2 :
檜佐木修兵
2010/08/07(土)09:50:13
>概要
>教えて修兵先生ー!
皆さんどうも。
まさかこの綴りでも俺が引っ張り出されるとは思わなかったが、ギャラも出るとのことなので張り切って概要説明に入ろうと思う。
まずはこの綴りに関してだがザックリ纏めれば以下のとおりだ。
>志波海燕と朽木ルキアによる綴り帳。
>内容はお互いの想いであったり、逢瀬記録、軌跡といったもの。半完混じっているので注意。
>またパロディでやり取りしているため綴りにもパロディ要素あり。
…とまぁ苦手な要素がある人は此処で引き返して欲しい。
この場を借りる身であるから此方も記事に関して黒で包んだり気をつけたいとは思っているが、好みは十人十色。勝手なお願いだが、拒否反応起こす前に避けてくれると助かる。
ちなみにパロディに関して補足説明。舞台は現世の高等学校だ。いわゆる教師と生徒のいけない恋愛。来年あたりに生徒の方は卒業するんじゃねぇか?
とまぁ、そんな訳で『先生』呼びなんかしょっちゅう出マス。
すみません。
あとは各々自己紹介の項も作ると思うので、そちらを参照。
こんな綴りだが興味ある奴は覗いてってくれ。
以上、俺の役目終了!
3 :
志波海燕
2010/08/07(土)09:50:57
>■自己紹介
>※パロ要素有り
俺と俺の可愛い朽木の綴りにようこそ。
俺、志波海燕について簡単に自己紹介でも。
何書けばいいかいまいちわかんねえから、取り敢えず朽木の真似てみよう。
>■担当
>主
志波海燕
→主に惚気!恋人のこと以外話題がないのか?とつっこみたくなるくらい惚気惚気な綴りになる予定。時々私信!他者との交流大歓迎。
>控
雛森桃
→気恥ずかしいことはお任せしてマス。あと、俺のイメージを崩さないようにと腹黒ネタもこいつ担当で(笑)
>他
→今のところは特になし。けど、気分でちらほら出すかもな。
>■色
志波海燕
・惚気私信等→蒼天
・パロディ要素強→深海
・朽木と一緒に→水青
雛森桃→穏桃
他→気分
>■設定
志波海燕
→国語科教師(主に古典)。20歳代後半。独身。一人暮らし。朽木の恋人兼婚約者。趣味は読書。特技は料理と運動全般。日課は授業中に朽木をあてること、朽木と目を合わせて逸らすこと(笑)。
>■属性
攻め!…誰が何と言おうと攻め!
ヘタレ攻め。無邪気攻め。
>■大切
恋人記念日
2008/1/14
婚約記念日
2008/6/16
とまあ、パロディ満載な内容になっちまうんで苦手な方は閲覧注意して下さい。
>随時編集
20100827
4 :
朽木ルキア
2010/08/07(土)09:51:26
>■自己紹介
>※パロ要素有り
朽木ルキアだ。
此処では綴り主の一人である私について少し紹介をさせてもらおうと思う。暇潰し程度に見てもらえばいい。
>担当
・朽木ルキア
→メインで私が書き綴ることになるだろう。内容はやはり恋人に関することが多いだろうな。
・その他
海燕殿と判断がつきにくいだろうから私が取り扱うであろう人物をあげると、檜佐木副隊長や市丸隊長、また井上や松本副隊長あたりは頻繁に出るかもしれぬ。こちらは呟きや遊び半分の内容で使う場合が多いかもしれぬな。
>関係
海燕殿、いや海燕先生と呼んでいるように私と海燕先生は教師と生徒な関係。だが恋人兼婚約者でもある。舞台は高等学校で先生の担当科目では良い成績を残そうと勉学に励んでいる。完全にパロディ故に恐縮だが嫌でなければ綴りも覗いてくれ。
ちなみに2010年8月現在、2年と半年お付き合いさせてもらっている。
>その他
属性は受けリバ。
正直なところ海燕先生よりもたくましい一面もある(笑)ほのぼのした恋人に癒される日々だ。
人と話すのは好きだ!たまぁにホテルにも出現するので構ってもらえれば嬉しい。
>……と、こんなものか?また何か思いついたら追記ということで…ここまでのお付き合い感謝だ!
