セブンネットショッピング

一覧
┗どうしようもない私へ(1-5/187)

|前||1-|||書込
5 :
09/11-02:37


08.24

僕が氷点下で息をしていた頃。

周りは暗闇で、友達はパフィンだけだった。花を毟っては千切ってはぐちゃぐちゃにして好き嫌いの繰り返し。僕の好きな人は僕のことを好きでなんていなかったし僕が愛した人は僕の力不足ゆえに弱って行った。
伸ばされた手に再び縋る事もせずに、ただ意味の無い日常と非日常をぼんやりと眺めながら生きていた、筈であった。

起点が何処かは知らない。
僕にとっての起点は僕に多大なるメリットと莫大なデメリットを与えた。表裏一体とはまさにこの事で、今僕は幸せの絶頂にいて瀕死の一歩手前にいる。あの人と居るから僕は幸せなのだけれど、他のものがどんどん僕を侵食して来ている。これについてはいい事なのか悪い事なのか、 

あの人の事以外は正直な話時間がなんとかしてくれるだろうと、たとえ瀕死の一歩手前にいたとして、僕の中で最も優先すべき事項は言葉にしなくたって頭で理解している。

それ程までの存在となった、今。
僕は花占いを辞めた。

[][][]

4 :
09/11-02:36


08.24


思い出話。

僕を突き動かしたのは君だった。
綴る言葉と、僕みたいに可愛げのない無愛想なやつとは百八十度違って、明るくてころころ変わる表情と、優しい手のひらと、少しばかりの儚さと、弱さと、強さと、(魅力なんてのはいっぱいあるから、省略)、諸々が僕の心を掴んで離さなかったんだ。馬鹿みたいだよね、恋なんてしないよってパフィンに言ったばかりだったのに。それでも僕は人を好きになった。君を好きになった。柄にも無くラブレターを綴った。
それが、月の綺麗な夜だったんだ。

全世界は繋がっている。僕と君が見ていた月は全く同じもので、きっとどちらも丸い形をしていた。月の光に魅せられたんだよ、君が紡いだ、何気無い一言と、綺麗な月明かりが僕の手を、指を動かさせたんだ。
好きですとありったけの想いを込めた手紙を書いた深夜、静かな静かな月の下で僕はペンを走らせた。書いた手紙をパフィンに持たせて、君の元に届けさせた。
君が眠ったことは知っていたし、だけれど僕がラブレターなんてものを書いて届ける事は君は知らなくて、僕すら知らなかった。
朝が来て慌てればいいと思ったし、悩めばいいと思ったし、僕の事だけを考えてくれればいいって。


パフィンが持ち帰った手紙になんて書いてあったか、なんて、内緒に決まってるでしょ。
あの日に僕の全てが変わったんだよ。

[][][]

3 :
09/11-02:35



全部ここに
言葉の記憶 >>36


私について  >>2
登場人物纏め >>163 
手紙は此方へ:mbbs.tv

[][][]

2 :
09/11-02:34

#どうしようもない「私」
初めまして、摩だ。
大好きな人は居るが、そちらの語りについては日/帝の方へ全てを任せている。

言葉を綴る事が好きだ。
有る事無い事、全て織り交ぜて話をしよう。
どこからどこまでが真実なのか、何が正解なのか、そんなのを考えるなんて面倒な事は抜きにしてくれ。

因みに、色んな話をする。
色んな言葉を使うが、私は身一人、大好きな人も一人だよ。

[][][]

1 :
09/11-02:33

どうしようもない私へ
              ▼
              ▼
  ( >>00000,3 )

2013.09.11~2014.02.12 〆

[][一括削][]

|前||1-|||書込
[][設定][管理]
WHOCARES.JP
2 :
09/11-02:34

#どうしようもない「私」
初めまして、摩だ。
大好きな人は居るが、そちらの語りについては日/帝の方へ全てを任せている。

言葉を綴る事が好きだ。
有る事無い事、全て織り交ぜて話をしよう。
どこからどこまでが真実なのか、何が正解なのか、そんなのを考えるなんて面倒な事は抜きにしてくれ。

因みに、色んな話をする。
色んな言葉を使うが、私は身一人、大好きな人も一人だよ。

36 :***
10/16-04:03

言葉の記憶、本棚。


#夏物語
>>126 →>>125  >>128
>>135 * >>144 * >>150 * >>151
>>158 >>166 >>174

#春夏秋冬(未完結)
春 >>142 夏 >>162

#彼女時代
迷子の彼女 >>37 * 彼女の追憶 >>60
大嫌いな人 >>61 * 帰るばしょ >>85
年の暮れに >>82 * 赤い彼の話 >>62
かわいそうなあなたへ >>115 

#未来を生きる人
よるのひと >>052 * 成れぬひと >>073
さめるひと >>095 * ヒトの子供 >>103
春を待つ人 >>148 * しらぬひと >>134
ねむるひと >>129 * 哀れむひと >>130
只今奮闘中 >>122 * 頑張るひと >>114
ねたむひと >>088 * 泣いてる娘 >>068
ゆめみるこ >>177

#1月11日に想う事
藤色の人へ >>171
愛しい君に >>170
過去の追憶 >>168

#( 拝啓、)
>>45 >>46 >>47 >>48
>>51 >>53 >>54

#思春期日記
兄弟愛 >>074
兄妹愛 >>073
青春謳歌 >>71

#おもちゃ箱
>>07 >>18 >>21 >>22 >>16 
>>13 >>31 >>28 >>25 >>26 
>>27 >>30 >>81 >>06 >>40 
>>69 >>84 >>89 >>87 >>86  
>>83  >>80 >>79 >>72 >>65 
>>116 >>131 >>112 >>152 
>>117 >>118 >>133 >>139 
>>138 >>155 >>172 >>110
>>108 >>106 >>105 >>137
>>169 >>123 >>055 >>160

#水色の貴方に
>>04 >>05 >>08 >>10
>>11 >>12 >>14 >>15
>>33 >>24 >>20 >>19
>>35 >>42 >>50 >>56 
>>58 >>59 >>63 >>76 
>>92 >>96 >>98 >>99
>>100 >>109 >>111 >>127
>>141 >>145 >>146 >>149 
>>164 >>159 >>156

#細やかなる日常
>>038 >>093 >>143
>>147 >>153 >>152

#大/日/本/帝/国/様
>>023 >>034 >>043 >>044 
>>066 >>079 >>115 >>121
>>130 >>136 >>175 >>167
>>165 >>157 >>154

#友に
>>064 >>067 >>070 >>075
>>101 >>104 >>108 >>119

163 :
01/07-08:56

摩:tan
>兄さんと夏のあの子の話。

列:lightpink
>先をゆく兄様に焦がれた話。

日/帝:crimson
>共に在る英/國と寄り添う話。

氷:dimgray
>傍観者として自由を得た話。


西:tomato
日:darkseagreen
海:lightblue
波:palevioletred
瑞:darkolivegreen

4 :
09/11-02:36


08.24


思い出話。

僕を突き動かしたのは君だった。
綴る言葉と、僕みたいに可愛げのない無愛想なやつとは百八十度違って、明るくてころころ変わる表情と、優しい手のひらと、少しばかりの儚さと、弱さと、強さと、(魅力なんてのはいっぱいあるから、省略)、諸々が僕の心を掴んで離さなかったんだ。馬鹿みたいだよね、恋なんてしないよってパフィンに言ったばかりだったのに。それでも僕は人を好きになった。君を好きになった。柄にも無くラブレターを綴った。
それが、月の綺麗な夜だったんだ。

全世界は繋がっている。僕と君が見ていた月は全く同じもので、きっとどちらも丸い形をしていた。月の光に魅せられたんだよ、君が紡いだ、何気無い一言と、綺麗な月明かりが僕の手を、指を動かさせたんだ。
好きですとありったけの想いを込めた手紙を書いた深夜、静かな静かな月の下で僕はペンを走らせた。書いた手紙をパフィンに持たせて、君の元に届けさせた。
君が眠ったことは知っていたし、だけれど僕がラブレターなんてものを書いて届ける事は君は知らなくて、僕すら知らなかった。
朝が来て慌てればいいと思ったし、悩めばいいと思ったし、僕の事だけを考えてくれればいいって。


パフィンが持ち帰った手紙になんて書いてあったか、なんて、内緒に決まってるでしょ。
あの日に僕の全てが変わったんだよ。

5 :
09/11-02:37


08.24

僕が氷点下で息をしていた頃。

周りは暗闇で、友達はパフィンだけだった。花を毟っては千切ってはぐちゃぐちゃにして好き嫌いの繰り返し。僕の好きな人は僕のことを好きでなんていなかったし僕が愛した人は僕の力不足ゆえに弱って行った。
伸ばされた手に再び縋る事もせずに、ただ意味の無い日常と非日常をぼんやりと眺めながら生きていた、筈であった。

起点が何処かは知らない。
僕にとっての起点は僕に多大なるメリットと莫大なデメリットを与えた。表裏一体とはまさにこの事で、今僕は幸せの絶頂にいて瀕死の一歩手前にいる。あの人と居るから僕は幸せなのだけれど、他のものがどんどん僕を侵食して来ている。これについてはいい事なのか悪い事なのか、 

あの人の事以外は正直な話時間がなんとかしてくれるだろうと、たとえ瀕死の一歩手前にいたとして、僕の中で最も優先すべき事項は言葉にしなくたって頭で理解している。

それ程までの存在となった、今。
僕は花占いを辞めた。

6 :
09/11-02:38

08.27

人間は忘れる生き物だ。


ならば僕はどうなのか。と、難しい話は置いておく事にして、そう、人は忘れる生き物。どれだけ忘れたくない、忘れたくないと思ったって記憶なんて曖昧な物は時が経つにつれぼんやりとして来る。
例えば衝撃的だった過去の出来事も、時が経てば本当だったかどうかの確証が無くなって来るんだよね。結局は僕の記憶でしかないわけで、そうなると自分のいいように記憶の変換を行っていたりするかもしれない。全部全部曖昧だ。

忘れたくないから日記を綴る、というのも一つの手である訳で。あの人との思い出をなるべく忘れたくないんだよね、あの日は何をしたのか、どういう風に過ごしたか。…悲しい話、わりと思い出せない部分もあるわけで。やんなっちゃうよね、自分の脳みその容量の小ささには。
だから、それなりに、思い出せそうな範囲で、何か特別な事があった日には言葉にして綴る事が出来ればいい。きっとこの日にはこういう事があったんだろうなと、曖昧でも思い出したい。
綺麗な思い出なんて早々ないんだけど、君との思い出は綺麗なものであって欲しい、と、僕は思うよ。

7 :
09/11-02:38


08.30


新鮮な出来事があった。


出来事があった、なんて一括りに纏めただけで収まり切らないくらいの話。僕にとってはそれくらいのもの。色んな人がいて、国があって、それから色んな形の関係があって、恋愛があるんだなと改めて思った。全く違う立場でまるで僕たちと違う恋模様を紡ぐ二人に出会ったのだけれど。そりゃあまあ、恋愛なんてのは人それぞれで同じようなものなんて無いんだろうけど、今までには無かった形だなあとなんとなく。故に印象が深いし、僕としても幸せになればいいなと思うワケで。
その際に人の助けになる、と言う経験もした。ような。なかったような。言葉を聞く事は簡単だけれどそれを意見として述べるとまた違ってくる。意見となると、いくつあるのかなんて数えたらキリが無いわけで、僕はその数多の言葉の中からちゃんと正しい事を言えてるのだろうか、とか、的外れな事をいってないだろうか、とか。色々考えるのだけれど結局のところ色んな事を頭の中で巡らせたって当人の捉え方によって全く違うものになったりするから、なんとも言えない。大幅に的外れな事を言ってない限りはなんとかなるものなんじゃないかなとか思ってみたり。

…眠たい。
何かを綴ろう綴ろうとするのだけどまとまらないし字は変になるしダメだ。文字が間違ってしまうかもしれないし、折角の休日なのだからぐっすり寝たって怒られたりはしないはず。
パフィンにおやすみ、

8 :
09/11-02:39

08.30

(例えばの話だよ)


昔にこんな話をした気がする。僕が僕で無くなるのなら君に葬って欲しい。君が君で無くなるなら、僕の手で、
あの人は笑いながらそんな事を言ったんだ。僕はその笑顔と、その口から零れる非現実的な言葉の温度差に酷く興奮した記憶がある。貴方が望むなら僕は実行するよ、なんて。
曰く、急所だと僕にやられた、なんて感覚が無く一瞬で逝ってしまいそうだから。なるべく苦しみながら、時間を掛けて、がいいんだって。僕から受けるものであれば、痛みも苦しみも受け止められる幸せなモノ、らしいよ。その時に変に、愛されてるんだって実感した。ズレてる、とか何とか言われたのだけれど。自分から話を振っておいて、ズレてるなんてよく言えたものだよね。

そんな事は起こり得ないし、ある訳が無いのだけれど。だから例えばの遊び噺、僕たちはこんな風に言葉を繰り返しながら季節を巡っているね。

10 :
09/11-02:40

08.31

(恋しく成った)


あの人は、どうして僕の側に居てくれるのだろう。
そんな事を思ったり。あの人は、夏の様だ。イメージカラーは水色、透き通った空の色、すこし儚げな色。冷たいけれど、そうじゃない。太陽の様にあたたかく、眩しい笑顔の人。
僕の我儘にだって二つ返事で応えてくれる、僕の欲しいものをくれる、僕の事を、ひどく、大切にしてくれている。それが今までこんなに実感出来た事があっただろうか。
甘えさせてくれる、甘えてくれる、弱さを見せてくれる、頼ってくれる、だけど泣き顔を見られるのはあまり好きじゃない。そんなあの人が僕は愛おしい。

擽ったい恋を、している。
何をしたって隣に居れば幸せで、泣きそうなくらい、泣きじゃくりたいくらい僕は満たされてる。いくらありがとうと言ったって、足りないくらいにね。
毎日が新鮮なんだ。どうしてこんなにも、話が尽きないんだろうね。あの人と紡ぐ言葉の数が、心地の良いものばかりで。

寝て起きたら、朝が来る。
もうすぐ、夏が終わる。
今年の夏を、誰よりも夏が似合う貴方と過ごせて良かった。貴方と過ごす初めての夏だった。出会いの季節だった。これから二度目の季節を迎えて行く事になるけれど、また、夏に帰って来れたら、いいね。

11 :
09/11-02:41

09.01


夏が終わった、(ような、そんな)


今日は何の日ですか。
僕とあの人の大切な日になる。

夏が終わったけれど、夏に随分と毒されたみたいな僕は、セミの声の幻聴を聞いたりする。
今までに無い夏だった。僕がこうして生きて、?、存在しているうち何度目の夏かは忘れたけれど、恐らく、確実に、同じ夏を繰り返した事は無い。いつの夏だって一度きりのものだ、今年の夏はこうだったねって。次の夏に思い出せればいいんだけど、今年の夏が終わった今、この間の夏は何をしていたかなって。
…考えればそれなりに、ぽろぽろと思い出は出てくるものだけど、取り敢えずは、僕とあの人に、おめでとう。

12 :
09/11-02:42

09.05


求められたものが、多分きっと、恐らく、推測だけれど、違った。


残念ながら僕には長けた能力なんて無いし、どちらかと言えば人の考えている事を読み取るなんて出来ない。それなりにわかることだってそりゃあるけれど、大半の人達がそれをやってのけることが出来るわけでは無いし、当たり前なんだろうけど。
だけどやっぱり、求められれば求められていることに応えたい。そして僕は今回その答えを間違ったって訳、ね。
だからって今更どうしようもない、僕は答えを間違ったし、だけどもきっと明日が来たらあの人は笑ってる、んだと、思う。そうでない事もあるかもしれないけど。それこそ僕にはわからない、あの人にだってわからないんだもの。そう言うもので、僕たちの関係はそんな感じで、きっとお互い分かってるんだ。少なくったって僕はわかっている、つもりだよ。

ここはこうするのが普通だ、なんてのは誰からの教えなの。それはその人達のルールで、僕と、あの人じゃ違う。わかってるの、僕と、あの人には、僕らなりに確立したものがあるから。

最近少しだけおかしくなった、僕の時間。恋しくて恋しくて、だけどもどうやらタイミング的に最悪で、相変わらずな自分に笑っちゃうよ。

13 :
09/11-02:42

09.05

急を要する話でも無かった。

何となく、ぼんやりそんな風に思えた。それからバカみたいだなって。…言わないけど。


夢の中で、ごめんねと泣きながら謝った。鮮明に覚えている、ただ、何故僕はごめんねと謝罪の言葉を述べたのだろう。僕が僕であったが故の罪悪感からなのか、ただ単純に夢の中で起こった事実から目を背けたくて、咄嗟に出た言葉だったのか、自惚れから来る謝罪だったのか。別に、相手はなに一つ悪く無かったし、状況理解すら追いついていなかった。そんな相手に僕は開口一番に謝った。何だったのだろうかって、気にはなるけれど、何を思って謝ったのかなんて夢の中の僕に聞かなくちゃわからないし、一生解決しない問題だろうからあまり深くは考えないようにして。

今夜見る夢が、幸せなものでありますように。

14 :西
09/11-02:43

09.06

どことなし、なんとなし。

そんな感じで、過ごして来たワケやねんけど。いきなりポンとそこに変化が生まれてしまうと、なんとも言えへん気持ちになる。最初はええねんけど、そのうち違和感を覚え始めるんやね。

そうしてやっぱり、俺に何が必要なんかが分かるんやなぁって。俺はあいつの事が、大好きなんや。せやから、分かってやれん自分が悔しい。分からへんねん、いくら恋人でも、国でも、家族でも友達でも、何年一緒に過ごそうと、分からん事なんていっぱいある。あるけれど、勿論全部を知らな一緒におれへんなんて事はなくて。せやけど、やっぱり一番大事な奴が苦しんどる時は、助けてやりたい、分かってやりたいて思うもんやねんなぁ。
俺の事を心の底から癒してくれるんは、あいつだけなんや。あの子にしか出来へん。向こうもそんなふうに、思っといてくれたらええんやけど。俺の事癒せるんはお前だけでええし、お前の事を癒してやれるんは俺だけでええ。他にはなんにもいらへん、せやねん、いらんねん。お前さえおったら、俺は何にもいらんのや。

15 :
09/11-02:44

09.08

言葉はかえらない。


それは本当にその通りで。
ここ数日間僕を悩まさせていたであろう問題は少なからず表面的には解決を見せた。見せたのだけれど、解決と言っても結局のところ自己満足で、思い返してみると僕はあの人にとんでもない悪影響を与えただけなのかもしれない。
僕の問題は解決した、したところによって、あの人から見たら如何なのだろう?精神面身体面から見て、如何なのだろう。少し考えればわかる事だったかもしれない、し、考えたところで無駄な話だったのかもしれない。前に選択を間違えてからずっと。悩まさせていたのだ。
あの人は優しいから、(僕がそう言えばあの人は必ず否定の言葉を口にするけれど)、きっと、なんていうのは僕の自惚れだ、だけど過ごして行くうちに分かった。きっと今回も僕の想像している通りの結末に落ち着くんだと思う。
不安が不安を呼び寄せてどうするの。…こんな事があった方がいいのかもしれない、順中満帆なお付き合い、プラトニックなお付き合いを続けている。ちゃんと解決したらそれは前進で、しなければ、そこまでの関係だったという事で。何かしらあった方がいいとは昔から言うよね、だからって、これでいいのかな。
相変わらず、僕の導き出した結末通りになればという事だけ考えておくよ。

16 :
09/11-02:44

09.09

ある書物を、ある殿方にお貸ししました。

それは私も大層気に入っている物でして。私のお気に入りの言葉が並ぶその本を、彼はその純粋な目で、一体どう言う風に読み解くのでしょうか?
ただただ、それだけの興味。私とは、また違った見え方をして、違った解釈をして、違った印象を抱くのでしょう。それをかんがえると楽しみでならないのです、なんでも彼は、あまり書物を読まないそうではありませんか。では私が、第一歩を踏み出す手助けをした、と言う事になるのです。私のおかげであの方が本の虫にでもなったら、如何しましょう?それはそれで楽しいのかもしれませんねぇ。

何はともあれ、いつになる事やら。忙しい方ですから、何十年、先になるかわかりませんけれど。のんびりと、私の手元に帰って来るのを、待つ事にしましょう。

18 :
09/13-04:47


ああ、なんと素晴らしい事なのでしょう!


