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┗3046.花影(67-71/161)

|||1-||||リロ
67 :井上織姫
2012/03/14(水)20:52:28

>レポ

有名人で憧れの砕蜂さんと惚気合い!

砕蜂さんとは偶然なのか必然なのか分からないけど、不思議な縁がある。初めて会った時、落ち込んでいたあたしをたくさん励まして下さった。前を向く力を下さった。そんな恩人のようにも思う大好きな砕蜂さんと惚気合う事が出来て、まさに夢のような時間だった。

えっと、以下は私信と感想入り混じりなんで、ご注意を!




まず、
砕蜂さん…………、可愛いっ!物凄く可愛いっ!(笑)
あー、どこまで書いていいんだろ。あんまり書くと刺されちゃうかな。でもでも、檜佐木さんの事を考えながら喋る砕蜂さんは本当に可愛かった!何時ものきりっとした表情がゆるゆると女の子らしいものに変わるのには癒やされました。

しかも、直接砕蜂さんから惚気が聞けるのはレアだとか。すんごくツイてる!あたし。宣言通り自慢しとこっと。


さて、此処からは見てくださっている筈の?檜佐木さんにサービスタイムです(笑)砕蜂さん、見逃して下さいねっ。
  
(ひそひそ)…砕蜂さんは檜佐木さんの全部が大好きって言ってました!え、知ってるって?でもその時の表情は一番可愛かったですぞ。もう乙女でした!(拳ぐっ)ちなみに、一番好きな所は可愛い所だそうです!檜佐木さん、にやにやしてくださってますか?(にこにこ)それから、甘えてくれるのは本当に嬉しいみたいです!力説してました(笑)まだまだあるんですけど、此処に書くのはこの辺で止めておきますね。次お会いした時にこっそりばっちりと…(笑)

あとはちょっとピーな話までたくさん話した。詳しく書くと誰かさんが興奮しちゃって大変な事になるんでやめとこう、うん。

ただ一つ言えるのは、類は友を呼ぶですな、砕蜂さん(笑)
握手握手。千切れそうになるまでぶんぶん。位の勢いで。


伝言板に書こうかと思いましたが、折角余ってるので私信を。

>砕蜂さん
いやー、本当に楽しかったです!砕蜂さんの意外な一面も見れましたし、砕蜂さんの可愛い所たくさん見れましたし。
本当にありがとうございました。精一杯ぼかして削ったつもりなんですが、もしここは書くなよコラ的な部分がありましたらご指摘お願いします。また機会があればよろしくお願いしますね。次はもっと恋…濃い話が出来るのを楽しみにしてます(笑)お話して頂き、本当にありがとうございました(ぺこ)

お二人は本当に素敵で、憧れのカップルです。どうか、末永くお幸せに!今度ダブルデートしましょうね。花見花見。



次回のレポは相棒カップルとのダブルデート!

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68 :井上織姫
2012/03/14(水)20:53:06

言葉を好まない貴方に、それでもあたしは言葉を贈り続ける。
それも貴方は知っている事。

あたしは貴方程に上手く行動で表す事が出来ないから。
自分の未熟さに悲しくなる事もある。

この両腕で抱きしめるのは貴方だけ。
この唇に触れるのは貴方だけ。
この体に触れるのは貴方だけ。
背中を預けるのは貴方だけ。  

すき。だいすき。

伝えるって難しいね。
もしも、自分の気持ちを全て言葉に表す事の出来る天才だったならそれが出来たかも知れない。
でもそんなの貴方は喜ばないよね。

だからあたしはあたしの思うままに貴方へ気持ちを伝えるよ。

あのね?貴方が答えたバトンを見てあたしちょっとくすってしちゃった。だって、似たような事答えてたんだもん。
やっぱりたくさんの時間を共有するからかな。考え方が似てくるのかも。元々少し似ている部分もあったのかも知れないけどね。

貴方とあの場所で出逢った事。
貴方と気持ちが繋がっている事。
貴方と一緒に過ごせる時間。

ただひたすら感謝。
ありがとう。

貴方がくれるたくさんのものを、大切に。
あたしも貴方にもっとたくさんのものをあげたいな。

いつもありがとう。

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69 :檜佐木修兵
2012/03/16(金)20:43:18

>>3
こっから(9/23~)の出来事は俺が纏めていく。

>2012
09/11 歌 149
   23 新たに>>143
10/06 色々と凄い日(笑)
      23 1ヶ月(反省…)>>148
11/22 思う事。>>151
      23 2ヶ月
12/23 3ヶ月

>2013
01/04 遅いクリスマス>>155
      23 4ヶ月
02/22 出逢って1年!

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70 :石田雨竜
2012/03/19(月)02:39:32


あの時本当に
驚いて、
上手く言葉に出来なくて、
思いが溢れて、
少しだけ泣いた。

そして、何よりも愛おしかった。

ありがとう。君となら、何処までも。

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71 :毒ヶ峰リルカ
2012/03/20(火)14:42:42

やーっとアタシの出番ね。
これからは沢山出張っちゃうんだからッ!

はー、プの付く変態ってばアタシの事どれだけ好きなのよ(笑)全く、素直になりなさいよね。それに阿呆とはアイツによく言われるけど、ボケじゃないから!そこの所覚えときなさい!(びし)



ま、それは良いとして。
今日は逢えないアンタに贈るわ。


>>>2326より。アリガト。

>新種な惚気、しちゃいましょう

>惚気ちゃいましょう。
しょうがないわね。アンタの為に仕方なく惚気てあげるわ。
>≫≫≫

>今までの惚気バトンにちょっと飽きちゃった人のためのバトン。
べ、別に飽きてなんかないわよ?ただ、被ってる質問があるから違うヤツにしただけなんだから。

>▼まずは2人の名前から
アタシはリルカ。アタシの姿では会った事無いから…ま、『アイツ』にしとくわ(笑)

>▼恋人を思い浮かべてください。恋人はどんな表情?
そうね、アタシの事が好きで好きでしょうがないってカンジの顔がとろけるんじゃ無いかって位にゆるゆるの表情。…何よ、どうせアタシの事よ。文句ある?

>▼その表情で恋人が突然目の前に。さあ、どうしましょう?
思い切り飛びついて離してなんかやらないんだから。

>▼恋人の好きなところを五・七・五でどうぞ
やさしいの
へんたいだけど
たよれるの

>▼どれくらい好きかなんて言葉で表すのは正直無理?
無理に決まってるじゃない!『好き』って言葉のもっと凄いヤツ、誰か作りなさいよね。いくら言っても足りないんだから。

>▼最近で、惚れた弱みを感じたこと、あったら1つ
下の質問のお誘いを受けてパジャマのまま飛び出して行った事かしら(笑)

>▼恋人は自分に惚れすぎだと思ったこと、あったら1つ
たーッくさんあるんだケド、そうね、真夜中に逢いたいと言って来た所かしら?昨日の話ね(笑)

>▼恋人に何かねだってみましょう
アンタとの時間をちょうだい。

>▼ハグとキス、どっちが好き?
アタシは欲張りなの。両方セットじゃなきゃ嫌よ。

>▼情事そのものより情事中の恋人が好き?
そっ、そそそんなまだそこまで沢山してないわよ馬鹿!でも12時間逢瀬での可愛い姿にあの死神はそう思ったでしょうね。

>▼恋人をさり気なく情事に誘ってみましょう
アタシ、頑張って勉強したのよ?ちょっと試させなさいよ!

