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┗らゐご撫で戻り日記(383-392/472)

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392 :跡部景吾
2012/09/16 13:53

これから訪れる秋といえば。

文化祭で、侑士…ならぬ有志をやったことがある。
スウィングボーイズをやろうと誘われるまま楽器も持っていたし乗ってみた。
暫く触っていなかったそいつを鳴らしてやりたかったし、何より息抜きが必要な時期だった気がする。
問題は担任で、文化祭で出し物なんざするクラスは将来捨てたようなものと切り捨てる男、が隣のクラスの担任。
3年でもあるまいにお受験のために娯楽は不要とネタみたいな名言ばかりで学校中の噂だった。
その時の俺の担任はそれはもうスパルタではあったが文化祭のうちのクラスの出し物に関してはノータッチ、知らぬ存ぜぬで容認されているのか黙殺されているのかも不明。
隣のクラスには劣るが割りと有名な担任だったと思う。
生徒会長がOKを出せば何でもできるだろうと沸き立っていたクラスはさておき、そのクラスで有志参加者は俺一人という個人戦だった。
学年もクラスも別々のところからランダムに集められた人材がともに集まれる場は限られていて、時には職員室に許可を貰いに行く必用があった。
他の教員にまで気を使われて俺が担任の視界に入らないよう配慮されたり暗号で会話したり。
そのうち担任は学生のイベントには興味が無いらしいと決め付けて有志の件は極力内密に進め、体育館リハの日も他クラスの協力を得てこっそりと参加する始末。
しかし本番を直前に控えたある日俺はあっさり見つかった。
本番用の詰襟制服で相棒を手に持ち、練習のため音楽室に向かっていたら階段の踊り場に奴が現れた。
翌日には生徒が帰宅しきらないうちに校舎の吹き抜けで公開練習も控えていたしで、腹は括っていたわけだ。
今更何を言われても後の祭りといけしゃあしゃあ挨拶なんぞしてみたところ、奴は一言
「詰襟ならボタンを閉めろだらしない。」
と言い残して去っていった。
文化祭が終わったら、また本気でテニスと勉強してやろうと思った。

皆、協力感謝するぜ。
改めてのお礼は御輿を担ぎ終わってからになりそうだ。
まだまだ完走までには時間もあるし、たまには構ってやってくれ、と言うことで怒涛の日記更新、終わり。


ついにアンカー。
ということで、俺の都合で最後の日を頂いたわけだけども。
初めは主旨もよく分からず、ましてや感想書いての「300」を300字だと勘違いしてうっかりらるを惚れさせるところだった。激ダサだぜ…。

人の日記に乱入することもご無沙汰ながら、こういうのに参加させてもらえる機会も早々ないだろうし感謝してる。

さて、話は日記の感想に移るかな。
俺も学祭っつーと色んな思い入れがある。
学年が上がるにつれて進学組だとか色々分かれて見えないもんを色々見てかねーといけない時期にあの浮き足立った感覚ってのはちと苦いもんもあるのかもなあとか。
まあ、俺は別に跡部みたいに頭よくねーし、結構ふらふらしてたけど。
皆で踊ったり、劇したり、楽器弾かされたりした年は濃かったなあと思うぜ。

だからまあ、そういうしっかりとした青春!みたいなのがあるのはいいなって思う。
いい先生だなあ、と。
教師がそういうとき、何もお咎めしないのはそういう部分を汲み取ってくれてんじゃねーかと思う。

ピアノの伴奏が上手く出来なくて、締め切りも近かったってクラスが、伴奏者が教室に帰ってくるまでの間に黒板に頑張れ!と励ましの言葉を皆で綴って待ってたってのをふと思い出した。
隣のクラスだったんじゃねえかな。
その時、担任は自分のクラスがそういうことしてくれる生徒たちでよかったと涙して「だから教師はやめられない」と言ったってのを小耳に挟んだ。

やっぱり何か打ち込めるもんがある人生っていいなあ、と改めて思う。


何と無くふわふわした文章になっちまったけど、だらだら書いても良いもんじゃねーし、この辺で。

夏休み最後の宿題ってやつだな。
さてと。その思い出はぷらいすれす、っと。

宍戸亮でした。

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391 :あとべけいご
2012/09/15 14:59