20100819編集
37 :
志波海燕
2010/11/04(木)05:21:21
■恋人観察記録■
>志波海燕side
>(可愛い恋人観察)
可愛い/表情も言動も総てがツボ/上司(先生)が大好き/つーか愛しくて愛しくて堪らない(笑)/だから得意科目は国語/淋しがりや/兎だから/透き通るような白い美肌だから通称白兎/餌は俺の愛情(イタイとか言うなよ)/男前な一面も/なんせ前世は某肉食恐竜/思いやりがある/常に俺の体調を気遣う/変なところでも気を遣う/周囲の空気を確り読む/故に自分の事を積極的に言えない傾向有り/故に俺がぜーんぶ聞いてやる(優越感)/不器用!/ながらも懸命に向き合う/そんな姿も可愛い/綺麗/白く澄んだ月の如く/菫色の瞳が魅力(惑)的/マイナスイオンを発する/勿論俺専用の/かなり華奢/抱き締めると折れちまうんじゃ…/気持ちを出し惜しみせずに伝える/そこが魅力の一つ/でも照れてる/意地悪されると言葉を詰まらせる/そんな姿も可愛い/が意地悪返しもする/なんてSな面も/結局大好きな副隊長(先生)には敵わない/けどサプライズに関しては一枚も二枚も上手/俺に劣らずくさい台詞も何のその(お互い様だろ?笑)/泣き虫/俺が両手を広げると照れて躊躇する/又は直ぐに飛び込んでくる/←どっちの反応も堪らず可愛い/俺サイズ/分かりやすいとこが不安を覚えなくて好きらしい(単純だもんな)/俺馬鹿/もっと重症になる(する)予定/一途さは敵わない/でも愛するキモチはお互い様/必ず俺の期待に応えてくれる/戸惑う姿も滅茶苦茶可愛い/"愛している"って毎日でも伝えてえ/
>随時更新
38 :
朽木ルキア
2010/11/04(木)05:24:26
■恋人観察記録■
>朽木ルキアside
前向き/優しい/天真爛漫/性根が真っ直ぐ/のほほん/なんたって前世は坊主だから/ハムスターの一説も/よって夜に強い(眠気)/流石小動物・臆病な部分も/寂しがりや/だけど頑張りや/弱音少ない/たまに吐き出す/吐き出せともよく言ってくれる許容さ/甘やかし上手/鞭の入れ方も分かってる/クサイ台詞もなんのその(からかってません、大事ですから)/のくせに照れ屋/言って照れ、言われて顔赤い/可愛い/だから憎めない/自称ヘタレ攻めだが寧ろ無邪気攻め/不器用/だから、からかいたくなる/だから、手を差し延べたくなる/いっそ押し倒したくなる←/笑顔が似合う/くったけなく笑うのが特に/爽やか上の上/小細工ない分心にくる/格好よさはここ/頼れる/こっちが受け入れ体制も作ると喜んでくれる/素直/しかし時に意地悪/何故か逆らえない/兎なのに/と言ったら拗ねる/嫉妬深いらしい/だけど嫌みったらしさは皆無/故に手をさし…(略)/色っぽい/私の理解度NO1/行き過ぎた言い方ですがヒーローって言いたい/何ですかその愛/時めくしかない/纏めれば良き理解者/属性『忙しい』/でも応援したくなる/大体似たような事考えてる/大人だなって節を垣間見せる/文学得意(特に好きな時代有り)/健康とそうでない時の差が激しい/思うに“健康”に安心しているような疲労・病に無頓着のような…/唯一無二/1108初めて泣いた(笑)/涙腺弱い/抱きしめるの大好き/あ・また照れた/誇り/中途半端には出来ない人/応援したくなる/お揃い好き/な辺りが可愛い/でも拗ねるから小声で/人に優しい/私馬鹿/好きな子は虐めたくなる派らしい(…私もですよ、なんて)/観察じゃないがお帰りなさいも記しとこう(4/17)/突飛もない事を言ってくる時がある/爽やかは随分盾になってる(笑)/移してくださってありがとう/管理も支えてくれるやさしい婚約者/意外とさみしがり屋/だから甘やかす予定/サプライズに見事驚いてくれる/私の支え/
