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Ringwanderung
 ┗102

102 :
11/01-17:25

> 己の道をいけ、言いた.い奴には言わせておけ。
「Geh de.inen Weg und laß die Le.ute reden.」
1- >>19 200- >>202 300- >>315
#Einführung -分析-
>>142
#Tagebuch -日記-
>>101,104,105,106,107
>>110,111,112,113,114
>>115,116,118,119,122
>>126,127,131,132,133
>>135,137,141,143,144
>>146,147,148,149,151
>>152,153,157,158,159
>>161,162,163,164,165
>>166,167,168,169,170
>>171,172,173,174,175
>>177,178,179,180,184
>>187,188,189,190,192
>>193,195,196,197,198

>Gefühle -感情-
Liebe -愛情-
>>109,117,120,125,130
>>154,160,181,182,183
>>194,199
Ego -自我-
>>142
Dunkelheit -闇-

Kontra.indikation -裏事情-
>>129
Frau(最愛)
>>156
Freund-友人-
>>138
Projekt-企画-
>>103,123
Andere -他-
>>108,121,134,140,145
>>191

>Kommentar-友から-

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19 :
08/25-23:54

> 人生の半分は整.理整.頓である。
「Ordnung ist das halbe.」
100- >>102 200- >>202 300->>315
#Einführung -分析-
>>2,22,28,54,73

#Tagebuch -日記-
>>9,14,17,21,23
>>26,29,30,32,34
>>36,37,38,41,44
>>45,46,47,48,50
>>53,56,57,58,62
>>63,65,67,68,69
>>70,71,72,76,77
>>82,83,85,89,93
>>95,96,97,99


>Gefühle -感情-
Liebe -愛情-
>>3,5,6,11,13
>>15,16,18,20,24
>>25,35,40,55,60
>>74,75,84,86,92
>>98

Ego -自我-
>>8,59
Dunkelheit -闇-
>>7,10,39,43,49
Kontra.indikation -裏事情-
>>12,27,42
Freund-友人-
>>31
Projekt-企画-
>>66,87,88,90
Andere -他-
>>61,81,94

>Kommentar-友から-
>>33

101 :
11/01-17:23

雨が地を叩き濡らしていく音が聞こえている。
窓を開けると冷気と共に濡れた土が一斉に香る。
昔から雨に濡れるのは嫌いだ。
だが、使い慣れた傘を広げる瞬間というのは、
何時も嫌いになれんな…寧ろ、好きと言うべきか。
#つまり…雨は嫌いだが好きだ、ということだ。
何という矛盾だ。

彼奴のいる空も、やはり雨だろうか。
雨は気を沈めると良く聞くが、
共にこの冷たさを感じるのなら悪くはない。
2人で1つの傘に身を寄せるのも、また…。

” この傘に入ってもいい ”

雨が降ると決まって聴きたくなる曲があるんだ。
” Come into me ”
( 訳合って曲.名は出せないんだ )

ただ、
やはり約束の日は快晴が望ましい。

菊にまじないでも教わってみようと考えている。
だが、俺に出来るだろうか。

>TERUTERUBOUZUのTERUTERUとは、
一体どう言う意味なのだろうか。

- Hoffentich schdint morgen die sonne. -
( 晴れたらいいのだがな )

103 :
11/02-16:13

#K.B.P#

#20141102 16:10 - Leben -
昨日に続いて今日も兄貴が家でクー.ヘンを頬張っている。うむ…最近の兄貴は酷く情緒不安定だ。エリザベータとの事があってから、少しは落ち着いた様に思っていたがまた最近様子が変だ。昨日は土砂降りの雨の中、傘も差さずに玄関先に立っていたし、今日は今日で何となくだが機嫌が悪い。かといって、ベ.ルリッツに八つ当たりは良くないと思うぞ、兄さん。兄貴は根拠のない自信はすごいのだが、時々異常なまでに後ろ向きな時がある(今日がその日な訳なんだが)。

とても心配だ。

#K.B.P#

104 :
11/03-22:10

#20141103 22:10 - Leben -
59務先でローデリヒにばったり会った。珍しく差し入れといって珈琲をご馳走になったんだが、砂糖のせいかミルクのせいか、とても甘ったるい珈琲だった。例えるならば、眩暈を覚えるような甘さ、と言った感じだろうか。ご馳走になっておいてこんな事を言う物ではないが、あれは最早珈琲では無かったのではないか、と思う。差し入れた張本人からは、何故この良さが分からないのか、と反論された所を見ると、悪戯と言うわけではなさそうだ。まあ、兄貴なら兎も角…ローデリヒはそういう奴ではないからな。気持ちは有難く頂く事にした。
--
59務の合間に手帳を開いて実感する。約束の日は直ぐそこまで迫っているのだな。その前には、積まれた書類の山や凡ゆる行事をまだ越えねばならないと思うと…きっとあっという間に約束の日になってしまうのだろうな。明日辺りから少しずつ旅の荷造りを始めなくてはな、今日の内にリストを作って…ああ、そうだ。今のうちからお前へ贈る物を入れておこう。考えるだけで脈が上がりそうだ…この昂りは、久方ぶりだ。これでは、まるで子供の様だとお前に笑われてしまうな。
--
>>>3824.67
恋人が出来たのを今知った。俺が特筆する事は何もないが、貴方の幸せをいつも願っている。
--
私信を>>91に追加した。

105 :
11/04-22:06

#20141104 22:06 - Leben -
信号待ちで立ち止まっていた時の事なんだが、頬に冷たい風を感じ空に向かい顔を上げた先に網目状の薄い雲の間で一際眩しく光る月を見た。月光があまりにも眩しくて、思わず目を細めた程だ。こんな空は久しぶりだ。
>過去に菊の家に招かれた時だっただろうか。
同じ様な空を見た。あの時は確か、屋敷に吹き込む風の声に”木枯らしが鳴いているようだ”と言った俺に”おかしなことを言う”とあの菊が珍しく大袈裟に声を上げて笑っていた。最近は菊の所も何かと内輪揉めが酷いと言う噂がうちの所まで来ている。また引きこもっていないといいのだが、此処のところ話を聞かないな。近々、便りを出すとしよう。

夜風の冷たさが何と心地良いことか。

刻々と寒さが厳しくなっていく、年末の足音が遠くから近付いてくる音がする様だな。今年こそマーケットに行きたいんだが、少しぐらい休ませては貰えるのだろうか…今から考えると頭が痛い。

106 :
11/05-20:47

#20141104 20:47 - Leben -
気が付けば今日は水曜日か…早いな。最近では辺りが乾燥するせいか書類の端で皮膚に薄い線が入る。酷い時は血が滲んでしまう程だ。季節のせいと諦める他ないな…。痛みは感じないのだが、乾燥した切れ目が書類に触れ、何とも気持ちが悪い。
--
結局の所、まだ荷造りに関しては手すら付けられていない。いい加減始めたい所だがデスクに積まれた本の山がそんな時間すら与えてくれないのだから、困ったものだ。今日こそはやらなくてはな。でなければ、足りないものを買いに行く時間が取れなくなってしまう。

>それから彼奴が、
何やら体格差について綴っていたようだが…彼奴と俺は身長の差は5cm程だ。ましてや彼奴は平均的な身長の様だからな…測ったことは無いが彼奴の所の平均体重からすれば、差し詰め8Xkg程なのではないだろうか。ということは、つまり…昔うちで使っていた砂糖を入れる50kgの麻袋を2つ運ぶ事を考えると…うむ、彼奴の体重の方が断然軽い。最も筋肉の質量の違いは否めないがな。

107 :
11/07-22:10

#20141107 22:10 - Leben -
昨日からの59務は正に踏んだり蹴ったりという言葉が相応しい程に不運続きだった。日中は会議に追われ、夜は書類の山に囲まれ、一睡もせずに朝日を見届ける始末だ。挙句、休む間も無く訓練…道中で大切なストラップをを落としてしまった。本当についていない1日だ。帰宅後、アーサーと明日の話をしながら荷造りとまた軽く工作をしてから、今に至るわけなんだが…流石にそろそろ眠くなってきたようだ。

>今日の不運は、
明日の幸運の前兆だと思いたいものだ。

#Mein lieber Bruder.
#Gute Reise.

108 :
11/09-21:42

あれから幾多の歳月が過ぎたのだな。

兄さん、貴方はこの日を迎えた今。
何を考えているのだろうな。

過去に貴方は、
こんな事を言っていたのを覚えているだろうか。

--
待ち侘びた時間は長く、
取り返すには大した時間は要らないだろう。
如何なる時間が立ち開かろうとも、
お前は俺の弟に変わりはない。
--
 
貴方の面影を探した時間と、
貴方の温かさを改めて感じてきた時間。


貴方と過ごしてきた日々を、
少しでも幸せと貴方も感じてくれたのなら、
これ以上の事はない。

貴方が綴った言葉を信じよう。


>疑う余地は何一つない。
  - Ich zweifie nicht im Geringsten daran. -
貴方の言葉は何時も真実を語るのだからな。

109 :
11/10-21:35

#WRNING ( 警告 )
#Story behind,Deshalb Blättern Vorsicht.
 ( 上司話題につき閲覧注意 )





#2014.11.08 - 11.10
Samstagの朝は定刻通り5時に起床した。
有ろうことか左手の甲に軽い火傷痕を見つける。今のところ原因不明だ。天気がどんよりとしていて重たい、やはり今日は雨が降るのだろうか(だが、傘は持っていくつもりは端から無い)。


>待ち合わせについて
待ち合わせ場所を探すが、元より指示された場所が違う(探してもないはずだ)。無事に会えたのだから、結果は良しとしよう。

>夢の國の状況について
軽快な音楽、無邪気な子供のはしゃぐ声。そして、彩り豊かに飾られた特大のWeihna.chtsbaum。この季節は何時の時代も変わらず心踊らされるものだ。
しかし、Weihn.achtenとはいえ人の量が凄まじい事に変わりはなかった。

>課せられたMissionについて
行くに当たって様々な課題が多く寄越されたのだが、何一つ欠ける事無く熟すことが出来た(兄貴からのバッチを取って来いというミッションは、無事に完了したぞ)。

>俺と彼奴の就寝及び起床時間について
全日程に於いて、”彼奴が就寝してから俺が就寝、俺が起床から彼奴が起床”であったこと。
やはり、彼奴より俺の方が体力は有るようだ。

>握った(掴んだ)手の温感について
何度か握った手の冷たさに、此れから厳しくなるであろう寒さを考え少し心配なったのは、此処だけの話にしておこう。この先、寒さが厳しくなろうとも…側に居れない分、アレが役に立てばいいのだがな。

夢の國へ彼奴と共に3日間に渡り、泊まりで陸と海を行ったり来たりした。(最後以外は)バタバタせず満遍なく堪能した様に思う。天候は全体的に雲に覆われていたが、土砂降りに合うことも無く済んだ。
大方、やりたい事はやった気がするな。あの場所を二人で見ることも出来た。ただ、アーサーの念願は叶わなかったのが残念でならない。
#この件についてはいつか行った時の報告を俺は遠方より待ち侘びる事とする。

とても満たされた3日間だった様に思う。
待ち侘びた約束の時は、俺が思った以上に過ぎて行くのが早かった。つまりは、とても楽しかった…と言うことなんだが、上手く伝えられていないな。

>素敵な時間を過ごすことが出来た。
>感謝する、アーサー。
- ich hate eine liebe zeit mit dir.
  Danke,Arthur. -


#WRNING ( 警告 )
#Story behind,Deshalb Blättern Vorsicht.
 ( 上司話題につき閲覧注意 )

110 :
11/11-06:39

#20141111 22:10 - Leben -
またいつもと変わらぬ時が流れ始めた。彼奴と過ごした約束の日が幸福過ぎたせいか、何気無い日常が少し退屈に感じる。無論、忙しさは相変わらずなのだがな。

今日はどの92も何かしら記念日の様だな。皆楽しそうで何よりだ。斯く言う我が家も今日は聖マルテ.ィヌスの日だ。59務で無ければ子供たちの歌も聞けただろうが、仕方がないな…残念だ。作っておいたクーヘ.ンは次の休みに頂くとしよう。

菊の家では”鮭の日”で有り”たくあんの日”でもあるらしい。理由は定かでは無いが、菊が前に好物を頬張りながら言っていた。同じ日に制定されているとは…何れ程塩分を取れば気が済むのだろうか。本当に良い口実を作ったものだ。


>余談だが、
王のところでは本日が独身.者の為の記念日だそうだ。以前、王が騒いでいたのを思い出すと今も切ない気持ちになるが…今年はやはり祝っているのだろうか。…うむ、違いない。







11月11日。
平和と称する92も少なくはない。
多くを語る事は慎むが、

#兄さん、貴方も同じ気持ちなのだろうか。

今夜は祈ろう。

111 :
11/12-21:15

#20141112 20:15 - Leben -
長らく忙しくなる旨を宣告された。
59務であるのだから致し方無いだろうが、彼奴と過ごせる時間が短くなると思うと残念でならない。今年は季節の行事に悉く59務が被っているんだ…運が悪いとは正にこの事だ。彼奴とゆっくり過ごせる日が欲しいものだ。あれ程までに幸せな時を過ごしたのだから、本来であれば少しは我慢すべき所なのかも知れないが…彼奴に触れたい。抱き締め、温もりを感じたいと思ってしまう。これはいかんな…今は59務に集中すべき時だ。

112 :
11/13-22:51

#20141113 22:50 - Leben -
書類の山に埋まっていても、今夜の執務室は寒い。早く自宅のベッドで寝たい…ここの所、自宅のベッドでゆっくり寝ていない様に思う。日曜ぐらいはゆっくり眠りたいものだ。最近は書類との睨み合いばかりなのだが、こんなにも文字列を眺めているにも関わらず、俺は活字に飢えている。じっくりと風景や感情、動作の描写を書き綴りたい…画面を埋め尽くす程の活字が欲しい。とは…贅沢な欲求だな、時間が惜しい。
>1日が24時間では足りない。

彼奴の温もりを抱いて眠りに就けたら、
なんて幸せなんだろうな。

さて…珈琲を淹れてくるとしよう。

113 :
11/14-20:54

#20141114 20:54 - Leben -
夜風を纏って月明かりに照らされた道を行く。
0時を越えた街の暗さは言い知れない。明るいのはパブのネオンぐらいなものだろう。路地裏で野郎の血気盛んな声がする。猫は素知らぬ顔で目を光らせて影から影へと走り回る。目の前の街はカラーのはずだが、冬と言うのは不思議なものだ。いつもの景色がくすんで見える。皮膚から熱を奪われる様な感覚、呼吸をすれば身体の内側から冬が存在を主張する。ああ、また季節は移り変わったのだな。身体で感じなくては季節を感じる暇も無い。信号待ちで隣に立っていた老婆に言われ、初めて大樹の葉が色付いている事を知った。近くにあるもの程、目に付かないものか。はたまた己に余裕がないせいなのか。

>今年の雪はいつ降るのだろうか。
冷えた指先を擦り合わせながら寒空の下で考える。

114 :
11/15-23:36

#20141115 23:35 - Leben -
疲れている時程、 彼奴に触れていたい。だが、上手く伝える事が出来ない。言葉を失ったかの様に上手く伝えられなくなってしまう。まるで何かの呪縛の様に口数が減る。理解しているが中々改善は難しい。このままでは駄目なのだがな。悩み続けているが、悪循環を繰り返すばかりか、如何にも出来ない自分自身が何とも情けない事この上ない。

115 :
11/17-00:01

#20141116 23:35 - Leben -
今日は1日を自宅で過ごしたのだが、たまの休みというのはかえって忙しい。掃除をしなくてはならないからな。合間にアーサーと何時もよりは長く話が出来た、触れたいという願いも叶った。晴れやかな空には相応しい暖かな空間だった。
日常の話はこの辺にしておこう。

兄貴が恋人に振られ、ローデリヒの所へ憂さ晴らしに行く、というのは何時もの流れではあるのだが…今日の兄貴は何か様子が可笑しいとローデリヒより便りが来た。うむ…あの人はあまり俺に弱音を吐くことをしない。だからではないが、ローデリヒの様な存在が有難くも有り、羨ましくもある。弟には言えない事、と言うのは必ず存在するのかもしれないな。貴方に幸せな時が再び流れる事を願い、今夜は眠りに就こうと思う。
>>>3824.77
兄さんは孤独をも嗜む程に良い男なのだろう。
そんな貴方に親愛を込めて。
Gute Nacht, Älterer Bruder.

116 :
11/17-23:41

#20141117 23:30 - Leben -
ベッドに入ってから明日着るワイシャツにアイロンを掛けていない事に気付き今に至る。最近、物忘れが激しいというか、注意力散漫というか…危うい。まだ些細な事だから良いが、気を付けねばならんな。

>20141119 XX:08
最近は中々彼奴とゆっくりする時間が取れない。時々、そんな時間が彼奴の心を俺から遠ざけていってしまうのでは、と思わずにはいられない。アーサー、愛している。変わらない気持ちを伝えたいが時間も余裕も無い。不甲斐ないな…まったく。

117 :
11/21-23:06

#2014.11.22 XX:XX
漸く休息の時を得て、ここ最近の自分の行動を思い返して見たのだが…実に情けない光景ばかりであり、目も当てられぬとはこの状態だ。彼奴に会いたい、数秒でも話していたいと思う感情の裏で、体を休めなくては、と本能が言う。結果的に彼奴に対する態度に普段とは歴然たる違いが生じてしまった。

情けない話だ。

こんなにも59務如きに余裕を奪われるどころか、こんな情けない姿を彼奴に晒す事になろうとはな。だが、彼奴から離れている時間が日々増えていく中で、其れに比例する様に彼奴の感情も離れてしまうのではないか、と考えると不安で仕方がない。

恥ずかしい話だが俺には自信が無い。
彼奴を繋ぎ止めて置くだけの何かを何一つ俺は持ち得ていない様に思えてならない。彼奴が昨晩意味深な事を言ったのも、記事を書き換えたことも…色々と意味を考えてしまう。彼奴に無理をさせているのではないだろうか。言いたい事も言えずにただ我慢だけをさせていないか。

抱き始めたら止まらない。
謝ることしか出来ないと思っていたが、違う。
今の俺には謝る資格すら無い。

ただ、此れだけは言える。
59務に対する集中力が途切れる瞬間が時折ある。そんな時はいつだってお前の事を考えている。其れ程までに、俺は変わらずお前を欲しているんだ…信じては貰えないかもしれないが、

>お前が恋しい。
   - Du feklst mir. -

118 :
11/22-09:50

#20141122 21:50 - Leben -
長らく彼奴との擦れ違いが続いている。
彼奴が休みの時は大抵俺は59務だ。彼奴が59務の時に限って俺は休みである事が良くある。中々互いの休みが合わんな。其れに加え今日は”いい夫婦の日”らしいな。語呂合わせとはいい互いを労う機会としては良い日だと俺は思うんだが…確かに所詮は只の語呂合わせに過ぎない。だが、悪くはないだろう。明日にでも少し時間が取れたのなら、お前をこの手で強く……うむ、気恥ずかしくなってしまった。今日はこの辺にしておこう。

119 :
11/23-23:20

#20141123 23:20 - Leben -
久方ぶりに彼奴とゆっくりした時間を共に過ごす事が出来た。肌で彼奴の体温を感じ、彼奴の声が俺の鼓膜を心地良く震わせる。何より彼奴はキスが上手い。キスの上手さについての格付では”1位”だそうだ。その格付が気になり色々調べてみたのだが、後悔している。その格付によると俺は最下位だそうだ。ちなみにキス以上の行為についての格付も有ったのだが、やはり最下位は俺でワースト2位はアーサー、お前のようだぞ。キスは上手いのに不思議なものだな。だが、其れはあくまでも平均的な所で競う格付であるのだから…まだ俺が下手と決まったわけではない。お前はどう思うんだろうか。今回はお前に負けたが…次は必ず勝つつもりだ。男に二言は無い。覚悟しておくように。

次に二人でゆっくりする日を待ち遠しく思うぞ。とはいえ、色々シたいの色々が気になるんだが…考えれば考えるほど悶々としてしまって仕方がない。俺はお前に飢えているようだ。一日が24時間である事をこんなにも憎く思った事はない。

今夜も…いや、明日も明後日もこの先ずっと変わらず俺はお前を愛していくだろう。俺を形成する要素総てがお前の物である様に、お前を形成するもの総ては俺の物だ。お前を誰にも渡したくない。この感情こそ俺が最も強く抱くものであり、言うなれば”執着心”というべきか”独占欲”というべきか。両者であるかもしれない…この感情を、きっとお前はまた喜ぶのだろうな。

アーサー、俺の愛する可愛い人。
今夜は安らかに優しい夢を見て眠れ。
お前を癒す夢をどうか。
Gute Nacht, Arthur.

120 :
11/24-07:34

また一月の時が流れていった。
一ヶ月前と今では時の流れが全く違う様に思う。
それだけ忙しい環境になったという事だろうか。
互いに擦れ違い悩む事もあっただろうが、
今は少しだが乗り越えられたのではないか、
と思っている。

お前はどう感じているんだろうな。

時間が欲しい。
お前と共に過ごす為の時間が欲しい。
この手でもっとお前に触れていたい。
俺は欲深い質のようでな、
ハグやキスだけではもう満たされない。

無論、お前とのキスは好きだ。
だが、もっとお前の全てが欲しい。
俺だけをその翠眼に写し出し、
俺の名を幾度と無くその声で呼ばせたい。
そして、何より求め合いたい。
お前の白い肌に沢山の痕を残して、
お前の肉体にも精神にも、
お前は俺の物だと刻みたい。

せめてその瞬間だけでも、
お前の脳内を俺だけで満たしたい。

他の事を考える余裕など与えない程、
深く繋がりたい。

アーサー、愛しているんだ。
これ程までに欲してしまうのは、
愛故だと言ったら、
またお前に”バカ”と言われてしまうだろうか。

#これからも変わらず俺の傍で生きて欲しい。

もしも、
お前が闇黒の湖へ飛び込むと言うのなら、
俺は共に飛び込む覚悟だという事を忘れるな。

一人でなど言語道断、却下する。
分かったらこれからも俺の隣に居てくれ。

>Drück mich.

121 :
11/25-20:52

アーサーが帰宅するまでの間、漠然と考えていた事を此処へ残しておこうと思う。後日改めて記事を読み返した時に俺自身が何を感じるか、此れを見た彼奴が何を感じるか、実に興味深い所だ。だが後者については彼奴が語らない限りは俺の知るところではないのだがな。

過去にこんな事を此処へ綴った事があるのだが、
#Über Wahnsinn und romantische Gefühle,Vernunft.
>恋愛感情及び狂気、理性について

同じ事を二度話すつもりは無い(>>61)。
更に話が長くなりそうだからな…説明は割愛させてもらうとしよう。

” 感情を100として、
  この3種の感情で百分比を出すなら ”

この忙しない日常を経て、その比率というのがやはり少しだが変わった様に思う。

≪ 恋愛感情60  狂気39   理性1 ≫

もはやこの疲労感からすると理性など有ってない無いようなものだ。しかし、彼奴への愛情はより強いものとなった事は間違いないだろう。

122 :
11/26-21:48

#20141126 21:48 - Leben -
久方ぶりに兄貴を怒鳴りつけてしまった。
後悔しているわけではない。冷静になって考えると少々言い過ぎてしまったかとも思ったのだが、元はと言えば全て兄貴が悪いのは一目瞭然だ。少しは反省しているのかと問いたくなる程だ。謝ればいいと言うものではない、分かっているんだろうか。誤って済むならPolizeiはいらない、と言うだろう。本当に悪いと思っているのなら、早急に謝罪文を書いて送ってくれ。その際は俺が述べた要求を全て呑む事も忘れるな。私信の様になったが、今日のところは以上だ。

123 :
11/27-22:46

#K.B.P#

#20141127 22:40 - Leben -
兄貴が久方振りに我が家に来たのだが、あの人は感情が表に出ると言う意味では非常に分かりやすい性格をしている。最近は密に連絡を取り合う友人が出来たらしく返事が来る度に面白い程に一喜一憂していた。その友人の話をする兄貴はまるで昔ある女性へ片想いをしていた頃の様だ。恋か、と言う俺の問いに対し、
>そ、そんなんじゃねぇよ…
と恥じらいを見せた貴方は本当に分かりやすい人だ。恋と認めたくないのは、きっと誰かを愛する事に臆病になっているから、なのだろうな。

兄さん。
何時までも冬の所為にはしてられないぞ。

季節は巡るものだ、やがて春が訪れる。
言い訳は通じなくなるだろう。

>何故こんな話をするかと言うと、
”兄貴に対する罰”
と言う言葉が一番相応しいだろう。

知らぬ間に誰かに覗かれる気分を身を以て知る必要が、貴方に大いに有るのだからな。
良く反省をする事だ、兄さん。

#K.B.P

125 :
11/29-00:01

5ヶ月という歳月を経た今日という日に、
彼奴へ言葉を贈りたい。

等身大の言葉を贈りたいのだが、
俺の中に日々蓄積される想いに、
名を付ける事は難解な様だ。

愛と言う言葉で片付けてしまうには惜しい程に、
お前の事を考えていると言えば、
少しぐらいは伝わるだろうか。

そうだと良いのだが…、
きっとあまり伝わってないんだろうな。

#如何したら伝わるだろうか
今朝からずっと考えていたのだが…、
なかなか良い案が無い。
お前の心配をも取り攫う程の”何か”が、
今の俺には思い付かない様だ。

こんなにもお前を想っていると言うのに、
不甲斐無い話だ。

正直な事を言うなら、
もっとお前と話していたい。
一日では無くもっと長く、
お前の時間を拘束してしまいたい。
そんな事さえ思ってしまった。

我儘だと言うことは百も承知だ。
時間を作る事が出来ていないのは、
紛れもなく俺なのだからな。

アーサー、愛している。
こんな俺でもお前は待ってくれるだろうか。
来月もその先もずっとお前と居たい。

お前へ贈ったstr.apだが、
意味が有ると云う話をしていなかったな。
#青と緑のSw.arowskyは、
言うまでも無いな
#星空は、
離れていても同じ空を観ている事を忘れない為
#Rの文字は、
Rayを意味している
俺が傍に入れない時もお前の光となり
どんな闇をも照らすように
そんな祈りを南京錠に込めたモノだ。

言うかどうか悩んだのだが、
記念日に59務に勤しむお前の為に。

柄では無いのは分かっている。
こんなにも恥ずかしい事はない。

>如何なる事があってもお前を離しはしない。
- egal  was kommt ich werde dich nie  werlassen. -

126 :
11/29-20:54

#20141129 20:54 - Leben -
彼奴は59務で居ない、一人で明かす夜はとても静かだ。本日何杯目かの珈琲を飲み干す。今日は朝からあまり気分が優れない。此れは体調が悪いと言うわけでは無く、気持ちが少々落ち込んでいると云う意味でだ。その所為だろうか、心配ばかりが蓄積されていく。彼奴にとって俺という存在が何であるか。時々だが分からなくなってしまいそうになる。

>俺は何の為に踏ん張ってまで立っているのか
#一体何を守っているのか
>この手で何を守る事が出来るのだろうか

考え出せば疑問は尽きない。
どんなに握り潰しても孕んでゆく闇を散らす事は難しい。考えるなと己に言い聞かせた所で、其れは不可能に近い。

127 :
11/30-19:18

#20141130 19:18 - Leben -
直感的に物事を進める事は石橋を叩かずして渡るも同然の行為で有る。部下や59民の命を預かる立場として、其れは如何な物かと考えるのが常で有る、と昔から俺は考えるのだが間違っているだろうか。
>異論が有る奴は、
>説得させるだけの資料を持って名乗り出ろ。
出なければ意見は聞かんと提案を突き返した事がある。俺は意味も無く指示をしている訳では無いと言う事を理解している奴らが何れ程居るのだろうか。多くの書物を読み漁った知識は十分に経ているのだからな。直感的発言にあっさりと頷ける程、俺の脳は柔軟に出来ていない。

だが時に思う事もあるんだ。
俺は厳し過ぎるのだろうかという事をな。

今日の執務室は一段と冷える。
蒔ストーブの一つでも置きたくなる程だ。


>此処からは最愛で有る彼奴へ
昨日の俺は如何かしていたのだろうな。
恥ずかしい姿をお前に晒してしまった事を少々後悔している。お前の真っ直ぐな言葉に救われたようだ。感謝しているがそれ以上にお前を愛しく、そして誇らしく思うぞ。此れからも良き妻として俺を支えてくれ。

 ---
>>91 へ私信を追加した。

129 :
12/01-20:47

#閲.覧.注.意



#20141201 20:47 - Leben -
懐かしい話をしようと思うんだが、果たして彼奴は覚えているのだろうか。あれはまだ俺たちが出逢って間も無い頃の事だ。付き合うよりも先に身体の関係から始まった事は否め無い所だが、その時の話だ。酒で程良く酔い潰れ行為に及んだ訳だが、その後風呂場で調教云々という話をしたのを覚えているだろうか。”お前好みの体にしてくれ。”と言っていたが…あの言葉は今も同じか。あの頃は付き合った頃に比べると初々しさの欠片も無いな。だが、あの頃の俺を今の俺と比較するなら、大分丸くなっただろう。あの風呂場での行為は正に、精神的被虐性欲者と精神的加虐性欲者を表す様な行為だ。今、思い返しても体が熱くなりそうな程だ。”誰に何をされているか、焼き付けるんだ””鏡に何が見えるか言ってみろ”調教とは如何なるものかを教えてやる、と俺も大口を叩いたものだな。今考えると少々恥ずかしい事を口走った。


まだ仏産の奇抜な色の錠剤が残っている様なんだが、今度久方ぶりに彼奴に飲ませるのも…悪くないな。

#閲.覧.注.意

130 :
12/02-20:12

遅くなってしまったが、
#俺に似て心配性な我が妻へ
新年の挨拶を贈ろうと思ってな。

今、此処に手紙を綴っている。

初日に綴るべき所であったが、遅くなってしまってすまない。俺の知り得る語彙では大した事は書けないが、伝えられるだけ全ての想いを記す。
>期待せずに読んで欲しい。

まず、
お前とこうして夫婦と云う関係で年を越せた事を大変嬉しく思っている。(俺も人の事を言えたものではないが)心配性が過ぎるお前の優しさや懐の深さには頭が上がらない。色々と考えてくれている事を知れば知る程、愛しさが込み上げて来る。お前にとっての俺は、少々頼りない男かもしれない。付き合うきっかけも、結婚のきっかけも、いつもお前が与えてくれた。出先ではエスコートされてばかりで、今思えば何方が旦那か分からないな。結婚のきっかけもお前が俺に対して嫁に来るかと言ったのが始まりだった。俺がお前を嫁に貰う事で落ち着いて今に至るが…今年こそは、少しはエスコートしてやりたい、と思っている。何時までも同じままでは飽きられてしまうかもしれないからな。

>俺は付き合った頃と変わらず、
いや…それ以上と言えるだろう。お前が愛しくて堪らない。あの頃と同じだ、お前が抱く凡ゆる感情も呼吸も細胞の一つまで余す所無く喰らい尽くしたい程に愛している。お前の拗ねた顔も好きなんだが、やはり笑った顔が一番良い。今年も少しずつだが、お前の記憶に俺と言う存在を寄り添わせて欲しい…というのは少々綺麗な表現だが、折角の場だからな。

>此処からは本音で綴る。
もう記憶に寄り添う程度では満足出来なくなってしまった。此れは余りにも重たいだろうと言うのを控えていたが…思い切って言ってみようと思えたのは、半年近く、傍に連れ添い、向き合って話し、理解したからこそだろう。お前の記憶だけでは無く、お前の意識に寄り添っていたいと思う。ふとした時に俺のことを考えて欲しい。だが、此れをやれという意味では無い。俺自身がお前へ依存してる事は間違いない。気が付けば考えてしまう、ちゃんと飯は食っただろうか、少しは休めているだろうか、等と気が付けばお前の事を思っている。尚且つ、俺は心配性だ。俺ばかりがこんなで重たいと思われてしまうんじゃないか、と柄にも無く良く考える。お前も同じ気持ちなら…とも考えてしまう。お前がこれを見て、馬鹿、とまた言うかも知れんが、俺の心配性は筋金入りのようだ。

>俺はお前を欲して止まない。
求めれば求める程にもっとお前が欲しい、もっと触れたいし触れて欲しいと願う。お前の瞳に少しでも長く写っていたい。美しいその瞳を何時までも見ていたい。愛しいその声で名を呼んで欲しい。愛しいお前の名を幾度と無く呼びたい。その白い肌に痕を付けて、俺のものだと思わせてくれ。

#猟奇的な迄にお前をモノにしたい。

こんなどうしようもない夫だが、
呆れずに傍に居てくれたら幸いだ。

アーサー。
とても愛している。

#20150103 22:30 From Ludwig

131 :
12/03-22:40

#201412003 22:40 - Leben -
周囲の話題はすっかりWeihnachtenの話題で持ち切りだ。12月、もうすっかり冬なのだな。信号待ちで先日出くわした老婆に会った。言われてまた気付かされた事だが…すっかり樹々の見た目は寂しくなったものだな。葉を落とした枝が淋しげに風に揺れていた。冬…Weihnachtenは少しぐらい彼奴と過ごせたら、と思うが予定は未定。況してや平日では…あまり期待は出来そうにない。久方振りに疲労困憊気味だ。彼奴に触れればこんな疲れなど瞬く間に癒されるのだろうが、腕を伸ばす事さえ億劫だ。あと数日、あと数日59務に励めば…彼奴とゆっくり出来る。もう少し頑張るとしよう。
>某帝國に告ぐ
短期間記載したつもりだったがしっかり目に付いていた様だな。此れは流石…と言うべきか。だが、そう簡単に帝國何ぞの手に墜ちる我々ではない。

132 :
12/04-21:00

#201412004 21:00 - Leben -
今朝の目覚めは雨粒が窓を叩く音と共に始まった。此処の所、夢見が悪く真夜中に眼が覚める事もある。久方振りに夢を見た。59務の有る日の朝、出勤前に顔を洗い鏡に向かった己の瞳が、まるで氷の張った表面に罅が入るかの如く瞳 白く変色して失明する夢だった。何の意味が有ると言うのか。いや、元より意味など何一つ無いのかも知れんな。ただ、疲れている。この言葉が今は一番理由として相応しいだろう。

其れとも、
” 何か見落としている物が在ると言う暗示 ”
だろうか。いや、考え過ぎだな。

133 :
12/05-20:52

#201412005 20:52 - Leben -
アーサーは59務でいない。週末だが兄貴からの連絡も無い。今夜も冷える気がするんだが、季節のせいか静寂のせいか定かでは無い。珈琲豆を切らしてしまった為に代わりは無いものかと棚を漁った結果、貰い物の紅茶と昔良く使っていたG.D.R時代のC.P社のティーセットを見つけた。此処の所ずっと珈琲ばかりで、今の時代ボタンを押せば珈琲が出来上がる便利な世の中だ。ティーポットの存在をすっかり忘れていた。年期の入ったそのポットを何度兄貴に捨てろと言われた事か。これは過去の俺の思い出だ、と頑なに守り抜いた割には今やこの様だ。折角だからな…今夜はこれで紅茶を飲むとしよう。今日は59務帰りに漸く19.09を買う事が出来たし、紅茶でも飲みながらブーツでもゆっくり磨くつもりだ。
>柄にも無い事なんだが、
彼奴をDatumに誘ってみたんだ。フランツやフェリシアーノの様に気軽に言えればいいのだが、俺としてはだな…中々に勇気のいる行動だ。隊に指示を出している方が余程気が楽だと思う程にな。後は彼奴と予定さえ合えばいいのだがな。

#取り敢えずは日曜だな。
明日が早く終わってしまえばいいとさえ思っている。お前の次の休日を総て…独占してしまいたい。

とは…流石に我儘が過ぎるだろうか。

134 :
12/06-00:53


#zurückblicke auf 2014
此の頁は今年を俺なりに振り返る為の場所だ。

Frühling - 春 -
ボ_ン市街地を一人で歩く3回目の春だった。変わらず美しいピンク色の絨毯に足跡を一人分付けながら風に舞う花弁を見上げたのがもう遠くの日の様に感じる。兄貴と本気で喧嘩になったのも春だった。理由は何だっただろうか、夏の彼の人の墓参りの予定を決める時に確か揉めたんだったな。論点が何であったかは忘れてしまった。

Sommer - 夏 -
此の年の中で大きな出来事があった季節だ。彼奴と出逢ったのも夏だった。酒を呑み交わし肌を重ねたのが始まりだったが、まさかこんな風になるとはあの日の俺には想像も付かなかった事だろう。菊の所で夏祭りにも行ったな、提灯の灯りに照らされたお前に釘付けになった事をこっそりと此処に明かす。出逢いもあったが、けじめをつけた季節だった。後ろばかりを見て、前へ踏み出す事を躊躇していた俺の背を押してくれたのは、彼奴であり、ローデリヒや兄貴であった。彼の人を失ってから3年目のあの日は快晴で、彼の人の上司より手紙を受け取った。久方振りに涙というものを流す事となった…此れがなければずっと俺は半端な気持ちで彼奴と向き合っていたかもしれないと思うと情けないな。

Herbst - 秋 -
より深く彼奴を知る事が増えた、そして嫁として貰い受けた季節。彼奴と泊まりで出掛けたのもこの季節だ。毎日毎日、約束の日を指折り数えていたが、いざ当日になると過ぎ去るのは早かった。約束の日が過ぎてからは時間の擦れ違いが徐々に増えていった。

Winter - 冬 -
秋の終わりよりも一層擦れ違いが増えた冬。喧嘩とまではいかないが、何か壁のようなものを感じた季節。互いに思うことを話し、少しずつ理解していく事を覚えた時でもあったな。


来る年も彼奴と色々な経験をしていきたい。
アーサー、いつも感謝しているぞ。

135 :
12/07-22:42

#201412007 22:42 - Leben -
久方の彼奴と過ごす休日。59務が忙しく中々彼奴との時間を作る事が出来ないのは俺だ。もっと触れたい、相手の体温を感じたい。あわよくば…などと、やはり俺も92と言えど男だ。色々と考えてしまうんだ。とは言え大切な時間である今日に…そんな事ばかりは如何なものか。身体ばかりと思われたく無い、という変な自尊心が働いて求める事を躊躇している。だが、俺にだってお前の様に欲求不満にはなるんだ。今更言っても仕方がないがな。
>其れからもう一つ
彼奴の不安を消し去る方法を暫し考える必要を感じた。此れは俺の中では今年中に何としても、早急に改善したい重点課題である。俺はお前以外愛せないというのに…全く困った奴だ。

137 :
12/08-19:03

#201412008 19:03 - Leben -
物にも魂がある。少なくとも俺はそう思っている。其の言葉を聞く限りでは単なる頭の可笑しい奴なのだろうが、誰かが作り上げた物と言うのはその作者の魂が宿るのだと昔誰かに聞いた事がある。

冬に活躍する革のブーツはオイルを塗れば塗る程深みのある色合いになり、今は無きC.P社のティーセットは側面の印刷こそ薄くなってしまったが今も変わらず美味しい紅茶を淹れるには欠かせない物だ。兄貴がBerlinの蚤の市で見つけて買って来た兄弟熊の人形は仲睦まじく我が家の本棚で寄り添っている。手巻き式の腕時計は俺が螺子を巻くと息を吹き返すかの様に秒針は音を刻む。色褪せた絵本は開く度にインクの香りが冒険へと誘う道標を立てる。

>物には魂が宿る。
大切にすればする程に美しく輝く其れに変わらず俺は魅力されている様だ。ただ一つ言えるのは、俺は飽く迄も物を大切に使っているに過ぎないんだ。骨董品を眺める様な趣味は持ち合わせて無いからな。

138 :
12/08-22:35

#懐かしい話をしようと思う。

兄貴とローデリヒは顔を合わせれば喧嘩ばかりしている。喧嘩と言うよりは兄貴が一方的に喧嘩を吹っかけているに過ぎんのだが、ローデリヒもああ見えて実は沸点の低い短気な人だ。
言わずもがな、喧嘩になる。
だが過去に一度だけ和解を試みた日があった。

>今日は特別だ
兄貴のこの言葉から始まったあの日は確か…ある年の8月23日だった。兄貴の突拍子も無い提案は毎度の事であるが、今回はまた一段と突拍子も無いものだった。在ろう事か兄貴はローデリヒとピアノの連弾をすると言い出したのだ。ローデリヒはともかく、兄貴は音楽を嗜んでいたとは言え…散々啀み合った者同士の連弾とは幾ら技術が合っても不可能に近い。半ばソファに縫い付けられる様に座らされた俺とフェリシアーノだったが、演奏の内容は散々なものだった。

譜面通りに奏でられてゆく音では有ったが、
その音色と言えば、

>荒々しく我先にと弾ける豪快な音色
#繊細ながらも一つ一つ芯を持った音色

二つの音色はまるで、
日頃の口論の様に纏まりが無い。

此処まで争えるのは才能に近いのかも知れん。
#喧嘩するほど何とやら
とでも言っておこう。

結局、
この後何時もの口論となったのは言うまでもない。
本当にこの人たちの口論する様は、
#実に生き生きとしている。

俺がこんな話をしたのは、
ローデリヒから貰ったこの曲聴いていたのと、
また喧嘩したらしいという風の噂を聞いたからだ。

そして今日は、
思い出に浸るには静かで良い夜だ。

>Polonaise von Held. 
 - ポ.ロ.ネ.ー.ズ第6番 変イ長調 Op.53 -

何百年喧嘩を繰り返えせば、
あの二人は飽きるんだろうな。

140 :
12/09-20:46

#鎖を解かれた______。
( Prometh.eus Unbound )

人間に火を与えた神は同族の怒りを浴び囚われた。人々の幸福を願い与えられた火は、人々を進化させやがて文明を築いた人々は争う様になった。火は武器へと形を変え、人々の幸福を破壊の渦へ巻き込んだのだ。- Der griechi.schen Mytho.logie -

( 幸福になったのは一体誰か )

誰も幸福になどならなかったのかもしれないが、
そうとも言い切れない。

便利なもの程、
使い方を誤まれば幾らでも其れらは、
我々に牙を剥くのだろうな。

>此処からは余談だが、
囚われた神は未来を予知していたという。
囚われた時点で己が助かる事を知っていたとするなら、果たして神は不幸だったと言えるだろうか。

答えなど最初から有りはない。
だが考えてしまうのは俺の何時もの癖だ。

本とは良い物だな。
何時だって色んな景色を見せてくれる。

結局何が言いたいかと問われれば、
#別段何も言いたい事は無い

141 :
12/11-16:51

#20141211 16:50 - Leben -
今日は彼奴が59務で俺が休日だ。

ローデリヒとの約束の為に、出掛けてから帰って来ても時刻はまだ16時だ。彼奴が帰宅するにはまだまだ時間がある。彼奴の居ない時間はとても退屈だと思うようになったのは、何時からだっただろうか。互いの近所を報告するだけの他愛も無い会話でさえも愛おしいくて仕方がない。俺も随分と他者に執着する様になったものだ。ただ其れは彼奴に限った事で有るのは言うまでも無い話だがな。

久方振りにあの部屋の整理でもするとしよう。

142 :
12/11-23:07

戯言に使った頁を塗り潰す手段が思い浮かばなかった為、手近な” T.E.G ”に頼る事にしたのだが…うむ、己を見つめ返すには良い機会かもしれんな。

#以下診断結果#

>性格
現実主義タイプで、精神的にはタフネスです。自分の置かれている立場とか、為すべき仕事の範囲などを的確に把握していて、その実現に精神を集中できるタイプです。仕事には厳しいが、思い遣りや同情心も高く、合理的反応を誤る事は滅多に有りません。自己表現を計る事に忙しい為に、趣味や娯楽など人生のゆとりに属する部分を、段々と切り詰めて行く可能性が少なく有りません。

>恋愛・結婚
余り世間の常識から掛け離れた男女関係などに踏み込む可能性は、殆ど無いタイプです。大人の恋愛、大人の結婚をするタイプなので、艶色のスキャンダルを起す危険性は、先ず有りません。結婚後は、仕事と子供を中心に夫婦関係が回転して行く極く普通の家庭を築く可能性が非常に高いでしょう。

>職業適性
性格的には仕事なら何でも御座れ、のタイプです。各方面の職業に対する適応の巾が物凄く広く、後は才能と努力次第と云う事になります。

>対人関係
責任や道徳を他人に厳しく云う代りに、自分にも厳しく、同情心、寛容心がかなり高い事とも相俟って、ケースバイケースの適格な判断を誤らない言動は、周囲の人々に高い評価を受けるでしょう。しかし、そう云う高次元の領域ばかりが先行してゆくと、知らず知らずの間に四角四面の人間が出来上がって行き易いものです。今後は趣味や娯楽の面も、等閑視しない事が必要でしょう。

>何か言おうにも何も言えぬ程簡潔明瞭な解析結果だ。此れは素晴らしいと賞賛すべきだろうか。

143 :
12/12-22:54

#20141212 22:50 - Leben -
帰りがすっかり遅くなってしまった。彼奴と顔を合わせる事は叶わなかったが…彼奴はゆっくり休めたんだろうか。彼奴は彼奴で忙しい様だからな、少し心配だ。明日から明後日に掛けて俺は59務で居ない。日曜はきっと帰りが遅くなるだろうしな。もう少しの辛抱だ、と思いたいが今は年の瀬、そうも言ってられんな。

>Gute Nacht,Arthur.

144 :
12/14-18:40

#20141214 18:40 - Leben -
帰宅してから少し仮眠を取った。陽の温かさで目を覚ませば、久方ぶりに兄貴から便りが来ていた。此処の所、ずっと擦れ違いばかりだったからな。其れは兄貴に限った事では無い、アーサーともそうだ。ローデリヒやフェリシアーノも誰とも俺は会話らしい会話していなかった様に思う。アルフレッドからもC.O.Dをみんなでやらないかと誘いが来ていたな。早く返事をしなければな…そろそろ催促が来そうだ。

>来週は、
漸く2連休がもらえそうなんだ。
彼奴は忙しいのだろうな、年の瀬は街が騒がしく、何かと忙しい。少しはお前に触れたい……とは、柄じゃないな。

145 :
12/15-00:40

#無駄に長文のため閲覧注意とする#


>加虐的行為
と聞けばまず連想するのは、やはりスパン.キングだろうな。それについで拘束というものが挙げられる様だ。これは一般的というよりは内々の会話の中の話だから、あまり宛にはならんのだがな。俺はどちらかと言えば目隠しが好きなんだがな…そんな話を昨日彼奴にしてしまったのも有り、悶々と考えた結果、この記事に至った。

何故、目を隠す行為を好むかと言うのは…恐らく、俺の独占欲の現れと言えるだろう。視覚を奪う事で、意識は必ず目の前にいる俺自身に向けられ、俺の手の動き、声、息遣い、総てに意識を集中する姿が堪らない。

>人体が持ち得る五感と言うのは、
実に不思議なもので、一つを失うと他の感覚が鋭くなるそうだ。特に視覚と聴覚の結びつきは強いように思う。此れは俺の見解に過ぎんが、視覚を失った事により、周りを感じる為には音が重要になると脳が判断し、耳に意識がいく。となると…だ。目隠し、というのは聴覚を研ぎ澄ますには最適な方法だと言えるだろう。とすると、言葉攻めがより効果的に使える事はまず間違いない。

それだけではない。
触感さえも鋭くなるのだから触れるだけで相手を煽るのは容易い、焦らし声で煽り、想像を掻き立てさせる。

ただ、長時間の使用はあまりお勧めしない。
目を閉じても目を開けても暗闇しかない状態に長時間いると言うのは人体に過度のストレスを与える。此れは以前誰かから聞いた話だが、言わずもがな…と言った所だな。

>結局のところ、
何事も”適度”である事が一番なのだろう。

無論、視覚を開放した後は、
その目をしっかりと活用してもらう事は忘れない。

その際はきっと姿見鏡が有効だろう。
それについてはまた後日にする。


という訳なんだが、
覚悟をするのはお前の方かもしれんぞ。
アーサー。


#無駄に長文のため閲覧注意とする

146 :
12/16-21:40

#20141216 21:40 - Leben -
今朝、59務へ向かう彼奴を見送り、掃除、洗濯を済ませ、紅茶を飲みつつ何回読み返したかも分からん本を読んでいた。

>言うなれば退屈で平穏な時間
紅茶の香りを嗅ぐと彼奴が脳裏を過ぎる。珈琲が切れたから等と己に言い訳して過ごしていた。時間を持て余すというのも考え物だ。時間が有れば有るだけ彼奴の事を考えてしまう。だが、今日は違う。彼奴が早く帰ってきた。思っても見ぬ彼奴の帰宅に、俺は嬉しさの前に驚きと何かあったのではという心配ばかりが先走ってしまった。結果、なんの心配もなかっただが、安心したら先走った不安以上に嬉しくなってしまった。こういうのはあまり柄ではないんだが…。少しは満たされたようだ。

>ただ、
俺は貪欲なようだ…いつも以上にお前に触れていたというのにもっと欲している。


お前も同じ気持ちだと嬉しいんだがな。
#俺達の感情は上手く共鳴した。

147 :
12/17-22:32

#20141217 22:35 - Leben -
カレンダーを見れば今年も残り半月を過ぎた事に気づく。59務での食事会の事だ。ホールには特大のツリーが輝き、周りの奴らは口々に”今年は”と毎年同じ事を繰り返す。それ程までに変わり映えのない日常、というべきか。ぼんやりと考えながら天井のランプを眺めていれば、ある男に尋ねられる。
” 今、此処で今何かがあったらお前はどうする ”
全く持って不謹慎な男だ、と内心感じたが言えるはずも無く、素直に考えてしまう俺もまた不謹慎なのだろうな。

>そんな事はどうでもいいのだが、
帰りの列車の中持て余した時間で、今年を振り返る。何気なく過ごし過ぎていった半年、彼奴に出会い、色を取り戻していった時間。自分へそして過去へ此処から前進する事を誓ったあの日、あれから数ヶ月。彼奴との日はとても幸福に満ちている。日々積み重なる約束。果たしたもの、果たす予定のもの、果たし続けるもの。様々な約束がまた深く強く彼奴との絆を繋ぐだろうな。

148 :
12/19-15:17

#20141219 15:17 - Leben -
彼奴に寝ろと言われたが眠れずにこうして手記を綴っている。とはいえ大した事は綴れんのだがな。

此処を騒がしている兄貴二人組が何やら…うむ、付き合う事になったらしいな。今朝、うちの兄貴(孤独の方)から連絡が有った。兄貴の手記の通り、思わず、またか、と言ってしまったのは別に悪い意味では無いんだという弁解だけさせて欲しい。確かに兄貴の隣には誰かしらいつもいるような気がする(其れが恋人かどうかは俺の知る範疇ではないが)。何はともあれ、貴方が幸せなら俺はそれで構わん、という事だ。

兄さん。
>やはり孤独という名を改める時ではないか。
貴方は兼ねてから孤独という程孤独でも無いように思う。そんな話を言ったら難しい顔をして”自己同一性”がどうのと言っていたが、孤独だけが貴方の其れではないと、その…俺は少なからず思っているぞ。尊敬できる部分がないわけではないからな。
#無論、総てではないがな。

>話は変わってしまうが、
聖夜目前の週末に"白銀の魔法(兄貴命名)"と称してうちの旧S.N.S(閉鎖済)の仲間で祭をする事となった。何故、魔法かというと全員でCCをするからだ。大抵、俺のCは兄貴に勝手に決められてしまって選択権が無くてだな…今回も同様だ。此れが良い、というのも特に無いからな。よほどの無茶振りで無ければ俺は構わないんだ。結局今回は、やはり兄貴の指定により、俺が兄貴をやる事となった。そして、兄貴は俺をやるのだそうだ。兄貴が俺の姿など…想像が付かんのだが、大丈夫なのだろうか。近々そんな感じで一日に限り、別の姿で手記を綴る事になるだろう。


己の抱いた感情に目を逸らす他に術を知らないとは、まるで残酷な現実を突き付けられた幼子の様だ。何の話をしているのかと問われれば、
>何の話もしていないと答えるのが正解だろう。
-------
>>136 へ私信を追加した。

149 :
12/20-16:51

#20141220 16:50 - Leben -
今日から2日間、俺は休息日なんだが…彼奴は59務で2日共に不在だ。彼奴を見送った後、珍しく二度寝をしてしまった…目が覚めたベッドがやけに広く感じたのは、昨夜…彼奴と共に寝たからだろうな。数日後には共にゆっくり出来るのだから寂しい等と言ってられんな。さて、洗濯も掃除もすっかり終わってしまった。昨日も疲れ気味だったとは言え実に情けない姿を晒してしまったしな…。余った時間で久方ぶりにクーヘンを作ってみた…しかし、彼奴の口に合うだろうか。俺は此れを彼奴にちゃんと渡せればいいがな。

返事は大丈夫との事だったが一応此方からも礼を言わせてもらう。合わせて丁寧な挨拶、感謝する。あまり俺は其の手の奴は向いていなくてな、彼奴が楽しめる程度に付き合ってやれないんだ、良い仲間が出来て良かった。安心も何も…、いや、この話は止めておこう。此れからもアーサーを宜しく頼む。アンカーを付けずともこの内容であれば恐らく気付くで有ろう事を見越し、綴らせて貰った。

>結局のところ、
クーヘンのクの字も言葉に出来なかった結果、翌日の朝食になってしまった。自分で言うの何だが…うむ、我ながら良い出来だった。

151 :
12/21-18:32

#20141221 19:40 - Leben -
某企画(>>148)に従って本来であれば俺が兄貴の姿で手記を綴るはずだったのだが、兄貴(孤独普)を前に…どうにもやりにくさが否めず悩み続けた末、結局通常の状態を選んでしまった。すまない…兄さん。だが今日兄貴やアルフレッドとC.O.Dをした際にDOWN回数が一番多いと言う格付を取ってしまったが為に罰を受けねばならなくなった。よりによって罰の内容の決定権を持つ格付一位を取得したのが兄貴であった事が最大の不安要素だったんだが…俺の不安は的中したようだ。兄貴がこれ見よがしに"幼児化"を指定してくるとはな…予想通りと言うか、何と言うか。以前からずっと煩いとは思っていたんだが…ついにと言った感じか。だが、負けてしまった以上男に二言はない。後日、実施する事になるだろう。しかし、兄貴はいつからその道に行ってしまったのだろうか…小さくなった俺を見て何が楽しいのか甚だ疑問だ。ああ…考えただけで頭が痛い。変な物の身過ぎなんじゃないだろうか。とても心配だ。

>兄貴の恋人よりバトンなるものを貰ったようだ。
そうだな…折角の機会だし良いかもしれん、私信についても合わせて感謝させてもらう。此処の所、とても兄貴が幸せそうで嬉しく思っている、此れも貴方のおかげだな。バトンは後日150頁を利用して綴るつもりだ。

152 :
12/22-22:28

#20141222 22:27 - Leben -
樹々の間で小さなライトが揺れていて、この時期の街は彩り豊かだな。今年はマーケットに行く事は敵わなかったが良いアーモンドを手に入れた。週末は此れで焼きアーモンドでも作るとしよう。明日は漸く彼奴とゆっくり出来る、あまり彼奴には伝わっていないかもしれんが…とても嬉しく思っているんだ。明日の朝は彼奴の寝顔をゆっくり見て居られるのだからな。だが、あまり長く寝て居られては…少しばかり触れてもお前の事だ、きっと起きないんだろうな。此れは良い機会だ、試してみるのもいいかもしれない…だが、やはり少しは休ませてやりたい。今日まで長らくご苦労だったな、アーサー。
- Gute Nach. -

>話は変わってしまうが、
今日は一日、何か頭が重たいと思ったら上から貴方に乗られていたからだな。通りで今日の髪型が上手く纏まらんはずだ。私信についてはあまり気にしないでくれ、貴方に礼を述べたかっただけだからな。

153 :
12/23-23:58

#20141223 22:50 - Leben -
今日は朝から晩まで言葉の通り彼奴と共に過ごしたのだが、何度か彼奴の機嫌を損ねてしまった。総ては俺に責任がある。というのも事の発端が全てに於いて俺だったからな…此れは彼奴にも言った事なんだが、俺は自分に自信が無い故にとても嫉妬深い。気の利いた事も言えない上に、その…キスが(上手くないから)苦手なんだ。唯一自信を持てる事が有るとすれば彼奴に対する愛情の深さぐらいなもの。

だというのに、
己の予想に反して俺は独占欲も強い。
>1日だけでもお前を独占したい。
とは今思い返せば度を過ぎた我儘なんだが其れでも彼奴は、” 独占欲していい ”と何の迷いも無く言ってくれる。嬉しいと言うお前の言葉だけで満たされる俺は本当に情けないくらい単純な男だ。

#其れに合わせ彼奴が言うには俺は鈍感らしい。
確かに思い返せば鈍感や馬鹿と言われた回数は数知れず…せめてもの救いは、彼奴の馬鹿という言葉は愛情表現の一つである事だけだ。

肌を重ねている筈なのに変な強張りを感じる。二人の時間が久々過ぎて距離感が分からなくなってしまったかの様に、彼奴の声に従順な欲望と絡みついたままの理性が葛藤して…有らぬ言葉を発してしまった。(精神的な意味でだが)頭蓋骨にまで響く程の馬鹿という言葉と目の前のシーツに包まった彼奴。
>こんなにも嫌な汗を掻いたのは久方ぶりだ。

其れでもこうして今彼奴を抱き締めて居られるのは少し悔しい所では有るんだが彼奴が見せる” 年長者の余裕 ”。お前の事となると途端にペースを乱されている…まだまだ俺も鍛錬が足りないな。59務でこんなに取り乱した事は一度も無いと言うのに…愛とは不思議だ。

腕の中で眠る彼奴の寝息がとても心地良い。
>何て愛おしい体温だろうか。
壊してしまいたいと思う反面、壊さないように丁寧に触れていたいんだ。こんな事を言っては彼奴はきっと” そんなに柔じゃない ”と言うだろうな。
容易に想像が付いてしまう。

- Danke,Arthur. -
お前に出逢えた事は俺の人生の誇りだ。

154 :
12/24-00:00

今日という良き日に99本の赤薔薇と1本の白薔薇を最愛のお前に贈る。お前の家の咲く花に比べれば、少しばかり貧相かも知れないが…それは大目に見て欲しい。うちでは最高のものなのだからな。花屋の店主が言うには薔薇は本数や色で意味が違うらしい。今回の花束は花言葉を繋いで店主が小さなブーケにしてくれたんだ。
>温かい心を育みながらずっと共に居よう。

花束を誰かに贈るのは幾十年振りだろうか。
ただ…たまにはこんな贈り物も悪くは無いだろう。本当ならば明日の聖夜だってお前と共に過ごしていたかった。離れていても気持ちは常にお前に寄り添っているのを忘れないでくれ。

#  Ich möchte dich am liebsten
#  in die Arme schließen
#  Ich liebe dich, Ich danke dir herzlich.
#  Prost Jahrestag!!

 お前を抱きしめたいんだ。
 この腕で包み込んでしまいたい。
 愛している、心から感謝しているぞ。


>ところで、
昨日、大人気無く棚に仕舞い込んだバトンはプレゼント程素敵な贈り物にはならないかも知れないがそっと暖炉の傍に添えておく事にした。
>>150

【 上記頁に於ける注意事項 】
文字数制限が掛かってしまったが為に、
見苦しく且つ粗末な文書形態となってしまった。

156 :英(乱入)
12/25-20:27


日記が上がって意気揚々とページを開けた紳/士/淑/女諸君、ルートだと思ったか?