今回の旅ノートの表紙は馬とこどもにした。
どっちが可愛いか、俺にとっては愚問だ。

主に小学校低学年くらいの子供相手に先輩陣で馬の乗り方やら簡単な世話のしかたを教えていたことがある。
ウチの馬達を遠出させて山中でリラックスさせるついでに近所の子供も遊ばせる、そんな企画。
かく言う俺も幼い頃、少し年の離れたオニイサンオネエサンに教えられていた記憶があって、何となく受け継いでみたところもある。
普通に歩く並足、ジョギング程度の早足、海岸で殿がやる駆足のそれぞれを子供のレベルに合わせて教えてやる。
後ろに立たないしゃがまない騒がないはほぼ教え込まれていても、自分の意思を馬に伝えきれない子供のために、並足と早足指導の場合馬の横について教えにゃならない。
並足を教えるクラスの馬は大体現役を引退して隠居志望のおっとり馬で、暴れはしないし苛つかず心優しいのに10歩ぐらい歩くと自主休憩に入る。
子供の脚力じゃどんなに蹴っても伝わらず結局俺達も鞭をちらつかせることになる。

届く範囲のブラシと用具の手入れ、部屋の掃除は全部子供にやらせて装備はこっちでやってやる。
監督役の大人が乗って、障害を飛び越えてもズレない鞍と腹帯を考えるとそのきつさは想像できない。
全体重プラス渾身の力を込めて締め上げた腹帯を、練習後緩めてやったときだった。
余程きつかったのか合図が伝わらず驚いたのかその馬は大きくよろめいて、俺の足に乗った。
その後普通に世話が終わる頃には靴が脱げなくなっていて、傾いた450キロは流石なもんだと思ったが、踏まれたのが子供の足だったらと思うと結構寒くなったもんだ。
予断だが愛してやまない馬に踏まれて死ぬよりは蹴られて死にたいとも思った。

近場の池で釣りだったはずが子供と落し合いをしたり、風呂に入れてやったり、馬に乗せてやるのも楽しかった。
が、いつからかその場に足を向けなくなったのは俺が子供より馬が好きだからだと思う。
鞭もハミも腹帯も、全部あの場に置いて来た。

焼肉屋で墨の釜に向かって大はしゃぎで掛けていくガキを見つけて思わず後から脇の下に手を入れて掬い上げたことがある。
降ろしてやるとガキが満面の笑顔で「だー!」と、言った。
何が言いたいのかわからず理解しようと思ってじっと見つめていたら後から来た今日とは別のジローがガキの前にかがんで「だー!」と言った。
あいつ、何。マジ格好良かった。

***

オレ、やばい、時かけてた。
つーことで、らりゅごからお前の日記だけ見れねぇんだけどアーン?なんでなんで?アーン?
とメールをくれなかったら、このままこのページはお蔵入りになったな!てへぺろ(ってこういう時に絶大な効力を発揮すると思ってる)

いや、何がびっくりって自分にだよな。
あんなに日記の場所を確認した時はやる気満々だったのに、気づいたら跡部帰ってきててさ!メールくれた時も普通に寝てたC~!

日記遡ってみたら、ちょうどオレが書き込む辺りで次元の歪みが出来上がっていて笑っちまった。
(・‘ー′・)←ごめん。二日以上も寝坊当たり。

えっ、このスペースって日記の感想書かなくちゃいけねぇの?
感想:日記長ぇ。だー!
ペンの色とかさ、何色なのかわかんねぇからオレの好きな色使っちまったけどさ、別にいいよな。
怒られたら後でペン貸してもらおう。

一番何が悔しいというか嫌だったのは、ぜろな宍戸と同レベルな事をしでかしたっつー事だよなー!
しかも今読み返したら、てへぺろとか同じ事書いていて余計にへこんだ。

そんなわけで、ごめんな。
おかえり、跡部。



ひつじがつくジローより

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390 :跡部景吾
2012/09/15 02:36

室内でぬくぬくと育てられているが故かうちの犬は暑さにも寒さにも弱い。
冬には常に人のそばを離れないし服と身体の間に入り込もうという暴挙に出ることもある。
かと言って自分は服がニガテなので雨の日のカッパは着たがらない。
そんなあいつは今年の猛暑、床に寝そべって涼しげにすごしていたが、遊んでやろうとおもってボールを出した。
追いかけてソファーの下に入った瞬間腹ばいの状態から動けなくなったらしくせつない鳴き声で訴えられソファーを持ち上げるはめに。
しかし意外とそこが涼しかったらしく、自分で入っては助けてごっこという新しい遊びを編み出したらしい。