>随時更新
17 :
朽木ルキア
2010/08/26(木)00:37:31
>※パロ要素強
夏休みも終盤、学生としては休みが明けるのは寂しいが毎日海燕先生に会えると思うと嬉しさが上回る。実は夏休みの登校日も先生に会えないかソワソワしたのだ。担任ではないので廊下を通る可能性は低いのだが、それでも授業中はついつい廊下に目がいく。
残念ながら授業時間に姿を見ることはなかったが、帰る前に見かけた。向かいの校舎で颯爽と歩く姿。この暑さゆえにきっと暑いと思われてるだろうし、現にカッターの袖は捲くし上げられその事実を物語っていたのだが、どうしてだろう…私の目にはいつだって涼しげに映る。
暑さなんか忘れるくらい清々しい笑顔。
他の生徒に向けられたものではあったが、その姿に思わず胸がなった。
>学校では絶対にばれてはいけない関係。
分かってはいたが、古典の教科書で言い訳を作って彼がいる部屋に向かったのは言うまでもない。
18 :
志波海燕
2010/08/27(金)00:18:09
>パロディ設定にて閲覧注意!
連日猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
俺はと言うと…涼しい冷房の中寝転がりながら、夏休みとやらを満喫してます。
…いや、正しくは"していた"。
現在、志波海燕(27)国語科教師は修理待ちの冷房の所為で、蒸し風呂のような環境の中で夏休み明けテストとやらの問題用紙の作成に奮闘してる。
期限はあと僅か。
ノートパソコンの周りには参考書が散在。
暑さに集中力を奪われ中々捗らない。
癒やし(=朽木)を求めたいが、この状況下で家に呼び出す訳にもいかず。
苛々は募る一方。
早く新学期になんねえかなー…
いや、問題用紙が完成しないことにはダメだけど。
学校で偶然あいつを見つけると、一日が幸せになる。
あいつに勉強を教えてる二人の時間は何よりも幸せな一時。
だから、無条件に毎日会える可能性のある新学期が待ち遠しい。
なーんて考えていると、無性に愛しくなってきた。
携帯を片手にメールを送る。
返ってきたメールに、あいつの打った文の羅列に、あいつを感じてはにへらと頬が緩む。
>よし、頑張ろう。
これが終わればご褒美にあいつに会いに行こう。
20 :
志波海燕
2010/09/03(金)15:17:06
>※注意!パロディ要素強
新学期が始まったはいいが、相も変わらず続く猛暑に嫌気が挿す。
シャツの袖を捲り、ネクタイを緩める。
"だらしない"なんて年輩の先生に指摘されるが適当に笑って交わす。
そういや、朽木は俺のネクタイを緩める姿にキュンとするとか何とか言ってたっけ……なんて脳裏にあいつを浮かべれば自然と口許が緩む。
よし、折角の昼休みなんだ…少し散歩するか。
なんて思い立って向かう先は勿論あいつのいる教室。
特に用事はないが、比較的若い所為か俺が歩いていると数名の生徒が寄ってきては雑談に花を咲かせる。だから、俺が何処を彷徨いてようが不自然ではないんだ。…自惚れになるが、意外と人気があったりするんだよなー。
あいつのいる教室の前をゆっくりと歩く。
白黒の景色の中で唯一彩られて映る窓際のあいつ。誰よりも先に俺の瞳に留まる。
風に髪が靡き涼しげな表情で読書をしている其の姿は思わず息を呑んじまうほど絵になっている。
俺は廊下から映るこの光景が堪らなく好きなんだ。
ドキン、と胸が高鳴る。
>俺の中で"愛しい"が溢れてくる。
不意に此方を向くあいつ。重なる視線に其の嬉しさから悪戯心が芽生えた俺は満面の笑顔を浮かべて手を振ってみた。
瞳を見開き期待通り驚いてくれたあいつは顔を紅潮させ慌てて顔を背けた。
溜まらず声に出して笑ってしまった。
だってよ、可愛すぎるだろ?