#残念、アーサーちゃんでした。

うん、苦情は後で受けとるというか、ルートに馬鹿な事を書くなとか色々説教を食らう予定だから怒らないでくれ。あと自分でちゃん付けをして気持ち悪いって自分が一番知ってるよ!ばかぁ!!

>…………取り乱した。
きっと毛布にくるまっていた筈なのに気が付いたら廊下で寝ていたからだろう。
えーとな、俺がここに居るのは現在国務に振り回されているであろうアイツへの感謝を書きたくてな。別にChristmasだし特別な事をしたいとか思った訳じゃねぇからな!
#決して、アイツの乱入を知らん顔していた訳ではなくこの機会を虎視眈々と狙っていた訳でもない。違うんだからな! 

>話を戻そう。
アイツはいつも、どんだけ忙しくても連絡くれるんだ。その時間を自分を癒す時間に回せって言っても聞かない。それは嫌とかではなくてとても嬉しい反面、たまに糸が切れるんじゃないかと心配になるんだ。
俺はお前を遠くから心配するか、話を聞いてやる位しか出来ないから。だからお前とお前の周りの奴らが無事に過ごし、笑えるようにしか祈ってやれない。
えーとだな、何が言いたいかと言うといつも国務ご苦労様。
頑張れとか言わない、なにかあったら、いつでも力を抜いていいんだらな。
ちゃんと隣に居るし、お前が手を伸ばせば普通に届く範囲に居から安心しろ。

>A lot of love only to you .
#たくさんの愛情をお前だけに。

passはそうだなぁ…、来年、俺達が美術館に行く日にちにしておこうかな。

157 :
12/26-23:38

#20141226 23:38 - Leben -
日の出を前に執務室で温かい珈琲を飲んでいた。
椅子に浅く腰掛け山積みの書類を漁る現状を前に、俺の思考回路も大分鈍くなっていた。気分転換にと掌の此の本棚を開いたんだが、俺の手記に彼奴の名で綴られた頁を見つけた瞬間、驚きを隠せず持っていたカップが思わず揺れた。

うっかり注ぎ過ぎた珈琲が一滴落ち、読み途中のまま半ば置きっぱなしになった本の頁に染みが出来た。静寂の部屋の中、無音で茶色の花が咲き広がっていく様に、俺の心もじんわりと暖かくなった。大した染みでも無い…お前の綴る手記に比べたら、現.世の基盤など取るに足らんのだからな。

寧ろ此れは喜ぶべき事だ。

彼奴からの乱入など想定もしていなかった出来事が目の前で起きているのだからな。なんとも表現し難いが、とても嬉しい。どうすればお前に上手く伝えられるかを考えている。なかなか答えは見つからないものだな。
>きっとこの先も染みを見る度に思い出すだろう。

158 :
12/27-10:48

#20141226 20:15- Leben -
今朝は気が抜けてしまったのか俺とした事が、休みとはいえ大幅な寝坊をした。彼奴を送り出す事さえ敵わず…眠り惚けるとは、不覚だ。目覚めの珈琲を飲んでから支度を整え、ランニングへ向かう。身体の鈍りを感じながら帰宅。そしていつも通り掃除、洗濯を済ませ、昼頃から諸用で外出をした。

>時刻は15時30分。
兄貴やローデリヒとの約束で茶.室へと向かう。
複数で描写を回す際は必ず事前に設定が回るのだが、特に今回は特殊だった。時間的には凡そ2時間半といった所だろうか。相変わらず二人が顔を合わせると喧嘩ばかりだ、と言うのが俺の素直な感想だ。多くは語らないが…一つ言えるのは、俺だけが幼少時代に還った、という事だ。


茶.会が終わってからというもの、ぼんやりと音楽を聴きながら彼奴を待っていた。この手記を綴り始めた辺りで帰って来たのだがな。彼奴はまだまだ忙しい日が続く、少しはゆっくりとした時間が彼奴を包んでくれる事を願いたい。だが、そうはいかないのが年末というものなんだろうな。それならば休める日は休んで欲しい。

#22:22
俺がもっとお前を包んでやれる様な男なら、と不甲斐なさを感じてしまう。だが…此れが現状だと理解しようと思う。離れる事でお前の気が和らぐならば離れて待とう。
>安らかな夢がお前を包む事を願う。
俺の言葉もお前へ届くといいのだがな。

159 :
12/29-02:00

#20141229 02:00 - Leben -
散々騒いで皆眠りに就いたようだ。今夜は一段と冷える、時折雲間から見える星が輝かしく思うのは冬の空気が澄んでいるからなんだろうな。結局、2部屋取ったというのに4人とも此処に居る。すっかりベッドも占領されてしまった…全く、子供の様な寝顔をして、お気楽なものだ。

>明日は天候に恵まれない
らしいからな…予定は事前に組み替えてある。ただ…彼らに伝えるのをすっかり忘れてしまった。朝でも良いだろう…起きたら、皆に伝えよう。

160 :
12/29-02:01

此処の所、
時間と共に気持ちまでも擦れ違っていた。
折角の結婚記念日だと言うのに、
本当に情けない事だ。

毎日顔を合わせているからだろうか。
付き合い始めた当初は、
あまりお互い似た所が無い、
と思っていたが…。

今は少しずつ似てきた。
何方が何方に似たのかは分からんが、
心配性も変な思い込みも、
よく似てきたものだな。

それで擦れ違っては、
仕方がないのだが…此れは少しずつ、
互いに理解を深めていくしか無いな。

俺たちは喧嘩にはならないが、
明らかに空気感が変わるからな。

今回も此れで、
より理解が深まったのだろうな。

愛しい我が妻へ
此れからも側に居てくれ。

例えこの先、
暗闇に包まれ行先が見えずとも、
想い合う気持ちさえ有れば、
また光は灯り道は開かれる。

だから、
繋いだ手だけは離さずに居てくれ。

>意志の有るところ道も自ずと開ける。
 - Wo ein Wille ist, da ist ein Weg. -

俺の意思は、
常にお前と共に在る。

161 :
12/30-22:30

#20141230 23:58 - Leben -
明日でまた1年という歳月が流れる。暖炉の火を眺めながら思い返せば、何とも言い表せぬ感情が胸に溢れ出す。1年、また1年と時は変わらず流れている。また来年もこうしていられたらいい、などと言う言葉はとても安い言葉に思う。そんな約束など、した所で誰にも確証が持てない、言わば神のみぞ知る所だ。此処の所、59務の流れが穏やかになった事で与えられた時間の所為で、良く昔を思い返してしまう。だから余計に思考が後向きになっていた。だが、彼奴がその思考をも晴らしてくれた。いつも彼奴には救われてばかりだ。その分を、来年は少しぐらいお前に返せればいいのだがな。

162 :
12/31-20:41

#20141231 20:41 - Leben -
今年も年越しは執務室で過ごす事になりそうだ。折角なら彼奴と共に年を越したかったものだ、暖かい暖炉の前でプフ_ァンクー_ヘンでも食べながら…だが、なかなか理想の様には行かんのが現実だ。年明けに彼奴とゆっくり出来る事に期待しながら励むとしよう。
>誰しもに良い年が訪れる事を願う!
 - Ein gutens neues jahr ! -

163 :
01/01-10:00

Glückliches Neues Jahr‼︎

#20150101 10:00 - Leben -
新しい年の訪れには何時も花火を上げる習慣がある、街はどんちゃん騒ぎだ。今日街中が静かなのは皆二日酔いだからだろうな。とはいえ、俺自身の年越しは59務だった。初日の出の美しさにこの1年の希望を見出した様な想いだ。気の持ちようとはこういう事を言うのだろうな。ただ日が変わる日常とは何ら変わらない時間が、新年の幕開けと思うだけでまるで違った景色に見える。あまりこういった事には頓着が無いんだが…たまには良いものだ。今年はどれぐらいの時を彼奴と刻んでいけるだろうか。きっと今年も彼奴のおかげで色鮮やかな年を迎える事だろう。

>此れは新年最初の余談だが、
31,536,000秒がまた巡った様だ、秒間隔で刻まれて行く針は休まずに今日も前へ進み続けている。今年ももう約36,000秒も進んだ。秒数…と言うよりは数字というべきか、この世_界は美しい。毎秒4,5人の人間が生まれ、2人の人間が息絶えるというこの世のサイクル。数字は明確に記され、主観の入る余地さえ与えない無二の数となる。残酷故の美しさを持っている。世に誕生した生物は皆、人生で”10億回”心の臓が脈打つんだそうだ。だとすると92の俺たちはもうどれ程の数、心臓が鼓動を繰り返したのだろうな。明くる日も末永く彼奴の隣で生きたいものだ。

願わくば、
抱き締めてお前の鼓動を此の身で感じたい。

164 :
01/02-16:34

#20150102 16:34 - Leben -
今年の最初の夢はあまり明るいものではなかったが、夢を見ただけ良い方だろうと思う事にした。夢など所詮夢に過ぎんのだと言い聞かせながら寝起きはぼんやりと日が昇るまで天井を見上げていた。再びそのまま眠りに落ち、次に目が覚めた時は夢を見ていない。

今朝も変わらず彼奴との会話があって、新年と言えど変わらぬ日々が始まった様だ。彼奴ともっと触れ合えたらいい、彼奴の笑顔をたくさん見たいと思う。


>今年の抱負
- Gute Vorsätze für das neue Jahr -
やはりもっと健康面に気を配るべきだな。

165 :
01/03-21:14

#20150103 21:14 - Leben -
諸用でローデリヒと長らく道中を共にしたのだが、車内の会話は専ら冥婚の話だった。というのもローデリヒがフランシスから聞いた話が発端の様でな、フランシスの所では民_法上は死んだ人間と生きている人間の結婚が認められているそうだ。細かな決まり等は有るようだが…其処は割愛する(気になる奴は調べてみると良い)。その後、ローデリヒが有り得もしない仮説を立てていたが、所詮冥婚など大半は生者の自己満足に過ぎない。死者が望むかといえば…俺が死者の立場であれば恋人が居ようと望まないだろう。恋人に対しより良い相手を見つけより良い幸せを得る事を望むからだ。出なければ残されたものは前を向けなくなってしまう気がしてならんからな。ローデリヒは新年から変な事を言う奴だ…変な初夢でも見たのかもしれんな。
>内容とは関係無いが近々私信を返すつもりだ。

だが、
その前に最愛への新年の挨拶が先だ。
面と向かっては流石に恥ずかしいのでな、
>>130 へ綴ってあるので読んで欲しい。

166 :
01/04-22:44

#20150104 22:44 - Leben -
彼奴と久方振りに酒を飲み交わした。ふと出逢った頃を思い返す、あの頃はまだ互いに夫婦になるとは考えもせず酒を飲み交わし、身体を重ねて…不思議なものだな。求めればキリがないが、求め過ぎてはと色々考えてしまう。昔の俺ならば、何が何でも行使していただろうが、其れをしなくなったのは一重に落ち着いたからなのだろう。時々、先走る事も無いとは言い切れないが、あれは中々に恥ずかしいものがある。やはり節度は保たねばな(と言いつつも実の所、壊してしまうのが怖いだけだったりもするのだから困ったものだ)。

>また長い1年が始まる。
今年も彼奴も俺も平和に暮らせる事を願う。

それから、
何処かの二人組にも幸福が訪れる事を祈る。

167 :
01/05-06:43

#20150105 19:30 - Leben -
59務の日々が始まる、また彼奴と擦れ違う日々だろうか。寝顔に口付けて家を出たのは6時過ぎた頃だったか。吐いた息が白く舞い上がり、街灯の灯に吸い込まれる朝。この時期は、朝日を見る事なく夕日を見る事なく、毎日が流れていく。執務室に押し込められた俺は、太陽の光とは無縁の存在に成り代わる。土竜にでもなった気分だ。
>彼奴の体温が早くも恋しくて仕方がない。

想像通りの忙しない1日が終わる、帰路の途中、彼奴から教えて貰った曲に包まれて帰る。0.3秒の沈黙から始まる音色はゆっくりと美しい、ピアノの音色に寄り添う控え目のドラム音、歌声が紡ぐ言霊の心地良い重さ。とても彼奴らしい選曲だ。

無言の月に照らされて歩いている。
>今夜は満月がとても綺麗だ。
だから何と言うことは無いのだがな。

168 :
01/07-23:03

#20150107 23:03 - Leben -
59務から帰宅後、疲労感からか外套を脱いで椅子に腰を下ろした所、俺とした事がうたた寝をしてしまった。時間にして2時間、短い様な長い様な時間だが変な夢を見た。

結末しか覚えて居ないが、背後から何者かに銃で左肩を撃ち抜かれる夢だった。痛みを感じた直後、燃えるように肩が熱くなり、更なる激痛に襲われた。一体誰がこんなと思考を巡らせている時間は有り得ない程長く、味方の中か…とまで考えた所で目が覚めた。

>直後、彼奴からの着信が鳴った。
今日は彼奴が夜勤だ。59務なのだから仕方が無いんだが、夜勤明けと言うのは至極彼奴に会いたくなってしまう。理由は分からないが、会えなかった反動なのだろうな。

夢について診断してもらった。
#カークランド(最愛とは別人)はこの手のものにとても詳しい。連絡を付けたら面倒臭そうでは有るが、早々に回答をくれた。結果を簡単に言うならば、性的欲求不満、若しくは、財運向上の兆しらしい。実に極端な結果だな。

169 :
01/09-19:29

#20150108 19:29 - Leben -
呼吸する度に肺を冷しながら迎えの車を待ったのは朝4時30分頃の事、相変わらず月が良く見える上にRigelが一際良く目立つ。冬の空をじっくり見上げるのも束の間、59務は荒波の如く押し寄せて渦を作り過ぎ去って行った。久方振りに小さな子供たちと関わる機会があったのだが、俺はやはり子供は苦手な様だ。扱い方が点で分からない。小さいからと侮れば、なかなか鋭い質問を投げかけられる。
>子供というのは時にとても残酷なものだ。

170 :
01/10-19:39

#20150110 19:39 - Leben -
休日である今日はローデリヒと共に大型マーケットへ買い物に行ったのだが、暇を持て余したらしいローデリヒに道中、役_割演技を強要された。というのも、過去にローデリヒと同居していた時代があり、本来であれば心理療_法に用いられるべきものを遊戯として始めたのがきっかけである。どちらかと言えば、演_劇で練習法として行う即_興劇に近い。予め互いの関係性を確立した上でその役に従事するのが主だ、後は比較的自由である。結局のところ、いつも中途半端に終わるんだが…其れは間違い無くローデリヒの気紛れが原因だろう。今日も変わらず貴族的に我儘な男だ。良くも悪くも振り回されて仕方がない。

>ところで役_割演技というのは、
多方面に通じているようだ。精神医_療や遊戯もそうだが、裏的な要素の話をすれば、B_DSMの中のD_isciplineとでも言うべきか。…ただ一つ言える事は半永久的な演技の継続という事ぐらいか。必ずしもそうではないだろうがな。簡単に言えば服従関係を築き、躾(調_教)、懲_戒(懲_罰)、を行為としてその関係上必須と確立させたもの。其れ自体を反復させた事で、絶_対王_政なども確立されてしまったりするのだから、役_割演技も侮れんな。
>だが、遊戯は所詮遊戯に過ぎない。
反復しなければただのR/PGだ。

171 :
01/11-17:33

#20150111 17:33 - Leben -
今日も彼奴は59務で俺は休みだった。朝からやる事も無く、久方振りにランニングをした事以外には何の代わり映えの無い休日だった。本棚の並びを変えてみたり、好きな音楽を聴きながら本を読む。昔から神_話や史_書を読み漁るの好きなせいか、そんなものばかりに目が行ってしまう。気分転換には十分だが、やはり彼奴が居ない休日は少しばかり寂しい。明日から俺は暫く59務に従事しなければならない。擦れ違いの日々はまだまだ終わりそうにない。だが、月末に控える彼奴との約束を思えば頑張れるだろう。
-----
遅くなってしまったが>>136へ私信を追加した。

172 :
01/13-23:45

#20150114 06:15 - Leben -
彼奴と満月の話をしてからもう9日が過ぎた。満月には及ばないが下限の月は相変わらず良く辺りを照らしている。あと半分月が欠け、一時ほど暗闇を感じていれば直ぐ様約束の時が来る。あと10日程待てばいい。気が付けば両手でカウント出来る日まで迫っている。此処の所、時間の経過が早く感じる。忙しい所為かも知れないが、一度眠りに就くと朝の訪れが早い。この様とは俺も少々体力が落ちたものだ。

173 :
01/15-20:08

#20150115 20:08 - Leben -
相変わらずの慌ただしい日々が続く。明日は突発的に夜勤になってしまった。体調不良者が相次いで出ているのは、きっと季節の所為なんだろうな。今週は暇な時間は無さそうだ。

>今日は、
不可思議な出来事に見舞われた、と言う程大袈裟な事ではないのだが、3本の15cm程の白髪が俺の肩に朝、昼、夜と1本ずつ別の人間たちに寄って発見された。うちの執務室には白髪は愚か長髪すらいない野郎ばかりの環境何だが…一体何処から紛れ込んだのか。不思議な事もあるものだな。

-----
彼奴が夜勤で不在の夜だ。やはり彼奴の居ない夜は物足りない…いや、正直に言うならば、寂しい。日頃忙しくちゃんと向き合えていないのは俺の方だというのに我儘な話だな。此処最近のやり取りを振り返れば、反省すべき点があまりにも多過ぎた。此れでは余計に彼奴は感情を飲み込もうとする…ような気がしてならない。俺はまたお前を悩ませてはいないだろうか。不安が消えてはまた新たに息を吹き返す様に膨れ上がってしまう。お前の無事を今日も俺は祈っている。俺の祈りなど、大した力も無いだろうが祈らずにはいられない。平穏な日々と温かな光が如何かお前の周囲を包む事を願う。
> toi toi toi.

忙しい中でもお前とこうして僅かでも顔を合わせる事が出来るのは、お前の優しさ故なのだろうな。感謝しても仕切れない。面と向かって気持ちを伝えるのは相変わらず上手くいかないものだな。もっと伝えたい言葉はたくさんあるのにな。気恥ずかしくなってしまって敵わない。

174 :
01/18-19:02

#20150118 21:12 - Leben -
複雑な心境を抱きながら半日が過ぎていった。多くは語る事が出来ないが、一つ言える事は恋愛と言うのは難しいという事だ。俺には兄貴の考えている事が正直あまり理解出来なかった。其れは俺たちが兄弟である前に個体である事の違いなのかもしれない。俺は兄貴の事になると取り乱す、と良く言われるが、其れは違う。兄貴だけでは無い、ローデリヒやフェリシアーノの様な友人たちも皆、大切なんだ。同じ事が起きれば、やはりこうやって色々考えただろう。最愛であるアーサーもまた同じだ…いや、それ以上だな。俺は彼奴が居なければもうこの世_界で生きて行く事が出来ないだろう。

>兄貴は、
俺に別れを告げて旅立った。ずっと遠く、俺の知らない地へ行くのだそうだ。あの人の決意を誰が止めれるだろうか。引き留めるだけの理由は無い。だが、やはり貴方は俺の尊敬すべき兄であった事は間違いない。俺よりもずっと長く息をしているくせに、子供みたいに悪戯好きで、早起きが苦手で、珈琲にはいつも砂糖が2つ。新聞は世_界経_済欄から読み始め、テレビ欄は全Chを全て読む。近代の近_接戦_闘術に興味を持っていた貴方のベッドの枕元にシロクマのぬいぐるみが置いてあった。今日が新たな貴方の誕生ならば、俺は悲しみでは無く、誇りを持って貴方の背を見届けよう。
#Lieber Bruder.
#Du warst mein Stolz.
#Ich werde auch weiterhin für Ihr Glück zu beten.
#Vielen Dank fuer alles! Hab' dich lieb.

175 :
01/19-19:54

#20150119 19:54 - Leben -
此処の所忙しい、時間に追われる事が多い。時間、時間、時間。時計を気にしては集中力を途切れさせる。無論、作業効率は落ちる一方だ。上手くいかないから気が立つ。悪循環だ。気分転換に手帳を開いたのだが、週末の彼奴との約束の待ち合わせ時刻を綴る為に目的の頁を探す最中、こんな走り書きを見つけた。
>時間の奴隷になるな、時間を支配しろ。

昔、ある上司に言われた言葉だ。恥ずかしい話だが、すっかり忘れていた。時とは有限なものだが時間配分をより的確なものに出来れば必ず余裕が出来るものだ、と彼は言っていた。全くその通りだ。

午後の59務はおかげで大分余裕が出来た。今の俺に欠けていたのは少しの冷静さだったようだ。今日はアーサーよりも俺の方が帰宅が早かった。彼奴におかえりを言えたことにとても満足している。毎日こうなら良いのだがな。明日は訓練か、今年に入ってからというもの日頃の鍛錬を怠ったせいで少々体が鈍っている。そろそろ…少しはまた鍛えんとな。

177 :
01/20-21:20

#20150120 21:20 - Leben -
久方振りに大量に汗を流した。執務室に篭り書類に判子を打つ毎日を送っている。平坦な日常よりは少しぐらい刺激的な方が良いとさえ感じてしまう。そう考えるのは、俺の周囲が平穏である証拠だと言えるだろう。俺は定期的にとある92の新_聞を読むのたが、92が変われば視点も変わる。
>Wer ist Opfer, Wer ist Täter.
>Was ist das Böse. Was ist in der Justiz.
G.esetzという鳥籠の中で生きる俺には真意を見抜く目は無いが、其れは神のみぞ知る処なのだろう。

今夜は彼奴が居ないので一人で静かな時間を過ごしている。あと数日で約束の日だ、その前には大規模な会議が待ち構えているのだが約束の為なら俺は難無く乗り越えるだろう。約束の日は、付き合って半年という節目の日だ。だからと言うわけでも無く、偶然にも合わせた日がその日だった。だが、お前と2日間も時間を共有出来る事がとても嬉しい。きっとまた前日はバタバタするだろうからな…早めに支度しておこう。

>一人で過ごす時間は音楽を聴いて過ごす。
以前は家で音楽を聴く際は、ク_ラシックを蓄音機で聴いて居たのだが、蓄音機が壊れてからというもの端末からイヤフォンを使用して聴いている。最近は専ら洋_楽ばかりだ。コード伝いに耳に注ぎ込まれる音色が疲労感をほんの少しではあるが軽減させる。まるで点滴の様だ。血管から注ぎ込まれる輸_液と同じ様に疲労困憊の肉体を復活させる。点滴が肉体の回復ならば、音楽は精神の回復だろう。

#其処に彼奴の体温が在れば、
#一瞬で疲れも吹き飛んでしまうな。

単純な奴だと思っただろうか。
男など最愛を前にしては案外そんなものだ。

178 :
01/21-22:58

#20150121 22:58 - Leben -
俺が帰路に着く頃にはすっかり日が沈み、気温も急激な低下を見せる。呼吸をする度に、相変わらず夜風は俺の肺を冷やしていった。今晩の飯は何にしよう、と信号の青を待ちながら考える事が出来たのは僅かなる心の余裕だろうな。途中、空腹感を抱きながらマーケットへと立ち寄ってみた。

俺の目当ては、
#鴨とモッツァ.レラとアーテ.ィチョ.ークのサラダ
だったのだが残念ながら札には「Ausverkauft (完売)」の文字があった。仕方無く値引札のついたロース.トビーフのサラダにしたが、彼処のマーケットのサラダの品数は豊富だ。だが、良く売り切れる。望みのサラダはまたの機会にしよう。

>明日は休息日だ。
今夜は夜更かしが出来ると思ったが、不摂生して週末に体調を崩しでもしたら本末転倒だ。アーサーとの約束に悪影響な事はしたくない。今日は大人しく定刻通り床に就こうと思う。ちなみに俺の定刻は午前0時、明日は6時間は眠れそうだ。天気が良ければ、またランニングにでも行きたいが…恐らく雨だろうと俺は読んでいる。明日は週末の支度をしながら、クーヘ.ンを焼こう。久方振りにT_Vには映_画でも流しておこう。
#Ed.ward Scissor.hands (シザ_ハンズ)
が見たい気分だ。

>それから、
また俺の手記を本棚に入れてくれた者たちがいるようで、気恥ずかしいながらも嬉しく思っている。礼を兼ねて私信は後日改めてさせてもらうつもりだ。そのため、今回はアンカーは付けずに失礼した。
#Danke!!

179 :
01/22-19:47

#20150122 19:47 - Leben -
朝方に窓を叩く雨音で目を覚ます。

今日は室内で休日を過ごした。ほんの少しだが彼奴とも話す事が出来た。彼奴はやはり最近忙しいせいか疲労の様子が垣間見える。そんな姿を感じる度に考えてしまう、俺は彼奴の為に何が出来るだろうか。日頃忙しなく59務に励むお前の為にク.ーヘンを焼いた。ブラウンシュ.ガーを使った林檎と胡桃のク.ーヘンだ。飾りはココアパウダーを夜空に見立て、更に星屑を散らした。
>お前の口に合えば良いのだがな。

甘さは控え目にしたつもりだが…、
どうだろうか。

#早く明日が過ぎてしまえばいい。
そうすれば直ぐにお前に会える。

180 :
01/23-23:18

#20150123 23:18 - Leben -
会議に向かう途中、長い渡り廊下でローデリヒと鉢合わせた。何時も俺同様、59務では執務室に籠りきりだと聞いていたのだが珍しいものもあるものだな。” 貴方も会議ですか、奇遇ですね ”互いに別の会議だが聞けば会場が近い。別れを告げ会場のある場所とは真逆の方向へと歩き出したのを見て空かさず静止させる。相変わらず、この男は方向音痴なようだ。特に会話も無く並んで歩きながら会場の近くで立ち止まる。” お互いに苦労するな ”と俺が言えば、ローデリヒは資料を抱えたまま” 私は話を聞いているだけですから ”と苦い笑みを浮かべて言った。彼奴は確かに少々、自分本位な所はあるが…色々な意味で聞き上手かもしれんな。

>漸く無事に会議は終わった。
明日はいよいよ彼奴との約束の日だ。過ぎ行く時の速さはきっと尋常に無く早いのだろうが、時を噛み締めて彼奴との大切な時間を過ごしたいものだな。

181 :
01/24-00:00

半年の時を経て彼奴と肩を並べる日々に、
並々ならぬ感謝を捧げたい。

お前の支えが有ってこそ、
俺が今も尚この地にこうして脚を付け、
立つことが叶うのだろう。

俺たちの蒔いた種は、
深く地に根を張り、
芽は天を目指し逞しく伸びた。
枯れそうな時も有っただろうが、
乗り越えたのだからもう心配はない。

この先、
例え長い冬が続いても、
春は必ず訪れるだろう。
蕾を守る様に、
この手でこの絆をも守っていこう。

春は必ず訪れ、
蕾は花開く時がくる。

意余って言葉足らず、
上手く気持ちを伝えるのは、
相も変わらず難解だ。

言わなければ、
わからない事が多いこの世で、
言っても伝わり難い感情の数々。
その個数は莫大で数え切れない程だ。

” あいしてる ”

このたった五文字で、
お前にどれ程伝わっているだろうか。

来月はきっと俺は忙しい。
お前も忙しいだろうがな。

必ず会いに行くと此処に誓おう。

俺はこれからも、
お前と共に生きたい。


>お前のためなら例え火の中水の中。
- Für dich kann ich durchs Feuer gehen.-

お前が望むならば何処へでも赴こう。

バカ、と言われてしまうかもしれんが、
此れが今の俺の真の言葉だと思ってくれ。

182 :独◇
01/24-07:27

#WRNING ( 警告 )
#Story behind,Deshalb Blättern Vorsicht.
 ( 上司話題につき閲覧注意 )















#2015.01.24 - 01.25
>初日 - Erster Tag -
2日分の荷物を持ち、外へと脚を踏み出せば天気は眩しい程の快晴だ。自ずと気分も上がるのは不思議なことではないだろう。

>待ち合わせ
 - Rendezvous -
とある駅の改札口で待ち合わせをしていたんだが、思えば予定時刻の30分前に到着してしまった。周囲を見回せば待ち合わせであろう男女や何泊分の荷物を持っているのだろう、と言う奴もいた。彼奴との待ち合わせ迄の間にシルバーブロンドの紳士に道を聞かれた。聞けば、孫に会いに来たと言う。確かに此処は分かりにくい。二人で案内板を眺めながら道順を説明すれば、恥ずかしい程に感謝をされてしまった。改札を抜けてアーサーを探す、中々見つけられないと目を細めた先に姿を見つけた。

>美術館及び博物館と公園
 - Museum und Park -
美術館には既に列が出来ていた。やはり人気の展覧会は違うなどと内心で感心しつつ、彼奴と他愛もない会話をする。展示品を見て回りながらも、時折彼奴の居場所を確認していた。展示品に気を取られて気を抜けば見失うのが容易な程の人混みだったが、良い物を見た、と思う。あっという間に美術館を出れば、時の経過は予想以上に進んでいなかった。時間にして約20分足らず、体感時刻はもっと長い様に感じたが、分からないものだな。公園を歩きながら辺りを見る。噴水を囲うように人が座っていたり、パフォーマーの周囲に人だかりが出来ているのを見ると休日である事を思い出す。彼奴と並んで歩く事がごく普通のことのようで、久方振りに会ったとは思えぬほど不思議な感覚だった。博物館へも行った、階段移動が多かったがそれはそれで面白い。それから俺たちは道中立ち寄った店で同じ物を食べた。

>東欧雑貨店と紅茶店
 -Verschiedene Waren Geschäft und Tea Shop -
最近、とある製造業者の陶器を集めている。彼奴に我儘を言って過去に其れを購入した店に言ったのだが、生産停止どころか会社自体が本土の統合と共に潰れてしまっただけあり、もう店には残っていなかった。場所を移動して、紅茶店を2店舗程回る。二種類の茶葉と菓子を買い、一息吐いてから店を出た。

>水族館
 - Aquarium -
久方振りの水族館だった。落ち着く暗さと視線を奪っていく蒼。照明の揺らめきと魚たちの揺らめきが意図せぬ美しさを生む。昔から水族館は好きだ。其れを最愛と見れる事ほど幸せな事はないな。途中で食べたペンギンに模した肉まんが写真と現物は異なるとはいえ、とても面白い顔をしていた。無論、あっという間に胃に収まってしまったがな。

#此れが1日の出来事だ。
移動速度はさる事ながら滞在時間が短いことも相俟って、こんなにも一日で沢山の場を回ってみる事が出来た。宿へ着いたのは19時前だ。部屋で飯を食い、シャワーを浴び、ベッドへ入ったのは22時前だった。

>たった一日で頁が終わってしまいそうだ。
二日目は>>183へと綴る。















#WRNING ( 警告 )
#Story behind,Deshalb Blättern Vorsicht.
 ( 上司話題につき閲覧注意 )

183 :独◇
01/26-16:18

#WRNING ( 警告 )
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#2015.01.24 - 01.25
>2日目 - Zweiter Tag -
目覚ましはかけなかったが5時半に目を覚ました。日曜日の朝であるという事にかまけて目を閉じれば、次に目を覚ました時には7時を回っていた。我ながらよく寝たものだと感じつつ漸く二人が動き出したのはその30分程後の事だ。宿にて朝食を済ませて部屋に戻れば、カードキーの磁気が壊れ部屋に入れず、階段で下りれば非常用のためのものでフロントへは行けず来た道を戻る。朝から賑やかなものだ。フロントで鍵を直して貰うついでに、絆創膏を貰えないか、と聞けば、あっさりと靴擦れを言い当てられ予想以上に大量の絆創膏を受け取る。思えば、アーサーは毎回(と言っても今回が2回目の約束だが)靴擦れしている。次回に会う時は多めに絆創膏を予め用意した方が良いかも知れないな。

>動物園
 -  Zoo -
1日目にして当初2日分の予定を果たした俺たちは動物園へと向かった。案の定、園内は子連れで賑わっていた。午前中の動物園と言うのはあまり活気が無いが、それはそれで良いのだろう。太陽神の名の象や野生という言葉など不釣合いな程に寛ぐ小動物。飼育されている鳥に構わず餌を貪る野鳥。動物園と言うのはいつ行っても面白いものだな。一つ感じたのは動物園が如何ではなく、彼奴が無類の猫好きだという事だろう。俺からしてみれば、猫が猫を見ているように見えるが、言えば怒られそうだから黙って見ていた。それから、次に別の動物園へ行く際は先ず園内図を貰う事を今更ながら学習した。

>特別な昼飯
 - Spezielle Mittagessen -
昼食は彼奴が事前に予約してくれた店で取った。以前の時も思ったが彼奴は用意周到だ。ただ、予約に関しては用意周到だが、予約を取った店の料理の大方食えない物ばかりという偏食振りには相変わらず驚かされる。此れは常々思うが食事の予約の際は俺も気を付けねばならんな。昼食はとても美味かった。偏食な彼奴とは打って変わり、食えない物が皆無な俺にとっては十分過ぎる品目だった。

>買い物
- Einkaufen -
この地にはいろんな店がある。目で楽しむだけでも十分だと思う程の各所の品揃えはお92柄の違いだろうか。途中、自宅に常備している菫の砂糖漬けが無くなりそうなのを思い出し、その店に立ち寄って貰うが案の定置いてなかった。仕方なく、ローデリヒの好物である猫の舌(当然だが本物の猫の舌では無い)を買ってから、次は彼奴の用事の為に本屋へ向かう。見慣れぬ専門書の数々に圧倒されつつ凡ゆる棚を物色する。興味深いものばかりの其れらは、知識欲を満たすには十分な程だろう。知識として入れたところで、あまり使い道は無さそうだがな。

#あっという間の2日間
予想はしていたが2日などあっという間に過ぎ去っていった。会えば他愛も無い会話をする程度だが、それでもやはり別れは寂しいものだ。宿でも同じ空間に居ながらも話さない時間はあったが、不思議と其れを苦としないのは日頃の関係が有ってこそ、という奴かもしれん。次はいつ会えるだろう、などと帰路に着きながらふと思う。もう少し近くに居れば、と思うのは贅沢な願いで有り、今の距離だから良いのだろうとも思ってしまう。直ぐに会う事が叶わぬ距離間だからこそ想える事も有るだろう。

>Vielen Dank, Arthur.
次はいつになるだろうな。野薔薇の咲く頃に例のローズガーデンにでも行きたいものだな。

#半年を過ぎても尚、
#お前への愛しさは増大する一方だ。

ああ、それから。
改札口で俺の荷物にチョコを入れるとは、
してやられた。

本当にお前は、
俺の予期せぬ事をするのが好きな奴だな。


>お前が誘い難いのならば俺からまた誘おう。
#二人の59務が落ち着いた頃にまた出掛けよう。
















#WRNING ( 警告 )
#Story behind,Deshalb Blättern Vorsicht.
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184 :
01/26-16:18

#20150126 18:00 - Leben -
週末にあれだけ振り回してしまったが彼奴は今日はもう朝から59務だった。朝の見送りをして昨日に続き二度寝してしまった。次に目を覚ました時、最初に聴いたのはローデリヒの奏でるノ_クターンの音色だった。昨晩からローデリヒが来ているのを忘れていたが顔を合わせるなり”寝坊助”のレッテルを貼られたのは朝8時の事だ。兄貴に比べれば早い方だろうと思う所は有るが、客人に朝食を作らせてしまった手前発言は慎む事とした。

>週末に買った紅茶の缶が既に空いていた。
とても良い香りだ。朝食を取りながら質問攻めに合う朝は何時もよりも賑やかだった。質問するだけしてまたピアノへと向き合うローデリヒは本当に気紛れな男だが、昔から変わらない。

此れは昨晩に口喧嘩した事を彼奴なりに詫びているのだろう。だが、あれはローデリヒが悪い。俺の菓子を勝手に食べたのだからな、其れもただの菓子では無い。特別な菓子だったというのに…。
#此れだけは一つとして譲れない。

187 :
01/29-06:44

振り返れば、
二人の足跡が長く続いている事に気付く。

半年という節目は過ぎ去った。
ほんの少しばかり先を歩き出した俺たちは、
今、何を想い、何を感じているのだろう。

特別な日、されど他愛も無い大切な日常。
同じ事の繰り返しかもしれない。


だが、
特別なのは日付だけではないことを、
俺は今更ながら痛感する。

お前と言う存在こそが特別である。
ならばこの先もその特別を守りたい。

この手でお前の冷えた手を握りたい。
離さないと誓ったのだから、
しっかりと指を絡めて握り締めるつもりだ。

額を重ねた体温が愛おしい。
膨らんだ頬も眉間に寄った皺も、
肩に寄り添う体温も、
総ては俺の物だと言うのなら、
これからもお前と共に息をしよう。

抱き締める度に、
鼓動を重ねて生きよう。

>より良い未来を願う。
 - auf eine bessere Zukunft hoffen. -

188 :
01/30-23:30

#20150130 23:30 - Leben -
俺は常々知識を欲している。知識は人_生を豊かにするそうだ。ならば尚の事、持ち得る知識は多い方が良い。知識は時に己の身を守る武器になるのだからな。とはいえ、俺が知識を欲するのは好奇心の表れでもあるのだろうな。人_生とは分からんものだ、明日の朝、大規模な暴_動が起きて俺は消えてしまうかも知れないという憶測、此れは所詮憶測に過ぎないのだが、此れに付いて完璧な否定は誰一人出来ない。未来は誰にも予測出来ないのだからな。

>それならば、
昨日よりも今日よりも明日、より多くの知識が欲しい。其れが例え真実でも虚偽でも構わない。其れは日々息をするという行動の中で真偽を見極めれば良い。

189 :
02/01-06:16

#20150201 06:16 - Leben -
朝方の執務室は冷える、先日買った紅茶を持って来て正解だったようだ。今日の59務は部下の後方支援で半日を要した。己の力量を恨む事では無いという慰め、悔やんで次に浮かせと皆は揃って言うのだろうな。だが、そんな事は一番本人が分かっている事を奴らは忘れてしまうのだろうか。歳月は人を成長させるが、同時に初心は忘れてしまう。周りを見ているとより感じてしまう。俺が出来る事は、ただ話を聞きハンカチを貸してやる事だけだ。

>そんな手記とも言えん雑記に添える。
相も変わらず心配性な彼奴は、今日は俺と入れ違いで59務だそうだ。朝はやはり冷えるだろうか。暖かくして行かなくてはな、マフラーはちゃんと巻いたのか。うむ、きっとお前なら忘れ物は無いだろう。道中、気を付けてな。凍結部分に足を取られるなよ。行ってこい、俺の最愛。帰ってきたら一番に抱き締めよう。

それからずっと言い忘れていた事がある。
あの日、お前に渡した紙袋に香が詰まった小瓶を入れていたんだが…流石に気付いているだろうな。
>きっと好みの分れる香りだろうがな。
気に入らなければ処分してくれ。

190 :
02/01-23:18

#20150201 23:18 - Leben -
この世に神など居ないのだと悟ったのはもうずっと昔の話だ。神頼み、と言う言葉がある。存在しない神に祈る事ほど無駄な事はないと思いながら、今も尚、御加護を祈る俺は飛んだ偶_像崇_拝者だ。神に委ねる他、方法の無かった俺の祈りなど握り潰す様に、其れが運_命と言わんばかりに、呆気無く神は大切なものを奪っていった。
>偶には俺の願いを聞き入れてはくれないものか。

黑_十字に小さなヒビが入っていた。
何も無ければ其れに越した事はないが、用心すべきかも知れない。どうか彼奴の周囲にも、そして俺の周囲の奴らにも平穏な時間を与えてくれ。

>気が付けば、
あと数頁で200頁に至る様だ。
また何か記念すべき頁の使い道を考えよう。

191 :
02/03-00:06


人の記憶とは曖昧で、どんなに鮮明な記憶でさえも時と共に薄れてしまうらしい。92もまた然り。体に傷でも残さない限り、きっと少しずつ時間を掛けて忘れてしまうのだろう。どんなに忘れたくないと願っても記憶は至極曖昧に、時に脚色されてしまうのかも知れんな。だからとは言わないが、俺は記録として手記に納めている(無論此処の事ではない)。

過去に俺は彼の人の記憶が少しでも薄れてしまう事に恐怖にも似た感覚を持った事がある。独りで年を重ねる毎に、薄れていく記憶に寂しさを覚えた。忘れゆくのは俺自身だと言うのに、今思えば全く我儘なことだ。この世_界は不可思議で、俺も皆も、同じ顔の奴らなど山の様に存在する。ただ、違うのは其々が想う事を其々の言葉で紡ぎだしている、ということのみだ。彼の人と同じ顔の奴は沢山存在するが、やはり彼奴自体はもう何処を探しても居ない。柄にも無く泣き崩れた俺を、彼の人はどんな顔で見ていたのか。いや、一度滅んだものは転生などしないのかもしれんが、何処かで生まれ変わり生きていたらと幻想を抱いてみるのも悪くない。だとすれば、きっと彼の人も幸せな時を過ごしているに違いない。何故なら、お前が望んだ様に俺もまたお前の幸せを願っているのだから。

#お前が俺に託した歌の約束の通り、
俺は今宵、お前の為に涙を流すだろう。


Testament に託された約束は薄れること無く、
今も此の身に刻まれたままだ。


Mein Geburtstag
Schreien in einem Ort der Erinnerung.
Und bitte denken von mir.
>今夜は月がとても綺麗だ。

192 :
02/03-00:08

#20150203 00:08 - Leben -
此れから暫くは、流石に今までのようには毎日定期的に綴る事は難しそうだ。代わりと言っては何だが数日分を刻んで少しずつ此処へ綴るつもりだ。とはいえ、この手記を彼奴以外読む奴は少ない事だろう。うむ、其れでも構わないがな。
>彼奴の寝顔をゆっくり見たところで、
俺もゆっくり眠るとしよう。


#20150203 - Leben -
振り子の如く、家と59務先を行き来する毎日を彩るのは音楽だ。此処の所、クラ_シックを聴くことが増えた。元より聴く方ではあったがな。最近良く聴いているのは通称「W/rong note」と呼ばれる練習曲だ。俺がこんな曲ばかりを聴くのは間違いなくローデリヒの影響だろう。過去に数年間同居していた所為か、彼奴の癖や好みが憑ったらしい。


#20150204 - Leben -
今夜は月がとても綺麗だ、どうやら満月らしい。月は身体と密に関わりがあると言う。その多くは迷信だが、満月の夜に睡眠時間が減るという調査結果が出ているそうだ。それもたった約20分程度だ。とある92では調査した人々のうち約4割が満月の日は眠れないと答えている。不思議なこともあるものだな。
>そんな俺もまだ眠気が来ない奴の一人である。


#20150206 - Leben -
彼奴から贈られた歌を仮眠時にこっそり聴いたんだが、俺もあの曲は好きだ。穏やかな旋律も真っ直ぐな歌詞も…うむ、良い曲だ。
>お前はどんな気持ちでこの歌を聴くのだろうな。

193 :
02/06-18:59

#20150206 18:59 - Leben -
彼奴を見送って仮眠から目を覚ませば、外はすっかり暗闇に包まれていた。突発的だが、明日は休みになった。与えられた束の間の休息とやらに何をしようかと考えれば、大してやる事もないのに気付く。読書でもしよう。ならば、クーヘンを用意して…うむ、また紅茶でも淹れよう。好きな音楽をかけて、先日貰ったアロ_マキャンドルというものも使ってみるとしよう。

>此処の所、
ずっと彼奴にはいつもに増して心配を掛けているのではないか、と思ってならない。此れが単なる俺の自惚れに過ぎんのならばそれで良いに越した事はないが、時々分からなくなるんだ。お前が一体何を想っているのか。感情をまた溜め込んだりはしていないか。気を遣ってまた飲み込んでいるんじゃないだろうか。59務を終えて帰宅しても、考えるのはこんな事ばかりだ。
#お前だって大変なんだろう、アーサー。

  - Ich mache mir Sorgen um dich. -
      (  I'm worried about you. )

194 :
02/06-19:11

彼奴が59務で不在だ。

始まったばかりの夜は、
明けるまでにはまだ時間が有る。
其の時間を利用して、
彼奴の綴る手記を読んでいた。

始まりの頁からゆっくりと、
彼奴が手記の存在を俺に明かす前の頁もあった。
#彼奴の日常、心情、俺に想う事
#愛情に溢れた言葉たち。
何れも彩りがあり美しい。
綴られた言葉は書き手の一部と言っても、
過言ではないはずだ。

彼奴の手記は、
彼奴という存在を実に良く表している。

何よりも想う事がある。

>俺は彼奴にとても愛されている。
そして俺もまたお前をとても愛している。

俺の居場所はお前の隣で有り、
お前の居場所は俺の隣だ。

好きなんだ。
お前の全てが愛おしい。

>torpfel torpfel.
#恵みの雨が降り注ぐ様にその言葉は温かい。

195 :
02/07-23:30

#20150207 23:30 - Leben -
突発的に与えられた休日の始まりはいつもとさして変わり映えしなかった。洗濯と簡単に掃除を済ませ、朝食は余っていたバケットでチーズトースト。実に代わり映えのない時間。彼奴の帰りを待つ間、久方振りにゲー/ムをやってみたのだが、流石に手首から親指やら人差し指を固定された状態ではやりにくいものだな。早々に諦めて読書をしようかと思い始めた所で、彼奴が帰ってきた。

>彼奴が休んでいる間は、
やはりやることもなく、ただ読書をしていた。フランシスの所の奴が綴った「幸/福/論」についての93の断章からなる本を読んでいた。彼の綴る言葉が素直に脳に響くのは、おそらく今の俺が精神的に安定しているからだろうな。

>見舞いのつもりだろうか。
玄関のドアノブに紙袋に入れられた菓子と本が届いていた。ローデリヒに違いない。声を掛けてくれればいいものを、変な奴だ。因みに本は「幸/福な王/子」を含む幾つかの物語からなる短編集だった。兼ねてより貸して欲しいと言っていたものだ。有難く読ませてもらった。

>彼奴が仮眠から目覚めてから、
#彼奴が明かした数ヶ月先に訪れる未来の事。
未来は案外と足早に近付いてくる、いや…俺たちが駆け足で向かっているのかもしれん。通るべき道があるのなら、其れに準ずる他ない。だが、それは終着点では無いのだから、俺は更に先のお前との約束の為に、前に進もう。笑って共にあの薔/薇園に行ける日を待ち侘びて、明日からの59務に励むとしよう。

それから約束は守るから安心してくれ。
何より約束とは守る為に交わすことだからな。
お前を悲しませたりはしない。

Sowohl Morgen, als auch Übermorgen.
Ich möchte dein Lächeln sehen.
Lachen mal.
#お前がいつでも笑って過ごせる事を願う。
>Du fehlst mir, Arthur.
>Gute Nacht.

196 :
02/08-23:41

#20150208 23:40 - Leben -
始まってしまえば59務の時間などあっという間で、帰宅すれば彼奴が出迎えてくれる。幸せな日常、いつの間にか当たり前になっていた。手離したくはない。簡単に手放せるものではない。寒い時ほど寄り添っていたいと思うんだ。お前にずっと触れていたい、アーサー。馬鹿と笑われるだろうか。其れでも構わん、お前の熱を感じて眠りたい気分だ。もう眠ってしまったが、寄り添って眠るぐらいは許されるだろう。どの道、俺の目覚めの方が早い。きっとキスをしたってお前は気付かないかもしれんな。寝顔さえ愛おしい。不思議なものだな、こんなにも執着してしまうとは…愛とは本当に予測不可能だ。自分自身の感情さえ、もうとっくに想定の範囲を超えてしまったのだからな。


>少しばかりの独り言を残す。
お前がもし立ち止まりたくなったのなら、其処で少し休めばいい。その時は、遠慮無く俺の肩を使ってくれ。その代わりと言っては何だが…もしも俺が前へ進めなくなってしまった時は、お前の肩を貸して欲しい。俺たちは少しずつ肩を預け合って歩んで行こう。

>話しは変わってしまうが今朝は変な夢を見た。
夢の中の俺は酷く喉が渇き、酷く血に飢えていた。其れはまるで伝承の吸/血/鬼の如く。渇ききった体は時折俺の視界にチカチカと光が弾けるような幻覚を見せ、耐え切れなくなった俺は傍らの女性の血を喰らい…と言うところで目が覚めた。夢に理由があるのならば、一体どんな理由があるのだろう。いつかまた尋ねてみよう。
#考察は其れからだ。

197 :
02/10-06:41

#02150211 1:35  - Leben -
只今、帰宅した。お前はきっと夢の中だろう。流石にこの時間の冷え込みはいつもに増して厳しいようだ。吐く息が白く煙り、吸った空気は肺を刺すように酷く冷たい。
>お前の体温が恋しくなるな。

198 :
02/13-06:44

#02150213 23:35  - Leben -
彼奴はちゃんと眠れただろうか。
人の心配の前に自分の心配を…と言ったところで、聞く様な奴では無いのは百も承知だが、何時だって優先的に考えてしまうのは自己よりもお前なんだ。きっとお前もそうなんだろうな。過去にお前に、
” お前は俺の心配より自分の心配をしろ ”
と俺の言葉と同じことを言われたのだからな。

>今日は特に静かな夜だ。
そう思うのは、ただ俺が音を意識したからなのか、其れとも本当に何時もよりも静かなだけなのか。きっと此れは前者だろう。そんな夜はまた、何時ものように音で紡がれた檻に閉じ籠る。

>愛の喜/び と 愛の哀/しみ
( Liebesfre/ud und Lie/besleid )
ヴァイオリンのための曲であるが、ピアノのために編曲が成された曲だ。前者は名の通り、とても軽やかで分かりやすい…真っ直ぐに恋する能天気な姿を容易に想像出来る曲だが、対照的に後者は決して前者の様な分かりやすさは無い。Liebesleid…つまりは「苦悩」。単純に誰かを愛するわけではなく、その愛の中にも苦悩がある事を良く表している。題名からすれば失った愛の曲の様にも思うが、俺には別の情景が浮かぶ。
#愛しているが上手く届かず、ただ胸が苦しい。
そう思えて仕方が無い。相対する曲だが、何方も素晴らしい名曲だ。何方かと言えば…俺は後者が好きだ。

何故馴染みの無いこの曲の名を知っているのか、と聞かれれば其れは、間違い無くローデリヒの奏でるピアノを聴いていた影響だろうな。俺は兄貴の様にあまり音楽は詳しくはない。だが、興味はある。

#何時の時代も人の手が作り上げたモノは美しい

だからだろうか。
俺はその音に、その文に、その情景に、
強く惹かれるんだ。

199 :
02/14-22:57

>今日はValentintagだ。
菊の所ほど大々的では無いが、折角だしな…俺なりに日頃の感謝の気持ちを込めて贈り物を。近年ではうちもマーケットに市販のチョコラーデが並ぶ様にはなったが…やはり夫から妻へは花を贈るというのが馴染み深い。今年は最愛へ花と音楽を届けよう。


献/呈(君に捧ぐ)と言う歌曲に、
#白いミルテとブルーローズのドライフラワー
で出来たミニブーケを添えて

ミルテとは、お前の所の言葉ではマートルと言うらしい。古くから「幸せを呼ぶ花」と言われ、祝い事には欠かせぬ花で、婚礼の際にも古くから使われているものなんだ。花言葉は…愛の囁き。この歌曲の作曲家が婚礼の前日にこの曲と共にこの花を贈ったそうだぞ。

>お前が愛してくれる事が俺に価値を与える
#  ( Daβdu mich liebst, macht mich mir wert. )

まるでこの歌曲の様に、
お前の隣が俺の安らげる場所なんだ。

先日話した事ではないが、
ゆっくりと共にお前と歩んでいこう。


>お前から貰ったショコラーデを食べている。
お前の手作りのショコラーデだ。とても甘くて美味い。お前がわざわざフランシスに教えを請うだけの事はある…と此処で明かしてしまったが、怒らないでくれ。

お前のそこまでしてくれた気持ちがとても嬉しい。

それにだな…疲労には糖分は必要不可欠だ。更にお前から貰ったものなのだから、疲労回復効果は絶大だ。其処にお前からのハグがあれば疲労感など限りなくゼロに近づく気がするんだ。

今日を振り返れば、口移しなどという…恥ずかしい事を…だな。嗚呼…俺は今、何が言いたいんだ。嬉しいが気恥ずかしいというか、だが嫌いとかではなく…その、いつかまた出来たら、と…思うんだ。今日はいつも以上にずっと近くにお前を感じていた疲労感など忘れてしまうほどにな。

折角のValentintagなんだ…真なる意味の愛の確認という点ではとても良い日だっただろう。よりお前への愛おしさが増したというか。

いつも思っている事ではあるが、
#お前と出逢えて出来て良かった
と改めて想うことが出来た。

愛している、アーサー。

202 :
02/16-20:22

>戦わない者は既に負けている。
「W.er nicht kämpft, hat verloren.」
1- >>19 100- >>102 300- >>315
#Einführung -分析-

#Tagebuch -日記-
>>201,203,204,205,210
>>211,213,215,216,217
>>218,221,223,224,226
>>227,228,230,231,233
>>236,237,238,240,241
>>242,243,244,246,248
>>249,250,251,252,253
>>254,255,256,257,259
>>260,261,263,264,265
>>266,267,269,270,271
>>273,274,276,278,279
>>280,282,284,286,285
>>287,288,289,290,292
>>299
>Gefühle -感情-
Liebe -愛情-
>>212,214,219,229,234
>>239,245,247,268,272
>>291,296
Ego -自我-

Dunkelheit -闇-
>>222
Kontra.indikation -裏事情-
>>281
Frau(最愛)
>>220
Freund-友人-
>>298
Projekt-企画-
>>235
Andere -他-
>>209,258,275,291

315 :
08/15-23:32

>収穫したけば種を蒔け。
「Wer ernten will, muss sä.en.」
1-99 >>19 100-199 >>102 200-299 >>202
#Einführung -分析-

#Tagebuch -日記-
>>303,304,305,307,308
>>309,310,312,313,314
>>316,317,319,320,322
>>324,325,326,327,328
>>329,330,331,333,334
>>335,336,337,338,339
>>340,342,343,344,345
>>348,350,351,352,354
>>355,357,358,359,360
>>363,364,365,366,367
>>368,369,370,371,372
>>373,374,375,376,377
>>378,379,380,381,382
>>383,384,385,387,388
>>389,390,391,393,394
>>395,396,397,399
>Gefühle -感情-
Liebe -愛情-
>>301,302,311,318,321
>>323,332,341,347,353
>>361,362,386,392

Ego -自我-

Dunkelheit -闇-

Kontra.indikation -裏事情-

Frau(最愛)

Freund-友人-
>>306,398
Projekt-企画-
>>349
Andere -他-
>>356

102 :
11/01-17:25

> 己の道をいけ、言いた.い奴には言わせておけ。
「Geh de.inen Weg und laß die Le.ute reden.」
1- >>19 200- >>202 300- >>315
#Einführung -分析-
>>142
#Tagebuch -日記-
>>101,104,105,106,107
>>110,111,112,113,114
>>115,116,118,119,122
>>126,127,131,132,133
>>135,137,141,143,144
>>146,147,148,149,151
>>152,153,157,158,159
>>161,162,163,164,165
>>166,167,168,169,170
>>171,172,173,174,175
>>177,178,179,180,184
>>187,188,189,190,192
>>193,195,196,197,198

>Gefühle -感情-
Liebe -愛情-
>>109,117,120,125,130
>>154,160,181,182,183
>>194,199
Ego -自我-
>>142
Dunkelheit -闇-

Kontra.indikation -裏事情-
>>129
Frau(最愛)
>>156
Freund-友人-
>>138
Projekt-企画-
>>103,123
Andere -他-
>>108,121,134,140,145
>>191

>Kommentar-友から-

2 :
08/11-23:01

#Selbst (自己解析) Null
>>2,22,54,73,142
   ルートヴィッヒ / 循環独・廻ルッツ
   日頃は至極禁欲的なんだが、
   一度箍が外れると自制が効かない、
      ”愛しい者ほど壊してしまいたい”
   最近は理性と本能が毎日喧嘩してい
   る。だが、勝敗はまだ理性の方が優
   位だ。また、俺は非常に考察するの
   が好きだ。循環独とでも呼んでくれ
   たらいい。

#Liebste (最愛の人)
>>28
   アーサー / 空腹英
   最近、大分素直になってきた。
   だが、まだ遠慮している様子が伺え
   る。時々泣きそうな顔をされる事が
   ある。年上だと良く言っているが、
   年上だろうがやはり心配なものは心
   配だ。Spielが好きらしい。
   それから、微被虐性欲の持ち主。
   おかげで心身共に相性が良いのは、
   言うまでもない話だ。
   人の事は言えたものではないが、
   酒を飲むと時折激しく悪酔いをする
   (おれは嫌いじゃないがな)。
   

#Bruder (親愛なる兄さん)
   ギルベルト / 孤独普
   我儘な策士、闘争心の塊の様な人。
   口が非常に悪い。
   とはいえ俺の兄だ、尊敬している部
   分は少なからずある、何処とは言わ
   んがな。だが、先に言っておくが全
   て尊敬に値するわけではないぞ。
   
#Freund(友人)
   ローデリヒ
   何かと抜けた所がある組織の当主。
   何事も客観視出来る上に中立の立場
   を絶対にブレること無くやり切る奴
   だ。だが、自分の事となると途端に
   疎くなる。何かと付き合いが長い。
   腐れ縁とは、こういう関係を言うの
   かもしれない。

#Freund(友人)
   フェリシアーノ
   一言で纏めるなら親しき友だ。
   直ぐに泣くし、助けを求めてくる。
   闘争心の欠片も無い奴で、白旗常備
   が基本姿勢と言って間違いない。
   書け書けと煩いので今回も此方へ記
   載した。何故か憎めない…料理の腕
   前だけは一目置いている。
 
#Freund(友人)
  カークランド / 眉毛男爵
  此奴と肩を並べられる変態は恐らく
  フランシスぐらいのものだろう。日
  頃より人を小馬鹿にする癖があるが
  何かと親切な所もある。ただ、もう
  一度いうが、此奴はどうしようもな
  い程の変態だ。

>棘のない薔薇はない。
    - Keine Rose ohne Dornen. -
#喜びあるところまた悲しみあり

3 :
08/11-23:01

日々近くなる距離に胸が騒がしい。

こんなに誰かにこの感情を曝け出すのは、
一体何年ぶりだろうか。
#愛おしい 
この言葉に尽きる。

喜ぶ姿、拗ねた姿、泣きそうな姿、
全てに魅了されている。

脈が早くなってゆくのが、
自分でも分かる。

許された二人の感情の共有。
何もかも曝け出すことが出来たなら、
俺はどうなってしまうのだろう。

もっと見たいと思ってしまう俺は、
やはり我儘だろうか…。


>悲しみは分かち合えば半分
      - Geteiltes Leid ist halbes Leid. -

5 :
08/14-01:44

負けると分かっていながら、
どうしても勝ちたくて勝負に乗る。
兄貴はとてもSpielが好きで、そして強い。
必ずSpielには罰がある。
決まってその罰は、
敗者は勝者の願いを一つ叶えること、だ。

リバー.シ、チェ.ス、琿.人.将.棋、
スピー.ド、ダウ.ト…

挙げていけば切りが無い。
かれこれ1年前から始まったこの勝負。
いつも始まりは兄貴の気まぐれだ。
突然やってくるのだから困ったものだ。
    ”19戦6勝10敗3引き分け”
俺のI,Qを持ってしてもこの様だ。
あの人の脳はどうなっているのだろう。