あ、勘違いしないでよ!本当はまだ勉強途中なんだからッ。

>▼恋人をさり気なく口説いてみましょう
ねえ?アタシにはアンタだけよ。好きなの。アンタは?アタシの事好き?

>▼恋人に今したいこと
逢って話して抱きついてキスしてを繰り返してだらだらと二人で過ごしたいわ。…何時も通りだケドね。

>まわす人?
・『檻帯+虹鰭紅金魚と俎板歌劇。』の金魚ちゃん。…やったかしら?
・良かったら『FM-Monkshood』のラジキオラもどう?
・あと…プリンス、アンタもやりなさい。妄想は十八番でしょ?(笑)
・あとは暇だったらアンタも。
ま、見てニヤニヤして貰う為だし?やって欲しいとは少ししか思ってないんだからね!

>お幸せに!!
アリガト。でも言われ無くてもそうするわ。

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3 :井上織姫
2012/01/16(月)15:20:27

>思い出
>2012

02/22 控え室で出逢う。
   23 ポリ袋な日。>>37
   24 好きかも?>>39
   27 不思議な記念日。>>40
   29 閏年デート。>>47
03/02 性癖。>>52
  3~4 12時間逢瀬。>>55
   12 シリアス?>>66
   27 1ヶ月記念日。>>78
04/12 犬の日。>>94
   22 ないしょ。
   27 2ヶ月記念日。>>101
05/03 賽子勝負。>>106
   24 女子会。>>117
   25 今更な。>>118
   26 逢瀬時間記録更新?と…
   27 3ヶ月記念日。>>119
06/27 4ヶ月記念日。>>129
   29 七夕。>>130
07/27 5ヶ月記念日。
09/01 別れ。136
      09 想う。139

>>69へ。

143 :檜佐木修兵
2012/09/23(日)04:56:50

有り得ない程拙く、そして阿呆だ。元々得意だった訳じゃないが、言葉にするのが更に下手になってやがる。
それでもあの人は俺の言葉を掬い取っててくれた。あんな事を言われたのは初めてだった。

本当は信じちゃいなかった。
何時でも俺の知らない所で始まっていて、気付く頃には背中を見送る。絶対的な信頼を寄せ、それを失った時に抱く全ての物からの保身の為、捻くれる。相手に対しても、自分に対しても。本当にあの人の言う通りで、俺は自分の事しか考えてない。面倒臭がりで適当に面倒事を避け、楽な方向へ常に矢印を向ける。相手が俺へ告げるその言葉の意味は?真意を探ろうとしても上手く出来た試しが無い。下手な想像で結論付け、自分で作った落とし穴に自ら落ちる。なのに助けてと手を伸ばす。

己の行動を思い返してみれば、自分で自分を刈りてえ程に呆れる。いや、それ以上か。だが、そんな俺とは昨日でさようならだ。逃げ道は作らない、逃げない。

貴方の手をもう一度取る事が出来る喜び。俺に向けてくれる全ての物を、取り零さないように。

出逢い、思わぬ告白、弁当、互いの帯、花、お呪い、歌、七夕の短冊…挙げたらキリが無い貴方との思い出。また俺と一緒に作って下さい。

俺には貴方だけ。貴方には俺だけ。
愛してる、ギン。

148 :檜佐木修兵
2012/10/23(火)09:48:22

またやってしまった。
何時もそうだ。重くさせたくねえと、気にしてねえと…そう伝えたかっただけな筈なのに。どうしてこうも伝えるのが下手なんだ、俺は。

本当はあんな事を思ってません。毎月ギンが書くのを見るのも、俺自身何をその頁に認めようかと考えるのも楽しみでした。余り逢えず悩んだ時もありましたが、逢瀬の思い出を振り返りながら考えんのは面倒なんかじゃ無い。寧ろ、一月の中で一番気持ちが伝わるように大事に書いてました。

同時に嘘を吐いた事になっちまいますが…本当に気を遣わせたくねえから、その気持ちだけでした。今更、取り繕ってるようにしか聞こえねえかも知れません。俺はどれだけ言葉を誤って、その度にどれだけ貴方を失望させたか。

何時も頭には今何してるだろうかと、蝶にどんな言葉を乗せようかと、次逢えた時は何を話そうか、何をしようかと。貴方の事を考えねえ日はありません。日…じゃなく、時間と言った方が正しいと思う程に。

本当にすきなんです。俺の言動は何時も間違ってばかりですが、この気持ちは本当に本物です。傍らに居てくれる『誰か』を求めてる訳じゃない。俺が求めるのはギン、貴方だけです。

俺は何時までも待ってます。ずっとギンを想い続けながら。

11/9

151 :檜佐木修兵
2012/11/22(木)03:07:23

常に思う事。
ギンは何時も俺のやりたい事を叶えてくれようとする。欲しいものを与えてくれる。…それなら俺は?ギンの求めるものを与えられているのか。

もう何度目にしたか分からねえ、ギンの綴り。暇な時はこうして綴りや電子書簡に目を通す。何時か冊子が破けちまわねえだろうかと思う程だ。

言葉に意味を見出せなかったギンが、言葉に想いを乗せてくれる。
思った事を直ぐに口にしちまう俺が、ギンへの想いが言葉にならねえ。…お互いに変わったとつくづく思いますよ。やっぱり似てきてるんでしょうね。

幸せ者は俺の方っスよ。次逢った時はもう少し上手く…いや、そうでなくても良いから俺の気持ちを伝えさせて下さい。

155 :檜佐木修兵
2013/01/04(金)01:53:28

年を跨いだものの、クリスマスを二人で祝った。贈り物ってのは、こういった特別な日でもそうでなくても嬉しいモンだ。まず、俺が用意した贈り物は二つ。実は、クリスマスの話題をギンに話し、互いに贈り物をする事になってからずっと悩んでいた。

一つはネタとして、猫一式装備。猫耳カチューシャに、肉球付きの手袋、そして尻尾。色は白だ。猫耳カチューシャと言えば>>106の賽子勝負で、ある意味奇跡的な運の良さにより一時間近くギンが装着していた事が思い浮かぶ。が、今度は罰ゲームでは無く、ギンが『その時』になった場合に使って貰えたらと思っただけだ。結構恥ずかしがりな所があるからな。使って減るモンじゃねえんで、『その時』になったら何時でも使って欲しい所だ。何より俺が見たい。

二つ目は、俺がサンタになる、と言う言葉その儘にギンの願いを叶える券。小さく切った紙切れにそう書いて、それをギンの瞳の色の色紙で包んだ見た目には貧相に見える贈り物だが…心は充分に込めた。
日頃、余りやりたい事や我が儘を言わねえギン。だから偶には自分の事だけ考えて欲しい。そう言う願いを込めて贈った。それに俺は全力で叶えたい。

ギンが引き当てたのは券の方だが、結局はどちらもあげた。猫一式装備の袋を開けた時のギンの何とも言えねえ表情は忘れられねえが…この二つの贈り物で喜んでくれただろうか。