随分前のある朝、起きていつものように朝食を食べて運転手共々いざ出かけようというときに、運転手が呟いた。
「車が無い」と。
ガレージに止めてあった筈の車は確かに忽然と姿を消していて、よく車の貸し借りのある近所のおっさん達や身内に連絡を取り使っていないか確かめるものの、勿論誰も知らず。
近くの車屋からも数台やられてたんだとかで、夜中の間にレッカーされたと結論が出た。
割とやかましい音のなる門もあった筈なのに、留守中幾度も開け閉めの練習をしていたに違いない。
特注のシートもテレビも乗ってたアウトドアグッズももろとも、バラ売りされているだろうと警察もお手上げで、買い替えを狙っていた庭師だけがほんの少しだけほくそえんでいたとかなんとか。
その車の代りに、やってきたのがこの犬だ。
番犬として人様から貰い受けたというのに愛情あまって外に出しておけず一番臆病に育ってしまった。
まぁ、可愛いからいいか。

*****
第七回目コピペ日記。



初見、「自分は服がニガテなので」とまで読んで、
跡部部長は雨の日は素っ裸で徘徊するご趣味でもおありなのかな?と一瞬ちょっとあれこれインサイドに想像を廻らせてしまったのはここだけの話です。
さてこの企画、俺は七回目で合っていますかね?
ここ数日さすがと言うか、よくもまぁこんなあざとい企画を思いついたものだな…と、
他人事として感心して拝見していた処に、まさかのゲラの投げ込み。
正直何をコメントして良いのやら…。

まず最初に悩んだ事といえばこの「七回目」とは「ななかいめ」なのか「しちかいめ」なのか、
はたまたここはイナセに「ひちかいめ」と鼻を擦り上げて宣言すべきなのか?と言うライフカード。
そんな悩めるお年頃、あるいは跡部部長の七番目の愛人、日吉若です。もちろんうそです。
なんとなく一連の流れのイメージで。


さて日記の感想ですが、確かにソファの下は涼しいと思い出しました。
幼稚舎の頃の経験ですが、ね。
ちなみに夏場のクローゼットの中も案外居心地が良かったものですが、長居するとなると押入れに勝るものはないです。
あとは木漏れ日の差す樹の枝や、塀の上も地上からほんの1メートルちょっとしか違わないのに、
案外と風通しがよくて気持ちが良いのでおすすめです。
でもたぶん犬は自力で高所へは上がれませんので、その時は俺が特別にお付き合いしてあげても良いですよ?

と、俺を差し置いて跡部部長とイチャイチャ助けてごっこをしてもらえる犬が羨ましすぎて故意に話題を逸らしているわけではありませんので、念のため。
そうそう、車はレッカーされたのではなく、もしもタイヤやゴム製品の部分だけが残っていたのならガ○ちゃんが食べてしまったという可能性も考えられそうな気がしました。
そんな感じでしょうかね?


ああ。
忘れるところでしたが、従兄弟の人経由で押し付けられためばちこは最初の持ち主にクール宅急便に入れて着払い指定で送り返しますので悪しからず。
部長だけでなく、あの眼鏡のひとまでもがお次の方にご迷惑をおかけしたら氷帝生として面目ありませんしね。
ま、どうでも良いことですが。
ということで、ごきげんよう。

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389 :跡部景吾
2012/09/14 22:33

俺様の辛いモノ嫌いについて。

俺の喉は辛いものというか刺激物を受け付けたがらない。
大きくなれば食べられるようになるといわれていた山葵も辛子も今はまだ俺のテリトリーには入れたくない。
原因を考えると、一つそれらしいものがある。