次は20戦目か。
いつ来るのか見当も付かない。
たまには俺から仕掛けてみるか…。
なら、推理.戦がいいな。

#Spielの時間だぜ。

あの人の合図が闘争心を騒ぎ立てる。
本当に俺達兄弟は負けず嫌いだ。
--
Bruder >>2
#”強過ぎる兄貴を紹介する”罰。

6 :
08/15-00:49

深く求めれば求める程堕ちていく。
こんなにも嫉妬深く、
こんなにも強い独占欲を抱いている。
醜く黒く染められていくこの感情に、
何処か心地良ささえも感じてしまうのは、
この愛が媚薬の様な甘さと、
強い中毒性を孕んでいるからに違いない。

俺無しでは居られなくなる程、
深く深くお前までも堕としてしまいたい。

#もっと俺を求めろ。
   (愛おしいその指で触れてほしい)
#泣きながら縋り付いて俺の名を呼べ。
   (そのHecheln Stimmeを俺だけに)


Liebling.
喜びも憂いも嫉妬心だって構わない。
お前の凡ゆる感情も細胞の一つまで、
余す所なく俺が喰らい尽くしてやりたい。

お前を愛しているんだ。
だから、                           。

>今、伝えたい。
     - Jetzt, Ich möchte Ihnen sagen. -

猟奇的な迄にお前をモノにしたい。

7 :
08/16-08:15

昨晩に互いの過去の恋愛について、
彼奴と話をした。
別れ話など当たり前のことだが、
明るい話題ではない。

#貴方の幸せを願っています。
手紙を締め括るあの人の言葉。

今もまだ思い出一つ、
零さずに抱える俺は愚か者かもしれん。
そんな腕でまだ欲している。

本当に幸せを願ってくれるだろうか。
なんて感傷に浸っていると、
あの声で咎められそうだ。


愛している、もっと愛したい。
不思議とそう思える人を見つけたんだ。
触れたいと願ってしまう程に、
愛おしい人なんだ。

ー                。

彼奴は何を想うのだろうか。
変に気を遣わなければいいんだが…。

>遠い昔の思い出の話。
        - Ferne Erinnerung. -

8 :
08/17-07:55

当たり前に流れていく日常も、
誰かの生活の一部分だとすると、
逆も然り。

良くも悪くもその関わりが、
自己の人生を僅かに左右するとしても、
人との関わりは断ちたくないものだ。

それが大切であればあるほど、
俺は繋ぎとめようと、
必死に足掻いてしまうようだ。

>昨日も、そして今日も。
     - Sowohl Gestern, als auch Heute. -

明日も変わらぬ日常が巡ることを願う。

- 以下私信 -
>>>3824.7 兄さん
#異常に威圧感があって怖い。
真面目に59務に当たっている者に大してあんまりじゃないか、少しは労ってくれても罰は当たらない。

9 :
08/18-06:43

#20140818 19:06 - Leben -
たまには日記らしいことを書いてみようと思うんだが…何を書くべきか。一日を思い返したところで、見渡す限りに積まれた書類と会議…。労いのつもりか周りは揃いも揃って、俺に栄養剤(赤い牛)をくれるし、労いは有難いが…そんなに俺に翼を与えたいのだろうか。

とにかく、今日で今期最大規模の会議は終わったんだ…今夜は飲むとするか。

10 :
08/19-20:49

微睡の中、久しぶりに夢を見た。

白鳥の里に聳え立つ城。
獅子と細やかな菱形で作られた、
2つの紋章盾が坐る扉を潜り、
且つては賑やかで有ったであろう、
騎士達の酒場跡と錆び切った武器貯蔵庫。

踏み出される脚は、
何かに誘われるかのようだ…。

二体の甲冑に挟まれた礼拝堂に、
響いていたのは亡き貴女の儚げな歌声。

まるで螺旋階段から降り注ぐ様だ。
其れは姿こそ無いものの確かに、
其処にあの人の影を作った。

手を伸ばせど手応えはない。

城内を当ても無く探し回った所で、
漸く俺は理解した。
…これは夢だ、と。

”Ich warte auf dich, Ich warte auf seine tod”
歌を締め括る甘い響き。

冷たく白く細い指に、
肩を叩かれて目が覚めた。

#実に後味の悪い夢だ。

>幻想と歌声、それから死神
   - Fantasy und Singstimme, dann tod. -

俺はまだ滅びるわけにはいかない。

11 :
08/20-23:03

毎日の何てことのない会話を愛しく思う。
お前との共通点を見つける度に、
この感情は増していくばかりだ。

俺の日常も鮮やかになったものだ。
想像もつかない程、変化があった。

俺の生活も俺の感情も、
全てを変えたのは誰でもない。
#アーサー、お前だ。

こんなにも誰かに執着するなんて、
俺らしくもない話だが、
もう抱いてしまった感情は、
簡単には止められんな。

>それはまるで__のように
     - Es scheint, als ob Edelstein. -

好きな景色が一緒であることに、
尋常じゃない程脈が上がったのは、
ここだけの話にしておこう。

12 :
08/20-23:04

#閲.覧注.意(R18)

過去の話をしようと思う。
失恋してから彼奴に出逢うまでの数年の話だ。今更己の恥を晒す以外の何者でもないが、話したくなったのはただの気紛れに過ぎない。気紛れに昔を思い出しただけだ。今思えば、失恋後の俺は醜さを体現した男であった。一夜の快楽を貪っていた。互いに愛など無い関係、増してや同意の上の行為だやることの惨さといったらない。目隠し、拘束、薬、Pier.cing、玩具挿入、XX管理やXX責め。羅列してもキリがないほどにな。羞恥や痛感、快感の狭間で揺れる奴の表情程、刺激的なものはない。総じて全て相手にさせた事、ではあるがな。だが、どんなに快感を得ても、どんなに欲望を満たしても、埋まらない感情のジレンマを繰り返したものだ。あの頃から俺は心身共に汚れてしまった様に思う。彼奴はこんな昔の俺を知ったらどう思うだろうか。別に彼奴にしたいわけではない、とだけは此処で弁解しておこう。
此れもきっと好奇心からの疑念だろう。

>どうでもいいんだ。
   - Das ist mir egal.  -

過去は所詮過去に過ぎんのだ。

#閲.覧注.意(R18)

13 :
08/21-21:23

最近、眠りに着くのが早いのが悩みだ。
どうにも午前0時を回ると、
瞼が重くなってきてしまう。

一度目を閉じ…次に目を開けると、
もうすっかり窓の外が明るくなっている。

以前はお前の寝顔を見てから眠る。
これが日課の様なものだったんだが、
今ではすっかり逆転してしまったようだ。

代わりに、
朝に俺は59務に行く前に、
お前の寝顔にキスをするのが、
最近の日課になりつつある。

早起きが苦手なアーサーが、
時々目を覚まして、
見送ってくれる姿が愛おしい。

無理をしなくても良いものを…。

そんな所も全て含めて大好きなんだ、
と改めて感じる。

>これまで以上に
    - mehr denn je -

#もっとお前を求めてもいいだろうか。

14 :
08/22-17:41

#20140822 21:13 - Leben -

今日は休息日。
実質、今日から三日間休日だ。つまり…久しぶりの連休だ。子供の様で恥ずかしい話だが、少しテンションが上がる。

 - AM7:00.
目覚ましの音で起床、早朝のラン.ニングに行ってからシャワーを浴び、朝食の黒.パンを食す。アーサーに声を掛けてから食後の珈琲を一杯。日頃の忙しない59務の日々が嘘の様に静かな時間だ。毎日こんなならいい、と有りもしない空想に耽るのは俺の悪い癖だ。気持ちを切り替え、部屋の掃除を済ませてから、美術.館に行った…久々の連休だ、こんなゆったりとした時間の過ごし方も悪くないな。
一つ、問題があるとすれば…昨晩、兄さんの猥.談に付き合ってしまったせいで、とてつもなく悶々としている。
本当に…これはどうしたものか。

15 :
08/22-17:42

 ” Guten Morgen. ”
                                ” Good Morning. ”

毎朝交わす最初の言葉、たった二言。
幸せとはこう言うことを言うのだろうな。

> お前を選んでよかった
- Mit dir habe ich das große Los gezogen. -

16 :
08/23-11:50

世の巡り合わせは実に不思議なものだ。
#明けない夜.はない 
とは…アーサーの所の劇作家は、
上手いことを言ったものだ。

暗闇は晴れて光が差した。
希望の光の様に眩しい。
俺には勿体無い程に素晴らしい人だ。

今まで交わした約束も、
これから交わす約束も、
全てが必ず道標になる。

例え、
また俺が暗闇を彷徨う事があっても、
またお前の元へ導いてくれることだろう。
そう信じている。

>大事なことだから今日は訳さない。
     -Möchtest du meine Frau werden?-

お前だけに伝えた言葉が真実。

17 :
08/24-19:12

#20140824 19:11 - Leben -
今日はローデリヒの用事に付き合わされた。荷物持ちに俺を使うのはどうかと思う所ではあるが、何故かいつも付き合ってしまうのが不思議だ。フランシスから教えてもらったらしく、Parf.ümの調香も半ば無理矢理付き合わされた…のだが、どうもこの手のものは俺には向いていないようだ。まあ、何とか材料が無駄にならず完成出来てよかった。
本棚の片隅にでも飾っておくとしよう。

18 :
08/25-23:15

流れゆく日々に幸せを感じている。
単なる日常に過ぎない毎日が愛おしく、
他愛もないあいつとの会話が、
嬉しくて仕方が無い。

この日常が幸せであればある程、
この愛しさが募る程、
己自身の命の火を燃やし続けなければ、
と強く思う。

あいつを残して、
消えるわけにはいかないな。

今何かあれば…、
考えただけで怖ろしく思う。

俺も臆病になったものだ。

>喜びは分かつと倍に。
  - Geteilte Freude ist doppelte Freude -

20 :
08/26-23:42

お前を覆う闇は俺が全て取り払い、
お前の凡ゆる感情を受け入れよう。

どうか…、
これからもこの幸福が続けばいい。
そう願って止まない。

例え俺の声が、
お前の指を擦り抜けていったとしても、
幾度となく、たくさんの言葉を贈ろう。

お前が笑って頷いてくれるまで、
何度だって繰り返し、繰り返し…。
安心して肩を貸してやる。

たまには甘えていい。

お前が背負い込んできたものの半分は、
俺が共に背負おう。
これぐらいの感情は、
当たり前のことではないだろうか。
きっとお前も、
逆の立場なら同じことを思うはずだ。

俺たちは似ていない様で、
とても良く似ている。

>いいんだ、きっと大丈夫。
      - Geht schon. Passt schon. -

21 :
08/27-21:31

#20140827 21:31 - Leben -
59務から帰宅して冷蔵庫を開けてみたが、ヴル.ストが一本もない…補充しておかなかった俺が悪い。最近、忙しかったせいか…迂闊だ、買い物に行った時に買うべきだったんだ。テンションが下がらないはずがない。今夜はカトフェ.ルプッフ.ァーとサワークラ.ウトにしておこう。あまり火は使いたくないが…仕方がないな。少しビールでも飲むとするか。

22 :
08/27-21:46

#Selbst (自己解析) /eins
>Befehl 01 ”好きな事について述べよ”
浅く広く好奇心旺盛なせいか、様々なものに手を出してきたがあまり身になっていないものばかりだ。身になったものがあるとすれば、写.真とクー.ヘン作りぐらいなものだ。いい加減、壊れたままのLei.caを何とかせねばと思いながらだらだらと月日が流れてしまっている…これはいかんな。だが、菊の家のカメ.ラも至極優秀なもので今は何ら不便していないのが事実。きっと暫くは修理据え置きだろう。

>Befehl 02 ”嫌いな事について述べよ”
今、こう改めて考えると嫌いな事といって直ぐに思い浮かぶものがない。それぞれにはそれぞれの良さというものがあるわけだが…事で無く物であれば、ブルーチ.ーズの良さを今だ俺は見出せずにいる。

>Befehl 03 ”自分が如何なる性格か述べよ”
自分について一番自分自身が理解できていない様に思う。だが、其れでも間違いなく言えることは、感情表現が苦手である、ということ。俺はさして気にして生きて来なかったが、多くの者と関わっていく中で時々指摘を受けるから間違いないんだろう。表情筋が堅い上に、59務柄感情を押し殺して生きてきたせいか…はたまた、お92柄なのか。其れでも少しずつ昔よりは改善方向にはあると思いたい。

>Befehl 04 ”性癖について述べよ”
他者曰く、精神的加虐性がある、らしい。巷の表現を借りるとするならば”S”といった表現が相応しいかもしれん。好きなやつ程いじめたくなる所にあるのだろうか。もう無理だと言われると余計に攻めたくなる。困った顔や悔しむ顔が好きなのかもしれない。それは普通の感情か。いや…性癖だろうか。よくわからない。
 
>Befehl 05 ”見つめ直した結論を述べよ”
実に面白味のない分析結果だった。ここから数年の歳月を得たとき、俺がどう変わっているのかに虚しくも己自身で淡い期待を抱いておこう。

#己を見つめ直すための5つの指令。

23 :
08/28-23:59

#20140828 23:59 - Leben -
59務から帰宅する途中、珍しくモニカから便りが来た。あいつから便りを寄越すのは珍しい。日頃の兄貴やフェリシアーノとのやりとりを考えると…たまには花があるのも悪くないものだな。

24 :
08/29-00:02

最愛の人の存在が如何に大きなものか、
日々流れゆく時間の中で、
感じるお前という居心地の良い空間。

感謝している。

>幸せはお前と共に。
   -lass uns gemeinsam glücklich werden. -

25 :
08/29-22:18

>>>3814.40 Liebste
Ich denke immer an dich.
Ich weiβ nicht, wie ich es ausdrucken soll.
Du solltest dir nicht alles gefallen lassen.
Wenn es dir nichts ausmacht, 
Lass uns gemeinsam glücklich werden. 
Danke, dass du immer fuer mich da bist!
Ich liebe dich,Arthur.
#いつもお前のことを考えている。上手く言葉にはできないんだが…。何もかも我慢しないでいい。お前がよければ、一緒に幸福を感じたい。傍に居てくれること感謝している。愛している、アルトゥル。
>記念日であるこの良き日に貴方へ綴る。

26 :
08/30-22:44

#20140830 22:50 - Leben -
59務の合間、通い慣れた喫茶店のカウンター席に腰を下ろし、珈琲を飲みながら横目に外を眺めていた。約束の時間までの間、兄貴に薦められ、鞄に入れたままだった本を読むことにした。簡易のカバーに覆われた其れは、内容は愚か、題名さえ聞いていなかったのを思い出した。どうせまた”戦.術指.南”だろうと思っていたが中身は意外なことに童.話だった。グ.リム童.話の初版とは…兄貴の考えていることは時々わからない。童心に還れということなのか…いや、案外意味はなかったりするんだよな。今回はどっちなんだろうか。

27 :
08/31-22:40

#Warning!!(R18)



#20140831 22:40 - Leben -
此所の所、俺よりもアーサーの方が起きるのが早い。いつもと逆だと…どうにも慣れない。だが、好きな奴の声で目を覚ますと云うのも悪くないな。

…本当に寝起きを襲われるとは思っていなかったんだが、あいつも同じ様に溜まっていたんだと考えると嬉しくも、愛しくもある。手を縛られ奪われた自由、触れられない焦ったさ、俺に向けられる熱を帯びた翠眼。煽られない筈もない。何時もより積極的な姿に魅せられる、手馴れているのはやはり年上故の経験の差、なんだろうか。

後に解放された俺の腕は実に貪欲に相手を求めていた。あいつの声も乱れた姿も全て欲している。一秒足りとも見逃したくはない。俺も欲深くなったものだな…体を幾ら重ねても、まだ、 足りない。その甘い声で名を呼ばれる度に酷く求めてしまう。

#お前はどうなんだろうか。

俺はお前を壊したい程に愛している。
そんな俺をどう感じているんだろうか。

次は俺があいつを縛ってやろうと画策している。リボンでは無く、革製の首輪と腕輪なんかどうだろう…白い肌にきっと黒が映える。考えただけで堪らない。

と、その前に…このシーツを何とかせねばならんな。何方のものともつかんが…派手に汚したものだ。これは洗い甲斐がある。明日は天気が良いといいな。

#今夜は少し飲み過ぎたようだ。

#Warning(R18)

28 :
09/01-22:39

#Liebste(最愛の人)

>Berücksichtigung 01
>彼奴の好きなところについて述べよ。
何かと俺を気に掛け、毒を吐きながらも友人を想う人の良さ、恥ずかしい時に吐く愛情の篭るバカという言葉。時々見せる甘え、そして何より俺の名を呼ぶ声。特に行為中の切羽詰まった時に発する”ルート”という名、歯や爪を立てながら悶える姿が堪らなく好きだ。だが、一番はあいつからの溢れんばかりの”I love you”だろうな。それから温もりも瞳も髪も、全て、まるごと俺は愛している様だ。

>Berücksichtigung 02
>彼奴の嫌いなところについて述べよ。
嫌いと言うには語弊があるが、強いて言うのであれば、少し心配性が過ぎるところ、だろうな。あいつは心配ぐらいしか出来ない、というがそんな事はない。59務後に強く抱き締めさせてくれるなら、俺はどんな59務であろうが、必ずお前の元に帰るのにな。少し脱線してしまったな…。

>Berücksichtigung 03
>彼奴について知っていることを述べよ
俺以上の心配性、そして酒に酔うと一段と甘えたになる、悪酔いかどうかは定かでは無いが、俺にとっては全く害がないどころか得した気分になる。本当に可愛いという言葉が相応しい。だが、他のやつにそんな姿を見せているのではないか、と時々心配になる。きっと大丈夫なんだろうが、心配せずにはいれない。

>Berücksichtigung 04
>彼奴に伝えたいことを述べよ
”Ich liebe dich.”これ以外あり得ないだろう。大切にしたいが、時々壊してしまいたい程に愛おしい。あまり我慢はさせたくない、言いたいことは言ってくれ、つまりは…あまり感情を抑え込まないでほしい。


>Berücksichtigung 05
>向き合ってみた結論を述べよ
この上なく俺は彼奴に惚れているようだ。こんな事は今までなかった。とても不思議な感覚だ…まだきっと知らない部分もあるのだろうな。これからより分かり合えたらいいな。

#彼奴と向き合うための5つの考察。

29 :
09/02-21:21

#20140902 21:21 - Leben -
59務が長く感じる…いや、現に長かったのだろうが、集中力が続かない。積み重なる書類の山を前に部下に心配される始末。そんなに眉間に皺が寄っていたのだろうか。

気付けばアーサーの事を考えていた。なかなか帰らない俺に心配性な彼奴は何を思っているのだろうか。仮に59務を投げ出したなら、3Stundenで北.海を越えてお前に会えるのに、会ってこの腕に抱き締めたいと…ここまで考えた俺はかなり重症だ。そんなこと出来るはずもないのだがな。頭を抱えていたところを部下に見られていた。

>お疲れのようですね。

労いの言葉が妙に気恥ずかしい。だが、部下の言う通りかもしれん。明日ぐらいは59務を忘れ、ゆっくり休むとしよう。しかし、休みは休みでやるべきことはやらなくてはな。
午前中はとりあえず掃除だ。

30 :
09/03-20:35

#20140903 20:35 - Leben -
今朝はとても目覚めが良かった。
いつもの様にランニングを済ませ、朝から掃除に取り掛かる、休みは休みでやるべきことはやらねばならん…が、午前には計画通り、全て終わらせた。午後はアーサーとゆっくりする予定だったからな、これから暫くすれ違いの日々が続くと思うと59務とはいえ、やはり寂しいものだな。しかし、そうも言ってられないな…俺も気合いを入れて59務に着くとしよう。次に共にゆっくり出来る日を待ち遠しく思うぞ。

31 :
09/04-23:11

思い悩む仲間を前に、
俺は本当に何もしてやれないのだ、
と痛感させられる。
兄貴ならもっと上手く立ち回っただろう。
いや…適役はエリザベータかもしれん。

だが、頼られたのは紛れも無く俺だ。
優しい言葉を掛けるつもりが…、
つい余計な事を言ってしまう。
付き合いが長すぎるのが悪いのだろうか。
俺の思考回路までも、
悪い方向へ向いてしまいそうだ。

誰よりも幸せを願っているというのに、
お前はいつも独りになりたがる。
周りの奴等の好意さえその手で躱す。

_____、親愛なる我が友。
もう肩の荷を下ろす時ではないだろうか。

>お前のためを思っているんだ。
         - Ich meine es gut mit dir. -

32 :
09/05-23:08

#20140905 23:39 - Leben -
兄貴が暫く留守にすると遠征…とは名ばかりの59外散歩へ行って、まだ一週間と経っていないが、居ると酒だ何だと騒がしく、掃除の手伝いには文句を言ってばかりだった…思い返せば良い所が上がっていないな。だが、居なければ居ないでやはり少々寂しいものだ。帰って来た時の兄貴からどんな土産話が聞けるか楽しみだ。

33 :墺(乱入)
09/06-14:39

先日は大変ご迷惑をお掛けしたこと、心よりお詫び申し上げます。

私は肩に荷を積んでいるとは思ったこともありませんし、私が好きでやっていることなんです。貴方のそういう心配性な所は…何年経っても変わらないですね(溜息)

これでも一家の主です。
たまには弱音だって吐くことはありましょう、ですが…少しぐらいは大目に見ていただきたいものです。
私は私なりに仲間を見守るつもりですよ。

#追伸
生憎ですが、私の隣に指定席は必要ありません。来るもの拒まず去るもの追わず、がいいのですよ。

>迷惑ではないぞ。
>しかし…やはりお前を支える伴侶は、
>必要なのではないだろうか、
>と思わずにはいられない。
>お前を頼りにしているが、
>あまり根を詰めるな、Führer。

34 :
09/07-00:31

#20140906 23:53 - Leben -
59務帰りにアーサーへ贈る物を歩きながら考えていたんだが、見れば見るほど悩んでしまう。何なら喜んでもらえるだろうか、と柄にも無く考えていた程だ。少しずつ旅行の予定が決まって行く。これ程までに季節の移り変わりを待ち侘びたのは久方ぶりだ。

35 :
09/08-00:23

アーサーからの手紙を見た。
愛しくて堪らない。

お前の愛をとても感じている。
その気持ちを嬉しく思う、
俺もお前と同じ気持ちなんだ。

だが、
彼奴はもう夢の中だろうからな…。
59務が済んだらちゃんと応えようと思う。

早くこの腕で抱き締めたい気持ちだ。

--- --- --- Postskriptum ---
どんなに多忙な毎日であろうが、
刻々と時は流れ、
約束の日に近づいている。
まるで遠足を待ち侘びる子供の様だ。
秋が近付く度に距離が縮まる感覚に近い。
こんな感情は…初めてかもしれない。
何個目だろうな、お前と約束するのは。

>指切りげんまん、嘘吐いたら___
   - Versprochen ist versprochen. -

36 :
09/08-23:00

#20140908  23:00 - Leben -
今日は59務から帰ってくるのがアーサーとあまり変わらなかった様だ、が…俺もアーサーも疲れていた様であまり話せなかった。彼奴は彼奴できっと今は心身共に大変な時期だろう…休めるときにしっかり休んで欲しいものだ。俺ではきっとお前の癒しに今はまだなれない、不甲斐なく思うが…それは致し方ないことだと理解しているつもりだ。アーサー、頼むから無理はするな。俺のことは後回しで構わない、ゆっくり眠ってくれ。

>Gute Nacht, Liebste.

37 :
09/09-20:55

#20140909  20:55 - Leben -
苛立ちを抑え込む術を知らず、消え去るのをじっと待つしかない。悪意の言葉は吐き出せば吐き出す程に、吸い込めば吸い込む程に、己の心臓を黒く染めて行くようだ。理性がもっと強靭であれば、きっとこんな感情になることもなかっただろうが、俺はまだまだ未熟者だ。感情が欠落するならば、一掃のこと全て消えてしまえば楽だろうか、と思いを巡らせた所で冷静さを取り戻した俺はまだ大丈夫なようだ。人の悪意は人を変え、人の感情は伝染する、信じ難いがそうなのかもしれんな。

38 :
09/10-23:55

#20140910  23:55 - Leben -
最近、忙しさに負けてアーサーとゆっくりしている暇がない様に思う。気持ちに体が付いてこないとは、俺の肉体も衰えたものだ。全く…情けない事この上なく思う。やはり鍛え直さねばならんようだな。

39 :
09/11-23:40

時折、闇に呑まれそうになる瞬間がある。
それは恐らく、
肉体疲労が精神をも蝕んだ結果による、
一時の感情に過ぎない。

だが、
いつだってそんな時に俺を救い出すのは、
決まって俺の最愛の人だ。

他愛もない会話が俺の闇を散らす。
俺は他者の闇に呑まれやすいようだ。

この情けない体質はどうしたものか…。
今だ、改善策が見つからない。

>答えを見出せず考える。
   -Ich tappe auch im Dunkeln.-

40 :
09/12-23:46

毎夜訪れる至福の時は、
いつだって彼奴と一緒だ。
鼻先が触れ合う程に額を重ね、
互いの体温を感じて眠る。

触れたい、もっと深く知りたい。
俺は何処までも貪欲だ…が、
それ以上に天邪鬼であるようだ。
何食わぬ顔で欲望を理性の鎖で縛る。
ただただ静々と流れる日を過ごしている。

何時もそうしてきた…。
そうさせたのは全て過去の過ちのせい。
互いを知り過ぎ、傷を負い傷を付ける。
距離を置き、また気まぐれに近づく。
そうやって行為は繰り返される。
まるで…ヤマア.ラシのジレ.ンマのようだ。
あの物語と違う部分があるとすれば…、
丁度良い距離など築けた試しがない。
だからだろうか。
予め一線を引く癖が付いた。

しかし、
そんな過去から繰り返される行為も、
崩れさろうとしている。

彼奴と出逢い。
あれから俺は少し変わったのだろうな。
狂おしくも愛おしい存在を前に、
理性と言う抑止力を奪う程、
俺は本能に従順になりつつある。

アーサー、お前の全てが欲しい。
好きなんだ…細胞の一つまでも、
全てが欲しくて堪らない。
 
>愛は力よりも強し。
Mit Liebe erreicht man mehr als mit Gewalt.

41 :
09/13-22:06

#20140913  22:06 - Leben -
本日は休息日だ。

-AM 7:00
予定通り起床し、ランニングを済ませて、シャワーを浴びる。それから朝食を取った後で、59務へ行くアーサーを見送る。洗濯、掃除を済ませ、用事のため外出するものの、それ以外に行く気にもなれず帰宅した。アーサーのいない空間、何をするでもなくソファに腰掛ける。時間の流れが何時もより緩やかだ。

- PM 3:00.
ブラックコ.ーヒーを飲みながら、何と無く時間を過ごす。何と静かで平和な時間なのだろう。だが、手元の59外向けの新.聞には、悲しい戦いの嘆きと痛ましい写真の数々。同じ星の下の出来事とは信じ難いが紛れもない真実。何故、争いは繰り返されるのだろうか。

- PM7:00
アーサーが59務より帰宅。昼間見た新.聞のせいだろうか…柄にも無く、いきなりハグなどと恥ずかしい真似をした。だが、何故だろうな。アーサーの体温を腕の中に感じると、とても安心出来る。さあ、今夜はどんな話をするんだろうか。もっと触れられるだろうか。抱きたい、と言ったら…どんな顔をするだろうか。

42 :
09/14-20:52

#Warning(R18)



#20140914  20:52 - Leben -
二人揃っての休日は久しぶりだ。

昨日は俺が睡魔に負け、寝てしまったせいで彼奴を放置する形になってしまった。ベッドで不機嫌な彼奴の表情が、昨日の俺の失態を物語っていた。抱擁だけて許してくれるところが、優しい彼奴らしい。

俺と違って様々な表情を浮かべる彼奴が、変わらずとても愛おしい。耳まで赤く染め恥らっていたかと思えば、大胆になったり、涙を流していたり、厭らしい腰付きで誘ってきたりもする。飴玉のせいだ、と彼奴なら言うかもしれんが…それだけではないだろう。

久々に感じた素肌の温もり、鼓膜を震わせる甘い声、吐息混じりに名を呼ばれては、抑えられるものも抑えられるはずがない。彼奴の全てを腕の中で感じる瞬間が、何よりも幸せだ。

次は何時こうして過ごせるだろうか。
あまり贅沢は言えんがな…。

#Warning(R18)

43 :
09/14-20:54

消極的な感情を抱くと、
畳み掛ける様に、
嫌な感情ばかりが蓄積される。

感情の消化効率が悪い。
心臓に重苦しい濁りを感じる。

#この腕で一体何が護れるだろうか。

幾度と無く考えた疑問。
答えなど見つかるはずもないが、
考えてしまう。

考えれば考えるほど、
消極的な感情が膨らんでいく。

>うんざりだ。
    - Ich habe es satt. -

44 :
09/15-21:51

#20140915  21:51 - Leben -
久方ぶりにエリザベータから個人的な便りを貰った。兄貴の恋人である彼女は、とても優しく可憐ながら一本筋の通った素晴らしい女性だ。時折、怒らせると怖い所があるが…あの兄貴には勿体無い。1ヶ月近くも恋人を放っておいて平気だとは…兄貴も酷い人だ。とはいえ、あの兄貴が59際電.話まで寄越すというのだから、余程惚れているのだろうな。長い時間離れていても大丈夫だというのは、やはり信頼関係がしっかりしていてこそだ。俺もいつかそんな信頼関係を築きたい…一ヶ月も離れ離れというのは遠慮したいがな。

余談だが、漸く彼奴への贈り物を何にするか決まりそうだ。想像する様なものに出逢えればいいのだがな…なかなかそうもいかんのだろう。まだ時間はある、じっくり探すとしよう。

45 :
09/16-22:11

#20140916  22:10 - Leben -
久方ぶりに酒をたくさん飲んでしまった。まだ週の始めだというのに…いかんな。一度飲むと歯止めが効かなくなってしまう。だが、あの店の酒は格別に美味い。これで暫くまた禁酒が始まる。苦行だが…耐えてみせる。

46 :
09/17-23:40

#20140917  23:40 - Leben -
59務に追われる日々が続いていたせいだろうか。体の怠さが抜けない上に、訓練中に痛めた手首が疼いて仕方が無い。疲労困憊とはこの事を言うのだろう。訓練も59務の内である、とするならば…やはり全力で挑まねばならない。感情が酷く消極的になってしまっている。寝たら少しは治るだろうか。彼奴のキスでもあれば、治ってしまうかもしれないな。だとしたら、俺の体も単純になったものだ。

47 :
09/18-23:49

#20140918  23:49 - Leben -
今日、手紙が詰まった箱を整理していたんだが…懐かしいものが出てきた。アーサーから貰った沢山の手紙の中でも、特に思い出深いものだ。” 俺と付き合ってくれないか?”あの日の彼奴の言葉から総てが始まったんだな。とても懐かしい。まるで学生の様な告白だが…今でも愛おしい事に変わりはない。他にもある。酔った彼奴から贈られてきた手紙は、たくさんの感謝や愛と少しの照れで満たされていた。このまま消してしまうのは、勿体無いからな。新しい携帯にもしっかり持って行こうと思っていると言ったら、彼奴はやはり、消せ、と唇を尖らせるんだろうな。こんな俺の我が儘を大目に見てはくれないだろうか。出来ることなら、この先もずっと保存していくつもりだ。

48 :
09/19-23:12

#20140919  23:12 - Leben -
また一週間が終わろうとしている。最近は時の流れが早く感じる。恐らく毎日59務に負われるほど忙しいからだろうな。気が付けば9月も半分を過ぎている。手帳へ今後の59務や休日の予定を書き加えながら考える。こうして気が付けば11月が来て、約束の日が訪れるのだろう、と。無論、その前には片付けねばならない事が山ほどあるのだがな…約束の為なら頑張れるような気がする。

早く彼奴の声が聞きたい。

49 :
09/20-18:09

俺は心が狭いようだ。
子供にプロポーズをされ承諾した彼奴に、
嫌な感情を抱いてしまった。
相手は子供であるのだから、
何食わぬ顔で彼奴の話を聞いていればいい。

ただ其れだけの事だと言うのに、
何故だろうか。

彼奴のこととなると抑えられない。
この感情は、
#嫉妬心
他でもない其れなんだ。
分かっているからこそ、
冷たく突き離してしまう。

醜い部分を見られる様で、
嫌なのかもしれない。

見られたくない。
嫉妬を抱く己が許せないんだ。

総てローデリヒの言う通りだ。

>図星だ。
Du hast de Nagel auf den Kopf getroffen.

92の俺にはそんな感情など不要だ。
嫉妬は我が身を滅ぼすものに成り得る。

50 :
09/20-18:10

#20140920  21:00 - Leben -
今日は休息日だ。

- PM 0:00
店へ買い物に行った、訳あって2時間という限られた時間の中ではあったが非常に有意義な時間になった。何より良い買い物が出来た。

- PM 3:00
帰宅後、クーヘンとコーヒーを飲みながら旅行について考えながら手帳にメモを取っていた。それから少し工作をしていたんだが、不覚にも指先に針金が刺さってしまった…久しぶりというのもあるだろうが、相変わらず細かな作業は苦手だ。

- PM 5:00
ローデリヒと電話で話をした。今日の天気の話に始まり、終始、世界情勢や互いの59務の話をしていた。だが、いつの間にか脱線に脱線を重ねた結果。互いの私情の話になっていた。俺たちにしては私情の話は珍しい。こんな日も悪くはないな。

それから、気が付けばもう50だ。だからと言って何ということは無いんだが、俺も今更だが本棚でも作ってみようか考えている。だが…その前にやはり交流だろうか。

53 :
09/23-21:25

#20140923 23:00 - Leben -
嫌な夢を見た。だからだろうか、今朝は目覚めがあまり良くなかった。其れを振り切る為にランニングに出たが、あまり良い策ではなかった。結局変わらない。繋いだ手が離れる瞬間、絶たれた関係、途切れた命、忘れてはならないと言われている様な気がしてならない。忘れるはずはないというのにな。今日という日は菊の家では”祖先を敬い亡くなった者を偲ぶ日”なんだそうだ。
もうこんな想いはしたくない。ダメだな、思考回路が悪い方へ回ってしまう。きっと今夜が寒いせいに違いない。きっとそうだろう。

54 :
09/23-21:26

Selbst (自己解析) /zwei

SM診断というものをやってみた。
自己解析には丁度良いだろう。
結果は以下の通りだ。
#残虐な外道ドS
サド度88%   マゾ度12%   変態度10%
”台無しにすることが目的”
”相手を従わせることに快感を覚える”
案外と物欲は控えめで他の人からみたら何が目的かわからん上に、一向に空気が読めない、とは酷い言われようだな。ちなみに恋愛面はツンデレらしい。

当たっているのかもよく分からないが、
俺の中に潜む要素なかもしれない。

>彼奴にはどう思われているのだろうか

55 :
09/24-21:55

この特別な日に、
俺が最も愛する彼奴へ贈る。

また時が巡り行く。俺は呼吸をする様に至極当たり前にお前を愛し始めているようだ。言わば酸素の様な存在と言っても過言ではない。誤解を招きかねんから先に言っておく、決して悪い意味ではないぞ。こんな事を話しておいて上手く説明は出来きないんだが、今の俺はお前が居なければ窒息してしまうだろう。何よりお前がいて俺がいるからこそ、こうして暖かな火を感じて居られるのだろうな。この火を何時までも灯し続けていきたいと思って止まない。

これからも側で俺を支えて欲しい。
無論、お前は俺が支える。

時に背中を預け合い、時に同じ方向を向き、大事な時こそ向かい合える、そんな関係で在りたい。

幾度と無く繋いだ小指は、
お前との約束を忘れる事はない。

執務室より愛を込めて。

>お前の為なら何でも出来るぞ。
    - Fuer dich tu' ich doch alles. -

何でも、は語弊があるな。
例外も無いとは…言い切れん、
と補足しておこう。

#Schaue auf die guten Traum, Arthur.
直接伝えられない俺を許してくれ。

56 :
09/25-20:48

#20140925 20:48 - Leben -
59務の間に記念日がまた通り過ぎていった。
だからと言うことではないが、ふとある人が書いた詩を思い出した。”俺の運命はお前の運命と共にある、世に存在する何で在っても恋人たちの仲を裂く事は出来ない、俺たちもそうであろうよ”と、こんな簡潔明瞭なものではないが、要約すればこんな所だろう。彼の詩はとても美しく愛に満ちている。
”俺のものであり、お前のもの”
”お前のものであり、俺のもの”
日記を振り返れば彼奴の事ばかり書き綴っている。世間一般に言う惚気というやつに違いない。たまには世の恋人の幸せを願ってみるのも悪くはない。今日も何処かの恋人たちの記念日なのだろう。皆があの詩の様に引き離せぬ程の絆を繋ぐ事を願う。
>俺らしくない、という言葉は禁句だ。


”Wollen wir auf ewig sein.”

57 :
09/26-16:08

#20140926 00:10 - Leben -
夜風が涼しい季節になった。59務の帰りに夜空を見上げれば、日々変わらぬ毎日だが季節は確かに巡っているのだということに気付く。只今帰宅したぞ、アーサー。今夜も彼奴との約束は確と果たした。俺もシャワーを浴びて眠るとしよう。彼奴は今頃どんな夢を見ているのだろうな。

>Gute Nacht.
良い夢を見て眠れ。

58 :
09/27-20:25

#20140927 20:25 - Leben -
今日はアーサーが59務で1日不在だった。
休日の日課である朝からのランニングと部屋の掃除を済ませ、久方ぶりに山に登った。今日は快晴だ、やはり汗を流すのは気持ちが良い。一人では何だと思い、ローデリヒを誘ってみたのだが予想通り断られてしまった。青々とした樹々と湖が美しい所だ、いつかアーサーにも写真ではなく、肉眼で見せてやりたいものだ。

59 :
09/28-07:14

ふと自己形成について考える。
俺を作り上げる物はなんであるか、と。古典的且つ哲学的な思想か、はたまた単純で野生的な本能か、鍛え上げた事で形成された強靭的な精神力を携えた理性か。結局の所、正解など有りはしないのだが、考えてしまう。己の自己同一性を今も尚探し求めているのやもしれん。考えるだけ考えて答えはまた出そうにない。常に追い求めることこそが人生、か。きっとまた数ヶ月後、いや数週間後だろうか…懲りずにまた俺は同じことを考えるだろう。

日記を読み返して思う。
羞恥を覚える程の愛の囁き、惚気の羅列、思った事を直ぐに書き殴る癖を直さねばならんのだが、彼奴が喜んでくれると思うとやはり俺は止めずに今後も繰り返すのだろうな。これは俺の日記だ。極々、当たり前のように日常を書き連ねれば、自ずと愛情が垣間見える事は至極当然である、と己に言い訳をしておこう。

最愛を最愛といって何の問題がある。

>1+1=2なのは当たり前だ。
   - Jedermann weiß, eins und eins ist zwei.  -

だから此れからもこの日記の在り方は、
決して変わることはない。

60 :
09/29-00:08

また一月が過ぎた。
彼奴に出逢ってからというもの時の流れが早くなった様に思う。これは…それ程までに毎日が充実しているということかもしれんな。いつも俺に寄り添い支えてくれる彼奴には、感謝してもしきれない。

俺のこの日記も、
半ば彼奴のために綴っている様なものだ。

何かと難しく捉えてしまう俺の癖を、彼奴は良く理解している。まるでRingwanderungの様に、俺はいつも出口の解らぬ霧を彷徨ってしまう。その度、俺は彼奴に救われている。彼奴は俺にとっての光であり、道標となる星だ…とこれは自分で言っていて、何か気恥ずかしいな。

これはもう百年近くも前の話だが、愛について問われた詩人が同じ様な事を言っていた。今の世も昔も、皆考えている事は同じなのかもしれんな。

アーサー。
今日も俺は変わらずお前を想っているぞ。


> 愛とはたち.こめる霧に包まれたひとつの星だ。
   - Ein Stern in ein.em Haufen Mist. -

61 :
09/30-06:44

#無駄に長文のため閲覧注意とする#


#Über Hydra und Worte
>言葉とイドラについて
文章で感情を表現する事は、実は非常に簡単な様で難解だ。書き手の印象及び世に存在する重複する言葉の中から選び表現するのだから難解で無い筈がない。仮に同じ意味合いの事を俺とフェリシアーノの両者が其々の言葉で表すのでは第三者の捉え方は大幅に違うものになるだろう。其れは言わば、市場のイドラ、つまり言動に於ける色眼鏡が大いに影響してる事は、まず間違いないのだろう。まぁ…俺自身の”言葉を用いた表現力”が豊かであれば、凡ゆる感情を簡単に伝える事は可能だろうが、なかなかそうもいかんのだがな。

#Über Wahnsinn und romantische Gefühle,Vernunft.
>恋愛感情及び狂気、理性について
恋愛感情には必ず狂気ある。そして、狂気の中には僅かな理性がある。そう考えるとこの3つの感情の存在は必然性がある上に、何れも欠ける事の許されぬ存在である、と言っても過言ではないな。その度合については、多少個人差があるだろうがな。恐らく俺の感情を100として、この3種の感情で百分比を出すなら、
恋愛感情50   狂気45   理性5
と言った所だろう。この狂気を更に分類すれば、支配欲、独占欲の様な微猟奇的な感情も含まれそうだ。

#Über Versprechen.
>約束について
人間という生物は、行動を約束することは出来るが感情を約束することは出来ないらしい。果たして、これは92である俺にも有効な事だろうか。これより先、長い長い時間の中で有効ではない事を証明してみるとしよう。


今日は語り過ぎたようだ。疲労が溜まる程、無駄に色々考えてしまうのは良くないが、止められんな。
良い息抜きには丁度良いな、さて…戻るとしよう。

#無駄に長文のため閲覧注意とする#

こんな日記を読むのは物好きなアーサーと兄貴ぐらいなものと思っていたのだが、本棚へと納めた強者を見つけた。気恥ずかしいのだが、嬉しくもあるのが素直な気持ちだ、うむ。
>>>3829 感謝する。

62 :
10/01-18:14

#20141001 20:00 - Leben -
繰り返される、おかえりとただいま。毎日の出来事に少しばかり当たり前だと思い過ぎているようだ。当たり前にあって欲しい瞬間ではあるが、当たり前に思ってはいけない瞬間でもある。俺が彼奴を如何に大切に想っているかの様に、何時の日までもこの瞬間も大切に想いたい。
-----
彼奴は何も分かっていない。何れ程お前との約束の日を心待ちにしていることか、口でこそ言うタイプではないが、1日に一度は手帳で11月の予定を確認している。約束の日までに59務が溜まらぬ様にどう段取りを付けるかを考えている。楽しみでないわけがない。

63 :
10/02-21:40

#20141002 21:42 - Leben -
思えば俺はアーサーと喧嘩をした事がない。それが良いとか悪いという話をしたいわけではないんだ。お互いに例え疲労困憊であったとしても、何方かが酷く後向きな事を考えたとしても、上手くバランスを取って来た様に思う。それに俺は例え疲労が溜まっていたとしても、彼奴の為ならその言葉に耳を傾け、欲する言葉を紡ぐだろう。少しでも彼奴の不安を取り除く事が叶うのなら本望だ。

- 23:55 Gute Nacht,Arthur.
今夜お前が安らかな夢を見れる事を強く祈る。
手は握って眠っておこうと思う。


---
兄貴が帰って来た様だ、また変な物を買ってきてリビングへ置かなきゃ良いのだがな…いつも話を逸らされる。そろそろ倉庫の扉が壊れてしまうのではないかと心配でならない。まあ…何は共あれ、
>>>3824 おかえり、兄さん。
そして時刻は0時を回ったようだ。
Herzlichen Glückwunsch,Big Brother.

この日記を本棚へ収めた強者へ
>>>3837 感謝する

65 :
10/03-19:53

#20141003 19:53 - Leben -
手帳を開けば59務の予定で溢れている。手帳に書き留めて置かねば見落とし、忘れそうなものばかりだ。だが、彼奴との約束の日だけは余白一杯に記した。仮に他の予定が入ったとしても、入る余地を与えぬ為だ。まあ、天地がひっくり返りでもしなければ入る事は先ず無いがな。その為に9月から調整して来たのだからな。俺は何時も待ち遠しく思っているぞ、アーサー。

- 21:27
>>>
アーサーが風邪を引いたようだ。薬を飲んだというなら、後は眠る他良い治癒法は思い当たらん。ゆっくり眠って早く良くなれ、でなければ終始俺は彼奴の事ばかりを考えるだろう。今もそんな状態に等しいのだが…、心配だ。彼奴は体調が悪いとそれを日記に記す癖があるようだ、今回も然り。心配だ。明朝にはある程度良くなっているといいんだがな。

今頃、夢の中で在ろうアーサーの為に何が出来るか考えたんだが、俺は医者ではない。だから彼奴に有りっ丈の愛を贈ろうと考えた。以下は俺の最愛への私信だ。寄って覗き見は構わんが冷かしは受け付けない。

>>>
アーサー、お前が心配で心配で仕方がない。早く回復する事を祈っている。そうだな…無事復活出来たのなら、たまにはお前を甘やかしてやらんこともないぞ…少しだけ、だからな。勘違いするなよ。今夜は可愛い俺の最愛の手を握って眠ろう。


Mit Arthur kann ich Pferde stehlen.
Im Falle Ihrer Geschichte, Ich bin ganz Ohr.
offen gesagt…Ich liebe dich.
Hast du's kapiert?
#アーサーとなら何だって共に出来るだろう。お前の話なら、俺は全身を耳にして聞こう。率直に言うとだな…お前を愛しているんだ。わかっているだろうか。

66 :
10/03-19:53

#K.B.P#

- 6:00 起床。
祝.日だと言うのに兄貴が起きている。
俺よりも早く起きる朝は珍しい…というよりは一年にこの日だけだろう。兄貴が帰って来てから見る様になった毎年の風景だ。もう動くかもわからんTra.biを兄貴は磨く。俺からすれば段ボールみたいな車だが…兄貴には”素晴らしい思い出”なのだそうだ。仮に動いたとしても、もう街を走る事は叶わんのだがな。

あれからもう数十年経つのか、と思い返せば急に年老いた気分になるな。もう離れていた期間の半分を取り返したらしい、こんなにも時の流れが違ってみえるのが不思議でならない。

今日はきっと外が騒がしい。
今日ぐらいは兄貴の好きなものを朝食としよう。

-14:00 外出。
祝.日と言えど掃除はかかさない…が、少しは早めに切り上げた。珍しく兄貴が一緒に出掛けると言い出した。こんな時間だ、あまり遠くへは行けないため、俺たちは比較的近所にある公園に行く事にした。湿度は高いが今日は天気が良い、きっと兄貴はビ.ールを飲むつもりだろう。

--
何処か特別な様で他愛も無い1日だった。

昔はこの手も泥や煤に塗れる毎日だったが、
今はインクに塗れる日々が続いている。
時の流れなどやはりあっという間なのだろう。

兄貴は寝ないから大丈夫だと言い張ったくせに、結局ソファを一人で占領した上に寝ている。風邪を引いたらどうするつもりだろうか…俺にはベッドで寝ろと未だ口煩く言うくせに、本当に子供の様だ。

まあ、今日ぐらいは大目に見よう。
Gute Nacht,Big Brother.

--
>>2 兄貴について

#来年はどう過ごすのだろうか#
>K.B.Pとは。
- Kartoffel Bruder Planung - の略である。

67 :
10/04-19:31

#20141004 19:31 - Leben -

今日も晴天だった。俺と兄貴でローデリヒの家へと行った、久しぶりに顔を合わせる。彼奴の話では、フェリシアーノはもう先に着いているようだ。この4人では至極当たり前の様に役割分担が為されている。ローデリヒが紅茶を淹れ、フェリシアーノが昼食を作り、俺がテーブルを整える。兄貴は…何と無くそれぞれを見ては口を出していた。兄貴の口出しにローデリヒが怒り、くだらない事で2人が口喧嘩して、フェリシアーノが慌てて俺に助けを求め、俺が2人を止めに入る。俺たちに取っては実に有り触れた風景だ。何と平和な時の流れだろうか…。
---
とは言え、俺は終始アーサーの事が気になって仕方がなかった。相変わらず俺も酷い心配性だと自分でも呆れてしまう程だ。帰宅後の彼奴が元気そう…と言うと少々語弊があるが、大丈夫そうでとても安心した。

早く万全の体調を取り戻し、俺の相手をしてくれたら嬉しいのだが…何て不謹慎なことを思ってしまった。許してくれ、アーサー。

68 :
10/05-20:26

#20141005 20:26 - Leben -
欲情とは何かについて考えた時に、彼奴の顔が浮かんだ。俺は終始、彼奴に欲情している、彼奴の何もかも手に入れなければ気が済まないといっても過言ではない。そう言った意味ではいつも彼奴を欲しているのだから欲情していると言って間違いはないはずだ。狼だと過去に例えられた事があるが…まあ、悪い気はしない。知っているだろうか、狼は一.夫一.妻であり、つがいのみが交.尾をするそうだ。俺が狼だとすれば、生涯生き絶えるまで最愛である彼奴だけを愛するのだろう。早く彼奴に触れたい、このもどかしさを何と例えるべきだろうか。良い言葉が見当たらない。
--
心臓の辺りにもやもやとした塊が残る、吐き出そうとも臓器にのし掛かる其れが嫌な感情や感覚を呼び覚ますようだ。冷静になれ、と言い聞かせながら時の流れに任せるとしよう。心が狭いな、言ってしまえばつまりはそういうことなんだろう。こんな時は眠ってしまうに限るな…明朝にはすっかり忘れてしまえたらいい。嫌いになったりはしない、と其れだけは誓って眠る。

69 :
10/07-20:23

#20141007 20:23 - Leben -
59務に追われる日々が続くようだ。他の事さえ考える暇もない程に目紛しく変わっていく。まるで彼奴との時間が削られていく様な感覚だ。俺の存在とは実に薄い。世が忙しければ忙しい程、存在が薄れるようで時折恐怖すら感じてならない。


- 21:36
どんな他愛もない話でも救われる事がある。単純、と言われてしまえばそれまでかもしれんが、それでも構わないとさえ思える。彼奴の声に触れるだけでいい、そんな夜も悪くはない。
>>>
ああ、やはり俺は彼奴が愛おしくて仕方がないようだ。

70 :
10/08-19:41

#20141008 19:41 - Leben -
変な夢を見た。
--
小さな壁掛けの鏡があるだけの錆び付いた檻の中に閉じ込められている夢だ。柵に触れれば、手は黄土とも茶とも言えぬ色が付着したまま取れない。劣化した鉄で手を切り鮮血に染まる。そして酸化したせいか瞬く間に黒く変色していった。夢か、と気付くが夢は覚めなかった。誰かが近付く足音がして檻の前で足音が止むが姿は何一つ見えない。”お前は誰だ。”何処からか声がする。頭蓋骨にまで響く様なその声が再び繰り返す。”お前は誰なんだ。”幾度と無く降り注ぐ声に視界は白い瞬きを彼方此方で見せる。強い耳鳴りがして目が覚めた。
--
昔から疲労が限界に達すると見る様になった夢だ。幼い頃は怖くて仕方なかったが見慣れたせいだろう、もう恐怖など感じない。”ああ、またか。”程度で済んでしまうとは慣れとは有難いものだ。

もう彼奴との約束の日まであと1ヶ月か…こんな所でへばっているわけにはいかないな。気を引き締めて59務に励むとしよう。とはいえ、明日は安息日だ。一先ず体を休める方が良さそうだ。

なんだろうか…、今日は無性に彼奴に触れたくて仕方がない。だが、あまり甘え過ぎるのも問題だな。眠るよう努めるとする。

71 :
10/09-20:49

#20141009 20:49 - Leben -
恋愛というものに於いて相.思相.愛という言葉がある。だが、その相愛は必ずしも両者の情の深さが同じとは限らない。其処に例え雲泥の差が生じたとしても、想い合えば其れは相.思相.愛と言えるのだろうと俺は解釈する。俺は、自分や彼奴が思っている以上に彼奴の事が好きなようだ。彼奴の存在なら縋ってでも繋ぎ止めるだろう。浅ましい程の執着さえ嫌悪を感じぬのだからな。誇り高い92だ何て言えたものではない。彼奴には、正解など有りもしない質問をしてしまったな。そんなつもりは無かったのだが、今日は朝から調子が狂っているだけで無く、神経が何事にも過敏になっている。アーサーに情けない姿を晒してしまった。この執着心や支配欲と言うのは時が経てば治るのだろうか。甚だ疑問だ。
---
愛情は人を変える、と言う。ならば俺もそうなのだろうか。昔なら考えても無駄な事など最初から考える事すらしなかった。面倒くさければ人の柵など断ち切ってしまえば良いとさえ思っていた。だが、不思議なことに…俺は彼奴を断ち切る事は到底出来そうにない。いつの間にか離れられなくなってしまったのは、俺の方だ。愛情とは実に不可思議だ。俺が変わったのか、俺の愛情が歪んだのか。

72 :
10/10-22:27

#20141010 22:27 - Leben -
人間の感情は実に流されやすい。一人が苛立たしさを露わにすると波紋の様にその感情が周囲の人間へと伝染して行くようだ。こんな現象を表す言葉があったが…何だっただろうか。思い出せない。緊張感とはまた異なるこの空間が苦手でならない。いつか大きな何かに足元を掬われて共倒れするのでは、と俺は危機感を感じてならんのだ。冷静になれ、と言いたい所だが、俺自身が冷静であるのかさえ定かではない状況では賢明な発言とは言えないだろう。良い意味で空気を崩す奴でもいれば、場はまた違うのかもしれんがな。斯くいう俺も少し気が立っていた様だ。兄貴に言われて我に還るとは情けないものだな。出来れば59務中に気付きたかったところだ。
--
兄貴に”日記が頻繁に更新されるわりに長い”と言われた。もう少し簡潔明瞭に書けないものかと考えるのだが、どうにも書けば書くほど報告書の様な感じになってしまう。内容は大した事など書いていないし、面白い話もない。こんな日記を読むのに時間を裂くことほど無駄な事はないだろう、とさえ思う。それでも律儀に読んでくれている兄貴は、やはり俺の兄さんなのだな、と思わず考えてしまった。やはり少し堅苦しい、だろうか…。うむ…しかし、柔らかい書き方が分からん以上、改善のしようもない。もっと知識を得る他なさそうだ。

>>
週末はアーサーと擦れ違いになるようだ。あまり心配は掛けたくないんだが…この辺りの感情については、お互い様、なんだろうな。気にするなと言う言葉が強がりだとは認めたくはない。俺はそんなに弱くはないのだ、と勇ましく言いたい所だが…気持ちに負けそうでならない。格好悪いな。

- 23:56
彼奴の寝顔を見ているのだが、一向に眠れない。今日はあまり彼奴に触れなかった。触れたい、本音を言っていいのなら、触れていたい。だが…上手く伝えられない。間接的にならこんなにも容易く言えてしまうのにな。それから、今日は伝えられなかった事がある。だから、此処で伝えるとしよう。
- Ich liebe dich, Liebste.