そして、ギンからの贈り物は薔薇の花。予想外の贈り物で驚くと同時に、凄え嬉しかった。綺麗に色付いた24本の橙の薔薇と、真ん中に白い枯れない薔薇。それに書かれた読めねえ言葉をギンは教えてくれた。ギンも想ってくれている、更に実感出来て幸せだ。…正直、この気持ちが独りよがりなモノなんじゃねえかと思った日もあった。けど、こうして気持ちを言葉に、形に、態度に示してくれるギンをもう疑う事はしない。あの日から確かに、ギンは誠実に想いを向けてくれていたから。

何度となく交わした約束。また一つ増えた事が嬉しい。ギンが綴った白い薔薇の続きの話。見た時は気持ちが溢れ過ぎて涙が出そうになったが…今は純粋に楽しみだ。

ギン。
贈られた花は大事に飾ってます。そして白い薔薇が枯れるまで、また一緒に沢山思い出を作って下さい。白い薔薇が枯れた時、その花言葉を言って貰えるのを楽しみにしてます。
有り難うございました。ギンが隣に居てくれる毎日が、俺はとても幸せです。

69 :檜佐木修兵
2012/03/16(金)20:43:18

>>3
こっから(9/23~)の出来事は俺が纏めていく。

>2012
09/11 歌 149
   23 新たに>>143
10/06 色々と凄い日(笑)
      23 1ヶ月(反省…)>>148
11/22 思う事。>>151
      23 2ヶ月
12/23 3ヶ月

>2013
01/04 遅いクリスマス>>155
      23 4ヶ月
02/22 出逢って1年!

37 :石田雨竜
2012/02/24(金)12:19:06

全く君は…誤解を生む発言が好きなようだね。
親記事見てあれじゃあ、僕達がデキてるようにしか見えないじゃないか(笑)
誤解して友人達が祝福でもしたらどう収集付ける気だい?
…と、憎まれ口はこの辺りにして。

昨日?昨夜?は楽しかったよ。君から誘ってくれるとは思わなかったな。また何時でもどうぞ。僕からも遠慮なくそうさせて貰うよ。私信もまあ、この辺りで。他に術もあるしね。

>思い出し用メモ
ビニール袋→合体形
滅却師十字を施した特製衣装→3年後?
そもそも、その衣装の出番があるかは怪しいけどね。
桂作成を懇願される→3年構想で作ってあげよう。報酬は僕の課す宿題に君が答え続ける事だ。
変態属性卍解。プラスおじいさん属性もかな。物忘れから。
君は檜佐木さんの○の○フェチ。あ、言ったらダメだったかい?(笑)ふ、隠してるから大丈夫さ。
こんなものかな。君の発想力は大したものだよ、と柄にもなく褒めておいてあげるよ。
それじゃあ、またあっちで。

39 :井上織姫
2012/02/25(土)17:52:26

>『愛死形』のウルキオラと

>日記
虚夜宮に来てどれ位の時間が経つんだろう。何日?何ヶ月?名前の通りずっと夜だし、天気も変わらないし、月の満ち欠けも無いから分からないや。

広いけど家具もほとんど無い無機質な部屋。その一角にあるソファはいつの間にかあたしの定位置になってた。これもいつもの事だけど、ぼーっと小さな窓から見える月を眺めた。偽物なんだろうけど、月を見てたら皆を思い出す。
皆、無事かな。あたしには何か出来る事は無いのかな。
そうやって考えてたら、何時もこの部屋に来る霊圧が濃くなるのを感じた。

ウルキオラだ。これまた何時も通り何も言わずに入って来るからちょっと苦笑い。一応、女の子の部屋なんだけどなあ。
遠巻きに見られてちょっと恥ずかしい。ウルキオラにとっては命令の為なんだろうけど、この無言の空間と視線にあたしは中々慣れない。みんなと教室でワイワイやってた頃が懐かしいや。

今まで交わした会話もだいたいが、「興味が無い」とか「答える義務は無い」とかであたしのお笑いネタも全て撃沈。それでも無言に耐えかねて思わず変な事聞いちゃった。案の定、冷たい反応。もうダメだよ、何も良い会話のネタなんて思いつかないよ。

そうやってもんもんとしてたら突然あたしのお腹が鳴った。は、恥ずかしい!絶対聞こえてる!必死で抑えつけるけどダメだった。時間の感覚は分かんなくても、体内時計はきちんと動いてるみたい。

敵に食事を用意して貰うなんてできないと思ったけど、生きて利用価値があると思わせなきゃいけない。食事を準備してくれると言う相手の言葉に甘える事にした。…なんて大義名分で自分を正当化してみるけど、結局はお腹が空いたから。あたしの食欲のばか。

運んで来て貰った食事に手を付けようとすると、ウルキオラの分の紅茶が。それを飲もうとする事に、あたしのお願いを聞き入れてくれてたんだとちょっと嬉しくなった。
料理をお腹いっぱい食べさせて貰って満足。途中でウルキオラが変な表情した気がするけど、気のせいかな?尋ねてみたけど、身に覚え無いみたいだし。

デザート代わりにあたしも紅茶を頂く。ウルキオラもちょうど紅茶に口をつけようとしてた。あ!今ちょっと表情が歪んだ。思わず指差して立ち上がっちゃった。お行儀悪い事しちゃったな。

どうやら紅茶が嫌いなんじゃなくて、慣れない香りだったからみたい。破面って、やっぱり嗅覚も鋭いのかな。あたしには良い香りだと思うんだけど。

今日はウルキオラのちょっとした一面が知れて良かったな。
おしまい。



こんなものかなあ。
昨夜は本当にありがとう。
楽しかったですぞ。また、よろしくね。

40 :檜佐木修兵
2012/02/27(月)04:50:15

>日記
久しぶりに執務室から外に出、郊外の警備を任される俺。やっぱ1日でも動かねえと体は鈍っちまうモンなんだなァと思いつつ特に異常無し。そろそろ交代かと思っていた所でちょっと先に虚の霊圧を捕捉。ったく、空気の読めねえ連中だ。
瞬歩で駆け寄り近づくが、辿り着く前にデケェ霊圧が現地に出現した。その人物により呆気なく虚の霊圧も消える。
途中これまたデケェ音がしたが構わず歩を進める。ようやく現地に辿り着くと、やっぱりそこには市丸隊長が居た。

隊長の周りに在った木々は綺麗になぎ倒され、見晴らしは良くなったが、虚一匹程度にコレじゃあ後で始末書モンだろうよ。俺は礼を述べ、瞬歩の連用で疲れた体を休めるべく手頃な木の幹に腰掛ける。その間も隊長は立ったまま辺りを眺めていた。読めない方だ、そう思っていたら突然の散歩のお誘い。珍しい事もあるモンだ。市丸隊長が吉良以外を連れて歩くなんざ。こりゃァ、後で吉良に妬かれるかもな。

市丸隊長に合わせゆっくり歩いていると、木々に芽吹き始めた春の花々とその枝に止まる鳥を見つけた。そういや、もう春か。春は好きだが、変な連中が湧くからな。毎度面倒事が増えて適わねえ。

隊長と幾らか言葉を交わしつつ、滅多に無え機会だと茶屋に誘った。意外にも市丸隊長は快諾、もう少し話をする機会を得られた。店に入りとりあえずと二人分の団子と茶を店員に注文すると、ふと客の視線が一様に此方に向けられている事に気付く。市丸隊長は護廷十三隊の中でもかなり人気だからな。この中の一人として俺のファンは居なさそうだ。隊長と副隊長の圧倒的な差を痛感し、外には出さないものの内心落ち込む。