高嶺の花であった存在が、こんなにも私の近くに居るのです。まるで夢物語のよう、あのような気分になったのは生まれてはじめてで、それこそ今後どんな事があったとしても、私がもう一度同じ経験をする事は無いのでしょう。
トントントン、と事が運んで、私は今この場所に居ます。知り得たでしょうか?あり得るわけがなかったのです。その時ばかりは心底、私が私であって良かったと、そう思いました。
尊敬するあなた様のお側にいられる事が、こんなにも幸福なものであっただなんて。これから先の事がすべて、楽しみでならないのです。

19 :西
09/16-14:29


ぼんやりしとった頭も一気に、


ほんまにびっくりしたんやで。俺なぁ、これはアカンかもしれへんなぁって思っとったんやけど、俺の考える事なんか全部杞憂で、お前はいつも可愛い事ばっかり言うてくれるねん。ちょっとドキドキしてもうたやん、(柄にも無く、無い事も無く)

せやから、手紙にはびっくりしたんや。あんまり心配させんとって、頼むから。どっちが良かったのかなんて俺にはわからへん、けど、どっちに居ても同じ結果やったんかもしれんなぁって考えるとなんとも言えへんね。防ぎ様が無いんやもん。
ともかくね、俺は近くにおるよ。と言うか、俺が居させて欲しいんやろうなぁ。心配やねん、近くに居んかったらダメになってしまいそうやねん、分かってるやろ、お前も、俺も、ほんまに今更。

なあ、夜にならへんかなぁ。
夜やなくてもええよ、お前にはよ会いたいねん。ツンとして痛い、こんな思い、もう十分や。

20 :
09/18-02:40


結局のところ。

僕は、どうしたって貴方が好きなようで。相変わらずどうしようもないんだよ、何が見えてる?何を見てる?それは僕であって僕でなくて、だけど僕なんだ。
時折ふと、わからなくなるよ。この世界は僕の知らない事で溢れかえっている、触れるたびに、怖くなったり不安になったりして、バカみたいだよね。

やっぱり、僕が救うのも掬うのも巣食うのもたった一人でいい、君しかいらない。君だけでいい、僕は本来なら面倒な事は大嫌い、知ってるでしょ?
君のために動けたら、君のために僕がいて、僕のために君がいれば、それでいい。

全部、知ってる。知らない、全部は知らない。僕は知ってる、けど、君の事は知らない。正解と不正解は半々、僕はよく間違えちゃうし。百点満点ばかり取れるなんて事、ある?ないよ、それこそ天才でなきゃ。



パフィン、久しぶりだよね。
白かった彼女の、面影ばかり見てるよ、僕は。

21 :
09/19-01:50


僕と君では、違った。


同じ空間に居ることの、気まずい事気まずい事。顔だって知っているのに僕と君じゃ違う、僕は君に挨拶の一つも交わせやしないんだ。
ねえ、人気者の君と人でない僕の違いってなんだろう。きっともう会うこともない、それでもなんだか、僕はひどく、苦しかったんだ。
何も、よくわからないお遊びごっこに酔いたいとか、そんなつもりは無いよ。嫌なことだってあるさ、だけどどうにも、僕には嫌気が差すね。難しい、いつからこうなってしまったのかなんてそんな昔のこと、全然思い出せない。

僕が何を思ったって僕が百考えたって君は一すら僕のことを考えちゃいないんだろう。一コマでしかなかったんだろう。何ともなかったんだろう。結局意味が無いんだ。それでも、それを知っていながらも僕は、思考を巡らせている。無駄な時間だよね。

22 :
09/24-03:57


曇りのち曇りのち晴れのち曇り。
時々雨。

私、あなたが好きです。あなただけが好きです。あなたが居れば、他のものなんて要らないくらいに、私もそうで、あなたもそうで、私は、

23 :日/帝
09/24-05:00

何に期待していたのですか?

私が貴方の物でないことくらい、その頭では理解出来ませんでしか。私を生かすのも殺すのも縛るのも離すのも、あの方にしか出来ないことです。私はあの方の為に生き、あの方の為に死に、そうすることによって私であろうとしている。
私が私であるにはあの方があってこそなのです、あの方が居てこそ私であり、あの方が居なければ私は私には成れなかった。危ういでしょう、危ないのです、知っている、全て全てが承知の上。それはほんのりぼんやりと、あの方の心の中にも伺えることなのです。
私が居なければ、駄目になってしまいそうな、そんな尊い存在をどうして手放せるのでしょうか?私は何時しかのヒトのようにはなりません、お手本はいらないのです。私にしかもう出来ない事なのですから。
私が居なければ駄目なあの人が愛おしくて愛おしくて、それこそ本当に、ふふ。


私にだって、あの人で無いと駄目なのです。私を縛るのも壊すのも殺すのも全てあの方で無くては、だってそうでしょう?
私は私であれど、全て、あの方のモノなのですから。

嗚呼、愛しております。

24 :
09/27-22:46


おかしいくらいが丁度良い。


ありませんか?どうしようもなくなりそうな時が。私にはあるのです、あるのですよ。貴方が愛おしくて愛おしくて、どうにかなりそうな時が。手にかけましょうか、お望み通り私の手で…なんて、出来っこない。昔の私で有れば何とかなったかもしれませんが、今となっては私はただの老いぼれです。残念な話ではありますが。

気付いてます。私と、貴方様の関係性が、少々おかしい事も、歪んでいる事も。私はそれで良くて、貴方もそれでいいのでしょう。だからこそ、私達はともに居れるのでしょうね。

最近の私は言葉遊びが下手くそになりました。どうしてしまったんでしょうね、貴方が不安を感じるのも、分かる気がします。漠然とした不安はいつだって私達の心の中に在るのですから、なくなることはないのですから。
それは、私にだって、どうしようもない事なのです。

25 :
09/30-03:13


僕は、人であって人でなくて、時々、思い出したかのように人であろうとする。


人であるが故の感情、なのかな。感情の解釈だって個々によって全く異なってくる。僕は苦手だよ、苦手であってそうじゃない。だからって得意というわけでもなくて。
わからなくなることなんで度々ある。でもそこまで頭が働かないんだ、考えることはむつかしいよね。


少しだけ近付けたのかもしれないけれど。

26 :
10/01-00:14


馬鹿らしいというか、浅はかと言うか。

知らないということは罪である。
無知は罪なんてよく言ったものだよ、と、言ったところで僕が物事を知るチャンスなんてのは初めからどこにもなかったのだから、この話は根本的な部分から間違っているんだけど。

思う事が山のようにある、僕の頭じゃ考えきれないくらい、僕の身体じゃどうしようもないくらい、僕が生きた年数なんて所詮取るに足らないもので、現状に適切に対応するだけの適応力も経験値も僕じゃ不足していたんだよ。今すぐにだって、だぁれもいない、知らない地に逃げ出したいくらいだ。其処で何事もなく終わりたい気分、なんて、そんな事出来るわけないんだけど。

さみしい、ひとりぼっちの夜だ。
だけど僕には、寂しいと感じる資格も、ひとりだなんて思う資格も、そもそも自分本位に考える資格すらないんだよ。

27 :西
10/03-08:23



せやなぁ。
去年の今頃の事、度々思い出してまうねん。やって、めっちゃ輝いとったやん。
なんでこんな思い出に浸っとるんやろうなあ。でもな、思い出してしまうんよ。それくらい、俺が例えばトマトを食べとったり、収穫しとったり。歌っとったり、散歩しとったり。何をしてても所々にお前がおるっていうか、なんなんやろうな。

凄いわがままを言ってしまいそうになるんや。でも、それを俺の口からは言えへん。
俺にできることって、なんなんやろなぁ。

28 :
10/05-02:42



考えることを、やめてしまいたいのです。

言葉も、脳裏に浮かぶ景色も、私にはどうしたらいいのか分からなくて。泣いて、悔やんで、怒って、哀しんで、何をするのが正しいのでしょうか?
お兄様、私は、どうやら悪いこのようですわ。だって、今からこんなにも逃げようとしているんですもの。これでいいのでしょうか、思考が一つ一つ、頭の中でぐるぐるしては消えて、眠りについても解消されることなく、気分転換も虚しいままに。

今夜、夢枕に、誰が立つんでしょうか。

30 :西
10/09-00:00



昔話一つ。


そういえばなぁ。なんや、仲良うしてくれとった子がおってん。なんとなく、なんとなくトマト齧りながら歌をうたっとったら思い出したんや。 

どこまでも真っ直ぐで、素直で、キラキラしとったなって。俺もめっちゃお世話になったんよ、トマトもろたり、話聞かせてもらったり、ほんまによくしてもろた。俺が紡ぐメロディを、心の底から褒めてくれるような子やってん。純粋に褒めてもろてるんやなって、感じ取ることが出来たんよ、あん時はなんや照れ臭いの嬉しいので、変な返事しかしてやれへんかったなぁ。
俺が作るものに興味を示してくれて、俺の知らへんことを教えてくれて、ええ子やった。
どんどんどんどん弱って行って、その姿を見ることもぐんと少なくなって、ついには俺たちの所からおらんくなってしもたんやけど。

元気でやっとるんかな。姿を見かけんようなってから、一体どれだけの季節が過ぎたんやろなぁ。
あの日の事、俺、忘れてへんよ。ありがとさん。

31 :
10/09-00:09


取扱説明書。

ないないない、そんなものある訳がない。結果僕は分からない。僕にも人にも、そんなもの存在してなくて、と、なると、人付き合いだとか人間関係だとか、そういうのってみんなどうやって上手くやってるワケ、

僕はまだまだ子供だ、なんて。(言われなくたって分かり切っていて、分かりやすいくらいに分かり切っていることで、)だからって伊達になんにも見聞きせずに過ごして来たわけじゃない。
それにしたって、難しい事はたくさんある。生きて行くうちに、同じ場面に出くわすなんて事が何回あるんだろう。多少なり似たような既視感を感じることがあっても、全く同じ場面に出くわすなんて事、あり得ないんだよね。
毎日は問題だらけだ。ねえパフィン、君は何が正しい答えだと思う?綺麗な言葉を綴ること、だんまりを貫くこと、嘘を並べること、一層の事放置、なんちゃって。

笑ってくれてるなら、何にも考えなくてもいいんじゃあないかな。自己解決、おしまい。

33 :
10/13-13:09


愛おしい。


とは、正にこの事なんだと思う。
ぼんやりと最近、元気を取り戻しつつあるような、そんな傾向。僕が癒しになれているのなら、そんなに嬉しい事は無いよね。
僕の言葉で一喜一憂するあの人が、とてもとても可愛らしくて愛おしくなる。いつもは馬鹿なことばかり言って、笑顔でおちゃらけてみせて、僕を笑わさせてくれるのだけど、偶に見える格好いい一面が、すごくズルイの。ズルいったらズルい。
格好いい、なんて言葉を口にすると、あの人は目を輝かせて喜ぶ。単純だよね、そういうところがすごく可愛いっていうのに。

言葉の一つ一つが、嗚呼、貴方なんだなって。僕の好きな人、大好きな人、愛おしい人。僕が一等、大切な人。
僕が変わらずに側に居てあげるから、ねえ、君も、僕が無くなるまで側に居てくれるのでしょう。僕が僕でなくなって、君が君でなくなっても、また僕は君に恋をするだろうね。

そんな話の、昼下り。

34 :日*帝
10/14-01:43


召し上がって下さいな。


以前、貴方様に噛まれた部分がありましたね。歯型がつくほど、嗚呼思い出すだけでも興奮してしまいます。どうやら少々の噛み癖があるようで、最近はそんな事ないのですけれど。
貴方の歯が緩くやんわりと控えめに私の腕を噛んだりして、感触を感じて、感じまして、とても嬉しかったんですよ。歯形、ふふ、ねえ、私にこんな風に噛み付いて来たのは貴方だけです。
最初で最後、貴方になら私は食されたって良い。その小さなお口で、その歯で一つ一つ噛み締めて味わって食べては下さらないでしょうか、私は貴方の胃の中で溶けたって悲しいとは思いません。

食べたい、食べられたい。
申し上げてみましょうか、差し出して、噛んで下さいませと、きっと貴方は首を縦に振るのでしょう。
食べて下さい、その答えはどうなることやら。

35 :
10/15-01:31


もっと抱き締めて、キスをして欲しい、触れて欲しい、その手のひらで僕の頬を撫でて欲しい、
(撫でたい、触れたい、紡ぎたい、すきだよ)

夢見心地に魘されてさ、僕はずっと其処でいいのに。どれだけ行ったり来たりを繰り返したって手を掴んで見せるから、だからそばにいてね。
僕が12345個の言葉を紡いで何枚目の手紙を書いて、それでもまだ足りないんだ。君の心のお薬を僕があげるから、癒しをちょうだいね。


愛してるよ、愛してる。
(例えば僕が居もしない空想に恋をして恋い焦がれて愛を紡いでいるんだとしたらどうする?なぁんて、別にどうもしない、何期待してんの、期待もしてない)

似たような話、
僕はなにであったって、好きだよ。そろそろ苦しいくらいにね。

37 :
10/17-00:52



僕は時折思い出す。

氷点下で息をしていた彼女の事を。
暗いところでどこまでも白かった彼女の事を、思い出す。どこまでも白かったんだ、そう、相応しくない色だった。真っ黒な彼女に白は眩しすぎたのだと思う。逃げるように彼女は、白い部屋から出て行った。

幸せだったかい?
どうなのだろう。残された痕跡は跡形もなく、僕が指でなぞってもなんにも残っていない。彼女が巡り歩いた軌跡は、彼女の手によって掻き消されてしまったのだった。



彼女が帰って来る?

そんなのは許されない事だ。受け入れ態勢は一生整わない。僕は許さないし許されないし、もう違う存在なんだよ。
蓋の中でおやすみをしていて、綺麗なその二つの瞳は閉じたままでいい、夢から覚めることなんて無くていい、だってその方が幸せでしょう?
この世界は恐ろしいこと、怖いこと、目を瞑りたくなるようなことで溢れかえっているよ。
君は夢を見ていればいい。迷子になる必要はないんだ、あの日のままで、ね、僕の代わりにこれからもずっと、氷点下で息をしていてはくれないか。



覚めなくていい夢だってあるんだ。
彼女の手を引いてくれる人がいなかった、彼女はずっと、迷ったままだ。
(それでいい、きっと、それで、僕も君も幸せになれるでしょう)

38 :
10/17-00:55


相変わらず、なんでもいいや、と、マイペースに綴る事に。有る事無い事、嘘も本当も織り交ぜて。
真面目に読むような冊子ではない、僕は本当は嘘つきのろくでなしさ、どうしようもない。
変わらないのだと思う、なら変える必要は無いのだと思う。


…私信用に、確保。
の、つもりだったのだけれど。まあ、いいか。

40 :
10/17-22:45

恋と愛の違い、なんてのはわからない。

辞書を引けば「正しい」とされる情報を手に入れることが出来る。
だけれどそれを正しいと捉えるのか、間違っていると捉えるのかなんていうのはその人次第だし、もしかしたら面白い事に恋は海で、愛は空だなんて言う人だっているかもしれない、(実際のところ知らないけれど)
結局物事は捉えようだし、一つの単語も捉えよう。一般的正解があったとしてそれが全ての人にあてはまる訳がない、なんて、つまらない思考しか働かない僕はどうしようもないんだろう。

では僕としての正解は何なのだろう。
恋をしていた、愛している。あながち海と空だったりするかもしれない。はたまた雨と風かもしれない。

何なのだろう。
僕があの人に抱く感情、恋ではない、愛、何か。
恋をしていた頃の僕は、どんな風だったろうか。怯えていたし怖かった。手探り手探りの状態だ。
あの人を愛している今はどうだろうか。怖いこともあるし苦しいこともある、だけれど怯えはない。時間を共に過ごして行く過程の中で、信頼がうまれた訳だ。

さて、僕の中の正解とは。
恋は雨なのかもしれない。雨は気分を憂鬱とさせ、時に優しく、時に激しく、泣いてるみたいじゃない?だけれど雨が上がって、たまぁに虹が出ていたり。
愛は風なのかもしれない。緩やかに吹く風は、心を穏やかにしてくれる。心地の良い風、時には強く吹く風、いろんなものを運んで来る風。寒さに寒さを上乗せしたり、暑さに涼しさを提供したり。それでも嫌な気は全くしない。

しかしこれは僕の答えかと言われれば、どうだろう。そうだと言い切ってもいいし、でもそれも何処かもどかしい。
結局のところ、わからない、で結論付けちゃうんだろうね。


ああ、そう、ちなみに、パフィン。
僕は君を愛しているよ。

42 :
10/18-00:59

お兄さまの手、


とても温かいのです。
温かくなれ、と、私の手を優しく両手で包み込んで下さいました。手を握られるのは嫌か、だなんて、愚問ですわ。私が兄さまに触れられて、嫌なことなんてないのに。

手が温まるだけでなく、心までぽかぽかと温かい気持ちになりました。それを素直に告げると、すこし照れていらしたみたいで。ああ、兄さま、おにいさま、なんて可愛らしいお方なのでしょう、


おやすみなさい兄さま、おにいさま、今宵もお隣で共に眠れること、心から嬉しく思いますわ。
兄さまの見る夢が幸せでありますよう。

43 :日/帝
10/21-00:20


(伸ばした手は掴まれず、)

一層の事、酷くされたいのです。痛みも悲しみも全て甘んじて受け入れて差し上げましょう、貴方様から受けるものでしたら私はなんだって構わないのです、ええ、そう、このとてもとても平和な思考回路をした脳みそは都合のいい事に全てを快感へと変えて下さるのですから。

なんて私が言ってはいるものの、貴方様だって大概じゃあありませんか。知ってるんですよ、ねぇ、私のこの手で、この指で、窒息したいとお考えてらっしゃる。首を絞める趣味などございませんが、全く物好きなのですから。その代わりに、私に夢を見させて下さいね、約束ですよ。


貴方様は誰のものでしょう?
はてさて、私は誰のものでしょう。
腰を振る相手を間違っちゃいないか、なんて、そんな事私が一番よく理解しているのですけれど。どうにもこればかりは、傷を作るばかりでやめられません。相変わらず笑みを浮かべませう、

早く此方へおいでなさって、私の元に。
愛しておりますよ、それはもう、とても。
…なんて、あら信じてらっしゃるのですか、馬鹿なひと。

44 :日/帝
10/23-11:15


悪い癖、と言いましょうか。

なんと言いましょうか?
冷たくなってきているのがわかるのです、気分屋ですものね。


私にそんな器用な事、できるとおもってらっしゃるのですか?お生憎様、ただ一人の人しか眼中にありませんよ。


それで良いのです、何もなくて良いのです。私に関わるのはおやめ下さいな。

45 :
10/24-20:41


拝啓 

夢物語はお好きですか?
最近の調子はいかがでしょう?