# ああ、そうか…情.動感.染だ。

73 :
10/10-22:29

Meine Lieblings-Dinge
#好きなものについての記述

Liebste - 最愛 -
青と緑の入り混じったWindspiel(風鈴)
染みだらけのJapanische Bademantel(浴.衣)
とある理由でダブルになったTrauring(指輪)
最愛からの”いってらっしゃい”のKuss(キス)
最愛が酔うと寄越すLiebesbrief(恋文)
鼓膜を震わすあのStimme(声)
最愛とする”ただいま”のHug(ハグ)
媾合時に背中に立てられるKlaue(爪)
俺より少し体温の低いHand(手)
安らぎをくれるKörpertemperatur(体温)
約束を交わす時に絡め合うKleiner Finger(小指)

Familie - 家族 -
兄さんの不可解なSchlaf Reden(寝言)
兄さんが陽気に歌うEin Prosit(乾.杯の歌)
寒い日に寄り添ってくるHunds(愛犬たち)
兄さんが時々残すErinnerung(置き手紙)
エーデルシュタイン家のArbeitszimmer(書斎)
兄さんが作る不恰好なPfannkuchen(パンケーキ)

Freund - 友人 -
フェリシアーノが即興するSong(歌)
本田家の手入れが行き届いたGarten(庭)

Andere - 他 -
訓練後に飲むBier(ビール)
焼きたてのBrotduft(パンの香り)

( 随時更新 )

74 :
10/11-19:45

彼奴が59務で1日居なかった。

だからと言うことではないが、
午前は朝から洗濯や掃除を済ませ、
午後は諸用で外出した。

此れは何ら変わらぬ日常。

何時しか隣に彼奴がいない事に、
違和感を感じる様になっていた。
其れは何時からだっただろうか…。

彼奴が隣に居る事が、
当たり前になってしまった。

互いに仕方のない事だと、
理解しているはずなのに可笑しなものだ。

だが俺は願ってしまう、欲して止まない。
叶わぬ事であるのは、
俺自身が一番よく分かっている。

それでも、

>>常に俺の手の届く所にいてくれ。
- Sei doch immer bei mir nahe zum Greifen. -

所詮、ただの戯言に過ぎんのだ。
愚か者だと笑いたければ笑うといい。

75 :
10/12-07:10

#彼奴の為に綴る10のこと
アーサーのいない休日に持て余した時間に白紙へと綴った言葉を此処に残す。もしお前が同じ様に時間を持て余したのなら読んでほしい。
( 最愛以外閲覧注意 )





>> null
”Guten Morgen.” ”Good Morning.”
何気なく交わす挨拶に、今だ俺は幸福感を募らせている。お前はどうだろうか、同じ気持ちだったらいいんだがな。

>> eins
…触れたい、抱き締めて、其の白い首筋に歯を立てたい。幾度となくキスをして、鼓動が重なる程に体を寄せて、お前を感じていたい。あの声で俺の名を呼ばせたい。

>> zwei
他から見れば、この数日など大した時間ではない。だが俺にとっては違う。正に此れは苦行だ。本来であれば、1日足りとも離れたくはない、ほんの数分でも構わない、お前の顔が見たい。この感情が重症と言われればそうかもしれん。お前はこんな俺の執着心をどう思うのだろうか。時々、とても不安になる。

>> drei
”127回”
俺が此の手記を書いてお前を呼んだ回数だ。アーサーやら彼奴やらお前やら、色んな形で俺はお前を呼んでいるようだ。此処に記された回数が、多いのか少ないのか正直俺には分からない。だが、これからもこの数値が伸び続ける事だけは、今の俺にも確実に分かることだ。

>> vier
時間を持て余した結果、出逢ってから今までのお前との思い出を眺めていた。それでふと思った事があるのだが、お前は俺を縛るのが好きなのだろうか。

>> fünf
時々思うんだ。お前をめちゃくちゃに_したい。お前が俺にする様に腕を拘束してもいいのだが…俺はお前の視覚を奪いたい。目を布で覆ってしまえば、お前の神経はもっと俺に向くだろう。俺の声や手の感触から体温まで、その過敏になる体で感じさせたい。焦らし続けて懇願させたい。そのまま俺の事しか考えられなくなればいいとさえ思ってしまう。こんなのはまだ願望の一部にしか過ぎんのだが…こんな事を言ったらお前は呆れるか、それとも俺を嫌うか。

>> sechs
寂しいという感情をお前も抱く事があるか。お前は俺と似ていない様で何処か似た部分がある。相手に取って迷惑だと思う事は、必死に押し殺そうとするだろう。少しずつお互いにその癖を直していきたいものだな。きっと二人なら直るだろう。確証はないが、そんな気がしてならない。

>> sieben
俺は呼吸をする様に至極当たり前にアーサーの事を愛している。此れは前にも一度、此処へ記した事があるな。俺はあの時と何ら変わらず今日も同じ事を考えている。

>>acht
お前は幸せなのだろうか。
俺を必要としてくれているだろうか。
アーサー、俺はお前を苦しめてはいないか。

>>neun
問うばかりでは仕方がないな。
だが気になってしまうのは、お前を愛する故だと理解してほしい。俺は自信家ではないんだ。自信がなく不安だ。だから、心配性な俺は日々鍛錬を積むんだ。努力をしている事で安心感を得ているだけに過ぎない。アーサー、お前は此れを読んで何を感じているのだろうな。

>>zehn
アーサー、愛している。
帰ったらお前を抱き締めてもう一度言おう。


さて、行ってくるとしよう。

> Ich liebe dich.
#彼奴の為に綴る10のこと

76 :
10/13-10:35

#20141013 10:35 - Leben -
只今帰宅した。とはいえ、彼奴が今は59務に出ている。そして俺が夕方からまた59務か。うむ、暫くは擦れ違いが続くようだな。
--
兄貴が大分情緒不安だ…こんな姿を見るのは、東.郷.愁に陥った時以来では無いだろうか。だが、今の兄さんは昔の俺を見ているようで少し辛い。リビ.ングには居なかったようだしな。部屋に様子を見に行って見るとするか。前みたいに荒らされてなければいいのだが…な。
--
ドッ.グセラ.ピーと言う言葉は聞いたことはあったのだが、正に今の兄貴にはあいつらと触れ合う事が一番良いようだ。全く…世話が焼けるな。Ber.litzたちに兄貴は任せてそろそろ出掛ける仕度をしなくてはな。

77 :
10/14-21:09

#20141014 21:09 - Leben -
徹夜で見上げた空が厭に青い。だが、平穏な日の始まりには実に相応しい天気だ。蓄積された手紙の中に埋もれて彼奴から2通の手紙が届いていた。彼奴に手紙を書きながら、何杯目か分からない珈琲を飲んだ。そんな朝を向かえてから時が過ぎていくのは早い。気が付けば、もう外は暗い。徹夜であるはずの体はすっかり眠気を忘れてしまったようだ。今、ベッドに着いた所で眠れるとは思えんな…。

日が昇り、そして落ちる。それを数回繰り返せば、また曜日が重なっていく。24時間などあっという間に過ぎてしまうな。秒数にして86400s。この数字ではあまり短くは感じない。彼奴と会う日までの時間はまだ約2160000sあるようだが、数字を細かく表現しただけで、すぐ側までやって来ている時間が、こうも遠くに感じてしまう。世に溢れる凡ゆる言語も魅力的だが、数字の美しさもまた捨て難い。だが、俺が知り得る全ての言葉の中でも、お前の唇から溢れる言葉の右に出るものはいない。

>Puddingを見ると彼奴が脳裏を過る様になった。

81 :
10/17-19:08

暫くはアーサーとゆっくり時間を共有する事が出来そうにない。だから、共有出来る時間が増えたらしたい事(約束も含む)を彼奴への提案として明記しておこうと思う。此れを糧に59務に励むとしよう。

-      -
#菊の家に旅.行へ行く。
旅.館という所にあるHot Springsに浸かって、互いに溜まった59務の疲れを癒すのはどうだろうか。
#花.火大.会に行く。
行くなら大きなFestivalがいいな。
#山で天.体観.測をする。
これから良い季節になると思うんだ。
#デ.ー.トというものをしてみたい。
Antriebsでもいい、運.転は…俺がしよう。
#自.宅でゆっくりするのも悪くない。
Kuchenは俺が焼いて、彼奴がTeeを淹れる。それから…その、膝枕もあると嬉しい。



>提案は以上だ。
   - Das war mein Vorschlag. -

(随時更新予定)

82 :
10/18-00:22

#20141018 00:22 - Leben -
彼奴は今頃夢の中だろうな。
横で眠るお前の寝顔が愛しくて仕方がない。一体、お前はどんな夢を見るのだろうな。

彼奴は側にいた長さの分だけ俺に似てきている。それが結果的に俺の心を映す鏡の様な存在になりつつある様にすら思えてしまう。だが、俺の抱く悲しみや憂い、怒りや憎しみ、この負の感情は何一つ、お前の心へ映したくはないと思うのは、夫として当たり前の感情ではないだろうか。喜びは幾ら映ってくれて構わない。だから…俺が悲しみに満ち溢れ、その波に溺れる時が、もしもこの先訪れしまったのならば、お前の手で引き上げて欲しいと願う。逆もまた然り、お前が長く深い闇に覆われたのなら、太陽を担いででもお前を探して掬い上げると誓おう。
>二人が悲しみに惑わされない為に。

日々、命を噛みしめて生きている時間の中で、お前と過ごせる時間は、ほんの一握りの僅かな瞬間でしかないと悟る。だが日は構わぬとばかりに、闇を携え、静寂と共にまた何事もなかったかの様に日を変えて行ってしまう。それでも、もっと側に…そう求めずにはいられない。

>ほら見ろ。
日記を綴る間に…また日が変わっていった。
しかし悪い事ばかりではない。少しずつだが、確実に約束の時は近づいている。

83 :
10/18-23:52

#20141018 23:50 - Leben -
相手を想うあまりに事の本質を見失っては本末転倒だ。俺は恋愛に於いて不器用だが、彼奴は俺以上に不器用だ。不器用であり、酷く臆病だ。永遠など不確かなものを信じろ、と迄は俺も言うことはない。其れは、永遠など存在しない事を俺自身が一番良く理解しているからだ。其れでも、俺はお前の側に居たいと思う。これは果して可笑しな事だろうか。彼奴も同じならどんなに良いことか。此れは綺麗事じゃ無い、紛れも無い俺の本音だ。

84 :
10/19-17:23

彼奴とゆっくり過ごせる日を、
待ち侘びては時間だけがいつも過ぎていく。
毎日顔を合わせてはいるはずなんだが、
欲深くも会話以上を求めそうになる。
そんな時間など何処にも有りはしないと言うのに。

最近の俺たちと言えば、
喧嘩ではないが仲睦まじいというには、
少し微妙な空気になる事が少なくはなかった。

”59務の疲れのせい”と言えば、
其れは只の言い訳だ。
現に俺は己の感情を操縦しきれず、
大人気無い事をしたのだからな。
それについては、
言い訳する前に反省すべきだ。

よって、
俺は改善すべく努めなければならん。
#言わば今後の課題だ。

しかし、
課題はそれだけではないな。
根は俺が思っているよりも、
ずっと地中深く眠っているようだ。

だが、諦めるつもりはない。
少しずつでいい。
向き合って行くとしよう。

改善されるのかどうかを問われれば…
そうだな。

>それはまだわからないな。
 - Das lässt sich noch nicht abschätzen. -

今日は俺が彼奴の帰りを待つ日だ。
珍しい事だが時の流れが遅い。

85 :
10/20-23:07

#20141020 23:07 - Leben -
触れたい…彼奴に触れていたい。彼奴を抱いて眠りに付ければどんなに幸せな夢が見れることだろうか。しかし、時間は相も変わらず無いに等しい事は間違いない。彼奴の体温が恋しくて仕方がない…はずなのだが、疲労のせいか、体が言うことを聞かないんだ。お前に贈りたい言葉がたくさんあると言うのに瞼が酷く重たくて仕方がない。それに併せて、本能は彼奴を欲して止まないのだが、其れを許さぬ理性が立ちはだかる始末だ。アーサー、お前もこんな事で悩んだりするのだろうか。
>Gute Nacht, Mein Schatz.

86 :
10/20-23:58

最近、何かと俺の手記は話題が暗い。たまには明るい話題も必要不可欠である、とは思っているのだが…何を書いたらいいか分からない。色々考えた結果、彼奴について綴る事にした。俺の最愛であるArthur Kirklandという男についてな。

アーサーはとても表情豊かだ。照れたと思えば拗ねていたり、時々哀しそうな顔をしている。知れば知る程、色んな表情で俺を魅了して止まない。しかし、あまり俺に甘える姿を見せない、稀に見せてくれる事もあるのだが回数でいうと非常に希少だ。酒を飲んだ時は、甘えたになる様だが、暫くは禁酒みたいだからな。見る機会は無いだろう。人の心配や厄介事には敏感なくせに、自分の事となると途端に無頓着になる。其れは俺がどうこう言ったところで、彼奴の形成する一つの要素なのだろうから…今更どうなるものでもない。其れに、その優しさが俺を惹きつけている事は間違いない。

と、自分で書き出しておいて何だが…恥ずかしいものだな。今回はこのぐらいにしておこう。

87 :
10/21-12:35

#K.B.P

兄貴が昨日から一人暮らしを始めたんだが…ここ数年、家事なんて碌にした事がないあの人が、大丈夫だろうか。引き止めたのだが、一度言い出すと聞かない頑固な人だからな、予想通りの結果だ。俺が心配だからと我が家から徒歩10分圏内に住むというのがあの人らしいな、心配なのは何方だと小言の一つでも言ってやりたいくらいだ。しかし、城の話は一体何処へいったのか…全くもって昔から気紛れな所は変わらないのだな。

とはいえ、兄貴の居なくなった部屋はとても静かだ。キ.ーボ.ードをカタカタと叩く音がしない昼下がりは兄貴が長旅に出て以来だな。ベ.ルリッツが兄貴を探して歩き回る姿が少し寂しげだ。何だかんだ彼奴らは兄貴に懐いていた、ということか。

噂をすれば何とやらと言う奴だろうな。兄貴からmailだ。俺が今日は休みなのを誰から聞いたんだ、言っていなかった気がするんだがな。
”Kuchenを用意して待っていろ、15時には行く”
とは、要はおやつの時間と言うことだな。結局、兄貴が家を出ても此れでは変わらないな。全く子供みたいな人で世話が焼ける。

#K.B.P

88 :
10/21-13:46

#K.B.P

-15:00
定刻通りに兄貴が来た。
作り置きの菓子を満足そうに頬張りながら、昨日見たという変な夢について話す兄貴を珈琲を飲みながら見ていた。この人がいるだけで我が家は賑やかになる。まるで子供の様なこの人が一人暮らしとは、本当に大丈夫か、と思わず本音が漏れる。兄貴はあからさまにムッとした表情を浮かべるから、俺は何も言えなくなる。俺は自信に満ちた兄さんが昔から好きだったが、今のあの人といったら、すっかり背中も小さくなってしまった。
ちなみに今はまたソファーを占拠して、si.esta中だ。涎を垂らして全くだらし無い顔で眠っている。変な所だけフェリシアーノを真似るのは本当に止めてもらいたい。言うとまた面倒だから、言わないがな。横で添い寝しているアスターに免じて今日の所は許そう。

ところで兄さん。
貴方がそのまま居座って晩飯を食って帰ろうという魂胆が見え見えなのだが、帰らないつもりか。

#K.B.P

89 :
10/22-21:38

#20141022 23:00 - Leben -
兄貴が自分の家へと帰るのを見送ってから、もう数時間が経つ。部屋が静かだ、今夜はアーサーも59務だ。思えば、彼奴のいない夜、というのは初めての事だ。有り余る時間、何をして良いか分からないので何をするでも無く、意味の無い事ばかり漠然と考えている。今夜も冷えそうだ。彼奴の所は少しくらいは暖かいと良いのだがな。明日、帰ってくるのを待ち侘びて今夜は眠りに着くとしよう…と手記を綴っていたら、彼奴からm.ailが届いた。うむ、俺はとても彼奴に愛されているな。その分、明日お前へこの感情を伝えたい。上手く伝えられればいいのだがな。
>平穏な夜が彼奴を包むことを願っている。

そして、兄さん。貴方には数点ほど言うべきことがある。覚悟するといい。それについては、また追って記載する事とする、以上だ!

-23:45
今日は此方に残しておく。
Gute Nacht, Arthur.

90 :
10/23-07:02

#K.B.P

兄さん。
俺は毎回、貴方の我儘に振り回されてばかりだ。自分勝手で家事も碌に手伝いもしない貴方が一人暮らしなど、心配で仕方がない。案の定、貴方はこの2日間、うちで以前の様に夕食を食べている。夕食ぐらい自炊出来なくてどうする。水道水の冷たさがなんだ。俺を頼ってくれるのは嬉しいが…其ればかりでは貴方の為にならない。兄さんは俺が貴方に甘いというが、我が心を鬼にするべき時が来た様だ。すまないが、此れからは少し厳しくさせてもらうぞ。其れから合鍵を寄越した所で、兄さんの部屋の掃除までするつもりはないからな。貴方が餓死してないかの確認程度に使わせてもらおう。まだ一度も兄さんの家に行った事がないのは…嫌だからではない。貴方が一人暮らしを始めて数日、既に部屋が散らかり放題なのではと思うと恐ろしくて近づけんのだ。やればできると言うのなら、貴方のやる気とやらを見せてほしいものだな。今日は俺の代わりに59務の手伝いだと昨晩言っていたが、大丈夫なのだろうか。一体何を手伝うというんだ、兄さん。

取り敢えず…夕食は貴方の分も作っておこう。兄さんが持ち帰り易いように詰めておくから、自宅でゆっくり食べるといい。

#K.B.P

91 :
10/24-00:00

##2014.10.24 00:00 - up ↓
>>>3837 Ogn_uno ha la sua croceの北.伊へ
Hallo, Vielen Dank.
私信を貰ったからには反応を示すのが俺の流儀だ。
同じ考えの奴がいて嬉しく思うぞ。うむ…とはいえ、読まれているというのは少々恥ずかしくもあるな。何のことはない内容だが、こんな思考の奴も世に存在している、程度に捉えてくれたら有難い。
この機会に、改めて言わせもらおう、本棚入り及び私信Danke.
##2014.11.03 22:10 -up ↓
>>>3769 恋吐き病の露へ
本棚入り、Vielen Dank.
露の日記は前々から読ませて貰っていたんだ。此れを機に本棚に入れさせてもらったぞ。文章構成がとても俺好みだ、此れからも読ませてもらうつもりでいる。
>>>1633 レディメードの日へ
予てから日の日記は読んでいたんだが、本棚入れ返し、というべきか…うむ、恐らくそうなのだろうな。Vielen Dank.時々日記が上がっていると直ぐに手に取ってしまうんだ。何故と聞かれれば表現し難いのだが、惹きつけられる何かがあるのだろうな。

##2014.11.30 19:05 -up ↓
>>>3871 XOXOの米と英へ
先ずは本棚入りVielen Dank.
大して面白味の欠片も無い手記だがお前たちの手に渡った事を嬉しく思う。米の表紙への悪戯は第二弾が有るのだろうか。先日の悪戯は中々面白かったぞ。次を期待して待つとしよう。我が書斎の棚へ納めさせて貰った事も合わせて此処で報告させて貰おう。

>>>3842 の仏へ
表題は割愛させてもらった。先手を取られるとは不覚だが、己の返信の遅さを考えれば致し方無いな。よって脱がなくて結構だ。改めて此処で感謝を述べよう…その為の私信でも有るからな。
本棚入れ返しVielen Dank.
≪ 愛 = 性欲 ≫と云うのは確かに共感出来る所だな。また変動が有れば聞かせてくれ。とても興味深い結果が出そうだ。其れから…躾と言っていた様だが、うちの兄貴を見て分かるように俺はその手のものは得意では無いようだ。兄貴にはいつも手を焼いている。其れが二人になると考えて見たのだが…万年筆を折ってしまいそうになった。仏は躾に失敗せぬよう励めよ。何に励むかは…うむ、お前の想像に任せよう。

>>>3879 ひとりで留守番日記の子独へ
本棚入りVielen Dank.
子供とはいえ同じ顔をした奴と話すのは初めてでな、少々気恥ずかしさは否め無い。俺よりも先に兄貴が挨拶をしている様だが…一つ言わせてくれないか。
” 言う程俺は兄貴にべったりでは断じて無い ”
無論、兄貴の書斎の戦術指南書や世界経済に付いて書かれた本は全て読破したがな。だが、お前の様に俺も兄貴を慕っていた事は間違いない事実だ。お前の手記を読むと不思議と温かな気持ちになる様だ。呼応する何かが有るのかも知れんな。長くなってしまったが…我が書斎へ加えさせて貰った。此処で報告させてもらうぞ。

>>>3824 孤独の嗜み方の馬鹿兄貴へ
貴方へは感謝では無く苦言だ、よく聞くといい。何時も何時も貴方に振り回されてばかりだ。貴方は突然音信不通になったかと思えば、まるで何事も無いかの様に帰って来る。心配する俺の身にもなってくれ。本当に自分勝手な人だ。俺とアーサーの事を気にしてくれるのは有難いが貴方ごときで壊れる程薄い関係では無い。兄さん、分かったら返事をくれ。今日は俺は59務だが、明日には必ず返事をすると約束する。

92 :
10/24-00:00

お前を妻として迎えてからまた一ヶ月が経った。まだと言うべきか、もうと言うべきか。お前が59務に出向いている時に考えていた。結局、答えは出なかったのだが…どちらにせよ、大切な時間である事には変わりはないからな。お前が居なければ時間は長く感じ、お前と過ごす時間というのはあっという間に過ぎて行く。

きっとどんなに待ち侘びた約束の日ですら、
刹那的に終わってしまうのだろうな。

考えない様にしている、と強がりを言ったりもしたが、何も考えない訳ではない。浮かんでは消してを繰り返しているだけに過ぎない。

俺の脳は例えるならば、黒.板に近い。
考えたくない事柄が浮かぶ度、荒々しくその思考を全て消していく。白く汚れた其処は靄がかった様に残ってしまう。水拭きしたからと言って消えるものではない。時間が経てば、薄っすらと浮上して、再び考えた記憶を呼び起こしてしまうものだ。

だが、一つ気付いたことがある。
固着して考える事は全てお前に関する事のようだ。

瞬間的にどんな感情を抱いていようと、俺の思考はすっかりお前に支配されてしまったのかもしれんな。日々深くなる愛情以上の何か、この感情を何と表せば伝わるだろうか。

>わかるだろうか?
  - Hast  du es gesehen ? -

言葉に出来ないのなら、此れも体現するしかないということだろうな。愛情という言葉であっさり纏められてしまう程、俺は単純思考な男ではないんだ。

お前が一番其れは良く知っている、
のかも知れんがな。

93 :
10/24-20:45

#20141024 23:45 - Leben -
記念日だからと59務帰りにアプフ.ェルクー.ヘンを買って、アーサーの待つ家へ向かう。
今夜はヴ.ルストとクヌーデ.ルを作った。彼奴も何か作ると言ってくれたのだが…今回は手伝いに徹してもらった。危なっかしい包丁捌き…結果は案の定、といった所だろう。家事能力の差に少々凹んでいる様だが、少しずつ慣れていけばいいと俺は思っている。いつか彼奴が料理出来るようにサポートして行くのが、きっと俺の役割なのだろう。フォークを咥えて不貞腐れる最愛の姿に身を持って幸福を感じた良い夜だ。いつまでも大切にしたいと心から願い、そして誓う事を此処に今、綴っておこう。

94 :
10/26-01:08

気付けばこの手記も90頁を過ぎていたのだな。もう1冊の2割を占める量を綴るという事になるわけなんだが、書き始めた頃に比べて何か変化があっただろうか。俺は彼奴や兄貴と違い出戻った部類ではない。1から…いや、すべては0からの始まりだった。今、漸く確立し始めた形式ばった記.載方.法が果たして良いのかどうか、其れすらまだ2割と言う頁数だけでは分かり兼ねる所だ。最後の一枚を綴る頃には己自身で正解を見出せている事を少しばかり願うとしよう。

#手記とは、
綴り方によってはある種の自慰行為に近い。
感傷に浸り、衝動的に其れを綴る事で己を慰める。仮に靄が晴れたとしても、其れは瞬間的感情で有り、必ずや空虚感が己を襲うだろう。書き殴られた頁は、無造作に紙屑へ包まれた白濁の如く見る度に、微かな背徳感を己へと植え付ける。両者が同様で無い理由としては、手記の言葉は抹消する事が出来るが、吐き出した体液は二度と体には戻らない事である。

最も…手記を読んだ他者の感情は抹消は疎か、上書きすら出来ないのだから、やはり他者に対する敬意は常に払うべきだ。

要するに、
其れを踏まえて残りの8割を綴っていきたい。

長くなってしまったんだが、
>この手記を本棚へと収めた者へ。
感謝と敬意を。

それから、
こんな他愛も無い俺の手記を読みながらも、
>惑う事なく寄り添い支えてくれる愛妻へ。
感謝と俺の全てを捧げよう。

まるで最終頁の様な言い方だが、
#此れはまだほんの序盤に過ぎない。

95 :
10/26-01:11

#20141026 15:15 - Leben -
あと数日でHallowe.enらしいな、またアルフレッドが騒いでいた。うちはあまり関係がないな、パーティにでも呼ばれない限りは…の話だがな。だが、最近は菊の家でも仮装の祭りが有るようだな、本当に菊の家の文化というのは多種多様だ。Hallow.eenといえば、やはりアーサーは何か仮装するのだろうか。
あと一週間もすれば11月か、そろそろザンク.ト・マーティ.ンの支度をしなければな…。きっと歌と共に今年も子供たちがやって来るのだろう。たくさん菓子を用意して置かねばいかんな。
--




>この世界とは、
言葉にしなければ伝わらない事ばかりだ、言わなければ分からない所か何一つ伝わらない。感情を殺して、平静を装ってしまえば、何ら変わらぬ日常を作り出すことは容易だ。腑に落ちないのは、単なる俺の我儘なのだろうか。ならば、一層の事、何も考えず俺も其れに習ってしまえば少しは楽になるか。それでは…いつか大事なものを見失ってしまいそうだ…。心配すらさせて貰えないとは情けない話だが、其れが望みなら俺が言うべき事は何一つ有りはしないのだから、仕方がない。
>結論を言うならば、
・発せられる全ての言葉を真に受けてはいけない。
・慎重に真偽を見極めなければならない。

例え其れが愛妻の言葉だとしても例外はない。

96 :
10/27-23:00

#20141027 23:00 - Leben -
昨日に引き続き色々と考えていた。アーサーの言葉もそうだが、昨日は兄貴からも苦言を貰った。兄貴の苦言は時に的確であり、無駄な甘えを許さない。駄目なものは駄目だといい、間違っていれば、それは違う、と必ず指摘してくれる。今回もそうであったようにな。もう俺が子供ではないと分かった上で、日頃はあまり何かを言われる事は無いのだが、今回は余程の事態に見えたのだろうか。時々、垣間見える兄貴の優しさに俺は時々救われているのかもしれない。もちろん、それだけではないのだが…冷静になれたのは、間違いなく兄貴のお陰だ。

俺を怒鳴る事が出来るのは、
今も昔も兄さんだけのようだな。

97 :
10/29-03:29

#20141029 XX:XX - Leben -
彼奴との約束を数週間後に控え、最近は目に見える程忙しい日々が続く。59敄に負われるとは正に今の状態を表現するに相応しい、帰宅後も書類と睨み合ってばかりだ…。ほんの少しでもいい。お前と過ごす時間が欲しい。だが…現実というのは甘くないのだな。この時間になってくると夜は一層深みを増す…気がするな、きっと気の所為という奴なのだろうがな。時計の針が動く音ばかり気になってしまうんだ。今は辛抱の時だな、アーサー。お前の寝顔が何よりも俺の疲れを癒してくれる。

お前が眠る前に繋いだ左手がまだ温かい。
(何故ならお前が寝ても離さずにいたからだ)
このままお前と手を繋いで眠りに就こう。
Guten Nacht.

98 :
10/29-03:31

” 4ヶ月 ”
漸く1年の4分の1の時間を共に過ごしたのだな。思えば、この期間1日足りとも連絡が途絶えた事がないんじゃないだろうか。互いに59務で擦れ違う時でさえ、”いってきます”も”ただいま”も交わしてきた。お前はあまり気付いてはいないかも知れないのだが…すごいことだと思わないか。それに合わせ…俺は忙しい時程、お前に逢いたくて仕方がないのだから…心底、お前に惚れ込んでしまったようだ、今更ではあるかもしれないがな。

#お前の方こそ俺を支えている。
互いにそう想えるのなら幸福な事だ。お前が何時でも俺を気に掛けてくれる様に、俺もお前を想っている。例えこの先、俺がどんなに忙しくなったとしても、其れを忘れないで欲しい。其れから心配性が過ぎるお前の為にもう一つ、俺は簡単にはくたばらないから安心するように、いいな。


>俺の心までもお前の喜びで満たしてほしい。
    - Voll sei dies Herz von deiner Lust. -

骨が軋む程抱き締めたのなら、
気持ちを総て伝え切る前に、
きっとお前が先に壊れてしまうな。

99 :
10/30-23:37

#20141030 23:37 - Leben -
また1日が終わっていく。あと数日で待ち侘びた週末になる。休息日は何をしようかと少し考えてしまう。2人で過ごす休日が愛おしく、何より待ち遠しくて仕方がない。とはいえ…その前に明日の59務か。先は長く見えるが、きっと59務でさえ始まってしまえば直ぐなのだろうな。

次の頁で100になる、ようだ。
どうせなら彼奴のために使いたいと考えている。

136 :
12/07-22:43

##2014.12.19 15:47 - up ↓
>>>3883 俺の弟まじ可愛いの普へ
先ずは本棚入れVielen Dank.うちの兄貴以外の兄貴(表現が少々ややこしいが)にこうして私信を贈るのは初めてかもしれん。少々気恥ずかしさは拭えんが、本棚入れへの礼はしっかり言わねばならんと思ってだな、今に至る。貴方の日記は同じ顔した俺が言うのもなんだが、弟への愛で溢れているな。少々変態的要素が強い気がしないでもないが、世の兄貴は皆そんな感じなんだろうか。少なからずうちの兄貴は、言わずもがな変態のようだが…。何はともあれ、貴方とその弟の幸福を祈ろう、多くの喜びと幸福を!
>Viel Glück und Freude!

>>>3869 そこに跪け。の英へ
先ずは本棚入れ返しVielen Dank.
お前とこうして私信を交わすとはな、初対面から失礼した。だが、うちも元を辿れば帝.國の出だからな。そう簡単には他の手に落んという事だ。お前の賞賛は素直に受け止めておくとしよう。俺もお前の手記が上がる度に手に取らせてもらっているが、大変な病を患っている様だがお前のその豊富な語彙に魅せられている事は否定できん、賞賛に値するだろう。これからも楽しみにしている。孤独を謳歌しているお前に恋人…というのは柄では無さそうだが、良き戦.友が出来る事を祈っている。

>>>3798 邪心にまみれた純情の普へ
貴方の話は兄貴を介して聞かせてもらっている。兄貴はとんでもなく空気を読まない男だが、一本筋の通った土は無くとも気高き92だ。末永く宜しく頼む。兄貴にとっては大きなお世話なのかもしれんが、弟として少しばかりの礼と敬意を贈る。

##2015.01.11 18:30 - up ↓
>>>3861 Leben Sie wohl.を告げるまでの普へ
先ず、本棚入れVielen Dank.時間がある時にじっくりと貴方の手記は読ませて貰っていたが、変わらず恋人との仲が良くて微笑ましいな。セント_ルパロやプチトマト普というのは中々斬新で面白い…此れからも楽しませてほしいものだ。

>>>3898 進むは東の西へ
本棚入れ返し及び私信Vielen Dank.貴方の航海記は出来た当初から読ませて貰っている。綴られていく言葉は自然と馴染むように精神に響くようで、ついつい手に取ってしまう。此れは余談だが、俺も青と白のコントラストはとても好きなんだ。冬の空と雲が特に好きでな、あまり寒いのは得意ではないが不思議と魅入ってしまう。お前の航海が益々の栄光に通づるものになるよう祈ろう。近隣へ来た際は北_海へ面する地にある漁港へ是非立ち寄ってくれ、祝砲をもって盛大に迎えよう。

>>>3899 愛微塵の日へ
本棚入れVielen Dank.お前とその恋人の関係はとても温かく微笑ましい。お前の所の文_化も知れて勉強になる。すっかり東_洋人のような普とお前の益々の発展を願う。此れからも読ませて貰うぞ。

##2015.01.18 21:00 - up ↓
>>>3159 惹かれ合えの日へ
先ずは400頁突破Herzlichen Glückwunsch!
俺は上がる度に読ませて貰っていた程度で、大した絡みがなかった為、乱入では無く私信という形を取らせて貰った。これからも読ませてもらうつもりだ。

150 :
12/21-18:31

#記載日(20141224)
#~~大恋愛バトン~~
#=ルール=
>◆恋人のいる方限定なので、惚気まくろう
>◆同性、異性問わず答えよう

#①恋人のお名前は?
> Arthur = Kirkland
アーサー・カークランドだ。

#②お二人が出会ったきっかけは?
>某募集板で俺の誘いに一番に彼奴が乗った。

#③ 付き合ってどのくらい?
付き合い始めてからは、
>今日で5ヶ月だ。
思えばまだ5ヶ月なんだな、お前とはもっと長くいる気がするのは毎日こうして話をしているからかも知れんな。

#④ 恋人の好きなところ
言い出したら此の文字数では足らんだろうから簡潔に綴る為に特に好いている部分を3つだけ抜粋してみたんだが、
>常々俺を気に掛ける所
>口下手で照れ屋である所
>直面した問題と向き合える所
今更だが…此のバトン、少々気恥ずかしいな。

#⑤ 恋人のちょっと苦手なところ
今は其れ程気にならんが、
>子供扱いされるのが苦手だった。
だが、時の流れというのは実に不思議なものでな。慣れというべきか、今は苦手意識が皆無に等しくなっている。

#⑥ 恋人を色に例えると?
>虹色
此の回答は流石に無理があっただろうか。俺に取って彼奴は無色透明なビー玉を陽に翳した時の様な色なんだが、表現出来る色の名が此れしか思い浮かばなかった。

#⑦ 恋人の1番可愛い(格好良い)仕種
>照れた事を誤魔化す仕種
此の場合は可愛い部分になってしまうな。暴れたかと思えば大人しくなってみたりと、彼奴の言動は何時も俺の眼を惹き付けて止まない事に変わりはない。
>宥める様に俺の背中を撫でる仕種
俺が稀に取り乱すと何時も以上に冷静に宥めたり、優しく諭される事があるんだが、この仕種(と言うべきかは疑問だが)は悔しいが素直に格好良い部分であると認めよう。

#⑧ 恋人の体の中で1番好きな箇所
>綺麗な翠眼
嬉しい時の輝きや微かな不安、欲望に満ちた熱をも写し出す心の鏡の様なあの美しい瞳が俺は堪らなく好きだ。

#⑨ 恋人を動物に例えると?
>飼い猫
正確には” 狼に飼われる猫 ”だが、頬に触れた手に擦り寄る姿や直ぐに爪を立てる姿はまるで猫そのものだ。だが…今思えば、出逢った頃はウサギのようだと話した気がするな。少しばかり大きくなったな。

#⑩恋人と1番行きたいデート場所
>空気の澄んだ場所
もう少し暖かくなれば、の話だが…互いに59務で忙しい日々を送っているからな。時間が許す限りでログハウスの様な空間で夫婦水入らずゆったり過ごしたいものだな。

#⑪恋人から言われた萌え言葉
>離れがたくなる
>5分だけ…傍に居てくれ
萌え言葉に準ずるか分からんのだが言われると嬉しい。

#⑫恋人を漢字1字で表すと?
>光
彼奴は俺の道標だからな。

#⑬恋人に作って欲しい(あげたい)料理
>シュ.トレン
いや…此れは料理ではなく菓子なんだが、やはり食べさせるのであれば得意なものを食べて欲しい。その時は其れに合う紅茶を選んで欲しい。

#⑭恋人に着せたい衣装(コスプレ)
>浴衣
過去に着た事があったんだが訳合ってダメにしてしまったからな…また来年にでも、菊の所で新調して夏祭りに行きたいものだ。それとだな…昔、お前が着たロング丈のメイド服も…無論、彼奴が良ければなんだが…いつかまた……見たい。

#⑮恋人としたいエッチなプレイ
>何かパロデ.ィー
思い付か無かったので苦し紛れに言ってしまったが…過去に一度だけ経験があるな。お互い時間が無いから中々そんな事をしている余裕などないだろうが…此れも” いつかの未来 ” に期待して待とう。


#⑯プレイ中恋人に言わせたい(言われたい)言葉
>ダメ
と言われるのが意外と好きかも知れない。
無論、名前や好き等はもはや別格だ。言われたくない奴などこの世にいないだろうからな。

#⑰ 恋人の浮気はどこから?
愚問だな。
>恋人が浮気と認識した時点
では無いだろうか、物理的なものよりやはり感情的な部分の方が大きいと思う。だからと言って他者と行為に及ぶのは論外だ。

#⑱ 恋人を一生愛し続けますか?
>当たり前だ。
92に一生という言葉はあまり相応しくは無いがな。

#⑲ 恋人へ愛を叫んで下さい
>Ich Liebe Dich, Arthur.
他に此処で言うことは無い。日頃から細かく愛を伝える柄では無いが、折角此処に綴るのならばお前に直接伝えにいこう。

#⑳3人にバトンを回す、内1人は恋人へ
すまないが此処で止めさせてもらう。
お前は兄貴から貰っているようだからな。

201 :
02/15-12:52

#20150215  - Leben -
兄貴が帰って来た。離れていた理由は語ることはなかったが、あの人は一月前と変わらず、俺の知っている豪快で自由気儘で、それでいて昔の面影を残した鋭い瞳で的確な教示の出来る人だ。たかが一月ばかりと兄貴は言ったが、俺には其れが酷く長く感じたんだ。居ればやはり騒がしいと思うことはあるだろうが、居なければ寂しいものだ。

>おかえり、兄さん。
貴方を待っていたんだ。週末は皆で晩餐会だそうだな。生憎、俺は59務で出席は出来ないが、きっと久方振りに賑やかな会になるのだろうな。また話を聞かせてほしい。

203 :
02/16-20:23

#201502150 20:23  - Leben -
ずっと渡したいと思っていて、なかなか用意も出来ずにいたものを漸く昨日、彼奴に渡す事が出来た。本当ならば家の一軒でも建ててやれればいいのだが、建てた所で大抵の部屋は空き部屋になってしまうだろう。其れ程までに俺たちは側にいる。59務以外は大抵、お前と話をしている。何時しかそれが当たり前になってしまった。これを世は依存と言うのかも知れないな。お前に依存するのも、お前に依存されるのも、悪い気はしないな。うむ…話が逸れてしまったな。

とある部屋の合鍵を贈ったのだが…

まだ仮の表札しか無く、家具も壁紙も何もない。ただの鍵のかかる小さな部屋だ。これで彼奴が少しは溜め込まずに済む…といいが。

>今は、
これからあの部屋をどんな風に変えていこうかと白紙を前に筆を持ち考えている。

204 :
02/17-23:20

#20150217 23:20  - Leben -
決して59務に余裕が出来た訳ではない。寧ろ現状は変らない。だが、欲求と言うのは必ずしも理性によって抑制されるものではない。飢えている…俺は今、とても飢えているようだ。久方振りに酒を飲んだからだろうか。いや、そうではない。長らく無い。こんなにも続いたのは何年振りだろうか。禁欲状態と言っても過言では無い。 

>此れは間違い無く活字中毒だ。
本を読むだけではもう駄目らしい。59務の形式ばった書類では無く、もっと自由に文章を綴りたい。情景、感情、行動…描写したい。要するに長文ロ/ルを回したいんだ…などとローデリヒに話をしたんだが、またかという程のうんざりした顔で”ならまず時間を作るところから始めなさい”と言われてしまった。全くもってその通りで返す言葉も無い。もはや活字依存症の域だ。こんな事を言っていたら兄貴に依頼した書類を書けと言われそうだが、其れは其れ、此れは此れだ。

>それから、
>>>3919 私信Danke.
後日改めて私信を送るつもりだ。

205 :
02/18-20:45

#20150218 20:45  - Leben -
先日の俺の手記を読んだカークランド(最愛の方ではない、非常に紛らわしいので今後はこの呼び方とする)が便りをくれた。

便りには、
#”活字中毒者のクラウツに朗報だ。暇を持て余している英/國紳士がお前の遊戯に手を貸してやる。有難く思え、そして崇めろ”
と書いてあった。

>悪い話ではないし誘いを受ける事とした。
カークランドもまた活字を愛する者だ。そして見掛けによらず繊細な情景描写を好む傾向がある。紅茶の香り一つにも酷く拘る男だ。単なる二人だけの茶会で顔馴染みの男と昔話をしたというだけでは有ったが俺の欲求を満たすには十分な時間だった。”お前が役に立つこともあるんだな”と冗談を言えば
#”お前の冗談は冗談に聞こえねーよ”
と笑った。
#”素直に礼でも言っとけ、ばか”
そして俺の礼の言葉も聞かずに出て行った。

今頃、コウノトリがカークランドへ便りを届けた頃だろうが、此処へも改めて感謝の意を綴る。

>Danke.
>楽しい時間に多大なる感謝を。

209 :
02/22-23:46

#WRNING ( 警告 )
#Story Groteske,Deshalb Blättern Vorsicht.
 ( 猟奇話題につき閲覧注意 )
>>208 回避先












>-- はじめに ---
巷で一時期賑わっていた人/肉嗜/食について少しばかり考えてみる事にした。事前に内容への警告はしてある為、此れについての苦情は一切受け付けない。
>-----------------

最愛を愛するあまり、一層総てを喰らい尽くし胃に収めてしまえば、と考えた事が一度だけある。其れは飽くまでも愛情の深さを表す比喩に過ぎないのだが、今日は敢えて具体的に考えてみた。

>食/人とは、
生物学的には種内捕食を差すのだが…まあ、簡単に言ってしまえば共食いだ。歴/史の古くは敵國の兵を食べたという話を聞いたことがあるが、今では違う…食/人という背徳的行為は罪である。例え其れがその辺に転がる屍だとしても例外は無い。何故なら「死者の平安を犯している」のだからな。そんな歴史深い食/人だが、近年も絶えず存在している。多くは語らないが世の見えない部分とは案外に深く、そして濃い闇に包まれているものだ。

>此処からが本題だ。
俺が彼奴を胃に収めるとして様々な問題がある。92である俺たちは人の肉体を有している。となると…本来であれば息が止まれば人体は日持ちしない。何より成人男性一人を俺一人が、しかも短時間で処置を行いながら喰らい尽くす事が可能なのだろうか。そして、92である以上、國土が滅ばぬ限り(兄貴は例外である。)は繰り返し再生がなされるのではないだろうか。となると、彼奴は絶えず切断される恐怖と激痛に長時間耐えねばならない。言わば身体的、精神的苦痛だ。

うむ…其れを見ているのも耐え難い。
更には再生されるのであれば、総てを喰らい尽くすのは不可能である事に気付く…無意味だ。

>ちなみに、
味は猪の肉のように生臭いそうだ。そんな事で、食べる際は香辛料を用いて臭みを取り、調理した上で食べるのが一番食べやすいらしい。とある書物によれば、美味しく食べる為には食欲だけでなく、性欲を満たすことが大事だという。即ち、人/肉を食す事で性欲を満たす事の出来る変態である事が必要不可欠であるということだ。ああ、其れから睾丸は硬いため人力では噛み切れないそうだ。

手が掛かる上に日持ちしないとは厄介なものだ。

とまあ…此処まで具体的に考えて置きながら、軽い吐き気を催している時点で、俺には向かない。やはり余す事なく喰らい尽くすのは比喩に留めておこう。















>>210 回避先

#WRNING ( 警告 )
#Story Groteske,Deshalb Blättern Vorsicht.
 ( 猟奇話題につき閲覧注意 )

210 :
02/28-01:04

#20150228 01:05 - Leben -
只今帰宅した、きっと今お前に声を掛ければ睡眠の妨げにしかならんだろう。だから、今夜は此処に記しておこう。長らく待たせてしまってすまなかった。59務だからと言い訳をするつもりはない。ただ言えるのは、これでもう大丈夫だと言うことぐらいだろう。明日からまた元の平穏な生活に戻る。お前は何て迎えてくれるだろうか。怒っていないといいが…想像も付かない。
>明日の朝はおはようからお前とまたはじめよう。

211 :
03/01-22:31

#20150301 22:31 - Leben -
一週間近く家を空けた。彼奴は何を思って帰りを待って居たのだろう、とふと考えた。だが、最愛と言えども他者の思考など分かるはずは無く、只々…俺はいい加減な推測を並べては消していた。そんな事を考える前に、ハグの一つでもしろと、きっとお前は言うのだろうな…などという想像を繰り返して聞けずに胸の内へと閉まっている。

アーサー、思えばまた一月が過ぎたんだな。

忙しなく時間は過ぎ去ってゆくが、俺は変わらずお前の傍で此の何気無い幸せを感じている。触れるお前の体温も、鼓膜を揺らす声色も、与えられる幸福は常にお前と共に在る。これからも変わらず俺の側にいてくれ。
>少しでも長くお前と共に生きたいんだ。

212 :
03/04-08:25

昨夜の俺に相応しい言葉は、
#大人気ない
此れに限るのだろう。

極端に口数が減るのは俺の悪い癖だ。
>自覚している。
だが例え其れがジョークの一種だとしても、
やはり聞きたくはない言葉と言うものがある。

直接そう言うべきだったんだろうが、
昨夜の俺にはその余裕すらなかった。
其れは反省すべきところだ。


上記のように、
己の感情を表すのはあまり得意な方ではないが、
それ以上に彼奴の感情を読み解く事が苦手だ。

彼奴でなければ、
感情を見抜くなど容易いと言うのに、
全く可笑しなことだ。

憶測はできるが、
其れは所詮俺自身の憶測に過ぎない。
当たることもあれば、
飛んだ見当違いということもある。

>彼奴とは憶測で話をしたくない。
此れが俺の本音だ。

だが、彼奴は感情を我慢したがる。
憶測せざるを得ないんだ。

なにより、
迷惑に思われるだのと俺の感情を憶測で語る。

#迷惑になど思った事はない。
そんな言葉も上手くは伝わらない。

其れ程までに俺たちは擦れ違っている。
こんなにも互いに憶測して会話している。

>互いに好きである気持ちは何ら変わりない。
それでも距離感を掴められず探り合っている。

責められるべきは俺だ。
彼奴との時間を作れなかったのは、
紛れも無く俺なのだからな。

ならば、
其れ以上の愛情をもって、
彼奴と向き合うべき時は今だ。

>俺の心は、
今も付き合いはじめた頃と変わってはいない。
ただお前だけだ、アーサー。

>お前だけを愛し、慕い、総てが欲しい。
そう願ってやまない。

#待たせてすまなかった。
#感謝してもしきれない。

>アーサー、お前は今も俺の最愛だ。

お前の不安要素に成り得る俺では、
其の不安は取り除く事は出来ないとしても、
#少しでもお前に安らぎの場を作ってやりたい
と願うんだ。

お前が俺の光である様に、
闇に飲み込まれてしまう前に俺が道標となり、
お前の光となろう。

>大それた事を言ったが此れが俺の本音だ。

213 :
03/04-08:27

#20150304 19:50 - Leben -
彼奴の居ない休日を過ごすのは何度目だろうか。面白い程に擦れ違う俺たちは身体だけでなく精神までも擦れ違ったままだ。昼間にアーサーが寄越した手紙で、本当にお前の感情の一握りにも満たない程度だろうが、少しだけ理解した。

>彼奴の帰宅を待つ間に手記を少し書いておこう。
朝起床してからは休む暇なく、掃除、洗濯、買い物を済ませた。午後は諸用で外出、その後寄り道もせず真っ直ぐに帰宅。うむ…何の面白味のない手記だ。分刻みでスケジュールをこなす一日は、結局の所、あまりいつもと変わりない。


>部屋が広く感じるのは、
やはりお前が居ないからだろうな。お前は俺の居ない間、やはり同じ様に思っていたのだろうか。などと…単なる自惚れか。彼奴の体温が恋しいと離れてる間もずっと思っていたが、いざ目の前にすると伸ばした腕は臆病になり、彼奴の動作一つに過敏に反応する。ただ抱き締めてしまえたのなら、何か変わっただろうか。後悔などするもんじゃないな。

彼奴が帰って来たら一番に抱き締めて言おう。
>Arthur, Willkommen und Ich Liebe Dich.

214 :
03/08-10:00

#20150308 10:00 - Leben -
久方振りに感じる彼奴の熱を思うとまた体が熱くなる、とはいえ不覚にも肝心な時に寝てしまうなど…全く情けないものだ。気に掛けてくれた事を押し切って及んだ行為であったが…結局、この有り様だ。謝罪する他ない。何故、いつも身体は精神の意に反して動いてしまうのだろう。自制する力が欠落している証拠だ。

>昨夜鼓膜を震わせた彼奴の声が頭から抜けない。
繰り返し呼ばれる俺の名、何度も囁かれる愛の言葉、束の間の幸福と言えるだろう。この半年という歳月を経て、俺の身体は至極お前に従順になるよう作り変えられてしまったらしい。煽られれば、肉体は素直にお前を求めるだろう。その翠眼に捕らえられれば、瞬く間に鼓動は速度を上げ、お前が欲しい、と喉の渇きが主張する。俺のこの腕はお前を抱き締める為のものだと言っても、決して此れは過言ではない。

#其れ程までに欲している。
お前の肉体や精神だけではない、言葉も仕草も何もかもお前が創造するもの総てが、俺のものならば…、有り得ない空想の領域だと知りながら、今日も俺はお前に恋焦がれている。

こんなにも一國に現つを抜かすとは、
誰が予測出来ただろうか。

#お前でなければ、
#俺は此処まで求めたりはしない。

其れ程までに俺は彼奴が愛おしい。

>他の奴が触れようものなら、
俺は容赦無く其奴に牙を剥くだろう。
立ち上がれぬ様に、
#其の四肢を喰い千切ってやろう。
二度と触れられぬようにな。


>そんな冗談を綴ってはいるが、
今宵は59務のアーサーへ平穏を祈ろう。

-----
>>176 へ私信を追加した。

215 :
03/10-23:38

#20150310 23:38 - Leben -
つい酒を飲み過ぎてしまった…良くないな。体が熱くて仕方がない…今夜はなかなか眠れそうにない。何時もなら23時には就寝するんだが…駄目だ。帰宅後に出迎えた彼奴が妙に色っぽく見えた。理性が機能を果たしていなかったのは、きっと酒の所為に違いない。白い肌に痕を残したいと思った時には噛み付いていた…薄い痕に留めたのは僅かな理性が残っていたからだろう。

>まだ足りない、
全身に痕を残しても満たされることはない。彼奴の心臓までも刻み込みたい程の此の独占欲…お前は俺のものだ、と他者に知らしめたい。ふつふつと沸き上がる感情を抑え込む事さえ、儘ならない。その美しい瞳に映るのは俺だけで十分だ、とさえ思ってしまう。浅ましい男になったものだ。

>今夜は至極冷え込む。
前にマーケットのサービスとやらで貰ったロ/リポップを舐めながら夜空を眺めている。口の中が甘ったるい。頬を刺すような冷気が、ゆっくりと全身を包む。熱い身体には丁度良い。

ゆっくりと酔いも熱も冷めてゆくようだ。
彼奴に愛していると伝えるのを忘れてしまったな。

#Ich Liebe Dich, Du bist meine.

216 :
03/15-22:23

#20150315 23:00 - Leben -
広過ぎる部屋で俺好みの肌触りのクッションにもたれ掛かりながら温かい珈琲なんざ飲んで、ただ目紛しく流れていく世/界って奴を理解した気になって眺めてる。其れはまるで民を見守ることを放棄したちっぽけな神みたいだ。嗚呼、なんて退屈な日々だ。今も尚、時々血が騒ぐのはきっと遠い昔の名残って奴だろうな…とか言ってっと、年老いた気になる。歳は取り過ぎるもんじゃねぇよな。

>陳腐な神様ごっこはもう飽きたぜ。
世/界を閉じ込めた箱を壊して砂嵐でも起こしちまおうか、ザーザーと土砂降りみたいな音をさせたら、其れを合図にしてお前を攫って遠くへ行くってのはどうだ。誰も知らない場所で、俺たちの事なんざ。無かった事になるぐらい忘れられちまう歳月をかけて、…なんてな。

#全部冗談だ。
#忘れられんのは端から俺様だけで十分なんだよ。

217 :
03/20-06:11

#20150320 21:30  - Leben -
59務の所為で慌ただしい日々に時々己の存在意義とやらを問いたくなる。存在意義も何も92は所詮92でしか無いのだろうがな。全くもって考えること自体が無意味だ。意味など端から有りはしないんだからな。

>59務を終えて帰宅すれば、
少し前までは彼奴が”おかえり”と迎えてくれた。最近では彼奴も忙しい、擦れ違ってばかりだ。それでも、昨日は何時もに比べれば話せた方ではあるが…どうにも最初はよそよそしくなってしまってな。良くないことだという自覚はあるが、身体は言うことを聞いてはくれない。時間を掛けて取り戻した関係は、擦れ違いの日々にまたきっと呆気なくぎこちない二人に戻ってしまうのだろう。

>ならば、
また時間を掛けて取り戻すしかないのだろう。ただ…今の俺たちには時間が足りない。なかなか上手くはいかないものだな。こんなにも彼奴のことを思っているのに伝わらない。好きだという言葉の前に、独占欲が邪魔をする。俺は周りから賞賛されるような人格は持ち合わせていない。俺は至極傲慢で嫉妬深い。陳腐で融通が利かない。時折、わからなくなるんだ。お前は俺の何を好きになってくれたのだろうか。


考えればキリがない。

揺るがないものは、
#お前が好きだという気持ちぐらいだ。

218 :
03/23-06:41

#20150323 06:41  - Leben -
Guten Morgen.
たまには朝から此処へ言葉を書き連ねてみようと俺なりに考えて見たんだ。きっと朝が弱いお前の事だから、見つけるのは夕方か…若しくは夜になって初めて気付くのかも知れんな。

此処の所、お前には寂しい想いをさせてばかりだ。互いに忙しい日々を送っていたのだから仕方がないのかもしれんが…激務を終えたお前は少し以前よりは落ち着けるのだろうな。それなら安心だ。長い激務、お疲れだったな。


俺はまだもう暫く掛かりそうだ。

しかし、
>お前の元へ帰ると約束しよう。

だから今暫く、
待っていてくれないだろうか。

219 :
03/24-06:25

お前と出逢ってまた一月が過ぎた。
出逢った頃に比べれば、
忙しさ故の擦れ違いが増えてしまった。
いつも感謝している。

アーサー、愛している。
とても愛しているんだ。

220 :英(乱入)
03/29-10:22

乱入されたし、お前の日記を上げるのも何となく憚られる様な気がするが、あえて空気を読まずにここに書き記そうと思う。

俺達が出会ったという記念日に該当する日を、今回も無事に迎える事が出来たな。

#Thank you , Ludwig.

本音を漏らすとな、出逢って色々あった中で半年なんか持たないんじゃないのかな…なんてうっすら考えていたりしたのは内緒にしておこう(理由は口が裂けても言わないから、諦めろ)

お前の国務が万年馬鹿みてぇに忙しいのも、重要性もよく理解しているつもりだ。
勿論、お前だけが忙しい訳じゃないし俺だって待たせたりしているのも理解している。
お互いに擦れ違うのが基本みたいになっちまってるが、俺としては待たせちまってる部分は本当に申し訳ないし、感謝している。
>だけどな、忙殺されているお前は自由になる時間を自分自身の為に使わなきゃ駄目だ。

お前は俺はどうなんだって考えるだろうが飼い猫は外が楽しい、と理解すると遊びに行きたいと部屋から脱走してそのまま野良になっちまう事があるが…。
>自由に待ってるから安心しろ。
ただ、猫は3日主人に会わないと顔を忘れるから警戒されて冷たくされるのは肝に命じとけよ?なんてな。


今日という日が暖かく、晴れやかな日で良かった。
お前が今後歩くであろう道のりが、明るく優しい色合いに満ちている事を願う。

#Someday.
While soaking up this gentle light , I want to walk with you .
A modest wish , I write down here .
>いつか。
>この穏やかな光を浴びながら、あなたと歩きたい。
>ささやかな願いを、ここに書き記す。



>I want to stay on your side .
#貴方のそばにいたい。

>Will you permit it?
#Allerdings. 
passは記念日だ。

221 :
04/01-21:10

#20150401 21:10  - Leben -
気が付けば4月に足を踏み入れていた。いつしか青空と共に視界には桜並木が写り込むようになった。風が吹けば花弁が舞う。春はこんなにも穏やかで暖かいのに、俺は何をしているんだろう、と自問自答する事が増えた。此れはローデリヒの言葉を借りるとすれば、きっと春の仕業なのだろう。

>桜が散ったとしても、
木々は青々と存在を際立たせる。春は終われど、休む暇も無く夏は訪れ、そうやって季節は巡る。忙しさを理由にして前ばかりを見ていた事に気付く、世/界はこんなにも穏やかな桜色で溢れ、俺の隣には最愛という温かな存在がいること。

アーサー、いつもすまない。
感謝しても仕切れないが、
感謝の言葉以上に「愛している」と伝えたい。

# Keine Sorge, 
# und Ich denke immer an dich.
           ( 心配無用だ、いつもお前を想う )

222 :
04/05-00:29

その程度なのだ。

理解しなければならないと分かっていても、
そう簡単に理解出来ない己の思考を、
恨むべきだろうか。

この偽りの肉体では俺は何も出来ない。

優先すべきは何かと問われれば、
俺は目の前の現実から、
目を背ける事は出来ない。
>なんて無力なんだ。

#Wem die Stunde schlägt
  (故に問う無かれ誰が為に____ )

ならば代わりに己の存在価値を問おう。

223 :
04/07-22:10

#20150407 22:10  - Leben -
己の感情で有るはずなのに、支配する事も儘ならないのは俺が単に未熟だからなんだろうか。上手く行かないことばかりだ。感情の動きに俺自身が付いていけていない。
>どんな顔で彼奴に会えばいいのか。

こんなにも愛しているのに、口に出すことを俺の中の何かが拒んでいる。責めたいわけではないが、俺がしている事は其れに変わりない。いつか彼奴の中で、俺に抱く感情が歪んで行く気がする。
#其れはもう時間の問題かもしれない。

お前を失うことを恐れているが、
俺にはお前に縋る資格さえない。

224 :
04/08-23:31

#20150408 23:31  - Leben -
今日は一日天気が優れなかった。

細かな雨粒が衣服の色を一層濃くさせながら、寒風と共に全身に纏わり付く様だった。そんな環境下に鬱陶しささえ抱いていた。見上げた空は何処までも雲が続き、落とした視線が捉えたのは、泥塗れになって無残にも踏み潰された桜の花弁だ。

>美しいものもいつかは醜く朽ちる。
其の姿さえも趣があると、いつか俺に笑った奴がいたが…さあ、誰だっただろうか。

226 :
04/18-06:43

#20150418 06:43  - Leben -
久方振りに手記を綴るべく此の本を開いてみた。

結局のところ、今日も俺は綴るに足らぬ日常を送っている。手記を綴る頻度が落ちた事が59務の忙しさに大いに関わっていることは否めないが、それ以前に、俺の最愛であるアーサーと過ごす時間が減ってしまった。

>約束を果たすまではまだ遠い。
遠いのは約束への距離ではなく、俺たちの距離感かもしれない。相手を想えど、ただ想うだけでは伝わるはずもない。態度で示すことも、言霊に乗せるにしても、文字で作られた架空世界では、共に過ごす時間を持つことは必要不可欠だ。

#今の俺では、
彼奴を満たすことは出来ないだろう。
お前の中から俺という存在は少しずつ消え、
いつか跡形もなくなってしまうのかもしれない。

お前の言うことはきっと正論だ。
だが、今の俺には少々理解し難いんだ。
其れが意識の違いと言うのなら、
納得せざるを得ない。

227 :
04/20-22:49

#20150420 22:49  - Leben -
朝方からずっと雨が降っていた。

濡れた髪が肌に張り付き、頬を緩い雨が伝う感覚。気が付けば、其れさえも心地良いと思うようになった。雨に濡れるのは昔から嫌いな筈だったんだがな。彼奴の見上げる空もまた雨模様なのだろうか。濡れたりしていなければいいがな。
>torpfel torpfel 


#此れは余談だが、
恋が愛に変わって恋愛が成立すると、
後は終わりへと向かうのみだそうだ。

その終わりが破局なのか、人生の終わりを共に過ごすということなのかは、人それぞれだろうが、少なくとも俺はお前とは後者であって欲しいと願う。
>天にも地にも最愛はお前だけだ。

来月はお前とゆっくり話せるだろうか。
お前が話したいと思ってくれているだろうか。
俺が立ち止まり振り返った場所に、
#お前は居るのだろうか。

さあ、寝る時間だ。
Gute Nacht,Arthur.

228 :
04/24-06:30

#以下は最愛へ告ぐ
本音を言うならば俺はお前に触れたいと思う。抱き締めたい。ただ、俺ばかりが感情に従順であるべきではない。我慢するなと言ったところで、無駄だと理解している。大切に想う故の行動で有る。だから、其れは仕方がない事だ。更に其れがお前にとっての最善策だというなら尚のことな。だが、其れを悲しいと俺が感じたのも紛れも無い事実だ。然し、俺は待たせている身だ。発言権など存在しない、その感情さえも間違いであると認めよう。
>俺はお前の意志を尊重する。

#お前の中で長い歳月を掛けて、
#感情諸共俺の存在が殺されぬ事を、
#只々俺は願う事しかできない。

229 :
04/24-06:30

目紛しく流れる時間が、
また一月お前と生きる時を増やした。
>今日は記念日だ。

共に生きているようで俺たちの距離は遠い。

お前の生きる音は聞こえるが、
お前の姿が見えないような錯覚を覚えた。
>そんな日もあった、とだけ言おう

それでもお前を信じ、
愛した日々に何ら変わりはなかった。
#お前も同じだったのかもしれないな。

59務に追われる俺を、
献身的に待ってくれている事を知っている。
寂しいという感情を殺し、
俺の心配ばかりしてくれている事を知っている。

俺は前ばかり見て歩いている。
俺が胸を張って進まなくては、
部下が迷ってしまう。
振り返る暇はないんだ。
>お前とは対極だな。

#だが、
59務が落ち着いて時間が出来たなら、
またお前と肩を並べて歩きたい。

  Ich will immer bei Dir sein, 
  und hoffe du bleibst bei mir.
  Ich liebe Dich,Arthur.