運ばれてきた団子と茶に手を付けつつどんな反応をするのか知りたくて隊長にその話題を振ってみる。特に嬉しげにもせず、俺の方が男前だなんて言って来た。やっぱり読めねえひとだ。隊長の人気の秘密は、ミステリアスな雰囲気とこの謙虚さにあるんじゃねえかと頭の片隅にそっとメモした。

市丸隊長に頼まれ、品書き片手に干し柿が無いか一応探したが…無いだろ、普通。まァ、隊長相手にそんな事を言える訳も無く、無いですと普通に言ったら隊長は少し残念そうにしていた。隊長の干し柿好きは有名だが、改めて好きなんだろうなァと実感。噂に聞くと自分で植えた柿の木に実った柿を自分で干し柿にしてるとか。真偽を確かめたところ、やっぱりそうらしい。俺の部屋に在る、現世で買ったウインナー(徳用)と引き換えに交渉は成立した。みんな大好き市丸隊長の干し柿にあやかれる俺はラッキーだな。

ってワケで、市丸隊長との珍しい一時でした、っと。  

此処までは良い。
次からはその後。
 
>檜佐木修兵の反省会場はこちらです
知らないうちにポロッと告白しちまう俺。市丸隊長にそそのかされ(笑)夜中のテンションの儘恥ずかしい事を連呼。内容は恥ずかしすぎて此処には書かねえが。隊長が口を開くのを待ってる間、頭の血の気がサーッと引いていく思いがした。いやいやいや、何言ってんだ、俺。告白するつもりなんか毛頭無かったってのに。つーか、俺の姿で告白とかNL専門なのに頭いかれてやがる。まァ無理だろうと体が灰になりそうになるのを必死で堪えつつ待つ。
とうとう、隊長が口を開いた。その答えはまさかのまさか。そういう事。つーか、気づいてたのに俺から言うの待ってたとか、本人にも言ったがどんだけ鬼畜(笑)嬉しかったけど。

あー、捕まえられちまった。

マジでしょっぱなからワケ分かんねえ事になってるが、俺ららしくやっていきてえ。
末永く、よろしくお願いしますよ。

追伸
多分好きかもって言ったけど、もうだいぶ好きだわ。

47 :井上織姫
2012/03/01(木)01:31:07

閏年の特別な逢瀬。
ウルキオラは帰り様に「忘れろ」とか言ってたけど、それは無理ですなあ。って訳で昨日の日記。


何時も通り、そろそろウルキオラが来る頃かなあと用意していたウルキオラを模した等身大のチョコレートを包んで、扉の前で待機。バレンタインなんてとっくに過ぎたみたいだけど、ウルキオラは分かんないだろうし、気にしない。あたしより大きいから扉まではウルキオラ(チョコレート)をおんぶして引きずって持って行く事に。どうやって作ったかは秘密にしとこうっと。どこかのザのつく十刃さん、ご協力ありがとうございました。

早く来ないかなあって扉にぴたっと張り付いてたら、扉の向こうから彼の霊圧と声が。どきどき。心臓がうるさくて、チョコレートの包みを剥がすのも手が震えた。ウルキオラ、喜んでくれるかな。ウルキオラは甘いもの駄目そうだしビターに仕上げたんだけど。

あたしが良いよって言ったら、ウルキオラは扉を開けて入って来た。あたしを背にして掲げられたそれ見て、ちょっと驚いていた気がする。(チョコレートの隙間から見たから本当はどうか怪しいけど)それはそうだよね。入って直ぐに茶色い自分みたいなのが居たら驚くよね。

虚閃で吹き飛ばされたらあたしの苦労も水の泡だし、事情を説明した。バレンタインの意味はあんまり分かってなさそうだったけど、とりあえず大丈夫そう。でも、見たり触ったりするだけで一向に食べてくれないから、チョコレートが溶け出して持ってたあたしの両手はべったり。かじるのに抵抗があるならと、掌をそのままウルキオラに差し出したら、すんなり舐めてくれた。自分から出しといてあれだけど、どきどきした。

ウルキオラの事がすきで、だいすきでしょうがないって気持ちを込めたチョコレート。ウルキオラは結局甘いって言ってたけど、あたしの気持ち少しは伝わったかな。そう考えてたら、思いがけずウルキオラからの口移し。最初は何がどうなってるのか分からなくて、チョコレートの味が口の中で広がっていってやっと理解した。おかしくなりそう。





……………………………。

もうだめ。これ以上は書けないよ。べ、別にそんなことしてないけど、嬉しすぎて、恥ずかしすぎて、あたしだけの思い出にしたくて。

ちょっと言葉が多くてちょっと情熱的だった昨日のウルキオラ。忘れられる訳が無いよ。

あたし、どうしたらウルキオラにあたしの気持ちが伝わるかずっと考えてる。言葉で伝えるけど、それだけじゃ駄目。行動で示さないと。キス?それともぎゅってする?それとも…。どうしたら伝わるのか、でも考えるだけが一番駄目だから、昨日は思いっきり行動した。

良かった。ウルキオラに少しでも伝わったみたいで。思わず泣いちゃった。ウルキオラはあたしに言ったよね。何故泣く、って。それはね、嬉しいからだよ。ウルキオラの事がだいすきだから、その気持ちが少しでも伝わった事が嬉しいんだ。少しずつ、あたしを信じていってくれてるって思えるから。

昨日だけで何回すきって言っただろう。何回キスして何回ぎゅってしただろう。それでもウルキオラに近づくにはまだまだで。でも、ウルキオラもあたしをすきで居てくれているって実感できたから。今はそれだけで嬉しい。

あたし、頑張れてるかな?ウルキオラの欲しいものを少しでもあげられているかな?これからも、もっともっと頑張るから。あたしの気持ちがウルキオラへ伝わるように。あたしの気持ちが本物だって分かって貰えるように。逃げないで居てくれるのはそれで良いって思って良いのかな。はてさて、長期戦ははなから覚悟の上。残念だけどあたしは短距離より長距離の方が得意だよ。ウルキオラがあたしを完全に認めてくれるまで、負けないから。

春の始まりの日に宣戦布告。
もちろん、あたしが勝つよ。こう見えてすごく負けず嫌いなんだから。

だいすきだよ、ウルキオラ。これからも言葉だけじゃなく、行動でもたくさんすきって言うからね。

52 :黒崎一護
2012/03/02(金)02:00:33

>大大大反省会場!
>今回は相当マジでアレでコレだから閲覧は非推奨。
>例の如く内容に突っ込んだヤツは…月牙天衝!(笑)
>恥ずかしいので暗転するぜ。















って、書かなきゃ良いのにってか?
絶対えアイツが変な風に書くに違い無えから、仕方無く!だ。他意ナシ!