ひとつ、考えて、否定。
ふたつ、考えて、否定。
未来を想定して、否定。

繰り返し繰り返し、私には先など見えません。得体の知れない何か、と、表現致しますものの、本当はなにか気付いている癖に。わるいひとですわ。


嫌いなんです、私、という存在が。お兄さまのことは大好きです、お慕いしております、
だけれど誰の言葉も聞きたくありませんわ。知りませんでしたか、私がどれほど不安定でぐらぐらしているか。あっちへ行ったり、此方へ戻ったり、毎日毎年何百年、ずっとそんな風な、曖昧な。


数十年前のあの日に終わったのです。
すべてすべて、終わったのです。あれが最初、あれが最後。私はあとは落ちてゆくだけ、声の届かない場所に。


彼女が帰ってきます。
私の嫌いな、彼女が帰ってきます、あの人も嫌いな、お兄さまは知らない、真っ黒な彼の方が帰って来てしまう。

せめて笑っていたいのです、言葉の選択を間違えたくありません、夢は見ません、私にはどうしようもないことで、私ではダメなのです。

楽しいです、楽しくありませんわ。無理なのでした、怖いのでした、どうしようもなかったのでした、

定まらない。勘違い。
勘違いをしてらっしゃるのは、貴方ではなく私、ではないのでしょうか。罪悪感に埋れます、臆病ものは隠れます、視線は此方へ向けないでくださいませ、泣いてしまいます。


お兄さまに頂いた、水色のリボンをぎゅっと握って。
どうか、春に、春に。また、お会い出来たら。笑っていられたら、私、とっても幸せですわ。

( はこのなかでわたしとあなたのじかんがあとどれくらいのこされているのでしょうか、わたしはわたしでひとではなくわたしはわたしでしかないのでした)


愛を込めて。

46 :
10/25-08:14


拝啓


可哀想だといつも思うのです。
一時的なモノに駆られて一喜一憂、まさに、長い長い夢を見ているかの様ではございませんか?
嗚呼、可哀想なのは貴方も私も、ですわ。ふふ。


そろりそろり、
次から次へと美味しそうなケーキが並ぶ、私が用意致しましたもの、お兄さまではなく貴方へ。
彼女の分などございません、これで良いのです。
口に運ぶ事はない、貴方の胃の中でおやすみなさいませ。


私は問いました、私は悩みます、泣きました、笑いました、そうして明日は来なくて明日になって明日もまた私は問うのでした。

(すきなものはおにいさまとあなたとあなたとリボンとおにいさまと、それから、)


彼女はひとりぽっちなのです。

47 :
10/25-21:12


拝啓


何よりも怖いものが、やってきます。
それは私を覆い尽くすもの、私を喰らい尽くすもの、私を、私を。

毒に犯されました。
知らない間に、どうしてこうなってしまったのでしょう?
きっと罰ですわ、まさか、だって、こんなの、私だって知らなかったんですもの。



私、悲しかったんです。
本当は、本当は。私に気付いて欲しくて、私に、私を見てください、私に言葉をください。
うまくいかないことばかりですわ、

貴方じゃないのです、お兄さまでなければダメだったのに。
私の気持ちもぜんぶお構いなしに、時計は動いて世界が動くのです、取り残された猫と私。
にゃあ、一つ鳴き声、どうしようもありませんわ。




気付いて、言葉をください。
私に言葉をください、それだけでよかった、それだけでよかったのに。

ご用意致しました。
眠る為の場所、私と彼女の為の箱。
数年前のあの日を繰り返しましょうか?


(さよならをしたいのでした、さよならをしたいのです、だけれどそれをほんとうにのぞんでいるのかいないのかなんてそんなのわたしにはわかりませんわ)


秋にさようならを。

48 :
10/25-21:16


拝啓  あなたへ

どうか。
嫌いにならないでくださいませ。 
愛してはいません、好きです、だけれど愛してはいないのです。

それでもどうか。
せめて、このちっぽけな私を、片隅に覚えていて下さいね。

50 :
10/26-22:50


私の事を、許してください。
兄様、私の事を、許してくださいね。


人であっても、人でなくても、毎日を過ごせば、明日はどうなるのか、なんて、わからないのです。
世の中は、何時だってわからないことで溢れかえっていますわ。



兄様、お兄さま、
だから、私の事を、愛して下さいませ。
許してくださいませ。
兄様を好きになってしまって、ごめんなさい。兄様にたくさんの事を望んでしまって、ごめんなさい。
それでも私は、好きなのです。大好きなのです。


これからも、こんな調子の私にお付き合いして下さるのでしょうか、きっとして下さるのでしょう。



(だってにいさまはやさしいから)

51 :
10/27-09:00


拝啓 お兄さま

兄様、兄様。
晴れました、お空は綺麗です。

私、頑張りますわ。
誰のために、誰も望んでいなくても、私が望んだ通りの結果にならなくたって、
日々を充実させるスパイスは、あった方がよろしいでしょう?

たとえそれが妄想でも幻想でも夢でも構わないのです!
なんだってよいのです、だけどほら、こんなに。


兄様、お空は綺麗です。
私、頑張りますね。

52 :
10/29-09:20



さて。

悲しい話をしよう、聞きたくない話をしよう。
舞台は整っているだろう?君がいてさ、僕がいて、完璧じゃない。美味しいクッキーもあるよ、紅茶もあるしケーキだってある、僕らしくない?僕じゃないからね、セッティングをしたのは。


元気があって大変よろしい。
…大変よろしい、なんて、僕らしくない?そうだよ、今日はきっと何処までだって僕らしくないんだ。
そんな事よりも。楽しいでしょ、嬉しいでしょ、変わると思ってる?

長い夢を見ている感覚なんじゃないの。
夢だってなんだっていいんだ、って?時が過ぎればなんとかなると思ってる。愛しい気持ちも消えちゃうと思ってる、最初から思い出にする気しかないでしょう。酔ってるんでしょう、最初から綺麗な思い出作りのためだけに、そうでしょ?
その時が楽しければそれでいいって。その時に一番、それらしいモノ、になっていれば満足で。昔からそうだ、理想の中に逃げ込もうとして、酔って、覚めたらどうする気なの?

可哀想だね。
可哀想だと表現されるのが何よりも嫌いなあの子に宛てて僕はこの言葉を綴るよ。どうにもならないしどうしようもないしどうすることもできない、いや、もしかしたらもしかしたらでもしかしたら、なんてのがあるのかもしれないけれど。

精々酔っておくといい。
夢を見たままでいるといい。
そう言い聞かせておきなよ、そうしたら暫くは楽しいんだ。それでいいんでしょう、君も、あの子も、僕だって。
デメリットは一つだけだもの、それを殺しちゃえば困ることなんてなに一つないよね?



…喋り疲れた。喉も渇いちゃったし、僕はそろそろおやすみなさい。
今度のお茶会にまた、会おうね。

53 :
11/01-08:13

拝啓  


私、最近とても思うのです。このまま行けばどうなるかなんてこと、分かり切ってますわ。
お兄さま。兄さま。

あの日の彼の方の言葉が今ならとてもよくわかるのです。



そうでした、そう、そうなのです。
楽しいことも嬉しいことも私にはあります、言葉選びをしなくはなったといえ、まだまだでした。知らないヒトに対しての切り捨てがマシになったとはいえ、それが知っている方になると話は別なのです。
まだまだ言葉を選びます。
それから、否定もしますし、嫌悪感も抱きますし、意味がわからなかったり無関心だったりしますわ。
ヒトがみんな、あなたに興味を持つと思いますか?そんなわけないのです、いつだってどこだって無関心です、勘違いも甚だしいのです。それは私にも言えることなのでした。

感情をどう捉えるか、どう扱うかは自分次第ですわ。
一時的なものでも、錯覚できればそれでよし、いい方向へ行くのなら私はそれで良いのです。
嘘でも構わないのです、………なんて、とはいったものの。
……ああ、やっぱりやめておきますね、ナイショ内緒のお話です。


今日も素敵な一日になりますように、兄様にとって良き一日になりますように。

54 :
11/02-23:47



拝啓 おほしさまへ


私はがんばっています。
私はがんばっています。
私はがんばっています。

私は、私は当たり前のことをがんばっています。



私というちっぽけな存在がどれだけあなたの中にいるのでしょうか、毎日毎日毎日毎日クッキーを焼いてケーキを作って、お裁縫もチクチクチク、あなた様へのプレゼントですわ。
そうすれば私のことを覚えてくださいますか?あなたの中に少しでも私が残りますか?






(実のところ)
吐きそうなのです。
お菓子を詰め込みます、色とりどりの可愛らしいお菓子を詰め込むのです、(兄様に見つかったら汚いといわれてしまいますわ)詰め込むのです、
泣きそうなのです。
泣いてしまっています、


誰が気づきますか?
誰が気づきますか、
誰も気づかないでしょう。

眠ります。眠ります。
私、眠るんです、お姫様のように。


おほしさまへ、どうか叶えてください。


(行き辛い息辛い生きづらいです)

55 :
11/09-20:24

なんとなく
なんとなし、
なんとかかんとか

やっぱり離れるなんて無理な話だったってワケ。いやそんな気最初からないけど。あるわけないんだけど。

小鳥が弱ってる。
僕はパフィンが好きだよ。

ううん、相変わらず、臆病だね。



目覚まし時計は、ちゃんとしたものを使った方がいい。絶対。

56 :列◇
11/10-10:39

ご機嫌麗しゅう。
久々に日記、というものを書きますわ。暫くは宛先も差出人も書いていない、意味の無いお手紙を綴っていただけでしたもの。
忙しくて中々に余裕がありませんでしたが、だんだんと落ち着いてきているようにも思います。思うだけなので、いつまたどうなるか、なんて誰にもわからないのですけれど。

ふふ、お兄様とも、昨夜はたくさんお話しできました。久々にあんなにたくさんお喋りをしました、早く兄様の風邪が治りますよう。

少しだけ兄様との思い出話を。
先月31日には、多くの時間を取ることは出来なかったのですけれど、兄様とハロウィーンを過ごしました。申し訳程度の仮装、ということで猫耳を着けたのですが、ちょうど一年前も同じ事をしていましたね、と。変わらずに居れることが、嬉しく思いましたわ。
ゆっくりとした時間が欲しいです、兄様不足でわたし、動けなくなりそうですもの。



(めも)
mbbs.tv
ポストを建ててみたのです。お手紙が入ることはまずないでしょう、とは思うのですが、もし何かございましたらお気軽に。

58 :
11/12-17:28


綺麗である必要が何処にあるのでしょう。
ヒトは美を求めますわ、綺麗であることを望みます。蓋を開けてみたら、そんな理想通りのものなんてないのに。

お兄様だって、そうなのです。
けっして綺麗ではありませんわ、いえ、綺麗ではあります。でも、醜い部分もある、兄様、わたし知っていますわ、兄様の黒いところ、明るいところ、水色も。
それでこそ兄様なのです。だからこそ好きなのです、私は兄様が大好きなのです。(あいしております)

59 :
11/14-00:15


ほわんとした。
僕がちゅーしたら慌てて抱きしめてくれた、可愛い。今日もバカみたいな、何気ないような、至って普通の、男子高校生みたいな、はたまた男子中学生みたいな、そんな会話の繰り返し。それが僕は幸せで、こんなに変わらないものなのかって。
君が好きでよかった。

(一日の空白ができる、彼女がなにかいいたげな目でこちらを見ている、僕にはわからない。わからないんだよ。違うもの、だって)


今日は夢で会えるといいね。

60 :
11/15-03:18


やあ今晩は、寒い季節がやって来たね。
僕はそろそろ、彼女の話をしなくちゃいけないんだと思う。振り返らないことが大切?振り返ることが大切?
そんなのどっちだっていいんだ、だって僕には関係がないから。

何から思い出そう。
足跡は無くなってしまったし、彼女はまだ黒い棺桶の中かもしれない。天使だった、ような、彼女は、それでいてメソメソと泣いていたんだ。
むかしむかしの、遠い昔の記憶。

随分と変わってしまったでしょう。
彼女と僕じゃもう違うんだ。終わった出来事で、帰れないんだよ、彼女の元へ、なんて。
そして僕が彼女になることもなく。

似ていたかも、似ていないかも。
白かった、黒かった。
黄色いクレヨンで絵を描いた、
僕は雪の日に見ないふりをして、
春の日に見ないふりをした。
つまらない言葉の羅列。
何が楽しいの、楽しかったかい。


まだ、居る。
後悔はしていないさ、僕は。
彼女はまだ、夢の中だ。

61 :
11/15-18:39



僕は彼女のことが、好きで、哀れで、憎くて、愛おしくて、それでいて大嫌いだった。


もうこれっぽっちも、描かれた内容なんて覚えちゃいない。どんな言葉を紡いでいたのか、彼女は歌をうたっていたような気もする、ノイズ混じりの綺麗じゃない歌を。
白かった彼女が黒になる瞬間だって僕は見ていた。

彼女は、人形遊びをするのも好きだったように記憶している。それから、それから…彼女は魔法使いだったかもしれない。一体何人のヒトを食べたのか、僕は知らない。覚えていない。幸せそうに笑って泣いて泣いて泣いてそれから、眠ったんだ。

彼女は、アルバムを持っていたような。
彼女は、花束を抱えていたような。
彼女は、歌をうたっていたような。
彼女は、天使だったのかしれない。
彼女は、白かった。
似合わない程に。



だけれども悔しい事に。
彼女の方がきっと僕よりも、ずっとずっとヒトだった。僕よりも彼女の方が、多分、きっと。

僕を創り上げているもののひとつ、彼女。名前は知らない。
僕は彼女が、大嫌いだ。
これから先も、変わることなく。

62 :
11/15-19:14

(彼の話)


こ れ も ま た 、
遠 い 昔 の 記 憶 の よ う に 
感 じ る  。

さ て 、
ど の 彼 の 話 を し よ う か 。
青 い 彼 ?
黒 い 彼 ?
白 い 彼 、 ?

嗚 呼 、
そ れ と も あ る い は 、
赤 い 彼 か な 。


じ ゃ あ 、今 日 は 、
赤 く て 、ま っ す ぐ で 
と て も 愚 か だ っ た 、
あ の 人 の 話 に し よ う か 。


♪    ♪    ♪

言 わ れ る が 侭 、
さ れ る が 侭 、
女 王 さ ま を 慕 う
家 来 の よ う な 、
そ ん な 人 だ っ た ね 。

結 局 の と こ ろ 、
最 後 に こ わ れ て し ま う
な ん て い う 、
バ ッ ド エ ン ド な の だ け ど 。
可 哀 想 だ っ た な と 、
僕 個 人 は そ う 思 う わ け で 。
だ け ど も 、
き っ と 彼 は そ ん な 事 は な く て
た だ た だ 幸 せ だ っ た と
笑 う ん だ ろ う ね 。 
気 味 が 悪 い と さ え 感 じ る し 、
到 底 理 解 が で き な い 。
す る 気 も な い 。

彼 は 今 、 ど こ に い る の か 。
歩 ん だ 道 は 、
無 駄 で は な か っ た の か な 。
ど こ か で そ ん な こ と を 、
考 え て い る の か も し れ な い 。
会 う 気 は な く 、
探 す 気 も な く 、
僕 の な か の 、
思 い 出 の ヒ ト と し て
置 い て お こ う と 思 う 。

泣 い た だ ろ う 。
幸 せ だ っ た の か な。
お あ い に く さ ま、
僕 の ほ う が 、
幸 せ も の な ん だ け ど ね 。

お つ か れ さ ま。
ど う か 、
ど う か 、
僕 の こ と も 、
彼 女 の こ と も 忘 れ て 、
ゆ っ く り と 、 お や す み。

♪    ♪    ♪




( 僕 は ふ し あ わ せ 、
だ っ た よ 。)

63 :
11/17-01:09


お兄さま、が。


寂しいとこぼしました、いつの日だったでしょうか。もっと兄さまに触れたいと、兄さまに触れられたいと、そう、そんな我儘を言いました。
兄さまは、とても優しい人です。我儘はもっと言ってくれていい、なんて、私、どんどんといけない子になってしまいますわ。
兄さまのぬくもりがとても心地良いのです。わたしを包み込んで下さる腕も、優しく頭を撫でて下さるてのひらも、小さなキスを下さるくちびるも、全部全部大好きです。

可愛らしいのです、優しいのです、兄さまは兄さまで、今日も明日も変わらずに兄さまは兄さまで、そんな兄さまのお側にいられる事が、わたし、とても幸せなのです。


それではお兄さま、おやすみなさいまし。どうか素敵な夢を、わたしも、がんばりますね。

64 :
11/18-00:08


本日は少し言葉を残します。

拝啓  >>>3578
えぇっと…少し前、声を掛けて下さり、有難うございました。再びわたしがこうして声を掛けてしまったのは、貴方がたの紡がれる言葉がやはり好きで、とても惹かれるものがあるから…です。上手く、言えないのですけれど。でも、とても好きなのです。時折、読み返させて頂くほど。伝えたくなったので、此処に。これからも楽しみにしておりますね。

65 :
11/18-00:13


隠します。
このお話は全部全部隠すのです、知らない話です、嘘の話です。
おはなし、をあの人は知らない。
知らなくて良いのです、知る必要はありません。わたしにだってその必要性はないんですから。

だからこれは、誰も知らないお話に成り得るのです。

66 :日*帝
11/18-16:45


ああなんと愉快な!