   - ずっとお前の側に居たい。
       そして、お前も俺の側に居てくれ。-

#   「 愛しているんだ、アーサー 」

230 :
04/26-18:53

#201504226 18:53  - Leben -
久方振りに休暇日だ。

休日を謳歌…とまでは出来なさそうだ。自由に使える時間など半日もないのが現状だからな。最も、時間を失った原因に俺の寝坊が大いに関わっている。
>休日だからと気を抜き過ぎたせいだ。

起床後、カーテンを明け、窓を開け、朝食を用意しつつ、洗濯機をセットする。その間に彼奴へ朝の手紙を送る。バタバタと慌ただしくし過ぎたせいで、黒パンを少々焦がしてしまった…。
>朝食はチーズを挟んだ黒パンとサラダだ。

洗濯と掃除を済ませ、洗車をする。此処のところ、雨が続いたせいで車が汚かったがなかなか洗う時間も無く、今に至る。結局、1台洗車するのに1時間近くかかった。もう少し時間が早ければ、きっとこのまま出掛けていただろうな。
>この時点で時刻は12時を回っていた。

午後に買い物をしてからは自宅でずっと音楽を聴いていた。室内に響く音が心地良い、珈琲を飲みながら、ソファーに腰掛けて本を読む。こうしてゆったりとした時間を過ごすのは何時振りだろうと考えるが、大分経ったようにも思うが、案外そうでもないようにも思う。忙しない日々を送っていると時間の経過する感覚がおかしくなってしまうようだ。

231 :
04/27-16:50

#201504227 16:50  - Leben -
昨日も休みだったが、今日も上司の計いにより突発的に休暇を取得した。この件を知ったのは、昨日の夜のことだった…突然与えられた休みというのはどう過ごしていいかわからない。
>無計画的なことは苦手だ。

しかし、折角貰った休みなのだから有効利用しない手はない。結局、俺は半日の時間をドライブに費やすことにした。

#6:00
起床。いつもよりは少し遅い時間の目覚めは、とても気分が良いものだな。30分ほどで朝食を取りながら計画を立てる。どの道を行くか、どの店に立ち寄るか。分刻みでスケジュールを立てるのが好きだ、そのスケジュール通りに全てが進んだ時、至極気持ちが良いからな。

#9:00
予定通り家を出発する。ドライブに行くのなら、市街地より緑地が望ましい。一人気ままなドライブというのは珍しい。いつもなら助手席に兄貴やローデリヒがいるのだが、今日は世間一般では平日のようだ。音楽を聴きながらこんな時間も悪くないもんだな。一番は隣に彼奴がいることだが、其れは当分叶わないだろう。

#10:30
海沿いの公園で休息を取る。珈琲を淹れてきて正解だった。潮風が心地良いのは、きっと天気が良いからだろうな。きっと隣に兄貴がいれば、靴を脱ぎ始めて、砂浜に駆けていっただろうな。思えば思うほど、兄貴は大きな子供のような人だ。少し休んでから再び車を走らせる。

#12:00
自宅に帰ってくる。たった3時間のドライブでも、俺にとっては十分気分転換になる。決して最新の車ではないが、それでいい。古いものを大切にしたい。使えるものはとことん長く使いたい。こんなことを言っても、理解してくれる奴といえば、彼奴とローデリヒぐらいのものだろう(ローデリヒについては物に対して少々異常な執着心を感じるところだがな)。


#午後は、
明日からの59務の為に少し体を休めようと思う。


思えば俺は道中ずっと彼奴の事を考えていた。呆れる程の執着心だと思うが、どうしようもない。お前にこの美しい青や緑の自然を見せてやりたいと思って止まない。可笑しな話だが、この目が共有出来たらどんなに良いかと思った。俺が見ている世/界を、お前に見せてやりたい。
>そんな空想ばかりを繰り返している。

頭が可笑しくなってしまったと思うほどの、
この感情をこの世に存在する言葉で表すのならば、

#Verrückt

俺は狂ってしまったのかもしれない。
お前無しでは駄目なんだ。

>どうしようもないほどに執着している。

233 :
04/30-21:54

#20150430 21:54  - Leben -
4月という季節は瞬く間に過ぎ去っていったようだ。気付けば、明日はもう5月らしい。外もすっかり日差しが強くなった。最近では、以前より外に出る59務が増えたせいか、日差しの強さをより感じるようになった。木々が風に揺れる度に想う。
>少しずつ夏は近付いて来ている。

彼奴との約束を果たす前に、春は終わってしまうかもしれないな。もうすぐ薔薇が咲く時期になる、と近所のご婦人が話していたな…。薔薇が散ってしまう前に、彼奴に会えるだろうか。俺の59務も予定を立てにくいが、彼奴の59務もまた予定が立てにくい気がする。
>何より彼奴にはあまり長い休みというものがない。

大抵、彼奴が忙しい時に限って、俺には暇な時間というものが出来る。全く持ってタイミングが悪い。またか、と言ったところで何も変わりはしない


#さあ、何をしたらいいだろうか。
こんな時ぐらい他者の言葉に耳を傾けるのもいいかもしれない。きっと俺には見えていなかった景色が其処にはあるはずだ。


>そんなことを考えた末、
視野を広げる為に伝書箱を設けようかと考えている。話を出来るのは、数日だけだがな。最も…設置したところで、必ずしも手紙が送られてくるとは思えないがな。


#あと数日の間に少し検討しておこう。

234 :
05/01-06:45

彼奴との距離感は、
少しずつ距離を縮めていく感覚に近い。

触れた手が温かい。
愛しい温もりと懐かしさ。

やはり俺はお前が好きで仕方がない。

235 :
05/01-23:23

#K.B.P#

#親愛なる兄さんへ捧ぐ

貴方が家を出てから何月も時間が過ぎていった。連日、晩飯を貰いに玄関先に座っていて喧嘩した事もあった。貴方はいつも思い付きで行動している、とばかり俺は思っていたが、其れは大きな勘違いだったようだ。貴方が家を出ると言ったのは、俺に愛する人が出来たことが発端であり、気にしていないようでそういう些細な事を気にするのが貴方という人なんだろう。

>元より
兄さんは行動するための計画に余念がなかった。そんな兄さんが突発的な行動を取った事に正直驚きを隠せなかった。其れほどまでに貴方に気を遣わせた事を思うと不甲斐ないな。俺はきっと貴方の目には、未だ子供のように映っているのだろうな。

>俺は貴方の弟として兄さんの門出を祝福する
何処へ向かうかは聞かない事にしておこう。何か有れば…いや、理由が無くともいつでも帰ってきてくれ。俺の家は、今も昔も変わらず貴方の家だ。貴方が成し遂げんとする幾多の未来が永遠に栄えゆく事を願い、此処に貴方の名を記す。

>Gilbert Beilschmidt.
#この手記への乱入を無期限に許可する。
兄さん、どうか元気でいてくれ。

#01.06.2015(mo)

236 :
05/02-23:29

#20150502 23:30  - Leben -
今日も忙しない一日だった。59務中に身分を隠して買い物に出たにも関わらず見つかってしまった…全く、買い物が台無しだ。世間は大型連休らしいが、執務室は無論、普段通りだった。
>此れで漸く休息を取れるらしい。

#今夜は彼奴が居ない夜だ。
昨日は久方振りに彼奴に触れた。手を握り、髪に触れ、キスを交わした。何時振りか分からないせいか、不思議な感覚だった。嬉しさともっと触れたいと思う反面、長居出来ない己が恨めしかった。

少々周り砕い文書になってしまったが、
率直に言うならば…触れたい、お前にもっと触れていたい。そして、何よりお前に触れて欲しい。

#どうやら俺は、
>お前の体温が恋しくて仕方がないようだ。

237 :
05/03-21:55

#20150503 21:55  - Leben -
>理想的な休日の過ごし方
朝。目を覚ましたら、彼奴の為に珈琲を…いや、紅茶の方がいいな。うむ、紅茶を淹れる。彼奴の所では、朝は寝起きの妻のために夫が紅茶を淹れるらしいからな。たまには…いいだろう。彼奴と共に休日を過ごせるのなら、自然の多い公園へ行きたいな。うちの公園の様にビールでもあれば言うことないが…あまりそういう所は普通無いらしいんだ。何故だ。まあいい、帰宅したら上手いものを食べて、彼奴と映/画でもゆっくり見たいな。無論、その後は……抱き合えたら、いいな。

>現実の休日の過ごし方
朝。窓から射す朝日で目を覚ます。顔を洗って、着替えてから少しばかりランニングに出る。程良く汗を掻いた所で、シャワーを浴び着替える。朝食を取ってから、犬たちに餌をやる。買い物に出て帰宅後は、掃除。昼食を取ってからはソファーに横になり、休息を取りながら読書をしていたんだが…気が付けば30分程うたた寝をしていたらしい。昼下がりのうたた寝は心地が良いな。程良い日の暖かさと絶妙なソファーの硬さ、天井から降り注ぐファンの風。これはこれで休日としては有りなのかもしれないが…やはり、彼奴が居ないと物足りない休日だった。

>彼奴の帰宅後は、
他愛も無い会話をしながら互いに触れ合う。触れ合うといっても、抱き締めたり、鼻先を触れ合わせる程度だが…小さな幸せを噛みしめている様な想いだ。欲を言うならもっと触れたいが、時間は限られている。

#これ以上はまたいつか出来る日が来たら、
#ということにしておこう。

↓上からすまない。
すっかりお前のレイアウトに騙された。
なかなか面白いことを考えるな。

238 :
05/06-19:00

#20150506 19:00 - Leben -
昨晩はとても賑やかな夜だった。

>我が家で食事会を催した。
フェリシアーノがフランシスと付き合う事になったという話を聞き、俺はローデリヒと祝いの席を設ける事にしたんだが…やはりこんな時に(いつもの事ではあるが)兄貴は不在だった。

食事会はたった4人だけでも十分な程賑やかで、上手い飯と上等の酒で盛り上がった。大人と言えど、付き合い始めの恋人たちというのは、やはり初々しいもので見ていてとても新鮮だ。この先の二人の明るい未来を願わずにはいられないな。
#幸せそうな友人を見ているだけで幸せになる。

そんな恋人たちが帰ってからは、ローデリヒと日が出る頃までずっと話をしていた。結局、夜が明けるまで続いてしまった。早寝のローデリヒが起きていることなど滅多にあることでは無いが、其れ程迄に話は尽きんようだ。

#此の数日間に渡る休息は、
実に有意義なものになった。短期間ではあるが、便りをくれた気さくな友人も出来た。またいつか機会があれば話をしたい。いつか俺が卓/ゲに復帰する時間が出来たら、また声を掛けよう。
>完全復帰へもう少し先になりそうだがな。


#あの書き込みはお前なんだろうか。

239 :
05/08-05:58

好きという気持ちはどうすれば、
お前に伝わるんだろうか。

こんなにも好きだという気持ちで溢れている。
だが、この気持ちはきっと届いてはいない。
>頭で思い描く事を言葉で伝えるのは難しい。

#俺はお前のことをどのくらい理解しているか。
お前は照れ屋でプリ/ンが好きで困ったやつは放って置けないタイプで誰にでも優しい、少しばかり口が悪いところもあるが、それは多分照れ隠しなんだと俺なりに思っている。何より遠慮深い、自分のことより先ずは相手のこと、という感じだ。体力が無いくせにすぐ無理をするし、少食だ。植物を愛でていて、猫が好きで…それから酒癖が悪い。直ぐに人の頬を抓る上に、背中に爪を立ててくる。俺の兄貴には良く懐いているようだが、ローデリヒに対して嫉妬心を抱いたりしていたらしい。まるで本物の猫のような奴だ。
>だがそんなお前だから好きなんだ。

俺は大事な時にお前の側に居てやれない上に、気の利いた言葉を掛けてやるどころか、あまり話が上手くない。こうして文を綴って漸く伝えられる程度だ。もっと饒舌であれば、お前を満たしてやれたのかもしれないが、その時点で俺は俺で無くなってしまうだろう。俺らしさとは何かを考えても、今お前の前に立っているのが俺なんだとしか言えない。それでも好きだと言ってくれるのは、きっとお前ぐらいのものだ。

#お前は俺の隣に居て幸せか。
>俺はお前の隣が最高に幸せだ。


それが例え、
腹を探り合う日々であっても、
想いを伝えられない日々であっても、
互いの気持ちは同じだと信じている。

無論、笑っていれる日々が一番だがな。

>Das beste Gefühl ist in dich verliebt zu sein.
- お前を想うほど幸せなことはない -

昨日の詫びに花を添えておこう。
お前が59務から帰ってきた時に気付くといいが。

#「カランコエ」( Kalanchoe )
花言葉は
>たくさんの思い出
>あなたを守る
そして幸福を告げる花だ。

240 :
05/08-23:59

#20150508 23:59 - Leben -
兄貴が久方振りに帰ってきたかと思えば、「土産のショコラーデをやるから何か不思議な話をしろ」と言われた。無茶振りにも程があるだろう…と思ったが、今回は特別だと言っては見たものの、そもそも不思議な話とは何だ。
>こんな雑な無茶振り聞いたことがない。

#考えに考えた末、
兄さん、こんな話はどうだろうか。

まずはじめに、
紙とクーゲルシュライバーを用意してくれ。
( マイネンシュライバーでも構わないぞ )

#上から順に指示に従うこと

>好きな数字を「3桁」考える
>紙に考えた「3桁」を2回繰り返す
「6桁」の数字にして書く
     ( 例:「123」の場合は「123123」だ!)
>その「6桁」を「7」で割る
>上記答えを更に「11」で割る
>更に「13」で割る





#さあ、結果を見てみてくれ!兄さん!
貴方が最初に考えた「3桁」の数字のはずだ!
>これが世にも不思議な数字の話だ。

そして此れが、
俺の精一杯の無茶振りに対する答えだ。
----------
>>>3944
騙されたのは俺だけではなかったようだな。
----------
>>176 へ私信を追加した。

241 :
05/10-02:40

#昨晩、彼奴が俺に言った。
>「お前は待たなくていい、俺は勝手に待つ」
日頃待たせてばかりの俺だが、彼奴は俺に待たなくていい、と言うんだ。俺は待っていてほしい、と常々口にしていたが…あまり待ってくれという言葉は使うべきじゃなかったのだ、と今更ながら理解する。

待つことをしないとはどういう意味だろう、と考える。飼い犬の首輪が取れたようなものか。だとしたら、俺が勝手に何処かへ行ったところで、彼奴は居なくなったことに暫く気づかないのだろうな。
>首輪など最初から存在してないのかもしれない。

俺と彼奴の感情は同等ではない。
それはしかたない、同等を求めると恋愛は終わってしまう。ならば、俺は見て見ぬ振りをして、何事もないかのように向い合う。

#2015.06.14

242 :
05/12-20:57

#20150512 20:57 - Leben -
今夜は豪雨らしい、雨音が激しさを増す。雨に活気がある。自然というものは時に人類に牙を剥くが、自然の方が遥かに人類よりも力が有り、人類にとっては最大の脅威である。時折、其れを認識させては、また長い年月を経て、人は平穏という檻の中で飼い慣らされるように出来ているらしい。
>脅威に囲まれた鍵の掛からない檻の中で。

#話は変わってしまうが、
コ/リオ/リの力というものを知っているだろうか。タイフーンが発生してからの進路は、地/球の自転の影響を受け、北半/球は右方向に、南半/球は左方向に曲がるという至って単純な原理なんだが、此れを踏まえて天/気図を眺めているとなかなか面白い。発生して最初は垂直に北へ向かって行くが、原理を基準として色んな要因があって、其れを足すと進路が変わっていく。此れが非常に面白い。
>長い59務の暇潰しには十分だ。

243 :
05/13-23:40

#20150513 23:40 - Leben -
彼奴は眠ってしまったようだ。

今夜は昨日と違って夜がとても静かだ。音楽を止めてしまうと聞こえるのは、犬の寝息ぐらいなものだな。彼奴が心配していた野良猫たちも、今夜は静かに眠ることだろう。近所の野良猫は、どうやら発情期らしく、けたたましい声を上げていた。猫はそういう時期なのか。となるとお前もなんだろうか、アーサー。

#静寂に包まれながら、
ただ黙々と彼奴へ渡す予定の小物を作っていた。お前は気に入ってくれるだろうか…少しばかり心配だ。しかし、今日は少し彼奴と話す機会があったというのに、肝心なことを伝えそびれてしまった。
>週末は休みを取れたぞ。

#薔薇が枯れてしまう前に、
#お前に会えそうだ。

244 :
05/14-23:59

#20150515 00:40 - Leben -
時折だが、彼奴に触れたくて仕方がない日がある。常日頃から触れたいと思っている事は否め無いが、その感情とはまた違う。此れを例えるのなら、発情期に近いのかも知れん。とは言うものの、今夜は彼奴が居ない。
>毎日顔を合わせていても足りない。

#触れたいと願えば願う程に、
触れ方が分からなくなってしまう。この無様な姿は、まるで何かの魔法、いや…呪いのようだ。其れでも尚、お前に触れる事を考えては胸が熱くなるんだ。浅緑の若葉の様な瞳に見つめられると、今でも脈が上がる。お前はこんな俺を滑稽だと笑うだろうか。

#偶には、
出逢った頃のように酒を飲み交わしたい。其れに俺は微醺を浴びたお前の姿も嫌いじゃない。昔のお前は酒に酔うと文を連ねて持ってきていた。呂律の回ってない程のものだったな。
>其れは其れで愛らしかったがな。

#最近の俺たちは、
長らく禁欲状態のようなものだ。意馬心猿と迄はいかないが、男たるもの少しの獣欲ぐらいは持ち合わせていても良いのかも知れない。
>ほんの少し俺たちに時間があればな。


#怖めず臆せず、
#これからもずっと先まで、
#お前と生きていきたいものだな。

覚えているだろうか、あの日の言葉を。
#Möchtest du meine Frau werden?
>Yes. Will you spend the rest of your life with me?
#Allerdings.
俺は今も昔も変わらずお前を愛している。

245 :独◇
05/17-17:55

#WRNING ( 警告 )
#Story behind,Deshalb Blättern Vorsicht.
 ( 上司話題につき閲覧注意 )















#2015.05.17
>待ち合わせ
 - Rendezvous -
俺たちの待ち合わせといえば、現地集合及び現地解散が基本だ。大抵は俺の方が到着が早い。前回同様、待ち合わせ場所に到着したのは約束していた時間の30分前だった。旅先では必ずと言って良いほど道を聞かれることが多い。現地人に思われているのか、単に聞きやすそうに見えるのか。何方かは定かではないが、周りが言うには後者らしい。彼奴と顔を合わせてから目的地へと向かう最中、時折抱いた疑問がある。
#彼奴は方向音痴なんじゃないだろうか。

>薔薇園
- Rose Garden -
園内に入って直ぐに視界にはたくさんの薔薇が広がっていた。其処に存在する花々の品種は1000を超えるんだそうだ。名前も個性的なものが多い。ダークチ/ェリーパイと言う美味しそうな名の薔薇もあれば、炎や禅という東/洋を思わせるような名もあった。予想以上に人が多かったが、たまにはこういう場所も悪くないな。青空と鮮やかな薔薇とのコントラストがあまりにも美しかったので、つい写真を撮り過ぎてしまった。折角だからとローデリヒにも写真を送ってやったんだが、忙しかったらしく返事は案外素っ気ないものだった。

>水族館と公園
 - Aquarium und park  -
相変わらず回るのが早かった。水族館というのは、不思議と落ち着く。彼奴が部下の土産を選ぶのを横目に見ながら品物を眺めていたが、最近の土産物は多種多様だ。観ていて飽きない。その後は公園を自転車で回ったが、暑かったせいか風がとても心地良かった。こんな休日の昼下がりも良いものだな。

>空港
 - Flughafen -
昔は空港といえば、旅行のための単なる通過点に過ぎなかったが、今はそれ以外の目的でも十分楽しめるようになっていた。其処は変わらず世/界の出入口だった。案内板にはたくさんの名が有り、時間がたくさん有るのなら今直ぐにでも出てしまいたいぐらいだと思わずにはいられない。
#無論、そんなことは出来ないがな。

>1日という時間はあまりにも短すぎた。
とはいえ、突発的に誘った挙句に色々と振り回してしまったように思う。道中ずっと話しているわけでもないが、ただ並んでいるだけでも苦ではない。不思議な感覚だ。まるで老夫婦のようだな。
#今度はゆっくり出掛けたい。

>Mit Dir unterhalte ich mich so gerne.
>Danke das du mit mir gegangen bist.
#また出掛けよう。














#WRNING ( 警告 )
#Story behind,Deshalb Blättern Vorsicht.
 ( 上司話題につき閲覧注意 )

246 :
05/17-17:55

#20150518 22:05  - Leben -
人が人に対して零す愚痴と言うものを聞くのが俺は非常に苦手だ。其処からは何も得ることが出来ない。其れだけではない、作業効率も落ちる。言った側は発散出来ても、聞いている側はスッキリしない事が多い上に、吐き出された愚痴を空気と共に吸収している感覚になる。つまりは気も身体も重くなってしまうように思うんだ。反省会と言う名の愚痴披露宴を繰り返すよりは、当事者も交えた検討会の方が余程有意義な時間だ。

#時に、
ストレスの発散は必要不可欠だろうが、ストレスを溜めずに済む環境作りもまた必要だ…、とこんな所で手記に綴れども、状況の改善は困難である。

>ストレスの発散といえば、
最近はなかなかゆっくりする時間もない。59務が落ち着いたら、ドライブがてら犬を連れて山へ行こう。森林浴で精神力を満タンにしたならば、また一から頑張ろうと思えるはずだ。世の中には色んなやつがいて、ストレス発散法も十人十色だ。ならば、己に見合った発散法をいち早く見つけ出す他ない。

>俺にとっては、
美しいものを見て感じ、音に触れ、文/学によって言葉の美に魅せられる。時には汗を流し、仲間や最愛と笑って過ごすのが一番だ。

誰かの不幸と比較してはまだ自分は幸せなのだと安心を得るよりも、何もないところから小さな幸せを見出せる者になれたらと願う。
>願わくば周りもそうであってほしい。

247 :
05/24-00:24

#Guten Abend, Arthur.
もうこんな時間だ。お前はもう眠ってしまっただろうか。其れとも今夜は59務だっただろうか。今日は特別な日だ。少しぐらいはお前とと思っていたが、もう夜も更けて日が変わりそうだ。
>今夜は密やかにあの月に想いを託そう。

#出逢ってからというもの。
思えば、この数ヶ月はゆっくり話らしい話は出来ていないな。口を開けば、59務の話か…或いは、互いの夕飯や風呂の話ばかりだった。夫婦なのだから、そういうものなのかも知れんが、きっと出逢った頃の俺たちには想像も出来ない事なんだろうな。お前が俺を大切に想ってくれているように、俺もまたお前を大切に想う。何より、お前は俺よりもずっと基礎体力が無い。無論、筋力については論外だ。これでも、俺なりに心配している。最も、お前は食生活に偏りがあるからな…などとこんな日に小言を並べても仕方が無いな。
>それぐらい心配しているという事だ。

#俺の方は問題無い。
日頃から体を鍛えているんだ。少し忙しくなるぐらいは大した事ではない。食事も睡眠もしっかり摂っている。だから、そんなに心配しなくていい…と言ったら、お前は怒るんだろうな。お前の心配が、お前の愛情表現の一種だとしたら、其れは真に受け取らなければならないな。その分は、時間が出来た時にきっちり返そう。

#再び俺たちが向き合った時に、
俺たちはきっとまた素直に向き合う事が出来ないかもしれない。その時は、俺がお前を抱き締めよう。少しぐらいの背中の引っ掻き傷は許容範囲だ。待たせてばかりの俺からのお前に対する罪滅ぼしだと思ってくれ。
>だから此処に約束を書き記す。

#Ich Liebe Dich.
#und Ich will dich küssen.
>必ずお前に直接この言葉を届けに行く。
>そして最上級の情愛を込めて。
#24.05.2015 - 23:59 -

248 :
05/29-02:47


#20150529 02:46  - Leben -
>Gute Abend, Arthur.
きっとお前は今頃、夢の中だろう。眠りの浅いお前が少しでも穏やかな夢の時へと辿り着けていればいいがな。流れ行く時間の中でお前と出逢い、こうして最愛となったのには大きな意味が有ったのだろうと最近思う様になったんだ。まだその答えは見つかっていないが、きっとすぐそこにあるはずだ。59務の合間にふとお前がどうしているか気になってしまう。時折、他者の手記を覗いてはその恋人たちの仲睦まじさに、お前との姿を重ねてしまう。

>そんな事をする暇があるなら会いに来い
とお前は言うだろうか。いや、お前はきっと黙っているんだろうな。お前は優しい男だ。いつも黙って、俺の事ばかり気に掛ける。

記念日をまた一月数える事が出来て嬉しい。
感謝している、アーサー。

#この良き日に俺の気持ちが少しでも、
#お前に届けばと願う。

249 :
06/03-05:58

#20150603 05:58  - Leben -
気が付けば月は変わっていた。日々の59務から芋蔓式にやる事が連なっていく。掘れども掘れども終わりの見えなかったこの芋掘りが、漸く最後の一つの大きな芋を残すのみだと知らされたのは、昨日の晩の事だ。此れが果たして長い時間なのか、大した時間ではなかったのか。
>確かな事はあともう一踏ん張りだというぐらいだ。

#23:58
漸く全てが終わった。共に忙しない時間を過ごした奴らと酒を飲み交わす。この関係はもはや戦友のようなものに限りなく近いだろう。喉を抜けていくアルコールが身に染みる。いつもの酒が至極美味く感じるんだから、人体というのは不思議なものだ。
>明日は少しだけゆっくり眠ろう。

250 :
06/04-22:30

#20150604 22:30  - Leben -
何時もの事だが、与えられた休日をのんびり過ごす事はなかなか出来ないものだ。とは言え、いつもよりは寝坊出来る。休日に少し長く眠れる時間というのが好きだ。決して59務が嫌とかではないが、日頃慌ただしく過ごしていると僅かでもゆっくり出来る時間というのは貴重だ。

>やっと与えられた時間。
彼奴は彼奴できっと忙しい。離れている時間が長ければ長いほど、存在は遠くなるのかもしれない。俺はお前の元に戻っても良いのだろうか、俺といる事がお前にとっての幸福になり得るのか。時折、お前の存在が揺らいで見える。それでもやはり俺はお前が好きである事に変わりはないが、どうやって伝えるべきかが問題だ。うむ…とても難解だ。
#俺も随分臆病になったものだ。

251 :
06/05-06:32

#20150605 20:30  - Leben -
「お前を打ちのめしてやるからな」と59務が始まって早々廊下で戦線布告を受けた。こいつは俺を同等、或いはそれ以下に見ているらしい。其れは前々から薄々気付いてはいたが、何かと目立ちたがる今時の若者だ。周りの奴らが言うには、この若者はまだ俺たちの関係性を知らないらしい。言ってしまえば、俺は上司の立場であり、其奴は部下に当たる。周りは面白がって誰も教えない、全く面倒な事だ。そして上記の宣言は今日の訓練を見越して言ったのだろう。
>無論、体術で返討ちにしたがな。



#此処からは俺の長い戯言だ。
忙しなかった日々を思い返せば、如何に濃縮された時間だったかが分かる。部下の面倒から始まり、書類の山に囲まれ、厳しい訓練を繰り返し、時に痴漢を撃退し、道端で倒れて痙攣を起こしているご老人を介抱したり、何故か見知らぬ外59人と英語で口論する羽目になったこともあった。
>痴漢の後者からは59務とは無縁だ。

#俺はアクシデントの遭遇率が互いに高い。
様々な事のせいで遅刻も有った。上司には何度笑われたことか。だが、アクシデントの後は良いことも有った。助けた女子高/生が俺を探してくれていたらしい。なんて育ちの良い子なんだと其れだけでも関心していたが、礼と一緒に物まで用意していた。礼は受け取らなかったがな、善意でやった事に礼など不要だ。気持ちだけを貰ったその日から、駅で見かける度に挨拶してくれるようになった。
>なんて礼儀の正しい子なんだ。

#誰かが困っている時に、
#誰がやるか悩む暇が有ったら俺自身がやる。

言ってしまえば此れは俺の流儀なんだろう。俺が直ぐに何かをしたことで良い方向へ向かえば、其れが最善だ。ただ、この行動は全て俺の為なんだろうな…所詮、俺は偽善者だと思っている。全ては何もせずに見過ごした時間の俺について言い訳して生きていきたくはないからに過ぎんのだ。
>だから俺は偽善者でしかないんだ。



#この数週間に、
兄貴から昔に「もう俺は使わないからやる。お前の59務の方が役に立つ。」と言って貰ったロザリ/オがあったんだが、其れが弾けて壊れてしまった。もう元に戻すことは叶わないだろう。昔からこの手の御守りは長持ちしない。弾けるか、クロイツが破れてしまうんだ。今だに保っているのはただ一つ。
>兄貴と揃いのE.Kぐらいだ。

#最後に、
>>>4007の英及び>>>4017の普、本棚入り感謝する。特に英の数字の話はとても興味深い。生憎、まだゆっくり読んでいる時間が無くて残念だ。後日ゆっくり読ませてもらうつもりだ。
>今は最愛と過ごす時間を大切にしたいんだ。

何時も思うが本棚入りをしてくれる者達は、大抵俺と彼奴を並べて置いてくれる。其れが堪らなく嬉しい。
#改めて皆に感謝の意を込めよう。

252 :
06/06-20:49

#20150606 20:48 - Leben -
>昨晩はちゃんと彼奴と向き合った。
ゆっくり交わす相手との話は、専ら彼奴の好きなプリンの話だった。互いを労いながら、ゆっくりその体温を包み込んで、腕の中の最愛を前に何度もこの幸せを噛み締めた。夢ではない、確かな存在だ。其れは、背に感じた彼奴の爪の硬さで更に現実感を増す。

>此処からは今日の事だ。
朝方、目を覚ました俺はランニングへ出た。所々に残された大きな水溜りが昨晩の雨の酷さを良く表していた。空を見れば、暗い雲の隙間に青空が覗く。
#今日は晴れるらしい。

そんな朝から始まった1日は何かと忙しく過ぎていき、彼奴とは他愛ない会話をした程度で、気がつけば夕方になっていた。休日が過ぎるのは早い。いや、59務も大して変わらないか…今日ぐらい、59務の話は止めよう。これからは毎日彼奴と言葉を交わす事が出来る。触れる事ができる。
>短期間であっても何れ程待ちわびた事か。

#愛しくて仕方がない。
#細胞まで余す所なく愛おしい。


>Monolog
お前に触れたいが、久しいと加減が分からなくなりそうだ。壊してしまいかねないな。うむ…其れなりに時間が欲しい。彼奴も忙しい…無理はさせられん。それでも求めてしまうのは、やはり浅ましいのだろうか。だが…一人で考えても仕方がないな。悶々とするだけに決まっている。
#you turned me on, i'm so horny.








>俺たちにはやはり時間が足りないのだろうか。
#Wie finden Sie ?

253 :
06/08-21:01

#20150608 21:01  - Leben -
59務へ行く前に何気無く珈琲屋に立ち寄った。昔はよく行っていたものだが、最近は行く暇さえなかった。久方振りに顔を出した店内はあまり変わりはなく、少しばかりカウンターに並ぶ商品が変わっていたぐらいだ。馴染みの店員に「久しぶりじゃないですか」と声をかけられた。此れだけ人の出入りがあるのに、良く覚えているものだと感心してしまう。ブラックコ/ーヒーとス/コーンをテイクアウトして店を出た。
>空は鈍色だが涼やかな風が心地良い朝だった。

部屋に篭りきりで書類の処理に追われていたら、ローデリヒがやってきた。上司の付き添いで来たらしく、時間を持て余していると溜息混じりに愚痴を漏らしながら笑った。片手間にローデリヒの話を聞きつつ、59務をしていたんだが…突然思い立ったローデリヒが”美味しい牛乳が飲みたい”と言い出したために、週末の休日は予定が一気に埋まってしまった。
#気分転換には丁度良いかもしれない。

>ローデリヒと出掛ける際は、
俺が運転をする。何故なら、ローデリヒはいつも道に迷うからだ。理解しているような事を言いながら全く違う道を行く。
#彼の方向音痴は筋金入りだ。
こんな事を言うとローデリヒに叱られそうだが…恐らく、これはもう改善出来ない問題だろう。
>一先ず、週末の予定を立てなければならないな。







#今年も夏が来る。
#あれから幾度も繰り返した暑い夏が来る。

254 :
06/10-06:50

#20150610 06:50  - Leben -
>感情を伝えるのは相も変わらず難解なことだ。
昨晩、彼奴と話をしていて、俺の感情は、何一つ相手には伝わっていないという事実に直面した。俺は愛情表現があまり得意な方ではない上に、人の恋愛感情に対しては鈍感であるらしい。全く以って救いようがない。あまり好きだと直接、お前に言ってやらないのが悪いのかもしれない。ただ、好きと言うのはどのタイミングで言うべきなのだろうか…恋愛は難解だ。こんな時に限っていつも緊急の電話が鳴るんだから、俺は神に見放されているのかもしれない。

>其れから、
先日、此処の本棚の整理をしたんだが…気が付くと少しばかり本が減っていた。書き手にも様々な事情があるのだろうな。伝えることは叶わないが、書き手たちに別れと感謝を告げよう。僅かな時間でも、良い時間を過ごさせてもらった。
#Vielen Dank.

255 :
06/10-20:38

#20150610 20:38  - Leben -
>近所の庭先に紫陽花が咲いている。
青く咲き誇る姿は凛として美しい。水の器の名に相応しく雨の似合う花で有り、その花は鮮やかな彩りで人々の目を惹きつける。雨に濡れ耐え凌ぐ姿から花言葉を「辛抱強い愛情」と言うらしい。紫陽花といえばやはり菊の家を連想する。だからだろうか、フランシスもまた紫陽花を「菊のバラ」とよく呼んでいた。我が家でも紫陽花は10月辺りまで咲き、終わり頃になると街中の花屋に紫陽花の切り花が増える。

>余談だが、
「辛抱強い愛情」の言葉の由来は諸説ある。昔、俺の家の医師が菊の家から追放されたことがあった。彼は菊の家の女性を愛していたが、追放されたことから二度と会うことは叶わなくなってしまった。そんな彼は家に紫陽花を持ち帰り、愛しい人の名を付けたという。
#そんな彼の姿から花言葉が生まれたという話だ。


綺麗な薔薇には棘が有るように、
綺麗な紫陽花には毒がある。

>そういうものにほど、
>人は惹きつけられるのかもしれないな。

256 :
06/11-17:55

#20150611 17:55  - Leben -
今日は丸一日休みだったが、午後から雨が降ると聞いて午前中は掃除、洗濯、買い物を済ませるべく朝からフル稼働だ。この時期は衣類が乾き難いから非常に困る。

>午後は窓を叩く雨音を聞きながら、
週末の予定を立てていた。ローデリヒと出掛ける約束をしているのだが、まだ行き先は全く決まっていなかった。事前に何がしたいかを聞いていて正解だった。朝からの待ち合わせになりそうだが…ローデリヒは予定通り来るだろうか…心配だ。
#前泊させた方が良いかもしれない。

257 :
06/12-06:39

#20150612 06:39 - Leben -
>昨晩から降り出した雨はまだ止まんらしい。
肌に纏わりつくような湿気。少し気持ちが悪いな…長らく雨が続くらしい。道中に彼奴があまり濡れなければいいんだがな。

>兄貴からの着信が一件あった。
59務中で出れなかったんだが、その後メッセージが入っていた。親愛なる弟、から書き綴られた手紙は、まるで兄貴の日記のような内容だった。まあ…元気そうで何よりだが、相変わらず自由気儘な人だ。

>親愛なる兄さん
俺はそれなりに元気でやっているぞ。最近、再び身体を鍛え始めたんだ。昔の頃に比べればまだ貧相なものだが、いつかあの頃のようになるのが目標だ。
#兄さん、俺も貴方の幸せを祈っている。


>実のところ、
そろそろ私信を送ろうと思っている。

258 :
06/12-22:36

#無駄に長文のため閲覧注意とする#










先日、友人のカークランドと酒を飲み交わしたのだが、その際にこんな話で盛り上がった。

>俗に言うS/Mの話だ。
極度の被虐性愛者を抱いても興奮しない、という話をかなり昔にカークランドと話した事があった。カークランドは変態という名に相応しい程の被虐性愛者だった、此れについては昔から揺るぐことのない事実だ。其れと対象的に、俺は敢えて識別するのならば、加虐性愛者に当たるらしいが、積極的にその行為に及ぶ訳では無い。興奮するか否かの括りで答えるならば、一部の行為については過去の経験を遡れば、興奮する類である。

#しかし全てにそうである訳では無い。
思えば加虐性愛者を徐々に被虐性愛者へと変えていく事こそに興奮を覚えていた気がするんだ…相手のプライドを少しずつ削ぎ落としながら、その傷に痛みと快楽を擦り込む。肉体的、精神的に誘導されていく様は、言わば洗脳だ。少しずつ服従していく様にさえも、恐らく興奮していたのだろう。

>俺は人一倍支配欲が強いのかもしれない。
この事実については、先日にカークランドと話をして発覚した。長く生きていても、己の本質というのは分からないものだ。ジョハ/リの窓で言うなれば、盲点の窓といったところか。

#彼奴と出逢ってからというもの、
丸くなった、と周りにはよく言われるんだ。無論、彼奴以外には全く以って興味は無いし、今さら加虐性が呼び起こされるかと言えば、そうでもない。長い歳月を経て、落ち着いたようだ。とはいえ、相手の羞恥を煽るのは嫌いではないがな…とすると、案外、俺は昔と変わっていないな。

>恋愛は洗脳に近い、
と誰かが言っていたが強ち間違いではないのかもしれない。依存する事が洗脳に直結するのなら、の話だがな。ただ其れを意識的に相手に行使しているというのが前提であり、そんな恋愛は上手くいかないのは間違いない。恋愛とは、誰しも無意識に依存していく。
#恋に落ちる、とはよく言ったものだ。

>好きだと意識することから全ては始まる。
その意識は何時しか常習化する。居ないと寂しいと感じ、終着点まで行けば、相手無しでは生きてなどいけなくなる。

俺は酸素を得るようにお前の愛を得て、
二酸化炭素を吐き出すようにお前に愛を紡ぐ。

>其れが俺たちの日常
#愛すべき彼奴と生きるということなんだ。

さて…長い文章になると話に脈絡が無くなってしまうな。もう少し、言葉の使い方というのを学んだ方が良さそうだ。

>結局のところ何が言いたいのかと問われれば、
色々考えたがアーサーの隣に添い続けたい。
という事だ。






#無駄に長文のため閲覧注意とする#

259 :
06/13-06:59

#20150613 06:59 - Leben -
昨日は地雨が続いていたが、
今朝はここ数日の天気が嘘のような快晴だ。
>きっと暑くなるだろう。

そんな手記を綴った朝から始まった今日は、予想通りとても暑かった。駅から少し歩いただけでシャツの下が、汗ばんで気持ちが悪くなるほどだ。今日は執務室での作業だったが、訓練となれば炎天下の中で走らねばならん…この先、まだ暑くなるというのに部下たちは大丈夫だろうか。
>色々と心配だ。

#明日から59務は二連休だ。
明日は1日予定がない、何をして過ごそうか考えている。休日の前夜のこの時間が俺は好きだ。わくわくする、というか…ガキ臭いと言われるかもしれんが、つい夜更かししたくなる。結局のところ、定刻通り寝てしまうんだがな。室内で読書でもしよう。貰ったは良いが、ずっと手をつけていなかった本があるんだ。
>最後まで読める自信はないがな。

#漸く夜風が涼しくなってきた
最近、ふと気が付くと何か考えごとをしている。答えなどないことを繰り返し繰り返し考えている。

260 :
06/14-08:09

#20150614 08:10- Leben -
雨の音で目が覚めたのは、今から一時間程前のことだ。ぼんやりと見上げた天井が、いつもより遠く見えた。
>この言い知れぬ空虚感はなんだろうか。


#此処のところ、
身体が熱くなって仕方がない。芯から込み上げる熱に魘されそうになる。アルフレッドにそんな話をしたら「番犬にも発情期があるのかい」と笑われた。なんの解決にもならなかったのは言うまでもないが、己で慰めたところで、空虚感と背徳感が残るだけで恐らく治りはしない。
>ランニングでも行って汗を流してみよう。

261 :
06/15-23:17

#20150615 23:17 - Leben -
>ローデリヒと休暇を合わせて牧場へ出掛けた。
青空の下で飲む搾りたての牛乳と焼き立てのパンは最高だ。日頃の59務で疲労を蓄積した体に染み渡る。やはり自然の治癒力は効果絶大だ。

>休日を謳歌した俺とは真逆に、
アーサーは今日も忙しかったようだ。いつもタイミングが合わない。彼奴が忙しい時に俺は時間を持て余し、彼奴が忙しくない時に俺は忙しい。全く不思議なものだ。

>そんな俺たちももうすぐ出逢って一年になる。
その所為か、出逢った頃を懐かしむことが増えた。あの頃、沢山あった筈の時間は一体何処へ姿を消してしまったんだろうか。あの日を思い出しては全身が熱くなる。想い出を一つ一つ遡っては、彼奴への想いを募らせている。

#もっとお前に触れたい。
そうお前に言ったら困った顔をするんだろうか。

#呼吸も忘れる程キスをしたい。
その白い肌に無数の痕を残して、お前の声が聞きたい。俺の名を呼んでくれ、もっと深くまでお前を感じたいんだ。瞳に俺だけを映し、お前の意識を全て奪ってしまいたい。

>最近では良からぬことを考えてしまう。
ただお前と話しているだけだというのに、襲ってしまえばいい、と欲望が囁く。堅物と言われようが俺も男だ。だが、お前の忙しさも疲労も全て理解している。だから何時も手を伸ばし掛けたところで、漸く理性が其れを抑圧するんだ。

#雨に当たって身体の熱を冷ましたい気分だ。

好きだという気持ちが大きければ大きいほど、其れに比例する様に臆病になる。こんなにも愛しているんだ。誰よりもお前を大切にしたい、壊したくない。その反面、お前を滅茶苦茶にしたいと思う俺がいる。言葉と精神が矛盾を起こしている。お前の前に立つと、如何しても素直になれないな。俺は何時でも、お前の前では優しい狼でいたいようだ。
>お前はどんな事を想い、考えているんだろうか。
------
>>176,>>262 へ私信を追加した。

263 :
06/16-22:05

#20150616 22:05 - Leben -
>今夜はアーサーが59務で居ない。

59務を終えて帰宅した俺は、ソファーに体を預けながらビールを飲んでいる。此処のところ暑い日が続いているせいか、ビールがより美味く感じるな。

>ビールを見ていて思い出したんだが、
お前がビールを土産に俺の家を訪ねてきたあの日から全てが始まったと思うと、とても不思議な感覚だ。昼間から微醺を帯びる所か、あの様は乱酔といっても過言では無い。

#お前は覚えているんだろうか。

悪態を吐きながらキスをしたことを、其れでも時折お前が従順になって、その潤みを帯びた翠眼に何れ程心を乱されたことか。あの時、お前は”全部、くれてやる”とそう言っていたな。其れだけでは無いが…其れはお前の名誉のために此処で発言するのは差し控えよう。
>俺は今も鮮明にあの頃を思い出せる。

大切な想い出を胸に新たな想い出を描きたい。
俺の瞳に映るのはお前だけで十分だ。

264 :
06/19-21:43

#20150619 21:43  - Leben -
此処のところ忙しい日々を送っていた。少しは息抜きが必要だ、と周りの奴らと話をして、何か計画でもするかと考えていたんだが…思わぬ盲点に直面する。
>隊長、俺たち全員休みが合いません
部下の悲痛な表情に何も言葉が出なかった。
俺も長期の休暇でもとってゆっくりしたいものだが、なかなか出来ないものだな。


#ところで、
うちの兄貴が出戻ったようたが…毎回言わせるな。何度、報告・連絡・相談の重要性を話せば貴方は解ってくれるんだ!珈琲で貴方の日記を汚してしまうところだった。とにかく、戻ってくるならそうと言ってくれ。変な日記のような手紙は無用だ…まったく、貴方という人は本当に呆れたものだ。だが、あなたの帰還を喜んでいないわけではない。貴方の想い出の花色に添えて出戻りを迎えよう。
>>>4021.5 断る。



#時間は何もしなくとも流れてゆく。
最近も彼奴は変わらず忙しく、口を開けば59務の話だ。溜息が聞こえそうな程に、彼奴の言葉は何処か疲労を感じさせる。ゆっくり休め、としか言ってやれない俺は果たして良い夫なんだろうか。答えなど、問うたところで有りはしないのだろうが…お前の疲労感を如何にかして軽減できないものかと考えていた。会わないことで休む時間を作ればいいというものでもない。
>お前の寝顔に口付けて今夜は眠ろう。

#Gute Nacht,Arthur.

265 :
06/20-23:40

#20150620 23:40  - Leben -
星屑を散りばめた夜空の下をひた走る、向かうは最愛の待つ我が家だ。昼下がりに祝福の鐘の下に仲睦まじく向き合う二人の男女を見た。温かな感情が俺の中にも流れ、血管を駆け巡るかの如く、心臓をも温めて行くような感覚を覚えた。早くお前の顔が見たい、と車を進めども我が家は遠く、自宅に着いたのは23時を過ぎた頃だった。
>お前の寝顔にただいまを言う。

#思えば、
こんな日々が続いたこともあったな。あの時、俺はお前の寝顔にこっそりとキスをしたんだ。起こさぬようにそっと唇を重ねた。薄く開いた唇から聞こえる寝息さえも愛おしい。お前は一体どんな夢を見るのだろうな。その夢に俺は居るだろうか、あの頃のようにお前を苦しめたりはしていないか。


#Du fehlst mir, Schatz.
#Ich Liebe Dich Viel.

お前の帰る場所が何時だって俺だと、
願わずにはいられない。
>Drück mich…Arthur.

#こんな事は、
気恥ずかしくて面と向かってはなかなか言えないものだ。だから、この場を借りてそっと綴っておこう。

266 :
06/21-10:38

#20150621 18:13 - Leben -
今日も彼奴は59務に追われ俺は自宅で過ごしている。彼奴からの着信が無いだけで、酷く室内が静まり返っているように思えた。一度、着信が鳴ったかと思えば、モニカからの連絡だった。懐かしい顔からの便りは心が穏やかになるな。
>姉妹でいつまでも仲良くいてほしいものだ。

#今日、アルフレッドとゲー/ムをした。
>エ/イムの乱れは心の乱れ
と言われるほど散々な結果だった。こんなことにも集中出来なくなっているとはな。


#彼奴の忙しさを目の当たりにして、
どうしたものかと考えている。

267 :
06/22-06:30

>気をつけて行ってこい。
>俺も行ってくる。

#20150622 21:15 - Leben -
手記に彼奴への言葉を走り書きをして始まった朝は、相も変わらず忙しなかった。気が付けば、時刻は正午を回り、昼食を摂りながら、ふと彼奴のことを考えた。最近の俺はお前のことばかりが脳裏に浮かび、ただ過ぎて行くだけの時間を失いながら、時に虚しさとも寂しさとも言い知れぬ感情に襲われる。そして、未だ見ぬ日の空想に耽ては溜息が溢れるんだ。
#此れについての打開策は存在しないだろう。

>それでも、
お前から貰った腕時計が今日も俺の左腕で正確に時を刻んでいて、右手には、昨日、お前に噛まれた痕が薄くだが残っている。少々表現し難いな…なんというか、両手にお前を感じるような気がするんだ。

>単純なものだろう。
男とは…所詮、そんなものだ。
#こんな些細なことに救われる。

手記ぐらいはお前と肩を並べてみるのも悪くない。
#今夜はそのまま寄り添って眠りに就こう。

>Gute Nacht, Liebste.
>Ich möchte dich im Traum sehen.

268 :
06/24-00:22

#もうすぐお前と出逢った季節がやってくる。
折角の記念日だからと家路を急ぐ時ほど、
事件は起こるものらしい。

自宅に着いた頃にはもう時計の針が、
21時を指していた。

世の中というのは、
何故だかいつも上手くいかないものだ。

想うことと現実に起こることは、
驚く程に相容れない存在のようだ。


#本当はお前と共に過ごす時間が欲しい。

しかし、
最近のお前はとても忙しい。
俺自身、決して暇な時間ばかりでも無い。

世は目紛しい速度で流れ、
其れに翻弄される様に、
俺たちは擦れ違ってばかりだ。

>それでも、
想い合うことが出来ているから、
俺たちは今も尚、
向かい合っていられるのだろうな。

俺の心は、
何時だってお前と共にある。

>アーサー。
>俺はお前と結婚して最高に幸せだ。

#Geteiltes Leid ist halbes Leid. 
こうやって支え合って生きていけたらいい。

269 :
06/25-23:07

#20150625 23:07 - Leben -
ベッドに横になり天井を見上げている。

人工的な星屑が散りばめられた其処は、何処か無機質で悲し気に見えた。自宅でプラネタリ/ウムを楽しむ為に考案された装置、その作りは精巧だ。俺自身、素晴らしい装置だと思っているが、どうにも俺を満たしてはくれないらしい。理由は明らかだ。今日は彼奴が59務で居ない夜だ。
>彼奴の存在なしでは微塵も楽しさを感じない。

最近、本当の星空をちゃんと見ていない。
#冬の空に震える星々が懐かしい
刺すような寒さに耐えて山を登った先に広がる無数の星が魅せる芸術こそ、飾らない美しさと言えるだろう。其れは、まるでお前のように自然体が魅せる美しさに等しい。
>つまりお前はとても綺麗だ。

#バカ、という言葉は受付けない。
俺がそう思うのだから別に構わないだろう。


#ふと意味もなく歩んで来た道を振り返る。
今まで見た夜空で一番美しいと思ったのは、
” 59務で行った廃墟で見上げた夜空 ”
かもしれない。鉄の錆びたような臭いと雨上がりの土の香りで咽せ返りそうになりながら、硝子の破片を踏み付けて進んだ。その先にあった崩れた窓から見上げた夜空が今も目に焼き付いて離れないんだ。
>鮮血色の月が幻想的な夜だった。

#お前と見るプ/ラネタリウムなら、
#あの景色をも超える事が出来るだろう。

270 :
06/27-04:44

#20150627 04:44 - Leben -
>今日も俺はお前が愛しい。

久方振りに徹夜した朝は、陽の光が普段の数倍程眩しく感じるように思う。気の所為と言われれば其れまでなんだが、日頃見る太陽でも何処か新鮮だ。帰宅後、一眠りしてから彼奴へ声を掛けたが、どうやら外出中のようで、俺はいつものように音楽を聴きながら読書をしていた。其れが三部に渡る物語なんだが、結局、一部を読み終えることすら出来ず、再び俺はソファーの上で眠りに落ちていた。
>意欲があっても睡魔には勝てないらしい。

#此処の所、災難が続いている。
こんな事は気の持ち様とはいうが、多少なりとも行先を照らしたいと久方振りに星を読んで見たんだが…どうにも此の手のものは、自分で読むものではないな。結果が良くも悪くも信じ切れんのが問題だ。

271 :
06/28-01:45

#20150628 01:45 - Leben -
早い時間に眠ったせいで、変な時間に目が覚めてしまった。少しの間に夢を見たんだ。彼奴のために何かを作る夢だった…恐らく、あれはチャームか何かの一種だろう。良いデザインが浮かんだ。スケッチして取っておくとしよう。其れから時間が出来たら、スケッチを元に試作品を作ろう。
>嗚呼、此れは余計に眠れなくなりそうだ。

#最悪だ。
変な時間に目覚めた皺寄せが、記念日の0時の節目に現れた。彼奴と話している途中でうたた寝とは…いや、うたた寝は良くしてしまう方では有るが、よりによってこのタイミングとはな。すまない、アーサー。

272 :
06/29-02:27

#心の奥底より想いが溢れ出している。
此れをどうお前へ伝えようかとこの数日間考えていたが、俺が知り得る語彙で、手記の一頁を埋め尽くす事に決めた。
>少しはこの想いがお前に届くことを願う。


#お前が俺の家の戸を叩いたあの日から、
#今日で1年という歳月が流れた。

1年という節目に立つと縁とは本当に不思議なものだと実感する。お前と出逢うよりも前の俺からしてみれば、想像も付かない未来に俺は立っている。一度は絶望の淵にも似た感覚を味わった俺が、こんなにも幸福に満ちた時間を過ごしているんだ。お前と出逢った事が俺の運命を変えたと言っても決して過言ではないだろう。

#あの運命の日、
>一番にお前が会いに来てくれてよかった。

#お前と過ごす日々は彩りに満ち溢れている。
浴衣を身に纏い、菊のところの祭りに行って、碧と翠の入り混じった風鈴を買ったのを覚えているか。強く手を握り締めて歩いた道、あの日見た夜空に咲く大輪の花の美しさを、俺は此れからも忘れることはないだろう。
>また何時か共に見たいものだ。

#この1年で、
俺たちは他愛も無い事で笑い、些細なことで喧嘩をした。身体を重ね、心の深くまで求め合った。触れたいのに触れられない距離感で腹の中を探り合ったことも、想いが上手く伝えられず憤りを感じたこともあった。
>何もかもが思い出深いな。

こうした日常の蓄積が、俺たちの関係の基盤を作り、今に至る。他者と比較するわけではないが、俺たちの関係はもはや熟年夫婦に近いのかもしれない。それでも、呼吸をする様に寄り添い続ける毎日が俺には愛おしくて堪らないんだ。日常、と言葉にして纏めるのは簡単なことだが、そんな二文字では決して表すことは出来ないと思っている。

#俺のこの両の眼も耳も鼻も口も、
#腕も指も心臓も、
#総てがお前を求めて動いているらしい。

>欲をいえばお前にもっと触れたい。
俗にいうイチャイチャする、というのは柄ではないが、お前に触れていたい。お前に他の事を考える余裕を与えたくない。俺だけを見ろ、俺だけを感じろ。お前を連れて何処か知らない地へと行けたのなら、どんなに良いか。


>この腕で強くお前を抱き締めよう。
また猫みたいに俺の背に爪を立てていい。その刺さる様な僅かな刺激さえ、幸福だと思えるのは相手がお前であるから以外には考え難い。どんなことも、お前とで無ければ何の意味をなさない。お前を想って文を綴れば綴るほど、感情が溢れ出す。


#狂おしい程に愛している
といえば少しは伝わるだろうか。

細胞の一つまで余すところなくお前の全てが欲しいんだ。俺も随分と我が儘になったものだ…しかし、この感情を抑え込むことなどもう無理なんだ。どうやら、それ程までに俺にはもう余裕がないらしい。

>俺の名を呼んでくれ。
” 愛している ”と” 俺のものだ ”と示してほしい。



>猫を愛した狼は、
幸福に満ちた日々も、例え其れが困難に呑まれうる時も、この身体が在る限り、此れからもお前を愛し、慈しみ、最愛としての操を守ることを誓おう。万が一、この誓いを破る時が有れば、俺はその反対の運命を賜ることだろう。

#Arthur,Ich Liebe Dich.
#Ich denke immer an Dich,
#und Ich wünsch dir was.
#Für immer…


>ずっとそばにいてほしい
無論、俺は此の身が朽ち果てるまでお前のそばにいるつもりだ。

#最後にお前に問う。
#お前は俺の隣にいて幸せだろうか。

273 :
06/30-22:54

#20150630 22:54 - Leben -
今日は特に忙しい1日だった。
 
重い足を引きずりながら帰宅するとポストに荷物が届いていた。”Etric/h Ta/ube”という軍用/機の木造模型なんだが、組み立てるのが今から楽しみで仕方がない。作ったものは塗装をして天井から吊り下げようと思っている。色々揃えるものもある…。
>作り始めるのは週末になりそうだ。

274 :
07/01-21:16

#20150701 21:16 - Leben -
>今日はこの1年の中で1秒だけ長い1日
だったらしい。つまりは閏/秒がある日らしい。この1秒の調整が世に何れ程の影響を与えるのかは俺の知るところではないが、話によれば、地/球の自/転は十数年の不規則な変動によって徐々に遅くなっているそうだ。しかし、其れを知ったのは時/報の60秒目と同時だった。

>59務先で定期的に時/報を聞くのだが、
今日は0秒と共に鳴る筈の時報音が立て続けに2回なっていた。偶然にも閏/秒に重なったようだ。

#今日はまた荷物が届いていた。
予てから嗜む程度に作っている小物の材料が届いたんだ。お前の為にまた何か作ろうと思うんたが…果たして喜んで貰えるだろうか。
>いつもの事だが心配だ。

275 :
07/02-06:47

回ってきたバトンをやろうと色々考えたが、簡潔に言葉を纏めるのは難しい。しかし、有意義な時間だった。
#Vielen Dank.