さて、昨日は藍染と俺で適当に会話してた訳だが、何だかそういう流れになっちまって。俺、NL専門だったんだけど何時しかアイツとならソッチも悪く無えかも…って思えてきた。マジで不思議。こんな事があるんだな、と。

アイツは俺を気遣ってか抱き締めるだけだったけど、俺の方が足りなくなっちまった。アイツにとってはビックリだったんだろうなー(笑)

んで、まあ、うん。キス…した。
受けとは言え、積極的な方なんでこっちからモーション掛けさせて貰いました。ハイ。

そして、あるお願いを一つ。
まだ一部だけど俺の性癖、隠さず言う事にした。アイツは引いてなさそうだけど、やっぱ変わってるよな。
勿論詳細は教えられねえ(笑)ただ一つ言えるのは、少し痛え事される位が一番好きなんです、俺(ぼそっ)
俺の変な我が儘に付き合ってくれてさんきゅな。

いやー、昨日のはマジで何かおかしかった、俺。昨日って満月だったっけ?フツーにだべる予定日が…!(顔覆い)
ま、結果オーライだよな。

つーか、綴りの前半と今を見比べて見たら一目瞭然。
何か、俺めっちゃ変わって来てね?色々。
ま、「こんな奴だったんだ、ふーん」て思ってクダサイ。寧ろ本性はコッチ。前半は久々に出戻りで若干猫被ってました。ゴメンナサイ(笑)それでも皆には逃げねえで友人やってくれると有り難え。特に、相棒(笑)

あと、色々話聞かせて欲しいって言ってくれた某ツノさん。
このページを見てくれてるかは分からねえが、話なら何時でも聞かせてやるぜ?ま、綴りにほとんど書いてるけど。

あんま反省にもなって無えし、あんまヤバい事書いて無えから物足りなく感じたプリンスさんとかプリンスさんとかゴメン!(笑)

ってワケで藍染!あんま変な事書くんじゃねえぞ(びしっ)

追伸。絆創膏で隠すには足り無えから、湿布で隠した。流石にアレは誰にも見せられねえ。…アンタは、堂々と晒してそうだけど(笑)

55 :檜佐木修兵
2012/03/04(日)10:09:06

>12時間の長きに渡る濃密な逢瀬について。
>色々アレなんで暗転するぜ。
>裏苦手な奴とのーまるさんは見ない事をお勧めするぜ。…俺も一応のーまるなんだがな。
>あと、ただいじけてるだけなんで、何時ものカッコイイ俺以外は嫌!って奴も回れ右推奨だ。

















ギャー!無理無理無理!何であんな事細かに書いてんスか!ピーで隠し切れて無え!そりゃ良い大人でも叫びたくなりますって!(汗)

……俺、執務室に引きこもって来ますわ。鍵かけとくんで入って来れませんからね。もう何も書か無えし。どうせピーだし。市丸隊長もピーだし。ミート棒だし、ミートソースだし。市丸隊長攻めの時は冷たいくせしていざとなると可愛い声出すし。クーデレだし。俺本当はのーまるだし。不思議だし。なんか知ら無えうちに半日経ってたし。お日様さんさんだし。市丸隊長なんか…好きだし。いや俺のーまるだし。でも嫌じゃ無えから訳分かんねえし。あれの続きは俺には分かんねえし。何か気づいたら色々書いてやがるし。頭から火が出そうだし。市丸隊長この野郎状態だし。俺馬鹿だし。メインの姿より先越しかけるし。いや越してるし。結局俺らが二人とも馬鹿だと思うし。干し柿貰って無えし。お互い忘れてるし。びーえるの経験なんか無えし。つか裏とかほとんど経験無えし。此処でぶっちゃける俺馬鹿だし。『し』ばっかだし。マジで引きこもるし。付き合ってるとか思い込んでる俺、やっぱ馬鹿だし。でもどうせ付き合うし。もう色々開き直ってきたし。結局憎め無えし。実は俺ドMの隠れSって言う特殊属性だし。リバとはちょっと違う気がするし。でもリバでも何でも仲良ければ良いし。何だかんだかなり満足したし。結局好き過ぎるし。やっぱ俺馬鹿だし…………。



兎に角、恥ずかしいから暫く引きこもる予定なんで。呼ばれようと出て来ませんよ!この野郎!(笑)

でも…凄え楽しかったっス。


終わり!

66 :朽木ルキア
2012/03/13(火)04:32:35

まず、檜佐木副隊長より市丸隊長への伝言を授かって来ましたので此方から(紙ぺらり)
えー、「この前の逢瀬について書こうと思っていましたが、どうもギンの可愛い所をメインに書き殴りそうっス。それだと引きこもられかねませんので、止めときます。もし書いて欲しいとギンがお願いするのなら遠慮無く書かせて貰います、かっこわらい」…と。
苦情等は檜佐木副隊長までお願いします(笑)


以下は完になるぞ。
今回は私が主に怒っているだけの日記だからな、読むのは自己責任で頼む。








>日記

三月某日夜、今回は諸々の任務を命ぜられ現世へ。各地に転々とそびえ立つ電信柱とやらの上で辺りの霊圧を探り、異常が無いかを確かめる。高所に居る為か、地上よりも風が強く感じた。そろそろ本格的な春とは言え、やはりまだ夜は冷えるものだな。任務に集中しつつも頭の片隅では早く帰宅して温かい茶の一つでも飲みたいと思っていた事は否め無い。

ふと、少し遠くに虚の霊圧を捕捉。急ぎ現地へ向かうも私が着いた時には奴─浦原が虚に向け斬撃を放った後だった。程無くして虚は消滅、私と袖白雪の出番は無かった。(不服ではあるが)浦原の迅速な対応により、他への影響は無かったようだ。(不服ではあるが)その事から私は奴に礼を述べた。

だが、奴は礼を述べた私に上から下まで舐めるような不気味な視線を送り、尚且つ「礼を述べる等、何処か悪いのか」と失礼な発言をして来た。悪いのは貴様の頭だ。そう言い返しつつ、腹が立ったので奴の足を蹴り上げてやる。加減などするものか。案の定、しゃがみ込み足を押さえていた。ふん、貴様が失礼な態度を取るからいけないのだ。

そこで任務中である事を思い出し伝令神機で時刻を確認するも、既に任務終了の時間を過ぎていた。次の日は非番であり、少々寒い事から奴の家で(仕方無く)茶でも飲み、暇そうな奴の話し相手に(仕方無く)なってやろうと言う事になった。直前にあのような出来事が有ってもそれを気にせず奴に接する私。何と心の広い事か。浦原もきっとそう思ったに違い無い。
 
買い物目的で幾度と無く利用した浦原商店。其処へ向かう道中でも、奴のいけ好かぬ態度に怒りを覚える。私をあろう事か子供扱いする始末。何故そうも他人の神経を逆撫でするのが上手なのか。…当然誉めては居ないが。私は奴のこういう所が嫌いだ。

目的地に到着し、居間にて白玉と茶が来るのを待つ。決して浦原を待っては居ない。部屋の物色も早々に飽き、今のうちにと任務の報告を伝令神機にて済ます。それが丁度終えた所で、浦原が運んで来た茶と白玉─では無く御手洗団子が卓袱台へと置かれた。

任務によりまともな夕食を食べず仕舞いだった為、躊躇う事無く両方に手を付ける。白玉では無く残念だったが、中々美味い。茶は、熱かったが。

しかし、浦原の突然の発言により団子を食べる手が止まる。新薬…だと!?何を入れたのか問い詰めるもはぐらかされた。普段の私ならば蹴りの一つでもくれてやる所だが、今回はそれが出来なかった。…体が、熱を帯び始めた。

もう一度問い詰めると、奴は惚れ薬…の類を仕込んだのだと言った。嘘か本当かは知らぬが、どうやらまんまと奴の怪しげな薬の実験台にされて仕舞ったらしい。任務から解放された事と、空腹から油断し奴の出す物に躊躇いも無く手を付けた事は恐らく私の一生の汚点となるだろう。

