞬間、「は」と「くしゅん」の間で全集中力を投入して閉じようとする双瞼を気力でくわっと見開いてみた。
両目のコンタクトが、ずれた。
間髪おかず襲い掛かる激痛で涙が止まらなくなった。
慌てて片手を左目にやったら右目からレンズがぽとりと転がり落ちた。
痛みと闘いながらぎこちない動きでおずおずしゃがみ込む。
そして俺は床に額を擦りつけ尻を突き出すような屈辱的な姿勢でコンタクトを探すことになった。
しかし痛みで滲む視界にはよく磨かれたフローリングは冷たく果てしなく
そして、広かった。
くしゃみへの下克上はかなり険しい道のりかも知れない。
ほんとうにどうでも良いことだけれど。
それはそうと6月ですよ?
10年選手の先輩方へあともうちょっとで下克上達成できるかと思うと笑いが止まりません。
そりゃぁもうぐふふ、となります。
ここだけの話ですけど。
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491 :
日吉若
2012/05/13 23:09
ほんとうに偶然耳の長いキツネと再会した。
キツネはとても気まぐれだから遭う度に姿を変えては人を混乱させたり秘密をあばきたがる癖がある。
そして俺は他人に自分の領域へ無遠慮に踏み込まれる行為が何よりも苦手だ。
初対面の相手なら尚更だ。
だからその時も俺の眉間に皺が寄るのと、彼の口角が上がるのはほぼ同じタイミングだった。
すぐに彼は喉奥で笑いながら彼独特の一言を俺に耳打ちしてくる。
それでようやく俺はその無礼者がキツネなのだと気がつくことができたのだけれど何かムカつく。
というか、回りくどくて人の悪いその種明かしの手段が彼の親切心からであるかについてはまったく謎だ。
ちなみにキツネとは彼の本当の名前ではない。
なんとなく、全体的にそういう雰囲気なので俺が勝手にそう呼んでいるだけだ。
毒気でいえば蛇でも良いのだけれどそれだとちょっと格好良すぎだろうから。
それでも深い井戸の底を探るような、ただ時間を浪費するばかりの彼との言葉遊びはとりとめもなくて心地が良い。
けれどキツネはいつでも悪食の上に狡賢い。
油断をすると齧られたり、もっと酷い目にあうことになる。
その日もちょっと俺の気が緩んだところで猫のそれよりは頑丈で殺傷力のある爪が食い込むことになった。
彼が最後にもったいぶった様子で井戸の底から取り出したのはそこにあるはずもない過去の残像だった。
不覚にも俺はひどく戸惑いを覚えたものだった。
ほの暗い水底から掬われたそれは、留まることはなくて鮮やかな花の面影を描いてまもなく霧散して消えた。
一瞬のことなら俺も気づかないふりをして無視すれば良かったのに、との後悔は後付けのこと。
チクリと胸を刺した棘の正体は何だったのか。
だれの痛みだったのか。
何よりも記憶の中で再生される声に戦慄を覚えた。
故意に脳裏からその声の主を押しやった俺はありったけの力を目元に込めてキツネを睨んだ。
彼はあの花の名前すら知らない筈なのに、まるで勝ち誇ったかのように目を細めて不敵に笑う。
ほんのわずかだけれど視界が滲む。
Ne traine pas comme ca, c’est agacant.
Tu as decide de partir. Va-t’en.
井戸の底にそんな滓まで潜んでいた事は計算外と言う他ないだろう。
キツネは時間切れとばかりに俺に眩暈だけを残して愉しげに去っていったものだった。
こっちは勝手に置き去りにされたままで、数日経った今ですら思い出すと眩暈がぶり返すしで本当に途方に暮れる。
ま、どうでも良いことだけれど。
先日の部活の合宿で自炊当番があった。
味噌汁にカフェオレを入れてみたら思いがけない反響があった。
男が細かいことでいちいち目くじらを立てるのは如何なものかと思う。
それはそうと5月12日はザリガニの日だとか。
理由を知ったらちょっとだけ興味がひかれたような。
これもまた、どうでも良いことだけれど。
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490 :
日吉若
2012/05/05 22:32
朝、久しぶりに珈琲を自分で入れて飲もうと思った。
開けた食器棚で最初に目についた祖父愛用のぐい呑みに注いでみる。
たぶん瞬間風速的に魔が差したのだろう。
いっぱいに入れたため熱くて持てない。
冷めるまで表面張力所以の事象をじっと鑑賞。
液体は褐色なのに湯気になると白く見えるのは少し不思議な気がした。
昼はいつものラーメン屋でラーメンを頼む。
チャーハンが出された。
とりあえずたべた。
それはそうと「柱の傷はおととしの・・・」って、去年はどうしたのだろう?
想像してみるとそこはかとなくサスペンスの香りがしてちょっとだけ心が躍るようなそうでもないような。
どうでも良いことだけれど。
とりあえず5月は甘酸っぱく勝ち抜いてゆこうと思う。
どうやら俺は自覚がある部分の5倍増しで嫉妬深いらしい。
指摘されて愕然としたものだけど、
裏を返せば図星なんだろうな。
ち。
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