>◆誰かのイメージバトン
#誰かへのイメージとは様々な答えが存在する位に
#十人十色です。深く考えず気軽に、自分が決めた
#相手に対するイメージ等を晒して下さい。
(※真面目、おふざけ自由に!)
#◆相手のイメージカラーは?
>コバルトグリーン
グリー/ンファン/トムク/オーツという石の気泡の神秘的な色が思い浮かんだんだが表現し難かったから、一番近い色を探した。
#◆そんな相手を一言で言うと
首輪を付けられた猫
#◆因みにどんな性格?
自己犠牲は当たり前の困った奴だ。人のことばかり気に掛ける。愛情表現が得意な方ではないようだが、小さな動きでそっと伝えてくれる。そして、何より心配性だ。
#◆食べ物に例えたら
>焼きアーモンド。
あの砂糖の甘さとアーモンドの香ばしさのように、彼奴は人に甘いだけではない、頑固と言っていいほどに強い意思を持っている。
#◆相手が好きな事って
>抱き締めたあと背中に爪を立てる
好きというか癖かもしれないがな。あと園/芸とか手/芸とかだろう。料理の腕を除けば家庭的であることは間違いない。
#◆相手のイメージ曲
>Sin/gin' in the ra/inとUmbrellaのmash/up
某海外ドラ/マで二つの楽曲をミックスさせた曲だ。きっとこの曲が一番に浮かぶのは、お前の着信音が此れだからかも知れない。
#◆第一印象
>ブラコン
我が家に来て早々に弟と俺を比べていたからな。
#◆その相手実は…
>酒乱な甘えん坊
 甘え下手だが酒を飲んで酔うと、箍が外れたように甘えたになる。滅多に見ることはないが、そんな彼奴が俺は好きだ。
#◆今の印象
遠慮がちではあるが愛情を伝えようとしてくれている。そして相変わらず照れ屋だ。それから、我慢強い…と言うよりは俺が我慢ばかりさせてしまっているのだろうな。人に合わせようとするあまり、自分の意思を隠し誤魔化す所がある。人の感情には敏感なのかもしれないな。
#◆相手を何て呼んでる?
英、若しくは、アーサーだ。
#◆ずばり、その相手の名前は?
俺の愛妻であるアーサーだ。
#◆良かったら一言どーぞ。
お前には感謝しても仕切れない程だ。
なかなかゆっくり出来なくてすまない。
此れからも変わらず側にいてほしい。
#◆お疲れ様でした!回す方を五人指名して下さい。
誰に回そうかと考えたが大抵は回ってしまっているようだ。
>>>4021 素敵な孤独の嗜み方
>>>4009 English diary
>>>3589 Powpowpancake!
>>>3935 キミとボク。

突然回して驚かせてしまったらすまない。(兄貴を除いて)一読者として密かに回させてもらう。

>其れから、
>>>2316の自称素敵紳士殿にも贈っておこう。
やるやらないはお前に任せる。

276 :
07/04-18:07

#20150704 18:10 - Leben -
俺と彼奴は毎日擦れ違ってばかりだ。互いに多忙なのだから仕方が無いと言ってしまえばそれまでだが、何とかならないものかと考える。お前の事を考えると全身が熱くなる。胸が痛くなるという此れは、寂しいという感情の表れなんだろうか。こんな事では、格好が付かんな。

#休暇日と言えど、
時間を持て余せば、考えるのはお前のことばかりだ。思考を停止したくて、例の木造模型に専念していたら、半日と掛からずに塗装まで終わってしまった。結果、残った時間はまたお前のことばかり考えている。自問自答を繰り返しては、悪い方向へと思考が向かうんだ。
>お前は俺が居ない時に何を思う。


#時間を理由にして、
無理矢理にでも欲望も感情も捩じ伏せようとしている。俺だけではない、きっとお前もそうなんだろうな。俺たちは如何にも恋愛に於いて素直で可愛い部類ではない。男なのだから、可愛さなど無縁であることは否め無いが、精神的にはそういう部分もあった方が良いのか、とも思うところはある。かと言って、其れを表に出したところで、状況は変わらない。其れ所か、お前に無理をさせるのではないだろうか。
>飛び交う憶測が俺の首を絞める。

#愛している。
この感情は色褪せる事なく細胞を染める。この感情を例えるなら此れは血だ。溢れ出したものは、時間の経過と共に酸化して黒くなる。だくだくと溢れ出してきて、身体がどんどん渇いていく。俺がこんな事を言うべきではないが、お前が足りない。足りないんだ。お前も同じか…苦しんでいるのか。
>間違い無く此れは飢えだ。

お前に触れたい。強く抱き締め、お前の鼓動を感じたいんだ。首筋から足先まで全て、朱を痕を残して、噛み付いたっていい。深くお前に刻み付ける。お前の匂いは俺を安心させる。その声も体温も全て。欲しい。お前が欲しい、アーサー。
>捩じ伏せた筈の独占欲が蘇る。



#息が詰まる。
#嗚呼、気が狂いそうだ。

278 :
07/06-06:40

#20150706 22:20 - Leben -
>今日も朝から雨が降り続いていた。
行き交う人々に紛れて黒い傘を広げる。傘越しの空が重たく見え、気分までも沈めていくようだった。まだ今週が始まったばかりだというのに、気が滅入るのは何故だろうか。

#昨晩、久方振りに彼奴とキスをした。
だがきっと彼奴は覚えいないのだろう。もう今更、聞く気にもなれないが、大抵、酔った時の記憶は彼奴の中に残らない。俺は其れを理解していながらも、空虚感と欲望の狭間で揺れる。我ながら愚かな男だと思う。記憶に残らないのなら、痕の一つでも残しておくべきだったかもしれない。
>其れが単なる自己満足に過ぎないとしても。


#目が覚めて、
変わらぬ朝が来て、慌ただしいうちに時間は経ち、そのまま日が暮れていく。魔法が解けたように、跡形もなく昨日の全てが消え去ってしまう。
>其れが少し寂しくもある。

#悲しんだところでどうにもならない。

>今の俺たちは、
こんな方法でしか、感情を確かめ合う事が出来ないのかもしれない。どうせ忘れるのなら、俺の記憶も消えればいいのだがな。

#だが消えず色濃く残るのが現実だ。
俺を見つめる瞳、ふやけた笑み、重ねた唇の柔らかさ、掛かる息の生暖かさ、唾液の甘さ、触れ合う体温、手で触れた肌の感触。
>其れ等全てを俺は覚えている。

例えお前が忘れてしまっても、
俺は忘れはしないだろう。
#其の全ては呪縛の様に心臓に刻まれた。


>20142200
少しでもお前の記憶として、
残っているのなら幸いだ。

279 :
07/07-06:40

#20150707 19:50 - Leben -
雨ばかりの毎日は流石に嫌気がさす。今日は東/洋の92では七/夕という日らしい。思えば、昔…菊のところに行った際、この日に因んだ祭をやっていて紙に願いを書かされた記憶がある。
>確かあの日も朝から雨だった。

#菊が言うには、
七/夕に降る雨は星伝説の織/姫という女性が流す嬉し涙だという。

#しかし、
何故だか七/夕の飾りを見ているとMaib_aum(五/月木)という行事を思い出すんだ。五月の或る日に、男性が好きな女性の家の窓にこっそりと飾りをつける、というものだ。飾りで彩られた木を排水管にくくりつけたりする。
>其の木の豪華さが愛の大きさを表す。


外は変わらず雨模様だが、
天で再会を果たした二人を祝福しよう。
#其の幸せが雨となり下界に降り注ぐ事を願う。
>其れは他の恋人や俺たちをも潤すだろう。

280 :
07/09-22:57

#20150709 22:57 - Leben -
人体とは不思議なもので、40時間無睡だと体は疲労を通り越してハイになる。今の俺ならば何でも出来るような気がしてくるのだから、可笑しな話だ。
>疲労感は何処かへ旅立ったらしい。

#だが其れも今更のことだ。
59務で一睡も出来ない夜など何も珍しい事ではない。稀にある。そんな翌晩は如何すべきかは良く理解している。音楽で逆立つ神経を鎮めるに限る。穏やかな音色で聴覚を満たす、頭蓋骨に響く心地良さに包まれれば、何れ眠りに落ち、朝が訪れる。
>そして何時もと変わらぬ日常が始まる。




#此処からは余談だ。
俺は、彼奴に噛み付きたくなる衝動に駆られる事がある。白い肌に歯を立てたくて仕方が無くなる。こうなったのは何時からだろうか、と考えたんだが…如何やら彼奴に出逢ってからのようだ。何故、この様な衝動に駆られるのか少し調べてみたんだ。理由は諸説存在するようだがな。簡単に言えば、噛むという行為は愛情表現の一種らしい。

>食べてしまいたいくらい好きだ
という表現を暫し聞くことがあるが、つまりはその言葉の通りだ。噛むとは、食べるという行為の象徴であり、多くは食べる擬似行為にあたるそうだ。即ち、俺は彼奴の事が良識の範囲を越えて好き過ぎるようだ。

#其れと同時に、
相手の愛情の深さを確認したい、という心の表れでもあるらしい。そう考えると、嫌がる素振りを見せないお前の愛情の深さは想像していたものよりも、ずっと深いに違いない。
>此れは自惚れではない…はずだ。

嗚呼、多分…きっとな。


#下の方で変態兄貴が何やら言っているが、
>今日は敢えて素通りして寝る。
心配しなくとも明日辺り吊るし上げに行く、安心して眠るといい。

281 :
07/10-06:05

#Warning(R18)








この手の話は上手く綴れない為、兄貴に代理を頼もうかと思ったが…自主規制ばかりになってしまったため、何時も通り俺が綴る事となった。

>R18の本棚に敢えてR18表記する理由
手記を手に取っている奴は薄々気付いて居るだろうが、日頃は裏要素皆無に等しいからだ。

#長らく此の手の事はしていない。
そんな状況下で今更何を書くのかと俺自身問いたいところだが、今日は久方振りに酒も入っているし…思いのまま綴って見るのも良いだろう。此れを機に少しばかり、(感情的な意味で)溜まったものを吐き出すというのも悪くない。肉体的にも溜まてるものが無いとはいえんが…此れについては、目の前に最愛が居れば誰しも陥る現象のようなものだ。勃起は生理現象だしな。
>男ならば分かるだろ。

#先に言っておくが、
最愛の前なら何時でもという訳ではない。俺も其処まで万年発情期という歳では無いが、今なら何となく勃起できる気が…あ、いや、していたの間違いだな。酒のせいか、思えば酒を飲むと性欲が増す気がするな。酒を飲み過ぎると自律神経がイカれてE/Dになると聞くが、俺は違うようだ。個人差があるというのは、正にこういう事だな。

>そんな夜にお前の寝顔を見て、
俺が俺で良かったと思うんだ。俺は理性が人より強いと自負している。こんな状況下でも、お前の穏やかな寝顔を見て、お前の安眠を妨げる事なく、幸せだと感じる事が出来る。もしも、俺が兄貴の様な少々横暴な性格ならそうはいかないだろう。勃起が収まらねぇ、ヤらせろ、と言ってお前を組み敷いたに違いない。自分の兄で想像するのも癪だが…きっとそうだろう。

>お前は俺をどう見ているんだろうな。
キスやハグのようなスキンシップだけで満足する様な淡白な奴に見えているんだろうか。だとしたら、ずっとお前は勘違いしたままだったのかも知れない、それに俺は絵に描いたような硬派さも持ち合わせていない。理性が無ければ、もっと貪欲で、暴力的だっただろう。




#時間が無いことを理由に、
#己の本性から目を背けている。

>何時までも優しい狼で居たいと願う。
いつか大切な者を喰べてしまわぬ様にな。



#Warning(R18)

282 :
07/10-20:36

#20150710 20:36 - Leben -
週末は59務で潰れると思っていたが、明日は59務が休みになった。しかしながら、彼奴は土曜が59務で、俺は日曜が59務であることは変わらないらしい。結局のところ、今回も擦れ違いの週末というわけだ。

>今に始まった事ではない故に慣れてしまった。
ただし、其れは最愛に対する感情の薄れが理由というわけではない。愛情という括りだけでいえば、以前よりもより強く大きなものに変わっていることは間違いないだろう。

#人との繋がりというものは、
毎日顔を合わせるよりも、時折、離れている時間がある方が上手くいくという話を聞いたことがある。離れ過ぎるのも少々考えものだが、幸いなことに、俺たちは余程59務が忙しい時を除いては、毎日顔を合わせている。挨拶を交わすことでも、いってきますの言葉だけでもいいんだ。
>会えない日が続くよりずっといい。

#お前の連絡が途絶えた時の事を思い返せば、
#こんな些細なことでさえ幸せでいられる。

単純だと思うだろう。
まったくその通りだと俺も思う。

284 :
07/11-06:03

#20150711 6:03 - Leben -
昨日…いや、今日か。3時近くまで飲んで騒いでしまった。実に楽しい夜だったな。もう目が覚めた。恐らく彼等は爆睡中だろうから…此処に感謝を記す。
>Vielen Dank.

#さて昨日の事だが、
照り眉紳士の助言により、伝書箱に届いた手紙が全て迷惑メー/ル扱いされていたことが発覚した。結論を言うと、昨日まで全くそれに気付いてなかった。
>本日、全て返事を出す予定だ。

本当に申し訳なかった。

#その前にもう一眠りだけ…しよう。

>14:22
今日はまだ彼奴の顔を見ていない。
59務に向け寝ているのか…いや、もう59務だっただろうか。何も無いのなら其れに越したことはないが…少し心配になってしまう。悪い癖だな。

なんだろうな…お前が恋しい。
---
>>262,283に私信を追加した。
貰った手紙については先ほど全て返事を書いた。
もし届いてない奴がいたら言ってほしい。

285 :
07/11-23:38

#20150713 22:40  - Leben -
今日は特に暑い1日だったな。先週から俺と部下と新人でスリーマンセルを組んで居るんだが、今日は訓練で半日近く外に居たせいか3人とも皮膚が赤くなった。
>太陽の光は侮れんな。


#シャワー室でのパンツ談義。
訓練後にそのままシャワー室で汗を流してから着替えていると部下に「隊長はボクサー派ですか」と突然話掛けられた。なんのことかと思えばパンツの話らしい。「意外ですね、ブリーフかと思ってたんで」と言い出す目の前の偏見の塊を黙って一瞥していたんだが、話を聞いていた新人が一言、「俺、ブリーフですよ」と言った。

>ブリーフを暴露されて同様が隠せない部下が、
「白いの履いてそう」とボヤいた直後に「同感だ」と同じく動揺して思わず言葉を続けてしまったが、満面の笑みで新人に白ではないと返されたが、
#新人ブリーフパンツ
という初めての二つ名が新人に命名された。

新人ブリーフパンツの話によると、
履いているパンツの種類で性格が分かるそうだ。
ボクサーは、知的で精神年齢が高く、雄の安定を求め、ある程度の余裕と自信を持っている。ブリーフは、綺麗好きで変化を嫌い、男としての強い自信がある。ビキニは、曲がった事が嫌いで自己主張が強い。

>ふとビキニと聞いて兄貴を思い出した。
#後に聞いた話では兄貴はトランクス派らしい。
ちなみにトランクス派は細かいことに拘りが無く、自由すぎる、らしい。

確かにこの時期は暑いせいで睾丸が熱を持ち易い。熱を逃すなら一番通気性が良いのはトランクスだ。そう部下が熱弁していたが、確かに一理にある。

そんな話をして執務室に戻ると、廊下で聞いていたらしい上司にパンツ三兄弟と纏められた。

#なんとも不本意な名だ。
>そんな上司は日/本被れの褌に違いない。
と小さく呟いた部下に新人が吹いていた。

我が執務室は今日も平和だった。



---
こんなふざけた世間話の後に何だが、
やはり読んでいる手記が、
消えてしまうのは少し寂しいものだ。
#其れがいつか訪れる事であったとしてもな。

286 :
07/12-21:28

#20150712 21:28 - Leben -
>猛暑と迄は行かないが実に暑い1日だった。
何杯目か分からない珈琲を淹れようとした所で、部下に飲み過ぎですよ、と止められた。背中に汗が伝うくらいには暑い室内だが、執務室の冷房が機能する事はない。節電とやらで、休日は何時もそうだ。窓を全開にしようが涼しくなる筈がない。
「如何にかして策を練らないと殺られる。」
>静かな執務室に上司の声が切な気に響いた。
#一同はただ無言で頷いた。

そんな1日はあっという間に過ぎる。
此れについてはいつも通りだ。

#残念なことに、
某機種の一部の端/末で障/害が起きているらしい。こういう時、彼奴に予備でG宿を伝えておいてよかった。毎日やり取りする時間に連絡が付かないとやはり其れは其れで心配になるものだからな。
>本宿が使えなくなるとは困ったものだな。


お前は寝たんだろうか。
きっと59務疲れというやつだろう。
#Gute Nacht, Arthur.



>今日もお前に好きだと言えなかった。
今日は、と思う時ほど59務の電話が鳴り止まなかったり、通/信障/害が起きる。
#全くいつもついていない。

287 :
07/13-22:40

#20150715 06:34 - Leben -
夜が一層深くなっていく瞬間が俺はとても好きだ。具体的にどんなと聞かれれば…うむ、難しいな。街のネオンが一つまた一つと役目を置いて消えていく様が、まるで世界の終端のように思う。こんな事を言うと、ローデリヒに厨/二/病くさいと言われそうだ。

#人気の無い空間には、
今にも消えそうな街灯。空を見上げれば月明かりがぼんやりと明るさを主張させながら、深い色へと落ちていく。黒い影が付いた薄灰色の雲は長細く流れている。
>少し風が強いんだろうか。

ガラス越しにそんな風景を眺めていると、
同僚が珈琲を片手にやってきた。
#今夜飲む酒だったら絶対美味かったのにな。
珈琲を飲みながら皮肉たっぷりに笑う。

#全くだ。
俺がそう言った直後に部下が呼びに来た。
>今夜は此れで眠れそうにないな。

288 :
07/16-00:06

#201507192100
>酷い頭痛に見舞われた。
最初は脈に合わせじんわりと太い血管に沿って痛みが拡がっていく、その痛みは毒が廻る様に脳全体に拡がり、やがて眼球の奥をスプーンみたいな物で抉られる様な激しい痛みに変わる。のたうち回れ共、痛みは和らぐ事はなく、何時しか痛みを忘れ眠りに就く。

#目が覚める間際に、
コバルトブルーの海に沈んでいく夢を見た。光が遠くなって、泡が一つ、また一つと光へと消えていって、幻想的だと思った。光へと伸ばした手は指先から気泡へと変わっていった。
>其れは哀しき人/魚/姫の結末の様だ。

裏切られても尚、憎しみに呑まれず己の命を絶つ道を選んだ。哀れな姫君は何を想い泡になっていったのだろうか。
#悲しみに包まれて絶望したのか
#裏切られても尚王子の幸せを願ったか
俺の知るところでは無いが考え深い。

289 :
07/16-21:55

#20150717 21:20 - Leben -
天気が荒れて長雨が続いた朝は、地より沸き立つ様な土と埃の匂いが鼻腔を掠める。一般的には、雨の匂い、と称されるものだ。香/水やワイ/ンの分野では、この様な土や森林のような香りを「アーシ/ー」という。「Eart/hy」を表現する言葉としては、アカ/シアの森や古い森などの森が主だ。ふと思えば、世はこの種の香りに満ちている。

#例えば、
草木を踏んで作られた獣道に漂っている香り。
屋根裏の木々が湿気を帯びた香り。
訓練後に衣類に付いた砂の埃っぽい香り。

>それから、
夏の終わりにも嗅いだ事のあるあの匂い。思えば夕立の後はいつもこの香りがしていた。雨が招く、この独特な香りが俺は好きだ。この香りについては、発生理由が諸説有るようだがどの説にしろ吸い込み過ぎない方が良い、と言う。
#駄目と言われても嗅いでしまうがな。

>香りは記憶として残り易い。
空になった紅茶缶の蓋を開けるとまだ残り香がある。その香が鼻腔を満たすとお前と出掛けたあの日を思い出す。懐かしいという程、まだ時は経っていないはずだが、もうずっと昔の事のように思えるのは不思議だ。思い出の香り、というのも悪くない。
#些細な事だって思い出として大切にしたい。


それ以上に、
お前をもっと大切にしたい。

290 :
07/19-12:56

#20150719 12:56 - Leben -
>今日は天気が良い。
久方ぶりに山へ車を走らせたんだが、遠くに層積雲が見えた。朝の涼しい時間帯に来ればより美しい景色が見れたかもしれない。明日は天気が良いだろうか。

#様々な形を見せる雲だが、
其れを分類するとたった10種類しかない。俺が見た層積雲という奴は、その中でもメジャーな入道雲と呼ばれる積乱雲以上の良く見かける雲だ。俺はこれらではなく、高積雲と呼ばれる雲が好きだ。

#秋口になると、
地球を包む様に空に現れる、羊の群れみたいな雲なんだが…特に、山地の九十九折を抜けた先に広がる山を見渡せる場所からの景色は絶景だ。木々のグリーンとアスファルトのグレー、そして透き通る様な見渡す限りのスカイブルーに漂う白い高積雲。コントラストといい、言い知れぬものだ。
>言葉でも写真でも此れは伝えられないだろう。



 - - - - -
#さて此処からは昨日の話だ。
>何時もよりは長く彼奴と話す事が出来た。
というのも午前は俺が59務だったせいだ。本来であれば休息日の筈なんだが…なかなか休ませてはくれない。

#帰宅してから俺が寝てしまうまでの間、
思えばずっと彼奴に触れていた気がする。俺がただいまと言えば、彼奴がおかえりと顔を出す。それから、天気の話と互いの59務の話をする。天気の話をするのも、59務の話で互いの忙しさに深い溜息を吐くのも半ば日課の様なものになっている。

#左の首筋に歯型が一つ。
狼の愛情表現は相手のマズルに噛み付くことだが、猫にも移ったんだろうか。首筋に甘噛みをされると擽ったい。だが、悪い気がしないのが不思議だ。此れが彼奴の所有欲の表れだというのなら本望だ。身体中に歯型を残されたって構わない。
>無論、その倍はお前に歯型を残すつもりだがな。

#腹に納めたくなる位に愛している。
彼奴の言葉を借りるなら、つまりはそういう事だ。狼の口なら猫など丸呑みに出来るやも知れない。
>赤ずきんを丸呑みに出来るのだからな。
しかしながら、遅れて出て来た狩人に腹を捌かれるのは御免だ。喰べてしまうのは比喩だけに留めよう。

お前の言う様に俺は喰べない狼であろう。
>精神的にはもう胃に納めたも同然だがな。

#お前の事が愛しくて堪らない。
此れがある種の不治の病ならば、俺もお前も末期患者だ。今後、特効薬が出来ない事を願いたいものだな。現状として、互いに治す必要がない、と言い合えるうちは何も心配はないが…知っての通り、俺は筋金入りの心配性だ。この先、特効薬が出来るのならば、今のうちに解けない程強い呪いを掛けられて置くのも手かも知れない。
>その時はお前も道連れだ、アーサー。



#今も昔もこの先訪れる未来も、
お前の腹が減ったというなら、
喜んで俺は此の身を差し出せる。

>お前の空腹を満たすのは俺だけでいい。


#此処だけの話だが、
昨晩、寝入ってしまった事を悔やんでいる。
自業自得も甚だしいが今夜もお前に触れたい。



>Egal was kommt, ich werde dich nie verlassen. 
            ( 何があっても俺はお前を離さない )

#言っておくがお前に拒否権は与えんぞ。

291 :
07/20-00:41

#ロル描写につき閲覧注意















#彼奴は疲労からか眠ってしまった。
#最近の日中の暑さから疲れていても無理はない。

( 寝入った最愛の体温を感じながらそっと抱き上げて寝室へと足を運ぶ、シーツに最愛を降ろし起こさぬ様に配慮しつつブランケットを被せた。夜風によってカーテンが大きく揺れ動き、その隙間から月明かりが最愛を照らす度に、胸の鼓動が早くやる)

#綺麗な寝顔だ…愛おしくて仕方がない。
#最近は特に駄目だ。

(Arthurと愛しい名を呼び、その滑らかな白い頬に口付けて、寝返りを打つ度に薄っすらと見える歯型に所有欲はあっさりと満たされた。其れでも貪欲な身体が疼いて仕方がない。ベッドのスプリングを軋ませながら相手の唇にキスをして、それからその細い首筋に唇を押し当て、疼きを抑え切れず濃く痕を残した)

#寝てしまえば気付かない。
#Ich liebe dich,Liebling.

(シーツに背を預ければ、全身を包み込むように沈んでいく、眠る最愛を他所に背中から抱き締めて目を閉じる。寝息は子守唄の如く心地良く俺の鼓膜を震わせ、シャンプーの香りは肺を満たすだけで無く安心感を与え、眠りに誘うには充分だ、と考えている内に睡魔は俺の肩を叩きにやって来た。微睡みの中でゆっくりと俺は意識を手放した)




>たまにはリハビリも必要だ。
>お前にそこら辺で寝られ風邪を引かれても困る。
#何よりお前が愛してくれる以上に、
#俺はお前を愛したいんだ。

もっとだ…こんなものでは、
まだお前の空腹は満たせない。
そうだろう、アーサー。








#ロル描写につき閲覧注意

292 :
07/20-20:08

#20150720 20:08 - Leben -
>今日は彼奴が国務でいない1日だった。

午前中は洗濯や掃除、買い物をして過ごす。午後からは部屋に篭って借りてきたDVDや撮り溜めた映画を見ていた。結局、合計で3本も見てしまった。

#しかしながら、
最後に見たサバ/イバル指/南の映像が強烈過ぎた。あんなに生き生きと放尿したものを飲尿(実際には唇を潤しているだけらしいが)する奴を今まで見たことがない。複数の昆虫を一つに握り込んで食べたりと…非常事態ならその必要が有るのやもしれんが…恐ろしい男だ。
>言わずもがなあの内容は役に立たん。

#そんな時に、
兄貴から手紙が来て、DVDを見ていると言っただけだというのに、怪しいDVDを見ていると廻りの奴らに触れ回られ、誤解を解くのに30分近く掛かった。兄貴じゃ有るまいし、こんな真っ昼間に堂々とそんな真似をする筈がないだろう。

296 :
07/24-23:35

#20140724 23:35
>あのよ、今更だけど俺と付き合ってくれないか?
今から1年前の同時刻にお前が言った言葉だ。
その言葉は嬉しい以外に上手く表せるものは無く
少しばかり先を越された事を悔やんだ。

#思えば、
>何時も俺の手を引くのはお前だった気がするな。

お前が、
59務中の俺を気に掛けてくれること
色々な感情をまだ呑み込もうとしてること
後輩相手に毎日忙しいこと

此れだけでは無いが昔よりは、
少しずつでもお前を理解しているつもりだ。

それでも俺たちは、
相違に過失ではあるだろうが、
時に傷付け合うこともある。

ある劇作/家の言葉を知っているか。
#The he/art was mad/e to be bro/ken.
   ( 心 は 傷 付 く た め に あ る )

そして在る映/画には、
#The only feel/ing of real los/s is when
#you love someon/e more than
#you love yoursel/f
という台詞がある。

>自分自身以上に愛するものがあるとき、
>人は本当に傷つくのだ。

だとすれば、
心という感情を司るものを有する人間は、
きっと生まれながらにして、
#誰かを愛する権利があるのだろう。

人の形を有した俺にも権利は存在する。
だから其れを最大限行使して、
俺はお前を愛しているんだろうな。

ほんの些細なことで、
こんなにも胸が痛むんだ。
其れが何よりもの証拠になる。

#Erste Anniversary Congratulations.
#Und Vielen Dank.

ずっと側にいてくれ。
アーサー。

 - - - - -
折角の記念日だというのに、
台無しにしてしまった。
次回は…少し考えておく。
#噛み千切られるのは御免だからな。
>Gute Nacht, Arthur.

298 :
07/27-06:45

#20150727 XX:XX
>現実と非現実の狭間で茫然とする。
当たり前の様に生きている日常は、時に其の現実を上回る様な非現実的な事が起こる。目紛しく表と裏が巡る世界を見ていると、時に…本当に僅かな時間だが、何もかもどうでも良く思える時がある。正に無気力状態とはこの事に違いない。最も、そんな状態を上司も部下も放っておいてはくれないがな。痛覚を刺激されて漸く生に意識がいく始末だ。
#きっと此れは暑さの所為に違いない。


#辛辣な男
しばしば周囲の奴らは俺をそう表現する。思った事は口に出てしまう上にお世辞を言うのが苦手だ。そのせいか、俺が好評を述べると皆に驚いた顔をされる。辛辣な発言は毒舌とは似て非なるものだ。俺はただ求められた事に対し、客観的な意見を述べているに過ぎない。其の比率が少しばかり酷評に傾いているに過ぎん。

#浮気について暫し問われる事がある。
問うという表現には少々語弊があるな。問うというよりは相談されるといった方が正しいかもしれない。浮気というものは、恋人たち、両者の認識の違いが多い。何処からが浮気か、と良く話題に上がるが、浮気は相手がそう感じれば浮気なんじゃ無いかと思う。

#結局のところ、
相手の意に添えない関係は必ず綻びが出来るものだ。だとしたら、遅かれ早かれ気付いた事はその人にとっての転機だと言える。そんな無責任な男に人生を捧げずに済んで良かったじゃないか、と思わないか。他者に目が行く時点で其奴にとっては”魅力的な人”では無くなった事実があるのなら、此方から願い下げだと言ってやればいい。

>Kirschen in Nachbars Garten
>schmecken immer bes/ser.
#「隣の庭のチェ/リーはいつもおいしい」

男とは、
遠くから見ているものの方が近くで見ているものより良く見えるものだ。お前が其の浮気に向けた怒りをぶつけるだけの価値が其の男にあるかどうかを良く考えろ。罵る価値もないやつに人生の貴重な時間を与えるだけ無駄だとは思わないか。そうしている間に、お前は出逢いのために己を高める時間を逃す。それ以上に、出逢うべき存在を怒りによって見逃しているかもしれない。

#お前が罰せなくとも、
#お前を傷付けた代償を、
#其奴はいつか報いる時がくる。




さて…長く語り過ぎた。

#何が言いたいかと言えば、
自暴自棄になって友人である俺までも着/信拒/否したお前に向かってのみ言っているんだ。
>手離すべきは何か今一度考えるといい。


#俺は気が長い方ではない。
#とだけ言っておこう。

299 :
07/27-06:46

#20150727 22:30 - Leben -
規則を重んじるあまり、抑制されればされる程に強い背徳感へと手を伸ばそうとする。愚かなことだが、其れさえも心地良いと感じるのだから、もう救いようの無い事だ。昨晩は激しい愛欲の情に悩まされた。愛欲の情といえば如何程か聞こえはいいが、即ち最愛が恋しくて仕方がなかっただけのことだ。
>まるで手の届かない物を強請る想いだ。

#悶々とする感情は抑え込もうとすれば、
その力を何倍にして己に帰ってくる。記憶の中の最愛に欲情するとは、実に浅はかで愚かなことだ。だというのに、良からぬ事を考えては身体の奥底から湧き上がる様な熱を発散したいと肉体は悲鳴を上げる。

#趣味趣向の多彩さには、
俺自身が一番手に負えていない。変態か、…ふむ、性欲の対象やあらわれが異常であることをそう呼ぶのなら、強ち間違ってはいない。30分程度の時間を掛けて、性癖調査とやらを行った。24種ある性癖の中で格付を行うというものだったが、群を抜いて出た上位10までは「拷/問」「洗/脳」「強/姦」「視/姦」「拘/束」「尿/道責め」「異/物挿入」「薬/物」「言/葉責め」「人/外」だった。ちなみに13位に「脳/姦」が存在したが別段興味は無い。

#結果は強ち間違い無く、
強靭な理性さえ奪ってしまえば、俺は粗方狂っているのかもしれない。最愛とは穏やかな触れ合いで満たされるのに、映像で穏やかな見知らぬ二人の戯れを見たところで何にも起こらない。


#巷で噂のスなッフフぃルムでも見たらどうだ
とカークランドが皮肉を言った。あんなものを見て喜ぶのはサイこパす以外の何者でもないし、あれは単なる子供騙しだ。兄貴はエ/フ/カ/ー/カにでも行けというが、そういう問題ではない。
>彼奴でないと駄目なんだ。

#彼奴が飾/り/窓から出てきたのなら、
#何としても交渉して中に入るだろうが、
今時…飾/り/窓なんてな。


>なかなか暇がない。
>せめてキスぐらいしておけばよかったか。
ふん、今更だな…全く。

 - - - - -
#You must be the one for me.
お前は俺にとって唯一の存在になるに違いない。
1年以上の歳月を経て確信した。

たまにはお前の言葉で綴ってみた…あまり上手く話せないが、まあ…いいだろう。

 - - - - -
>ホームボタンが再起不能になってしまった。
不便だが…明日59務が休みでよかった。

301 :
07/29-06:06

指折り数えるとまた一月が過ぎる。
昔に比べると互いの忙しさが増した。
其れに合わせて触れ合う時間が減った。

本音を言うのなら、
#もっとお前に触れたい

これは不満ではなく願望だ。
願えば願うほど其れは孕んでいく。

毒がじわりと拡がりゆく様に、
細胞の隅々まで浸透している。

俺は俺の意思で、
お前から離れる事はないだろう。

噛まれた痕が消えても、
見えない痕がずっと今も残っている。

例え身を滅ぼす程に毒されても、
俺の手は解毒剤を望まない。

こんなに心地良い毒ならば、
この身が消えゆくまで蝕まれていい。


だからこれからもお前が、
俺のことを好きでいてくれたらいい。

>Drück mich. 
たまには求めてもいいだろうか。

302 :
07/30-03:36


>理由も無く不安ばかりが募っていく。
この言い知れぬ感じは何なのかと考えていても、結局何も見えて来ない。不安、嫉妬、欲望、罪悪感、嫌悪、上げたらキリがない程に沢山の感情に埋め尽くされた一角の其れだけはどの感情にも当てはまり難いものだ。


#彼奴を想うと息が出来ない。
俺は相変わらず末期らしい。彼奴はこんな風になることはないのだろうか…否、ないか。俺よりもずっと長く息をしているんだからな。他者から見れば、今の俺の姿はやはり滑稽に映るのかもしれない。実に格好悪い姿だ。可能であるならば、こんな姿など晒したくはない。だが、もう晒さずにはいられない。
>晒したところで如何にもならないのだがな。


ずっと側に居たいと願う。
側にさえ居れればいいという其れは所詮綺麗事に過ぎず、本音を明かすならば、もっと触れたいと思う。其れだけでは無い、俺のことを考えていて欲しい、と思うんだ。だが、何方も叶わぬ願いだ。俺たちには時間が無い、そしてこの世/界でのみ生き長らえている存在ではない。だとしたら俺が進むべき道は一つだ。

#ただ彼奴の側に居よう。
手を伸ばせば届く位置に留まり、ただお前を想っていよう。其処に見返りは求めない。彼奴の疲労や苦労を労い、59務の話に耳を傾けよう。側に居れない日は、常に彼奴の平穏を願い、そして彼奴に恋い焦がれるだろう。

>何故なら俺を形成する総てが、
彼奴のものなのだならな。彼奴の中で役目を果たすその日まで、俺はずっとお前だけを見ている。

#お前になら飼い殺されても構わない。
#俺は優しい狼なのだからな。

20150920

303 :
07/30-03:37

#20150730 18:30 - Leben -
彼奴と祭に行く夢で目覚めたのは3時の事だった。暗闇の中で微睡み、次に目を開けた時はもう彼奴は家に居なかった。

#唐突に手に入れた二連休だが、
別段やる事もなく家事を済ませてからは冷房の効いた部屋で読書をし、そして好きな曲を聴いた。彼奴が居ない休日が酷く退屈だと思うようになったのは何時だっただろうか。

#明日は彼奴も休みだという。
だがきっと彼奴は彼奴で忙しいんだろうな。なかなか時間が無いものだな。

>このままでは飢え死にしそうだ。

304 :
07/31-20:18

#20150731 20:18 - Leben -
目が覚めて昼間から彼奴と話が出来て良い一日の始まりだと思ったら、朝から今日も兄貴が騒がしかった。
>あの人は季節問わず騒がしい。

#昼頃から彼奴が出掛けた。
結局、兄貴の誘いでゲ/ー/ムをして時間を潰した。思えばこうして兄貴と遊ぶのは久方振りだな。相変わらず、空越しの兄貴の声は楽しそうで、俺自身、溜まっていたものが発散されたようだ。


#夏の予定も秋の予定も決まった。
明日から数週間は長らく59務に縛られる。考えただけで59土が崩壊してしまいそうだが…致し方ない。

彼奴と二泊の旅行は去年以来だ。
お前とまた夢の国に行けると思うと今から楽しみなんだ。あまり伝わっていないかもしれないがな。
>お前も同じ気持ちなら嬉しいな。


 - - - - -
もうすぐあの人の手記が流れ切ってしまいそうで、少し寂しく思う。今のうちに読み返しておくとしよう。消えてしまっても、俺はきっと忘れはしない。

305 :
08/02-17:43

#20150802 17:43 - Leben -
ローデリヒと祭りに行く約束をしていたが、急用とやらで無しになってしまった。朝、59務から帰宅して少しばかり仮眠を取ったときに夢を見た。具体的な内容は寝起きと共に濡れた地が乾くように忘れてしまった。
>だが何か嫌な夢だったのだけは覚えている。

#俺は疲れているのかもしれない。
人間という生き物の醜さを垣間見る度に嫌に世界が黒く染まっていくように思えて仕方がない。なんて自己愛に満ちた生物なんだろうか。自己愛による言い訳めいた責任転嫁。他者のためという偽善の名の下に吐かれる悪態。もう聞き飽きて雑音にしか聞こえん。これは俺の耳がイカれただけなのだろうか…だったら、その方がいい。まだ希望を探していたい。なにより陰口を俺に言うくらいなら双方で罵り合いでもしてほしいものだ。
>Der Mensch ist ein Geschöpf dumm.



#嫌な夢を見ると、
人肌というものが恋しくなる。皆が聞いたら笑うだろうが、俺にもそんな時ぐらいあるものだ。最愛を抱き締めて眠りたい気分だ。だが、今日は不在だ。

もう一眠りすれば気分も晴れるだろう。
足元で眠る犬の体温が心地良い。
#ドッ/グセラ/ピーとはこういうことか

 - - - - -
兄貴から元気出せと音楽を貰ったんだが…確かに曲調も歌詞も元気が出る曲である事は間違いないが、曲名が
#「Ha/lt dei/n M/au(口を慎め)」
なんだが…いつも兄貴はこういう所で上司を怒らせてきただろうに、変わらない人だ。まあ…有難く聴かせてもらうぞ。
>兄さん、ありがとう。
>それから出先であまり羽目を外すなよ。

#気が滅入って耐え切れず手記に溢した。
最愛への想いを綴り続けた手記に汚い滲みを作るような行為だ。それでも綴ってしまったのは、俺自身の心の弱さ故だ。周りに偉そうに助言していても元より俺はそんなに強い奴ではない。一人では生きていけないんだ。こんなにも周りに救われてばかりだ。感謝しても仕切れないな。
>どうすればお前たちに伝わるだろうか。

もう少し言葉を慎重に選ぶべきだった。

 - - - - -
>>>4054
俺の勘違いなら良いのだが、別に貴方のことを言っているわけではない。他者の恋愛事情をどうこう言うつもりも無い。其れに貴方の日記はちゃんと注意喚起がなされているのだから、何を書こうが貴方の自由だろう。吐き出さなければ拭えんこともあるし、共感する者たちがいるのなら、貴方も救われることだろう。貴方の思うように日記を活用したらいいと思うぞ。
>貴方の心に陽が灯る日を願って此処に私信を綴っておく。
私信すまないな。貴方が再びペンを持つ日を楽しみにしていよう。貴方のことはよく知らないが傷を負った分より良い未来が待っていることだろう。

306 :北■伊(乱入)
08/02-20:20

#Ciao!Ciao!
隊長!謝罪ついでに乱入しにきたであります!えっと…だーいぶ昔に乱入許可貰ったのって、まだ有効でいいんだよね?俺は特定者だよね?だってルートの友達だもんね?大丈夫だよね?

わ、わー…ちがったらごめんなさい。
怒らないでー(白旗構え)


なんかさ、直接手紙って照れ臭くなっちゃって。今日は思い切って乱入にしてみたよ。
あ、ルートのお嫁さん見てる?(手フリフリ)
フェリシアーノだよ、ルートの友達だよ、俺がいつもお世話になってまーす!(投げキッス)


#以下は隊長へのお手紙で有ります!

たいちょうへ

ごめんなさい
なんでもするからゆるして

ふぇりしあーのより

#以上



あれ、なんかそれだけって幻聴が聴こえるよ。わー、うそうそ!本当に悪いと思ってるんだよ。ゔぇー…怒ってくれてありがとう。言い訳ばっかで俺…アイツが許せなくて辛くて当たりどころのない怒りっていうのかな、ルートは正論ばっかだから…なんか火に油っていうか…ああ、ち違うんだよ!悪い意味じゃなくて…客観的だし、わかってることだから余計に認めたくなくて、気が付いたら喧嘩になっちゃって、…ごめんなさい!俺だって本当はお前と喧嘩したくないんだよ!ほんとだよ!フェリシアーノうそつかない!だって隊長が好きだから!!
#本人はいたって真面目にやってます。


とにかく…いつもありがとう。
隊長がいてくれるので俺の未来は安泰です!
へへっ、これからもよろしくね。


ついしん
>>298 の言葉って俺へって聞いたら、
こんな世話掛かる奴はお前だけだ
って真顔で言われたけど、ルートの照れ隠しって俺ちゃんとわかってるからね!

それからそれから、
お嫁さんが出掛けて居ないからって拗ねちゃだめだよ。

犬は待てが出来ないとね!(ふふん)
格好付けたって無駄だぞ。
俺がみーんなお嫁さんにバラしちゃうからね(へへん)


あ、なんか前のページに近い時間帯で日記あげちゃってた!わわ、皆さんごめんなさい!!

307 :独+英◇
08/03-06:08

暫くは忙しくなりそうだ。
故にRT形式で手記を綴る事とした。
( 乱入については最愛のみ可能だ )
 - - - - -
↓フェリシアーノの乱入に正直驚いてはいるが…俺も言い過ぎた節はある。その…すまなかったな。

#201508040600
最近は朝が来るのを早く感じる。
さあ…今日も気合いを入れなくてはな。
#201508050233
帰ってきて早々にソファーで寝ていた。アーサー…只今帰宅したぞ、いや…遅いか。お前はあまり無理をしていないといいんだがな。
>20150805 0744
Good morning.
こっちは平和には程遠いが、なんとかこなしているから心配するな。それから寝るならちゃんとベッドで寝ろっつーの。
#201508060611
それはお互い様だろう。最近、睡魔に勝てず困っている…。ベッドで寝るようには心掛ける。
#201508061859
10月のことを思えばこんな事ぐらい頑張れる。不思議なものだな。
#201508062255
早く風邪が治るように祈っておこう。
お前の頬に口付けて眠る、GN。
>201508070747
暑い、なんかもう暑すぎて風邪ひいたに違いない。お前が一番体調の変化に弱いんだから気を付けろよ。
#201508072313
休憩所の窓から空を見上げると雲の隙間に月が見えた。ただそれだけの事だが…お前が恋しい。早くお前の顔が見たい。Gute Nacht, Arthur. Träume süß.

308 :
08/08-18:44

#20150808 18:44 - Leben -
帰宅したのは10時頃だったが、シャワーを浴び家事を済ませ仮眠を取って次に目を覚ましたのは17時30分のことだ。今は彼奴の帰りを待ちながらゲ/ー/ムをやっている。彼奴にも時間があるのなら、一緒にやりたいぐらいだが…夢のまた夢、といった感じだろう。

#此れで二連休になる。
特に予定らしい予定もない。今日早く帰宅出来たのは神からの褒美か何かかもしれない。昨日、無心で執務室に篭り59務をこなした甲斐があった。



#触れたい
そう思えば思う程触れ方が分からなくなるんだ。本音を言うのなら、触れたい。もっとお前に触れたい。そして、抱きたい。時間が許さぬ環境下で今に至る。お前とするキスは幸福に満ちている。俺は貪欲で、もうキスだけでは足りないらしい。
>お前が不足して躰が渇きそうだ。

ただ一番に願うのはお前の健康であり、
俺の所為で疲労感を貯めて欲しくない。
つまりはゆっくり休んでほしい。

#1日だけお前の時間をくれ
なんて言ったらきっとお前は困るんだろうな。

優しい奴だからな。
>アーサー、愛している。
#Gute Nacht.

309 :
08/09-19:30

#20150809 19:30 - Leben -
炎天下の中、兄貴と二人きりでBBQをした。訳あって予定した日よりも早く墓参りに行くにあたって兄貴に話をしたところ、どうせなら一緒に行こう、と言い始めた結果、何故か今に至る。
>ローデリヒには暑いという理由から断られた。

兄貴を助手席に乗せ山道を抜けていく。兄貴は決まって助手席で歌う、オーディオから流れるメロディーに乗せて歌うんだ。そして3曲目が終わる頃に決まって俺に言う。
#ルッツも一緒に歌おうぜ!

兄貴の様に高らかに歌うのは柄じゃない。だから少しだけ兄貴に合わせて口遊む。兄貴の様に上手くは歌えない。思えば…俺はいつもそうだな。何をするにも兄貴には敵わなかった。兄貴は俺の目標だった。
>今は見る影もないがな。
其れでも兄貴は兄貴に変わりない。

川で食うヴ/ルストは絶品だった。此れで酒でもあればいうことないんだが…良い休日になった。
兄さん、感謝している。





#此処からはまた別の話だ。
戦は人を狂わせる。恋もまた同じであるなら象徴となる92もまた同じなのだろうか。
>恋愛は夜空の星に似ていると思いませんか。
そう俺に言った奴がいた。互いの気持ちが向き合っていれば、其れは眩く輝き続ける。ほんの些細なことさえも愛しいと思えるのだからな。しかし、亀裂が入るとじわじわと拡がってやがて修復は難しくなって、そして星は燃え尽き、跡形もなく消える。想い出は、滅び行く流星の様に美化される。
>あまり認めたくはないですね。
そう言った顔が笑っていたような気がするのもまた想い出の美化なのだろうか。

#数え出せばキリがない。
不確かな愛も運命と呼べる様な愛も、結局のところ其れらは星の数程もあり、遅かれ早かれ、いつかは消えゆくものに変わりはない。其れならば、出来るだけ長く輝いていたい。
>誰もが想い、願うことだろう。

どんなに幸福な時間でさえ、
突如奪われゆくことがある。
#ならばもう誰かを特別に想いたくはない。

其れは過去の俺の自暴自棄に過ぎんのだろう。
時の経過は傷を治癒するには一番の薬だ。

俺にもまた大切で特別で愛しい人が出来た。
過去から学ぶことがあるのだとすれば、
>明日後悔しない愛し方をしたい
これに限るのだろうな。


#余談だが、
兄貴に、口下手は損だ、と言われたんだ。言うべき事ぐらいはちゃんと言っとけ、と。兄貴は普段はちゃらんぽらんだが、時に良いことを言う。そういうところは、今でも尊敬に値する。
>Wie schoen,
>dass es dich auf dieser Welt gibt.
( 貴 方 が 兄 で 良 か っ た )

310 :
08/10-21:05

#20150810 21:05 - Leben -
彼奴がいる休日の朝。ただの休日でもこんなにも違う。彼奴がいると言うだけで世界が変わって見えるのだからな。セットした髪を乱され、仕返しに髪を乱して戯れ合う瞬間にとても幸せを感じる。
>もっと触れたいと思う程臆病になる。

#周りの奴らが知ったらきっと笑うだろう。
お前に対しては何時だって俺は余裕がない。触れたい、滅茶苦茶になる程抱きたい。呼吸も儘ならない程キスをして、体液に塗れるくらい抱き合いたい。そう思えば思う程、実際には触れることが出来ない。
>お前に嫌われたくないんだ。

何時もお前の声のせいで、
俺は理性と本能の間で揺らいでいる。
#仮に本能が勝ったのなら、
お前はどんな反応をするだろうか。


>8月10日。 
今日は野獣の日だそうだ。
#狼は大好きな猫を抱いて眠る。

311 :
08/11-04:19

>Guten Morgen.
昨晩はあのまま寝てしまったらしい。
すまないな。これから59務だ。
今日は早いからこっちに残す。
いってくるな、アーサー



#20150812 13:50
先日の事を少し話そうと思う。

久方振りに彼奴と休みが被って朝から晩まで、ずっと一緒に居た。触れた肌は暖かく懐かしさを感じるくらいに、長らく触れ合う時間が無かった。どうやって触れていたかと思う程だ。まるで餓鬼の戯れみたいに体を重ねたが、其れに至るまでには色々葛藤と腹の探り合いが有って、毎度の事だが俺たちは一筋縄ではいかない。
>気が狂いそうな位触れたいというのにな。

#ちょっとぐらいのことでは嫌わない
そう言ったお前のちょっとの基準は果たして何処までなんだろうか。今更…かもしれないがな。俺とお前の趣味趣向の差はきっと大きいと思う。だが、それだけで変わるような関係でない事は分かっている。其の差さえ上回る何かが俺を惹きつける事は間違いない。
>遠い未来でまた抱き合いたい。

312 :
08/12-19:52

#20150812 19:51
今夜は盛大な天体ショーが見られるらしいが残念なことに頭上の空はあまり星が見えない。彼奴の空は星が瞬いているだろうか。






>以下私信
#201508130600
俺は貴方がした事を肯定も否定もしない。ただ貴方がその行為を自己中心的なものだったと認識しているとしたら、貴方自身が一番良く分かっているんだろう。俺は貴方を罵るつもりはないぞ。貴方が仮に其れを望んだとしても、だ。衝動的な行動が相手にどう影響するのか良く考えることだ。貴方が言うように全て燃やしてしまうのも手かもしれない。だが…其れは貴方自身が決めることだ。他者に選択を委ねるのは弱者のすることだ。貴方はそんな奴に成り下がったわけではないだろう?

313 :
08/14-02:15

#20150814 02:15 - Leben -
夜の執務室は相変わらず静かだ。書類を作るべく叩いたキーボードの弾ける音のみが響くばかりだ。今日は思い切って再来月の59務について上司に交渉を試みた。彼奴と出掛ける数日の休暇は獲得出来たが、その代償に来月の休日の59務が増えてしまった。いや…其れは全く問題無い。
>寧ろ此れは想定の範囲内だ。


#昨晩に兄貴から問われた。
最愛に対する愛と友人に対する愛の違いは何だ、と。loveとlikeで表すのなら簡単だが…そんな万人の言葉で兄貴は納得しない。話途中で昨日は終わってしまったが、59務の最中にふと考えていた。要はその人に対して好意故に嫉妬心や独占欲を抱くか、ではないだろうか。俺が嫉妬心や独占欲を抱くのは最愛であるアーサーだけだ。他者には全く抱かない感情だ。
>この差は明白だろう。

その証に俺は兄であっても、
彼奴に触れさせたくないと思っている。


#俺は独占欲が強い。
筆に勢いがあっても口にするのは苦手だ。特に最愛を前にすると口下手になる上に臆病が先立って、手を出せなくなる。感情と行動が伴ってこないのは常々悩むところではあるが…やはり最愛の前となると他者とは違う。特別な存在だけにな。此れが恋愛において腰抜けだとしたら、強ち否定出来ない。

>仮に強気な姿勢でいったとして、
お前は目を瞬かせて俺の顔を見るんだろうな。

314 :
08/14-21:37

#20150814 21:37 - Leben -
59務を終えて帰宅後に少し仮眠を取った。世は皆休みらしいが、俺は相変わらず59務ばかりの日々だ。そんな最中、花火に行こう、と兄貴から誘いを貰う。今日も暑いというのにむさ苦しくも男二人で会場に向かった。
>彼奴に写真の一つでもやりたい。



#早々に目論見は打ち砕かれた。
会場は人で溢れていてそれどころではない。おまけに隣で兄貴が煩くて敵わん。全く何処に行っても子供みたいな人だ。出来ることなら彼奴と見たかったと言ったら、兄貴が盛大に拗ねた。終始、俺をへたれ呼ばわりしたが…一体、兄貴の中で何があったんだろうか。貴方にそんな事を言われたのは初めてだ。心外だな、帰り際に貴方を山にでも落とすべきだったかもしれない。
>再教育の必要性を感じた。





#此処からは別件だ。
表題は出さんが変態紳士と変態筋から住所付きで手紙が送られてきた。確かに楽しみにしていた所は有る、そして今も更新が楽しみだ。だが、59務中に見たがために突然の表題投函にミネラルウォーターを吹き出しそうになった。あわや大事な書類が大惨事になるところだ。
>その表題は全くの想定外だ。
うむ…これからは敬意を込めて変態紳士と変態筋と呼ぼう。


>最愛の手記に乱入を果たした。
>今夜は眠ろう。
#Gute Nacht, Arthur.

316 :
08/15-23:33

#20150815 23:33 - Leben -
酒を飲み語らうのが好きだ。つい飲み過ぎてしまうというのが難点だが、酒の席というのは良いものだ。テンションが上がってくると唄でも歌いたくなるのだから、不思議だ。帰宅してからは、彼奴と少し話をしていたんだが、気が付けば彼奴は寝てしまっていた。
>相変わらずの59務で疲れたのだろう。

嗚呼、今夜もまたお前に好きと言いそびれてしまったな。キスが出来たのだから良しとするか。

#今夜も、
#愛しいお前の夢が幸福に満ちる事を願おう。
>Ich liebe dich und Gute Nacht.


 - - -
Willkommen zurück.
貴方に密やかにおかえりを贈る。
それから本棚入りDanke.
感謝は改めて後日私信で記させてもらう。

317 :
08/16-19:43

#20150816 19:43 - Leben -
59外に観光へ行ったらしいローデリヒが土産を持って訪ねてきた。そこまでは良かったのだが、暑さに耐え兼ねてタンクトップでいたせいか第一声に「随分と筋肉が落ちましたね」と言われた。

#無論、自覚はあったんだ。
59務の忙しさを言い訳にしても他者から指摘されるのは非常に悔しい。常々、ビルドアップせねばとは思っていたが…やはり此処まで来ると手遅れか。己の怠慢を呪う他無い。ただ、そんな言い訳ばかりを連ねている場合でもない。
>決心した。


#肉体改造を始めようと思う。
概ね1か月で計画を立てた。食事管理、運動量、睡眠時間…できる限りのことはやるつもりだ。

これでもうローデリヒにあんな事は言わせん。
絶対にだ。

#とはいえ、
俺の目の前にある土産のチョコラーデなんだが…一つぐらい摘んでも良いだろうか。適度な糖分は必要だという話もあるし、今日は朝からランニングもしている。

>その代わりと言っては何だが、
明日は1日階段を使うことにする。

318 :
08/17-03:11

Guten Morgen.
夢にお前が出てきた。昨晩、お前を抱いて寝たからかもしれないな。本当にどうしようもなく愛しい人だ。寝る間際にあんな可愛いことを言われては、危うく眠れなくなるところだった。さあ、俺は今から59務だ…にしても、この雨の中出るのか…気が重いな。
>行ってくるな、アーサー

319 :
08/22-00:09

#20150821 00:09 - Leben -
今日が昨日になっていくのを何の変わり映えもしない日常と共に見送っては、また近づいて来た明日を受け入れる。多忙を極めても、得なことなど有りはしないが、目の前に書類が重なる様に目を背けることは出来そうにない。其れでも、疲労を隠し踏ん張っていられるのは来る秋に彼奴との約束があるからだろう。
>さあ、そろそろ眠るとしよう。

320 :
08/23-18:15

#20150823 18:15 - Leben -
此の一週間はあまり彼奴と話が出来なかった。というのも、俺が59務で手が離せないことが原因に他ならないのだが、思えば最近はこんなことばかりだな。何時に寝ると言いながら、大抵は先に睡魔に負けてしまうのだから、俺の体力も落ちたものだ。

#少し離れただけで直ぐに不足してしまう。
彼奴という存在を俺は何時だって欲している。我儘なことに、補充出来ない原因が俺自身にあっても其れは変わらんようだ。身体は何時だって正直で、お前を欲しては、喉が渇き、呼吸もままならなくなる。

#お前が与えてくれる愛は毒だ。
それも依存性のある猛毒だ。一度その味を知れば、もっと欲しくなる。其れを更に受け入れれば入れる程、自立が出来なくなっていく。何時しか俺は、其れも悪くない、と思うようになった。彼奴の贈り物(Gift)は俺にとっての毒(Gift)だ。彼奴と俺の言語の違いは強ち間違っちゃいないのかもしれない。此れがお前にも言えることなら、俺は喜んでお前に捧げるつもりだ。
>極上の毒でお前の全身を蝕んでやろう。



#Oh, Flowlen.
>Ich bin sehr glücklich jetzt.
An diesem schweren Tag möchten
wir Dir unser aufrichtiges und tief
empfundenes Beileid aussprechen.

321 :
08/24-00:00

>Hochzeitstag Glückwünsche.

お前を嫁に迎えて今日で一年だ。
この日を迎える幸せを噛み締めている。

俺がお前をどれ程好きかは、
真夜中の文に綴ったところだが、
俺は一年前に比べると、
益々お前から離れ難くなった。
#俺から手を離すことは間違ってもない。

Liebling.
喜びも憂いも嫉妬心だって構わない。
お前の凡ゆる感情も細胞の一つまで、
余す所なく俺が喰らい尽くしてやりたい。
>それぐらい愛しているんだ。

少しでもお前に伝わればいい。
俺は口下手だからな…。
少しぐらい態度で示したい。

322 :独◇
08/28-00:19

#20150828 XX:XX - Leben -
長い59務を終えて帰路に着いた夕方が夏とは思えぬ程に涼しかった。風の涼しさや空を彩る雲の形は、まるで夏が終わるようだ。夏の終わりは、何故か少し悲観的になってしまう。それは、季節がそうさせるのか、俺を取り巻く状況がそうさせるのか。答えを探せど、無論見つかるはずもなく、ただ何気ない日々を送る。結局のところ、今のご時世では異常気象が常だ。きっとまだ夏は終わらんのだろう。
>秋が待ち遠しいな。

323 :独◇
08/29-08:02

#また一月が流れた。
時が経っても尚、お前への愛情は留まる事を知らず、日々膨らんでいく一方だ。幾度も時が流れても相も変わらずお前への感情を表す言葉は見つかっていない。

>今はただ愛していると伝えよう。

お前と触れ合う時間がなかなか取れなくなってからどれ程の時間が過ぎていっただろうか。59務が多忙になればなるほど擦れ違う回数は増えていった。後どれ位と言いながらも先延ばしにしてばかりの俺をお前は文句も言わずに待ってくれている。

#もしも、
お前とゆっくり出来る時間を手に入れたなら、何をしようかと考えた。朝からベッドで抱き合いたい。旅行もしたい。家でゆっくりするのもいいな、俺がクーヘンを焼いてお前が紅茶を淹れるのはどうだろうか。夏が終わる前なら花火に行くのもいい。それから、出逢った頃の様に酒を飲み交わしたい。お前としたいことは山ほどある。すべてお前とでなければ何の意味もなさない。

>お前の与えてくれる温かな時間は、
>俺がこの先胸を張って生きる糧になる。


Arthur…Meine Katzechen.
Ich liebe dich.
selbst die entfernung kann uns nicht trennen.
>離れていても結ばれている。


此の幸福が永遠に続くことを願い、
此処に我が最愛に対し感謝の意を込める。

324 :独◇
08/30-14:09

#20150830 14:09 - Leben -
昨日から一泊二日で旅に出ていた。目的は舞台観劇だが劇場周辺を散策した後、ホテルで一夜を過ごした。戸を二つほど開けた先にロ/ココ調の内装の部屋が広がっていた。真っ赤なソファーに腰掛けながら独り酒をしてみたが、やはりつまらないものだな。しかし、疲労のせいか気が付けば眠っていたらしく朝になっていた。

#旅先でも59務の夢を見るとは、
まるで59務に取り憑かれたようだ。朝、目が覚めて暫くした頃に漸くコウノトリが兄貴からの手紙を持っていることに気付いた。以前から聞いてはいたがまた旅に出るらしい。
>Älterer Bruder, Viel Glueck!! 
>Ich wünsche Ihnen Gesundheit und Freude.


#今日は彼奴が59務だ。
今は自室でソファーに腰を下ろして音楽を聴いている。彼奴の居ないソファーはやはり少し広く感じる。隣に出来た空間を見つめる度、お前の尊さを痛感する。側にいる存在が当たり前のものではないということ。こんなことを言えば、また馬鹿だと笑われるだろうが、お前には沢山の価値が有る。仮に其れがお前の理解を超えたとしても、其れで構わない。

>俺にとっては、
>どんな59宝よりも価値のある存在だ。

325 :独◇
09/01-06:31

#20150901 23:00 - Leben -
朝方からずっと雨が降っていた。

其れを執務室から眺めながらお前の事を考える。お前が恋しい、お前が愛おしくて仕方がない。そうやって始まった今日は少しばかり忙しないくらいで、昨日と大差ない1日だった。帰宅後は帰宅後でやらなきゃならんこともあって、結局、彼奴とゆっくりすることは出来なかった。
>彼奴の寝顔を見れただけ良しとしよう。


#お前の柔らかな唇に口付けて、
#約束を守り抜くことを密やかに此処へ誓う。

326 :独◇
09/02-23:38

#20150902 23:38 - Leben -
>俺が帰宅したのは23時を過ぎてからだった。
思えば、最近は専ら59務に意識を向けてばかりいた。他に意識を向ける余裕など無かったと言っても、所詮其れは言い訳でしかない。彼奴との時間を作れなかったことに報いるかの如く、肌身離さず着けていた揃いのネックレスが突然千切れて何処かにいってしまった。辺りをいくら探せども、見つかることはなかった。仕方ないと諦めようにも、やはり大切なものが無くなるのは辛いものだ。


#彼奴という存在の証は、
俺の身近にはたくさんあって、彼奴との旅行を経て想い出を重ねる度に増えていく。ネックレスも星を閉じ込めた手製のストラップもムーンキャッチ/ャーもそうだ。これはお前だけの為に作り上げた無二の存在。俺が生きる証を預けたようなもの。ちなみに、此れは同じものを複製して俺も持っているんだ。存在するのは全て、この世においてたった二つだけ。

#お前からの贈り物に、
いつも助けられている。時計もチャームも何もかも全てに救われる。お前の贈り物はお前の生きる証であり、お前が幻想の作り出した産物ではないことの証明なんだ。


>今度はお前に何を贈ろうか。
>渡すのならお前の記憶に深く刻めるものがいい。
#その時はきっとあの香りも添えよう。

327 :独◇
09/03-06:30

#20150903 23:46 - Leben -
激しい淫雨にまた酷くやられた。

此処のところ、連日の雨で気が滅入ってしまいそうだ。夜にこうしてソファーに腰掛けていても、聞こえるのは屋根を叩く雨音ばかりだ。この日常を綴る手記も、毎日大した代わり映えもない。
>毎日が退屈で平穏な日常だ。

#最近の彼奴と俺は、
相も変わらず、忙しさ故に擦れ違ってばかりだ。触れ合う時間は疎か、ゆっくり会話する時間もあまりない。其れでも、想う気持ちだけはこの胸に宿る。お前の言うように逃避行出来たのなら、どんなに幸せだろうか。しかし、俺の立場は其れを許してはくれない。92とはそういうものだろう。逃避行こそ出来んが、今夜ぐらいはお前の手を握って寝よう。
>Gute Nacht, Arthur.