熱い。呼吸が苦しい。喉が渇く。湯飲みに入っていた冷め切った茶を呷るも、それでも満たされぬ渇き。水を求める私に対し急須の中身を卓袱台に態と零す浦原。意地悪な事この上無い。矢張り、私はこの男が嫌いだ。

だが、暫くすると熱が引いていき頭が冴えて来た。どうやら時間制限のある物らしい。冴えた頭で考え直すと、奴の取った行動は正に外道のするそれ。袖白雪の餌食にしても良かったが、私は大人。チャッピー10個で手を打とうと交渉を持ちかけた。ところが、奴はあろう事か私に総ての責任を押し付けて来た。

このような所には一秒たりとも居たく無い。奴とこれ以上同じ空気を吸いたく無いとその場で穿開門を開き足を踏み入れようとする。だが、奴はこの期に及んでまだ礼を尽くすべき等と説教垂れて来た。…私は大人だからな、(不服ではあるが)勿論そこはわきまえて礼を述べてやったぞ。…まあ、本音を言えば茶と団子自体は美味かったが。
 
奴の楽しかったと言う言葉は無視。それはそうだろう、良い実験台が見つかったのだからな。これから買い物に浦原商店にやむを得ず行かねばならない場合は、奴の言動は一切信用せぬと再び心に誓い、帰路に着く。





反省すべき点多々あり。
精進する。
だが、楽しかったぞ。

78 :毒ヶ峰リルカ
2012/03/27(火)12:41:56

記念日だし、この1ヶ月を振り返ってみるわ。


アンタとの出逢いはホントに偶然だった。だってアタシあんまり出歩かないもん。しかも昼間だし?控え室だし?あの時もう直ぐ落ちるつもりだったし?あ、また『し』ばっかだわ(笑)だから絶妙のタイミングだったのよ、アンタが入って来たの。出逢うべくして出逢ったんだ、ってこんな事書いたら言われちゃうかしら。んー、でも不思議でしょうがないもん。仕方ないじゃない。

最初は、ただ此処に来るのが初めてのアンタが少しでもリラックスして貰えるように、って思って話して。ノリが良くて気が合うと思ったからアタシのリハビリがてら練習相手にもなって貰おうと思って。…え、何よ。知らなかったって?言ったでしょ、最初は猫被ってたって。そうそう、今思えばアンタが初めて会ったのはアタシでしょ?何かソレ、まるで刷り込みみたいよね。

アンタにはアタシの諸々を狂わせるフェロモンでもあるのかしら。多分3回目に逢った時ね、その時は思いもよらないタイミングと姿での告白。ホント、ポロって出ちゃったのよね。振られるって思ってたからかなり驚いたケド、すごく嬉しかった。何ですきになったかって考えてみるけど、バトンに答えたやつが何かどうもしっくり来なくて。あれはあれですきになったきっかけなんだケド…やっぱよく分からないわ、アタシも。

付き合い始めてからは…アンタの余裕のあるカンジと変態な所に翻弄されながら毎日楽しかったわ。いや、今も当然楽しいわよ?
勿論、楽しい事ばかりじゃなかったケド…もう乗り越えられたわ。だってアンタはアンタだもん。だからもう気にしないのよ?
今在る幸せに比べたらそんなものってカンジ。ホントにね。

色々あって、お互い思う事たーッくさん吐き出したわよね。長文も長文をバシバシと。思えばいちゃいちゃよりもそういう日の方が多かったんじゃないかしら?(笑)でも、アンタとの真面目な話もアタシにとっては愛おしい時間よ。真面目に話して、聞いてくれて。しかもアタシの事は何でもお見通し。どんどんすきになるばかりだった。やっぱり何でも話せるのって大事よね。

最近になって余裕の無い姿とか、可愛い所とか、見せてくれるようになって…この1ヶ月で変わったなァって思ってたの。でも…今考えてみれば違うかも知れないわね。それがホントのアンタなのかも。頭が良くて、他人の色々が見えてしまう鋭さがあるから。だから無意識にそう見せてたんじゃないかって思うの。 

ま、アタシの前で今更遠慮は要らないわ。幾らでも言いたい事言って、泣いて笑って甘えなさい?アタシだけしか知らないアンタをもっともっと独り占めしたいの。

アンタの隣は誰にも渡してやらない。アンタの想いも言葉も温もりも。
ぜーんぶアタシだけのものよ。



この場所と支配人様に感謝。友達に感謝。そしてアンタに感謝。改めてこの日に感謝を。

アリガトウ。

これからもヨロシクね。

94 :毒ヶ峰リルカ
2012/04/12(木)15:48:50

犬の日。
ほんとは11月1日らしいわね。
なんて、どうでも良いケド。



もぐもぐ…
最初に食べたドーナツは、懐かしい味がした。
でも、お世辞にも美味しいとは言えなかった。
…ごくん。
だから直ぐに飲み込んだ。


ぱく…
ん、次のドーナツは、揚げたてで熱々。
しかも凄く美味しくて、いっぱい満たされた。
食べ終わっちゃうのが惜しくて、ちびちび何時までも食べてた。
…ごくん。


むぐむぐ…
最後に食べたドーナツは、不思議。
味わっても味わっても、中々隠し味が何か良く分かんなかった。でも、作ったひとの気持ちが籠もってて、食べて良かったなァって思ったの。
…ごくん。


ハイ、ご馳走様。
あたしはこれからも、色んなドーナツを食べてくわ。そりゃァ美味しいものが良いケド。ま、美味しいのも美味しくないのも全部、あたしの一部になるから良いわね。

(04/14)

101 :檜佐木修兵
2012/04/27(金)03:10:50

はじめに、同じ日に邂逅記念日を迎えられたお二方、おめでとうございます。記念日を迎えた瞬間、心の中で何時も同時に祝ってるんスよ、と此処で暴露(笑)





さて、何時もながらつらつらと。

二ヶ月。
色々あった。幾つもの出来事が重なって、悩む日は多かった。だが、それ以上に多くの幸せな時間を過ごす事が出来た。

離れようとした手を掴み必死に縋り付いて。潔くもねえ、諦めの悪い行い。だが、みっともねえ真似だろうと何だろうと離したくは無かった。勿論後悔はしてねえ。寧ろそれが今に繋がっているから、本当にあの時縋って良かったと思ってる。きっと俺はもうギンじゃねえと駄目なんだろうな。

とは言えそう簡単には割り切れず、俺だけがすきなんじゃねえかと不安になったり、疑う気持ちも確かにあった。だからこそ俺だけを見て欲しいと…どうすればもっとすきになってくれるのかとあれこれ考えて。あの日直接話すまで、肩に相当力入ってたように思う。

けれど、今はもうこんなにも心穏やかで居られる。それはきっと、ギンが言葉にしてくれるからだろう。今までよりもっと、真っ直ぐに気持ちを伝えてくれる。俺だけじゃねえんだと、本当の本当に実感出来た。

何時も余裕で色々知ってて、俺を子供扱いして拗ねさせて。意地悪だと言えば惚けてみせて、俺がムキになるのを楽しんで。けれど天然で、自分の事には鈍感。『可愛い』と言えば少し拗ねてみせる。逢えねえ日に飛んで来る寂しげに羽ばたく蝶も、直接会った時に甘える仕草も、挙げたらキリがねえが全部全部、可愛い。すきだ。