時を遡って小学校低学年の頃、俺の日記にもたまに顔を出す近所のおっさん達が遊びに来ていた。
俺は幼い頃からおっさんキラーで、仲睦まじいおっさん達に囲まれて育てられたといっても過言でない。
立つ前からスキーを始め、時には背中に乗せられたまま豪快に転ばれ、バンジーまでやらされたりとそれはもう構い倒されていた。
その日遊びにきていたおっさんはいつものように昔話を豪快に飾って俺に聞かせて、ある程度話し終わるとまたいつものように常備している菓子をくれた。
昼間にも係わらずかなり酒も飲んでいたのでピスタチオ的なツマミだったかもしれない。
おっさんはそれを食べながらケチャップをつけたら美味そうだろう、と聞いてきた。
そのまま食っても子供が食べる「ツマミ」というものには無限大の夢があったので美味かったが、確かにケチャップをつけても美味い気がした。
そんな流れでおっさんが煽って豪快に飲んでいたケチャップをみて、そんなことをしたら家じゃ怒られるのにとまた悪い大人にほんの少し毒されつつ、ビンを受け取って煽り飲んだ。
タバスコだった。

シェフがおっさんを本気でしかりつけたのはあの時しか見たことがないぜ。
おっさんはあの事件を、今でも自分の武勇伝のように語る。
犯人であるおっさんにも丁度おれと同じ年の子供がいて、結構な仲良しのつもりでいるが彼女は辛いものが大好きだ。
解せぬ。

 * * *

コピペ日記いつまで続くんか聞き忘れた感アリアリで今晩はー、通りすがりの忍足謙也やー。
今回は辛いモンに関するトラウマ、とご近所愛され跡部景吾物語やな。
てかタバスコ煽り飲む……。イタタタ、想像するだけで痛い。下手したら武勇伝やなく障害罪ちゃうん?ええん??(おおらかすぎる。笑)
辛い、て刺激は痛みの部類て聞いたことあんで。つまり辛いもん好きは痛いもん好き……って、変な所で特殊嗜好バレるんやな。
ちなみに、俺は早食いは置いといて辛いモンも熱いモンも苦手。生ぬるい人生万歳ー。

そんなわけでリレーちっくなコピペ日記も六回目?おめでとーさん!
ほんまラルがマメ過ぎて尊敬する。マメ言うと否定されるんやけど。
あれか、ちゃんと最初に『俺に比べたらマメ』て毎回付けんとあかんか。言わせんなや恥ずかしい。
次いつ遊ぶんか謎やけどコピペのお礼を身体で払ってくれる言うてたんで楽しみや。あはんなM字期待。
近々ならお月見でもしよか、きっと食い物と兎の話で盛り上がるでー。

月見ちゅうたらあれやん、月て毎日あるもんやん。
カタチ変えつつも本質は変わらんモンで。見えたり見えなかったり、気にしたり忘れてたり隠れてたり堂々してたり。
なんちゅうか見上げるこっちの心持ちひとつで勝手に印象も変わるモン…あー、あれや。
ラルはお月さんみたいやな。


あ。ちなみに俺めばちこ出来たことないねん。
ちゅうわけで侑士からのめばちこはまるっと次の子に受け渡し。頑張ってやー。

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388 :跡部景吾
2012/09/13 20:08

旅の終わりを迎えるだろう朝、俺はそのままとある祭りに出向かねばならないらしい。
数年に一度大規模にやる祭りだそうで、氷帝から毎度のこと生徒会が参加しているんだとか。
ただ数年に一度なだけに教員も詳しいことを知る奴が少なく意味も分からないまま御輿を担がされるということだけは聞いた。
そして何と生徒会には、生粋の祭り男がいた。
何だか知らないが御輿を担ぐ時はハッピだけでなく、ズボンのような何かを着なければならないらしい。
自前のソレを持参して履き方を教えるので放課後集合で!といい笑顔で告げられてしまった。
その日の放課後女子を帰した生徒会室で試着会開始。
あのズボンは普通にはけるのは太腿までで、後はなんだか変な形の布を巻きつける感じで着るものらしい。
ここに、手をつっこんで、この紐をまわして、こう!
といわれるがまま股に手を突っ込んで四苦八苦していたら周りが笑い始めて結構な羞恥プレイだ。
撒いているだけなんでパンツ見えんじゃねーのと言って見たところ、しっかり着れていれば見えない、とか。
ただし胡坐をかいたら場合によっては見えるらしいのでおしとやかに座れといわれた。
あの格好でおしとやかは逆にどうなんだ。

お坊ちゃんキャラがどうの聞こえたが祭り男のキャラだって俺がいけると思ってるぜ。
ラムネは飲んだことは無くても飲み方は知ってる、ビー玉をどかして飲めば良いんだろ。
まかせろよ。