>更に溢れていく"愛しい"キモチ。
どうしようもなくあいつに触れたくなった。
自業自得だ。
今日は全力で仕事を済ませよう!
そう心に決めて、携帯を片手にあいつにメールを送る。
手を振った件に関して咎められるだろうが、あいつを膝の上に乗せて抱き締めた侭何度も口付けながら何度だって謝ろう。
正直悪いなんざ思ってないがあいつの拗ねた表情も可愛いから、たまにこうやって悪戯をするんだよな。
>…っていうのは秘密な。
23 :
檜佐木修兵
2010/09/17(金)15:03:24
>すみません、と先に謝ります。
>男前の燕さんと可愛い白兎の綴りを楽しみにしてた方々に深く謝罪を。
>乱入してくれ!との有り難きお言葉に図々しくも甘えて、一頁お借りします。
>※パロディにつきご注意を
新調したてのスーツに袖を通し寝癖の付いた髪を整えネクタイ付け、いざ実習へ。
実習先は兼ねてから決めていた。
迷うまでも無くあの人の働く高校が良いと。
>……いや、正直言っちまえば何処を見てもピチピチの女子高生しかいない"女子高"と言う名の楽園が良かったのだが。
>これは心に秘めて…
一寸の迷いさえ無く決めていたのだ。
その高校には俺が昔から憧れていた先輩が居る。
人望厚く爽やかで、すげェ優しい後輩から大人気のその人に少しでも近付きたく俺も教師を目指し始めたり。
不安を一杯胸に抱き、カチコチに緊張して向かった校舎。
挨拶を終えた俺の目の前には爽やかさ全開の変わらぬあの人がいた。
志波海燕。彼の名だ。
うわ、マジ格好良いぜ畜生!!
男の俺も惚れちまいそうな、可愛くも格好良い笑顔を向けられ、ついつい顔が赤くなっちまった。
以前に増して柔らかく、穏やかな雰囲気にパワーアップを果たして居られて(笑)
俺が女なら落ちている所である。
これから貴方の下で、色々学ばせて貰います!
檜佐木修兵。
担当、数学。
趣味は料理、まあ…ギターなんかもやってたり。
独身ですか?彼女いますかー?
なんて質問、ドシドシしてくれっ。
>あ!志波さん発見!!
>……ん?何だ今のは。
>ありゃあ朽木…だっけか。
>…………え?ええっ!?
偶然見掛けた光景。
憧れの人が女子生徒の一人に手を振る、ただそれだけ。
視線が合えば当たり前の光景なのかも知れない。…が。
真っ赤に頬を染めた彼女と、悪戯っ子の様に肩を揺らす彼は微笑ましくも禁断のにおいがした。
あぁ、成程ね。
彼の雰囲気が更に暖かくなった原因は彼女にあったんだ。
俺がその事に気付くのはもう少し先の話。
24 :
志波海燕
2010/09/17(金)17:07:59
"初"のお義兄様から頂戴したバトン。
バトン好きな俺としては大歓迎!有難うな。
あ・許可は下りずとも呼び名は変えるつもりはありませんから(にっこり←)
>愛してるバトン
>・「愛してる」って言葉で何を思い出しますか?
