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┗朝靄に消える笛の奏で詩(472-481/500)
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481 :
仁王雅治
2009/12/02 00:21
御前サンは素敵と表せる。きっと誰もが振り向いて行くンやう、偽り無く可愛いか。愛嬌が有る。
御前サンの事は嫌で無か。ン、好きかの、好いとう。
此の腕の中に包み込み思い切り抱き締めたいと、寝顔を眺めて居たいと願う。
其れと同時に湧き上がる感情が有るっつー事は、まだ内緒にしておこうか。
今一番感じて居る感情が愛情や其等では無く、純粋な破壊衝動だ、なン言えやせンじゃろ。
御前は可愛い。否、愛らしか。笑顔が美しい、思わず見惚れて仕舞う程にはな。真っ直ぐに見据える其の瞳が魅惑的で思わず、目眩うなり。
何時涙するのか。如何したら泣いて喚くンか。なン、矛盾した画策と思惑を昔も今も抱いとう。
言うたじゃろ。リップサービスなら幾等でも、てな。
単純な言葉を幾重も折り重ね、舞い来る白雪に混ぜて、御前サンに最高のプレゼントを。御返しなン望まンし、必要無かよ。俺の身勝手な行動じゃき。
喜ンで貰う為に、俺は雪を降らせるぜよ。沢山、御前の為に。
六枚の花弁を枕元に添えた後、俺はきっと家路を急いでるンやろう。
ァ、眠ィ。御休み、
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480 :
仁王雅治
2009/12/01 21:39
知り合いから面白いけ遣ってみろと教えられたけ、ダチと二人で良う当たるっつう占いで自分自身の恋愛傾向を調べてみたンよ。其の結果が又笑えた。
暖かく相手を包み込み癒やす恋愛、調和を図り場を和ませる、と。ダチと大爆笑、気持ち悪かァ。有り得ン。
自分の気持ちを大事にする、てのは当たりやが。他人考えて遣る余裕なン無かよ。
恋愛傾向として、初期は自分に振り向かン相手に俄然テンション上がる。中期は充実しとう。後期は相手が弱く成り魅力を感じンく成る、其れは俺が素直に成らンけ。ぷり、詐欺師が素直さ晒す訳無かろ。
笑うだけ笑うた後に気付いた。オイオイ、俺には優しさ以外に無いンか。
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479 :
仁王雅治
2009/11/28 22:01
(12/10)
一体全体、如何すれば良いンか、術が見付からン。
視界不良。ならば双眸閉ざしちまうか。
身動く事を選択したく無か。
きっと回廊で堂々巡り。
―
検討違いも甚だしい。ポジティブは長所だが短所とも成り得るンよ、捉え方に拠ってはな。
花は花でしか無か。夢が夢で在る様に。
花が星と成って呉れると勘違いしては、見失っちまうぜよ。一つ所では無く、幾度も数多に。
見誤る事無き様。常套手段も甘言も受け取り手次第、人其々じゃ。
相手を良う理解せンとな。
―
赤いルージュが映える形の良い口唇が笑みを象る。丸で嘲る様に、慈愛を表す様に。嗚呼、正に二律背反。
陰陽の面差しは何て妖艶に映るンかのう。…彼の柔らかそうな唇に指を這わせ、強く強く歯を立てて仕舞いてェ。
紅と赤は御前に良う似合う。鉄錆の味は如何、御嬢サン。
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478 :
仁王雅治
2009/11/27 01:37
今宵はホンに有難サン。楽しかったなり。
嗚呼、今夜は良う眠れそうじゃ。万一赤也の夢を見たら報告せンとな。
信号機、砂利道、ポスト
lucky day.
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477 :
切原赤也
2009/11/25 08:07
Happy happy Birthday.