私は今とても楽しい気分です。
何故か?
ヒトは、いい事があると嬉しくなりませんか?楽しい気持ちになるでしょう、幸せな気持ちになるでしょう、単純なんですよ。逆も然り。

会えない間、寂しゅう御座いました。
そう素直に告げました、どう思われたのか、私にはわかりません。ですが貴方は照れ臭そうに笑ってらした、それだけで私は満足なのです。満たされます。

差し上げたものを心から喜んで下さった。あれだけの反応を返されてしまえば、私、何度だって貴方の元へと参ります。

今夜は愛おしい貴方と共に過ごせる日ですね。とても久々ではありませんか?なにを紡ぎましょう、なにを伝えましょうか、触れ合いましょうか、楽しみでなりませんよ。

ああ、それと。
貴方ともお話しすることが出来ましたね、貴方と言葉を交わせて良かったです。ふふ、どうにもまだまだ慣れませんが、徐々に慣れていけたらと、そう思いますよ。



さて、四人の貴方が登場致しましたが。
何が本当でしょう、どれも偽りではございませんよ、あらやだ、気が多いなんて酷い事を。
ご安心下さいな、私がこの身を全て捧げる相手は、貴方以外にはあり得ませんから。ふふ。

67 :
11/19-08:02

ふふ、これはただの独り言なのです。
まさか私の綴る言葉を私以外にも読み返している方がいたなんて、驚きと言いますか、なんと言いますか、恥ずかしいものですね。

言葉を振り返る。
私は嫌いではありません。お兄さまは、あまり好きではないようなのですが…私は好きです。
この日この時私は何を思ってこの言葉を残したのか、どうしてこういったような表現をしたのか、このたとえ話はどこから生まれたものなのか、本当はなにを書いているのか…全部全部私だけが理解していて、私だけがわかるように出来ているのです。
それで良いのです、私だけの、私のための、日記帳…自由帳なのですから。
意味を成すものも、そうでないものも。何かしらの感情を込めて綴った言葉のはずなのです、私は、嫌いではないのです。

68 :
11/20-16:19


ああ、何ということでしょう

悲しいのです、悲しくて、
何故悲しいのかはわたしにはわかりませんが、ただひたすらに悲しいのです。お兄様、お兄様、悲しむ妹のご機嫌取りをお願いします、わたし悲しくてどうにかなってしまいそうです。

朝は気持ちが良かったのですよ。
嘘かもしれません、もうその時にすでに悲しかったのかもしれません、だけどでもだって、そんなのわからないじゃないですか、とにかくとにかくわたしはとても悲しい気持ちでいっぱいなのです。

一言が紡げないだけで。
泣いてしまいそうです、泣いてしまう、だって悲しいのですから。わたしは強い子ではありません、良い子でもありません、良い子であろうとしているだけなのです。皆さん同じことでしょう?
ああ悲しい。とてもとても。涙が溢れそう、わたしのご機嫌取り、よろしくお願いしますね。

69 :
11/20-17:19


良い子ちゃんのお話をしましょう。

一般的に良い子、とカテゴライズされる行動を起こしたとします。それをなんと言われるでしょうか?その行動をなんと言って頂けるのでしょうか。

「偽善者」と、言われるのは何故だと思いますか?これは嫉妬でしょうか。出来ないことをさも当たり前にやって見せる、正しいをこなす者に対しての、憧れや尊敬から来る妬みでしょうか。

褒められるのでしょうか?努力は報われる、と言いますね。例えば正しいとされる事を、誰かに見られる事もなく、褒められる事もなく、一人でコツコツとこなす。意味はあるのかもしれません、無いのかもしれません。その先に何があるのか、その行動が人間性にどう関わってくるのか、私は知らないのです。

では、良い子とは本当に存在するのでしょうか?
誰しもが偽善者かもしれません、それは私にはわかりません。お兄さまにもわかりませんし、貴方にだってわからないことなのです。

70 :
11/21-01:54


お話に終わりが付属するものだと誰が決めたのでしょうか。その方が後腐れが無くて良いからでしょうか、お話に必ずしもエンディングがあるとは限らないのですよ。故に、私の話は尻切れトンボ、ちゃらんぽらんなのです。

…嗚呼、そうそう。
素敵なおじさまが、お気に入り視、という言葉を残してらっしゃいました。これまた素敵な言葉です。私の脳みそでは到底、思い付かないような、浮かんで来ないような言葉ですの。こういった所に惹かれるのでしょうか、私の知らない物を、知らないモノを、知らない言葉の組み合わせを、知らない表現を、知らない世界を知っている。そして彼の方が紡ぎ出す世界、というのは、非常に私を魅了して止まない。今までに無い感覚です、こうも惹きつけられるとは。
ふふ、それにしても、良い言葉。お気に入り視、私ならばなんと表現したのでしょうか。

…あら、失礼致しました。お言葉を少しばかりお借りして、展開し過ぎてしまいましたね。仕方が無いのです、楽しいんですから。私は楽しいことが大好きですよ、誰だってそうではありませんか。
彼の方には憧れすら抱いてしまいますわ。所詮全ては少女の戯言、一人遊びなのでした。

71 :
11/21-09:17

(この一頁を綴るにあたり、設定を学パロと位置付ける。なお、学/園/ヘ/タ/リ/アとの関連性は皆無。物語の一幕とする。)


「青春定義」



 果たして、「青春」とは何なのだろう。

 一概に、これこそが青春である、なんてはっきりした言葉があるだろうか。人によって口にする言葉が違う。

青春とは?

 恋をすることである。学生として部活動に勤しむことである。友人たちと楽しい毎日を過ごすことである。学生生活を謳歌すること、それが即ち青春、なのだろうか。

 別に下らないとは思わない。恋をすること、学生の恋愛だなんてきっとたかがしれているのだろうけど、それでも当人たちは幸せなのだろう。
 なら我輩にそれを否定する意味もなければ、下らないと言い捨てる権利もない。部活動に勤しむ姿はただただ純粋に、素直にいいことなのだろうと思う。頑張る人間は魅力的であると思う。友人と共に過ごす、と言っても友人にも過ごし方にもそれぞれ種類があるのだ。度が過ぎない程度に楽しむのなら、どんな楽しみ方だって思い出づくりの一ページにはなるのだろう。勉学を青春だと言う人だってきっといるのだ、学生の本分は、学ぶことなのである。

 恋をすること、部活動に励むこと、友人と楽しく会話をすること、勉学に精を出すこと、統合して学生生活を謳歌していると言うのであろう。絵に描いたような理想の学生生活だと、我輩は思う。


 では、例えばそれを「青春」であるとして、青春謳歌をしない人間を「可哀想」だなんて位置づけていいのだろうか。我輩はそうでないと思う。
 残念なことに我輩は、恋をしているわけでもなく、部活動をしているわけでもなく、親しい友人がいるわけでもなく、勉学命と勉強に精を出すような性格でもないのである。
 それでもいいのだ。それでいいし、これから先もそれでいい。青春謳歌が出来るのは学生のうちだけだ、などと言って、学生というカテゴライズの中で焦って恋人を作る必要はない、部活動は強制ではない。親友だなんて呼べるような存在が居らずとも、話をしてくれる人が居ないわけでもない、我輩には大事な妹がいるのである。勉強だってこなせるのだ、困ることなんて何もないのに。


羨ましい訳でもない、嫉妬だなんて縁遠い言葉だ。
 要するに、我輩が何が言いたいのかと言うと、

「可哀想」

なんて言葉を、面と向かって言ってのけた、まさに青春謳歌の真っただ中であろう男に、怒りを覚えているだけなのであった。

72 :
11/21-09:30

おはようございます皆々様。
本日のお天気は良好、とても気持ちの良い朝です。


兄さまは、旅をしてらっしゃる。
わからないものを探しに、何度も何度も迷子になりながら、兄さまは旅を続けるのです。わたしはそれの手助けが出来ないし、兄さまはわたしの手を取ることは決してない。どうしたって無理なお話なのです。
ではわたしは、何ができるのか。
頑張れ、という、応援をするにあたり一番簡単で言葉にしやすい単語を口に出すのでしょう。兄さま、頑張ってくださいまし。わたしはここから、お茶を飲みながら応援しています。お帰りになられた際には、是非、ピクニックへ行きましょうね。

73 :
11/22-01:23


(これは物語の一環であると仮定。現実世界とはなんの関係も皆無、絵本の世界のお話とする。)


私は、兄さまのことが大好きです。
大好き、にも、きっと様々な種類がありますよね。私は、手を繋ぎたい、抱き締めたい、キスをしたい、愛されたい、そんな種類の大好きの感情を持ち合わせております。

さて、この恋愛が果たして成り立つのでしょうか。果たして果たして、此れを恋愛である、と決め付けてしまって良いのでしょうか。
私の作ったパジャマを着て下さる兄さま、私の作ったお料理を食べて下さる兄さま、私とお話ししてくださる兄さま、私にたくさんのことを教えてくれる兄さま。
気が付けば好きだったのです、兄さまのことが。ですが兄さまはどうでしょうか?私は、好かれてはいるだろうと思うのです。何故か、兄さまが「兄さま」であるから。そして私の位置は、兄さまの「妹」でしかない。

こんなに、こんなに好きなのに。
私と兄さまは、この形にしかなり得ないのです。私が望むような、未来は来ないのです。


(すきです、とつげる。にいさまは、わらってくださいます。きづいてにいさま、わたしのすきのことばのいみに。きがつかないでにいさま、わたしに、ほほえみかけてください)


兄さま。
私、兄さまのことを、

74 :
11/22-16:13


(これは物語の一環であると仮定。現実世界とはなんの関係も皆無、絵本の中のお話とする。)


僕が果たして、ノーレ、君の事を愛してると言えば、どんな顔をするんだろうか。
理解出来る?分かってもらえる?僕のきもちがどんな風だったのか。好きであった、好きである相手が「兄弟」であったと証明されてしまった瞬間、僕がどんな気持ちで、どんな感情で、どんな顔で其処に居たのか。誰も知らない、知らないお話なんだけれどね。

近かった存在が遠くなった。遠かった存在が近くなったのかもしれない。
僕と君は、確実に他人で有ったはずなのに。恋をする権利も、平等であったはずなのだけれど、僕の方は、ノーレを好きで居られる権利が無くなってしまった。
君が兄であるから。どうやら、兄弟間の恋愛は認められないようで。ずっと、心の中だけで育てて来た僕の気持ちとやらは、誰にも知られる事なく、誰にも告げることなく、強制的な終わりをむかえた。


その後の僕が果たしてどうしたか、何をしたが、どうなったのか、それこそ、誰も知らない、知られる事のない物語だよ。

75 :
11/22-16:36

私は砂糖菓子になりたい。

あら、何をトンチンカンな事を言っているのか、と思われたでしょうか?ちゃんと脳みそは詰まっています、ただしマシュマロのように柔らかいかも知れません。
砂糖菓子になりたいのです、可愛くて、美味しくて、楽しくて、そんなお菓子に。ああ、でもお兄さまは甘すぎるものは余りお好きではありませんでしたね、どうしましょう?

そう言えば、おじさまの残したお言葉。
私ならばなんと表現したのか、数日考えておりました。大好きなお菓子、とでも表現しておきましょうか?
蓋を開ける楽しみ、香る美味しそうな匂い、手にとって口に含み酔いしれるお菓子の世界。
ええ、ピッタリかもしれないです。だとすれば、お気に入り視、と言ってくださったのですから、正しく表現するならば何になるのでしょう…お菓子視?ううん、なんとも難しい問題、難問です。
めろめろになって下さるなら私としても嬉しいですわ、そんな魅力的な言葉を残せるのかどうかは分かりませんけれど、私が一度言葉をお借りしましたから、もし何かお気に入りを見つけたら、幾らでも私の言葉で遊んで下さいな。

言葉のやり取り、とまでは行きませんが、楽しいものですね。何とも付き合い難いであろう私ですけれど、たまに、相手してやって下さい。




76 :
11/22-18:52


11.29
密やかに綴ることを御許し下さい、兄さま。兄さまとの時間は、とても、とても穏やかなものでありました。泣きませんわ、私は沢山の幸せを頂きました。そしてこれから先も、兄さまのお側に居られる。それだけで十分ではありませんか。兄さま以上に愛おしい方なんて、居ませんもの。
私が好きで、大好きで、弱々しいお姿の兄さま。私も兄さまが大好きです、愛しております、心から、心より。

恋人ごっこはおしまいにしましょう。
そうして、新しい世界の構築を始めましょう、兄さま、私たちの物語は、まだ終わりませんよ。

79 :日/帝
11/23-16:34


私、ともあろう者が。
言い出せずに居るのです。愛おしい貴方、ずっとずっと私は言葉に出来ないまま。
知っています、私も貴方も。臆病なんです。

止まないこの気持ちはどうすればよろしいでしょうか?どう伝えたら良いのでしょうか。
私の望むもの、貴方が望まないもの。
貴方でしか埋められない筈の、隙間。

埋めて下さいと申し上げるのは、我儘でしょうか。
私は言い出せずに居ます、今もこれから先も、ずっと。

…触れたいのです、優しく触れて、キスを差し上げたい。それは叶わないのでしょうか。
散歩へ行きたい、部屋でのんびりと過ごしたい、私らしくもありませんか?



どうしたら、良いのでしょう。
私も迷子ですね、笑い話にもなりませんよ。

80 :西
11/24-02:09

ゆめとまぼろし、

ではなく。


変わる、かわる。
世界はかわってゆく。

81 :
11/24-23:52

私は仲間はずれです。
わたしは、一人ぽっちでした。

うさぎさんときつねさんは、わたしと仲良しこよしでした。
だけれど、わたしとうさぎさんよりも、わたしときつねさんよりも、うさぎさんときつねさんの方が仲良しこよしでした。
わたしは、うさぎさんときつねさんのあいだには入れませんでした。


さて、もうどうなるか分かるでしょう?
わたしが、そうであったように。
わたしが、そうしたように。



素敵ですわ。
素敵なものですわ、仲良しこよし、良いことじゃあありませんか。嫌いではありませんよ、ふふ、だからと言って一言も好きだとは言ってません。
私は所詮、その程度の存在なのです。貴方も所詮、その程度なのです。その時その時の綺麗事だけを口にして生きている、その程度なのです。


わたしはうさぎさんときつねさんにはなれませんでした。
舞踏会には呼ばれませんでした、わたしの乗る馬車の行き先は、そこではなかったのです。

さよならはしません。
ただ、わたしの知るうさぎさんときつねさんは、もういないのです。
さようなら、ありがとうございました。

82 :
11/25-10:42

さみしい気持ちは拭えません。
かなしい気持ちも拭えません。


冬が、近付いています。
もしくはもう冬になったのかもしれない。
曇り空の下、私はぼんやりと空を眺める。

今年が終わろうとしています。
いつだったかの大晦日、年明け。
私の隣に居たのは、意外な事にアーサーさんでした。


(むかし、むかし。
私がまだ不器用であった頃、
私がまだ独りよがりであった頃、
私がまだ成長の途中であった頃、
私が毎日のように涙を流していた頃、
私を救って下さったお人、)


自分でも酷いものだと感じますよ。
ふふ、だって、ねぇ?

私が愛したのは白いお方です。
私が愛したのは黒いお方です。
なのに私の中で、鮮明に残っているのは、貴方なんですから。


楽しいですよ、苦ではない。
ですが如何にもこうにも、
貴方を思い出してしまう。
だって初めての方でしたものね、
嬉しかったんでしょう、あの日の私は。
楽しかったんでしょう、あの日々の私は。


私はただの老いぼれですから、
どれくらい前の昔話だったのか、
それすらもう、覚えていませんよ。

親愛なる私の友人、アーサーさん。
お元気なのでしょうか、筆は持てず終い。

83 :
11/25-18:23



どうしようもなく泣きそうなのです。
私はいつまで、御伽の国の住民で居られるでしょうか。いつまで、夢を見ることを許して頂けますか。

苦しいです、どうにかなりそうです。 
お兄さま、わたし、どうすれば、



どうしたら良いのでしょう?
嘘なのです、所詮。
わたしはいつだって一人でした、
一人なのです。

兄さま、今日も私は夢を見ます。

84 :
11/26-01:20


なぁ  知ってるか


俺はスコーンを焼いた。
見事なまでに黒くなったソレ、
捨てるのか食べるのか?
俺は食べた。食べたよ。
味なんて忘れちまったけどな。




声が聞こえない。
呼ぶ声が聞こえないんだ、
俺が、俺で、俺の、俺と、
俺、俺が、俺であったから、
聞こえなくなったのか?
周りが見えなくなりそうだ。
なんでいないんだよ、いつもいつも、
いつものように、どうしてだ。


日常と定義するモノの崩壊、
それが何れ程ヒトに影響を及ぼすか。

(なぁ 知らない事だらけだろ?)

85 :
11/26-01:45

うふふ。

僕はね、昔に戻りたかっただけなんだ。
何処で間違ったのかなぁ?
僕が悪いのかな?
僕が、悪いのかなぁ。

おともだちって、どうやって作るんだと思う?
僕は仲良しが良かったんだけれど、どうやら君は、そうは思わないみたい。
ほんとのことなんてなぁんにも知らないけどね。



あのね、
僕は、どうしようもないやつだよ。
ねえ、なおった?
あのね、僕は、こんなのだけれどさ、
悲しい時は悲しいよ。
烏滸がましいかなぁ、ふふ、そうだよね、
僕はそれだけのことをしたの。
僕が勝手にひとりになったんだ、
なら今更仲良しこよしなんて。
そんなの、虫がよすぎると思わない?

遅すぎたんだよね。
悲しいよね。
僕には、無理だったんだ。
慣れないことなんて、するものじゃないなぁ。


ぎゅっと、花を握るよ。
贈れなかった花をね。
抱きしめながら泣いてもいいかなぁ、
ああでも、そうか、
僕にはその権利すらないのかも。




今更すぎたんだぁ。
僕は一人がお似合いなんだって、
そうだよねぇ、僕もそう思う。
悲しいけれどね、だって、ほら、
もう冬だよ。冬が来る。


彼女が来たら、僕は、
またあの日に戻る事になるのかな?
うふふ、それもそれで、もう一層の事、いいのかもしれないね。

86 :
11/26-18:24


お前はこんな俺を見てどう思う?

 
埋められないんだよ。
お前じゃ無理だ、お前も無理だ、お前なんかが代わりになるなんてこと無いんだよ。


夢を見てるのは楽しいか?
俺が俺になると、
あいつはあいつでなくなる。

どうしたらいいんだろうな、
俺が俺である為にあいつを殺すか、
あいつがあいつでいる為に俺が死ぬか。
両立なんて無理に決まってんだろ、
馬鹿じゃねえの。


(ごっこ遊びなんてお終いだ)

87 :
11/26-18:30


少女は、たったの一人でいい。
それ以外変わりはいりません、
必要なのはわたしだけでいい。
わたしがわたしであればいい。
わたしがひとりであればいい。
わたし以外は必要ないのです。

お兄さまだけ、わたしの中で、 
どうか、息をし続けて下さい。
あなたで無いのダメなのです。
どうかわかってくださいまし、


言葉が耳に入ってくるのです。 
でも、けれど、だけど、嗚呼、
貴方の言葉以外は、必要ない。


わたしにとって、何が唯一か?
途中までの夢物語だとしても、
今のこの現状、答えは明白です。


彼女がどうか、報われません様。

88 :
11/26-18:45

***

罪深い私を許して下さいね。
貴方の幸せを一番に願います、それと同時、貴方が幸せになることを私は望んでいない。

許して下さい。
私にはいまだ、手の届かない相手だというのに。私に有利に見えた関係は、貴方の方がよっぽど自由で。
どうなるかはわかりません。私も貴方も。
ですがどうか、幸せになって下さい。その時はきっと、泣きながら祝福致します。

89 :
11/27-08:00


お兄さまが、わたしを必要としなくなったら。
今度こそ夢から覚めなくてはなりませんね。

彼女からも必要とされず、
彼の方からも必要とされず、
お兄さまにまで必要とされなくなれば、
わたしの存在意義はそこまで。

再び森の中へ、また彷徨います。



本当の本当、
まさかこのようなことになるなんて思っていませんでした。

      は、怖いものですね。

92 :
11/28-08:15

ほんとマジありえんし!
こんな可愛くてかっこよくて強くて優しい俺の事悲しませるとかどうかしてると思わん?でも面白がってる俺もいるんよね、こればっかりはどうにもならんし。
つか一度ぶりっ子辞めたら何かわりと吹っ切れたって言うか、何と無くだけど俺にもわかった。どういうことを言いたかったのかって、まあこれも全部俺の憶測だけど。

俺今すごーく楽しいニンゲン、になってると思わん?今一番のここ一番だと思うんよ、案外悪くないかもしれんし!リトだいすき!俺的ルール発動でお前ずっと俺のそばに居ろし!

93 :西
11/28-08:17

#猫バトン
>これが回ってきたら次に書く日記の語尾すべてに「にゃ」「にゃん」「にゃー」等をつけなければならない
>「な、ぬ」も「にゃ、にゅ」にすること
>一人称は必ず「我輩」にすること
>日記の内容自体は普段書くような当たり障りのないもので構わない
>日記の最後に5人!回す人の名前を記入するのを忘れないこと
>既にやったことがある人でも回されたら【何度でも】やる事

えー、にゃあにゃあこれでええん?あ、ええんにゃ?こんなん、いやちゃう、こんにゃん?こんにゃくみたいやな!こんにゃんやるん久々やからもう親分、感覚全然掴めへんわぁ、にゃん。

#にゃにゃにゃにゃにゃ!