朽木の顔と声。
穏やかな微笑みで、あの小せぇ躰で俺を包み込んだ時に紡がれる優しい声。
または、頬を紅く染めて少し堅い表情で紡がれる上擦った懸命さが伝わる声。
脳裏に浮かべるだけでときめく(笑)
>・最後に「愛してる」っていったのいつですか?誰に?
いつだったかな。
綴りか蝶で伝えた…はず。
うん、やばいな…痴呆か?あんまり意識して口に出してねえからうろ覚え。
相手は朽木。他に言う相手なんざいねえしよ。いや、いらないと言った方が印象がいいな(笑)
>・あなたの一番愛してる人について語ってください。
思い遣りがあって協調性に優れていて、上品だけど愉しいやつ。
皆と話しているときに特に感じる。
あと、優しくて包容力があって、不器用だけど一生懸命なやつ。
これは二人でいるときやこれまで一緒に過ごしてきての感想。
…全部ひっくるめて、すげー可愛いやつ!
>・その人に「愛してる」と言うとしたらどんな風にいいますか?
此の腕に思いきり抱き締めて"愛してるぞ"って。
場面によっては、あいつの顔確り捉えて華奢な肩掴んで落ち着いた口調で"愛してる"ってあいつの心に響くようにと真剣に伝えたい。
俺ん中で言ったもん勝ちなんだよな。ほら、不意打ちくらっちまうと上手く返せねえし、嬉しいやらビックリやら照れるやら色んな感情でごっちゃになって余裕無くなるし…"狡い。俺だって先に伝えたかった"って思っちまうから。
>・ズバリ、愛とは?
俺たちを繋ぐ絆。
愛があるから、どんなに離れていても繋がっていると感じられる。
愛があるから、あいつを想う度あったけえキモチになれる。
愛があるから、今の俺とあいつが在るんだ。
赤い糸みたいな…そんな感じか?
>・誰かにまわしてください。
朽木の悪友である幸せいっぱいな松本嬢に。
俺の片割れの俺!と主張させてもらってるコンペイトウの俺に。
少し前に満了を迎えた市丸に…満了おめでとう御座います。最終項はお相手様からのラブレター。見せつけてくれるじゃねえか、ご馳走様。此からもお二人方を応援させていただきます。また綴りを持つ機会があるのであれば是非。
25 :
志波海燕
2010/09/23(木)02:20:36
>※注意!パロディ設定
>更に広がりみ魅せる世界観に、次はどの場面を綴ろうかと胸が弾む。
>檜佐木、早速の登場有り難うな!
>これで読者も増えたに間違いない(ぐっ←)
「志波先生、確か今日の3時限は空いてたよな。」
そう俺の目の前に立っているのは、三年の学年主任様。
「はあ…」
唐突な声掛けに眉間に小皺を寄せて相手を見詰めると、ポンと肩に手を置かれ
「病欠の東仙先生の代わりに実習生の授業を見てやって呉れ。頼んだぞ。」
…はい?何で国語科を担当してる俺が数学の授業を見なきゃなんねえんだ!
なーんて心中の呟きは学年主任様に伝える度胸もなく、引き攣った笑顔を浮かべて頷いてみせた。
…が、次いで紡がれた言葉に俺の表情はふにゃりと緩んだ。
「3年A組な。」
そう。あいつのクラスだからだ。
いつもはあいつの視線を感じながらも何食わぬ顔しながらみんなに見渡すことに努めていたが(チラ見を頻回且つ名指しで当てること頻回且つ周囲の男子への囁かな嫌がらせは多々あるが)
今回は後ろから授業の風景を見ることができる(今度は俺があいつを集中して見ることができる)のは初めての試みなわけで、
やばい。すげー楽しみ。
同じ大学の学部だった可愛い後輩の頑張っている様も拝んでみたいと思っていたし、丁度良い。
携帯を手にとって、朽木に伝えておこうか…と思ったが、ひっそりと教室に入れば俺の授業のときとの違いはあるのかだとかを見れるんじゃ?なーんて思い立ったもんで、携帯はポケットに閉まった。
今は朝礼の時間。
三限まで近いようで遠いが、楽しみをご褒美として真面目に授業をこなして来よう。
…なんて、いつもよりもやる気が出た。
>To be continued...