328 :独◇
09/04-21:23

#20150904 21:23 - Leben -
>決意表明から約3週間が経った。

食事管理と適度な運動と良質な睡眠、此れを実践した結果、体重2㎏減に成功した。彼奴との約束まで残すところ約1か月だ。此処からは重点的に筋トレを実施する。此のトレーニングが体型維持だけで無く、疲れ難い肉体作りにもなっている。


#たるみ過ぎのフェリシアーノに朗報だ。
どんな奴でも実は皆、腹筋は割れているらしい。要は筋肉と脂肪の比率が大事だということだ。つまり、お前のその弛んだ腹は、脂肪を落とし、適度に筋肉を鍛え上げれば、6パックになることが可能なんだ。良質な筋肉の作り方なら俺が教えてやる。
>つまりお前が鍛えるのなら今だ。


#だが、他者の前に先ずは己自身だな。
>また少し計画を考えよう。




 - - - - -
#此処からは余談だ。
>待ち侘びた週末が直ぐ其処まで迫っている。
明日は彼奴も59務で居ない。彼奴に変態呼ばわりされようが、俺は彼奴似の魔法使いとゴ/ブ/リ/ン王との交渉に向かうつもりだ。大鍋で料理を作る様に戦慄を覚えたのは、此処へ密やかに綴っておこう。最近は、クラ/ン創立を検討したが…兄貴も居なければ、アルフレッドもやっていないという。

#此れは孤高を目指す他無さそうだ。

329 :独◇
09/05-23:45

#20150905 23:45 - Leben -
彼奴は体調が悪いらしい。きっと蓄積された疲労が週末にきて出たのだろう。そういう時は、やはり俺に構わず休んでほしいものだ。寂しくないといえば、其れは嘘になってしまう。それでも、第一はお前の健康だ。側に居ても俺はお前を癒すことは出来ない。ならばお前が休むだけの時間を与えてやるのが良き夫としての優しさなのかもしれない。
>眠るお前の手を握るくらいは許されるだろうか

#人よりも少し冷たいお前の手は、
俺よりも華奢で小さい。此れをいうとお前は怒るかもしれないがな。だが、その手が俺は好きだ。言ってしまえば全て好きではあるのだが、ただ全部好きだと言ったところで軽く聞こえてしまうだろう。お前の感情を写すための彩りに満ちた声も嘘のつけない綺麗な瞳も、全てが愛おしい。

#此処のところ、
彼奴に愛していると言えていない。好意を伝えるというのは相思相愛でも照れるものだ。もっとお前との時間が欲しい。此処まで来ると少々59務が恨めしく思える。そんな中、彼奴は明日も59務だ。全くこんな日ばかりだ。此れだけ59務に励んでいるんだ。
>いつか報われる日が来るのだろう。










#以下は最愛へ捧ぐ#
俺の要らない心配事で済むのなら良いが、擦れ違いが続くと意味も無くお前は不安や心配に襲われる様な気がしたんだ。だから、僅かだが此処にお前へ言葉を残す。戯言だと思って読んでくれればいい。

擦れ違いが常になりつつある日々に、少なからず罪悪感がある。ただ、其れは全体の1割程度で、残りの九割はお前への愛情と感謝で溢れている。59務から帰宅してお前の顔を見るとホッとするんだ。直ぐにでも抱き締めたいくらい愛おしい。

>お前を腕の中にしっかり抱き留めて、
その首筋に鼻先を寄せて眠りたい。お前の香りに包まれて眠れたのなら…こんなに幸福な夜はないだろう。最も、俺も男だ。そのままでいられる自信はあまり無いのも本音だ。疲れた顔をして眠るお前の前で、こうなるべきでは無いとは思うが…生理現象を抑えることは、俺の精神力を持ってしても苦しい。恥ずかしい話だが、お前の前では体は正直だ。常々、理性でもって耐え忍んでいる。

#最愛を前にして何もない筈がない。
きっと俺たちの間に有り余る程の時間が有ったのなら、翌日にお前の腰が立たなくなるくらいにしていることだろう。考えただけで全身の神経が興奮で震えそうだ。体調が悪くて早く寝たお前を横目に言うことじゃないが、此処のところ、風邪を引いたり頭が痛かったりと疲労困憊な状況がよく見受けられる。ちゃんと食事と睡眠をとって早々に健康状態の立て直しを計ってくれ。

そして俺の相手をしてくれ。
>狼だって時に猫を喰らうかもしれない。

#俺の空腹は、
#お前が満たしてくれるんだろう。
#アーサー。






>Ich könnte dich nicht mehr lieben.
                      ( この上なくお前が愛おしい )

330 :独◇
09/06-22:55

#20150906 22:55 - Leben -
今夜も彼奴は早めに床に就いた。
側に居るはずだが胸が痛いのは何故だろうか。寂しい、という感情の表れか。だとしたら困ったものだな。こんなにも想っているとは、本当にどうしようもない。俺は彼奴が俺を想う気持ちよりも、もっと深く彼奴を愛している。彼奴の健康を祈りながら、此れはどうしようもない矛盾だ。
>最善策は何かないだろうか。




#最愛という呼び名が、
何時しか俺の中で彼奴の呼び名に定着していた。最も愛しい奴の名に相応しい呼称だ。思えば最愛と呼んだのは彼奴が初めてだ。というのも今までこのように手記など綴ったことが無かったからだろう。最愛の呼び名は、お前が最初で最期だ。でなければ最愛と呼ぶ意味がないからな。

>Gute Nacht, Arthur.

331 :独◇
09/07-20:37

#20150907 20:37 - Leben -
部下が転属になって急遽俺が参加する羽目になった会議が今日漸く終わった。会議結果の報告書類を作るべく執務室へと戻ると上司や部下の計らいからか、卓上には栄養剤が山積みだった。1日1本だとして…暫くは困らなそうな程の量だ。何時も思うが、彼らに適量という言葉は常々通用しないようだ。
>まったく困ったものだな。


#誰かの為に何かをすることが、
#自分にとって何の役に立つというのだろうか。

時に抱く此の疑問こそ無意味であると知れ。誰かの為が何時の日か己の為になる日が来るのだから、何か行動を起こす度に考えていても仕方がない。誰が/為に鐘/が鳴る、と野暮なことを問うのと同じようなものだ。
>其  は  汝  が  た  め  に  鳴  る  な  れ  ば


ならば前記も同じことだ。
結局は誰も独りでなど生きていけんのだ。
世は遥か昔からそうやって出来ている。
#其処に例外はない。

>出逢いある所に別れあり。
運命と片付けるには至極難解な其れに、
人や92は翻弄されて今を生きるらしい。


#そう思うと、
この世/界に於いても、最愛や友人をもっと大切にしなければならんな。口でこそ言わないがやはり皆には感謝している。うちの愉快で奇妙な同/盟も締結して8年近くなる。当初の仲間は最早片手で数える程だが、縁とは案外そんなものなんだな。これからも持ちつ持たれついきたいものだ。

332 :
09/09-00:10

#Gib mir einen Grund.
#Um mein Herz schlagen zu halten.
#Arthur, Nimm meine Hand und bringt mir Zurück.
>夜空を破る閃光に続く轟然たる雷鳴
今宵は音楽の檻に閉じ籠って眠ろう

333 :独◇
09/10-00:33

#20150910 00:33 - Leben -
どんな彼奴でも躊躇なく受け入れられる、そう言ったらきっと彼奴は全力で疑ってかかるのだろう。俺は超能力者ではない。だから、お前が何を考えているのか。必ずしも分かるわけではない。過去を遡れば、理解に苦しむ日が無かったといえば嘘になる。
>其れも今は良い思い出と言えるだろう

#お前の嫌な部分が、
必ずしも俺にとって嫌な所とは限らない。仮にそうであったとして、だから何だと言うんだ。ちょっと嫌な所を見つけたくらいで嫌いになるはずない。それ以上にお前は沢山の魅力で俺が呼吸を忘れる程に全てを奪っているんだ。気付いていないとは罪な奴だ。
>まったく自分の事には疎いな。

#これからは、
ご機嫌斜めの猫の機嫌の取り方を少し勉強した方が良いかもしれない。抱き締めて白い頬にキスをして、愛している、と伝えるか…いや、此れではまるでフランシスのようだな。流石に柄ではないか。

#機嫌が悪くなって、
何処かへ隠れてしまわぬように、彼奴には躾が必要かもしれないな。猫も調教出来るんだろうか…いや、言い方が悪いな。やはり此処は躾と呼ぼう。

>いっそこのまま___てしまおうか
>首輪が無くとも寄り添えるように

俺は記憶力が良いらしい。
今夜のこともきっと忘れないだろう。

334 :独◇
09/10-20:31

#20150910 20:31 - Leben -
年に一度だけ闇に呑まれそうになる日が来る。幼かった頃は誰にも会いたくないと思ったことも有ったが、俺も其の辺は大人になったらしい。偶然にも、昨日今日が休みだったが…そうだな、其れが良かったのかもしれない。


#此の世に運命は存在するのか
昔からよく考える。運命と言っても良いものから悪いものまで多種多様だ。因みに俺は運命など信じていなかった。少なくとも彼奴に出逢う前までは、悪いことばかり起きる此の世でその総てを運命と纏めたのなら、そう呼ぶには余りにも簡単過ぎた。
>今でも完全に信じたわけではない。

#何にせよ、
お前と出逢えたことが、必然だろうが偶然だろうが関係無いんだ。お前と出逢い、そして恋に落ちたという結果に繋がる其れまでの経緯が大切なんだ。
>其の名称など何だっていい。



#ずっと側に居てくれ、アーサー。
いつか俺が衰退し朽ち果てる時が来ても、事ある毎にお前の意思の中で生き続けられるくらいに、今はただお前を真っ直ぐに愛そうと思う。

#此の声で愛を語り、
#此の手でお前に触れよう。
#此の瞳をお前の双眼に焼き付け、
#此の体温でお前を包み込もう。

俺ではもう満たされない位、
お前の初めては全て俺のものにしたい。
初めてで無いものなら俺が塗り替えればいい。

>嗚呼、狂っていると笑うんだろう。
>紛れもなく俺を壊したのはお前だ。

今夜は酷く咽が渇く。
お前に噛み付きたい気分だ。

335 :独◇
09/11-21:10

#20150911 21:10 - Leben -
彼奴に比べれば俺が手記を綴る頻度は比較的多い。気が付けば手記の頁数が彼奴のものを上回っていた。筆不精の彼奴と活字中毒の俺では、多少の差が出るとは思っていたが思ったより早かったように思う。

#この手記を読んで彼奴は何を思うのか。
こうして手記について思い返すきっかけはとある奴の手記に記されていたからだ。思えば、俺が昔手記について考えたのも100頁を目前にした頃だった。此れは手記を綴る奴らの通過点なのかもしれないな。

#俺は相も変わらず、
此の手記に感情を吐き出すという自慰紛いの行為を繰り返している。時に自身の感情に囚われ過ぎた余り、周囲に対する敬意を忘れた日もあった。振り返るにはまだ早いが、此れは俺の反省すべき点だ。
>過ちは二度繰り返しては意味がない。


#俺は最愛の綴る手記が好きだ。
#お前の選ぶ言葉や創り上げる文章に魅せられる。

336 :独◇
09/15-18:23

#20150914 18:23 - Leben -
>此の世の愛は不確かだ。
もうずっと昔から分かりきっていることだが、其れでも半永久的に続けばいいと願ってしまうくらいには感覚が麻痺しているらしい。



#少し例え話をしよう。
俺の気持ちと彼奴の気持ちを天秤に掛けた時、天秤はどう動くか。俺は恋愛関係においても友人関係においても気持ちの面で天秤が釣り合うことなど無いと思っている。だが、其れは決して関係が浅いというわけでは無い。何方かの想いの方が勝ることを意味する。
>俺は彼奴が思う以上に彼奴のことが好きだ。

仮に彼奴もまた同じことを考えていたとして、其れはやはり等しくはない。同じだけ愛してくれとは思わない。愛は強要するものではないのだから、お前が至極自然に俺を好いていてくれればそれでいいんだ。



#此処からは別の話だ。
キスの仕方や好みは十人十色だ。どんなキスが好きかと問われれば、噛み付くようにするキスが好きなんだが…こんなことを言っているからキスが下手だと言われるのだろうか。最近、フェリシアーノとキスの話題になって気付いたのは、俺は壁に相手を押し付けてキスをするのが好きだということ。追い詰めている感じが堪らない、此の高揚感は間違いなく興奮に値する。
>そのまま首筋に噛み付きたいくらいだ。

#きっと此れは狼の狩猟本能の表れだろう。
#相変わらず飢えているのだから困ったものだ。

337 :独◇
09/18-23:43

#20150919 23:43 - Leben -
先日、突然端末が壊れた。全く再起不能になった其れの所為で他者との連絡が完全に取れなくなった。これは凡そ2日間も続いた。その間、彼奴とも連絡が取れなかった。正確に言うなら、連絡を取るための手段を全く持ち合わせていなかった。

#端末のない生活は、
彼奴と連絡が取れないこと以外には、何不自由なかった。有らゆる柵から解放されたようなこの感覚も割と嫌いではないと思った。とはいえ、そんなことも言ってられない。59務の合間を縫って修理に出し、新品と交換という形で難を逃れた。


#此処のところ、
59務やら何やらで1日2時間睡眠になることが連日続いた。明日は漸く休息日となるが、暫くは気が休まらない日々が続きそうだ。
>久方振りに5時間は眠れそうだ。

338 :独◇
09/19-23:00

#20150919 23:00 - Leben -
休息日だと言うのに朝から体が茹だる様に熱かった。熱を出したわけでも、風邪を引いたわけでもない。単なる欲求不満だ。この如何する事も出来ない熱と付き合うこと半日、昼過ぎには多少治ったが、其れは彼奴の帰宅と同時に再発した。
>平静を装うのは骨が折れそうだ。

#相変わらず俺の喉は渇いている。
彼奴に噛み付いてしまいそうになるのを堪えては、きっと俺はそっけない態度を取ってしまうのだろう。触れたいけど触れられない。きっと触れたなら、それ以上に欲しくなる。だから、我慢する必要がある。
>彼奴の忙しさを思えば当然のことだ。




#己の浅ましさに反吐がでる。
己の凶暴性を抑え切れず、彼奴を組み敷き犯す夢を見た。願望の表れにしては…実に愚かだ。其れでも夢の中の彼奴を思い出すと身体が熱くなるんだ。そして其れ以上に心臓が痛む。

>柄にもなく不安なんだ。
>嗚呼、気が狂いそうでならない。
#其の瞳に映る俺は何者なんだろうか。

339 :普◇
09/20-23:50

#20150920 23:50 - Leben -
感情がマイナスに向かってるって自分でも自覚あるんだ。そりゃこうなっちまったら簡単には戻んねぇし、正直打開策も見つからねぇ。

>お前の手記をよく読み返す癖が出来た。
落ち込むと必ずと言っていいほどお前の手記で読み返す頁があってよ。其れを読む度、俺はお前を大切にしようって誓うんだぜ。もうお前にあんなこと言わせたくねぇな、って思う。

#けど、
俺は感情に敏感な方じゃねぇし、実際出来てんのかって聞かれりゃ、出来てる!とか胸張って言えたもんじゃねぇからよ。どうしたもんかって考えてる。
>好きを伝えんのはすごく難しい。


#なあ、好きだぜ。大好きなんだ。
#帰ってきたら直接言う。

だからよ。
お前の好きを全部俺様に寄越せ。
一つ残らず喰らってやるから。




#お前は俺のもんだ。
#なあ、そうだって分からせてくれよ。

340 :独◇
09/21-22:56

#20150922 08:30 - Leben -
深くまで沈んだ感情を彼奴はあっという間に浮上させる。特別に何かあるわけではない。他愛もない会話をして、猫のように戯れて、好きだとそう言うだけで、モノクロの世界が鮮やかな色で満ちる。不思議な感覚だ。いつからこんな風になったんだろうな。
>今はただ胸がとても暖かいんだ。
 - - - - -

#ついにあの人の手記が流れきってしまったな。
少し寂しいがまた新たな手記が読めて俺は嬉しく思う。惜しんでいるのはきっと俺だけじゃない。皆あなたの手記が好きだったことだろう。其れだけ貴方には愛される価値がある。
>いつまでも幸せでいて欲しい。

341 :独◇
09/24-21:16

#つい先日に記念日だと綴ったと思えば、
もう一月が過ぎてしまった。
最近は時間の経過を特に早く感じる。

理由は定かじゃないが、
やはり59務の忙しさから、
多少なりとも影響されているのかもしれない。


>それでも彼奴と俺の関係は相変わらずだ。
半ば老夫婦のような付き合いでも、
言うなれば良好な関係だと言えるのだろうな。

ただ老夫婦と言っても、
個々が老いたわけではない。

二人の間では、
>いつも穏やかな時間が流れているだけのことだ。

#最近は、
何かと腹の探り合いもあるが、
比較的穏やかな日々を過ごしている。

#お前に出逢ってから、
俺の中で愛しさ故に溢れる感情の数々。

内側で沸々と湧き上がる其れを、
上手くお前に伝えるためには、
短く見積もっても半世紀は掛かるだろう。

#お前が知っている通り、
#俺は表情が硬く感情を表すのは苦手だ。

実のところ、
日々の生活で試行錯誤を繰り返しながら、
お前へ此の感情を少しずつ伝えている。


>今日も変わらずお前が愛おしい。
狂気にも似た感情さえも心地良いんだ。

独占欲は日を追うごとに増す一方で、
俺はもうお前なしでは考えられない程だ。
お前といると不思議と安らぐ。

此処のところ、
連日悪夢を見ていた。

しかし、
お前を抱き締めて眠る夜だけは、
夢を見る間もなく熟睡出来る。
不思議な話だが困ったものだな。


#アーサー。
俺は幾度もまたお前と今日を迎えたいと願う。
次の記念日もお前と共に在りたい。

>叶うならば其の先も永久に、
>此の身が朽ち果てる時まで側に居よう。


#こうして手記に綴るだけなら、
上手く伝えることが出来るのだが、
やはり口下手は損なのかもしれないな。


嗚呼、今日ぐらいは素直で有りたい。
>苦しい位にお前が愛しくて仕方がないんだ。

342 :独◇
09/26-06:29

#20150926 06:29 - Leben -
>悪魔の巣食う週明けの話。
長い休みは人々を負の精神へと陥れる要素に成り得ると昔、上司が言っていた。迷信だろうと思っていた其れは統計的に見ても解るものらしい。なら、どうやって其処から立ち直るのだろうか。残念ながら俺にはまだ答えが出せそうにない。だから、俺はいつも護るべきものを救えないのだろう。

#負の感情ほど人に感染しやすい。
此れは飽くまでも俺自身の見解に過ぎない。哀しみ、憂い、苛立ち等の粗悪な感情ほど、人には写りやすい。92である俺でさえも、強く精神を保たなければ容易に呑み込まれてしまうことだろう。
>今日も魂を背負って生きる。



負の連鎖を断ち切るのは自分自身だ。
なかなかスムーズにいかんのが最大の悩みだ。

#思えば約束まで後2週間なんだな。
#早いところ必要なものを書き留めておこう。

343 :独◇
09/27-09:19

#20150927 09:19 - Leben -
今日は電車で帰路に着く。
とある路線には電車の揺れが心地良く感じるくらい穏やかな運行をしてくれる運転手がいる。其の日は当たりだと俺の中では思っている。今日は正に其の日だった。
>今日はきっと良い1日になる。

#運転といえば、
「運転の上手い奴はセックスが上手い」
ということをしばしば聞く。電車ではなく車の話になってしまうが、此の運転手というのはどんな山道をも最速でスムーズに登る技術の高さではなく、如何に穏やかに安全な運転が出来るか、ではないかと思うんだ。交通法規厳守はもちろんのこと、急発進・急停止は以ての外だ。助手席に乗せる最愛の安全を第一に運転が出来る奴こそが、真に最初に述べた運転手に値する。

>但し、例外もある。
俺は運転は上手いと称されるが、
セックスはあまり上手い方ではない。

#興奮が頂点に達すると、
相手に対する思い遣り以上に己の本質にある加虐性が呼び覚まされ、其の性質が先行して思い遣りが欠ける。とはいえ、彼奴とは出逢った頃以外は、比較的穏やかな営みをしていると言えるだろうが…まあ、其れが果たして上手いということに繋がるかどうかは俺ではなく、彼奴が判断することであって、俺の知るところではない。


#彼奴との行為の中で、
しばしば口淫したい(正確に言うならば舐めたい)と言われる。此処でこんなことを言うと後から彼奴からの小言がありそうなものだが…少しぐらいはいいだろう。彼奴は前記にあげる其の行為が非常に上手い、つまり与えられる快感は絶大で有り、此れに寄って有らぬ声が出そうになる。しかし、俺としては其れだけは何としても阻止したい。故に奥歯を噛み締めて声を殺したりしている。下唇を噛み切ってでも声は出せん。
>間違ってもそんな事があれば羞恥で国土崩壊だ。

#92として生を受けてから今まで、
俺は一度も受けをしたことがない。言うなれば、生粋の完攻めだ。幾度となく付き合った奴らにはケツを狙われたが其れだけは阻止し続けてきた。今では、此れは此処まで蓄積されてきた俺の意地、端から見れば無意味なプライドのようなものに近い。


俺は彼奴のためならば何でもしてやりたいが、
きっと此れだけは譲れないだろう。
>彼奴はそんな事を端から求めてないだろうがな。


#俺には鳴くより鳴かせる方が性に合っている。
昔、アーサーに「ルート好みの身体にしてくれ」と言われたが、お前の気持ちは今も同じか。


#あの遠い日に、
#お前の声が俺を狂わせていたんだ。
#だから俺は此の手でお前を狂わせたい。
でなければ、フェアじゃないだろう。

>いつか必ずお前を、

344 :独◇
09/27-23:11

#20150927 23:11 - Leben -
今日は59務から帰ったばかりだというのに、ローデリヒの頼みで、車で1時間程かかる場所にあるショッピングモールへと行った。俺は仕方なく付き添い兼運転手として行ったはずだったんだが、59務明けのテンションが悪かったのだろう。衝動買いの162ユー/ロの出費だ。1つだけ言い訳をするのなら、一応は予てから欲しいと思っていたものだということぐらいだ。
>俺は彼奴との旅行を前に何をしているんだ。

#後悔先に立たず、
もう今更遅いし悔やむことは止めるとしよう。
寧ろこれは素晴らしい買い物だった。


#帰宅してからは、
彼奴の帰りを待ちながら少し作業をしていた。彼奴に渡したいものがあってな。時間を作っては試行錯誤を繰り返している。
>約束までに間に合うといいんだがな。

345 :独◇
09/28-21:12

#20150928 21:12 - Leben -
59務で知り合ったアルフレッドのところの青年が月の写真を送ってくれた。向こうの地では月が紅く見えるらしい。

>'Blood moon' brings prophecies of end times
と書かれていたんだが…紅い月は不吉なものなんだそうだ。世/界最期の日とはよく言ったものだが、世/界の最期を迎える前にうちのパソコンが壊れてしまった。実にタイミングが悪くて嫌になる。

#とは言え、
昨日に比べ今宵は良く月が見える。月光浴には良い夜だな。デッキに出て夜風に当たりながらビールを飲んでいる。足元には愛犬が寄り添う。良い夜だ。
>其処に彼奴が居れば更に良いんだがな。

#今夜は彼奴は不在だ。
だが、珍しく兄貴から連絡があった。相変わらず賑やかな声で吐き出されるマシンガントーク…三割ほど聞き取れなかったのは、此処だけの話にしておこう。

#ルッツ、年末はビール祭やるぜ!
これだけは承知した。何故なら、今回合計8回ぐらい言っていたからだ。せっかくなら飲み比べといこう。飲み納めには相応しい宴になりそうだな!兄さん!
>2月掛けて情報を収集しておこう。

#アーサー。
お前の空にも月は輝いているだろうか。
>見上げる時間がある位には平穏であれと願う。

347 :独◇
09/29-00:00

#今日はもう一つの大切な記念日。

凡ゆるものを記念日にしては、
きっとキリがないくらい様々なことが、
日々溢れている。

ただその中で2つ程、
毎月欠かさずに数える記念日がある。

>結婚記念日
>アーサーと出逢った日

そして、
#今日は後者の15回目の記念日だ。
年数にしてはまだ1年と3か月しか経っていない。
数えてしまうと長い様で意外と短いものだな。

ある者は、
>愛することは暗い夜に灯されたランプの美しい光
と称したそうだ。

愛されることは、
燃え続けることしか出来ず消えてしまうが、
前者は永い維持なんだそうだ。
>ならば俺はお前を照らすランプで有りたい。

#仮に俺がお前の愛を例えるならば、
其れは眩い星の様な光だ。

此れは手記を綴り始めた頃から言っているが、
俺がもし環状彷徨に陥った時は、
きっとお前の光を頼りに歩くだろう。

#お前の愛は俺の闇を照らす光だ。
昔も今も此れからも、
其の星がいつか燃え尽きる日が来るまで、
>俺の歩む道を照らす道標の光であって欲しい。


アーサー。
いつも感謝している。
そして、愛しているぞ。

348 :独◇
09/30-06:48

#20150830 06:49 - Leben -
連日、様々なことが周囲で起きている。そのせいか、普段考えないことさえ深く考えるようになった。もはや他者から精神が弛緩していると言われても否めない。一つ二つ、凡ゆる問題が俺を蝕んでいく。考えなくとも生きることは容易い筈なんだが、如何にも考え出すと止まらないんだ。

>料理の味見で舌を火傷して我に返る。
痛みは時として各人の生を意識させるように思う。慌ただしく59務に励んだ後に、熱を出した時に感じた寒気や頭痛、吐き気から、俺は生きる実感をしていた。もっと言うならば、あの頃の俺は59務にヤられ、生きた実感などしないまま、生ける屍の如く59務に明け暮れていたのかもしれない。

 - - - - -
#人というものに限らず、
この世に生きとし生けるものは、生まれた瞬間から死に向かう。だからこそ、生に執着するのかもしれない。そして、人以外の生き物は皆、生という義務を果たす行為を繰り返し、やがて朽ち果てる。

92である俺に生きる、という言葉は相応しくない。この存在意義は、人が生きるからこそ、ただの土地は92として活きることが出来る。人が集い、92としての名を貰い、文化を築く。

>そして、
>其れを築くことの出来る各人の命こそ、
>この世で最も尊いものなのだろう。

349 :独◇
10/03-08:46

#K.B.P
本日の記念日を祝う内容のため
気持ちばかりの回避を設ける
>>348 回避先 )

















#201501003 - Tag der D Einheit
今日というこの日に、兄さんとは訳合って今年は共に酒を飲み交わすことが出来ない。其れを少なからず寂しく思いながらジョッキを空にかざして乾杯を贈った。

#半分程飲んだところで携帯が鳴り響いた。
少し酔い気味の兄さんの声がして、軽快にStein Songを歌ったかと思えば、突然号泣し始めた。俺が呆気に取られてしまったが、Congratsと言えば聞き取れないくらいの泣き声で同じように返された。兄さんとは毎年欠かすことなく祝っている。俺には誕生日らしい誕生日というものはないが、俺にとっては其れに値する。

兄さんはこの日を、
>HAPPY REBIRTHDAY
といっていつも祝ってくれる。

俺は相変わらず、
貴方にとても愛されているようだ。
そして俺も貴方を心から尊敬している。

来年もまた飲み交わそう。
乾杯の歌を高らかにジョッキを掲げて、
栄光を願いながら。


>Wir feiern 2/5 jahre Wied/erve/reinigung.






















本日の記念日を祝う内容のため
気持ちばかりの回避を設ける
>>350 回避先 )
#K.B.P

350 :独◇
10/03-22:12

#201501003 22:12 - Leben -
>来週には彼奴との旅行を控えている。

#体調管理に余念がなかった筈なんだが、
何を間違ったかこの数日は体調が悪かった。しかし、昨日、ケツに筋肉注射を打ったせいか、嘘のように体が楽だ。病は気からというが有難い。馬鹿な俺の友人が、注射の件について盛大に勘違いしていたので、一応、補足をするが、ケツに筋肉注射を打つ、というのは、俺が掘られたわけではなく、物理的にケツ(外側)に薬を筋肉注射で打ってもらった、だけだ。俺がケツを許すわけがないだろう。
>勘違いするな、この米産変態眼鏡。

そろそろ、
当日の持ち物のチェックリストを作成しよう。




#思えば、
目次を整備する前に400頁に到達しそうだ。
手記も終盤戦だ、俺に有終の美は飾れるだろうか。

351 :独◇
10/05-00:05

#201501005 00:06 - Leben -
着実にカレンダーの日付は進んでいるようだ。気がつけば片手で数える程度の日数を残すところまで迫っている。お前と過ごす3日間、どうしたものか、と考えている。

#今回ぐらいは、
少しはゆっくり歩こうと思う。人混みに紛れて逸れたりしないだろうか。カメラは持って行かねばな。飯は何を食べようか。贈り物はお前に気に入って貰えるだろうか。考え始めたらキリがないんだ。そんなことばかりで、今は俺の思考回路は一杯だ。
>純粋に楽しみなんだ。

晴れるといいな。

352 :独◇
10/05-23:06

#201501005 23:07 - Leben -
>今朝は朝焼けが綺麗だった。
昔から朝焼けは雨の兆し、というがその通りのようで、今日は朝の空の鮮やかな色合いが嘘のようにどんよりとした雲に覆われた日だった。話は戻ってしまうが、綺麗なものを見ると一番に彼奴の顔が浮かぶ。彼奴にも見せてやりたい、と思うことばかりだ。此れはやはり依存というのだろうか…だとしたら、俺は大層な最愛依存症だな。

#此処のところ、
仲間内で談義する機会が多い、フェティシズムについて少々書き連ねようかと思ったが、その前に睡魔が迎えに来たようだ。此れについては、また後日改めてにしようと思う。

>Gute Nacht, Arthur.

353 :
10/05-23:10

#20180609 XX:XX
>昨日から一週間の長期休暇を貰っている。56務がない分、心にも余裕が出来て色々考えるようになった。

#お前はどんな気持ちで、
#俺を待っていたのだろうか。

泣き虫なお前は不安に押し潰され、声を抑え、感情を抑え、我慢に我慢を重ね続けたのではないだろうか。これは俺の自惚れに過ぎんのかもしれないが…そうだとしたら、酷な事をお前にさせてしまった。

今すぐにでも抱き締めてやりたい。
俺の体温でその身を包んでやりたい。
俺は此処にいるとお前に好きだと伝えたい。

引っ掻かれても噛まれても構わない。
俺はお前を嫌いになることはできない。
それほどまでに愛している。

#俺の全てはお前のものなのだから。

354 :独◇
10/07-00:24

#201501007 00:24 - Leben -
最近は互いの忙しさ故にゆっくりと言葉を交わすことも儘ならない。其れでも、朝は毎日俺の家の窓を叩く。その度に、お前と交わすことの出来る他愛もない挨拶と気遣いが、俺の帰るべき場所を示す。
>些細なことさえ幸福に思える。

#最近は、
必要最低限の話で1日が終わってしまうせいか、彼奴の名すら呼べていないな。愛している、という言葉も久しく言えていない。元より言う回数は他者に比べれば多くはないのだろうがな。だが、言わずとも其れに等しい想いは”Guten Morgen”という朝の第一声に含まれている。ただ、言わなければ伝わらんのがこの世の理であるならば、やはり面と向かって伝えたい。
>お前の聴覚から少しずつ満たしてやりたい。


#此の59務に明け暮れる日々は、
週末に3日間も彼奴を独占するのだから、その為の試練であると思えば、実に容易いことだ。
>さあ、あと数日だ。

355 :独◇
10/08-23:03

>Miss you like crazy.
>Gute Nacht, Arthur.


#201501009 06:23 - Leben -
 今夜は直ぐ其処まで睡魔が迫っているせいか、きっと長く手記を綴ることは出来ないだろう。

#というところまで書いて、
昨晩は眠ってしまった。久方振りに金縛りにあった。余程、疲れていたのだろうと己を客観的に労っていたのだが、いつの間にか再び眠りに就き、起きた頃には朝だった。最近は、こうして何時も一週間が終わっている。

#こんな状況下でも、
相も変わらず、俺は彼奴のことを考えている。狂おしい程に恋い焦がれては、二人の軌跡をなぞり、会える時間を待ち侘びている。俺が居ない間、お前はどんな気持ちで待っているのだろうか。俺は、お前が居ない間は、寂しいという感情とはまた違った心持ちだった。

#俺たちは、
今は背中合わせで生きているように思う。会う時間が少なくとも背で互いを感じている。だから、何時も俺の中の何処か一部に彼奴の存在がある。
>実に不思議なものだな。


#触れ合えなくとも、
これはこれで俺たちらしい向き合い方だな。

356 :独◇
10/10-06:24

#WRNING ( 警告 )
#Story behind,Deshalb Blättern Vorsicht.
 ( 上司話題につき閲覧注意 )
回避先 >>355























#2015.10.10 - 12 ( 3 DAYS )
彼奴の3日間を独占して夢の国へ2泊3日の逃避行へと旅に出た。ゆっくり過ごすことが目標のはずだったんだが、気が付けば少々慌しくなっていた。結局のところ、俺たちは変わらないな。

一度、この3日間の出来事を書き連ねたが、毎日が濃厚過ぎて手記の2頁ぐらいでは収まりそうにないので、以下は比較的簡潔に纏めて箇条書きにしたものだ。(順不同)
#後に追記する可能性がある。


>夢の国 (海) 編
・何時もの天体模型を写真に収める。
・望遠レンズが漸く役に立つ場所を見つけた。
・座席の濡れ具合からある程度予想は付いたが、
    それ以上に俺の右半身だけ濡れた。
・店屋へ入り、「熊の服は買うのか?」
  「うーん」を毎回繰り返した結果、
    最後にアーサーは買わないことにした。
・「南瓜のケーキはいいのか?」
   「今は無理だ。」を繰り返した結果、
   やはり彼奴は買わない。
・「此処に隠れ鼠がいるらしい」と言うので、
   必死に探したが見つかることはなかった。


>夢の国 (陸) 編
・魔法の券発券所にて妙に長い紙が出て来て、機
    械が壊れてしまったと思って良く見てみると、
    ゲームの無料券だった。
・宇宙旅行にて帝/國/軍の黒い親玉に見つかる。
    スパイとして俺の写真が公表される。
・「あのケースだけ土産に欲しい」
   「絶対に使わないだろう」
・怪物かくれんぼの最後で、
    アーサーが掛けていた眼鏡を、
    交換しないかと提案されていた。
・ジャングル探検にて、
    貴方の服装は危ないから逃げてと、
    船長に助言を受ける。
・魔法の券を取り間違えて、
    宇宙人観察に行くがわりと面白かった。    
    宇宙的には、
    ポップコーンを鼻から出すことは重罪らしい。
・あのピアニストの紳士はいつ休んでいるのか。
・ショーの待ち時間で、
    アーサーが徐ろに描いた鼠と思しき何か。
・射的ゲームにて、
    季節限定のバッチの獲得に成功した。

>宿泊先 編
・違う部屋の扉にカードキーをかざし続ける。
・2夜共に爆睡の後、朝5時に一度目が覚めた。
・2日目の朝、
    彼奴は扉を出て進行方向とは真逆に歩き出す。
・2日目からは、
    貰ったブレスレットとネックレスをして過ごす。



>総集 編
・彼奴は珈琲を飲み過ぎだ(ミルクは2つ)。
・彼奴はどれだけ土産を買うのだろうか。
・100枚近く撮影した写真のうち、
    半分が冥界の神である事に、
    帰宅してから少しばかり動揺した。


>振り返ればあっという間で、
賑やかな3日間だった。お前と共に同じ物を見て、聴いて、笑い合える時間が嬉しかった。別れはやはり少し寂しさがあって、改札まで見送ってくれたお前を振り返っている余裕がなかったことを、少しだけ此処で明かしておく。

#いつかまたお前と旅に出たい。
#きっと約束しよう。
























#WRNING ( 警告 )
#Story behind,Deshalb Blättern Vorsicht.
 ( 上司話題につき閲覧注意 )
回避先 >>357

357 :独◇
10/13-06:32

#201501019 23:10 - Leben -
楽しい時間程過ぎるのは早い。まるで夢の様な数日間を過ごした翌朝は、酷く頭が冴えない。現実と夢の狭間で無気力に漂う海月の様に、流されるままに人ごみに紛れる。気が付けば執務室に居て、変わらない毎日が繰り返される。其れでも、あの時間は夢ではないと、腕輪が教えてくれるんだ。
>彼奴が確かに存在しているということ。

#沢山撮った写真を1枚ずつ眺めては、
過ぎ去った思い出をなぞる。その瞬間だけは、不思議と周囲の慌ただしさから紛れることが出来る気がするんだ。しかし、何時までもそうしているわけにも行かない事実が俺を貫き、引き戻す。

#気が付けば、
年末まで59務絡みの予定だらけになっていた。重苦しい首輪を掛けられた気分だ。いよいよ、本気で犬と呼ばれそうだ。可能なら、此れを噛み千切って、59務に埋もれた彼奴ごと攫ってしまいたい。
>そんな事をしたらお前はどんな顔をするか。




今日も変わらずお前が愛おしい。
この音で出来た小さな檻の中で、
俺を想いながら深く深く眠ればいい。


#お前が想ってくれる限り、
#お前の中で生きることが出来る。

358 :独◇
10/13-06:32

#20151026 XX:XX
お前に歌を贈ろうと思って幾千曲有る歌たちを聴きながら抜粋していったが、なかなか数曲に絞ることは叶わなかった。だから、幾つかの括りに絞ってアルバムを作ってみたんだ。面と向かってでは、きっと気恥ずかしさが先立って説明出来ない。
>だから、この場を借りて話をしようと思う。

#全てのアルバムの曲順に拘って並べ替えた。
なんとなく俺の耳に心地良いと感じた音の繋ぎにしてみた。あまり違いはないかもしれないがな。音色が護符のように絆を繋ぐものになればいいと願って止まない。あの中には俺の大多数が詰まっている。全て、と言い切れないのは、贈れなかった曲がまだあるのと、俺自身が俺の全てをまだ把握しきれていないからだ。

#余談だが、
HalloのNo.9といえば曲名を言わずともお前に伝わるだろうか。俺はあの曲が特に好きだ。何より、俺の心情に近い。寄り添えずとも確かに存在しているのだ、とわかってほしい。俺はずっと今もお前を想い続けている。

359 :独◇
10/13-06:33

#20151031 XX:XX
薄暗い海の底に招かれる夢を見た。水中の暗がりから皮膚が溶けて骨が剥き出た白い指先が揺れていた。其れが俺には手招きしている様に見えた。手を伸ばすかどうかを考えていたところで目が覚めたんだ。
>実に不可思議な夢だ。


#Gute Nacht, Arthur.
見るのならお前の夢が良いんだがな。

360 :
10/24-00:18


#20151113 XX:XX
時に息を忘れることがある。集中力を一点に集めるとどうにも人の体というものは動くことさえも放棄するようだ。

息苦しさから我に還り、肺へ空気を満たす瞬間は例えるなら抜け出た魂を元の容器に戻すような作業だ、と不意に考えたんだが…此れは想像すると実に滑稽だ。
>だが、想像せずにはいれん。

361 :
10/24-00:18

相変わらず俺の周りに流れる時間は早い。
世の時間軸からズレてしまったのでは、
と疑いたくなるくらいには、
目紛しくも充実した生活を送っている。

だが、
いくら充実していようと、
身体の内側に、
空洞が出来たような感覚が残る。

長らくお前の顔をちゃんと見れていない。
記念日でさえも、
ちゃんと祝うことが出来なかった。

此れは何の罰なのだろうかと考える。


触れたい。
抱き締めたい。

こんな事さえも叶わぬとは、
神に見放されたものだ。

こんな状況でも、
彼奴は俺の身を案じてくれる。
胸が痛くなるがそれ以上に、
愛しさが溢れる。

離れていても、
お前はちゃんと俺の傍に居てくれる。

感謝するばかりだ。

>Arthur.
>Ich habe Schmetterlinge im Bauch.

( 其れは今も変わらず昔からずっとだ )
#愛しているんだ。

362 :独◇
10/29-00:46

記念日を録に祝うことも出来ず、
ただ時間ばかりが流されている。

59務に追われてばかりの俺を、
彼奴は何を考えて見ているのだろう。

精神に負荷が掛かる日々に、
平穏な時間なんて僅かだ。

帰宅すれど、
お前とを繋ぐ端末を握り締めたまま、
俺は睡魔の手に堕ちていく。

こんなことでは、
お前はいつか離れてしまうだろう。


#お前を思う気持ちは変わらない。

しかし、
其れを証明するための時間や言葉を、
与えてやることが出来ていない今、
俺はお前に何が伝えられるだろうか。



互いに素直になれない性格で、
気持ちを伝えるにも他者より時間を有する。

お前に手を伸ばすまでに、
俺の思考回路がどれ程忙しなく巡っているか。
お前は知らないだろう。

お前に触れる喜びに始まり、
感謝、遠慮、愛情、不安、緊張、欲望、後悔
数え切れない程の有らゆる感情が飛び交う。


>Arthur, 
>Ich brauche dich,
>weil ich dich liebe sehr.
>Ich würde gerne mit dir sein. 

( どうかこの先もお前の手を握らせてくれ )

363 :
11/17-06:40

#201501117 06:40 - Leben -
此処のところ、俺は59務に追われている上に体調があまり良くなかった。とはいえ休むわけにもいかず今に至る。彼奴に怒られそうだから、少し弁解しておくが、今は其れなりに持ち直して元気だから安心してほしい。週末は休めそうだ。
>少しはお前と話せればいい。

愛想を尽かされていなければいいんだが、
此ればかりは俺のどうこう言えるものではない。

364 :
11/26-01:04

#201501126 01:04 - Leben -
今夜が雨で良かったと思うのは何時振りだろうか。いつも大切なものはあの雨水のように、手で皿を作れど留まる事などなく、落ちていくんだ。何一つ、救うことも出来ず、気の利いたことも言えず、ただ見送ることしか出来ない。いや、違う。
>俺は見送ることさえ出来なかった。

#人間という生き物は、
俺たちと違って、生まれた瞬間から生の終着点を目指して生きるように設計されている。そして、その道のりの長さは皆、平等という訳ではない。先日、俺はまた仲間を失った。俺はこの先、彼等の働きに報いることが出来るのだろうか。考えれば考える程わからない。
>俺は一体如何あればいい。

#毒を以て毒を制す。
其れが例え非道徳的なことだとしても、
時に縋りたくなる事も有ろう、と。
闇に呑まれそうになるんだ。


>今夜が雨でよかったと心から想う。
頬を濡らしていく雨が酷く冷たい。
だが、今はそれでいい。









#アーサーへ
まだ最愛と呼ばせてもらえるだろうか。
謝罪したいことは山ほどあるが…まずは、
お前への感謝を伝えたい。
俺を想ってくれてありがとう。
愛している、アーサー。
>心は常にお前と共にある。

365 :
12/07-00:18

#20151206 00:18 - Leben -
只今帰宅した。相変わらず忙しい日々を送っているが…彼奴は変わりなさそうだな。少し安心だ。俺の方は、先日、急な部署替えに遭って、毎日外を走り回っている。

#先日、兄貴から便りがあった。
近々、戻ってくるそうだ。
お前とも話がしたいと兄貴が言っていたぞ。


>俺はまだ暫くは走り続けなければ、
>ダメみたいだ。

366 :
01/10-02:58


#20160110 02:58 - Leben -
>ただいま、アーサー。
気が付けば新年が始まっていた。何から話せばいいだろうか、話す機会は果たして俺に与えられるのだろうか。様々なことが頭の中を駆け巡っていく、呼吸を忘れそうな程、目紛しくも流れた時間に何の意味があったのか、俺には理解し難い。

#お前に贈った歌を聴きながら、
寝て起きては、国務先と家の間を振り子のように往復する毎日だった。お前は変わりないだろうか。

>今夜は遅い、もう寝るとしよう。
>目が覚めたらお前に会いに行こう。
怒られるだろうが致し方ない。

367 :
02/28-02:39

#20160228 02:39 - Leben -
あまりにも時間は経ち過ぎてしまった。
お前は…どんな想いでいるのだろうか。
>今夜はもう遅い

368 :独◇
03/03-23:46

#20160303 23:46 - Leben -
先日の手記は、結局、後に手を付けることなく今日に至ってしまった。此処のところ、有言実行という言葉とは無縁な俺だが…らしくない、と皆は言うのだろうな。俺もそう思うところだ。やると決めたことは、きっちりと計画を立て、実行してきた筈だったが、気が付けば59務に追われ、其れを理由にして怠けていた。此れは紛れもなく、ただの自分への言い訳だ。
>こんな反省文など誰も望んではいないだろう。

#ただいま戻ったぞ。
そういったところで、どれくらいの奴が俺に気付いてくれるかは多少なりとも疑問に思ってしまう。久しく眺めた此処の本棚に連なる手記たちの背表紙…大分、見慣れない名が目立つ。体感時間というものは、実に当てにならんということか。俺からしてみれば、この数か月の時間などまるで数週間の出来事のような気がしている。
>実際はもう何か月も前らしい。

菊のところの童話に似たような話があったな…嗚呼、なんて言っただろうか。そうは言ったものの変わらぬ顔が、変わらぬ言葉で手記を綴っていることも事実。大したことではないのかもしれんが、俺は何故かそれが堪らなく嬉しい。完全復帰、とまでは言い切れんが…少しは顔を出せたらと思っている。


#そして、最愛へ
此れはもう一頁に筆を走らせることにしよう。


#Geteiltes Leid ist halbes Leid.
初心に還り、今此処にあの頃の言葉を記す。
此処からまた歩き出そうと思う。

369 :
03/03-23:46

#20170303 23:59 - Leben -
俺が此の頁を確保したまま時が過ぎて、今日で1年が経ってしまった。最愛とはずっと連絡を取っていない。なかなか連絡が出来ない日々が続き、思えば声の掛け方が分からなくなってしまった。全くもって自分勝手で不甲斐ない男だと俺自身、一番情けなく思う。そして、一番情けないのは謝罪する事もせず、此処に言葉を書き連ねているという現状だろう。愛せども、最愛と呼ぶ資格すら、きっと今の俺にはないのだろうな。お前ももう此処へは足を運んでは居ないのだろう。浮かぶのは憶測ばかりだ。

今更、お前に連絡を取ったところで困らせるだけなのではないか、そう考えて時間だけが流れていく。


如何するべきか。
今もまだ考えている。

370 :独◇
06/07-20:58

#20180607 20:58 -Leben-
久しくこの本棚へ足を踏み入れてはいなかった。昔から馴染みの本も有れば新しいものも見受けられる。どちらにせよ、いつの日も恋人たちで溢れているように思うな。俺と空腹英の関係はといえば長らく俺の留守が続いたせいで、今ではもうどう表現すべきかよく分からなくなってしまった。

彼奴をどう思うかと言われれば、俺は出逢った頃と変わらぬ感情を抱いている。しかし、年明けから今日まで連絡の一つも入れなかった手前、戯言のように思われるだろうがな。

>彼奴から離れていた間の話をしよう。
少しばかり時間が出来たと思った束の間、結局俺は再び忙しない日々に引き戻され59務に明け暮れていた。そんな日々の中にも彼奴の名残は凡ゆる場所に散らばっていて、彼奴の好きな紅茶も音楽も花もいつか見た風景までもが突然呼び起こされるんだ。

#まるで何かの呪いにかかったようだった。

彼奴に縋るこの手を離せたのなら、
どんなに楽だろうかとさえ考えるが、
今の俺には到底出来そうにない。

>深みへと嵌った代償か
彼奴と出逢い年を重ねる毎に俺は面倒な男へと成り下がっていったように思う。恐らく其れは前の手記を遡れば一目瞭然だ。いつ何時も優しく迎えてくれる彼奴への甘え以外の何者でもないこの事実に、俺自身、それが反吐が出そうな程嫌になる。

>そして、
お前と出逢った季節がまたやって来た。この季節が巡るとき、お前は俺を思い出してくれるのだろうか。お前の心にまだ俺の帰る場所はあるのだろうか。
#それを実際にお前に問えぬ俺は弱い。

思えば最近の俺はいつも自分の事ばかりだった。
本当に彼奴に伝えたいことはこんなことではないというのに、上手く此処へすら書き記すことができない。それでも俺は、性懲りもなくまた此処に想いを綴り続けるだろう。


>お前の手記が俺にそうしてくれたように、
しかし今日は長く書き過ぎてしまった。
#本日の手記はこれまでとする。

371 :独◇
06/08-22:15

#20180608 22:15 -Leben-
>はじめに連日の更新失礼する。
此処も昔ほど日記が上がらないせいか少し躊躇はしたが他が上がった上にまた乗ってしまうよりはまだ良いだろうと勝手に判断し、更新に至ったことを明記しておこう。

#以下は手記本文だ#
今日は休息日だ。朝から家事諸々を済ませ、午後はゆっくりと今まで最愛と交わしてきた手紙や互いの手記を読んでいた。思えば先に手記を書き出したのは最愛だった。気が付けば俺の手記の方が分厚くなってしまったようだが、少しは最愛へこの想いを届ける事が出来たのだろうか。

>俺が手記を綴るきっかけも最愛だった。
最愛と出逢った頃は感情表現の乏しさと口下手さが非常に目立つ男だった俺が、少しでもお前に素直な気持ちを送るために始めたのがこの手記だった。今はどうだろうか…言い訳や謝罪の数々、これではただの反省文を見ているようだ。他者や彼奴が見ていて気分の良いものでは決してないだろう。

いつからかこんな風になってしまった。
昔はもっと活気があったはずだが、全ては不在にした俺のせいだと言えるだろう。今日、久々に本棚の整理もしたんだがなくなっている本も多かったように思う。皆に感謝を伝えられなかったことが悔やまれる。


>今日、最愛から手紙の返事がきた。

#長い空白の時を経ても、
#最愛は何一つ変わってなかった。

>だからこそ考えるんだ。
お前を待たせ続けた分、俺はお前に何が返せるだろうか。たくさん甘やかすだけではきっと足りない。
#自分勝手だと罵ってくれて構わない。

俺が此処に戻った今。
俺はあの日の誓いを立てた意志の強さを示し、
お前との約束を重んじて生きたい。

それが例え独り善がりだとしても、
簡単に忘れてしまえる程、俺にとって最愛であるお前の存在は小さくない。お前の中に残る俺という存在は、今どんな形をしているんだろうな。

>腹の探り合いからで構わない。
>また俺と共に歩んではくれないだろうか。

# Arthur.
# Ich liebe dich.

372 :独◇
06/09-23:02


#20180609 23:02 -Leben-
>特異なこともない平穏な1日だった。
強いて何か日常を話すなら昨晩酷かった雨が上がり、今日は少々蒸し暑く感じたことぐらいだ。

そんな1日を過ごした俺が今日何を綴るかといえば、59務で多忙であろう最愛に伝えられていないことを少しだが書き記しておこうと思う。いつかこの手記がまだ存続していることに最愛が気付く日が来たなら読んでもらいたい。

#以下は最愛へ贈る#
実を言うと新年を迎え会話をしたあの日、既に59外での仕事が八割方決定していた。敢えてお前に其れを言わなかったのは、近隣59のお前であっても59務上、詳細を話すことも出来なかった、というのもあるんだが…これ以上はあまり余計な心配を掛けたくなかったという想いが一番強かった。こうして無事に帰ったのだから、その点はあまり怒らないでくれ、と言いたいところだが、それは身勝手極りないので、お前の怒りはしっかり受け留めるつもりでいる。

>側に居なかった約2年間。
お前が贈ってくれた腕時計は常に俺の左腕と共に時を刻んでくれた。これが有ったからこそ、俺は此処まで乗り切ってこれたと言っても過言ではないだろう。

>お前も昔から忙しい奴だった。
きっと今も相変わらず部下を守りながら、忙しなく場を取り仕切っていることだろう。お前にほんの少しでも時間と余裕が出来たのなら、また昔のように話しをしよう。

この長かった歳月を経て俺は多くの後悔した。
数あるお前との約束も破ってしまった。

#もっと直接自分の気持ちを伝えるべきだった
#もっとお前に触れておけばよかった
#もっとお前の気持ちに気付いてやれればよかった
この後悔を後悔のままで片付けるわけにはいかない。

>愛してるでは足りない程だが、
>言わなければ伝わらないこともある。

#言葉と態度で、
お前への想いを示すことが出来たのなら、
俺たちはまた並んで歩くことができるだろうか。 

アーサー。
やはり俺はお前が好きで仕方がないんだ。
細胞まで余すことなく喰らってしまいたい程に。

お前の過ごす日々が、
平穏であることを今夜も願っている。

# Gute Nacht, Arthur.

373 :
06/10-23:11

#20180610 23:11 -Leben-
>紫陽花が咲く時期がやってきた。
花弁に残る雨粒に映る雨上がりの空の美しさを知っているか。雫の中に世/界が逆さの状態で凝縮されて映し出される。空が雨上がりの快晴なら尚のこと美しいものが見れることだろう。

#此れは余談だ。
改めて話すことでもないが原理について少し話をしよう。これは、雫が凸レンズの役割を果たし、2つの光線(光軸に平行に進み雫の焦点を通った光と雫の中心を進みそのまま直進した光)が交わった場所に像(逆さ向きの風景)が出来るという原理だ。巷ではこの原理を利用して、花に乗った雫の手前に同種の花を置き雫にその花を映しマクロで撮影する、という手法もあるようだ。
>雨上がりに外を歩く際は是非覗いて見てほしい。
今日の話は此処までだ。

#今日も懲りずに俺の最愛の話をしよう。
最愛は例えるなら猫のような男だ。背中に爪を立てたり噛みつくことが好きだ。少々…いや、とても感情を抑えるところがある。それについては彼奴が俺に似たのか、俺が彼奴に似たのか…。今思えば、腹の探り合いが絶えない日々もあったな。

>酒を飲むと箍が外れたように甘えたになる。
俺はその姿が堪らなく好きだ。俺に悪戯を仕掛けるとき、嬉々として子供のように無邪気に笑う。俺が腕を縛られされるがままになった時の彼奴の嬉しそうな顔は今でも忘れられない。

>彼奴は俺にとても甘い。
どんなに主導権を握っていても、最後は我慢出来ない俺にその主導権を譲ってくれる。これは年上の余裕というやつだろうか。我儘もあまり言わなかったな。否、これに関してはお互い様か…今も俺をゆっくり休ませるとか勝手なことを思って自制していなければいいが…どうだろうな。

彼奴は昔から良く兄貴ぶるところがあった。
実際年上なのだから当然だが、少し背伸びをしているように見えて俺はずっとそれが可愛いと思っていた。直接言うとまた彼奴は拗ねるだろうから此処だけの話にしておこう。


>この手にお前を抱いて眠れたのなら、
>どんなに幸せな夢が見れるだろうか。

だが俺もそこまで馬鹿ではない。
もう昔のようには戻れないということを、
これでも理解しているつもりだ。
>どうか負の感情を溜め込まないでくれ

お前の過ごす日々が、
平穏であることを今夜も願っている。
# Gute Nacht, Arthur.

---
>>346 へ私信を追加した。

374 :
06/11-23:18

#20180611 23:18 -Leben-
日頃、あまり夢など見るようなタイプではないんだが、今朝はとても嫌な夢を見た。内容の詳細は語れないが最愛に関すること、とだけ言っておこう。しかし、どんな夢から醒めようが、寝ても目覚めても俺の隣に最愛の姿はない。お前もこうやって長い歳月を過ごして居たのかと思うと酷く居た堪れない気分になる。一週間程の休息も折り返しに来てしまった。
>こうも休息日が続くと時間を持て余す。

#夢というものについて、
菊のところでは昔「想い人が夢に出て来るのは、相手もまた自分を想ってくれているからだ」という考え方があったと云う。しかし、とても俺にはそんな風に捉える気にはなれない。俺はきっと限りなく現実主義者に近いのだろう。言うまでもなく、最愛が夢に現れたのは俺の恋煩いによるところでしかない。
>夢は己の深層心理に直結しているんだ。

#最愛と出逢った頃がとても懐かしい。
時間のある夜はどうにも感傷的になってしまって仕方ない。いつでも労いの言葉をくれる最愛の優しさの陰に、単に別れを切り出せずにいるだけではないのか、と時に考えてしまうことがあるんだ。
>最愛の事となると俺は途端に弱くなる。

#最愛という存在が、
まだこの世/界にあるという確証が持てただけでも十二分に幸せなことであるはずなんだが、それ以上を求めようとするなんて随分俺も我儘になったものだな。焦る必要などもう何処にもないと言うのにな。

>俺は最愛が幸せならそれでいいんだ。
>呪文の如く俺は其れを繰り返すばかりだ。

お前の過ごす日々が平穏であることを、
今夜もまた願っている。

# Gute Nacht, Arthur.
# Ich liebe dich.

375 :
06/12-23:11

#20180612 23:11 -Leben-
今日は少しトレーニングして汗を流した。ずっと室内に居ても仕方がないからな…体を動かすと言うのは気持ちが良いものだな。その後は一通りの家事を済ませ、窓から入る涼しげな風を感じながら読書をしていた。お供は珈琲ではなく、紅茶にしてみたんだ。最愛のところの薔薇が入った茶葉だ。湯を注ぐと薔薇の良い香りが広がって、いつかの薔薇園を思い出す。
>最愛が好きそうな紅茶だ。

#これは昨日の話なんだが、
最愛から「俺の何を覚えているのか」という言葉を受けた。全てを挙げればキリがない…しかし、彼奴の疑問が少しでも解消されるのなら、俺は彼奴について覚えていることを此処に書き記しておこうと思っている。
>いつかの思い出と共に。



#記憶は俺たちの出逢いから遡ろう。

某掲示板に俺が募集を掛けた時、一番に連絡をくれたのがお前だった。お前がエールを手土産に俺の自宅を訪ねてきたんだったな。お前は部屋に入って早々、アルフレッドと俺を比べていた。これに限ったことではないが、お前は俺を見てよくアルフレッドの名を出していた。直接聞いたことはないが、あの頃のお前にとっては兄を持つ俺の存在はアルフレッドと重なる部分が多かったのかもしれないな。

>昼間からお前と酒を飲み交わした。
流石にどれほど飲んだかはよく覚えていないが、お前も俺もかなり酔っていたのだろう。あの時はまだ特に恋仲といえる関係ではなく仰々しい雰囲気が漂っていたが、気が付けば俺たちは何方からともなくキスをした。結局、キスだけでは留まらずに貪るように快楽に溺れた…と言っても過言ではないだろう。素直じゃない上に恥ずかしがり屋で口の悪いお前が、徐々に理性を捨てていく姿に俺も呼応するように興奮したんだ。

あの日、幾度体を重ねたかすら分からない程だったな…俺たちは随分と若かったように思える。

#お前は覚えているだろうか。
「俺を独占的に欲しいか」とお前が聞いた時、「俺だけを見て、俺だけに感じていればいい」と言った俺に「お前は俺のものだから他を抱いたら喉を噛み切る」とお前は言ったんだ。これが最初にお前の独占欲を垣間見た瞬間だった。酒が入っていたとはいえ「俺以外考えられない程にする」などとあの時の俺も大口を叩いたものだが…果たして有言実行出来たのかは、今となっては確認のしようもない。

#語り尽くすならまだ足りない。
寝室でサイズの合わない俺の寝巻きを上だけ着ていた時にお前が言った言葉も、やっと互いに「愛している」と言い合った瞬間も全部覚えている。この後のお前の可愛さも語りたいくらいだが…名誉の為に差し控えておく、それこそ見つかったら喉を噛み切られかねないからな。

#丁度この頃から、
お前とは半でも会話をするようになったんだったな。送ってない手紙がお前の元に届いていたり、通信障害が起きたり、と地味に色々起きていたのもこの時期だった。そして忘れもしない2014年7月24日。
>俺たちは付き合いはじめた。

「心臓を取られないように気を付けろよ。」
そんなお前の助言も虚しく、俺は心臓どころか頭髪一本残さぬくらい全てをお前に奪われてしまった。お前の存在は毒のように俺の全身を蝕んでしまった。
>お前が居ない世/界が考えられないくらいにな。

今日の話はこの辺にしておこう。
まだお前について語る話はたくさんある。
それはまた次にしよう。

二人の思い出を遡る行為は、
自分が思っていたよりもずっと幸福に満ちている。
時に虚しさもあるがまだ幸福が勝る。

>お前の記憶に俺はどれくらい残っているか。
#そんなこと聞けるはずもないんだがな。

僅かでもいつかの思い出が、
お前の記憶の片隅にあったのなら、
それ以上に幸せなことはないだろう。
>忘れていても構わないんだ。

#感情共々ゆっくり思い出してくれたらいい。

其れが例え僅かな希望であったとしても、
今の俺は願わずにいられないんだ。


今夜もお前の平穏な日々を願う。
# Gute Nacht, Arthur.
# Ich liebe dich.