ロマと別れるか別れにゃいかみたいにゃ話をしとるんやけど、あ、そんにゃ後ろ暗い話でもにゃいんやで、俺もあいつもまだお互いの事大好きやし、とかにゃんとか言うとどういうこっちゃてにゃってまうと思うんやけど、十人十色で色々と個人個人に事情があるからその辺は割合にゃ。
ほんでにゃあ、この先どうにゃるのか俺には全然わからへんねんけど、話の途中で俺はお得意の屁理屈を披露し倒してるわけやけど、にゃんとかにゃる!としか思ってへんねんにゃあ、我にゃがら困ったさんやで、にゃん。
ロマを傷付けてしまっとる部分があるであろう事は百も承知だにゃん、残念にゃがら俺は天使でもにゃければトマトの妖精さんでもにゃいし、下ネタも言うし汚い言葉も使うんやで…親分にどんにゃ夢見とんねんにゃ…。言葉で傷付けてしまってるやろにゃあ、とは実感、落ち込ませていることもわかっとるにゃ、せやけどお前自分で言うた事に自分で傷付いてたら訳にゃいやろ!と思ったから、ほんにゃら俺が言いたい事をドンドン言ってやるにゃ、落ち込むとええんや、ほんまにあいつはへにょへにょやしにゃ。ロマの事傷付けてええんは俺だけや、ということやにゃ!


ここに来て一人称を我輩にすることをすっかり忘れとることに気付いた俺、いやちゃう、我輩ですにゃ。
ほんまもうにゃんにゃんギルちゃん!にゃんで我輩にこんにゃん渡してくるねんにゃ!親分もプンプンや!にゃ!うはーわけわからんにゃたまにはこういうのもええんやにゃ、にゃんやこれめっちゃ楽しいわ~!


…いやほんまに、ロマとの話でのダメージ大き過ぎてどうにかしちゃったんやにゃいか、とかそんにゃんやにゃいんやで、ロマ本人にも「酔ってんのか?」とか言われてしもたにゃ!酔ってへんわーい!

#ニャニャニャニャニャ~

で、結局のところにゃんにゃんやという話にゃんやけど、別れるだの別れないだのの話をしてはいるものの、わりと楽しいんやにゃあ。いや全部が全部楽しいってわけやにゃいんやで?そりゃ悲しい気持ちにもにゃるし頭も混乱するんやけどにゃ。
にゃんにしたって、ロマと言葉を交わすのが我輩は好きにゃんやろにゃあ。俺とあいつなら、上手に、あるべき形に、収まると思う。どこから来る自信なんかはわからんけどな、そんな気がするんや。…今日もまた楽しくお喋りやにゃあ!

#nyanyanyanyanya!

気づいたかもしれんのやけどにゃ、我輩にゃ、猫めっちゃ好きやねんにゃ。それから「にゃにゅにょ」の言葉も好きやねんにゃ。せやからなんの意味もにゃいのにこんにゃに「にゃ」が並んどるん、めっちゃ面白いし楽しいねんにゃ。変なテンションで饒舌にもにゃってまうで、とか言いつつこれで絡みに行った友達が落ち込んどる真っ最中とかやったら空気読めへんにもほどがあるにゃあ!いやでも親分の、我輩の元気の出るおまじにゃいで元気にしたればええねんにゃ、そういうことやにゃ。

#NyaNya?


これ誰かに渡さにゃあかんの?
驚くことにゃかれ、我輩友達めっちゃ少ないねんにゃ。ただ、にゃんにゃん言うとるのを見るのは楽しいし、と、いうことは、この人がにゃんにゃん言うとるの見たいんやー!みたいにゃ自分の欲望丸出しで誰かに渡すっていうのもありやと思うねん。
やるかやらへんかにゃんてのはその人の自由やしにゃ、でも五人もおらへん…おらへんにゃ…。
>>>3578がにゃんにゃん言うとるとこ見たいなと勝手に言うとくにゃ。にゃにゃにゃで言葉遊びするんやろか、みたいな勝手にゃ期待もあったりにゃかったり。まあ気が向いたらで!

こういうことするん久々やったけど、楽しかったわ。ギルちゃんありがとにゃあ。

95 :
11/28-18:05


夢から覚めたようで。

元々、私に資格なんて有りませんでした、無かったのです。其れに気付く事無く、其れに気が付く事無く、今迄夢を見続けて居ました。

私と貴方では立場が違う。
貴方の様な存在と、仲良くなろう、だなんて、浅ましい勘違いをしていた私が悪いのです。どう足掻いても私と貴方では立場が違います、私はヒトではありません、貴方はヒトなのです。ヒトと仲良く、だなんて、立場を弁えないにも程がありました。
泣きました、悲しみました、面倒でしょう。私の様な面白くもない、言葉を交わした所で得る物も無い、そんな存在である私の相手をする、貴方様にとってはどれ程時間の無駄だったのでしょうか。気付けずに、申し訳御座いませんでした。

きっと何処かに感じていたのでしょう。似た、何かを、其れは何方にも言える事。気付いたならば、もうお終いです。


人間とお友達に、なんて。
なれる訳が無かったのです、この箱庭の中で。
箱庭の中で貴方は笑う、
私の前で微笑みかけて下さるのは、
兄さまだけです、兄さま、兄様、


ああでも、そうでした。
そうでした。

96 :西
11/29-17:43

なんやろなぁ。
めっちゃ楽しいねんな、

こうなった途端に日常に変化が幾つも起こる。全く、どないなってんねんな、
俺はそれをゆっくりと消化して行くしかないんやけども。



俺が渡したにゃんにゃん言うやつ、やってくれてありがとさん!いやーあれやんなぁ、アレやんなぁ、やっぱりにゃにゅにょの言葉が溢れかえってんのって見てて楽しいわぁ。ほんで物は相談なんやけど年末迄のお友達に親分どう?どや?どやどや?
調子に乗るなと貴族様に怒られそうやね…。

あ、ほんまや丁度上やん!
にゃ行の言葉マジックで、誰がやっても可愛くなるもんやで…ほんまに…。



俺は決して揺るがない。
どれほどの想いを重ね、お前の隣に居ったか。
お前以外は、俺は要らんのや。

98 :
11/29-19:17

やはり、案外辛いものですわ。
ふふ、ごめんなさい、そろそろ私も糸が切れてしまいそうで。どうしようもありませんわね、

元気を出さなくてはなりません。
私には、考える事がたくさんありますから。

99 :
11/29-23:23

***
本当に、馬鹿じゃないの。
僕も、あなたも。

100 :
11/30-23:37

100.


一つの物語に、終止符を打とう。


満月の夜に始まった、僕と、あなたの物語。ねえ、覚えているかな。ああ、そうか、あなたは、過去を振り返る事を嫌っていたね。僕は案外、悪くなくてさ。振り返りをするのも、思い出に浸るのも、良いか悪いかは置いておいて、好きなんだよね。
違う世界を生きていたよ、僕は少なくとも愛されていた。僕らはきっと、確かに、世界に愛されていたはずだ。

なぞろう、僕とあなたの軌跡を。今日だけは許してくれるだろう、僕の我儘を。
氷のようだった、まるで。氷点下で息をしていた僕は、波に流されているだけだった。僕の氷を溶かしてくれたのはあなただったんだ。
嘘じゃあなかった、僕は綴った、重ねた、想いを、パフィンに託した。書き直しを重ねに重ねたラブレターは、あなたの元に届いたのだろうか。僕は満足だった、月を見ていた、不思議と、寒さは感じなかった。僕はもう、寒さに怯えなくても良いんだと知った。

言葉で遊んでいた。世界で遊んでいた、僕が好きな世界をあなたが好きだと言った、僕の世界を僕らしいと認めてくれた、透明な水のようなあなたはとても暖かかった。僕は毎日暖かかった。時折、綴ってくれる想いに、嬉しさを感じていたのは嘘ではなかった。
水色の、花をもらった。僕はそれを大切にしている、あなたはもう忘れたかもしれない其れを、僕はまだ覚えている。
桜色の世界を歩いた、数多の世界への夢を語った、たくさんの言葉を紡いだ。僕とあなたの世界がそこにあった、僕はもう氷点下へと帰ることは、無かった。

一つの関係が終わったんだ。
僕とあなたはもう縛られる存在ではない。同じ世界で共存しながら、互いに自由なんだ。其れを望んだのはあなただ、僕も其れを望んだ。だけれども、どうにも、渡り歩いた世界が多すぎたようで。
手を離した、それを実感すると、どうにも泣けて来るようだった。果たしていつ振りの涙なんだろう、僕が最後に泣いたのは、まだノーレを、お兄ちゃんと呼んでいた、遥か昔の事だったように思う。

この物語は、バットエンドではない。
だからと言ってハッピーエンドですらない、僕もあなたも、物語をまだ終わらす気はない。これから先を、僕とあなたはきっと、新しい形で歩くことになるのだと思う。隣に居て、話をしながら、物語の続きを紡ぐのだと思う。手を繋ぐ事は、もう無いのかもしれないけれども、それでもあなたは僕の隣で、この先も笑ってくれるのかな。
 
今日までの、僕とあなたの物語に終止符を。
そして新しい物語を綴って行こう、僕が好きな、他の誰でも無いあなたの言葉と共に。



(それでは また、次の世界で)

101 :
12/01-10:22


スヴィー、に、宛てて。
お生憎様僕もリップサービスなんてのはよく分かってないんだ、其方が良いのなら、是非とも。それにしても嬉しいな、スヴィーの綴る言葉が一番好きだからさ、何かと、よろしくね。

**

海の様。

103 :
12/02-22:46


情けない事、
だからと言って、取り繕う元気もない。


ねぇ、お兄様。
私の想いは届くのでしょうか?
私ったら、いけない子なのです、幸せでないように、幸せにならないように、だって、私は幸せじゃないのに彼女が幸せで貴方が幸せだなんてそんなの、あんまりじゃあありませんか?ふふ、私は私が幸せでない限り、ましてや他人、の幸せなんて、願いましません。その程度なのです、私なんていう存在は。

本当は違うのです。
本当は、彼女には幸せになって頂きたい。お兄様、どうしてお兄様はお兄様なのでしょう?お兄様がお兄様である限り、私は一生このまま。お兄様に手を伸ばすことは出来ても、それだけなんです。
彼女はなぜあんなにも自由なのでしょう?彼女がどんどんと私の元を離れてゆきます、知らない場所へ、知らないヒトに、ヒトになろうとして。
私に出来なかったことをやってのける、


私は、いつかヒトになれますか?

104 :
12/03-23:21


はあ…惚れ惚れ致しますの。
どんな事情があるか、どのような事を思って綴ったのか、そんなの私はひとつだって理解してはいませんが、ただ其処に、其処に綴られ並べられる言葉達に魅了されて仕方が無いのです。
そうですね、総称して何とお呼びすれば良いのか…読み方は合ってるのかしら、ひめさん…?ううん、私こんなセンスはまるで無いのです、誰宛って貴方です、あなた、素敵な言葉を零される私の、ご友人。

なんとお呼びしましょうか、と、少しばかり頭を悩ませております。
ふふ、私も言葉を紡ぎたくなってしまいますね、そんな不思議な力が貴方の日記帳には宿っている気がしますわ。

105 :
12/03-23:28


軌道修正、
直ちに元の仕組みに戻したまえ、
心の乱れを其の儘ぶつけるのはあまりに不格好である。我輩に相応しくはない、常に気高く、常に冷静に、落ち着いて、嘘と本当を散りばめるのが我輩の役目…。言葉遊びもまた一興、我輩が納得するような、我輩が納得出来る出来でないと、全くもって楽しくないのである。

遊びだとしても本気だ、手を抜いたりなどしない。我輩の遊びを振り返り、優雅に思い出に浸るのもまた一興なのである。

106 :
12/04-15:10


私にはない
貴方にはある

私の無い物ねだりと、
あなたの無い物ねだり。
どちらも同じなのです、

とても寒く感じます。
私は、まだどうやら水面下、
光を見ることなんて、
果たしてあるのでしょうか。

分かりませんわ。
分かりませんの、

離れて行きます、
私のそばには、兄様すら居ないのでした。

108 :
12/06-13:45

さて、ひめちゃん、に向けての言葉を綴ろうじゃないか。私は今少しばかり、照れ臭さと嬉しさが入り混じった心境で、浮かれているのだと思う。

いやはや何と言っていいのか、似てる、だなんて言うと言い過ぎになってしまうのだが、ひめちゃんの言葉に共感できる事が多いのだ。私も昔から、ある事ない事を織り交ぜて言葉を綴って居てね、私だけが分かればそれで構わない、と言った調子で。其れなりに考える訳だよ、言葉の使い方を。表現の工夫を。私が後から読み返して、楽しむ為にね。まさに自己満足だ。
しかし私もこの記録が、大事で大切で、好きであったりする。勿論の事、「心の乱れを其の儘ぶつけるのはあまりに不格好」、私も未熟な訳だ。多少なりの言葉遊びを施さないと、やはり私も楽しく無いからね。
私がこんなことを言うのもアレだが、君の考えた事、思っている事が其の儘私と同じ様に感じたんだ。だから尚更惹かれるのかもしれないな、と思っていたり思わなかったり。ただ、ひめちゃんの場合は言葉だけでなく視覚的にも楽しませてくれるだろう、私はまるで観劇者の気分だよ。私には其処までのセンスは無いからね、憧れるものだな。

#*

呼び方について、私はどう呼んでもらうのがいいのだろうか。自分では分からないな、ひめちゃんのお好きなようにしてもらって構わないよ。読み方はわかるかな、私、は、わたしと……なんて、言うまでもないか。ちょっとした私のお茶目な部分が顔を出しただけだ、怒らないでおくれ。

ところでひめちゃん、百頁目に気付くとは、そして其れを記すとは、私は恥ずかしくてだな。そうだ、君の言う通りだよ。あれは一つの、そうだな、作品、として彼処に残しておこうと思ってね。そんなところまで見られていたとは…ふふ、だけども嬉しくも感じるよ。

ひめちゃんに宛てると長くなりすぎるのが今後の私の課題になりそうだな……。

109 :
12/06-13:50

おや、下にいるのは私の親愛なる友人ではないか。私程ではないにしろ、君は眼鏡が似合いそうだな。



菓子折りをね、届けようと思うんだ。
私の好きな物をたくさん詰め込んだものを、兄さんにね。果たしてどんな顔をしてもらえるのかな。


お菓子と言えば、そう。

夕日がとても綺麗だったんだ、あかくてあかくて、周りの建物をあかいろに染めていた。空がとても美味しそうでね、心底綺麗なものだと思ったよ。それをあの人に言ったら、みかん?なんて摩訶不思議な返事を返されてしまったわけだけれど。ふふ、みかんじゃないよ。空は空だ、美味しそうな空だった。
雲を見て美味しそうだという人がいるだろう、雲はどこに浮かんでいるのか、空だ。空だって美味しそうだとは思わないか?コンペイトウを、ひっくり返した様だった。私はやはり空が好きだよ、それも、晴れの日の空がね。

110 :
12/06-18:28


空っぽのような気がする。
猫箱と称するのは良くない、そう、だって君は猫ではないのだから。蓋を開けたって、何百とその先の変化を持つ君に、蓋を開ける前の予測なんて無意味な物でしかない。

僕は今何処に立っているのか。
分からないことが多いね、寒さを防ぐ、そのためだと言って耳あてを、マフラーを、寒さだけでなく音まで僕は塞ぎたいようで。パフィンの鳴き声だけ聞いていたいんだ、僕は。



111 :
12/07-00:08

うむ、楽しい。


間違ってはいないよ、楽しいのだ。昔と何も変わらず、私の側に君が居てくれているのだからね。なんとも幸福な事だよ。


普段と違う君を見る。
ということは、ある種新しい君との出会いでもある訳だ。楽しくて嬉しいことだとは思わないかい?私にはまだまだ知らない君の姿がある。全部見せてくれ、私に。どんな姿であろうと私は君の側に居よう、離れる理由なんて今更ないのだからな。

#

確実に私よりも貴方の方が適任者であっただろうに、何故このような状態になっているのか。いや、逆にいいのかもしれない。貴方がふわふわと、ぴょこぴょこと動き回るのは私は見ていて気分がいいからだ。堪能しようではないか。

112 :
12/07-08:30


僕はいつまでも赤頭巾では居られない。


御伽噺は本当にハッピーエンドばかりだろうか、そうじゃない。赤ずきんを狼側から紐解けば狼はバッドエンドなのだから。

花の咲く道ばかりじゃない、運良く誰かが見ているわけでもない、トントン拍子でお話は進むけれど。道中どこに石ころがあるかなんて分からない、役割が決まっているもの以外は全部わからないんだ。石ころの方が狼よりも遥かに恐ろしい存在になり得るかもしれない。

僕は狼になるべきだったのかもしれないね。がおー、食べちゃうぞ。なんてさ。

114 :
12/07-15:35


そ、そうなのですっ!
頑張るのです、頑張らなきゃ頑張らなきゃ、が、しかし頑張るという言葉に何故ここまでの重力を感じるのでしょうか?何故こんなにもやる気が湧いて下がって湧いてを繰り返すのでしょうか?

お兄様が言ってくださいました、頑張れと、頑張れと言ってくださったのです、お兄様が、です、自発的に自然的にそれがまるで当たり前であるかのように、(当たり前といえば当たり前だったのかもしれまさせんが)、お兄様がお兄様がお兄様がっ!