41 :
志波海燕
2010/11/07(日)03:02:25
>※パロディ要素強!閲覧注意。
>この前の続き
待ちに待った三限目。
片付けなくちゃいけない書類の所為で、既に授業の半分は終わっているが、ま・数学の授業なんざ全然分かんねえし雰囲気だけ掴めりゃいいだろ程度の思いで教室へと足を運ぶ。
そっと扉を開ける。
極力音を立てないように努めたが、ガラガラと控えめな音が響き渡り、数名が此方を振り返り其の視線を浴びる。
人差し指を口許に遣った後に黒板に向けて"あっち見ろ"と声に出さず口だけ動かす。
素直に前を向き直すやつもいれば、ニヤついた面してまだこっちを見ているやつもいたが、意中の恋人の席の方へと視線を向ければ真っ直ぐと前を向いていた。
流石、先生方から評判の良い優等生。
流石、俺の彼女。
なんて感心すると共に得意げな気持ちになる。
さて、可愛い後輩は…
と視線を教壇に向けると
"はは、表情固いなー"と心中で呟き、一生懸命授業を進行している後輩に愛しさにも似た感情を覚える。
まるで我が子を見守るかの様な穏やかな眼差しを向けていると、不意に視線が重なり、途端に更に強張る表情。んですぐに逸らされた。
思わず笑みが漏れる。
寝ているやつはいるが私語は多くねえし、黒板も上手く使えてる…うん。いいんじゃねえかな。
本来の目的を果たせば、俺にとって一番の目的である恋人を見る。
相も変わらず、愛しい恋人は真面目に黒板と机を交互に見ている。
"くーちーきー"
なんて心中で呼んでみるが、勿論気付く筈もなく。
さっきまで愛しさを覚えていた後輩が、更に愛しい恋人の視線の先にあるのだと思うと急に苛立ちを感じる。
そう思っちまったら悪循環。後輩が窓際に視線を向けていると"おい、朽木のこと見てんじゃねえだろうな"とか俺ん中で醜い感情がぐるぐると駆け巡る。
…頑張ってる後輩相手に何思ってんだか・と自身の器の小ささに溜め息が漏れた。
重い足取りで扉に向かう中で、最後にと恋人を見遣る。
あいつは窓から外を見上げていた。
つられて其の先を伺うと雲一つ無い青空が広がっていた。
あいつがよく喩えてくれる"青空"。
勘違いかもしれないが、何だか照れくさいキモチになった。
気付いたら、さっきまで感じていた厭な感情は無くなっていた。
"好きだぞ"
声には出さないが唇を動かして告げると、俺は教室を後にした。
>俺はこんなにもあいつに夢中なんだ。
そう思い知らされた。
56 :
朽木ルキア
2010/12/21(火)14:10:41
>パロ要素有り
クリスマス間近。
今年はクリスマスムードに浸る暇がなしと思っていたが、町中のイルミネーションを見るとふと去年を思い出した。
先生も忙しい中駆けつけてくれたんだった。
公園で二人見たイルミネーション。綺麗だったな。
イベント好きのあの人だから今年もうきうきしてるんじゃないだろうか。ツリーの飾りつけもしたと聞いたし……ここは私も負けていられぬ。
思い立ったら即行動。
学校の帰り道、立ち寄ったのはお気に入りの雑貨屋。
いつも良いなと思っていたんだ。いつか先生のお家で一緒に見たい「ホームプラネタリウム」。ここ数ヶ月遊ぶひまなくたまった小遣いでちょっと奮発だ。
当日はどうなるか分からないから少し早めのメリークリスマス。
サプライズも兼ねてお家のドアノブにかけて帰ろう。
それから今夜は久しぶりに電話でもしてみるかな。
あの人の喜ぶ声が聞きたい。
58 :
志波海燕
2010/12/22(水)03:25:20
>※微パロ要素有り
~♪
>着信音が鳴り響く
久しぶりに耳許に届くお前の声。
受話器越しにも関わらず其の声色から、お前の優しい表情が目に浮かんだ。
>メリークリスマス
の言葉と共に慌てて玄関の扉を開けて外に飛び出す。
すぐにくるりと振り返ってドアノブを見れば、小綺麗に包装された贈り物。
どうやら、最近愛しい恋人同様忙しなく駆け回っていた俺に一足早くサンタさんがやって来たらしい・とお前に報告。
>…有り難う!