*****
  
第五回コピペ日記。

突然のめばちこに一時はどうなる事かと思ったんやけど、
どうにもならへん間にどんどんめばちこが膨れ上がり
目が半分開けられへんかったんは昨日、そして一昨日の話。

こうしてらるの日記に顔を出す頃にはすっかりいつものクールな俺に戻っていて一安心や。

そんで、あれなん?この企画名前名乗らない系なん?
ほな、名乗る程やない忍足侑士や。こんばんは。お邪魔します。

今回の日記を要約するとらるが股に手を突っ込んでパンツを見せびらかした話?大胆やな。
祭りのあれ、そんな作りになってるとは知らんかったわ。意外と面倒なんやな。袴なんかも似た様な感じか。
あの人達は神輿を担ぎながら、うっかり解けてパンツが見えるかもしれへんちゅう恐怖と闘っていたんやと思うと
こう、何か震えるもんが有るな。男やで。

今年は個人的に祭りにはちょいちょい顔出せたんやけど、
神輿を担ぐような祭りは見れんかった。楽しそうで羨ましいで。
跡部が神輿に振り回されんとちゃんと担げたんかと、
ビー玉をうまくどかせたんかっちゅうのが気になるところ。
後日詳しく聞かせて貰わな。


そんな訳で、跡部、9月末頃の予定を今度俺にメールしてや。
また10ページ埋まりそうやから、2回分遊ばな。今回のお題は旅行の話にしよか。
何処がええとか、何処の何がうまいとか。よう旅行に出かける跡部の話が聞きたい。考えといてや。

さて、最後は完全に私信になってしもたけど、このへんで。
まだまだ続くっちゅう話を風の噂で聞いとるから毎日楽しみにしてるで。
次の子に、めばちこもバトンタッチ。

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387 :跡部景吾
2012/09/12 23:58

暑さに負けて髪を弄った。
のに、翌日朝練で顔をあわせた瞬間反応した忍足以外、一日全員スルーだった。
周りが気持ち髪を切ってもそうそう気づかない俺が言うのもなんだが、今回のチェンジは決してマイナーチェンジではないかと思う。
もしかしなくても完全に、やらかしたのか俺…と密かに肩を落としていたら忍足がフォローを入れてきた。
ちょっと慣れないだけ、だそうだ。駄目じゃね。

授業中に思い立ったら何日も待っていられない心境になって、当日予約で駆け込みカットだ。
時間ギリギリには入店できたものの、俺用の席以外さり気無く片付けられていて若干肩身の狭さを覚えつつ、あれこれと提案されるうちにじゃぁもうそれでと丸投げにしてしまった。
坊主が似合う俺に怖いものなんて無い。

後々聞けば俺はどうも後輩達に恐縮されているとかで。
確かに無駄に俺が近づいたところでいらない気ィ遣わせるよりはとかこっちも距離を測りかねていた部分もある。
教育係にはもっと世話焼きの適役がうちには居るし、と思いながらほんの少し寂しかったのも事実なので距離を縮める努力はしてみたい。
髪型変えたアピールはどうすれば自然を装ってもちかけられるだろうな。
観月みたいにしながら近づいてみようか。

数日たっていつもギャラリーにまじり俺達に熱い視線を向ける爺さんが、また菓子を持って寄ってきて。
いつも有難うございますと一応声を掛けてみたら髪切ったねと言われてまた大げさにお礼を言ってしまった、どうした俺。
ちょっと変わってたから、と爺さんは笑ったがその「変わってた」の二通りの意味は考えないでおこうとおもうぜ。



第四回目コピペ日記。

って書いたけど、オレ多分5番目だと思うんだよな。
この二日間頻繁に眺めてたけど誰も上げないからやっぱりオレなのか?
ソワソワしつつ12日ギリギリに上げてゼロがズラした分を修正しておく。
オレの前の人はゼロと同じく寝坊してるんだ。ということにしておこう(二日も?)