376 :
06/13-23:11

#20180613 23:11 -Leben-
雲で埋め尽くされた空に青が差すことなく1日が終わっていった。此の長い休みもどうせなら旅に出れば良かったのだろうが、突発的に時間を手に入れるといつも持て余してしまう。結局、部屋でゲームをして過ごしてみたが、気分が乗らないせいかあまり進まなかった。何か面白いものがあれば是非知りたいものだ。


#俺と最愛の関係性は決して良好とは言えない。
だが、最愛の「嫌いになったわけじゃない」という言葉を鵜呑みにして、少し気が軽くなったように感じた反面、戻らずにそのまま消えてしまった方が良い想い出として終わらせることが出来たのではないか、とも考えている自分がいる。

#それはきっと
時間というものが俺を悲観的にさせている過ぎないんだ。気が付けばこうやって最悪の事態を想像しては、其れを振り払う様に激しく頭を振るっているんだ。あの頃から変わらず、最愛の言動に俺は一喜一憂して生きている。へたれの言われても此れでは反論の一つも出来ない有様だ。
>昔の俺からは想像も付かない姿だ。

#お前が愛という感情を忘れてしまっても、
>俺はお前を愛している。

#例えどんな形であったとしても、
最愛が俺の側にいてくれる今はただ、俺も最愛の側に居たいと思うんだ。今の俺に唯一許されたことだからな。手の届く所にありながら、好きだと伝えることも触れることもできないのは、今はまだその時ではないからだ。その資格が俺にはまだない。
>だから最愛への想いはこの場に書き留めておく。

きっともう此処へは来て居ないのだろうがな。
>お前はただ優先すべきものを見ていればいい。


今夜もお前の平穏な日々を願っている。
# Gute Nacht, Arthur.
# Ich liebe dich.

377 :
06/14-23:23

#20180614 23:23 -Leben-
長かった休息期間もついに最終日を迎えてしまった。長く退屈な時間も終わると思えばあっという間なものだな。体を休ませるという意味では十分過ぎる時間だったように思う。
>明日からまた59務に励むとしよう。

#時間を持て余し色々考えてしまうよりは、
忙しない日々を過ごしている方が幾分もマシな気がするんだ。時間があると俺は最愛の事ばかりを考えてしまうようでな…最近、よく兄貴に指摘をされる。

#思い返せば、
俺たちは良く口喧嘩…と言えるものかは分からんが、互いに我慢ばかりして想いが爆発して口論になる、という事をよく繰り返した時期があったな。あの頃も今ぐらいの暑さの季節だった。擦れ違いで眠れない夜があったのも今思えば良い思い出だ。その度に何とか乗り越えて来れたのは、お前の優しさがあったからなのだろうな。
>結局、俺はまだお前に何も返せていない。


#最近はずっと暗闇を彷徨っている気分だった。

今日、最愛といつもより少し長く話をした。酷く情けない姿を晒してしまったが、彼奴はそんな俺でも「お前らしい」と笑って受け止めてくれた。彼奴の言葉や体温に触れただけで、こんなにも安心している俺がいる。

やはり最愛は俺にとって光なのだろう。

俺ももっとしっかりしなければな。
お前がちゃんと甘えることのできる男になりたい。

#抱き締めた体温を忘れずにいたい。
彼奴が居ないと立てなくなっていたのは俺の方だ。自分でもこの感情が恐ろしい位に彼奴という存在を欲している。

>この渇きを鎮める術がまだわからない。

今夜もお前の平穏な日々を願っている。
# Gute Nacht, Arthur.
# Ich liebe dich.

378 :独◇
06/15-20:54

#20180615 20:54 -Leben-
59務から帰ると兄貴から手紙が届いていた。此処のところ、あの人は毎日俺に手紙をくれる。正直、内容は大したものではないんだが、何年経っても変わらない兄貴の存在は、どこか安心するのかもしれないな。
>もう二割ぐらい大人しいと更に有難いんだがな。

#昨晩、また夢を見た。
最愛の夢だった。一体、俺の頭はどれだけお前に依存しているのかと思うくらい。たまに見る夢はお前が出て来る夢ばかりだ。公園のベンチに並んで座っている夢だったんだが、互いに口は動いているのに音が聴こえてこない。まるで無.声映.画の様な夢だ。彼奴の表情から察するにきっと他愛もない話だったのだろう。途中で雨が降り出して帰路に着く際、何方ともなく手を繋いだところで目が覚めた。

#この夢の真意ついて調べたところ、
音のない夢は、余計な情報に煩わされるな、という暗示や、逆に自分が他人の助言を聞かない傾向にある、という警告の意味があるらしい。しかし、何方なのか俺には判別がつかないので何方も半々ぐらいで考えておくとしよう。手を繋ぐ夢にも意味があるらしい。右手で最愛の手を握る夢だったんだが、右手で手を繋ぐのは愛情の現れなんだそうだ。

#夢について調べると、
どんな夢にも細かな理由付けが有り、深層心理へと結びついているらしい、夢には無意.識が現れる、という学者もいたくらいだからな。中々に興味深い内容も多い。元より俺はあまり夢を見る様なタイプではないが、また夢を見るようなことがあれば調べて見るのも良いかもしれない。

#これは余談だが、
逆.補.償夢というものを知っているだろうか。先日に俺が見た夢がこれなんだが…簡単に説明をするために少し例え話をしよう。「悪い夢を見たから正夢になってしまうのではないか」と心配になった経験はないだろうか。正にその現象についての話になるのだが、実際にはこの考え方は逆で有り「悪いことを無意識に想像しているから夢に見る」のだそうだ。その悪い夢こそが『逆.補.償夢』だ。結論としては、あまりこの夢には惑わされる必要はないらしい。

>今だからこう冷静に考えられることだが、
>実際には気楽に考えることなど不可能に近い。

#恋や愛は時として人を狂わせる。
俺は92だが人の形を有したことで人間のように心まで模してしまったのかもしれない。

>こんなにも最愛を愛したことが、
>それを表しているようなものだ。

連日長たらしく手記を綴っているが、
明日は書くことが出来ないだろう。


今夜も俺はお前の平穏な日々を願っている。
# Gute Nacht, Arthur.
# Ich liebe dich.

379 :
06/17-22:15

#20180617 22:15 -Leben-
昨日から今日に掛けて59務だった。59務の最中、ふと最愛から連絡が入っていた。最近の俺は長らく離れていたことも相俟って、彼奴からの着信だけで脈が上がる程耐性がない。更に彼奴が俺の頬にキスをしたんだ…此のまじないが効かないはずがない。お陰で何事もなく59務を終えることができた。
>最愛に感謝しなくてはな。


#手記を綴っていると、
友人から『夫婦で合冊にしないのか』と聞かれることがある。互いに手記の筆者であるため、あまり合冊自体を考えたことがなかった。何より俺は最愛の日常を綴る言葉が好きなんだ。最近は俺のせいで苦悩ばかりに筆を取らせてしまったが…あの手記はやはり特別だ。それに俺と最愛は鍵付の手記を持っている。誰にも立ち入りの出来ぬ二人だけの場所としてな。
>俺たちにはそれぐらいが十分なんだ。


#この手記ももうすぐ400頁に到達する。
完走できるかすら定かではないが、書き進めていく中で完走後どうするかを考えなくては、と思っている。何はともあれ、この場所には様々な思い出が詰まっている。存在意義があったのかはわからないが、消さずに大切に取っておきたい。
>最愛や友人が綴ってくれた頁もあるからな。

#手記といえば、
兄貴が戻って来たそうだ。公開可能な鍵付日記らしいので、俺の本棚にも収めさせてもらった。これは兄貴宛の話になるんだが、一週間ほど休暇日を貰った時にゲ/ー/ムはそれなりにやっていたんだ。59務帰りだからといって、俺を見縊ってもらっては困る。エ/イムの乱れは心の乱れだ。
>詰めが甘いぞ、兄さん。



#少しずつ最愛との関係は修復されつつある。
そう俺は自惚れていいのだろうか。最愛に好きだと言うことも触れることも極力自重していた。それについて、良くない、とフェリシアーノから助言を受けたんだ。だから、俺なりにもう少し素直になってみようとも考えているんだが…やはりどうにも気恥ずかしさが勝って、思うようにはいかない。それでも俺たちも少しは向き合えているだろうか。お前が爪を立てた頬や噛まれた喉が疼く…俺をこんな風にさせたのは後にも先にもお前だけだ。
>俺は今日も変わらずお前が愛しくて仕方ない。

相変わらず彼奴は多忙だがおやすみを言えた。今夜は此処に挨拶を書き記す必要はなさそうだ。

変わらずお前の平穏な日々を願っている。
# Ich liebe dich.

380 :
06/18-21:28

#20180618 22:30 -Leben-
傘を差していたにも関わらず、全身水浸しになるほど酷く雨に打たれた。雨に濡れた後のシャワーがいつもより熱く感じた午前11時。夕方にはあの雨が嘘の様に上がっていた。水溜りに写った青空が今日も綺麗だ。薄くだが虹も出ていた。午前に浴びた天然のシャワーも悪くないと思えるくらい美しい空だった。
>最愛にも見せてやりたい風景だった。

#雨の休日の過ごし方は、
大抵の場合は用事さえなければ室内で過ごしている。先日、サ.イフ.ォンを購入したので、今日は軽食を取る際に豆から挽いて珈.琲を淹れてみたんだ。やはり挽き立ての豆で淹れる珈.琲は格別だ。凡ゆる手間が掛かっているから尚のことかもしれない。
>珈.琲の香りに幸せを感じる。

#穏やかな午後は突如崩壊の一途を辿る。
ホットサ.ンドを焼いていたら、呼んでも居ないのに兄貴が手土産片手に乗り込んできた。本当に兄貴は我が道を行っているな…連絡もなしに押し掛けるし、メルマガと見間違うような手紙を送り付けてくる。昨日だって勝負だと勝手に条件や罰ゲームを考えてくる始末だ。付き合ってやれるのは俺ぐらいなものだ。本当に頭が痛くなる。結局、ホットサ.ンドも二人分作る羽目になった。折角、買ってきた本を読むのはまた先になりそうだ、兄さん。

#今日の兄貴は機嫌が良い。
雨の日の兄貴はいつも少し機嫌が悪い。肌に纏わり付く様な湿気が嫌いだと言うのが元凶なのだろう。上機嫌の理由を聞けば、お気に入りのメー.プルシ.ロップを入手した、と嬉しそうに答えた。
>今度は俺がパンケーキ焼いてやるからな!
そう兄貴は続けて俺に言った。その話はいつになるのか分からないが日頃振り回されてる分、その時はしっかりご馳走になろう。

#兄貴は最近よく最愛と話をするらしい。
昔はあまり互いの恋人に干渉しないという暗黙の了解の様な物が有ったが、最近はあまりない。以前、其れを破ったのは俺の方だったかもしれないが…どうだっただろうか。俺には兄貴の意図が分からない。ただ、気が合うのなら好きにさせる他ないだろう。

きっと兄貴なりに心配しているのだろう。
という事に今はしておくことにする。

#もうすぐ特別な日がやってくる。
長らく祝えなかった大切な記念日が2つ。最愛と俺が出会った日と二人が付き合い始めた(後に結婚記念日になる)日だ。昔は毎月欠かさず祝っていた。俺が連絡を絶ってしまった後も彼奴は一人で其れを祝ってくれていた。
>出逢ってもうすぐ4年になる。

来月は付き合って4年だ。
あの頃の俺たちと今の俺たちはどう変わっただろうか。話している内容はきっと大差ない。ただ、お互いの不器用さはやはり筋金入りだ。それでも少しずつ、互いに見合った向き合い方が出来てきたのかもしれない。相変わらずお前は気紛れな猫のような男だから、こうして変わらずに俺の側に居てくれるだけでもきっと奇跡だ。

今日は記念日ではないからな。
この礼は改めてにしよう。

今夜もお前の平穏な日々を願っている。
# Ich liebe dich.

381 :
06/19-18:26

#20180618 19:50 -Leben-
最愛に就寝のキスをして、朝出掛ける前にまたいってきますとキスをする。昔は当たり前にしていた事も、こうして時間が経つとこれが如何にとても幸せなことだったかということに気付かされる。そして、俺はお前に言っていなかった空白の時間の事を思い出し、酷く胸が痛むんだ。だから今夜はお前にちゃんと伝えたいと思ったが…連日の59務で彼奴は疲れが出ているように感じる。
>日を改めた方が良いかもしれないな。

本日の手記は此処までとする。

# Ich liebe dich sehr, Arthur.
# Und,Ich bin bereit, 
# jedes Schicksal anzunehmen.

今夜もお前の平穏な日々を願っている。
>Gute Nacht.

 - - -
>2018.06.20 02:15 
本棚を整理し2冊ほど新しく棚へ納めた。
すっかり冊数が増えてしまったが時が経てど各人が綴った大切な本である事は確かだ。本棚が足りなければまた作るだけのこと。いつかの思い出と共に読み返す分には罰は当たらないだろう。>>64

382 :
06/20-21:55

#20180618 21:55 -Leben-
>身体は全身水浸しだというのに酷く喉が渇く。
渇いているのは喉だけではない。俺の全てが渇いて仕方がない。冷えた身体が熱を求めている。一度、興奮状態になると身体の疼きが止まらなくなるんだ。きっと此れは闘いの歴.史の後遺症のようなものだと考えている。肌に張り付く前髪も服も何もかもが鬱陶しい。
#激しい雨音が更に俺の神経を逆撫でている。

シャワーヘッドから降り注ぐ熱が心地良い。
全てを洗い流す様に肌を伝う熱と雨音を搔き消す水音。湯気で曇ったガラスを手で拭いた隙間から覗いた鬱々しい双眸に重たい息を吐く。思考も興奮も全て排水口に流せてしまえたら幾分か楽になれるのかもしれない。気紛れで銘柄を変えたばかりのシャンプーの香りが鼻に纏わりついて離れない。
>此れは久々にハズレだったようだ。


#五感が尋常じゃなく研ぎ澄まされれば、
柄にもなく度を失いそうになる。凡ゆる感情という感情が血流の中を尋常じゃない速さで駆け巡るようだ。こんなにも自制が効かないとは、高価な薬でも投与された気分だ。この激情が治るまでは暫く眠れそうにない。無理に眠ったところで卑俗な夢に堕ちるのは明白だ。夢魔と情事など俺は御免だ。
>この精神の軟弱さに毎度の事ながら反吐が出る。

彼奴の首にでも噛み付けば、
少しはこの渇きも治まるかもしれない。


なんて…否、冗談だ。
今の俺は羊の皮を被った狼みたいなものだな。
彼奴の前ではやはり良き夫でいたいらしい。

取り敢えず何かハーブティーを淹れよう。
心を鎮めるにはカモミ.ールが効くはずだ。


#最愛に平穏な夜が訪れる事を願う。
# Ich wünsch euch alles Gute.
# Mag alles an dir, Arthur.

大事な話をするのはもう少し後にしよう。
今夜、お前と絡めた小指に誓う。
>お前が寄り添える場所にいるつもりだ。

久々に此方も更新しておく >>73

383 :
06/21-21:29

#20180621 21:29 -Leben-
明日59務に励めば一先ず休息が取れる。予報だと週末の天気はあまり良さそうではないが、休めるだけ良しとしよう。掃除はやるとして…何かやる事を探さないとまた時間を持て余してしまいそうだ。
>最愛ともゆっくり話が出来るといい。

#昨晩、最愛が唇にキスをくれた。
彼奴の元へ帰ってきて14日程経つ。その間に彼奴の方から唇にキスをしたのは昨晩が初めてだ。頬や瞼にされることも喉を噛まれることもあったが、やはり唇へのキスは俺の中では特別な位置にあって、昨晩の彼奴からのキスはとても嬉しかった。おかげで、おやすみと言った筈なのに暫く嬉しさと興奮で眠れなくなってしまったくらいだ。思春期の餓鬼みたいな有様だからここだけの話にしておくが…。
>心を鎮めるのにとても苦労した。

そんなことでと思うかもしれないが、
こんなことでも俺には十分過ぎるんだ。俺の気持ちが伝わっていると確信できたことも彼奴が触れる手の熱も、全て愛しくて仕方がないのだからな。


#本当にお互い不器用な性格だと感じる。

しかし、俺たちには其れが合っていて、この世/界で共に歩んだ歳月は確かに其処に根付いていたんだろう。雨風に晒されてすっかり土に埋まっていた様だが、確かに其処にあったんだ。腹を探り合い、噛み付き合いながら互いの存在を確かめた末に、漸く抱き締めた彼奴という体温があまりにも幸せに満ちていて、柄にもなく目頭が熱くなる。


>噛み付くのは愛情表現なんだ。
>お前も俺もよく似てきた。



アーサー。
お前の心が落ち着くまでこれからもたくさん話をしよう。どんなに他愛もないことでも構わない。お前とこうして話ができるだけでとても俺は幸せだ。
>Du bist mein Schatzt.

 - - -
 23:45
また一つ本が消えていた。胸を締め付けられる様な文面の其れに、俺は勝手ながらいつかの自分を重ねていたのかもしれない。もう直接言葉を交わす事も叶わないだろうからな。此処にそっと言葉を残す。そしてどうか、不器用な貴方の恋が報われることを願う。
Gute Nacht.

384 :
06/22-23:15

#20180622 23:15 -Leben-
予報外れの雨が常だった近頃の空と変わり、今日は予報通りの曇りが続いた1日だった。朝から忙しなく積まれる書類と予定になかった突発的な会議への強制参加、予定通りに行かない事が続くとどうにも苛立ってしまう。昼食を取っていれば、珍しく最愛から手紙が届いて俺は放棄しかけた冷静さを取り戻した。
>何をしても彼奴には敵わない。

#ゆっくり止まった時が動き出す。
遠く離れていた温もりが腕の中にある幸せを感じさせてくれる毎日に柄にもなく安堵している。最愛からの好きという言葉も温かなキスも欲してやまなかったものだ。だから、彼奴が感じている以上に俺は態度と言葉で気持ちを伝えたいと思っている。俺にとってArthurという存在が如何に特別かを伝えたい。
>口下手なりの努力をするつもりだ。


#空腹の猫には餌が必要だが、
#空腹の狼にも餌が必要なんだ。

アーサー。
俺にだって嫉妬心や独占欲がある。
お前が思っている以上に強烈なものだ。本当ならば控えめな痕を一つ残す程度では足りないんだ。悪い虫が付かないように、俺の嫁だと見せ付けてやりたいくらいだ。だが、一つだけ言っておく。一度足りともお前の浮気を疑ったことはない。家猫は帰る家を間違えないと昔、お前が言っていたからな。
>Gute Nacht, Bis morgen.


今夜もお前の平穏な日々を願っている。

385 :
06/23-22:50

#20180623 22:50 -Leben-
兄貴とローデリヒと三人で食事をした。久々に酒も用意しての席だったんだが長らく禁酒していた身体に入る酒は予想以上に美味かった。久々だからというよりは、酒が美味いのは楽しかったからに他ならないのだろうな。それにしても、相変わらず兄たちは恐ろしく酒が強い。顔色一つ変わらないんだから…あの人の肝臓の底が知れない。

今日は一日雨だった。
傘が手放せない季節だが俺の傘も長いこと使っているせいで水捌けがとても悪い、そろそろ買い替え時という奴だろうが気に入っていると手放し辛いな。防水スプ.レーでも試してみるとしよう。


#最近、最愛に触れる度に思う事がある。
俺は貪欲だ。何とか理性を効かせてはいるものの最愛に触れれば触れる度、もっと欲しいと願ってしまう。だが今はまだその時ではない。駄目だと言い聞かせながら自制している。俺の理性はいつまで保つんだろうか。彼奴に触れているだけで熱くなるとは…まだ俺も若いということか。
>空気の読めない身体が本当に嫌になる。

今夜もお前の平穏な日々を願う。

386 :
06/24-00:00

今日は記念日だ。
こうしてしっかり祝うのは、
久々になってしまったな。

お前を嫁に迎えて、
3年と10か月の歳月が流れた。

俺たちは老夫婦みたいな毎日を、
幸せだと笑って話をしている。
昔とまったく変わらないな。

それが如何に幸福なことであるか。
最近は痛いほど良くわかるようになった。

不器用な俺たちだが、
上手く向き合えているだろうか。

探り合うように交わした言葉が、
確かめ合うように触れる手に変わり、
ゆっくり互いの気持ちを思い出すように、
時間をかけて歩み寄り抱き締め合い、
そして愛の言葉を交わしキスをした。

お前の言動が、
俺の不安を全て搔き消していった。

#お前は俺の自慢の嫁だ。

心配性なくせをして自己犠牲ばかり払い、
自分のことには頓着がなくて、
何だかんだ他人に甘いがそれ以上に俺に甘い。
拗ねると目を逸らし噛んだり爪を立てて、
相変わらずキスをするのが上手い。
>いつだって俺の全てを攫っていくんだ。

アーサー。
俺は其の細胞一つ余す事なくお前を愛している。

代わりと言ってはなんだが、
俺の全てをお前にやりたいんだ。
この双眸も髪も肌も腕も脚も心臓も、
全てお前のものだ。

#彷徨える狼は明かりの灯る寝床へ帰った。
今夜も猫を抱いて眠ろう。
そして凡ゆるものから猫を守ろう。
>愛する猫が暗闇で彷徨わないように。


眠ってしまったであろう、最愛へ。
お前の冷たい夜に、
温かな夢と至福が訪れんことを願う。

>これ以上ない程にお前を愛している。
#Ich könnte dich nicht mehr lieben.
#Gute Nacht und Herzlichen Glückwunsch.

387 :
06/24-19:33

#20180624 19:33  -Leben-
最近、口を開けば天気の話ばかりしている。面白い話もこれといって特にないのが現状だが…あるとすれば、先日、酒に酔った針.鼠が二匹保護されたくらいか。針.鼠が酒に酔うご時世とは良い時代になったものだな。

今日も天気は不安定だ。
元より出掛ける予定のなかった午後は久々にクーヘンを焼いた。昔、最愛と一緒に食べたのを思い出して作ろうと思った。俺にとっては思い出のアプフ.ェルクーヘンだ。
>これで彼奴の淹れた紅茶もあれば最高だ。

#実際のところはそうもいかない。
俺たちは時間があるようで二人でゆっくりする時間というのは1日のうちでも僅かな時間しかない。一緒にクーヘンを食べるなど夢のまた夢に近い。結局、一人で食べ切れず兄貴にあげてしまった。あっという間になくなったのは言うまでもない。

#折角の記念日だから、
柄ではないが彼奴に花束を用意したんだ…長らく祝えてなかったといえど少しはしゃぎ過ぎてしまったな…俺はあまり花に詳しくないので、花屋に話しをして選んでもらったものだ。ついでに花言葉も添えてくれた。

お前は花に詳しいから、
聞いたことがあるかもしれないが…花は赤いのがアネモ.ネ『君を愛す』、ピンク色の変わった形の花がクル.クマ『あなたの姿に酔いしれる』、その周りに控えめにある丸い花がブ.ルーレー.スフラワー『無言の愛』だそうだ。今夜、お前にちゃんと渡せると良いんだがな…。

> Arthur, ich liebe dich.
今日もお前の平穏な日々を願う。

 ---
今夜は彼奴の帰りを待てそうにない。
朝、今日を祝えて良かった。
あの花は…まあ、またの機会にしよう。
Gute Nacht.

388 :
06/25-19:25

#20180625 19:25  -Leben-
昨晩、床に就いて休息を取ろうとして呼び出しを食らって朝まで執務室詰めにあった。上司の計らいで午前中のうちに帰宅できてよかった。最愛と休みが重なったおかげでゆっくり話をすることができた。
>良いこともあるものだな。

今日は彼奴にずっと伝えたかったことも話した。怒られることはなかったんだが…あんな顔をさせるつもりはなかった、といっても俺に弁明の余地はないな。彼奴との約束もある。もっと気を引き締めて59務に励まなくてはな。

それから先日の花束は自室の花瓶に生けることにしたんだ。そのままにしておくわけにもいかないからな。昔、菊から水に食器洗剤を混ぜると長持ちすると言っていたんだが…本当だろうか。試してみるか…いや、それで枯れてしまうのはな。しかし、菊の話だ…信憑性は高い。
>とりあえず少し調べてみるしかないな。



今日もお前の平穏な日々を願っている。

389 :
06/26-12:00

#20180626 12:00 -Leben-
最愛を抱き締めて眠る夜はとても穏やかだ。寝不足というのもあり眠りに落ちるのに大した時間はかからなかった様に思う。何時も目覚めは彼奴より早い。起こさぬ様にと彼奴の寝顔を見守っていると双眸が開き、朝の挨拶を交わす。
>穏やかな一日の始まり。

#今朝も暑くなりそうだな。
洗濯を干しながら焼け付く様な日差しに思わず腕捲りをした。出掛けるには良い日だが、生憎と今日も予定がない。愛犬の散歩ぐらいなものだろう。

#今日は兄貴も居ないし、
やっと先日に購入した本を読むことが出来そうだ。
また珈琲でも淹れるとしよう。

 ---
19:40
夕方に何やら騒がしいと思って外を見れば、突然の豪雨だった。

瞬く間に地を染めた雨は針金を天に向かって張ったかの如く、一直線に落ちていった。彼奴が濡れていなければいい、と思った。そんな事を考えていれば、電話越しにローデリヒに「また考え事か」と言われてしまった。

最愛という存在はしっかりと俺の意識に根付いている。其れはまるで心臓に絡み付くように根を伸ばし、血の流れさえも牛耳っている気がするんだ。

馬鹿げていると言われそうだが、誰かを愛するということはきっとこういう事なのだろう。この根が生き絶えたとき、きっともう俺は此処に立っていられない。

390 :
06/27-23:12

#20180627 23:12 -Leben-
>公園の傍に濃桃色の紫陽花が咲いていた。
菊の家では紫陽花といえば青色や薄紫色が多いようだが、フランシスの家では桃色や赤紫色の紫陽花が多く見られる。理由は土壌の水素イオン濃度の違いであるというのは世に存在する幾多の本が解説している通りだ。

#此れは先日に花屋で聞いた話だが、
花言葉というのはその花の色によっても意味が異なるらしい。折角なので紫陽花で調べてみたんだが、紫陽花の代表的な花言葉は『移り気』。青色や青紫色は『冷淡、高慢、辛抱強い愛情』、濃桃色のや赤紫色は『元気な女性』、そして、白色は『寛容』。色が違うだけで言葉の印象がこうも変わるのは面白い。紫陽花が別名『七変化』と言われる理由も頷ける。

鬱陶しい雨空に光が差すように濡れる紫陽花には、凛とした美しさがある。時が許すのなら、何も考えずに草木を眺めて過ごしてみたいものだ。世には紫陽花の名所が数多くあるらしい。
そういう場所へ足を運ぶのも良いかもしれないな。
>折角なら最愛と見に行ってみたいものだ。


何故こんなにも花に興味がいくのかと考えたが、
十中八九、彼奴の影響だな。

 - - -
 0:06
59務絡みで考え事をしていたらこんな時間になってしまった。考えども考えども、考えねばならん案件も目を通さねばならん書類も山積みだ…此れでは優先順位を決めるだけで骨が折れそうだ。気が付けば、日が変わってしまった…今夜も彼奴の隣で眠ろう。

>Gute Nacht, Arthur.

391 :
06/28-20:10

#20180628 20:10 -Leben-
最愛より先に家を出て、最愛より後に帰宅する。今日は俺の方が少しばかり早かったがな。思えば昔もこんな感じだったな。最近は夜に顔を合わせれば、お互い疲れた顔をしている。互いに59務が多忙なのだから致し方ないところではある。

1日のうちの僅かな時間でも最愛と話し触れ合うことができる幸せというのは計り知れない。不思議なことに向かい合って話しをするよりも、彼奴に触れながら話す方が素直に話し易くなる気がするな。不器用な俺たちにはこれが良いのかもしれないな。

彼奴と挨拶を交わす度に思うことがある。
>此処へ戻ることができて良かった、と。

あと数時間後には記念日になる。
大切な日だ。

#明日はお前と少しでも祝えたら嬉しい。

 - - -
本日、本棚を更新した。>>64
昔、俺の手記を純愛と称してくれた者が居たが…今は純愛というには程遠いな。
きっと『狂愛』の方がしっくりくる。

392 :
06/29-00:00

アーサーが俺の家の戸を叩いてから、
今日で4年の歳月が流れた。

この記念すべき日に、
改めてお前に想いを伝えたいと思う。

#4年前の今日、
俺が貼り出した記事に一番最初に声を掛けてくれたのがお前だった。当時から巡り合わせを大事にしていた俺は、あの日も一番最初に声を掛けてくれた奴とだけ話しをしようと決めていた。だから、あの日にお前が一番に現れたことが如何に後の幸福な日々に繋がったかと思うと、現実主義者の俺でさえ奇跡を信じてしまいそうになる。
>幾多の記事の中から俺を選んでくれて良かった。


#身体を重ねることから始まった関係だったが、
思えば身も心もお前でなければ満たされなくなっていた。あの時からずっと今までお前の言葉のとおり、俺はお前のものだ。それはこれからも同じだ。相変わらず俺はお前を独占的に欲している。
>お前の気持ちはどうなんだろうか。

どれくらい想っているかなどと、
そんな野暮なことを聞くつもりはない。

#長らく会えなかった時期もあるが、
今は昔と変わらずお前とこうして話しをすることが出来ている。手を伸ばせば届く距離にいつもお前は居てくれるな。そんなお前に俺は甘えてばかりだ。だからと言うわけではないが、お前が辛い夜は俺が側に居たいと思うんだ。頼ってくれと言ったところで、甘え下手なお前を困らせるだけだということは、長いこと側にいれば分かる。だから、俺はお前が凭れ掛かり易い位置に居ることにしよう。

#疲れたらいつでもこの肩を貸してやる。
#歩く気力がないのなら俺の背に乗ればいい。
#不安な夜は両腕でお前を包んでやる。
#その涙は俺が全部拭ってやる。
#全身で俺の全てはお前の為にあると示そう。


>愛している、アーサー。

心配性で不器用で甘え下手で、
頑固で懐古主義で頑張り屋で、
母親気質で猫みたいに気紛れで、
臍を曲げるとすぐに唇を尖らせる癖も、
翌日思い出せないほど酒に酔うと、
急に甘えたになるところも、
どんな姿もお前はお前であり、
何にも変えられない俺の大切な最愛の人だ。

俺にとってはお前の全てが愛しい。
俺はどんなことがあっても、
お前を嫌いになることは出来ないだろう。

#お前の愛はどんな猛毒より強く、
#如何なる呪いよりも強力だ。

その証拠にどんなに時が経ってもお前に魅了されている。4年も経てば慣れるものかと思っていたが甘かった。俺は相も変わらずお前の言動に一喜一憂し、時に脈を早く打っては必死に平静を装っている。

俺は独占欲も嫉妬心も強い上に、
最近はどうやら執着心まで強くなったらしい。
今も変わらずお前は俺のものだと言うなら、
どうか分からせてほしい。

これからも貪欲な狼に餌を与えてくれ。
猫を見ていると腹が減って仕方がないんだ。
>Kann ich dich essen?

#愛しい我が妻へ
#日頃の感謝と大いなる愛を込めて
矢車菊と同じ最高級の青色で彩って贈る。

これからも宜しく頼む。
もっと沢山の景色を共に見に行こう。

今夜はお前に贈ったAmullettの音色と共に、
腕にお前を抱いて眠ろう。
朝起きたら一番にお前に口付けて、
此の感謝を伝えたい。

#Arthur, Bist du glücklich?
>Ich bin sehr glücklich.
#Vielen Dank.
#Ich vergesse nie unser erstes Treffen. 
>Ich liebe dich sehr.

( 今夜だけ鍵は二人のものにしておこう )

393 :独◇
06/30-11:01

#20180630 19:49 -Leben-
>早朝から愛犬たちと散歩に出た。
既に光りを差す空は日が高く上がると暑くなりそうな陽気だった。公園の木々が青く、その向こうに見える雲は眩い白さのまま早足に空を流れていく。朝の風は気持ちが良い。これが数時間も経てば熱風に変わるとは思えない程だ。
今日は洗濯物がよく乾くに違いない。

昼下がりに何時もの様に兄貴が押し掛けて来た。
昨晩言っていた予定と今日の予定が全く違う事に困惑を覚える。無計画的な事は苦手だが、其れが通じる様な相手だとは思っていない。結局、兄貴に言われるがままキャンプ用品を積んで山へ向かった。

#ハンモックの気持ち良さは罪だ。
場所を確保して早々、兄貴は頑丈そうな木を探しながらハンモックの良さについて熱弁していた。確かに其の気持ちはわからんでもない、野外でのハンモックの心地良さは素晴らしい。

木陰で作業するとは言えど、この時期の火起こし作業は苦行の様な熱を放つ。しかし、火を起こさねば調理が出来ないのだから仕方がない。豪快に歌いながら野菜を切る兄貴を横目に俺は汗だくで火の管理をした。こんな日に男二人でカレーを作っている。何故こうなったのかと我に返った所で、兄貴にしか理由が見当たらず、俺は黙って己に割り当てられた作業をこなした。

#クーラーボックスには冷えた炭酸飲料。
酒でもあれば更にテンションも上がったことだろう。組み立て式のテーブルには出来上がったカレーとパンとヴルスト3種。炭酸飲料で乾杯して其れらを食した。こんな休日も悪くないと思ってしまうところが、兄貴に甘いと他者に言われる所以なのだろう。

>見上げれば空もすっかり夏模様だ。
>また最愛とも出掛けたい。

394 :
07/01-20:21

#20180701 20:21 -Leben-
>今日の天気も快晴だった。
昨日は外出したため、今日は自室で肉体を休ませることにした。珈琲を飲みながらパソコン内のデータを整理していたが、やはりデータと言えど思い入れのあるものは捨て難い。結局、大してデータ容量が軽くなることはなかった。

#今日から7月が始まった。
季節はすっかり夏に移り変わったらしい。気が付けば今年も半年が過ぎていた。長く生きていると時間という概念が欠落してくるものの世が季節を語ると気付かされる。今年の夏は何があるだろうか。
>何か楽しみを作りたいものだ。


休日に最愛が居なくとも、
俺は変わらず彼奴のことを考えたりしている。最近は恐ろしい位にとても穏やかな日々が続いている。挨拶を交わし、頬や髪に触れ抱き締め、そして、キスをする。理性と本能の狭間で揺れる事もあるが、今は理性が以前にも増して優勢といったところだ。

#最近はよくフランシスに茶化される。
フランシスは話のネタを見つけると、まるで弱味でも握ったかの如く絡みが増える分かりやすい男だ。特に人の恋路に首を突っ込みたがる上に、惚気話を聞かせろ、などと非常にタチが悪い。俺がその手の話をするのが苦手なのを知っていてこの有様なのだから、本当に困った奴だ。そのくせ自分の話になるとはぐらかす。全く何がしたいのだろうな。


>惚気話をするのは苦手だ。
>気恥ずかしい上に無性に彼奴に会いたくなる。

395 :
07/02-20:41

#20180702 20:41 -Leben-
夏の訪れを感じると最愛と菊のところの夏祭りへ行った時のことを思い出す。あの時に買った風鈴は今年の夏も良い音色を奏でてくれる事だろう。また彼奴の浴衣姿が見たい…と言ったところで、夢のまた夢に近い。もう少し俺たちに時間があれば良かったのだが、いつからこんなに時に追われる様になったんだろうか。
>もう思い出せないほど前のことのようだ。

#少し前に最愛の手記が上がっていた。
開いて早々に図星を突かれたが…好きな奴の手記なのだから期待もする。何より純粋に嬉しかったんだ。悲しみばかり綴らせてしまった本の頁を漸く彼奴が開く気になってくれたことが。其れに俺は彼奴の手記の愛読者の一人だからな。端から期待しないはずがない。
>此処で敢えておかえりと言っておこう。

#俺の手記はもうすぐ此の手記も400頁になる。
400頁目の使い道を色々考えたのだが、久々に"彼奴と向き合うための5つの考察"をしようと思っている。バトンというのも案として出したものの、今は此処での交流は全くしていないからな。初心に返って彼奴のことを考えたい。

最近では最愛と共に眠りに就く日が増えた。
腕に抱き締めると彼奴は決まって肩に額を寄せる。だから就寝前のキスは髪に落とす。彼奴を感じながら眠る夜はとても穏やかだ。俺は眠りの浅い彼奴が少しぐらい深く長く眠れたらいいと願っている。

>Gute Nacht.
>今夜もお前の平穏な日々を願っている。

396 :
07/03-22:56

#20180703 22:56 -Leben-
どうして毎日長々と手記を綴れるのか、とフェリシアーノに聞かれた。何故と問われて考えて見たのだが、特に理由は見当たらないんだ。自分が思うことを書き殴っていたらこうなっていた。話が尽きることはないだろう。少なくとも俺は最愛についてなら幾らでも語ることが出来る。内側から湧き出る水の如く、彼奴への想いが溢れてくるんだ。
>心から愛するとはそういうことなんだろうな。

#また明日。
度々、彼奴はおやすみの言葉に「また明日」を添える。昔は言ったことがなかった。長い空白が彼奴にこの言葉を言わせているのだろうか、と無駄かもしれないが考えてしまう。また明日の後に続く言葉が「会いたい」なのか「会いに来て」なのか…というのは流石に俺の自惚れになってしまうな。俺はまた明日も変わらず彼奴に会いたい。だから俺はその想いを込めて「また明日」を返している。
>また明日もお前におはようが言えるように。


#今宵は直接おやすみと言えそうにない。
来週まではそんな日が増えるかもしれない。せめてお前の寝顔に口付けてから眠りたい。お前が目を覚ます頃にはきっともう俺は59務へ出掛けているだろう。どうしてこうも時間は俺たちを裂きたがるんだろうな…触れたいと願えば願う程、指の隙間から摺り抜けていくようだ。この世には好きだけではどうにもならないことが多すぎる。

>Gute Nacht, Arthur.
>Ich liebe dich.

今夜もお前の平穏な日々を願っている。

397 :独◇
07/04-20:30

来週までは忙しくなりそうだ。
故にRT形式で手記を綴る事とした。
( 乱入については最愛のみ可能とする )
---
#201807042030
朝から雲が空を走る1日だった。室内でも分かるほどに風が強くなってきた。今日は最愛と少し話すことができそうだ。きっと今夜はとても良く眠れることだろう。それから、忙しくなる前にあの話をしておかないとな。
#201807050918
束の間の休息を取るため隊を離れた。もう雨は止んだようだ。きっと今日も暑くなる。彼奴のところはどうだろうか。少しぐらい過ごしやすければいいんだがな。
#201807060015
日は変わってしまったが漸く帰宅だ。もう遅いから彼奴へ声を掛けるのはやめておこう。雨の騒がしい夜は彼奴の見る夢が穏やかであれば良いと願う。Gute Nacht,Arthur…また明日。
#201807062238
明日は菊のところでは七夕という風習があるらしいな。長方形に願いを書いて笹の枝に飾る。俺のところのMeibä.umeを思わせる見た目だな。折角だから俺も何か願いを書こう。「今年は少しでも長く最愛と時を共に過ごせるように。」と…(天に向かって伸びた枝へ短冊を結び付け)…他の奴らは皆、何を願うんだろうな。
#201807062353
今夜は日を跨ぐ前に眠れそうだ。彼奴を抱き締めて寝れたならきっと良い夢が見れる。
Gute Nacht, Schatz…また明日。
#201807080603
また無駄に早く目が覚めてしまった…彼奴の寝顔でも見ながら二度寝の機を伺うか。こうして彼奴の目覚めを待っているのもいいかもしれないな。

398 :普(乱入)
07/09-20:36

#Hallo,alle miteinander!
此処の主のルッツじゃなく兄貴の孤独普ことギルベルト様の登場だぜ。何気にこれが初乱入だったりする。あ、ちゃんと乱入許可証は持ってるから安心しろよ(お手製の許可書ぴらりーん)。

ルッツじゃなくて気落ちした諸君、そして、嫁の乱入じゃなくて盛大に気落ちしただろう我が弟よ。
とりあえず俺が悲しむから口には出さないでくれ。

今日、俺が初乱入を決め込んだ経緯から話すと長くなるんだが、簡潔明瞭にざっくり話すとこうなる。
>『俺は明日から旅に出るが、ルッツが忙しくて話が出来ないから伝言を残す。』

つっても秋には一旦戻ってくるんだけどよ。
なぜなら、秋のビール祭りがあるからだ(ドーン)。

あ、旅立ち前夜にお前が59務に明け暮れて居ねーから。
俺はお前の嫁を独占してる!
>ざ ま あ み ろ 。
#(お前の帰宅の頃に俺はもう居ないので今回のジャーマンスープレックスは回避が決定しているので悪しからず)
俺が帰宅してまだ覚えていたら甘んじてアイアンクローぐらいは受けて…っと見せかけて、俺はマ●リッ●スばりのエビぞりで回避してやるつもりだ。

あと何伝えようと思ったか忘れちまったな…

えーっと…お、そうだ。
ルッツとアルト(嫁)が結婚したって聞いたのに俺としたことが結婚祝いやってねーよな。いや、お前の家から俺が居なくなったことが結婚祝いか…?あ、今のなし。自分で言って悲しすぎたわ。別に贈らなかったわけじゃない、ってのを兄貴としての名誉のために言わせてもらうが、俺が『夜のお戯れセット』を贈ろうとして全力でルッツに断られたから、いろいろ考えてるうちに忘れた。
#やっぱり忘れてたわ、俺。

ま、まあ…忘れてたのは本当にスミマセンデシタ。
けどちゃんと思い出したから誉めてくれ、偉いだろ。な?

というのも、
こないだお前と酒飲みながら話したときにビールが入ってルッツさんが上機嫌で、

>盛大に嫁について惚気てたから
>盛大に嫁について惚気てたから
(大事だから2回言う、そして嫁に届け)

お前らがもうすぐ結婚して4年だということについて、
俺の素敵なお耳にタコができた。
年内は忘れねーと思う。

お祝い代わりに、
『ギルベルト厳選お菓子詰め合わせ』
を送りつけてやるから二人で仲良く食べろよな。
ちなみに俺のポケットなマネーを使ったから、
そのうち季節外れのサンタさんがルッツの家の戸を叩くだろう。
あ、暑苦しいのは見た目だけだから安心していい。

デートでもしながら仲良く食せ。
そして、チョコが溶けてたらすまん。
気候のこととか諸々、俺としたことがあんま考えてなかった。


俺からの伝言はこんなとこか。

これから暑くなるししっかり飯を食えよ。
あと適度に水分を補給すること!
寝るときはしっかりベッドでおやすむこと!
それから腹を出して寝るな!

>嫁は大事にしろよ。
上の4つは多少テキトーでもいいけどこれはちゃんとやれよな。
あんまり悲しませたりすんじゃねーぞ。

ルッツが嫌になったらいつでも俺のところに来ていいんだぜ、アルトちゃん(にやにや)

面白いことあったら教えてやるから待ってろよなー。俺の初乱入は以上!

#Tscheus!
#Ich bin kurz weg.

399 :
07/13-21:04

#20180713 21:04 -Leben-
59務多忙につき数日ほど不在だった。
訳あってその間は最愛へ連絡を取ることも出来なかった。少しぐらい顔を出せたらと甘いことを考えたものだが、彼奴に予告していた通りそれは叶うことはなかった。これで三日間の休息を取れる…放ったらかしてしまった猫の機嫌を取らなくてはな。今夜はやっと温かいベッドで彼奴と眠ることが出来そうだ。
 - - -
>>346 へ私信を3件追加した。
 - - -


#人の感情は、
波紋の如く周囲の人間へ伝染するように思う。其の影響力は喜びよりも憂いや悲しみの方が強い。これは俗に言う感情移入というものだろうか。過去にある生命倫理学者が論じていた。そして、その影響力は物理的に近くにいればいるほど強いものの、間接的であっても見聞きすることで少なからず影響を与えるそうだ。此れは過去にある行動学者が論じたことだ。

>きっとこれは人間に限った話ではない。
此処にいる92たちもまた似たようなものだ。


#此処からは実体験も交えた話だ。
前記の状況に陥るにあたって、俺は肉体的に疲労が蓄積された状態の時、精神に増大な影響を受けるという経験が多々ある。俺は比較的理性も精神力も安定していると自負してはいるが、それでも駄目な時は駄目だ。

自分の事でありながら、
時に精神を律することが困難である時も存在する。
>それは一人では到底太刀打ちできない状況だ。

しかし、
そんな時支えになるのもまた感情を有する者だ。
それはただの人ではない、その者にとって" 特別な人間 "だ。


俺で言うところのアーサー、つまりは最愛だ。
彼奴の知らないところで彼奴という存在がどんなに俺自身を救っていることか。彼奴と交わした約束が俺を支え、強くしていることは間違いないだろう。

だからこの数日間も乗り切ることが出来た。
正直、肉体的にも精神的にも疲労困憊だった。
感謝を言われるようなことはないと彼奴はきっと笑うだろうが、それでも俺は最愛に感謝したい。

これで少しは彼奴とゆっくりできるだろう。
早めに来月の話も少しずつ詰めていきたい。

#Ich liebe dich sehr.
今夜もお前の平穏な日々を願っている。

64 :
10/02-21:42

#Bücherregal(本棚)#
不都合が在れば遠慮なく言って欲しい。
(2018.08.04 Aktualisierung-更新-)

Familie
>>>3814 最愛( 空腹英 )
mbb.whocares.jp 二人の場所
mbb.whocares.jp 兄貴+a ( 孤独普 / kotori )

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>>>4330


Jubel für gute Arbeit und Besten Danke.
>>>3032
Gute Nacht.
 3837  3798  3854  3842  3919  3898
 3969  3589  3915  3976  3956  4034
 1633  3769  3159  4013  4300  4323
 4306

--
これは余談だ。
言葉は芸術であり、知識は武器である。
また生きる事は最大の義務である。

それを統べる日記は手記であり戦記だ。
と、俺は思っている。

全ての筆者へ
感謝を。

--








以下は秘書置場
mbb.whocares.jp 
[R20] 俺の艶事指南書 / PW:0509

176 :
01/20-21:16

##2015.03.08 15:20 - up ↓
>>>3865
じゃがいもぱんけーき50人分 の波へ
先ずは本棚入りVielen Dank.
手記を綴り始めた当初から密かに読ませてもらっていたが、最近では恋人も加わって益々彩りがあって温かいな。楽しませて貰っているぞ。此れからも二人に幸福が降り注ぎ、此れからも惚気も含め、沢山の言葉で手記が溢れることを願おう。

>>>3919 シエスタ依存症の南☆伊へ
私信Danke.時間が有れば、俺もゆっくりシエスタしてみたいものだが…何分、やる事が多くてな。中々時間がない。機会があれば、是非ともシエスタスポットを教えてくれ。

##2015.05.08 23:55 - up ↓
>>>3955 斯くて今宵も の米へ
本棚入れ返し及び私信Vielen Dank.
沢山ある語彙の中からお前が選び出す言葉一つ一つには、繊細で有りながらも相手を想う力強さを感じる。お前と恋人との温かな関係が微笑ましい。これからも二人の元に沢山の幸福が降り注ぐ事を願っている。こちらもこれからもお前の手記をこっそりと覗き見させてもらう。

##2015.06.15 23:25 -up ↓
>>>3589 Powpowpancake! の米へ
本棚入れ返しVielen Dank.
お前の手記はなんというかカラフルだな。言葉に彩りがある。賑やかかと思えば、静寂の中にインクを一滴垂らしたようなものもある。だからつい手に取って読んでしまうのかもしれないな。これからも覗かせてもらうつもりだ。

>>>3976 セ/界×神=俺 の米へ
本棚入りVielen Dank.
お前が以前に、強く願うと予想以上のものが引き寄せれる、と手記に綴っていた言葉に強く共感を持った。全くもってその通りだ。人や92の想いは強ければ強いほど大きなものを引き寄せるのかもしれないな。これだけでは無いが、お前の手記には考えさせられる。何やら最高の出逢いがあったようだな。其れは良い事だ、此処に祝福をそっと添えておこう。

208 :
02/21-21:25

#20150221 21:25  - Leben -
週明けから今まででは比にならない程に59務が忙しくなるらしい。気が重いが致し方無いな。彼奴だって忙しいのだから、俺ばかりが気を落としている場合でもない。いつの日か落ち着いたら、二人でゆっくり出来たら良いな。
-----
今日は彼奴が59務で居ないのも有り、午前中は予定も無くただ自宅でD_VDを見ていた。久方振りに「白/鳥の/湖」を見たのだが、やはりわからない事がある。
#ロットバ/ルトは何故オ/デットを呪ったのか
過去に様々な書籍を漁ったのだが、結局解らずじまいだった。ロットバル/トと言えば、アルフレッドの所でやった舞/台の衣装が凄かったな。「お前ならデ/ザインタイツ無しで出来るな」と兄貴に言われたんだが…タイツ無しのあの草の様な飾りだけでは…いくら何でも卑猥過ぎる。第一、俺がそんなものを着る必要性は全くない。





>今更ながら、
手記の表題からも呼び名が付けにくいという事に気付いた…と言うよりは、兄貴から指摘を受けた、と言った方が正解だな。
#Ringwanderung
リングワンデルングは確かに呼び名を付けにくいな。兄貴が考えてくれたものは幾つかあるが「リン独」「R独」「輪形独」…「遭難独」しまいには、自分で勝手に始めておいて「考えるの飽きたぜ」と放棄する始末。相変わらずなんてマイペースな人なんだ。結論として呼び名はまだ無い。考えるつもりもない…最も俺はこの手の事はセンスがない。

262 :
06/16-00:35

##2015.06.16 00:35 -up ↓
>>>4007 DIARY の英へ
本棚入り及び私信 Vielen Dank.
大した事は書いていないが有難い言葉だ。数字の記事もしっかり読ませてもらった。とても興味深い内容だった。やはり数字の世界は面白いな。それから、俺は日頃ビールを常温保存しているんだが、冷たいビールが飲みたい時には、キッチンペーパーを巻いて冷凍庫に10分ほど入れて冷やしているぞ。水分蒸発したものが気化熱を利用して冷えるのだから、理には適っているようだが、あまり長く放っておくと炭酸ガスを含んだまま凍結され体積が増して缶が破裂するそうだから、くれぐれも取り出し忘れには注意した方が良さそうだ。兄貴がそれでかなり缶を膨らませていた。長くなったが、お前の恋人を思って書いた頁も読ませてもらっている。惚気も含め、沢山の言葉でこれからも手記が溢れることを願おう。

>>>4017 ことりめもver.R の普へ
先ずは本棚入れVielen Dank.
貴方の手記は最愛への愛で溢れているようだな、読んでいる此方も温かくなる。貴方とその最愛の日常の姿を見ていると、昔の俺の兄貴を思い出すようで何処か懐かしいのが不思議だ。これからも二人に益々の幸福が降り注ぐ事を願っている。

##2015.07.11 12:10 -up ↓
>>>4025 Hideout di coniglio の南/伊へ
遅くなってしまったが、本棚入れVielen Dank.
お前の手記はお前の旦那と合わせて読ませて貰っている。仲睦まじい姿に此方にまで幸福を分けて貰っている気分になる。お前の旦那のAAの完成度の高さには感服した、とだけ伝えておこう。これからも読ませてもらうぞ。

>>>4007 DIARY の英へ
手記の表題をどうしようか迷っていたら、元に戻ったので此方で記載させてもらった。気化熱など普段生活する上ではあまり関わりのない言葉だからな。ああ、俺の兄貴は最近出戻ったやや残念脳な兄貴だ。それから、手記を読んでいて思ったが…最愛の一言言うのは、やはり大きな影響力があるよな。とても共感した。また、機会があれば話掛けてくれ。俺もそうさせてもらう。

>>>3950 コイツがやりました の西へ
南/伊宛にするかどうか悩んだがバトンの礼を言いたかったから、お前宛にさせてもらった。バトン感謝する、まさか俺に回ってくるとは思っていなかったから正直驚いた。お前の手記はお前の恋人と合わせて読ませて貰っているぞ。どちらかといえばR/T方式の手法のようだからな、時間が出来ると結構な確率で読ませて貰っている一冊だ。これからも沢山の惚気で溢れることを楽しみにしているぞ。

283 :
07/11-06:00

##2015.07.11 12:30 -up ↓
>>>2316の照り繭 の英へ
此処に私信を書く行為に今更感が否めないがバトンの回答をしてもらった礼はきっちりさせてもらう。お前の俺に対するイメージが筋肉なのがより解りやすく書いてあったな。これからも奇跡の弄られキャラの道を邁進してくれ。お前以外に極められる奴はいなさそうだからな。今更ではあるが…飲み仲間だしな、これからも宜しく頼むぞ。

種無しの兄さんへ
完走しているという事で敢えて番号は付けなかった。貴方の恋人へ対する想いは俺の理想に近いと思うんだ。ただ、其れを実践出来るかは別問題だが、恐らく努力したところで俺がそうなれるとは思えんからな。兄貴らしからぬ酒飲めない体質らしいので、次はカフェオレぐらいは注がせてもらう。また、恋人の話でも聞かせてくれ。
>追伸、改めて言うが俺もス/カト/ロは苦手だ。

宿無しの仏へ
遅くなってしまって本当に申し訳ない。事情は>>284の通りだ。グミ好きの仏といって伝わるといいが、俺もグミは大好きだ。特にH/ARI/BOは昔から家に一つは買い置きしてあるくらい好きでな、ラインワ/ンドという種類のものはまだ食べたことがないが、見つけた際は是非食べてみよう。最愛の事と他愛もない日常ぐらいしか綴ってない手記だが、お前の目に止まったことを嬉しく思う。また機会があればいつでも声を掛けてくれ。

346 :独◇
09/28-23:59

##2015.09.28 23:59 -up ↓
>>>4063.75 種無しの兄さん
唐突に始まったパロディだったので此の場を借りて俺から事の経緯について補足しておく。俺がユーモアのある手記を書けないということを言ったことが事の始まりだ。逆に、種無し兄さんは、洒落た言葉を言ってもしっくりこない、という話になり、俺の手記のある頁を兄貴が模したとこ、照れ隠しが過ぎてあんな形になった、というわけだ。つまり、何が言いたいかというと、
>故に兄さんの記事に苦情は無用だ。
( 小石ぐらいなら投げても喜ぶかもしれないが )

##2018.06.10 21:02 -up ↓
手紙をくれた日へ
先ずはただいまと言わせてくれ。まだ俺を知っている奴が居たとは正直驚いた。更に手紙まで貰えるとは、とても嬉しく思う。And/esのミントチョコは俺も好きで、一時期常備していたこともある。最近はC/arlettiのオレ/ンジステ/ィックチョコを常備している。機会があれば是非食べてみてくれ。返信不要、とのことだったが、せめて礼だけでもと思ったんだが少々長くなってしまった。お前も体を壊さないようにな。
>Vielen Dank!

##2018.06.13 21:55 -up ↓
>>>4275 ヒーロー活動録の仏へ
先ずは本棚へ入れ返しVielen Danke.
仏も米も各々に多忙なようだが日々綴られていく日記の細やかな部分から気持ちの面で想い合っているのが感じられて微笑ましく思って読ませてもらっていた。烏滸がましくもお前たちがゆっくりと共に時間を過ごせる日が早く訪れることを願っている。

>>>4306.19 Remember the Timeの英へ
先ずは本棚へ入れ返しVielen Danke.
折角私信を貰ったというのに挨拶が遅くなってしまってすまない。手記や彼奴との関係性についてそう直接言われると少々気恥ずかしさが勝るな。お前たちの愛溢れる手記を俺が出戻った当初から読ませて貰っていた。米はなかなかに多忙なようだが、多忙なりに言葉を残している姿は正にお前に対する愛の現れなんだろう。一人で手記を綴る身としてはそう言ったやりとりはやはり羨ましいものだ。挨拶が遅れてしまった詫びというわけではないが俺たちが昔やった恋人向けのバトンというものがある。最後に記事を付けておく、気が向いた時にでも二人でやってみてくれ。では、長くなったが此れからもお前たちの関係が幸福で溢れることを願っている。
>>150  過去の頁からで申し訳ないが大恋愛バトンというものだ。是非活用してみてくれ。

> 旅に出て行った兄さんへ
今し方、不覚にも兄さんの乱入頁を開いて貴方の思惑通りガッカリしたところだ。俺が不在の間、アーサーが世話になったようだが…いや、彼奴が兄さんの世話をしたの間違いだな。仲が良さそうで何よりだ。だが、最近は少々悪戯が過ぎるように思う。兄さんの其れは今に始まったことではないからな…滅多なことでは俺も動揺しないが彼奴に関しては別だという事は認めよう。しかし、其れを面白がる貴方も貴方だ。彼奴への過度のスキンシップは厳禁だ。此れは俺からの警告だ。貴方にとって俺はまだ小さい頃のままかもしれんが、見ての通り、もう体格は兄さん以上だ。兄の貴方とて容赦はしないからな。
今更になるが、旅の道中気をつけて。
#Gute Reise.