今日はどんな表情を俺に見せてくれるのか。そう思いながら、二人でやりてえ事を頭の中で思い浮かべる。流れてた対談もだが、気持ち悪い同士の再会もしてえ。出歩きてえし、また姿交換もしてえ。何でもありな俺達らしく、やりてえ事は幾らでもある。

きっとこれを見て、『可愛くない』とまた拗ねるんだろうな。想像してだらしねえ位頬が緩む。格好付けようとか、良く見せようとか、何時しかどうでも良くなった。ギンの前でだけ、でれでれするのも悪くねえと。…初めからと突っ込まれたら返す言葉ねえけど。お互い末期なんで、お相子っスよね。

さて、今日は何を話そうか。
ギンの帰りが待ち遠しい。

この日を迎えられた事にひたすら感謝。ありがとうございます。

確りと手を握り合って、ずっとずっと、何処までも。

愛してます。

106 :檜佐木修兵
2012/05/03(木)01:55:07

>ギンと賽子勝負。
>罰げーむがアレな為暗転しておく。
>閲覧は色々注意してくれ。


先日深夜、控え室にて別姿でやった賽子遊び。其処で俺の運の強さが判明した訳だが、ギンともやってみる事にした。

罰げーむがあるとより楽しそう、つう事でギンに案は無いかと尋ねる。
猫の日に出逢ったから、負けた方は三十分猫語で話すのはどうかとの提案。それに伴いこれを付けてと、意気揚々と猫耳かちゅーしゃを取り出すギン。何で持ち歩いてんだ(笑)

丁度一ヶ月前に俺(黒崎)が罰げーむでギン(雛森)に猫耳かちゅーしゃを付けられたのを思い出した。

ギンは運が無いと自ら言っていたし、先日の賽子勝負の勝利の後だった為、負ける気はしなかった。俺はその案に首を縦に振る。先手はギン。

一回目
ギン『一』
俺 『五』
→早速運の無さを惜しげもなく披露するギン。自分が提案した罰げーむにまんまと嵌まるギン。猫耳と猫語が可愛すぎて俺悶絶。鼻から出血(笑)
…まァ、まだ一回目だし。猫語の効力のある内にと次は負けた方が一枚脱ぐ事になった。

二回目
俺 『六』
ギン『六』
→六で引き分けとは中々アツい勝負にしてくれるモンだ。だが…これの所為でギンの猫語の効力が切れちまったのは残念だ。ギンは猫耳かちゅーしゃを外し、乱暴に投げつけていた(伏線?)取りあえず気を取り直してもう一度振る。

三回目
俺『二』
→ちょ、これもう負けるだろ。流石に良い目を出し尽くしちまったか…!?とにかく半ば諦めつつギンが振るのを見守る。













ギン『一』
→俺腹を抱え爆笑。ギンは無言で賽子を指で弾き飛ばしていた(伏線二?)まさか勝てるとは思わず、棚ぼた的な感じだが勝ちは勝ち。何処を脱いでくれるかと期待していたが、隊首羽織りだった。狡ィ(笑)

さて、そろそろ負けるような気がして来た俺。次はどうするかとギンに聞いてみたら、俺が猫語とかちゅーしゃ付けるまでは脱衣賽子(ギン命名)はやらないとの事。俺もギンをまた猫にしてえと思ってた所なんで、再び振ってみる事に。

四回目
ギン『三』
俺 『四』
→猫耳かちゅーしゃを再び装着するギンからは哀愁が漂っていた気がする(笑)なんで勝てねえのかと猫語で文句を言っていたが、ひたすら可愛いだけだった。

五回目
ギン『三』
俺 『三』
→何つう勝負!つか、五回振って俺に一度も勝てねえギンって…(笑)確率は一体どれ位のモンなんだろうなァ。計算はギンに任せるか。

六回目
ギン『二』
→そろそろ本気で拗ねそうに。もう勝ったみてえなモンだが、俺も振る。















俺『六』
→何か嬉しさより申し訳無くなって来る。六回振って四回負け、二回引き分けっつうのは一体どれだけ凄え事か分からねえが、相当酷いな、コレ(笑)一度位は勝ちたかったと落ち込むギン。何とかすべく、ギンが勝つまでギンに罰げーむは無しと言う条件を提案し、俺から振ってみた。

七回目
俺『一』
→オイ!今更過ぎるだろ!(笑)勝つ気無くなった途端コレだ。さァ、ようやくギンが勝てる。

ギン『五』
→これで一が出たらギンが帰ると言っていたので、心底安心した。一度だけだしと猫耳かちゅーしゃを装着し猫語を自ら話す俺。どうやら機嫌を直してくれたみてえだ。だが、何故現世のでじかめとやらを持っているんだ、ギンは!(笑)さっきの猫耳と言い、準備が良すぎる。
次は現世でこすぷれを調達して来るらしいが、また俺が勝ったらギンが着るのだろうか。

…と言う訳で俺はかなり楽しかった。さて、ギンはどう纏めてくれるだろうか。あと、何故こうもギンが負け続けたのか考えてみたが、多分これらの所為だ。

・猫耳かちゅーしゃを投げ捨てる
・賽子を指で弾き飛ばす

物は大事にしましょうっつう事じゃねえかと勝手に解釈(笑)じゃねえとこんな偶然を証明出来ねえ気がする。

確率の計算辺りはギンに任せるとして、またやりてえなァ。
次は逆にボロ負けしそうだが。

もし誰か強運の持ち主が居たら、是非手合わせ願いたい(笑)

117 :朽木ルキア
2012/05/25(金)19:52:02

雛森副隊長と破面…スンスンと、私で女子会。

私に対する二人の言動が似ており、完全催眠云々の下りで本当に結託しているのかと思った程だった。集中攻撃を食らい、涙目になっていた事を此処に密かに記して置こう(笑)

雛森副隊長は時間が経つにつれ、某狐の姿が背後にちらつくようになり。笑顔で楽しそうに話されている姿は可愛らしくはあるものの、だからこそ余計に何時も以上にたちが悪く(笑)

スンスンは初めは貞淑で美人な破面だと思って居たが、実際は……。うむ、貴様が如何なる性癖を持っていたとしても、私は受け入れるぞ。だが…部屋に行くのは遠慮する(ぶるぶる/笑)

嫉妬に関しては、見苦しい所を見せてしまい申し訳ありませんでした。私自身もよもやそのような気持ちになるとは思わず…スンスンは、此方こそ許して貰えたらと思う(ぺこ)

だが本当に楽しい一時を過ごせたのは事実。また暇を合わせて集まりたいものだ。次は夏祭りだな。計画を立てる事すら楽しそうだ。次は私も何か持って行くとしよう。

有り難うございました、雛森副隊長。有り難う、スンスン。

>頂き物
*飴玉
*兎の縫い包み(薄紫、雛森副隊長とお揃い)
チャッピーと呼ぶ事にしよう。大事にするな。

118 :石田雨竜
2012/05/26(土)03:32:47

変態のバトン回答にまた誤解を招くような発言をと腹が立ち、頃合いを見て出番を繰り上げて貰い、逢瀬となった訳だけど。

戦闘準備万端の僕に背後から現れ、いっ、いぬっ…犬耳カチューシャを装着した、変態。変態変態変態(笑)一体何が楽しくて僕にこんな物を付けるのか。バトンへの文句を言う前に、僕の意図していた事がバレたのかと内心疑問に思う。