それじゃ改めてらるの日記にコメントを。
みんなの反応気にしつつ颯爽とみんなの前を通って
挙句スルーされるらるを想像して笑った。なんかシュール。
慣れないだけとか変わってるとか一体どんな頭に?すごく気になる。
下半分は剃り込みで前髪が触覚二本だけとか?
あ、それオレ…。

らるはクールに髪をなびかせてるのが似合うと思うんだ。跡部らしく。
でも観月みたいに髪を指でくるくるしながら
んふーっ!んふーっ!ってこっそり後輩に近づくらるも見てみたい。
後輩の反応も一緒に見てみたい。
もうすぐ寒くなるのに髪の毛切っちゃって大丈夫なのかい?
風邪引かないように気をつけろよ。


ってことで、自分の日記もろくに上げてないくせに人様の日記に手を加えるなんて!!
チキンなはずのオレがこんなに堂々としていられるのはらるの人柄のおかげだと思う。
いい経験させてもらった。楽しかった。ありがとう、そしてお疲れ様。
この話が来たとき、内容全く把握してないくせに快諾してた。
面白い試みじゃないか。日記リレー。
あと何人いるのかな。誰が来るのかな。すごく楽しみだ。

さて、ついでに自分の日記も近いうちに上げようか。
あ、せっかくだからオレが来たって印を残しておこう。
(かきかき)


(・‘ー′・)

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386 :跡部景吾
2012/09/11 00:05

花火は結局、5人でやった。
宿題が終わった3人と言っても居ないのに未完のドリルを持ってきた2人だ。
その2人の目論見どおりドリルは5人がかりちょいちょいのちょいで終わらせて、バケツと蝋燭を持ち外へ。
今にも雨が降り出しそうな空だった。
雲が「此処は任せろ、今のうちに…!」と言っている気がしたので、巨大花火セットを紐解いて一人片手に3本ずつのペースで消化、消化、消化。
独特の音と匂いとそこらじゅうに立ち込める煙とが全部懐かしかった。
日が短くなり始めている事を早くも嘆く奴もいた。

最後とっておきの打ち上げをいくつか用意してあったのに、雲はついに力尽きて雨の陣を通してしまい。
パタパタ音がするほど粒が大きかったので一旦引き下がろうかとは思ったが、次がいつかの目処も立たずおもむろに打ち上げ花火4つを横一列に並べた。
一気にやんぞーと誰が言ったか次々に点火されて離れてみていた俺達の頭の上まで火の粉が飛んだ、4本いっぺんに。
写真を撮るのも忘れて一瞬の壁を見送った後の静けさは何とも言い表せない哀愁をともなっていたというか。
また一つ夏を満喫したという達成感。

ともあれ、今月の雨男はどうやら俺に決定したらしい。
そういわれてもそろそろ文句がつけられないぐらいには確かに遊びの日雨率が高すぎる。
梅雨ではないにしろ夏は豪雨を甘んじて受入れねーとその後が心配なわけで、地球のために頑張っていると思っていただきたい。
それにしても、瑞々しく生きろと教えられたことがあるのに俺は瑞々しさからは結構対極な気がしてならない。
性格も水分摂取量も大分湿度低めが標準なので、雨雲ぐらい引き連れてもトントンなのかもしれない。
しっとり艶やか、そんなところを期待されていると思えば。





宍戸の説明見て、漸く合点いった。
あぁ、そゆ理由でこの状況か。
多分三番手は俺なんやろうと、第三回コピペ日記。
提供は氷帝一の男前、忍足侑士。

因みに原稿持って来た時の跡部の台詞な、
「俺が考えたのを渡すから、引き受けてくれ」

危なく“続き”を引き受けてまうとこやったわ。
跡部の記事、続編。
期待されていると思えば、から続く、おおぎり大会。
笑いあり、涙あり、友情あり。
…いや、笑いあり、苺あり、雨雲あり。

路線修正。

苺は度々耳にするけど、雨雲ペットは初耳やったな。
時節柄、連れ歩いたら歓迎される地域も既にあるようや。
出掛けついでに、立ち寄って雨降らせて来れたらええのにな。

地球に貢献しつつ、夏も満喫出来たなら上等。
夏の風物詩、間に合って良かったなァ。
しっとり艶やかか瑞々しく、秋も楽しく満喫してこ。


言うわけで、跡部、大量の書き溜めお疲れさん。
一体何人分用意したんやろ、楽しみや。

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385 :跡部景吾
2012/09/10 13:34

怒涛の書き溜めについて夏休みをネタにとの提案もあったが、夏休み中真面目に日記を書いていた俺にとって今更過ぎるネタだろそれ。
視線を日記から壁へずらしてみると、去年の夏までの写真がある。
デジカメにただひたすら収め続けていた写真を、ふとして気に入りのものを抜粋してプリントしてみた。
アルバムに入れてしまったらカメラの中と変わらない気がして、壁に貼ったわけだが。
壁の写真はビーチ、ビーチ、桜、猫、象、犬、などなど。
日本人は家族写真をあまり持たないとも言われたことがあるので、家族写真なんかも飾ってみたり。
辛うじて動物よりも人の方が頭数が多い、そんなところ。

