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┗雨によく似た涙の雫(39-43/53)

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43 :Arthur
07/04-13:03

気づけば7月。

頭痛が増えて、そして今日を迎えてしまった。

ずっと雨が降っている。

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おめでとう、弟よ。
愛している。

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42 :Arthur
06/25-12:17

俺が俺らしく在りたいと思っていたのも、もうずいぶん昔のことのように思う。

例えば他の、"俺とよく似た姿の彼ら"は、きっと俺らしいのだろう。

あいつと別れて、女々しさに飲み込まれた俺はそうなれないのだと、気づいてしまった。

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何年も前の話を、一度は忘れていたこの心を、不意に思い出してからというもの。
3冊目?いや4冊目になるのか。日記をつけるのを再開してしまった。

他の誰かでは埋まらない寂しさから解放されたかった、あの頃の俺は"大事なもの"を履き違えていた。

叶うならあの頃に戻りたい。
時々喧嘩をしながら、笑って、甘えて、美味い飯を食べて、寝る。
俺が、"俺らしく"過ごせていた頃に。

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やさしい夢が見たいな。

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41 :Arthur
06/24-02:00

妖精たちのおかげで見つけた。

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本が雪崩れたようだ。
めちゃくちゃになって、埃が舞って、それから何の音もしなくなった。

俺だけここに取り残されたようで、書斎にいるのは落ち着かない。
片付けをずるずると先延ばしにする俺がいけないんだとはわかっているけど。

あの頃は戻らない。
ここに並んだ本たちが、まだ色鮮やかな背表紙で在った頃には、もう。

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いつか朽ちて果てるだけが理であるなら、自分がここに居たという証を、何かを残しておきたいと思うのは自然なことかもしれない。

本もそのうちの一つだろうか。

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40 :Arthur
01/20-01:28

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戦い争うことも、人が死ぬということも慣れてしまったが、知人を失うことが悲しくない訳じゃない。

俺には同じ家に住む身内などいないが、家族がある日死んでしまうというのは、どういう気分なのだろう。
置いていかないでと悲しむ者もいる。せいせいしたと笑う者もいる。たくさん見てきた。

自分の親を、兄弟を、伴侶を、そして子供を。
愛しいひとを喪うという事は、どれほどにつらいものなのだろう。
このくにの中で、どこかで生まれた命があれば、どこかで死ぬ命がある。

俺は、そうやって営まれる人々の暮らしがあって、やっと俺でいられる。
紅茶が美味いとか花が綺麗だとか、そういうことで笑っていられるようなくにで在り続けなければ。

さて…、寝るか。

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39 :Arthur
01/17-01:20

心も体も渇いている。

ほかの誰かに手を伸ばすのは簡単だ、利害が一致するならば情なんて要らない。
甘える相手が欲しいなら、すり寄ってくる奴等のうちの一人でも構わない。目を閉じて耳を塞いでしまえば、相手は誰でも同じなのだから。
要らないものを遮断する。
そうして出来上がった孤独に、俺は慣れているはずなのに。

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(書いた記憶がない…妖精たちの悪戯じゃない…よな)

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