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┗どうしようもない私へ(139-143/187)
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143 :
摩
12/23-16:20
非常にまずい。
頭が良く回らない、眠い時に筆を持ったのだろうな。お陰様で何を書いていたのかまるで記憶に残っていない、故に恐ろしくてこの帳面を開くこともできなかったのだ。なんということでしょう。
***
やる気もなく沈んでいた私だが、そう。今日は大事な日なのだ。めでたい日だ。手作りのケーキをプレゼントしようとしたのだが、食べてくれるだろうか。前々から話に出してはいたのだぞ。この私が作ったんだ、食べてくれるに決まっているさ。
(謎の自信)
***
>>>3585
簡単ではあるものの、言葉を綴らせてくれないか。なんて、聞いておきながら勝手に綴ってしまうのだけれど。
おめでとう。
***
ひめちゃんよ、あんなので喜んでくれるのか、君は。さながら女神のような存在だな。ふふ、言い過ぎか。眠い時に書くものでも無かった、と、それなりの後悔中。ああ、だけれど急かされたという気は無いから安心してくれ。それにしても、桜は良いものだ。春が楽しみだな。
最近の言葉の並び方が、微妙、である。ふむ。何故なのか、まあ、対した変化がなくなってしまったが故だろう。いや、違うか。ううん、どうにもなんだか、微妙なのだ、ひたすらに曖昧な表し方だがその通り言葉通りで、微妙なんだ。
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142 :
摩
12/22-01:04
季節の話をすると言っていたね。
さあ、では綴ろうじゃないか。私的四季のお話を、あの子達と照らし合わせながら。兄さんが愛し、私が愛する彼らと共に。
【春】
桜が舞う季節だな。
私は桜が好きなんだ、在り来たりだと思うだろう。それでも好きなんだ。小さなカメラを片手に、思わず写真を撮ってしまうほどに。どうにかしてこの、美しい桜を残したいと思いながら。
春は暖かいから好きだ。寒い冬が終わって、春が来る。透き通った空を背景にして、暖かな日差しの中、桜の花弁が舞うんだ。絶景だよ。
あの人はきっと、春が好きなのだろう。生き物も動き出すからね。あの人は、動物や虫が大好きなんだ。嬉しそうに戯れている姿を見るのは、私は嫌いではない。
思い出すのは、あの日の事。
桜を見に行こうと、約束をしたんだ。あの人と。とても有意義な時間だった、とても、とても。私は忘れていないよ。そしてまた、新しい春も、貴方と共に桜を見ることが出来ればと。
**
さて、あの子たちには、春はどう映るのだろう。
春は新しい事がたくさん待っている時期でもあるね。それでもあの子は、変わらない笑顔を咲かせるのだろう。あの子たちは、桜を見上げて笑うんだろう。
そして、次の春には、あの子たちは、満開の桜の木の下で。別れの言葉を、会話を、零して、交わすのだろう。
悲しい春にならないように。さみしい春にならないように、君たちがずっと笑顔で居られる春になるように。私はずっと、ずっと見ているよ。兄さんの変わりに、私が見守って居るからね。
桜の花が舞う場所。あの子たちには、そんな場所だって、似合うのだろう。
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141 :
摩
12/20-20:00
友人からの便りに、少しばかり嬉しくなった。恐らく今の私は、どうしようもないくらいに、どうしようもなく、道に迷っているから。迷子の迷子の子猫ちゃん、というわけだ、そんな可愛いものでもないけれどね。そんな中、友からの便りというのは、なかなかに、心を弾ませてくれるものなのだな。ああひめちゃん、大丈夫だよ。君の家の鳥さんは、しっかりと私のところまで手紙を届けてくれたからね。
あの人に、怒られてしまった。
私はわけがわからなかったよ、可哀想と言われて、弱虫だと言われて、不幸に酔うなと言われ、子供だと言われて、好きだと言われた。私のどんな弱さも受け止めてくれると、私とあの人は似ていないと、言われた。
私はそんな風に言われたことがなかったんだ、「私」という存在が漠然とし過ぎていて、もう、ずっと何年も迷子だった。私は私がわからなかったのだ、今もなお、私がなんなのか、どういう存在なのか、私にはよくわかっていない。
「お前は弱虫なだけで、なんでも出来る存在だ」と、そんな風にも言われた。私は、少し悲しかったものの、嬉しかったんだ。こんな風に言って来る人が居なかったから、なんとなく、私よりも私のことをわかってくれているのじゃないかと。だから私は嬉しかったんだ、ありがとう、そう伝えた。
そうしたら、怒られてしまったよ。頬を引っ張られてしまった、ふふ、ああ、痛いなあ。わからないんだ、私は怒ればよかったのか?泣けばよかったのか、落ち込めばよかったのか、屁理屈を返せばよかったのか?喜んではダメだったのだろうか。どういう反応を返すのが、一番良かったのだろう。
「そんなだから、お前は素直で良い子なんだよ」
はてさてこれは、褒められているのか貶されているのか。私は素直で良い子ちゃん、なのだろうか。なあほらやっぱり、わからないんだ。私は私がわからない、本当にわからないんだ。何が私なのだろう、私を言葉で表すのはこんなにも難しい事だったのか。
頭がこんがらがりそうだ、糸が絡まってしまう。あの人は適当な言葉を並べただけだと言った、適当な言葉を並べた相手に私はお礼を言ったのだから、なら、私は滑稽なのだろうか。わからない、わからないよ。どうしてあの人はそこまで自分を理解出来ているんだ、私が述べる「私論」は、自分をそんなに卑下するなと、一蹴されてしまった。
おまわりさんが見つからない。
私は今だに迷ったままだ、何年も何十年も、わからないまま、道に迷ったまま、ぼんやりとしたまま、記録をつけて、言葉を並べているだけなのだ。
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139 :
氷
12/20-01:15
期待なんて一ミリもさせない、思い通りにはさせないし、僕は君たちの言うような存在でもないんだよ。
可愛い僕であればいい、守ってあげたくなるような僕であればいい、弱くて白くて純潔で清純な僕であればいい。
僕はもうそんなんじゃないんだよ、黒い、どうしようもない存在なんだ。傷を付けるし頭を抱えさせてしまうだろう、嫌われるかもしれない、見放されるかもしれない、君に好きで居てもらえないかもしれない、それでも僕は、僕は……僕は、あえて黒で居よう、と。僕は僕であろうと。
そんなどうしようもない僕を、それでも君が愛してくれるのなら、僕はその時初めて、心から僕で良かったと思えるんだろう。
現実は、そう、上手くは行かないかもしれないけれども。
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