この前の前の夏あたり、野生のウサギにカメラの魂を持っていかれたことがある。
出先で色々気の赴くままにレンズを向けていた筈が、草むらのウサギにピントを合わせた瞬間動かなくなった。
古いカメラだったんで中身が残ってさえいればと祈っていた、ウサギの女神は俺に微笑んだ。
それまでの思い出は綺麗に残っていたがその旅の有終の美を飾ったのはウサギのドヤ顔(多分)であったという、な。
カメラはご臨終で新しいのを買って、去年辺りまたウサギを写したが無事だ。
俺の腕はウサギを乗り越えたらしい。

日記のコピペを複数人に頼むにあたって、お題に沿って書けばいいのかと何人かから聞かれた。
仮に俺の説明不足でそう聞こえてしまったとして、お前ら俺がお題出したら書いてくれたのか。
マジで、か。目頭が熱くなった。
しかしある男と、極力自分の力で戦って完走をかけ勝負しようと持ちかけられたのが思い出されて。
自分で満足がいくぐらいには中身を作ってから力添えをしてもらいたい所存。
こんなことでもしないとそろそろ疲れてまた怠けだしそうだったので。


**

第二回目コピペ日記。
町にいけなかったりトップバッターのゼロ宍が遅刻したりでエェーってなってたのは俺だけではないはず。
みんな安心しろ、ゼロがわるい。俺わるくない。
ってことで今回の担当者は俺、…幸村精市とでも名乗っておこうかな。根無し草なので特定なんてナンセンスだ。

今回の日記さ、壁に写真と聞いて…俺ぶっちゃけ霊道ふさがれるんじゃない?大丈夫?とか思ったんだけど。
ぐーぐる先生に聞いたらそんな話何もHITしなかったので俺の頭が大丈夫?ってなった。
そうか、俺の勘違いか…ちぇ。まだ暑い季節、綺麗に収まるかなぁって思ったんだけどなぁ。

写真なら今某所でやってるアートアクアリム展もなかなかにお勧めしたい。
行った日の夜にうっかり焼き魚を食べた俺は世の中の無常さも感じたけども。でも魚おいしいよ、な…

それはそうと、企画を考えて実行するとはさすが跡部、さま?
面白いよなぁ。最近町とは疎遠だったんだけど、これを機にまたちょいちょいお邪魔するのも悪くない。

さて。次の日記とランナーにも期待しつつ、この辺でバトンタッチということで。
ラル吾もゼロ宍もおつかれさま。次の人もどうぞよろしく。

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384 :跡部景吾
2012/09/09 05:31

俺の古い知り合いである手塚のことが大好きな奴がいるようなので、ちょっとあいつの男前さを語っておく。
まず男前というか少し重い事実としてアイツのメアドは初めて付き合った相手との思い出の代物だ。
変える機会が無かったとか言ってるがどうだかな。
肩書きを変えてメアドの件の元恋人とも上手くやってるようで相変わらず真面目にあしらわれているとか。
聞けば7年越しときた、つまり俺とあいつも7年超だ。立派な腐れ縁と呼べよう。
元恋人とも顔見知りだったが故にか俺への信頼は厚かったようで、俺と手塚は2人で温泉なんぞに行くのも許されていたり。
恋人よりもほんの少し早く知り合ってしまっていた俺達に気を遣わせたのかもしれねーが。
手塚の家で、3人で鯉の餌遣りなんかもしたことがあった。
そっと、元恋人がもっと肥えるんだよと鯉に声を掛けているのを聞いて俺は撒くのをやめたんだったか。あいつ、絶対ェ食う気だった。
俺と二人きりの時手塚はとことん真面目に俺の話を聞いて、真面目な恋愛観を語りつつ、温泉じゃ突然あひるの水鉄砲を出して俺にぶっかけたり。
あっけにとられていたら恋人に強請られてと真顔で言ってきた。
だからって何故持ってきたと聞けば恋人が面白がるから、だそうで。どんだけだよ。肩震わせて笑ってやがった。
はいはいご馳走様とあしらってみると溜息混じりに頭を押し付けられ(撫でられたのかあれ)たり。
3人で海に行ったときには元恋人が俺にたこを投げつけてきて、保護者兼恋人様はのんきに傍観、お前達は仲がいいなと少し羨ましそうに言っていた。