莫.迦な犬からアンタへ。
アンタが倖せなら俺も倖せなンだよ。良かったな。本当に、良かった。
少し悔しいケド、な。
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476 :
仁王雅治
2009/11/23 22:50
今現在一等気に入って居る香水を枕に撒いてみた。其の行動に大した意味合いは無くホンに何と無く動いた結果論に他成らン。
強く圧し過ぎた所為か指先に付着した馨立つ滴を咥内に含ンでみたら思うた依りは味気無い。
失敗したかと睡眠を躊躇したが寝転がってみれば案外心地良かったのう。夢見も不快では無いなり。
不安は掻き消す。其れで良いンよ。浮いた俺は強さなン欲してはいない。
何故、嗚呼詐欺師の名折れじゃ。言葉が丸で石つぶての様に思えちまうぜよ、やが間違い無く真実やけ音は消失させるけ。笑うけ、泣かンで呉ンしゃい。
> l o v e s o n g
目にした瞬間に感じたンはきっと、淡い淡い記憶。
塗れ鼠は渇仰する。
何を?さァて、何じゃろうのう。俺には解らンぜよ。
御前の表情が曇るンを見たくは無か。御前は寝顔が一等美しい、俺は其の無防備な表情を好いとう。
やけ俺の為に何て云わずに眠って呉れンか。悩む必要は無いンよ。暖かな夢に抱かれて御休み。
瞼を閉じれば其処には大好きな彼の子が微笑っちょるぜ。口唇は閉ざして、寝言だけ囁いて。ホラ、見えるか。
毛布を掛けるのは俺の御仕事。
眠りに落ちたら俺はいくよ。
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475 :
仁王雅治
2009/11/23 02:36
大丈夫じゃよ、御前は変わらン。俺は俺の儘、何も変わら無い事と同じ。
御前の痛みに気付かン俺では無か。解って居る筈だ、俺が敏感じゃって事は。
強く無いンやき独り抱え込むンは良い加減諦めろ。溢れて来とうよ、既に。
> 貴 方 に 届 け た い
言葉には出来無い。旅立ちは決して別れでは無いけ。
花は枯れやしない。
何が在ろうとも、何が起ころうとも。
見守る存在が居ると知って居るンやけ。
御前に差し出されとう光を忘れなさンな。
御前の唯一を。
互いに高め合っちょるンじゃろ。
焦らず、見極めれば良か。
遣るべき、今必要な事を。
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474 :
仁王雅治
2009/11/18 15:55
流―星群。暖と珈琲、夢。
今宵が一等流れ星を見られると耳にしたけ、淹れ立ての珈琲と毛布を手に窓際迄移動。目視での天体観測開始じゃ。
i・Podで御気に入りの音楽を聴きながら、何時も依り明るく瞬いて見える星空を、唯只管に眺めて居たンよ。
何もせン退屈な筈の時間も今宵ばかりは緩やかに流れ行く無為な刻が酷く愛おしくてのう。出来得る限り永く続けば、とすら思った。
――…何故笑う、俺に聞きなさンな。笑うてはいかんつー法律でも有るンかのう、嗤いたいけ笑う、単純に其れだけやき。
御前のアイシテっつう言葉が、俺には助けて、と救済を求めてる声に思えたンよ。
俺は御前をアイす事は出来ンきに此の両腕で唯々抱き締めるなり。流れ落ちる涙が枯れ果てる迄。
俺は唯の留まり木やけ、飛び立つ迄は見守るさ。
Crap your hands.
今夜は綺麗な星空が見えるぜ。空を見上げて御覧。御前を包み込ンで呉れる筈じゃ。
丸で吸い込まれて仕舞いそうで。
見上げた先の宵闇色の中で光る星達が。ホラ、…な。
嗚呼、愛しの愛しの相棒チャンは>>456に行って頂こうかね。俺からの贈り物が在るぜよ。
御前の為に捧げた頁、てな。――…ハハ(笑)
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473 :
仁王雅治
2009/11/17 15:28
> イ カ ル ス
流―星群の話題を耳にした時期と時同じくして借りたDVD。俺にしては珍しいジャンルの物で暇潰しに良ェかと気紛れに借りてみたンよ。短編集じゃき飽き難いじゃろと。セコい等とは言いなさンな。
其の短編集ン中の内の一つに星を題した物が有っての。
其の星は直径1kg、16等級。名はイカルス。
此の星の特徴でも在る面白い点は、水星依りも太陽に近付き、火星依りも遠く巡る其の軌跡。一周するンに大層な時間が掛かっちまうなり。
で、其の特徴が名付ける時の由来と成ったらしか。ギリシャ神話のイーカロス、ちゅう神の名からな。
此の神は鳥の羽を蝋で固めて翼を作り出し、其れで空を飛ンだが、太陽に余りにも近付き過ぎたけェ蝋で出来た羽が溶け翼が分解しちまって、敢えなく終焉を迎えちまったンよ。
傲るなかれ、と告げたかったンじゃろうが、此奴のチャレンジ精神は賞賛に値すると思うが。如何かの。
溶け出した蝋。御前は何を求め飛び出した。
何を希ンだ。
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472 :
仁王雅治
2009/11/17 01:51
既にンな時間か。時計の針は案外足早に廻るンじゃのう。ベッドに寝転がって早数時間、未だに睡魔が来ン理由はなンじゃ。
羊数え、ホットミルク、音楽、将又最近良う効いちょったリラックス法にまでも今宵は外方向かれちまった。もう御手上げなり、諦めて夢想、空想、瞑想、迷走。
明日は流/星群が一等見え易い日やき空見上げンと、な。
咽頭に詰まった言葉を嚥下させて原型は彼方に放った。此れで良い。此れが良か。じゃて邪魔臭い。
散り行く文字列を追い掛けた所為か眼ン奥が疼きよる。不必要じゃと泡沫やと追い遣ろうとするきに其れに従って瞼閉ざしゃ裏側にも色が在ったンよ。
ちと驚愕したが安堵の方が遥かに勝っとう。嗚呼、白く無ェ。
絶え間無く睡魔が襲い来やがる。…眠たかァ。
―――
言って良い冗談と悪い冗談が在ると解っとう。人の尊厳は貴ぶべきやけ、其の為の嘘は良いのだと気付かされた。
嗚呼、俺は俺じゃ。
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