………コ、コホン。
私は頑張る子です、私は出来る子です。お兄様が頑張れと仰るのなら、私は頑張りますわ。私が頑張ったら、お兄様は褒めてくださるでしょうか?兄様、愛おしいお兄様。どうか見守っていて下さいませ。

115 :日*帝
12/07-15:42

この私に愛された、ということを、幸福に思って下さいね。



この私を虜にしたのです、一時的とはいえ、この私を。それがどれほど迄に光栄な事か、お分かりでしょうか?私からの愛情を貴方が全て、独り占め出来るのです。ほらほらァ、他からの羨ましそうな眼差しが見えませんか?見えますよね?特定の人物を作らなかった私が、貴方の側に居る。貴方にはその自覚が足りませんでした、単に私を生かすことも殺すことも出来る立場であったと言うのに、あろうことか貴方は何もしないまま、私をまるで玩具のように弄び、鎖に繋いで引きずったり振り回したりの繰り返し。
あろうことか!この!この、偉大なるこの私を、私をです、まるでボロ雑巾のように!嗚呼、嗚呼…ねえアーサー様、貴方は本当に何処までも愚かで何処までも馬鹿なお人でした、ふふ、ふふふ、愛しておりましたよぅ、それはそれはもう殺したい程に。

…失敬。少々取り乱してしまったようで。
貴方は過去を振り返らないでしょう、そして犯した過ちにも気付くことは無いのです。私に愛された事を幸福に思いなさい、しかし貴方にはそれを思い返す権利すら無い。なんと可哀想な、私に愛されたというのに、なんと可哀想な事でしょう。

私が貴方を愛した記憶は全て過去のお話、さて、今の私という存在の拠り所は?私を生かし殺すのは誰なのか、私を繋ぐ鎖を持つ主様は誰なのでしょうか、

ふふ、こればかりは秘密のお話。

116 :
12/07-22:37


僕は決して、賢い訳では無い。

言葉の量なんて極めて少ない、引き出しもない。そう、絵本が好きだ。おもちゃ箱が好きなんだ、クレヨンが好きで、猫が好き、歌が好き。子供のようだ。
おもちゃ箱をひっくり返したような人だと言われた。僕が紡ぐ絵本を好きだと言った人がいた。僕はこれで許されていたんだ、箱庭で遊んでいれば良かった。遊んでいてよかった、ノーレやみんなが僕の周りに居てくれる。
僕はそれでいいんだ、何故なら僕は末っ子なのだから。僕はここでは末っ子であり末っ子であることを許されており全てがそう認識してくれている。甘えて当然の存在、可愛がられて当然の存在、僕はそう、ア/イ/ス/ラ/ン/ドだから。僕はそういう存在なんだよ。生まれた時からの位置付けを守る、それだけ。


なぁ、んて、さ、
誰が許すと思う?僕が許さない。
ノーレが許しても、ダンが許しても、フィンが許したってスヴィーが許したって、パフィンが許したって、僕が許さないよ。僕はもう子供じゃない、守られているだけだとか可愛がられているだけだとか、そんなの違うんだ。僕は可愛い可愛い僕じゃない、昔の僕はもう居ないよ。
僕はもっと外が見たい、外側が見たいんだ。お姫様と王子様のお話は、御伽噺はもう読み飽きた。新しいお話を紡ぎたいんだ、僕は一人で、たった一人で、ね。


子供じゃないやい、べっ。

117 :
12/07-22:42

たまには酔い痴れるのも悪くない、何も考えずに文字を紡ぐというのも中々のモノであった。仮に例えるとするならば物語だ、私の頭の中だけで補完が完了していればそれでいい。

#

何故だろう、今夜はこんなにも、

#

ふふ、醜いね。
なんとも子供染みている。そんな話が通用するとでも思ったか?私には通用しないのだ。
その感情、を、持つ権利が、私には微塵もない。何故ならなんて野暮すぎるね、私と君は同等の立場に居るからだよ。私は最低な事をされたとは思っていない、私と君は同等、つまり私がこのような感情を抱く事は本来あってはならない事なんだよ。
どうにもこうにも、感情というのは面倒なものだな。何処に居ても何をしても、例えば私が女であったり男であったり人間であったり子供であったりしても。一貫して変わらないのだからな、厄介なものだ。

118 :
12/08-07:04

さてはて、この感情は何なのだろうか。


何なのだろうか、なんて、今更実に白々しい。私が一番理解しているであろうに。わかっているよ、わかっている。わかっていて尚、わからない振りをしたいのだ。自分とって都合の悪いことには目を瞑りたくなるだろう?そういうことだよ、ワガママだ。

119 :
12/08-07:55

#ひめちゃん
僕がひめちゃん、だなんて言うのも変な話だ。取り敢えず、そうだな…列さんが手紙に色々と綴ってしまったし。ああ、そうだ、みーちゃん、の由来ね。びっくりした、そんな風に考えてくれてみーちゃんになったなんて。色んな見方があるんだね、視野が広がったよ。僕じゃ多分そんな発想にならなかっただろうしね。
とめさん、でもとめちゃん、でも僕は良かったけれど。みーちゃん、…て呼ばれるの、なんだか少し擽ったい。嫌じゃないけど。

そうだ、ひめちゃん。
百頁おめでとう?百に渡る君の言葉が見れて僕は嬉しいよ。これからも、たくさんの世界を展開させて行ってね。覗かせてもらって、勝手に感動したり、勝手に憧れたり、そんな事を繰り返すつもりだからさ。

121 :日/帝
12/10-10:01

お手紙は、ちゃんと届くのでしょうかねぇ。



アーサーさんと愉快なお話を致しました。嗚呼、私はもう数多の男性に手を付けられた身体である、と、冗談交じりに申しただけなのですけど。あろうことかまるで見当違いのお方の名前を出してくるんですもの、ふふ、戯言に少々お付き合いを。
いやはや、貴方をからかうのは面白いですねぇ、アーサーさん。私は貴方の物だと申し上げているのに、この爺、私は綺麗ですよ?純潔清純その物です、それなのに悲しきかな、何故信じて頂けないのでしょうねぇ。ふふふ。

122 :
12/11-08:03


準備は整った。
私は貴方の為に尽くそう、其れ迄の準備をしたつもりだよ。私が私で無いなら、少なからず私を褒めてやりたいくらいだ。よく頑張ったなと。
そろそろ気付いているかもしれないな、私は貴方を喜ばせたいだけで、喜ばせる為に存在している。頑張れと一言言葉を添えて下さった貴方の為、そう、これは貴方の為でもあり私の為でもあるのだ。私は最善を尽くそうじゃないか。
見ていておくれ、私は必ずや、やって見せるよ。

123 :
12/12-08:21

嬉しいことも、悲しいことも、すべてをまぜこぜに、こねてこねてまぜて焼いたら、きっとおいしいケーキになります。
おとぎ話的なお話も、私とあなたで、ひょっとしたら偶然的に奇跡的に、紡げるのかもしれません。お茶とケーキをおいしくちょうだいしながら、そんなお話だって、きっと、ずっと、悪くないのです。

お空はすっと透き通っていて、透明で、あおいろで、水色で、白色で、もしかしたら見えないお星さまだって救えるのかもしれません。太陽は象徴、太陽は、太陽は、あなたなのです。今日も明日もわたしを照らしてくださいます、迷わないように、今度は道に迷わないように、わたしの足元をぴかぴかきらきらと、照らしてくださるのです。
手をとって歩きます、特急列車に乗り込みます。それはもしかしたらトロッコかもしれません、メリーゴーラウンドなのかもしれません、最終駅があなたであれば、わたしはなんだって、かまわないの。


一番星は水玉のなかに、おいかけっこはもうおしまい。わたしの手のひらの中に、どうか、帰ってきてくださいね。

125 :
12/13-02:44



(>>000126)


しかし、違う。
兄さんは兄さんであって、兄さんで無かった。嬉しいことに変わりはない、満ち足りている、私は幸せ者である。高嶺の花だと思っていた、兄さんの側に居ることが出来るのだから。
でも、ユートピアは崩れたのだ。物事の理想像が、私にはまだ無い。頭の中で完成していないのだ、今の兄さんの思想に合わない、合わすことが出来ない。過去に縋るつもりはないが、私はどうしても過去の兄さんに想いを馳せてしまう。
好きだったのだ。兄さんが。私の全てを作り上げた人だった、今、の私に繋がる全ては兄さんからの影響により生まれたものである。おかげで私は愛を得た、民を得て、徳を得た。自信にもなったのだ。兄さんが私に及ぼした影響は、兄さんが知らない程大きい。
変わらない部分は勿論ある。しかし兄さんは大きく変わってしまった。小さな部分は変わっておらずとも、大きく変わってしまったのだ。私はそれが、少しばかり、悲しい。
もう、昔の兄さんは見れないのだ。兄さんは新しい道を進み始めた。過去の兄さんは過去でしかない。私は、過去を振り返ることばかりだ。それ程好きだった、愛していた。兄さんだって同じだったはずなのに、それなのに。変わってしまった兄さんを見て、時折、切なくなる。泣きそうになる。苦しくなり、辛くなる。


私はね、あの子が好きな、兄さんの事が、大好きだったんだ。愛して止まなかったんだ。あの子に恋をする兄さんが好きだった、そう、それが私の全てだった。私を形成するものだった。兄さん、私は、兄さんの想いから作られたようなものなのだよ。
だけれど、今の兄さんはどうだろうか。今の兄さんが好いているのは、もう、あの子ではないんだ。今の兄さんも好きなんだ、新しいものを見つけて、キラキラとしている。それでもやっぱりね、私は、あの子を愛していた、あの子の話を幸せそうにする、兄さんの事が。大好きだったんだ。


最後にあの子の元へ戻った兄さん。
私はその片鱗を見たんだ。嬉しくて、嬉しくて、それでいて悲しかった。見納めだ、最後の見納め。私は、私が記録した、あの子とあの子を愛していた兄さんのカケラをなぞる。そうして過去に焦がれて、虚しい気持ちになる。兄さんは私ではない、兄さんの気持ちは変えられない。一番よく理解しているのは、私だ。

見納め。最後の見納め。
気まぐれが起こるかもしれないね、兄さんがあの子の元へ訪れる、そんな気まぐれが。それには期待しないでおこう。離れたものの、兄さんがあの子をまだ愛している事を、私は知っているよ。

最後の見納めは、とても静かなものだった。
二人の静かな逢引であった。満天の星空の下で、悲しげに微笑む兄さんと、あの子の姿を。私は、ガラス越しに見ていた。


愛している、兄さん。
貴方は「私」を形成する全てだ。これから先もやはり変わらないのだろう。貴方に出会えた事に感謝を、貴方のお側に居られる事に感謝を。





太陽のような眩しいひと、
雪のようにはかないひと、
貴方に変わって、私が愛する事を、此処に。




「あの子には、夏が似合う」
そう、言ったのは、兄さんだった。
そうして私の中で、夏は、あの子の世界になったのである。

126 :
12/13-02:45


綴ろうと思う。
忘れないために、愛するために、「私」の全てを。




#拝啓
私の姿で、手紙を綴るのは初めてだろうか?ふふ、まあ、見ておくといい。私だって、言葉くらいは綴れるのだよ。退屈はさせないさ。

なあ、兄さん。
知っているかな、私は兄さんに憧れて、憧れて、尊敬して、憧れて。焦がれて止まなかったのだ。出会いはいつだったろうか、夏の日だろうか。一目惚れだったね。一目見て、好きになった。私はあの日からずっと兄さんに恋をしているようで、あの日から変わらず、兄さんの事が好きなのだ。
兄さんの紡ぐ言葉に惚れた。兄さんのセンスに惚れた、価値観に惚れた、ユートピアのような存在だった。存在なのだ。まさに私の中で、兄さんこそが絶対であり、兄さんが沢山のものを占めた。私の中で一つの方程式が完成してしまっていたのだ、それ程までに心酔し、愛して止まなかった。他のものから軽く咎められる程度にはね。
高嶺の花だった。私は兄さんに、手は届かなかった。足元にも及ばなかったよ、ただただ見つめるだけだ。それだけ、見つめて、思考を巡らせて、兄さんの言葉に酔って、想いを募らせる。それでいて私は幸せだった、幸せでない筈がない、兄さんに出会えたこと自体が、私の大きな幸運なのだ。

ある日転機が訪れたね。
あれも夏の日だった。兄さんと少しの言葉を交わしたのだ。それだけで私は満たされる、満たされる、兄さんの後を追うように私も新しい居場所を作ったのを覚えているよ。その際私は、兄さんの目に止まったのだ。訳が分からなかった、夢なのかと疑うほど近くに兄さんが居て、私に、私に言葉を投げ掛けている。奇跡とも呼べた、長年に渡る私の片想いは、その日に実ったのだ。浮かれない訳が無い、ぼんやりとしていた頭も一気に冴えて、嬉しくて嬉しくて、泣きそうですらあった。

(そう、夏の日の少し前に。私は実際泣いたのだった。一つの目標を失ったからである。兄さんが兄さんでなくなったその日に、私は酷く動揺し、落ち込み、泣いたのだった。私の全てであったといっても過言ではないだろう、そんな兄さんを失ったのだ。失ったらというのには少々誤差が生じるが、あながち間違いでもない。ユートピアが崩れた。そうして泣いた。しかしその結果がなければ、私は夏の日に、兄さんの側に居ることは出来なかったのだから、複雑な気持ちだ。)

近くに兄さんが居た。
毎日が夢のようであった。
兄さんは、私が名前を呼ぶことを許可してくれた。兄さんが私の名前を呼び、私は兄さんの側に居た。幸福であった、泣きそうであった、満たされていた。兄さんに触れてもらったのである、崩れてしまいそうだった。私はその時程、私が私であって良かったと思った事はない。一等尊敬してやまない、敬愛してやまない兄さんに、触れてもらえたのだ。他の誰でもないこの私自身に。認められたような気がした。長年に渡る想いを兄さんに直接伝えた。あの動揺も感動も、今だに鮮明に記憶に残っている。
私は、新しい兄さんの側に居るのだ。


>>000125

.

127 :
12/13-05:06

名前で、呼んでもらった。
暫く忘れていた、僕の名前だ。あの人が僕を、呼んでくれた。僕もあの人の名前を呼んだ、新鮮で、照れ臭いとあの人は笑った。僕も、新鮮で、胸が温かかった。


(暗転)


僕の身体は、あの人のものだ。壊すのも殺すのも僕がしちゃいけない事、大丈夫だよ、僕は何度でもあなたの元に帰って来るから。そうは言っても、あの人は僕を割れ物のように扱った。壊れないように殺さないように潰さないように割れないように、多分これは幻想なんだけど。


#***


「彼女」が愛して止まないあの子、かつては彼女の敬愛する兄が、愛して止まない人であった。彼女は兄からの影響を大いに受け、そして今もなお、あの子を愛し続けている。
そして僕と貴方は、愛を育むと同時に、彼女の駒でもあるのだ。「僕」は、「あの子」の代わりなのだろう。僕と貴方は、二人で理想郷を築くことが出来るのだ。そしてそれは、彼女がガラス越しに眺める事になる。

僕が此処に存在する理由すら、彼女の兄からの影響。僕たちは導かれて、此処に居る。こうして言葉を紡ぐ事が出来ている。

それでも、あの人はもう、過去に戻るつもりはないのだ。僕たちはこんなにも、過去を辿って辿って、辿り着いた先に居ると言うのに。

128 :
12/13-07:54

#おはよう
寒過ぎるだろう、私の眼鏡も曇ってしまって何も見えないぞ。しかしながら元気である。うむ、うむ、冬だな。

おや、起きたらひめちゃんの姿が。今日も冷えるな、おはよう。

#

兄さんに対する想いを、言葉という形で記せたのは私の中で大きい。永遠に想い続けてあげよう、兄さんは飽きるだろうなんて言っていたけれどね。そんな事は無いさ。

129 :
12/13-07:58

夢を見ておりました。
否、都合の良い夢を見ました。

(あなたが、わたしに愛を紡ぐこともなければ、わたしを特別視するはずもなく、わたしに興味を持つこともなく、わたしをそんなふうに呼ぶこともなく、ましてやそんな約束などとりつけるわけがないのです)


辛いですよ、だって会えないのですから。言葉を交わせないのですから。私なんていうのは所詮、多くの中の一つでしかないのです。
ああ、嫌ですね。現実とはこんなにも厳しい物でしたか、そう、そうだったんでしょうね。私が気付いていなかった、たったそれだけ。気付いていながら気付かない振りをしていた、それだけ。


望みの無い、春を待ちます。

130 :日/帝
12/13-08:11


(虫唾が走る)


貴方は、頭の中まで花畑のようになってしまったのでしょうか?嗚呼愚か、愚かで愚かで、可哀想で憎らしくてたまりませんよ。何故私であり私でありながら夢を見るのか、来ない春を待ち続けているのか、私よりもどうしてそんなに、ぐんと、ヒトに近くなってしまったのか。
一途に想えてさぞ幸せでしょう。酔っているだけですよ、気付かずに要らない感情を次から次へと生み出している。産み落としている。私のようであれば良いのに、どうして一人のヒトをそんな風に愛せるのでしょう。面倒なだけでしょうに、数多のニンゲンと楽しく愉快に言葉を交わし身体を重ねるだけで、沢山のものから目を逸らす事が出来ますよ。貴方だって、そうして生きていた癖に。なぁにを今更、ヒトで在ろうとしているのでしょうか。虫唾が走ります、ええ、走りますとも。殺したいくらいに、憎らしい。

冬であれば良いのです。春なんて来ませんよ、私は相変わらず冬に取り残され、春を待たずに冬を繰り返して居ます。望みのない春など、何千年と待ち続けたって、意味が無い。愚かです、私には分かりません。何が不満だったのか、私を誰がそうさせたのか、春を待つ私と春を待たない私。

ねえ、戻っておいでなさい。
春は、私が思う以上にきっと、残酷ですよ。

131 :
12/15-10:49

土に還って、暖かな日差しで夢を見る。月に着いたらまた、ヒトとなる。火をみるその日は少し嬉しい日で、水の様に透けた夜明けはブルーな気持ちに、木漏れ日の中で聞く鳥の囀りは心地が良くて、金木犀の香りに酔いしれて、それからまた、私は土に還って来るのです。

ヒトとなりヒトをやめ、それからまたヒトとなる。こんなに気持ちに変化があるだなんて、だって、まるで人間のようですわ。

133 :
12/16-22:36

ひめちゃんに手紙を綴ったが、果たして届いているだろうか。



今日も寒いな、あの人がふと現れるのを待つ、まつ。私は待っているよ。


随分と情けない姿になってしまったものだな。見るのも、痛い、痛々しい、黒い、黒々しい。
あの娘のような白とは間反対だ。なあ、何を見て私を白だなんて言った?私に白色だなんて言ったんだい、私はもうあの娘じゃあないんだ。真っ黒だよ、あの娘も、私もね。

134 :
12/17-01:57

ねえおにいさま。


するりと抜け落ちてゆきました。
わたしはおにいさまのお姿を見たのです。こっそりとわたしはおにいさまのお姿を見たのです。なので、ですから、こっそりと見てしまったのですから、もちろんのことおにいさまは驚いていて、それでなお、わたしの知らないおにいさまのお姿がそこに。
踏み入ってはいけないと感じました、わたしはなんという罪をおかしたのでしょうか。わたしのおにいさまだと思っていましたが、わたしの知らないおにいさまなんていうのは、おにいさまでいて、そうでないおにいさまなんていうのは、何十人何百人といらっしゃるのです。
その事実を、あまりにも突然、あまりにも唐突に、わたしは知ることになりました。それはわたしの失敗でもあり、自業自得でもあり、わたしの過ちでもあったのです。

わたし、おにいさまに会うのが怖い。おにいさまはきっとなんとも思っていません。わたしはおにいさまが好きです、大好きです、ですが、もう、この気持ちはころしてしまったほうが、よろしいのでしょうか。

祝福してくださいました。とてもとても歪な笑顔で、祝福してくださいました。
おにいさまはおにいさまですが、おにいさまではありませんのよ。


(わたしだけの御人になってくださればよいのに、)

135 :
12/17-03:52


なんて残酷なんだろう。

相変わらず兄さんの面影を追い掛けている。兄さんの過去の記録に触れては、寂しい、愛おしいという感情が入り混じる。どうしようもない問題に、私は頭を悩ませているのだから、愚かでしかないのだろう。
泣いて縋ればいいのかい?兄さん、彼女を愛していた頃の貴方に戻っておくれと。そんな事をして、何になるのか。
だがしかし、やはり辛いのだ。私は兄さんが心底あの子を愛していたことを知っている。本当に本当に好きだったことを、知っている。その気持ちを向ける対象が、あの子から他へ変わっただけの事。それが酷く寂しい。悲しい。苦しい。私はだって、未だにあの子の事を愛しているからな。

思い出をなぞって、泣く。
兄さんを見る、あの子の話を時折、したりしなかったり。ただ恐らく、兄さんが自発的にあの子の話をする事は、もうないのだろう。ないのだろう。ないんだ。
私は満足しなければならないよ。兄さんの側に立って居ることに。彼の側に立つことを許された、一握りの数の中に、私がいるのだから。それで十分じゃあないか。


ただ、やはり、…………兄さん、ありがとう。愛する事を教えてくれて。

136 :日/帝
12/17-13:58

飽きました。



私はもう貴方に想いを寄せる事に疲れたのです。元々一人のモノになんて、なり得なかった私を貴方は虜にしましたが、貴方は気付いていらっしゃらない。私が勝手にそう思い込み、遊んだ、ただそれだけ。
この数ヶ月間、楽しかったですよ?一喜一憂、貴方に思い馳せ、まるで、ヒトに成れたようでございました。