駆け落ち的な恋をしていたあいつらの終わりは、状況ののめているのが俺だけと言う窮地で色々と話を聞かされた。
俺が訊ねなけりゃ言わなかったのかもしれないが、意外に素直なあいつは吐き出したい顔に見えた。
最後まで冷静に、終わりを2度も告げてしまったと悔いてはいたが今思えば結果円満オーライだ。
何かがどこかで絡まったりほつれたりしていたら、俺達の関係がもしかしてもしかしたかもしれないなんて話をこの言い回し以上にぼかして囁きあったこともある。
魅力的な男だが、あいつが元恋人に向けてきた顔を知っているとなると、その後釜に納まろうとはなかなか思えないもんだよな。なァんちゃって。

*

なんだか跡部がどっかに出かけるとかなんとかで、
日記が更新できねえだなんだとのたまってきた。
それはともかくとして、その間代筆頼む!ってんで走り書きの日記の原稿を渡されたのが先日。
なんだか俺以外にもいろんなやつに託したらしい。
その栄誉あるトップバッターである俺なんだけど、
「お前最初だから絶対8日に日記上げろよ!」と釘を刺されたにもかかわらずうっかりうたた寝してたら日付変わってた。
やっべ。ごめん跡部。激ダサだぜ。てへぺろ。
まだ夜は明けてねえからギリセーフで頼むぜ。
そんなこんなでこの数日は、跡部の書き溜めた日記と、それを読んだやつの感想を楽しめるらしい。
楽しみだ。

で。跡部と手塚の思い出話についての日記だったわけだけど。
7年って。お前小1かよ。そんで恋人とか元恋人とか激早熟!
…っつー冷やかしは置いといて。
手塚のくそまじめっぷりとほとばしる天然っぷりが可愛いじゃんよ。
頭を押さえつけられるくだりと、羨ましそうにしてるくだりが非常によろしいな。可愛い。
全体を通せば良い話だなーって思うんだけど、
「もっと肥えるんだよ」とかタコをぶつけてくるとかちょっとシュールすぎやしねえか。
どういうことなの。そのシュールな恋人と仲睦まじい手塚もひっくるめてシュールだ。

跡部は跡部の割に手塚の話すくねえからなあ。
いい話聞かせてもらったぜ。
今度紹介して。俺もしゃべりたい。ていうか紹介して。ください。

つーわけで遅刻しちまったけども代筆のトップバッター、ZEROから開くなんちゃらの宍戸亮でした。
跡部お疲れ!

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383 :跡部景吾
2012/09/02 20:30

水で泡立つコートなんて正直初めてみたかもしれない。
雨男は一体だれだと叫びあいながら結局水掃きばっかりしてまともなゲームもできなかった。
今年はあまり降っていない気がするのに、遠出テニスをするといつも雲がごねる。
いっそコートを網目にしてでも雨に打ち勝ってテニスがしたい。

俺は本を読むのが遅いらしい。
正しくは遅く読むのが好きだと言いたい。
視線を上から下に降ろす間に4行を読むというありえない手法を教えられた時にも異論しか浮かばなかった。
重要な接続詞と単語だけ追いかけても目が疲れただけだ。
短時間でいくつかの評論を読んでざっと内容を理解しなきゃいけないシチュエーションなんて限られていたのでそのときだけはほんの少しだけ発揮してやっても良かったかもしれないが、未完成な技を使ったところで2度読み3度読みと結局タイムロスだった。
時間制限が無い読書だとしたら尚更、脳内で音読するように読まないでどうやってその本に入るんだ。
冒頭からその情景をなるべく細かく作り上げながら読み進めるのが、面白い。

決してサボった結果今日になったわけではなく、完璧なものを作り上げるために時間を掛けた読書感想文を鞄にしまった。
9月も始まって遣り残したことといえば、手持ち花火だ。
昨日テニスの帰りに気づいてその足で買いに行き、今日これからガッツリ打ち上げてこようと思う。
宿題が終わった奴は来いとメールをしたのに誰からも返事が無い。
一人だって、やるからな。

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