矢張りあのバトンを惣右介に回したのは間違いだったと今更後悔…しても遅く。約束の物だと抜かすけど記憶にも無く。事実、惣右介の頭の中だけの約束だった。本当に君って奴は……。しかもハマりそうだと言い出す始末。けど、不覚にもそれも嫌では無いと思い始める僕も僕…か。

ふとした時に惣右介の事を考えるようになり、僕を見てくれるのなら何をされても内心は喜んでしまうだろう今の自分の変化に驚きを隠せない。けれど、そんな僕を何時ものように茶化す君。勿論、君からすれば僕は赤子に等しく幼いのだろうと言う事は分かっている。それでも同じ立場に立たせて欲しかった。恋人として、君の傍に。

本音を漏らすと、君はその口で僕に気持ちを告げてくれた。何だかんだ僕に甘いのだと喜ぶ反面、あやされているようで少し悔しくもあり。だからこそ今回ばかりはと、自分から想いを告げなかったのだけれど。

周りの組み合わせに、既に付き合っているようにお互い勘違いしてたけど。これで漸く、恋人同士になれた。

…すきだよ、惣右介。僕も君も素直じゃないから、他よりゆっくりになるだろうけど、僕等らしくてそれも良いんじゃないかな、って思った。


け ど!
可愛い可愛い言い過ぎだ!それに何の式だ!そんなもの、テストに出る訳が無いだろう。
色々突っ込みを入れたい所だけど、次逢う時までに取っておくよ。


真面目な文章も台無しだ。寝坊するし、授業中もふとした時に考えてしまうし、こんなの僕じゃない。全部全部、惣右介…君の所為だ。

119 :檜佐木修兵
2012/05/27(日)02:35:28

三ヶ月。

出逢ったのは冬の終わりだが、早いモンでもう夏の気配すら感じられる今日この頃。逢えねえ日は長く感じる時間も、逢っている間には倍速のように感じ。逢瀬の度に俺の心も体も満たされるのに、少し離れるだけで直ぐ、渇く。いつの間に俺は、こんなにも欲深くなったのだろう。

一日中、肌と肌を触れ合わせ誰よりも近い所に感じられようとも。常の表情を崩して俺だけを真っ直ぐ見詰めるその綺麗な瞳に、俺しか映って居ないとしても。ましてや、その口から紡がれる言葉は俺だけに向けられたものだとしても。

どうしようも無く、欲して仕舞う。まだ、まだ足りないと。俺に依存して居るとギンが告げたように、きっと俺もギンに依存して居る。それを伝えたいが為に、これまでどれ程の『すき』を『愛してる』を伝えただろう。どれほど貴方に伝わっているだろうか。俺の想いは。

それでも不意に揺らぐ時もある。そんな俺を咎める事も無く、ギンは優しく抱き締めて言葉をくれた。恐れも不安も全てその腕に抱かれ、掛けられた言葉に優しく包み込まれれば。大丈夫だと、このひととならば何処までも、何があってもと思える。

ギンが揺らぐ時には俺が。初めの頃と比べ、はっきりとした感情を向けてくれる事に嬉しさと、そうさせて仕舞った事への罪悪感が頭の中を渦巻く。けれど、ギンがどう変化しようと、どんな感情をぶつけようと、俺の気持ちは変わらない。俺にはギンだけだと、ギンには俺だけだとこの口と全身を使って不安になる度に伝えよう。

俺には何か変わった事が出来る訳じゃない。特別に美しい言葉を囁いたり行動したりが出来る訳じゃない。何時でも同じように、阿呆みたいにすきだと告げ、抱き締める事しか出来ない。それじゃ何も変わらねえと、ギンは思うかも知れない。けれどこれが俺の愛し方で、ギンの前では唯俺らしく在りたい。それに、そんな俺の姿を見せるのはギンだけだ。

すきだと言ってくれる、その気持ちに胡座をかかず、至誠を尽くし、ギン…貴方をこれからも想い続けると誓います。

愛してる。

129 :朽木ルキア
2012/06/27(水)01:51:21

ある日の事だ。引き出しの奥にしまってあった本を見つけた。少し前に買ったそれは、他の物に隠れるようにひっそりと眠っていた。私はそれを手に取り開く。既に読んだものと思っていたが、栞が挟まっている部分は半分を少し過ぎた所だった。

栞より以前の頁をぱらぱら捲ると、直ぐに話は思い出された。話は悲しいものだったが、続きが気になってひたすらそれを読み耽った。

読んでみれば、案外悪く無かったように思う。結末は所謂はっぴーえんどとやらだった。栞を挟んだ部分は、主人公にとって一番辛い場面だったのだ。





四ヶ月と言う日数を共に過ごしてきた。交わした蝶の数は七百以上になる。たとえたった一言でも、私には全てが大事な宝物だ。

お前の紡ぐ言葉がすきだ。何時でも私に様々な事を教え、何より心をあたたかく豊かなものにしてくれる。受け取り方はそれぞれとは言え、私の言葉で同じような気持ちになって貰えれば嬉しい。

余裕の無い日々も、思うのは唯ひとり。…だが、初めてこの手から逃れたいと思ってしまった。私の弱さや心の狭さを知られ、手を離されるのが怖かった。…いや、これは言い訳だな。約束を違えた事に私は自分自身が許せぬ。それでも、そんな私を責めもせず、次は自分の番だと言うように、手を引っ張って歩き出そうとしてくれる。そんなお前がひどく、いとおしい。

有り難う。もう溜め込みはしないと誓う。

性格が真逆でも、話が合わなくとも、擦れ違っても、上手く言葉にならなくとも…私はお前がすきだ。これからも、私だけを見ていて欲しい。

時間すらもきっと、皆に等しく与えられはしない。故に今を大事に、大事に。共に幸せを分かち合おう。

130 :檜佐木修兵
2012/06/28(木)00:29:17

七夕…それは、短冊に願いを書き、笹へと飾る現世の風習。ギンの話だと、かなり古くからあるらしい。俺達もやる事にした。

机に向かい合って座り、並べられた五色の短冊をお互い手に取る。俺は赤と青、ギンは白と黒を選んだ。ギンは特に悩む風でも無く、筆を走らせて居た。…少しは楽しみにしてくれて居たのだろうか。そんな考えが頭を過ぎる。

お互い書き終え結局見られるからと、堂々と掲げて見せた所には内心笑っちまったが、内容は嬉しかった。俺の願い事は俺らしいと言ったが、ギンもギンらしいっスよ、と此処で言っておきます。

笹の下の部分に飾った黒と青の短冊。そして、頂に飾った白と赤の短冊。ギンの張った結界のお陰で、七夕まで書いた時と変わらずに居られた。

当日。結局生憎の曇り空で天の川を見る事は出来なかったが、それでも新しい思い出を作る事が出来たんで良い。

お互いの事を書いた短冊は交換し、白い短冊は俺の手元に。何処に仕舞うか迷ったが、気に入りの本に挟んで引き出しの中へ。
何時までも色褪せねえように。ふとした時に思い出して二人で笑えるように。

何時もより少しばかり楽しそうな表情。俺の見間違いでは無いと、自惚れても良いだろうか。ギンが願い事を記した白い短冊を見ながら、誰も居ないのを良い事に緩む口元を抑えずに想う。

さァ、次は二人で何をしましょうか。