然しもうお終いにしましょう。
貴方ではもう私を満足させる事など出来ないのですから、ですから、さようなら。明日から貴方と私は、赤の他人ですので、よろしくお願い致します。

137 :
12/19-18:51


兄さま。
私はもう、おもちゃ箱の中に入って、絵本を読んで、静かにお姫さまをしていた頃の私とは、違うのですよ。
それでもお兄様は、私の王子様で、いて下さるのでしょうか。

138 :
12/20-00:55


劣等感。


物凄い物凄い感情が、僕の中に。蝕んでいる。
僕は僕で居ていいのだろうか、僕は駒として相応しい?僕は、僕として、間違っていたりなんかは、しないだろうか。僕はちゃんと、僕を、演じ切れているかな。君の相応しい僕に。

僕はまだ僕で居たい。僕は臆病だけれど、僕は僕であって、それでいてなお、君との物語を紡ぎたいんだ。彼女が作り上げた盤上の駒でいい、物語を紡ぐ登場人物でいい、それでも、それでいいから、僕は、僕で在りたい。


どこまで未熟なのだろうか。
こんな思いは久々だ、いや、初めてなのかもしれない。誰か僕を認めておくれよ、それで漸く、僕は僕に成れるのだから。

139 :
12/20-01:15


期待なんて一ミリもさせない、思い通りにはさせないし、僕は君たちの言うような存在でもないんだよ。

可愛い僕であればいい、守ってあげたくなるような僕であればいい、弱くて白くて純潔で清純な僕であればいい。
僕はもうそんなんじゃないんだよ、黒い、どうしようもない存在なんだ。傷を付けるし頭を抱えさせてしまうだろう、嫌われるかもしれない、見放されるかもしれない、君に好きで居てもらえないかもしれない、それでも僕は、僕は……僕は、あえて黒で居よう、と。僕は僕であろうと。
そんなどうしようもない僕を、それでも君が愛してくれるのなら、僕はその時初めて、心から僕で良かったと思えるんだろう。



現実は、そう、上手くは行かないかもしれないけれども。

141 :
12/20-20:00

友人からの便りに、少しばかり嬉しくなった。恐らく今の私は、どうしようもないくらいに、どうしようもなく、道に迷っているから。迷子の迷子の子猫ちゃん、というわけだ、そんな可愛いものでもないけれどね。そんな中、友からの便りというのは、なかなかに、心を弾ませてくれるものなのだな。ああひめちゃん、大丈夫だよ。君の家の鳥さんは、しっかりと私のところまで手紙を届けてくれたからね。


あの人に、怒られてしまった。
私はわけがわからなかったよ、可哀想と言われて、弱虫だと言われて、不幸に酔うなと言われ、子供だと言われて、好きだと言われた。私のどんな弱さも受け止めてくれると、私とあの人は似ていないと、言われた。
私はそんな風に言われたことがなかったんだ、「私」という存在が漠然とし過ぎていて、もう、ずっと何年も迷子だった。私は私がわからなかったのだ、今もなお、私がなんなのか、どういう存在なのか、私にはよくわかっていない。
「お前は弱虫なだけで、なんでも出来る存在だ」と、そんな風にも言われた。私は、少し悲しかったものの、嬉しかったんだ。こんな風に言って来る人が居なかったから、なんとなく、私よりも私のことをわかってくれているのじゃないかと。だから私は嬉しかったんだ、ありがとう、そう伝えた。
そうしたら、怒られてしまったよ。頬を引っ張られてしまった、ふふ、ああ、痛いなあ。わからないんだ、私は怒ればよかったのか?泣けばよかったのか、落ち込めばよかったのか、屁理屈を返せばよかったのか?喜んではダメだったのだろうか。どういう反応を返すのが、一番良かったのだろう。
「そんなだから、お前は素直で良い子なんだよ」
はてさてこれは、褒められているのか貶されているのか。私は素直で良い子ちゃん、なのだろうか。なあほらやっぱり、わからないんだ。私は私がわからない、本当にわからないんだ。何が私なのだろう、私を言葉で表すのはこんなにも難しい事だったのか。
頭がこんがらがりそうだ、糸が絡まってしまう。あの人は適当な言葉を並べただけだと言った、適当な言葉を並べた相手に私はお礼を言ったのだから、なら、私は滑稽なのだろうか。わからない、わからないよ。どうしてあの人はそこまで自分を理解出来ているんだ、私が述べる「私論」は、自分をそんなに卑下するなと、一蹴されてしまった。

おまわりさんが見つからない。
私は今だに迷ったままだ、何年も何十年も、わからないまま、道に迷ったまま、ぼんやりとしたまま、記録をつけて、言葉を並べているだけなのだ。

142 :
12/22-01:04



季節の話をすると言っていたね。
さあ、では綴ろうじゃないか。私的四季のお話を、あの子達と照らし合わせながら。兄さんが愛し、私が愛する彼らと共に。


【春】
桜が舞う季節だな。
私は桜が好きなんだ、在り来たりだと思うだろう。それでも好きなんだ。小さなカメラを片手に、思わず写真を撮ってしまうほどに。どうにかしてこの、美しい桜を残したいと思いながら。
春は暖かいから好きだ。寒い冬が終わって、春が来る。透き通った空を背景にして、暖かな日差しの中、桜の花弁が舞うんだ。絶景だよ。

あの人はきっと、春が好きなのだろう。生き物も動き出すからね。あの人は、動物や虫が大好きなんだ。嬉しそうに戯れている姿を見るのは、私は嫌いではない。

思い出すのは、あの日の事。
桜を見に行こうと、約束をしたんだ。あの人と。とても有意義な時間だった、とても、とても。私は忘れていないよ。そしてまた、新しい春も、貴方と共に桜を見ることが出来ればと。

**

さて、あの子たちには、春はどう映るのだろう。
春は新しい事がたくさん待っている時期でもあるね。それでもあの子は、変わらない笑顔を咲かせるのだろう。あの子たちは、桜を見上げて笑うんだろう。
そして、次の春には、あの子たちは、満開の桜の木の下で。別れの言葉を、会話を、零して、交わすのだろう。
悲しい春にならないように。さみしい春にならないように、君たちがずっと笑顔で居られる春になるように。私はずっと、ずっと見ているよ。兄さんの変わりに、私が見守って居るからね。
桜の花が舞う場所。あの子たちには、そんな場所だって、似合うのだろう。

143 :
12/23-16:20

非常にまずい。
頭が良く回らない、眠い時に筆を持ったのだろうな。お陰様で何を書いていたのかまるで記憶に残っていない、故に恐ろしくてこの帳面を開くこともできなかったのだ。なんということでしょう。

***

やる気もなく沈んでいた私だが、そう。今日は大事な日なのだ。めでたい日だ。手作りのケーキをプレゼントしようとしたのだが、食べてくれるだろうか。前々から話に出してはいたのだぞ。この私が作ったんだ、食べてくれるに決まっているさ。

(謎の自信)

***

>>>3585
簡単ではあるものの、言葉を綴らせてくれないか。なんて、聞いておきながら勝手に綴ってしまうのだけれど。
おめでとう。

***

ひめちゃんよ、あんなので喜んでくれるのか、君は。さながら女神のような存在だな。ふふ、言い過ぎか。眠い時に書くものでも無かった、と、それなりの後悔中。ああ、だけれど急かされたという気は無いから安心してくれ。それにしても、桜は良いものだ。春が楽しみだな。


最近の言葉の並び方が、微妙、である。ふむ。何故なのか、まあ、対した変化がなくなってしまったが故だろう。いや、違うか。ううん、どうにもなんだか、微妙なのだ、ひたすらに曖昧な表し方だがその通り言葉通りで、微妙なんだ。

144 :
12/24-09:26

ほう。イヴか。
イヴがどんなものか何をするのか何を食べるのかなんていうのは私はどうだっていい。と、いうのは少しばかり嘘かもしれないが、取り敢えずはそれでいい。
私のことなんかよりも、あの子はどうするのだろうか、という話である。

私は常にガラス越しにあの子の世界を眺めている。兄さんから受け継いだ、などというのは些か勝手な言い分になるが、あの子の世界を眺めている。時には干渉し、時には見守り、何百ものあの子の世界を、私は見ているのだ。
あの子はどうやって過ごすのだろうね。兄さんがまだあの子を愛して居た時、兄さんはどんな風に彼女と過ごしたのだろうか。ふふ。知っているよ、どんな風に過ごしたのか。私は見ていたから。
でももう、兄さんの隣はあの子じゃないんだ。違う子が楽しそうに笑っている。ではどうなるのか。あの子はどうなるんだろう。その物語を紡ぐのは、今となっては兄さんではなく、私なのかもしれないね。

どんな話をするんだろうね。
彼女は私に、どう語り掛けてくるのだろう。私の愛し方は正しいかな、正しくないかもしれない。たくさんの人に非難されるかもしれない、それでも構わないよ。私が正しいとしてくれる人だって居る筈なのだからね。私は兄さんを愛して居たが、兄さんの愛するあの子を愛していたが、私には私なりのあの子の愛し方、というものがあるのだろう。兄さんに類似していても、私は私なのだから、私の愛し方で変わりはないのだ。

愛おしい。あの子が心の底から愛おしいよ、愛しているよ、私は私のやり方で、最大限あの子を愛そう。兄さんがそうしたように、彼が四百年思い続けたように、私もあの子を愛そう。
イヴを、どんな風に過ごそうか。どんな風に過ごすのか。あの子にたくさんの幸せが訪れる事を、願っているよ。

145 :
12/24-09:27

昨日はとっても素敵なお兄様の日、でしたの。

↓あら、お嫁さんのいない、北の国のおじさ…お兄さま、ではありませんか。ふふ。

146 :
12/25-02:27


ふふふ。
メリークリスマス、ですわ。

お兄様に、わたしはよいこだから、きっとサンタクロースがプレゼントを届けに来るだろう、と。仰って下さいましたの。
でも、わたしはお兄様からすでに素敵なプレゼントを頂きましたわ。そんなに欲張ってしまって、よろしいのでしょうか?

明日も素敵な日になりますように。
お兄様、大好きです。どうか良い夢を。
おやすみなさいまし。

147 :
12/25-08:24

#シー君なのですよ!

今日はシー君、予定がパンパンなのですよ!世間的にいうりあじゅうというやつなのですよ、ふふん。アーサーの野郎にはマネ出来ない事をやってのけるのですよ!
お掃除をして、お使いをして、ケーキを食べるのですよ。へっへん、シー君もりあじゅうなのですよ、立派な大人なのですよ!………え?何か違う?ちちちちがわなくねーですよシー君立派な大人だからく/にとして認めろなのですよー!!

#!!
ひ、ひめちゃん…これじゃシー君がひめちゃんの後をついて回ってるみたいなのですよ、決してそんな事はないのですよ…!あ、お手紙届いてたみたいで良かったのですよ。

148 :
12/26-04:10


わ た し の お も い に
あ な た は き づ か ず 、

あ る い は 、

* * *


貴方様が私に命じた物。
貴方様が自ら仰言ったコトバ。
私のお遊びに付き合って頂いて居るのです、これは長い長い時間をかけた、ままごとなのですから。

言葉を結び付ける事の難しさ。
私が零したものと貴方様が仰言ったコトバ、拾い集めて繋げて、完成させるのは、少々厄介で難解で困難で。私のコトバは果たして届いているのでしょうか?貴方様に届いたのでしょうか。

笑って下さいました。
きっと黒い筈、白い筈、何処かで私も分かっている事。自分を騙して騙してそうして、そうした先に成り立ち、立っているのが今の私。所詮の所、私にとっては通過点でしかないのかもしれません。少なからず。多分恐らくきっと。

だけども。
使った時間はどれ程なのか、差し出した時間は、どれ程なのか。それだけは事実なのです、帰って来ない真実なのです。

朝のゆるやかな寒空の下、私がお散歩をしたのも事実。
夜の星空の下、私が沢山の明かりの中を彷徨ったのも事実。
お兄様の手を引き、秋の終わりに会いに行ったのも事実。
暖炉の前で、赤い貴方様へ向けてのお手紙を綴ったのも事実。

理由は無い、何にもないのです。
何にもなくても貴方様は其処に居る。貴方様は、きっと、其処に居て下さるの。


* * *

は る の お と ず れ を
こ も れ び を
あ た た か な ひ ざ し を 、

ま っ て い る の で す
こ が れ て い る の で す

そ れ が う そ で も
ほ ん と う だ と し て も 

わ た し の  、
す て き な ま ま ご と は 
つ づ く の で し た 。


( 皆様とっても演技が御上手 )

149 :
12/27-03:22


今日はとっても幸せな気分ですの。
ですから、一つ、そう言ったお話を。一人で、独り言の如く、綴るのです。


お兄様とわたしは、恋人同士ではありませんが。(その肩書きはほんのひと月前ほどに、無くなってしまいました)それでもわたしはお兄様を愛し、慕い、お側に居るのです。
お兄様が好き好き、大好きなのです。お兄様もわたしわ好きで居てくださります、ふふ、あのですね、すこぅし眠い時のお兄様は、いつもよりも素直になられますの。わたしのことを、好きで居て下さるという、お兄様からの「好き」を、普段よりずっと感じることが出来るんです。…わたしの方は、と言いますと。いつでもお兄様大好きオーラを放ってしまっているようなのですが…お恥ずかしい……。
そんなお兄様、おでこにキスをして下さいました。お兄様は度々わたしのおでこにキスをして下さります。寝る前に頬にキスをしたりする事はありますが、お兄様は、おでこになさるのが好きなようなのです。
ですが、おでこが好きなんじゃなくて、わたしのおでこだから好き、なんだそうで。…わたし、初めてこのおでこで良かったなあ、なんて、思ってしまいましたわ。(ちょっと頓珍漢かもしれませんけれど)
わたしも、他の誰でもないお兄様の額に、キスをするのが好きです。お兄様の額にキスをして、頬を撫でて、気持ちを言葉にする。お兄様はぎゅっとわたしを抱き締めて下さります。何時もの厳しいお顔でなくて、崩れたゆるい笑顔で、わたしへ言葉を下さるのです。わたしはそれがとてもとても幸福で、嬉しくて、満たされて、たまらなくなっちゃいますの。
ねえお兄様、わたしも、貴方が大好きです。


お兄様、お兄様。
わたしだけのお兄様。わたしは何処へも行きません。わたしはわたしで在りながら、お兄様のものでもあるのですから。

150 :
12/29-21:45

兄さん、兄さん、なあ、兄さん。



好きなんだ。愛してる。
兄さんが好きすぎたあまり、禁忌を犯そうとした未熟な私を許してくれないか。兄さん、兄さん…愛の國、兄さん。

兄さんのそばに居れる事が、本当に嬉しい。兄さんは人気者だからね。そんな兄さんのそばに居れるだけで満足なのに、醜い事に欲が出る。兄さんのそばに居るのは、私だけでいいのに、と。私だけで良かった。だけれど、今の兄さんのそばは、私よりもあの人の方が適任なんだよ。私は所詮過去の兄さんに囚われた身、あと数百年は恐らくこの状態なんだろう。

仕方が無い。
愛してしまったんだ。あの子を。私が。手を出してしまったんだよ、ガラス越しに見ていただけの世界に。兄さんがかつて愛した、殺したい程愛したあの子を。

理想的だった。驚くほどに。こんなことを言えば失礼かもしれないが、あの子の世界と、兄さんが愛していたあの子の世界が、とてもよく似ていた。



駒として動く私には、愛おしい人がいる。その人はあの子で、また、あの子ではない。ややこしいけどそういうことなんだ。



兄さん、帰ってきては、くれないのか。私はあなたに出会うのが、遅すぎたみたいだよ。

151 :
12/30-23:43

私で、言葉を紡ぎましょうか。
他の誰でもない、「私」の姿で。




さて、
私は相変わらず、悲しいのです。哀しいのです。何故か?夏に恋をしていたあの人の恋が、覚めてしまったから。
私が一番にお慕いしていたのに、(とかなんとか言ってこれは私の勝手な解釈ですが、)彼の方は遠くへ行ってしまわれました。
私のある種の夢はひとつ、秋に叶ったのです。思いがけない形ではありました、私の望んでいた形ではありませんでした、それでも私の夢はひとつ、叶いました。

それで満足すればよかったのですが、そうは行かず。私は彼の方をもっともっと深く愛するようになりました、一種の優越感すら感じながら。たくさんの方に愛される彼の方のお側に、私は居るのですよ、と。烏滸がましいお話です。
彼の方はとても自由な人でしたから。たくさんの方を愛しておられました、常に周りに人がいて、彼の方は彼の方の人間関係を築いて行きました。
私がいる世界とは、別の場所で。

そうなのです。
もう私と彼の方では、住む世界が違うのです。私は過去の世界に住まうものですが、彼の方はもう違う。新しい場所へと踏み入ってしまわれました。彼の方がお引越しの準備を、冬頃から始めていたことを、私は知る由もなかったのです。

彼の方が愛したのは、夏の子でした。
夏の子を愛していらっしゃったのです。そしてその夏の子に、無償の愛を捧げ続けた彼の方に、私は惚れ込み、感化され、溺れました。ですがあまりにも、出会うのが遅すぎた。これ程までに、自分のタイミングが悪かった事を悔やんだ事はありません。

もう、夏の子は置いてけぼりです。
私は変わらずに、夏が似合うあの子を愛しております。かつて彼の方が愛したように。だけれども、彼の方が今、夢中になっているのは。彼の心を、彼の脳みそを、彼自身を虜にしているのは、他でもなく「私」なのです。

「私」に恋をしてしまった彼の方。
そうして私も置いてけぼりに、夏の子を愛する彼の方をよく理解していた私。ですが、「私」を愛する彼の方を、理解するまでに、まだ至って居ない。「私」を愛する彼の方のお側に立つのは、私は適任ではないのです。相応しく、ないのです。


なんて悲しいことなのでしょう!
彼の方を愛しております。
ですが私は、夏の子も愛しております。
これは私の身勝手な我儘です。だけれども、やはり、悲しいのです。何故もっと早くに出会わなかったのでしょうか、こうして何百年の時を経たにも関わらず、私が彼の方と関わったのは、ほんの数年の間だけ。その数年間ですら、彼の方はどんどんと前へ進んで行く。より一層、煌びやかな場所へと進んで行くのです。


私が、過去の彼の方を想い頭を悩ませること。それは、私が「夏の子」を愛する限り、ずっと続くことなのでしょう。
それ程までに彼の方は、私の中で大きな大きな存在となってしまってのですから。たった数年の間で、私の基礎の部分を変えてしまわれた。彼の方は知らない、私だけが知っていること。私の心の奥底には、今も強く、強く根深く、夏の子を愛した彼の方が存在しているのです。




そうして私は、私が愛する最愛の方と、夏の子を愛する事を決めたのでした。
「私」を愛する彼の方のことを、この先もずっと、ぼやけた夏の中から、眺める事となるのでしょう。


彼の方との、黄金色に輝いた夏の日々は、私が忘れない、忘れてはいけない、一生の物なのです。
愛しておりました、フランシスさん。

152 :
12/30-23:46

そうだ。
遅くなってごめんねひめちゃん、手紙はちゃんと受け取れたし、言葉もちゃんと理解出来てるよ。ありがとう。



僕の話に、これといった決まり事はない。
僕が語る國の名前に、本当のものなんてきっと、此処で関わりを持つ國以外は全てニセモノだもの。

夏に恋をしている眼鏡の彼女も。
夏自身も。
かつて夏を愛した、愛の國も。



夏物語に関しては全て本物で、偽物で、ただきっと気持ちだけは全て本物なんだ。嫉妬も嫌悪も悲しみも、愛しさも、全部。



兄様、を愛する彼女は本物だ。
兄様、だって偽物だけれど、本物なんだ。
彼女が語る兄はほぼ一人と言っていいだろう、例外はあるけれど、多分、そんなのはちょびっとだけ。
そして彼女が語る兄に対する想いは、嘘偽りなく、紛れもなく本物なんだよ。