其の言葉と共にお前を包み込むことが出来たのなら…
突然のサプライズに対する愛しさや嬉しさに、胸から溢れるくらい幸せな気持ちでいっぱいになっていて…この気持ちを"有り難う"の一言じゃ到底伝えきれないもどかしさに掻き立てられる。
最近話題になっていた流星群を見逃して落胆していた俺にとって、贈り物の中身も堪らなく嬉しかった。
流石、俺の朽木!なんて一人感動して包装が崩れちまうくらい胸に抱いて。
一段と寒くなってきたこの時季に暖かい部屋で一緒に部屋いっぱいの星空、観ような。
>愛してる
お得意の甘い台詞を紡ぐのは照れが邪魔をしてお前の耳許には届けられなかったから、此処に。
お前の言葉一つひとつが、お前の行動一つひとつが、全部が全部愛しくて堪らねえ。
お前に対する想いは果てが無えみたいだ。
なあ、これ以上俺を惚れさせて…責任とれません・なんざ言わせねえからな。
有り難う。
俺のサンタさん。
60 :
志波海燕
2010/12/24(金)02:54:45
>※微パロ要素あり
>12/24
>Christmas eve
残業終えて向かう先は自宅ではなく、イルミネーションの装飾が暖かで可愛らしいのが印象的な雑貨屋。
店に入り、慣れない雰囲気に変に緊張しながら視線をあちらこちらへと走らせる。
ふと視線に留まったのは小柄な球体…スノードームが幾つも並んでいる棚。
懐かしさを覚え、其れを手にとって上下に振ればちらちらと舞う粉雪。
其の様子につい胸が弾み瞳が煌めく。
儚く散ってしまうと名残惜しく感じて再び其れを振って…
なんて事をやっていたら、横から「彼女さんに贈り物ですか?」と店員らしき女性の柔らかな声が挿し、気恥ずかしさの余り視線を合わせられずに一言だけ添えて首を縦に振った。
プレゼントに選んだつもりはなかったんだが、野郎が愉しげに雑貨屋で遊んでいる姿を見られちまった羞恥から気付けば会計を済ましている訳で。
心中溜め息を漏らしつつも赤い包装紙に緑のリボンで綺麗に彩られた其れを見ると、何だか満たされてきた。
今年のクリスマスは実用的なもんをやろう、と決めていたが…。
ま・いっか。
お得意の楽観的で前向き思考のお陰で店を出てあいつの家に向かう足取りは軽く、喜ぶあいつの表情脳裏に浮かべては緩む表情を抑えられずにいた。
他人に目撃されまいとあいつの自宅である豪邸に歩み寄れば、"朽木ルキア様"と宛名だけ記したプレゼントをポストへと放り込む。
お兄さんに怪しまれて没収されませんよーに・と両手を合わせて祈れば足早にその場を後にした。
>メリークリスマス
>愛してるぞ。朽木。
改めて今度は俺からあいつに連絡しよう。