はてさて果たして。
僕は何なのだろうか。これといった役目が無く、ぼんやりと。僕こそが真の傍観者なのかもしれない、もしかしたら語り役なのかもしれない、客観的に舞台を覗ける唯一の一人なのかもしれない。
全部かもしれない、だから、なんとも言えないんだけど。

153 :
12/31-02:51

もう年が明けてしまうじゃあないか!
今年は全くゆっくりとすることなく、新しい年を迎える事になりそうだね。私は誰よりも一番に、好きな子に挨拶を告げたいんだが、それはどうにも難しそうだ。
知人にも手紙を綴りたいところなんだが、時間が取れるかどうか、どうしてこうゆっくりとする時間がないんだろう…。

大晦日といえば、思い出すのは去年のことではなく。ずっと昔、春色だった龍の青年を、思い出すよ。ふふ、彼は元気だろうか。


今年私に関わって下さった國達に感謝を。
新しい年も、よろしくお願いします。

154 :日/帝
12/31-16:28

何故年の暮れ、こんなに私が動かなければならないのでしょう……本来ならば優雅に家で過ごす筈でしたのに、優雅どころか自宅に返して頂くことすら出来ない、私は日/帝ですよ…偉大なる大/日/本/帝/国ですよ、何故こんなボロ雑巾のように扱われているのか……。

#(少々興奮するのは内緒です)

誰かさんが仰って居たのです、疲労する事すら快感に変換出来たら怖いもの無しだと。ある種怖いと思うのですが、残念ながら私、そこまで上級者では御座いませんので…。



>ぱぶっ

だってもー上司様が私の事束縛して離して下さらないんですよぅ!本当は眉毛を弄りに行ったり仏/様ときゃっきゃウフフと遊びに行ったりする筈だったんですけどぉ……ぐすん……私だって國務なんてしたくありませんよぉ、今日だけ大/日/本/帝/国辞めたい…。


>ぱぶぱぶっ



嗚呼そうでした…。
ひめちゃんへ手紙が届いていたようで、一安心です。ふふふ、私の方が一足早かったようで!考える事は同じなんですねえ。

さて、少々自由な時間を頂きましたから、今の内、今度は某眉毛様に皮肉たっぷり愛情も嫌悪も織り交ぜたお手紙でも綴りましょうか。まぁ私に綴らせたらそうなるんですけど、生憎それは認めて下さらない様なので、私は大人しくしていますけどね。




#氷
>お  に  い  ち  ゃ  ん  
>に、会いに行ったら出来上がってた。意味わかんない。ほんっと僕が今年のあれやこれやを懸命に綴って手紙を送ったのに相手酔っ払いだよ!もみくちゃにされるし!年末だからってそんなぐってぐてでいいの、いい訳ないでしょ、いやいいのかな…。せめてベッドで寝てよね。床とかで寝て体が大惨事になっても知らないから。
#氷

155 :
01/02-02:18


新しくなったからと言って、何かが劇的にガラリと変わる訳でもなく。私は、私なのだ。相変わらず、迷いながら迷い続けている、当てのない旅を続ける、迷子でしかないんだよ。





関係がないんだ。
私は、私は、結局のところ、上手ではない。理想郷を描いた数多くの世界へ没頭する事が大好きだよ。その時間だけ、私は傍観者で居られる。キラキラと光る演劇を、ずっと見続けていたい気持ちにもなる。
しかしそこにはメッセージが隠されているんだ。それをしっかりと考えると、どうしてだろうか、どうしようもなく悲しくなる。




バカみたいじゃあ、無いか?
何故欲張りになってしまったのか。本当の本当に全てにおいて、どうしょうもないものだね。思考は止まらないよ、いつだって関係がないさ。だって私は迷っているからね、常に、常に。


私はそんなもの、欲しくない。欲しいのかもしれない。どうしたらいいんだ?
あの人の言葉が、蘇る。私はもしかして、こうやって言葉を綴ることすら、許されておらず、ただ酔っているだけなのかもしれないね。

156 :
01/02-02:19

嘘ですのよ。
全然本当、とっても幸せなのですけれど、嬉しい気持ちでいっぱいのはずなのですけれど。

お兄様、寝てしまわれたのかしら?
ねえお兄様、私、知りませんでした。お兄様、お兄様……勢いに任せ、唇を奪ってしまったこと、お許し下さいね。私やっぱり、とても嬉しかったんです。
お兄様、どうかこれからも、お側に。

157 :日/帝
01/02-12:38

今夜はお楽しみ、ですよ。

ふふふ、ああなんと至福な。私楽しみです、一体全体貴方様は、どうやって私を興奮させて下さるのでしょうか。今夜は相手も一人ではない、なぁんて、味わった事の無い夜になりそうじゃあありませんか?
病み付きになっちゃったら、どうしましょう!



期待に胸を膨らませるものの、これは大きな掛けなのです。私が死ぬかもしれない、彼女が彼の方の元を去る事に…は、なりませんけれど、少なくとも前よりも彼女の顔は曇るんじゃないでしょうかねぇ。
好きに、もっと好きになれたら良いのですが。どうしても欲望の方が私の心を支配してしまうもので。難しいものです。

158 :
01/02-22:26

なあ兄さん。
夏の、煌めく黄金の日々は、一瞬だったね。



なあ兄さん、こんな事なら私は、 
貴方を遠くから見ているままで、良かったのかもしれない。



(一休み)


なあ兄さん、兄さん、
私は夏に置いてけぼりだよ。あなたが愛した世界に、置いてけぼりなんだ。辛いよ、苦しいよ、泣きそうだ、泣いてしまう。なあ兄さん、兄さん…なあ、兄さん。なんで私は、ここにいるんだろう。なんでなんだろう。
夏から眺める冬の世界は、それはそれはとても辛いものだった。兄さんが、今、島国の彼に向けているその溢れんばかりの愛情は…昔は、どこに向いていたんだい。

兄さんの根本部分は全く変わらないんだ。見ていてわかる。全く変わらないんだ…だからこそ、私はこんなに苦しいんだよ。だって変わっていないんだから、何も変わらないまま、ただ兄さんが愛する対象が、彼女ではなくなった。ただそれだけなんだ。



兄さん。
あなたは私に、期待していないでしょう。もう、期待してないんじゃないかな、私はだって、夏の人間だったから。兄さんが冬の人間を見つけるまでの少しの間、私がそばに居ただけで、所詮私は夏の人間なんだ。兄さんが冬色に染まれば、私はもうあなたに取りいることも出来なくなるんだ。

なのに私は夏ばかり、夏が似合う、夏の世界の彼女ばかり、愛してしまう。それでいいんだ。それがいいんだから、私にだって譲れないものはあるさ。
だから私がこんなに苦しいのも、こんなに辛いのも、こんなに死にそうな思いをしているのだって、誰も知らない、知らない事実だ。結局のところ全部私のわがままだから。兄さんは愛の國だもの、私なんかじゃ、あそこまで大きな兄さんをどうこう、なんて出来っこない。


ねえ悲しい。とっても、とってもだ。いっそ貴方を知らなければよかったよ、私が私でなければ良かったのかもしれない。出会わなければよかった、そうすればこんなに、こんなにも出口のない暗闇で彷徨わずとも済んだのだろうに。

これから先私が夏の世界の住人で有る限り、私は悲しみ、辛い思いをして、また泣くのだろうね。でも構わないんだ、私が兄さんを愛していることも、私がこんなにも意味のない暗闇を彷徨っていることも、夏に恋をしていることも、冬色に染まることが出来ないのも、全部全部、自己責任だもの。勝手に一人でやっていることだもの。


知っているかな。
冬の世界じゃ、私は不必要とされているんだ。そりゃあそうだね、夏だから、私は夏色だから、あちらへ行くと世界を壊す事になる。


ああ本当に、なんで、こんなにもあなたが好きなのかな。
どうしようもないね。

159 :
01/05-12:26


実は寝込んでいた。
國ともあろう者が彼処まで衰弱するとは思っていなかったのだけれど、かなりダメージを負ってな。まだフラフラだよ、はは、情けのない事だ。
しかし、まあ、なんだ、あの人がとても優しくしてくれたのだ。それが嬉しかった。うん、死にそうな思いはしたのだけれどな。

しかし身体が不自由で仕方が無い。
國務も山積みだ…はあ、どうしたものかな。

160 :
01/06-18:44

どうやら彼女が、あいつのこと好いてくれたみたいなんよ。だから話し掛けはしたものの、気持ち良い返事が返ってくるかどうかは分からんし、そもそも俺ら好かれてるん?リト、俺なにかしたっけ。いつからか彼女は俺と目を合わさなくなったし、俺に話し掛けてくれなくなった。俺も話し掛けなくなったし、見て見ぬ振りして過ごして来た。俺はまあ、ただ人見知りが発動しただけだしー……とかなんとか言って、実際は拒否されるんが、拒まれるんが怖かっただけなんよ。
だってあんなに俺のこと、慕ってくれてた子なのに、拒否されるとかマジありえんし、ハートブレイクどころじゃないって言うか。

なあリト、繋がると思う?
リト、俺ね怖いんよ、本当はもっともっと色んなこと話したかった、色んなこと聞きたかった、いろんな話をしてあげたかったし、いろんなところに行きたかった。でもそれもあともう少しで終わっちゃうかもしれない。それが少しだけ、俺は悲しい。

……なあリト、返事、来るといいよな。待ってよ、二人で、一緒に。来なかったら来なかったで、そん時は思いっきり笑ってやるし、覚悟しとくといいってことで。



リト、リート!
彼女の隣にまた俺ら、並んでもいいみたいなんよ!喜べし!よ、よろこべし?喜ぶし!……喜べ!

162 :
01/07-08:20

【夏】
夏は、この世界の私にとって恐らく、数百年程前から、一等特別で、一等大切な…意味のある季節だ。
その話は後回しにしようか。

そうだな、夏は好きだ。
暑いのにはどうにも慣れないけれどね、私は夏が大好きだ。六月の終わり頃に聞こえ始める蝉の鳴き声…夏が来るんだと、わくわくさせられる。夏が来て、真っ青な青い空が広がり、木々が青々と生い茂って、入道雲がどっしりと構える。そんな道に出くわしたとき、絵のようだと、写真のようだと、まるで作り物のようだと、思った事があった。だけれどそうではない。あれらは全て自然が生み出したものだ。その風景を思い出すと、夏が恋しくて泣いてしまいそうになるね。

夏は本当にいいものだ!
可能性が無限に広がっている季節だ、子供が主役になれる季節だ。思い出してはごらん、小さな頃、夏が大好きじゃなかったろうか。裸足で駆け回って、セミを追いかけて、スイカを食べて海へ行って、花火を見上げ祭りに興じる…夏は楽しいことで溢れかえっているな。

さてところで。
私の愛おしいあの子の話をしよう。夏が誰よりも似合う、夏の世界のあの子は、夏生まれではない。
夏の生まれでもないのに、あの子には夏がよく似合うんだ。何から何まで夏色の人間だと、私はそう認識しているし、兄さんもそう思っているんだろう。

兄さんの完成された世界の中に、いくつも出てきた夏の世界。私は夏の日に、それらに虜になった。私が総じて彼らと出会ったのも夏の、夏の一番始めだった。翌年、また私は兄さんの世界に魅せられた。それも夏の日の話で、兄さんと私が一番近い所に在ったのも、夏の日の事だ。
そして彼女が最も愛している大事な大事な兄様に出会ったのも…夏の事だった。

私はどうやら、この世界において夏に縁があるらしい。ふふ、今までの私は夏なんて大嫌いだったよ。なのに変わったんだ、私が何故ここまで変われたのか…あの子と出会ったからだろう。あの子と出会って、私は夏の世界に足を踏み入れる事になったのだからね。


夏の世界にいると、やはりあの子のことを思い描かざるを得ない。そしてあの子に一番似合う季節は何かと聞かれれば、夏だと答えざるを得ない。
夏はあの子の為に存在するのではないかとすら、私は思えてしまうよ。

164 :
01/08-04:21

アーサーさんとのお話は、今後私が綴る事となりました。数多くなる姿ではありますが、どうか一つ、よろしくお願い致しますね。

無性に空っぽなような、そんな。
どうしようもない私、私と貴方。
貴方の言葉がたくさん私の胸に残ります、刺さります、染み渡ります。
言ってくださったこと、言の葉、嬉しいことも、悲しいことも。

私、あの人の隣に居る事が正解なのでしょうか。ふと考えます。ですが、貴方の隣以外思い付かないのです。
アーサーさん、私は他でもなく、貴方の隣が良いのですよ。他へ行けと仰られても、優しい御人ですねと言葉を返すだけです。貴方もそれを望まない事を、私は知っておりますから。

無性に空っぽになるのです。
貴方が眠っている間に。
無性に、どうしようもなくなるのです。
アーサーさん、貴方の言葉だけを、聞いて居りますから。貴方だけを見ていますよ。

165 :日/帝
01/08-15:11

本日も私の愛おしい愛おしい眉毛野郎様は、既にオシゴトに出られた様で。
ふふ、忙しいんですねえ、かなりお疲れのご様子でしたから。いいではありませんか、忙しい事、國が栄えますよぉ。この爺めは暫く休戦ということでお休みを頂いて居りますけれどね。

あら別に、私に帰りを待っている義務はありませんよ?だって貴方と私、國同士なだけですもの。恋人なんてそんなの、虫唾が走りますね。だけれども良いでしょう、私は気紛れですから、気が紛れる程度、暇潰しの戯れにはお付き合いさせて頂きましょうか、ね。

帰って来たらお疲れ様と言って、抱き締めて差し上げますよ。ふふ、ご褒美と取るか罰ゲームと取るか、貴方様次第ではありますが。
ですから早く、私の元へ帰って来て下さいな。

166 :
01/09-06:45


兄さんが、兄さんが!
にいさんがあの子の片鱗の名を呼んだ!


一体いつぶりだろう?
たったそれだけの事なのに、どうしようもなく嬉しくなる。過去形であるにも関わらず、とても嬉しいんだ。兄さん…知っているよ、嫌いになんてなっていないって。兄さん、私何年でも待つよ、待っているよ、また、私たちの、夏の世界に帰って来ておくれ。
いつかまたその日が来るのを、私、待っているよ。

167 :日/帝
01/09-22:49


おや気持ち悪い、あの眉毛野郎にこの私が間違っても会いたいだなんて言うはずが無いでしょう、むしろお顔を見れない方が清々しますよ。清らかな気持ちになれますね、私の平穏は彼の方が居なくなって始めて訪れるのですから。

168 :北/伊
01/11-00:41

ヴェ!

あのねぇ、俺ね。
今日は、とーっても、とーっても!特別な日なんだ、俺にとって、すごく、すごく!

喜ばしい日なんだよ、きっと。
楽しい日なんだ、とってもね。

だけどなんでかなぁ、泣けて来るであります!


(古い本を捲る、遠い遠い昔の話)



ねえねえどうしてみんな俺を見てくれないの、どうして一番に俺のところへ来てくれないの?
だけど俺は、誰にそばにいて欲しかったのかな。こんな、古い古い古びた絵本を手元に置いて、俺は、一体どうしてこんなに、泣いちゃってるんだろう。

(ヴェ、、パスタも美味しくないんだ)



兄ちゃん、
彼が言ってた事、俺は何にも覚えてないんだ。数百年前の今日、この日の俺は幸せだったかなぁ。俺は笑ってたかな?えへへ、きっとすごく笑顔だったんだろうね!だって俺のそばには、彼が居たから。




ふふふ、なんちゃってね。
きっと今日をいい日にするよ、兄ちゃん、だからさ、笑っていてね。

169 :
01/11-00:44

ああ嫌だ、いやいやだ、やぁだね。
嫌になっちゃうなあ、もう、僕に迷惑をかけないで欲しいんだけどなぁ。
いらない子は、ぽぽいのぽい、だよ?




うふふ、随分とつまんない紙切れになったね。
元々の場所に戻るつもりなのかなぁ。

170 :
01/11-01:02


なあ兄さん。
兄さん、私、少しだけ期待しても、いいだろうか。

171 :
01/11-01:04



お兄様。
ほんのちょっぴりでも、構わないのです。どうか私を、ほんの少しでも…心の隅に、置いて下さいまし。

172 :
01/12-03:24


他の誰色にも染まらない、確固たる「私」が欲しいんだ。

だから私は絵本の世界に夢を見るのだろう。酔い痴れるんだろうね。絵本の世界には、登場人物がいる。それぞれに色があり、役割がある。確固たる「自分」を持っているんだ。

私はすぐに、流されてしまう。
かつて、私を色に例えた人が、何人か居た。この世界で私を色として表現した際、みな口を揃えて「白色」だと言ったんだ。本田菊が愛して病まない、アーサー・カークランドすら、彼を白色だと例えた。白が似合うと言った。

私たちはどうやら、総じて白色らしい。
誰色にも染まる、すぐに色を変えてしまえる、白色なんだと。私は自分の色が欲しくて欲しくて仕方が無いのに、何色にでもなれる白だと、人は言う。
逆に考えてみようか。いい事なのかもしれない。誰色にでもなれるんだ、得じゃないか?そう考えればいいんだろうけれど。

時折ふと、分からなくなるんだ。
私は果たして何色だったろうか。だから迷子になる、塗り絵をしてくれと頼まれた時に、一体何人の人間が白の色鉛筆を手にすると思う?ピンクや黄色、オレンジ、赤、青、水色、ムラサキ…綺麗な色は他にも沢山あるよ。

すぐに焦がれる、すぐに流される、確固たる色がない私は、時々考える。
「私」は、何処にいるんだろう、と、ね。

174 :
01/15-05:09


思い返した。
あの日に、兄さんがほんの少しだけ、私の元に帰って来てくれたんだ。大袈裟かな、生きていて良かった。兄さんのそばに居れて良かった、兄さんが、ほんの少しでも、彼女たちのことを思い出してくれたのだと思うと、泣けて来た。兄さんの口からあの子の名前が出たのかと思うと、どうしようもない気持ちになった。
兄さん、ありがとう。私は幸せだよ。

175 :日/帝
01/16-04:59

ダレてきそうなのです。

いやぁ、なんと言いましょうか。私はこの通り適当な存在ですからねぇ、帳面の書き方も変わる変わる!私は別にいいんですけれども。何を遊んで居るのやらと横目で見ておいて下さいな。

名前を呼ぶのも嫌になりそうな眉毛さんの胸を撫でていたのですが、嫌に気持ち悪く喘ぐものなので、もっと喘いで下さいませんか蹴りますから、と言ってやったら喘ぐのをおやめになりました。なんですかそれ、中途半端に焦らされた私の身体はどうなるんですか、構いませんよ、私の事を可愛がって下さる殿方なんていうのは手に余る程いらっしゃるのですから。ええ、ええ、怒ってません、怒ってませんよ糞眉毛様。
ふふ、嗚呼愛おしい。

177 :
01/21-18:25


おにいさまが、側に居て下さいました。
嬉しい。
おにいさまが、側に居て下さいませんでした。
悲しい。

お兄様、やはり私は貴方が好きなようですの。あと少し…あと少しだけ、夢を見せて下さいな。